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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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・・・そうか、こういうパターンもあるのか。

せっかく先発ピッチャーが試合を作れた。
作るどころか、今日のサンチェスは管理人が見た中で最高の出来だった。あれだけ投げてくれれば文句ない。

だけどこうなる。
2戦目までがあまりにひどかったから、僅差で進むスコアに変に満足してるうちに気が付けばこうなる。これを実力差と言われたら管理人も黙るしかない。

でもな、これで諦めるなら、もう明日は試合を見なくていい。
斜に構えてどうせダメだみたいに見てる皮肉屋が一番カッコ悪い。見るなら信じろ。信じないなら見るな。
管理人はまだ明日を信じる。管理人は生粋のジャイアンツファンだ。
片目を潰されあばら骨を折られ、内臓器官をぐちゃぐちゃにされても、それでも怯まず戦い続けた煉獄さんのように、命が尽きる最後の最後まで決して決して諦めない。これが管理人の生き方だし、そうでないと広島駅までわざわざ激励に来てくれた長野さんにも申し訳が立たない。


繰り返す。
諦めたヤツはもう試合を見るな。明日はくだらない地上波でも見てろ。
試合を見るなら命の輝きを信じて願え。盟主の誇りを忘れることなく選手と共に戦え。

管理人の携帯は25年前からずっとau、昔からハゲオーナーとソフトバンクは大嫌いだ。そういうヤツだけ共に戦え。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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強いな。
わかってはいたけど強いな。


過去に何度か書いたことだけど、野球ってのは、サッカーや他のスポーツに比べてジャイアントキリング、いわゆる番狂わせが起りやすい。

それはなぜか?
先発ピッチャー一人に因る部分が大きいからだ。弱小チームでもすごいエースがいて完封完投で勝つこともあるし、強豪チームでも先発が序盤に崩れて負けることもある。
強い方が必ず勝つ訳じゃないから、優勝するチームでも勝率は6割程度。つまり5回に2回は負ける訳だ。

だから相手が強いことを理解しながらも期待した。
何かが起こればと夢を見た。
でも結果はこうなる。揺るがない圧倒的な力量差があって、一つ二つの要素でどうにかなるような状況じゃなかった。

それに、こっちも反省材料が多い。
ジャイアンツの勝ちパターンは先行逃げ切り。伝統的にそうだし、今年の勝率的にもそれはハッキリしてる。短いイニングになろうとも先発はなんとか凌がなきゃいけない中で、今日の今村のザマはいったいなんなんだ。そもそも、なんで2戦目が今村だったんだ?
他にも鍵谷のボーク、大竹(炭谷か?)のみっともないエラー。強い相手にこっちがミスしてたら話にならない。

3戦目はきっとサンチェス。状況の理解が日本人よりは劣る分、逆にいいのかもしれない。サンチェスにすればそれほどジャイアンツに思い入れもないだろうしさ。
交流戦で非常に苦手にしてる福岡ドーム(なにがペイペイドームだ恥ずかしい)なのは更なるマイナス要因だけど、それでも前を向いて戦わないと。煉獄さんも言ってたろ、心を燃やせ、歯を喰いしばって前を向けって。

このまま終わるなよ。
そして、見てるだけのヤツが勝手に意気消沈するな。大舞台でこんな負け方をした選手はもっとつらいんだ。原は腸が煮えくりかえってるはずなんだ。
どれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。管理人の心はまだまだ燃えている。


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負けた。
ポジる要素がないような負けにも見える。
管理人もイライラしてだいぶ酒量が増え少し暴れたw

だけど、しっかり地に足が付いて、臆することなく戦えてるように見えたのもまた事実。こういう感覚は頻繁に試合を見てないと伝わらない。
去年のシリーズは、相手にビビり、打てないだろう打たれるだろうのまま、あれよあれよという間に4つ負けた。唯一4戦目だけ空気が違ったけれど、3試合は「お客さん」のまんま戦い破れた。

それに比べると、千賀のフォークをしっかり見極めてた打線には意図を感じられたし、12球粘ってみせた大城みたいに執念も感じられた。打線は概ね通常通りであまり心配しなくてもいいように思う。

ただし髙橋。おまえはダメだ。
管理人はこいつのオドオドしたボクちゃん顔が大嫌いなのだけど、昨日も本当にイライラした。舞い上がって打たれてアワアワしてるならもう出てこなくていい。

初戦は智之で取る気でいたから、言うまでもなく痛い敗戦。計算が狂ったことも否定しない。
おまけにどういう訳だか今日の先発予定は今村。どう考えても頼りない人選に見える。普通に考えたらどう見ても不利だ。
だけど怯むな。引くな。気持ちで負けたら負けだ。引かず怯まず、諦めることなく戦い続ければ勝機はある。我々はテレビの前でそれを信じる。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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約1年ぶり。
十年以上に渡って年間10回以上訪れた東京ドーム。遂に今年は一度も行かなかった東京ドーム。
勝手知りたる我が家に一年ぶりに行ってみた。

懐かしさを覚えながら十数年の記憶に思いを馳せ、身体を流れる血が赤からオレンジ色に変わるのを自覚する。



優勝グッズも買った。少しだけど買った。

なぜ少しか?

