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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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あらイヤだ、3位ですって。んまぁ、なんてことざましょ。
とふざけたくもなる惨敗。もう惨敗も惨敗。


「スモークの抜けたジャイアンツ打線はどうなのか?」という視点で見られる試合だった今日。
その代役の中島が大ブレーキとなり負けたのは一体なんの象徴だろうか。

で、まあ中島も亀井さんも、ホントに好調な時以外はスタメンじゃなくて代打であるべきだよな。
40歳近い年齢の選手が普通に出てくるんじゃちょっと寂しい。いや、もちろん好調時は頼りにしたいし、ここ一番の代打でも石川を使うくらいならナカジでいいし、重信や立岡よりは亀井さんの方が頼もしい。ここ一番のサブであってほしい戦力が、メインもメインの出ずっぱりじゃちょっと先が見えない。そういう話だよ。

梶谷が戻ればファーストにウィーラーが入るようになるんだろうから、きっともう少しの辛抱なんだろうけど、向こうのファーストとレフトの外国人が打ちまくってるのとはちょっと対照的になってしまった。

中身がない試合で非常に悪い負け方だし、ゲーム差は実に8にもなった。・・・8は大きい。こっちが好調、向こうが不調を維持してもそれでも最低1ヵ月はかかるなあ。
順位も3位に下がって、もうなんだか首位争いの舞台からも降りたような感さえある。このままズルズルいったらどこまでも落ちるぞ。

この先78試合も消化試合じゃたまったもんじゃないからさ、ちょっと意地を見せてくれや。一つ勝てば空気は変わるし、たった一週間程度で状況が激変することも珍しくないんだからさ。頼むで。

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文字通り煙のように消えたとか、ちょっと洒落てノンスモークとか言ってる場合じゃなくて、これはさすがにショック。まるで想定してない話だよ。

文句を言いたい気持ちもあるけれど、そこはまあグッとこらえて受け入れよう。
本人も現役を続けられなくなるリスクは覚悟の上だろうし、あえて悪者がいるとすればそれはコロナだよな。

「外国人大砲かくあるべし」という見本のような選手だった。
足は遅い、守備範囲もものすごく狭い。だけど打席の中で威圧感があり、一歩間違うとスタンド上段まで持っていかれる。味方じゃなく敵として見るとわかりやすいけど、外国人に求められるものってそれも一つの正解なんだよな。他のところは物足りなくても、1試合に1本長打をかましてくれればいいというか。

そして、テームズが去りスモークも去り、チームはそして誰もいなくなった状態に逆戻り。
ウィーラーがいてくれて本当に良かったとは思うけど、こういうことが起きる年ってのは大抵ろくなことにはならないね。
それと、スモーク。短期間だったけど、スモークで勝てた試合が2つ3つあった気がする。ありがとう、元気で。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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7ゲームだって。さすがにちょっと重いね。
交流戦に入る前のゲーム差が3.5で、終わってみたらなんと驚きの7だって。つい最近まで4ゲームくらいで行ったり来たりしてた気がするのだけど、一度タガが外れると見事にズルズルいってしまった。

管理人は週末はろくに試合を見られないので記事を書くのは憚られるのだけど、ちょっとこの時点でここまで差が開くとは予想してなかった。
一つ大きく予想を裏切られたのは、交流戦におけるセリーグの奮闘ぶり。阪神だけでなくベイスも中日もなぜだか好調で、どうせ例年のごとくセのチームは負け越すだろうから、普通にしてれば阪神とは差が詰まり下とは開くと見込んでた予想は大ハズレ。これはもう素直に予想外。なんてこったい。

さあ、この先どうするか。
嘆いていても愚痴ばっかり言ってても何も始まらない。どう切り替えてどう取り組んでいくかを考えないとな。
ありきたりな言い方だけど、目の前の1試合1試合をしっかりモノにしていくしかないし、ベストなローテ、ベストな打順を模索しながら秋に向けて体制作りをしてくしかない。
坂本が帰ってきただけでなんだか打線が見違えたように、この先何があるかなんて誰にもわからない。どうやらオリンピック休みもありそうだし、まだ阪神と直接対決が16試合も残ってる。勝ち慣れてない阪神は必ずどこかで失速すると思ってて間違いないよ。143試合の長丁場はずっとトップスピードで駆け抜けられるほど甘くないもの。

今からCS狙いなんて発想は持つべきじゃないけど、現実問題CSってものはある訳でさ。それくらい気持ちをゆったり持つのもまた一興。
いや、繰り返すけど管理人は諦めてなんかいないよ。CSよりもペナントの方が遥かに価値があると思ってるし、来月ドームである中日戦のチケットも買った。往生するには早すぎる。

そうだなあ、目の前の試合に一喜一憂しながらも、これで負けたら仕方ないと本腰を入れて見られるようになるのは梶谷、丸、デラロサ、野上、このうち最低2人が戻ってきてからだな。もちろん他にも離脱してる選手はいるけど、ちょっと担う役割の重さが違う。

そして、今年はおそらく原さんにとって本当のラストイヤー。
管理人のジャイアンツ愛は少なからず原さんに因るところが大きいし、選手時代からずっと思い入れを持って見続けてきた人の本当のラストフライト。管理人にとってこの人がいなかったらこのブログすらやってなかったと思うし、共に墜落したって何の悔いもないよ。最後まで信じてついて行くし喜んで心中しますよ。

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山口俊の背番号は何番になるのかなあ。
11も42も別の選手が付けてるし、今空いててまともな番号って28くらいか。あと46も空いてるのかな?


さて、ヤツが戻ってくる。
凱旋帰国とは180度対極にある涙目敗走みたいもんだけど、とりあえず2年前にエースだった男が戻ってくる訳だ。

世論はとても好意的とは呼べない。
出戻りの山口を笑う声も、それを受け入れるジャイアンツをバカにする声もたくさん聞こえてくる。管理人個人としてもあんな出て行き方で海を渡ったヤツが、こんな僅かな期間で帰ってくることに不快な思いはある。

でも、正直助かる。これは紛れもない事実。
怪我人だらけのスクランブル状態に加え、連日のマシンガン継投で今いる投手たちも疲弊気味。そんな中、先発でも抑えでも実績のある山口が来てくれるのは非常に助かる。
過度な期待なんかしてない。時の流れはスポーツ選手を大きく変えるし、まず日本のボールに慣れることから始める訳だから多くのことは求めない。

それでも「助かる」と言えてしまうのが今のジャイアンツ投手陣。
一軍だけじゃなく二軍も離脱者だらけで火の車なんだから、タフさが売りでイニングを食える男が一人いてくれるのは頼もしい。いのうとうしゅがクソの足しにもならなかった今、その代わりと考えるだけで充分だよ。



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原信者の管理人でもさすがに思う。
昨日、引き分けに持ち込めたのは松原と亀井さんのおかげ。二人とも猛打賞の見事な活躍。

その二人をスタメンから外すのはおかしいよ。どっちもとは言わんけどせめてどっちかはスタメンに入れろ。

その代わりを務められる選手が他にいるならまだしも、もう石川とかは見ててうんざりする。
守備にもだいぶだいぶシワ寄せがきてて、今日のスタメン外野は「左ウィーラー 中若林 右石川」だよ。ひどすぎるだろこれ。
右ピッチャーには左打者、左ピッチャーには右打者が基本線なのは構わないけどさ、例外を作って経験を積ませていかないとレギュラー選手は生まれないぞ。坂本だって岡本だって左右関係なくやってきたんだから。

で、ついでのように叩いて恐縮だけども、石川はもういいんじゃないかな。
右打者が今日の宮城を攻略するとしたら、インコースのクロスファイヤーか外の変化球、どちらかに張って待つしかなかった。インコースにスライダーも来てたけどあれは見せ球。若林あたりはそれに翻弄されてたけどな。

二打席連続で三振して、それを活かして3打席目にホームランを打った岡本。あれは誰が見ても完全に待ってた読み勝ちの打席。そういうの、石川の打席に何も見えなかったんだよね。ただ来た球を振るだけというか。もとから守備もひどいし、目立ちたいのか出てくるとかなりの頻度でやらかす。足も速くない。こういう選手がバッティングでこのザマだと悲しくなる。


明日もオリさんは左が先発だから非常に不安なのだけど、松原を下げてまで、若林をセンターにしてまで無理に石川使うのはやめた方いいよ。いらないとまでは言わないけど、小林や湯浅くんを代打に出しても仕方ないんだから右の代打要員でベンチに置いとけばいいんだよ。
ちょっと阪神ともゲーム差開いちゃったから、明日はなんとかせんと。ね?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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これだけさ、これだけ毎日いろんな中継ぎピッチャーが出てくるなら、その使い方も型にとらわれず臨機応変にいこうよ。
だって、一人一殺みたいな使い方ってのは、見方を裏返せば一人にしか通用しないと判断したってことだもの。そういう見方をするなら、その見方を検討し直すフットワークも軽くできなきゃウソだよ。


今日、薄氷を踏む思いで鍵谷→大江→高梨とバトンを繋ぎ、8回に中川のバカが出てきた。
その無様な結果はどうでもいい。このバカはどっかのブサイクと同じで、面構えがまるでなってない。打たれたら顔を真っ赤にして動揺する。見苦しく汗をかいて気弱な表情になり、ベンチに戻って「すいません」「ごめんなさい」の嵐。いい人はピッチャーやるな。子供相手の仕事でもしてろ。

そして、これだけ慎重なリレーで試合をひっくり返された後、出てきたのはなんと戸根。
そしてあっさり抑えてベンチで高笑いの戸根w これをどう見るかだよな。
・敗戦処理 → 戸根
・ワンポイント → 大江
・セットアップ → 高梨
・1イニングいけるセットアップ → 中川
この認識を一回崩そうよ。

大江の使い方がワンランク上がってきたのは毎日試合を見てるファンなら感じているところだろうけど、この辺の配置転換を考えないとまたこういう結果になる。
ハッキリ言うと、まるで通用してない赤ら顔の中川くんはもう敗戦処理でいいんじゃないか?二軍に落として調整するとかどこかカッコつく要素を与えるより、大量ビハインドの場面で出してやった方が彼のためでもあると思うよ。大恥かいて出直して這い上がってこいっちゅうか。

高梨も大江も対右バッターへの成績は悪いのだけど、立場が人を変えることもよくあるし、打数のサンプルが増えればまた数値も変わってくるもんだ。
やってみる価値は十分にあると思うよ。


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戸郷というピッチャーは、高橋とか今村とかその辺よりも一段上の存在である。
迷うことなく断言してしまうけれど、ローテの一角が自分の上限になる連中とは違って、もう一つ上のレベルを狙わなければいけないピッチャーだ。

だから今日のザマは面白くない。管理人的には非常に面白くない。
2点取られて逆転されたとこまではいいよ。それはもう仕方ない。
でも、その後だ。動揺して集中力を切らせてズルズルとやられ続け、結果どうでもいいような打者に満塁ホームランじゃお笑いだよ。

バックで守る野手も、スタンドでテレビの前で見ているファンも、その逆転された後の背中を、立つ瀬がなくなってからの在りようを見てるんだ。今日は本当にみっともなくて無様で、これじゃこれじゃエースなんて夢のまた夢だった。


序盤から三振が獲れまくって、今日はいいぞと調子に乗ったんだろう。だけど、いざ己のプランが崩れたときにガタガタと崩壊するんじゃ情けない。
あの満塁ホームランだって、結果論だけどホームラン以外ならなんでもよかったよ。もしも自分の余力が尽きたと判断したなら、押し出しのフォアボールを出してもよかった。4点と1点じゃまるで違うもの。