我が大正義巨人軍にとって、優勝とは日本一のこと。
リーグ優勝はもちろん価値のあることだけど、言ってみれば他球団にとってのAクラスみたいなもの。なって当然、そこにそれほどの意味はない。
日本一になったら山ほど買い込んでやるさ。

・・・管理人は目が覚めた。

負けて当たり前?
ふざけるな。


負けねえよカス。なめんじゃねえ。



あと4つ。

ホークス、待ってろよ。





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さあ、予想通り今年も相手はソフバンさんに決まった。
「去年のリベンジ!」と威勢よく気勢を上げたいところだけど、見るからにソフバンさんは充実していて、逆にこちらはガタガタのガタガタで心許ない。


10月初めくらいから薄々みんなが感じていた不安は現実のものとなり、勝ち試合を任せられるリリーフがいなくなった。
デラロサ大丈夫か、なんて半笑いで言ってたのも今や昔。この分じゃ確実に勝ち試合には出せない。九分九厘来年はいない選手だと思うし、信頼感といい存在感といいデラロサとなんか心中したくないのが本音。
大竹も遂に調子戻らず。田口はまるで話にならない。
中川は戻ってくるようだけど、ぶっつけ本番じゃ1イニング丸々のセットアップは怪しい。今の大江みたいな使い方で、例えば柳田相手にワンポイントみたいな起用がいいとこじゃないかと思ってる。
唯一の希望は高梨、それとワンランク格上げで鍵谷だけど、二人ともパリーグ出身なもんだからソフバンさんにはデータが豊富にあるだろう。既に研究され尽くして丸裸にされてる気がする。

ハッキリ言うと非常に不安だ。
菅野や戸郷が好投してリリーフに繋いでも、誰が投げても捕まるように思うし、そもそも誰に繋ぐのが正解なんだか原も宮本もわかってない気がする。

でも、もうあれこれ考えてる時間はない。今ある戦力でやりくりして戦うのみだ。
先発は4人いれば十分、菅野、戸郷、サンチェスまでは決まりで、残りを畠、高橋、今村で争う状況。ということは、つまり3人のうち2人はリリーフに回せる。もう四の五の言ってる状況じゃないんだから、少しでも調子のいい選手を柔軟に使っていかないと勝ち負け以前にまず試合にならない。昨日みたいにデラロサ失点、大竹失点、田口失点とかやって逆転負けじゃ笑い話にもならない愚の骨頂だ。この3人はベンチにいれる必要すらないと言いたいとこだけど、敗戦処理班も想定しておかないといけないわな。

まあ、泣いても笑ってもあと一週間。来週の今ごろにはドキドキでプレイボールを待っているはずだ。
幸いにして下馬評はソフバンさんの圧倒的有利。また4連敗なんじゃないかなんて意見も決して少数派じゃない。そういう状況の方が気持ち的にはやりやすいのもまた事実。
全ての鍵を握るのは言うまでもなく智之。初戦に相手をキリキリ舞いさせるくらいのピッチングができれば何かが変わる気がする。

今こそ燃えろ、全てを出し切れ

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宮國については、ここ数年何度も何度も取り上げて記事にしてきた。
左側のサイドバーにある検索窓から「宮國」でブログ内検索をしてもらえれば、主力選手でもないのに自分でも驚くほどたくさん記事が出てくる。
つまり、それだけネタにしやすかったというか、キャラの立った選手ではあった。

先発や勝ちパターンだと振るわない。気の弱さ、優しさがマウンド上で露骨に見え隠れする。
ところが、敗戦処理の場面になると持てるポテンシャルがいかんなく発揮される。新人の頃を髣髴とさせる切れ味で、キレイにアウトを積み上げていく。

ということは、巨人阪神みたいな注目度の高いチームより、観客も少なく報道の扱いも小さいチームの方が向いている。そうも言えちゃうよな。
優勝争いにも縁遠く、スタンドもガラガラの球場で投げた方が宮國の力は出るように思う。実名挙げたら悪いけど、ヤクルトやオリックスならいい仕事できるんじゃないかな。投手の弱い西武なんかでもいいかもしれない。敗戦処理で投げてる時の球は十分に一軍レベルだったもの。

そして、昨オフに背番号が大きくなった選手のうち、田原と宮國が切られ鍬原は育成に。
わかりやすいラストチャンスを掴めなかった者には容赦なく非情な現実が待っている。
華やかな世界は、裏を返せば明日なき世界。まだ宮國がその世界に残れるように。ジャイアンツ屈指の女性人気を誇った優男の今後に幸あれ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ここはゴールじゃなく通過点

・・・建て前ではよく耳にする言い方だ。


だけど、実際のところ2,000本安打達成は実質的なゴールというか、名誉称号的な感じになっていることも多い。
延命に延命を重ねてなんとか辿り着いた福浦の例を出すまでもなく、ガッツさんだって阿部さんだってなんとなくこれが最後の花火になるような、終わりが近付いていることを感じてしまうような2,000本だったことを覚えてる。

今日の達成はまるで空気が違う。
本当にまだまだ通過点で、この先に長い旅路が待っていることを誰もが感じてる。
40歳前後になって、入団時の頃とは顔付きも体形も様変わりして到達する選手が多い中、男として選手として脂の乗り切った31歳はまるで異質に見える。