並のピッチャーならこの辺は求めない。
ハッキリ言うけど、管理人は高橋も今村も畠も永久にこのレベルまでは来ないと思ってる。助っ人に多くを求めちゃいけないけどサンチェスもベンツも然り。
でも、戸郷は違う。もう一段階段を上がってきてくれないと困る。
計算が崩れた後、逆転されてショックを受けた後、余力が尽きた後、そこでどう振る舞いどう投げるかを見られてると思ってほしい。厳しいことを言ってる自覚はあるけど、その階段の上にあるのは「巨人のエース」なんだもの。

明日はその辺りをを誰よりもわかっている男の帰還。
待ってたぜ智之。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ジャイアンツファンにとっては今日は待ち望んだ日。
ようやくようやく、あのベンツがチームに帰ってくる日。


他球団のファンからしたら、きっとベンツという存在は忘却の彼方。ほとんどの人が覚えていなかったはず。
今日スポーツニュースを見て、ああそうだ、ジャイアンツにはメルセデスがいたとハッとさせられたはず。どんなに熱心なファンでも、他球団の中堅どころの選手なんてろくに覚えてないからな。

ローテの一角を務められるピースが一つ戻ってきた。
そして噂では明後日、エース智之が帰ってくる。さあ、その次は坂本の復帰が早いか、それとも海を越えて来るどすこいが早いか。いよいよジャイアンツが完全体になる日が近づいてくる。

これが効く。
ろくに勝ったことのないチーム阪神タイガースは、このじわりじわりと迫るジャイアンツの陰に怯えてる。勝っても勝ってもゲーム差が開かない。そうこうしてるうちに離脱していた戦力が戻る。これが2005年以来勝ったことのないチームには効く。だから勝負はこれからだよ。

そして、納車当日に廃車になる最悪のシナリオが避けられて本当によかった。
安全運転でいいから、無理せずながーく長く秋まで完走してね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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内海と「一緒に戦った」といえる野手は誰だろう?
少し考えてみて愕然とした。


間違いなくその一人である坂本はいない。
亀井さんもスタメンじゃなく控えで、左投げの内海相手にはまず出てこない。

・・・後は誰だ?
阿部さん、由伸、村田さん。そうそうこの辺の選手だ。
長野さん、・・・残念ながらもうチームにいない。後は谷さん、矢野、片岡あたりか。脇役まで含めても尚広、寺内、脇谷、古城、松本、いいとここの辺で打ち止め。

つまり、今のチームにあの頃の内海を知る野手はもう誰もいない。
あの頃、共に泣いて笑って苦楽を共にした仲間はもういない。18メートル離れたバッターボックスにはよく知らない年の離れた後輩と、かつては違うユニフォームを着て敵として相対した野手がいるだけだ。
若い野手は内海を偉大な先輩として認識はしていても、それはどこか過去の1ページ的な趣き。かつてジャイアンツにいたベテラン程度の思いしかない。


そう、今日の内海がジャイアンツに向けてきた思いと、ジャイアンツ側が内海を見る気持ちには悲しいかなものすごい温度差があった。
管理人はそれを軸に記事を書こうと思って試合を見てた。


それがこんなことになる。いや、こんなザマになる。
管理人は畠の顔が大嫌いなのでどうしても辛辣な表現になるのだけど、やっぱりあんな顔をしてるヤツに大事なところは任せられないとつくづく思った。

いや、ホントに顔の話をしちゃ申し訳ないのだけど、それでもやっぱり今日うつろな目をして不格好に前歯を出してる畠の顔にはイライラした。あれは断じて戦う男の顔じゃない。

管理人の言うことがしっくりこない人は、それこそKOされた内海の姿を思い出してみればいい。
汗を拭う姿、夢叶わなかったマウンドを見つめる顔。その佇まいには責任感が見えたよ。なんならベンチに置き去りにされた帽子までもが画になった。なんだかもう、あの頃の内海と同じで少し切なくなった。
一緒に戦う野手も、それを見つめるファンも、そういう男の背中だから一蓮托生で思いを託すし、信じて願い共に戦うんだ。

畠にそういう思いを持てる日はくるかなあ。
向こう50年くらいは来ない気がする。あまり大事じゃない試合、注目度の低い試合で好投して、いざこういう重要局面では全く役に立たないのが畠な気がするなあ。やっぱ、顔って大事だよ。顔って言い方に語弊があるなら「面構え」って言い換えとく。
敵と戦う顔。仲間を率いる顔。夢破れたときに全てを受け止めて周囲に見せる顔。内海と畠、今日中継を見てた人には管理人の言いたいことが伝わるんじゃないかなあ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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こういう試合はどこを切り取るか難しい。
スッキリする決勝打があった訳じゃない。投げる方も勝ちが付いた戸根はあわや試合をぶっ壊すところだったし、ビエイラも奮闘したのは認めるけれどあれは言ってみれば自作自演だ。

そう、管理人は今年2回目のドームにいた。
緊急事態宣言延長で、まさかのアルコールなし。飲まないで野球を観るのなんていったいいつ以来だろう。ビールに800円も出せなかった大学生の頃以来かな。

試合が終わってみて、印象に残っているのは尚輝。
リクエストになったあのファインプレー然り、スモークが落球してしまったファインプレー未遂然り、グラウンドで躍動してた。あの守備範囲はやっぱり唯一無二だし、生で観るとその華麗さに驚く。
打つ方も2安打。好調の2番ウィーラーと4番岡本の間を打つ難しい立場を任されて、しかもどう考えてもクリーンアップ向きじゃないにも関わらずホントによくやってる。
昨日から久々の個人応援歌が流れていて管理人はうれしい限りなのだけど、尚輝のそれは「好守に巧打、答えを見せつけて」だもんな。今日はホントにそれをできてたよ。