この先どんな選手になっていくのか。
その長い旅路のゴールはどこなのか。まだまだ楽しみが尽きない。

坂本、おめでとう。張本超えまであと1,086本。
そして、おまえならそこすらゴールじゃない気がするんだ。
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決して一流の選手ではない。
目立つ選手でもない。むしろ、本人が自分は目立たない存在でいいと公言していたくらいだ。

田原のトピックとして唯一取り上げられるようになってしまったのがあの発言なのは残念だけど、彼はまさに縁の下の力持ちでチームに必要な潤滑油だった。

敗戦処理ではないけれど、セットアッパーと呼ぶには語弊がある。いわゆるTHE・中継ぎ。
1イニングきっちりではなく、ワンポイント的な起用もかなり多かった。
右のサイドスローで中継ぎといういそうでいない希少種であるからして、隙間を埋めるような使われ方が多く、それが積り積もった結果あの発言に至ったんだろうとも思う。

スポットライトの当たりにくい登板が主戦場だったけど、8年間で投げた登板数は222試合にもなる。一流選手じゃないけど断じて三流でもない。プロの一軍で、それもジャイアンツで200試合投げられるピッチャーがどれほどいるか。
1シーズンだけだけど60試合以上投げたこともある。困ったときに田原あり。ファンならみんな覚えてる。

どこでも投げる、いつでも投げる。
超二流の田原がいたからブルペンが回った。背番号は63よりやっぱり37のイメージだな。
田原さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。


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素直に気持ちよくバンザイじゃない。
それは見ていた人がよくわかるはず。

イライラしてジリジリして、ヒリヒリしてムズムズする。
チャンスを迎えるたび居ても立ってもいられなくて家の中をウロウロして、ピンチになるたびここで1点取られても次の回こっちはクリーンアップからだからとか訳の分からない言い訳を考えてみたり。

管理人も久々にハラハラドキドキした。
こういう感覚で試合を見るのが本当に久しぶりだった。
今年は早くから独走態勢になって、それはつまり一つの勝ち負けの重みが薄れることだった。仮にその試合で負けても首位は安泰。3連戦で2連勝してるから1つ負けたところで想定内。夏以降、こんな緩い空気の中で野球を見てきた気がする。

この数日、特に今日思い出した。
1つのストライク、1つのアウトがずっしり重い。大事な試合ってこういうもんだった。
打てない気しかしないし、打たれる気しかしない。1球ごとに目まぐるしく自分の気持ちもグルグル巡る。イライラジリジリしながらも面白くて仕方なかった。

それでも、今日プレイボールから1時間くらいの時間、そこには緩い空気があった。
さすがに今日は勝つだろう。何が何でも今日で優勝だろう。弛緩した雰囲気が間違いなくあった。
日本シリーズにおいて、それは微塵もなくなる。
今日ヒリヒリしながら見た空気が初めから最後まで続く。ヒリヒリの緊張感が無くなるときは、それそのまま勝ちを諦めたとき。去年がまさにそうだった。

この数日で露呈した弱さ、チームとしての脆弱さを残り1ヵ月でどう補うか。
ただ、まずは今日のところは一年の労をねぎらおう。とんでもなくイレギュラーなシーズンにおいて、これだけ独走できたのは間違いなく原の力。早い段階からシーズン全体を見て、流されることなく己の思うようにタクトを振り続けた結果。まあ格の違いとはこのことだ。
ジャイアンツの皆さん、おめでとうございます。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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バンクさんおめでとう。
日本シリーズで待ってるからな。万が一のことはまず無いだろうけど、必ずCSを勝ち上がってきてね。こっちだって去年のリベンジをしたいんだから、バンクさん以外が相手じゃ役不足だよ。

でな、今日の本題はおめでとうじゃないんだ。
こういう世の中だからといって胴上げもビールかけも自粛でいいのか?

何のために優勝したんだよ?それで楽しかったかバンクの皆さん?

そんなに世間体が気になるなら、それこそ球場でビールの売り子さんが背負ってるビールサーバーを各自が背負って、そのホース使ってビールかけやればいいじゃん?いやマジで。
それを馬鹿馬鹿しいって言うならさ、どこかからの批判を恐れてビールかけを自粛してること自体が馬鹿馬鹿しいんだよ。だって、少なくとも選手は定期的に検査してんだろ?検査して陰性だから試合に出れてるんであって、長谷川みたいにたまに陽性が出たら休ませたんだろ?
この状況で自粛したのは単なる白々しいポーズだよな。愚の骨頂だよそんなもん。


一部のバカだけはその気になってやってるんだろうけど、大多数の選手はこの状況を腹の中でバカにしてるよ。胴上げもビールかけも自粛して、今ごろ選手同士で飲み会やってくんずほぐれつ大騒ぎしてるんじゃない?