それと、今日行った目的の一つ。高梨カレー。
ここを見てくれてるような巨人ファンなら周知の通り、高梨が作ったカレーが商品化されててそれを食べるのを楽しみにしてた。
・・・うん、美味しいよ。管理人はカレー大好きなので簡単には褒めないつもりだったけど、なんというか一捻りある味で美味しい。レトルトのカレーにはない奥行きというか、「あ、美味い」と思った後に違う余韻の後味がある。角切りのビーフだけはボソボソしてたけど、十分に1,200円出せる味だった。

プロ野球選手が引退した後に飲食店を経営するのは一つの王道。古今東西、枚挙に暇がない。
そらそうだ、金は持ってるし、学歴がないから一般企業への就職は難しい。人目に付かないような高級店で食事をすることが多いから味にこだわりがある人も多くて、なんというか悪いヤツに付け込まれる要素でいったらフルコンボだ。ほら、どこかのヘッドコーチもラーメン屋をやって大失敗してたじゃん?

でも、自分でこれだけのものを作れると話は別だね。「元プロ野球選手」の看板がなくてもやっていける気がするし、楽天ファンにも巨人ファンにも愛されてるんだから、もうよほど変な場所に出店しない限り上手くいくよ。


そしてラスト。今日のグッズ。
ウィーラーのタオルを買うつもりだったのだけど、大活躍効果でなんと全選手の中で唯一売り切れ。じゃあ、これもちょうどほしかったしと仮面ライダーコラボタオルに変更。カワイイよなあこれw

さあ、昨日の負けに近い引き分けを払拭できてまた明日。
「西武の予告先発内海」に外野スタンドの巨人ファンからは今日一番と言っていい歓声が上がり拍手が起きた。向こうさんも随分と粋なことをしてくれるもんだ。
まあ楽しみだね。田口とかその辺じゃ比較にならないくらい楽しみだね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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なんだろう。
少し冷静になって考えようよ。


今日で諸々含めて対ソフトバンク戦13連敗らしいけど、そんなにも実力差があるのだろうか。

まあ、地力じゃ負けてる。それは重々理解してる。だけど13連敗するほどか?
つい昨日までそのソフトバンクをボッコボコにした中日は、今日パリーグ最下位を独走する日ハムさんに1-10で大敗した。
だからどうこうじゃなく、こういうことがよく起きるのが野球なんだよ。ジャイアントキリングが頻繁にあるし、優勝チームだって5回に2回は負けるんだもの。

そう、これはもうアレルギー。
戦う前から萎縮して緊張して、なんだか地に足がついてない。やる前から負けてる。

この状況下で、命運を託すピッチャーが畠じゃ心許ない。
顔の話をしちゃ大変申し訳ないけれど、あの二言目には「すいません」って言いそうな顔つきのヤツにこの局面は担えないよ。畠は投げてる球には見どころはあれど、慣らしてみたらよくても5勝が関の山になる二流三流のピッチャー。どこにでもいるその他大勢枠の選手。すいませんすいません言いながら乗り切れる状況ではなかったわな。

これはもう、見てる側も同じ。
ほら、畠が火だるまになるのを見てるときの心境と、戸根がよくわからないうちにスイスイ投げてくサマを見るときの気持ちは違ったでしょ?相手も人間。別に怖くなんかないよ。打者は打って3割、その3割に目を向けるか残りの7割を見るかだよ。そんな当たり前のこともできなくなってるからこれはもうホントにアレルギー。蛇に睨まれた蛙じゃ、勝つ負けるの前に戦えない。

だから正直、今日はやる前から負けると思ってた。畠じゃ無理だと思ってた。それを今言うのはずるいけどさ。
この3連戦、明日がもっとも勝機のある日。去年の日本シリーズ、実はしっかりソフバン打線に通用してたサンチェスが投げる明日こそ、ようやくようやくこの長い長い屈辱を終わらせる日。
びびるな。怯むな。恐れるな。
今日で全てが終わるさ今日で全てが変わる今日で全てがむくわれる今日で全てが始まるさ。
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あまりよく覚えてないけれど、少し前まで岡本は不振だ不調だと叩かれていた気がする。

去年もこんな感じだった。

その去年を教訓として、管理人はもうあまり気にしていない。いや、気にしていないは言葉が悪すぎるから心配していないにしとこうか。

気が付いたらまた二冠王だ。もはや定位置といってもいい。
そして、あのわかってんだかわかってないんだか不安になるようなヒーローインタビューw 飄々としているというか、ぬぼーっとしてるというか、まあジャイアンツにはいなかったキャラだ。
あれくらいメンタルが強くないと巨人の四番なんて務まらないんだろうし、管理人が心配しなくなったのもあのキャラに因るところが大きい。ああ、こいつはほっとけばいいんだなといつの頃からか察した。

打率は少しもの足りないままだと思うけど、ここ一番のタイムリーと、相手に大ダメージを食らわせるホームランは今後も安定して出ると思う。
頼りになるんだかならないんだかよくわからないけど、「巨人の四番」という重い重い十字架をもう3年も4年も背負ってきたのは紛れもない事実。彼は彼なりの理解、解釈があって、重圧を上手く消化してくれてるから今がある。たいしたもんだよ。

それと、今日先発してた楽天の人。
そうそう、なんか田中マーくんに顔が似てる人。キミ、そういえば開幕前に不倫相手に子供産ませて騒ぎになってたんだっけか?よかったねえ、清田に矛先が移ってw 
キミは投げてる球は本家マーくんにも勝る超一流のものなんだけど、入団からずっと内容と結果が伴わない。もっともっと勝っててもおかしくないのに、好投しても結果に結び付かない。
ピッチャーって三振獲るのが仕事じゃないんだよ。アウトにするのが仕事なんだよ。それを間違ってるから初球を不用意に必ずストライクでカウントを取ろうとする。あの円陣はそれだと思うぞ。そして、ノムさんが生きていて楽天の監督だったら、まずいの一番にそこを補正するだろなあ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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時は流れた。

冴えない守備のミス2つを大ファインプレーで取り返した丸より、


不似合いな3番で4安打を放ってみせた尚輝より、

結局試合を決めることになった「GIANTS PRIDE POTATO」ことウィーラーの一発より、

今日管理人が感じたのは抗えない時の流れ。非情な現実。

その昔、岸は紛れもなくジャイアンツキラーだった。
それも滅多に対戦の無い他リーグだからこそ、いつまでも強烈に重石のように圧し掛かるトラウマだった。

2008年の日本シリーズは、ジャイアンツファンにとって思い出したくもない過去の一つ。
その中心選手だった片岡と中島が今自軍にいる運命の悪戯を思いながらも、それでも強烈にイヤな記憶として残っている。
そのシリーズでもっともしてやられたのが他でもない岸。まああの頃の岸はすごかった。
確か管理人の記憶が正しければ、その翌年の交流戦でも岸に負けてるはず。トラウマはより一層強烈な焼き印として植え付けられた。
その更に翌年、再度のリベンジを図り臨んだ交流戦。やっと念願を果たしたこの試合は観に行ってた

こういう経緯を経て、10年越しであたる宿命の敵。
・・・それがこういう試合になる。
あれから10年超、本当に時は流れた。管理人も歳を取った。

10年前の歴史が残されている我がブログって素敵だなあ、なんて思いながらこの先10年も続けられるようにと願う。まあ頑張るぜwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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FAで巨人に来た選手で一番どうしようもなかったのは誰だろう?
野手と投手を比べるとややこしくなるから投手に絞って、ワーストのピッチャーは誰だろう?


野口、門倉。近年では森福。この辺だよね。
でも、いのうとうしゅのクソっぷりはこれらを凌駕する勢いだと思うよ。スタートからこんなにも破竹の勢いで飛ばされた日にゃ、他の失敗例なんか霞んで見えるもの。

冷静になって話を戻すと、今日のカープさんのスタメンは一軍半レベル。
舐めプとは言わない。コロナで大打撃を食らった事情があり、順位争いからも少し離された現実があり、そんな中で無理に勝ちに拘らない感も垣間見える未来への投資のようなオーダー。

その一軍半打線に対し、1イニングに9点取られるジャイアンツ中継ぎ陣の不甲斐なさ。
やっぱりその中でも目立つのがいのうとうしゅだよ。先発の髙橋がカモにしてたクロンに打った瞬間わかる大ホームラン。もう大変申し訳ないけども、管理人は大爆笑したよ。こいつは何?出てくる度にホームランを打たれなきゃいけない決まりでもあるの?最近のFAってそういう契約するの?

まあ、同情すべき点があるとすれば、用法容量を守って正しくお使いくださいってことでさ、中継ぎで使うよりか先発向きの投手ではある。過度な期待をせず、3回に1回くらい好投すればいいくらいの気持ちで、年間通して7勝7敗くらいで御の字みたいなポジションだよな。35歳の今もその力が残っているのかは別として。
ただ、仮に不向きな仕事だとしても、もう少しなんとかしろよと。おまえFAで来るくらいのベテランだろよと。難しいこと求めてる訳じゃないんだから。「ビハインド」を「大敗」にするのがおまえの仕事かとただただ呆れる。

宇宙人キャラなんてのはオブラートに包んだ表現で、言葉を選ばず言えばただのバカ。程度の差はあれ、どこの組織にもいるマイペースで空気を読めない人種。ハッキリ言うと、こういう人間と原が合う訳がない。
活躍しているうちは大目に見ても、こうなるともうどの角度からもフォローのしようがない。人間的にも合わなくて戦力としても使い物にならないなら、それはもう三軍にいる台湾のアレと同様の幽閉コースだよね。
もう管理人もこいつについては見切りました。次にドームで投げたいなら、モルツドリームマッチでどうぞ。張本さんくらいなら抑えられるんじゃないの?

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まずはカープ菊池の無事と早い回復を祈るよ。
管理人は巨人ファンだから無症状のカープ選手まで心配する気にはならないけど、39.8度ともなるとさすがに同情するし心から心配だわ。冗談抜きで死ぬレベルの熱だよ。しかも入院しないで自宅にいるんだろ?だいじょぶなのかホントに。

有名人だから周りがケアしてさすがに見殺しにされることはないだろうけど、とにかくホントに早くよくなってくれ。で、よくなったらカメラの前でいかにコロナが怖いか語ってくれ。影響力のある人が恐怖を語るのが一番抑止力がある気がするよ。

さて試合。
いつ触れようか触れまいかとタイミングを計ってたけど、とにかくウィーラーがすごい。いつまでもすごい。
なんたって、開幕から絶好調→コロナで離脱→復帰して絶好調アゲイン。
という謎のムーブ。もうなんだか変な心配をしたくなるくらいにずっとずっと調子がいい。スター取ったマリオみたいな状態が延々と続いている異常な事態。打席数が100を超えてるのに打率421とかなんなんだホントに。

で、見てて思うけど強引さがまるで無いんだよね。
これだけ調子がいいとついつい振り回して長打を狙いたくなるし、心情的にも「俺が俺が」で打ち気に逸るようになって当たり前。
ところが至って平常運転なのが今のウィーラー。逆らわない広角なバッティングが健在だし、これだけの成績を残していながら時にはケースバッティングとか進塁打みたいなことまで厭わない。逆にこの力の抜け方が好調の秘訣なような気もしてる。失礼ながら、ウィーラーはチームの中心選手ではないから、気負わずにちょうどいい立ち位置でやれてるように見える。