そして、明後日かな、明々後日かな。
巨人の関係者がこんなバカじゃありませんように。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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なかなか勝てず足踏みが続いていることは気にしない。
マジック点灯からここまでが順調すぎたので、その頃と足して2で割って考えればちょうどいいよ。
それに、今この時期に調子が良くたって仕方ない。目標はこの先にある日本シリーズで、そこに向けて仕上げていけばいいんだからさほどの問題じゃないよ。

問題なのは中島のバッティング。すごく気になってる。
彼の代名詞だった、左腕で口元を隠しテイクバックを大きく取る打撃フォームに戻ってる。

もともと、このフォームで打つと露骨に振り遅れるようになって、それでオフに進退をかけてフォーム改造に取り組んだはず。フォームを小さくし、ボールまでの距離を最短で詰められるようにしていい結果に結びついたのが、どういう訳だか今月あたりからすっかり元に戻ってる。

当然に結果も悪い。
ノーヒットの日が続きファーストの座も俊太に譲ることが増えたし、なんというか打席で期待感がない。
本人は今だと思って振っても、心と身体が一致していないから振り遅れる。10年前ならクリーンヒットにできたスイング感覚なんだろうけど、悲しいかな打球はファールグラウンドに飛ぶ。これじゃホントに去年の状況に逆戻り。元の木阿弥だ。

春からここまで快調にこれて、本人も今一度と欲が出た状態なのかもしれないけど、これはベンチが指導しないとダメだ。管理人みたいな素人ブロガーにもあからさまに分かるもの。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほら、予想よりも早く、予想よりも劇的にデラロサの扱いが難しくなった。

この辺が助っ人外国人、それもあまり人気の無い外国人選手の難しいところで、一度こうなると一気に立場が危うくなる。
正直もうデラロサを9回に出すのは憚られるような空気が出てくるし、それでいながらこの大詰めの大詰めでクローザーの配置転換もどうかと思う雰囲気も否定できない。
つまるところ、今後のデラロサはどこのどういう場面で出しても「えぇ・・・」って感じになってしまう。


完全固定ポジションだったデラロサの牙城が揺らいだ。
そこに繋ぐ役割だった中川もいない、大竹もいない。
主要なピースが欠けていく一方じゃ心許ない。誰か出てこい。劇的に誰の目にもわかる形で誰か出てこい。出てきてくれないとソフトバンクなんかには太刀打ちできないよ。

・・・出てきた。
田口ならまあ納得だよ。実績も適正も申し分ない。
先発ではなんとも評価しにくい成績のシーズンだったから、本人としてもここで活躍して「ここに田口あり」と示す大きなチャンス。

チームとは生き物。
昨日までのセオリーに捉われることなく、そのときに調子のいいピースを適所に当て嵌めていかないといい結果は出ない。今日変わった空気を明日に反映させて活かす。特にシーズン終盤から短期決戦にかけては既成概念とかを考えちゃいけない。これが大事だよ。

中川とデラロサ二人の役目を負わせちゃさすがに気の毒だけど、本音はそれくらいの気持ちでやってほしい。田口、頼むぞ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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134球。

ここまで毎回100球前後で、過保護なくらい大事に大事に使われてきた戸郷がこれだけ投げた。
昨日もまた5回で降りるんだろうと思っていたら、6回続投どころかそこで満塁のピンチを招いても、ベンチはまるで代える気配なし。あぁ、ようやく原が戸郷を一人前扱いして、壁を越えるべく試練を与えたかと悟った。

結果も吉と出た。
奪三振が9個もありながら与四球6という独り相撲も独り相撲の、褒めていいんだかけなしていいんだかという内容だったけど、この1イニングを越えたことで大きな意味ある登板になった。
壁を一つ越え、結果己の格がワンランク上がったんだと思う。

逆に、いつの間にか格が下がっていたんだと感じたのがデラロサ。
「あれ?代えるの?」と拍子抜けするほどあっさりとした降板劇。
代えた後の結果が凶と出たことでおもしろおかしく語られる試合になってしまったけど、巨人ファンが気にすべきはデラロサの扱い。守護神扱いだった助っ人は、いったいいつの間にこんなに格が下がってしまったのか。
昨日、ベンチに中川か大竹がいればまた違った。信頼度がデラロサ以上であろう中川に繋ぐならまだしも、ああやって格下の投手をマシンガンで繋がなきゃいけない状況でも代えた。これはなんというか一つ象徴的な出来事になる。

いよいよ大詰めも大詰め。日本シリーズに向け兵を整備するジャイアンツの明日はどっちだ。


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「え?ファーストスタメン俊太?」

と思った3日前。

そこからの成績

14日 3打数1安打
15日 2打数1安打2打点
16日 4打数2安打

すごいよ。
まずは文句なく俊太がすごい。今日だってあと1歩及ばなかったけども、最終回の3ベースは全巨人ファンのテンションが上がった。ヒットは全てきっちり捉えた当たりで、いわゆるラッキーヒットは1本もない。しっかりスイングできて広角に打ち分けられてる。

そして、この状態の俊太を見逃さずスタメンに抜擢したベンチもすごい。
中島の調子が下降気味だったとはいえ、ファーストとしては小粒な俊太をスタメンで出すのは抜擢と呼んで差し支えない。セカンドや岡本が下がった後のサードじゃあまりにもチャンスが限られるから、この好調期を逃すまいと使ったベンチがすごいよ。

亀井さんがいなかったり大竹も中川もいなかったり、終いには増田までいなくなって実はどんどんピースが欠けていってるジャイアンツ。そういう中で、こういう選手起用ができてるのは大きな光明。
俊太自身もそう。セカンドはどうやら尚輝がその座を掴んだし、若林も打撃で最近とても目立ってる。俊太の存在感が薄くなりかねないところで、ここに俊太ありと示せた3日間。
こういう感じならもうどんぐりとは呼ばせない。ね?