そして何よりも明るいわ。
常に笑顔だし、仲間を誰よりも熱心に応援し、タイムリーやホームランが出ると子供のように喜んでる。ムードメーカーなんて言葉じゃ片付かないくらいの存在感だし、負けてる試合でもこういう選手がいることでどれだけ救われるか。まあ貢献度高いよ。


こっちも、あのハクション大魔王なのかポテトヘッドなのかはさておき、底抜けに陽気な笑顔を見ると笑ってまうw こういう外国人は誰以来だろか。現役時代のラミレスは割にこんな感じだったな。

こんな好調がいつまでも続く訳はないから、今がピークでこの先は下降線と考えるのが当たり前。

だけど今年のウィーラーは、コロナを乗り越え、テームズの陰に隠れて出番が減るピンチもすんでのところでかわし、己の好調だけじゃなく強運にも味方されてここまできてる。
今年はこのままウィーラーの年になる。意外と冗談じゃないかもしれないよ。

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絶体絶命。
巨人ファンみんながそう思った。管理人も手に汗握ってハラハラして見た。心拍数もいつもより多かった気がする。


でもこんなもんなんだよ。
バッターは成功して3割の仕事。そう簡単には打たれないぞと腕を振って投げれば、投げた球の行方はどうあれ意外にこんな結果になる。
こう言ったらなんだけど、大江の球は全然よくなかった。最後三振してくれた球なんか、インコースから真ん中に入るいわゆるインスラ。一歩間違えば大怪我する球。それでも結果は吉と出る。
つまり、思い切って腕を振って投げ込むこと。人と人との戦いなんだから、気持ちで負けてなかったら何が起こるかわからない。

野上もそう。なんというか臆してないよ。
淡々とはしゃぐことなく語ったヒーローインタビューのように、クールに落ち着いて投げて仕留めてくれた。マルテを怖い怖いと思って見てた巨人ファンは反省しないとな。
今年は開幕からずっと野上を褒めているけど、今日で全ての巨人ファンを味方に付けたと思う。
今年ここまでのブルペンには野上が不可欠。成績もいいんだけどその数字以上に貢献度が高い。この状況でも己の立場を弁え、過去数年役に立たなかったことを自覚しているかのような立ち振る舞い。見ていたファンは胸打たれたはず。死の淵を見てきた男ならではの開き直りというか、まあ苦労して苦しんできた男の顔だったね。かっこよかったわ。

逆に今日猛烈に反省すべきは鍵谷。
結果がこうだったからじゃない。ビビッて腕が全く振れてないんだもの。置きにいった球ばかりだったし、全てに怯えてまるで震えながら投げてるみたいだった。
序盤のサンチェスもそうだったけど、逃げようとか交わそうとか思ったら負けるよ。真っ向から勝負してねじ伏せてやろうと思ってようやく勝てるんだ。

プロの選手同士、そんなに力の差がある訳じゃない。
バッターは成功して3割。どんなにいいピッチャーでも1試合あたりの平均を出せば2点程度は取られる。今日の9回表みたいな異常な空気になったら、そこでものを言うのは気持ちだよ。
すごーく濃い1イニングでいろいろ勉強になったね。そして大江、野上ありがとう。


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巨人ファンならみんな気付いてる。
記憶の中のあの姿より、少しだけ今の実像が違うことを。

それにはいろんな理由がある。
まずは研究、分析されたこと。
ジャイアンツはリーグ2連覇中のチーム。その中心選手は当然に他球団から徹底的に丸裸にされる。

去年、高梨をマウンドに送り出すときは安心して1イニングを任せられた。
右だろうが左だろうが関係なく、セットアッパーとして計算ができるピッチャーだった。
今年の高梨は対左の専門職。逃げるスライダーは変わらず健在だから安心して見ていられるけど、右打者へは不安の方が先に立つ。言ってみれば去年の大江みたいな感じ。

去年その対左ワンポイントを担ってきた大江は、今年はもう一線級の勝ちパターンではない感じ。今でいう戸根とかその辺の扱いにランクダウンした感がある。

打つ方でそれが目立つのは左打者二人。
まずは丸。コロナどうこうという気の毒な事情はとりあえず置いておいて、原にとっての扱いは確実に変わった。
もうスペシャルワンじゃない。おまえの代わりはいるんだぞと、簡単に代打を出されて下げられるポジションになった。これは「主力」から「レギュラー」へのランクダウン。坂本や岡本と並べて語られる立場のはずが、気が付けば若林や尚輝と同列になろうとしてる。

もう一人は亀井さん。
やっぱり冴えてない。今日だって初球を狙うこと自体はいい。スアレスは球が速すぎてチェンジアップに対応できないから、カウントが早いところでストレートに絞っていくのは全然いい。
だけど、打ったのは難しいコースのチェンジアップ。ヤマを張っていたとしても打ちに行く球じゃない。そういう勝負勘とか適応能力が著しく落ちている。これはもう悲しいかな忍び寄る衰えのせい。

今でもかなり聞こえてくるけれど、きっとこの先も亀井さんへの罵声はどんどん大きくなる。
引退しろ引退しろと非難が高まり、いざ引退を発表したら辞めないでくれずっとファンだったと擁護の声が逆転する。今まで数多くの選手が辿ってきた引退曲線に間違いなく乗っている。

・セットアッパーは対左のワンポイントに
・ワンポイントは敗戦処理に
・主力はレギュラーに
・代打の切り札はただの控え選手に

少しづつ目減りして、結果チーム力も落ちた感あり。
なぜなら彼らの代わりを務められる選手はまだいないから。

チームとは生き物。多くのクルーを乗せて進む船。
誰かが誰かの代わりになり、それが一定水準に達したときに無敵艦隊になる。
立場を追われた選手はこのまま失脚するのか?だとすれば、その後釜には誰が座るのか?まだたったの39試合。勝負はまだまだこれからだから、そういう目でチームを見るとよろし。