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パーラが痛々しい。
調子が戻っていないのが見て取れるし、本人も気持ちばかり焦って空回りしてしまっているように見える。

このままじゃ来年いなくなるだろう。
本人もそれをわかっているから、なんとしてでも日本シリーズで出番をもらっていいところを見せたい。そのためにはまず日本シリーズに出る足掛かりがほしい。周囲を納得させるだけの根拠がほしい。その状況で結果が出ないもんだからもがき苦しんでいる。

それに、もしかして営業サイドの事情もあったのかな。
今この時期になってようやくベイビーシャークのコラボグッズが出た。あまりにも遅すぎる発売に呆れてしまうけど、まあ出た物は一つでも多く売らなきゃいけない。当の本人が二軍暮らしじゃ売れる訳もないから、そういう事情もあって呼ばれたのかなと思ってしまう。本人がこのザマじゃ呼ばない方がよかった気もするけども。

完全に乗り遅れて、首位を走るチームから取り残されてしまったように見える。

でも、パーラにいったいどれだけの期待をしていたんだっけかと数か月前の記憶を辿ってみる。

一部で「メジャーの亀井」なんて言われていたように、280くらいでホームランはいいとこ10本くらい。期待値としてはそんなもんだったはずだから、決してそこから大きく乖離した訳じゃない。ある意味じゃ予想通りの働きをしたとも言える。

ほんの僅かな違いで一つボタンを掛け違えていたら、首位を走るチームの中心にパーラがいて、「松原?誰それ?」っていう世界線も十分にあり得た。

同じようなことを陽にも思う。
陽の出番はなくなったけど、レギュラーが確約された外野手は丸一人だけで変わっていない。松原や若林くらいの成績なら陽だって残せるはずだし、亀井さんと重信は今一軍にいない。右の代打で石川を出すなら陽の方が期待できる気もする。
だけど、陽の居場所はなくなった。誰かに明確に奪われた訳じゃないけど、陽の席だけがキレイになくなった。強いて言えば、ウィーラーと松原の合わせ技で奪われたのかな。

これを崖っぷちと見るも、松岡くんよろしく崖の下にいることに気づいていないと見るも自由。
まだ結果が出た訳じゃない。二人にとって状況は厳しく、追い詰められていることに変わりはないけれど、プロ野球ってのは1本の殊勲打で人生を変えられる世界。
クビ確実だったボウカーが日本シリーズで大暴れして翌年の契約を勝ち取ったように、1試合で全てが変わることだってある。陽だって2018年神宮でのCS初戦で打ったタイムリーは、エンドランを見事に決めたことだけじゃなくインパクト十分の一打だった。

実績も能力もある二人がこの先どうなるか。
今シーズンもいよいよ大詰めだけどそこにも注目して見ることにする。


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「自分が1年目のとき内海さんが100勝を達成された。そのときに自分は何勝できるんだろうと思ったのを鮮明に覚えている。まさか自分が100勝できるとは思っていなかった。今ウチには戸郷という若いピッチャーがいる。彼にもそういうところを目指して頑張ってほしい」

試合よりもよっぽど見応えのあったヒーローインタビュー。
ここで戸郷の名前を出すかと驚いた。

偉大な先輩内海の背中を見て育ち、自分がエースとなった今は若い戸郷に思いを託す。
過去と未来を繋ぎ続いてきたジャイアンツの歴史。86年の長い歴史の中でも、エースと呼ばれた男は数えるほどしかいない。菅野が語った言葉にエースにしかわからない聖域を見せられた気がした。

そして、そんな発言が出るってことは噂通り・・・
とセンチメンタルな思いにもなる。

智之は過去のどのエースにも負けない、ジャイアンツ球団史上に残るスーパーエース。
その偉大な大投手をリアルタイムで見られることがいかに幸せか。それを今一度噛みしめながら見ることにする。


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もう完全に優勝は既定路線。
管理人も横目でテレビを眺めるような観戦が増えたし、見終わった後もブログを書こうという気持ちにならない。ある意味、既にして消化試合モードである。

そんな中、今日こうしてPCに向かう気になったのは、6回表のナカジのセカンドゴロに感動したから。
あれがサラッとできるところがナカジの強みだよ。

大多数の巨人ファンがそうであったとはいえ、管理人も去年はナカジにだいぶひどいことを言った。それは無かったことにするのじゃなく、しっかり謝らなきゃいけない。中島さん、本当にすいませんでした。

今年のMVPを考えたときに、(まあ菅野一択ではあるのだろうけど)野手の中で探せばナカジだと思う。岡本でも坂本でもなくナカジだと思う。ナカジは毎試合出ている訳でもないのだけど、存在感は非常に際立っている。

そして、その復活した打棒で貢献するだけじゃなく、今日みたいな仕事ができるのがナカジの強み。
6回表の場面、状況は点差を詰められてのノーアウト2塁。是が非でも追加点が欲しいところ。
そこでスッと右打ちの進塁打が打てる。自分のバッティングをして結果で貢献して胸を張りたくなる場面で、自分を殺してランナーを進めることに傾注できる。これが彼の大きな武器。

西武にいた頃のナカジはスーパースター。
今の巨人でいう坂本のような、いや坂本よりも目立っていた華のあるスター。なんたって、坂本が登場曲をキセキにしてるのはナカジの影響なんだから。
そういう頂点を知る選手が、当たり前のように自分を抑えて進塁打を打てる。この辺が陽との違いだよ。わかるか台湾産3軍選手?

去年と今年でナカジを見る目は180度変わった。
ファンの目、同僚の目、他球団の目、解説者の目、そのどれもが変わった(唯一変わらなかったのが去年からナカジを信じ続けた原の目なんじゃなかろうか)。

こういう選手が下位をしっかり務めてくれてる。だから今年のジャイアンツは強い。
中島さん、日本シリーズまでよろしくお願いいたします。
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意地悪な言い方をすれば2年遅かったなと。

ジャイアンツの1番バッター、リードオフマンに誰が座ってほしかったかといえば間違いなく尚輝その人。
それはみんなが内心わかっていたことだから、今月の活躍はあえて褒めない。
むしろ、遅かったじゃないかこの野郎、と言ってやる。

期待されている立場と、明日なき崖っぷちにいる立場。
尚輝の場合、見事なまでに50/50のギリギリだったんじゃないかと思う。
突出した守備力。もう誰が見たって頭抜けてる守備力があるし、打も走も実績に裏打ちされた一定の実力がある。
だけど、あまりにもフィジカルが弱かった。そして、原はそういう弱さを何よりも嫌う監督。
二軍の試合にすら出られないひ弱なスピードスターに突き付けられた、容赦ない背番号剥奪の現実。0番のレプリカが少なからず売れていたにも関わらず、指揮官は己の立場をわからせるべく冷や水をぶっかけた。

なんとなく傍目にも尚輝の立ち位置が変わったんだとわかる中で迎えた2020年。
こうなるとちょっとやそっとじゃ挽回できないのが世の常。サラリーマンだってそうだろう。ギリギリまで追い込まれたら、並の活躍じゃなく周囲みんなが納得するだけの大活躍をして見返さないと居場所がなくなる。

この9月、尚輝の存在感はまさにそれに見合ったものじゃないかな。
ろくに試合を見ていなくても、「あー、吉川最近いいみたいね」と評判が聞こえてくるだけの働きができてるんじゃないかな。

尚輝、だいぶ遠回りしてやっと掴んだその椅子、死んでも離すな。
そもそも、おまえがだらしないから去年は亀井さんが、今年は坂本が1番を打つハメになったんだ。去年は若林、今年は北村。後進が出てきて自分の立場が脅かされ、それでも幸運にして守れたその座。次はないぞー、頑張れ尚輝。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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15年くらい前のファミスタで「レフティーズ」というチームがあった。
打者も投手もみんな左利き、当時の現役選手で左打ち左投げを寄せ集めた、いわば子供の妄想を具現化したかのようなチームだった。


その妄想の具現化の実写版とでも言おうか、プロ野球じゃなかなかお目にかかれないオール左打ち打線。これぞマジックが出てるチームの余裕だね。
小粒なことは否定しないけど、それでもそれなりの打線が組めてしまうことに感心。で、少し考えてみたけどオール右打ちでも打線組めるね。右と左で試合したらどっちが勝つのかちょっと興味ある。これぞ子供の妄想だけれどもw

そのレフティーの中でいつも出てる丸や亀井さんじゃなく、この打線を組むことで出番が回ってきた一軍半の選手たちが輝いた。これぞ何をやっても上手くいく濡れ手に粟のようなウハウハ状態。原も内心ほくそ笑んでるんじゃないだろか。

その中で今日取り上げるのは俊太より立岡。
次から次に若手が出てきて、内野手登録の選手でも普通に外野をこなすユーティリティが増えた中、立岡の存在感はめっきり薄くなった。
主戦場は二軍となり、真っ黒に日焼けして東京ドームに帰ってきた男のラストチャンス。

守備でもいいプレーが2つあったし、タイムリーにもホームランにも思わず声が出た。こんなにも見事にチャンスを活かしてくれて少し驚いたくらいだ。

今から5年前、2015年のシーズンは立岡だけが希望だった。規定には僅かに届かなかったけど、夏前から1番センターに定着し打ちに打ちまくった。チーム全体が貧打にあえぐ中、F1のテーマに乗って打席に入り、いとも簡単に打って出塁するその姿は間違いなくファンの希望だった。

その年も何度も現地観戦した管理人だけど、当時立岡のグッズは売れまくり、元から数が少ないことも相まって常に売り切れ状態だったのを覚えてる。

1番中井2番立岡時代の印象が悪すぎて実態以上に株を下げた感がある選手だけど、実は彼はまだ30歳。老け込むには早すぎる。
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10個の中から一番を選ぶのは簡単。
100個の中から印象深いベストを選ぶのも、少し悩むかもしれないけどできるだろう。