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こういう日は四の五のとつまらない理屈は言わない。
勝ったことをただただ喜べばいい。


「坂本がいないジャイアンツは弱い」

そう言わせないように、もっとも頑張るべき男たち二人が結果を出した。過程はどうあれ素晴らしい勝ち方だったと思うよ。

若林がいいか尚輝がいいかの論争は、またも答えが出ず先に持ち越し。
でもそれでいい。競い合って、その結果がこうしてチームに果実をもたらして、なんなら秋までこのままだっていい。

当人たちも間違いなくお互いを意識しているはずだから、明日もバッチバチに競り合って、俺の方がすごいんだってとこを見せてくれ。
若林も頑張れ、尚輝も頑張れ。おまえら二人ともすごい選手なんだ。頑張れ頑張れ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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年   試合数
08  144
09  141
10  144
11  144
12  144
13  144
14  144
15  130
16  137
17  142
18  109
19  143
20  115


この13年間、坂本という選手はほとんど毎試合出場している。言ってみれば不動のレギュラー。
坂本がいて当たり前。常に「ショート坂本」を前提としてオーダーを組めた訳だ。

「坂本の次」というのはここ数年言われ続けたテーマだけど、遂にその時が来た。予期せぬ形で甚だ不本意ではあるけれど、坂本抜きのジャイアンツを否が応でも考えなきゃいけないその時が来た。

もちろん痛い。智之に続いて主力も主力、チームの看板選手がいなくなるのは本当に痛い。坂本の代わりは現状においてはいない。

だけど、いつかはこうなる。それが世の理。
当の坂本だって、08年は二岡が怪我をした期間に出てきて、周囲の厳しい評価に晒されながら己の力で居場所を勝ち取った選手。いざ変化を求められる時ってのはこんなもんだよ。それに、あの時と違って坂本は2か月もすれば戻ってくるしさ。

きっと尚輝にとっては大きな大きなチャンス。若林に押され気味で出番がどんどん減少していた身にとってはこの上ないチャンス。吉川若林論争もこの期間に黙っていても答えが出るようになった。

嘆いていても始まらない。泣いていても愚痴っていてもどうにもならない。一番悔しいのは坂本本人なんだし。
まだ5月でよかった。これが8月9月ならもうダメだった。
管理人はそう思うし、これを転機と認識しある意味ではチャンスと思い前に進もう。そして坂本、ゆっくりゆっくり休んで。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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なんか球遅いなあとは思ったんだよ。
けど、今日の智之は異常にコントロールが良くて、キャッチャーの構えたところにピタッときてた。だから今日は制球重視のバージョンかなんて見てたけど、そうですかこうなるんですか。


たくさんのものを失った試合。
エースの離脱は言うまでもなく、頼れるセットアッパー中川への幻想も消えた。もしかしたら勝ちパに組み込めるかなんて桜井への夢も消えたし、FA選手なんだから戻ってきたらきっとやってくれるだろうと信じてた井納に対する期待もなくなった。

一晩で本当にたくさんのものを失った気がする。こんな日だから前向きにいいところを拾おう。

今年の野上を見て思う。

・・・痩せたよな。知ってる野上よりも一回り細くなって体のキレが良くなったように見える。投げ終わりに小躍りするような躍動感が出たもの。
スピードガン的にはそんなに速くなくても、非常に軌道がいい球を投げてる。コントロールもよくなって変化球も低めやコーナーに決められる。どっかの桜井に見せてやりたいくらいだ。

あのまま勝てていれば実に728日ぶりの勝ち投手だったそう。急な出番だったのに見事なロングリリーフだったから勝たせてやりたかった。たぶん巨人ファン全員の総意。
だけど、これだけ投げられるなら、もう一段理想を上げて先発投手として勝たせてやりたいな。誰の目にもわかりやすい形で野上復活って言われる形をお膳立てしてやりたい。
チームの台所事情も智之がいなくなるんじゃ火の車だからさ、野上が男を上げるチャンスはそう遠からずくるよ。



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このマツダでの3連戦、ポイントというかキーマンになった選手は桜井ではないだろうか。
「ええっ!?ここで桜井?!」と、一度ならず二度までも驚かされ、なんだかんだとんでもない過程を経ながらも抑えた。


管理人は割と桜井という選手は好きだ。
気持ちを前面に押し出して投げるファイティングスタイルといい、ドラ1で入団していながら挫折を味わった経歴といいい管理人好みで、一般的(?)巨人ファンの論調と比べればだいぶ好意的だと自覚している。

ポテンシャル的にも球は速いし、球種は豊富だし、空振りを獲れる球もあるし、セットアッパーどころか隙あらば先発ローテを狙ってほしいと内心思っている。

ただその好意的フィルターを通して見ても、やっぱり一言言いたくなる。
ふわっと変化球を真ん中に投げてしまうあの悪癖はなんなんだろう。
今日もクロンの場外ファールに心臓が止まりかけた人が多数いたことと思うが、あの球だけじゃなくもう一球あった。一昨日にも一球あった。
まるで吸い寄せられるように甘いスライダーだかカーブだかが真ん中にいく。相手バッターもあまりに絶好球で逆に動揺するくらいの球がいく。クロンだって「キタ!」と思って力んだからファールになったんじゃないかなあ。


ここをなんとか克服してくれないと、タイトな場面じゃ怖くて使えない。
いわゆる「大怪我する」ことになるし、一昨日も今日も大怪我どころか「即死する」くらいの綱渡りに感じた。
今日、鈴木を三振に獲ったようないい変化球も投げられるんだし、一昨日だってフォークがワイルドピッチになった後で、恐れずもう一度フォークを投げて仕留めた度胸もある。ネタ選手扱いされることも多いけど、間違いなくいいものは持ってるんだよ。