ただ、1,000個、1,067個も選択肢があるとさすがに一つだけを選ぶのは難しい。
長い長い積み重ねであり、近年のジャイアンツの歴史はそれそのまま原政権の歴史。だってこの20年弱、原以外の監督じゃ優勝したことないんだもんな。

生で観られた勝ちはいくつあるだろう。
管理人の観戦歴もそこそこ長いから、もしかしたら100くらいはあるのかもな。そんな管理人でも原政権のベスト1の試合は選べない。1,000ってそれだけの膨大な数だ。球団史どころか球史に残る偉大な大監督をリアルタイムで見られることに感謝だね。

誰かすごい選手がいたから勝ってきた訳じゃない。3期に渡る超長期政権の中で使う駒は絶えず入れ替わり、原自身もブラッシュアップを繰り返しての14年。成功体験に捉われず、常にどん欲に新しいことにも目を向け取り入れてるからここまでの監督になれた。同じパターンで型にはめてチームを作って、同じパターンで采配してたらこうはならないよ。ほら、一年だけ勢いで結果が出てその後鳴かず飛ばずになる監督がたまにいるけど、それってパターンが一つきりだってことなんだよ。

常に進化。唯一変わらないのは個よりもチームを優先する自己犠牲の精神かな。
あといくつ勝ちを積み重ねてくれるのか。あとどれだけ楽しませてくれるのか。原と同じ時代を生きていられる幸せを噛みしめながらまた明日。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほら、ついこの前言った通りになった。

今年中に2,000本安打を達成するのは無理じゃないかとか、打率250にも乗らないままシーズンを終えるんじゃないか、とかいう稚拙な雑音を、ものの見事にキレイサッパリ打ち消す奇跡のナゴド3連発。

丸と坂本はレベルが違うよホントに。長年に渡って打線の中軸を務めるというのはこういうことなんだよな。浮き沈みはあっても年間を通せば数字は残るし、何をどうしたらいいかなんてのは本人が一番わかってて外野がとやかく言うことじゃない。

220台をさまよい規定到達者の中で最下位を争っていた打率は277まで上がったし、ホームランは今日の3本を加えて14本。19本でトップを走る岡本の背中が見えてきた。
これなら280~290くらいの打率で、ホームランも25本程度でフィニッシュするのも現実的になってきた。なんだ、いつもの坂本じゃないか。

そして、こういう感じになってくると、今一度打順を考え直してもいいのかなと。
坂本、丸が共に不振で2番3番コンビを解体した訳だから、この先に向けた一番ベストな形として組み直すのはアリだと思う。3番を日替わりにしてるくらいなら、坂丸岡で2~4番を固定して真ん中を決めてから端っこを揃えていった方がいいんじゃないかね?

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ずっと澤村を擁護してきた管理人としては、これぞまさに青天の霹靂。

なんだかんだ言われながらも澤村はこの先も巨人にいるものだと思ってた。

しかも、相手の子は全くの無名。
将来性を買ったと言われりゃそれまでだけど、今年の戦力としては見込んでない。すぐには戦力にはならない年俸数百万の子を獲るために、推定年俸1.5億のタイトルホルダーを放出した訳だ。
これってつまり、もうチームの中に澤村の居場所がないってこと。全くつり合いの取れない1対1トレードは、巨人側がどうしても澤村を放出したかったことを示す。正直、「切り捨てた」という表現しか浮かばない。

憤る思いはあるし、管理人は澤村擁護派で彼の復活を信じてきたから、悔しさも悲しさも少なからずある。澤村が3軍で激やせしてることが報じられたりしてたけど、それはこういう事情だったのかと切ない気持ちにもなる。

だけど、決まったものはしょうがない。湿っぽくなるよりは前を向いて、拍手で送り出してやろう。
それに、ピッチングスタイル的にはパリーグ向き。山川や浅村あたりの強打者に、真っ向勝負の150キロ超のストレートで挑む姿を想像したら少しワクワクする。澤村のやりたかった力勝負を実現するにはパリーグの方が向いてる。
チームカラーも然り。やっぱり、どうやっても澤村のキャラはジャイアンツ向きじゃなかった。傍から見ててもはみ出し者の異端児なのが丸わかりで、今日こういう話になったのは成績だけの問題じゃない。
そういう意味でも、自由にやらせて長所を伸ばすロッテの雰囲気は合ってる。コーンロウにしてた小林とか茶色い後ろ髪をなびかせてた西岡みたいに、結果を出せるなら好き放題に振舞えばいい。澤村なら結果が出せない訳がない。

ロッテさん、澤村をよろしく。
使い方を間違えなきゃ必ずや大きな戦力になるよ。具体的にいえば、辞めたジャクソンの代わりにはピッタリなんじゃないか?益田が技巧派だから8回澤村9回益田でリレーできれば、余計に各々が活きると思うよ。
そして、澤村。9年間ありがとう。本当にありがとう。クローザーを務めていた頃、登場曲「Sandstorm」に乗ってマウンドへ上がった勇姿、ずっとずっと忘れない。長野や内海と同じくこれからも応援してる。

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プロ野球ってのは一週間も目を離すと情勢が激変してる。
普段あまり試合を見ることのないライトな野球ファンと世間話的に野球の話をすると、まるで噛み合わないことがあるのはそのせいだ。


なんか、ごくごく最近まで丸は不振なはずだった。
岡本の不振が取り沙汰される前までは、坂本と並べて二人一緒に丸の不振があちこちで語られてた気がする。

それがすっかり元通り。
高次元で安定する丸ならではの感じにしっかり戻ってる。
打率  286 (13位)
本塁打  14 (2位)
打点   42 (6位)
安打   63 (12位)
出塁率 371 (10位)
打率が少し物足りないけれど、気付けばしっかり丸らしいハイレベルな成績になってる。主要項目でほとんどリーグトップ10以内で、おまけに盗塁も5つあってこちらもセリーグ7位。
ほぼ毎日試合を見てるはずの管理人でさえ、この短期間で大復活してすっかり平常運転の丸に戸惑ってしまう。

坂本にも同じことが言えるのだけど、やっぱりこのレベルの選手には余計な心配は不要なんだろね。スポット的に単年で活躍したんじゃなく長期に渡ってずっと実績を残してきたんだから、周りにわかることは本人が一番わかってるんだよね。ジャイアンツでそのレベルにいるのは丸、坂本と菅野の3人だけだ。

それと、今日はやっぱり内海にも触れよう。
スマホで見たり、家のテレビを2画面モードにして今の内海がどんな状態なのか気にして見た。
腕を振る。とにかく腕を振って遅い変化球を投げ込む。腕の振りが球種で変わらないから、その変化球を見た後だと135キロのストレートが速く見える。
そして、その投球術を可能にするのが狙ったところに投げられる高い制球力。打てそうに見えるんだけど打てない。管理人の知ってる内海だった。打球を捌いた内野手に軽く指さしたりする仕草も管理人のよく知る内海だった。
おかえり。まだ今シーズンのうちに2つ3つ勝てそうだし、これだけ投げられれば来年もやれるだろ。気にしてるから頑張れよ。

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13連戦→1日休み→9連戦

都合、23日間で22試合。簡単に言えば3週間で休みが1日しかない訳だ。

これは自分の身に置き換えやすい。
しんどくない訳がないし、管理人なら先を思うとちょっと憂鬱になる。

ピッチャー増田という極論が当て嵌まるかどうかはさておき、捨てる試合は捨てる。投手運用もそうだし、野手も主力を遠慮なく休ませる勇気が必要。試合途中で下げる配慮だけじゃなく、思い切って代打でも使わない日を作っていい。投手と違って、相手の采配の計算をラクにさせちゃうからベンチ外にする訳にはいかないけどさ。

この22試合、12勝10敗なら文句なし。
消極的な数字に見えるかもしれないけど、日程的には間違いなくここが今シーズンのヤマ。この3週間は「乗り切る」と捉えるべき期間。勝ち越せばその先にはもう優勝が待ってますよ。

紆余曲折あった今日の試合、中継ぎ陣の負担を減らすべく奮闘したエースに勝ちは付けられなかったけれど、勢いは大いに付くサヨナラ勝ち。
キラーカード代走増田を切り、まだまだベンチに山ほど控えていた代打陣をチラつかせて余力を見せつけての勝ち方。うん、いいスタートだと思うよ。

残り22試合。さあ、ここを乗り切れジャイアンツ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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自分がもし若手打者だとして、一軍の打席に立つチャンスを与えられたとしたら、そりゃあもう結果を出したくて出したくて仕方ない。
なんとかアピールするんだ、なんとしてでも一軍に残るんだ、そんな思いでガチガチになりながら、不格好であろうとも冴えない当たりであろうともなんとかスコアボードに『H』のランプを灯そうとする。

そういう中で、逸る気持ちをグッと抑えて冷静にフォアボールを見極める。これは思っているよりもずっとずっと難しい。何十個フォアボールを取ろうが打率は000のまんまなんだもの。年俸の評価云々も大事だけど、バッターたるもの己の打率が気になって当たり前。そこでフォアボールを選ぶのは経験の無い若手にはとてもとても難しいこと。

他球団も含め、そういう焦って空回りする若手を山ほど見てきたけれど、ジャイアンツ野手陣2020年の若手は一味違う。
松原は早々に結果を出せたことで、もう打席内で余裕すら感じる。「試合に出させてもらった」借り物じゃなく、しっかり一軍の選手として試合に入れてる。
結果を焦らなくていい状況にできたから余裕が生まれる。余裕があるからいい結果が出やすい。結果が出るとまた落ち着いて打席に立てる。この好循環サイクルが見て取れるし、原もその波に乗った状態を見逃さず2番に抜擢するさすがの慧眼。
モタもそう。振り回すだけかと思ったら、我慢して我慢してボールを見極めてる。春先と比べたら格段に成長したんじゃなかろうか。代打起用の場合、チャンスは1日に一度。そこで結果が出ようと出まいと次のチャンスはいつになるかわからない。そんな中で打率250ながら出塁率が500なのは十分褒めていい。

重信、石川あたりはこれを見て発奮しなきゃいけないし、椅子取りゲームに負けるとどんどん立場は悪くなる。5年前、今の松原と全く同じような立ち位置で打ちまくった立岡は、まだ今年一軍に一度も呼ばれてない。
みんな頑張れ。己の椅子をしっかり掴め。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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