桜井がジャイアンツの一軍にいることに違和感はなくなった。2年前の今頃にようやくプロ初勝利を挙げた選手なんだから、それは彼の頑張りというか自分で自分の居場所を作れたということ。
その居場所が敗戦処理枠なのか、もう一歩飛躍して一昨日や今日みたいな場面で使われるようになるか。敗戦処理から先発はあり得ないけど、セットアップで結果を出してたら自ずと先発のチャンスも回ってくる。
あと一歩、足りないものが何かは明確だと思うよ。
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荒療治は効いたな。
迷いなく振った丸のスイングを見てそう思った。


今日の相手ピッチャー森下くんは素晴らしい出来。どの球種も決め球にできる驚きの完成度。
こういうときは、球種で絞って狙うのが一番わかりやすい作戦。

となると、必ず1球は来るであろうストレートに狙いを定めたくなるところだけど、この回先頭の梶谷はインコースストレートに振ることもできず見逃し三振。続く坂本もストレートを読んでたはずなのに真ん中高めを空振り三振。わかっていても打てないレベルの球がきてた。

じゃあ、カーブを狙うか。カーブなら球威に負けることはないからな。
しかも、丸は第1打席でストレートをヒットにしてる。第2打席でもカーブは1球も投げてきていない。
カーブが来るはずだ、きっとカーブが来るはずだ。

頭でそう思っても、それを行動に移せるか。迷いなく気持ちをバットに託して勝負に出られるか。ここ最近丸がらしくなかったのは、技術じゃなくてこういう思い切りとか自信の問題だと思う。
スパーンと振り抜いた打球を見て安心した。丸はそれを糧にできるタイプと信じてたけど、懲罰だなんだと面白おかしく取り上げられた荒療治はちゃんと効いてくれたみたいね。

バッティングは一瞬の勝負。
岡本が悪いときもそうなんだけど、テクニックどうこうよりも自信が無くてバットが出てこなくなる。迷いが生じてスイングがボールに負けるようになる。
カーブが来る。そう読んで自分を信じて打った今日の一発はとてもとても意味があるよ。


   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  ・ω・) ビエイラ?誰それ?
     `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒
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不思議なピッチャーに育ったなあ、としみじみ思う。

球は遅い部類。ストレートの球速はときに140キロにすらならない。

決め球はできた。スクリューのキレが良くなってウイニングショットにできたことで、そこから逆算してピッチングを組み立てられるようになった。今年飛躍した一番の要素はそれ。

だけど、そのスクリューでバンバン三振を獲るかというとそうでもない。むしろ、奪三振はチーム内の他の先発陣よりもかなり少ないし、奪三振率で見たらセリーグ規定到達者の中で最低だ。
スクリューはほとんど右バッターにしか投げていないし、割とあっさりとカウント球としても使っている。

こういう軟投派は往々にしてコントロールがいい。
軟投派はスピードボールがない分、狙ったところにピシッと投げられる制球力でカバーすることが多いのだけど、高橋の場合それも実はイマイチだったりする。
フォアボールは多いし、球数の割にイニングが喰えてないのも偏にボールが多いから。おまけに、立ち上がりも良くない。昨日は初めから見てたけどどうなることかと思った。

フォアボール絡みでピンチを招き見てる方を不安にさせるのだけど、どういう訳だか点は許さない。頼りなさそうな顔をして意外に強心臓なのか、ランナーは溜めてもそこで止められる。
相手からすれば、速い球はないし、チャンスを作ることも簡単にできるから、なんだかいつでも攻略できそうに思える。高橋のアワアワした表情も相まって、こんなピッチャーいつでも崩せるような気にさせられる。

過去の先輩で一番似てるタイプを探せば尚成。内海や杉内と比べて語られることが多いけど、尚成の方がいろんな意味で近い。でも、尚成は非常に非常にコントロールのいいピッチャーでフォアボールはかなり少なかった。スクリュー(シンカー?)も三振を獲ることに活かされて、奪三振も多かったのが尚成。それと比べるとやっぱりちょっと違う。それに尚成は新人の頃からマウンド上でふてぶてしかったしなw

つまるところ、高橋は不思議ちゃんである。
おおよそピッチャーには不似合いな気の弱そうな顔で、掴みどころのない内容のピッチングで淡々と抑える。
管理人はあまり彼を褒めることはなかったのだけど、なんとなくいいように収まってくれたというか自分なりの形を見付けてくれたのだなと思う。高橋、次も頑張って。



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大変不謹慎であることは重々承知している。
だけども、テームズのあの醜態を見たときに管理人は普通に爆笑してしまった。


追いつかれるとか追い越されるとか、試合展開においてもタイトな場面だったはずだけど、まるで運動会の父兄参加種目でハッスルしてやらかしたオッサンのような姿に大笑いしてしまった。

なんでもないレフト前も捌けず、誰も何もしてないのにジャンプしただけで勝手にもんどりうってひっくり返ったメジャーリーガー様。
失笑の類で爆笑することはそうそうないのだけど、今日がまさにそうだった。


笑いながらいろいろなことを考えた。
今日は記念すべき日になるはずだったはず。ようやくフルメンバーが揃い、これが2021年ジャイアンツ打線だと他所に向けてアピールするターニングポイントになるはずの日だった。

その筋書きは崩れた。
きっとテームズは長期でチームを離れることになるし、もしかしたらこのままサヨナラだ。
だけど、ここまで頑張ってリードオフマンを務めてきた松原にとっては大チャンス。この不幸は見方を裏返せばラッキーと言ったって差し支えない。

それに、あの場面をよく見ると気が付くのだけど、センター丸のバックアップが異常に早い。どこにいたんだおまえはというくらいすぐに回り込んでる。
これはもう、テームズの守備がヤバいことを認識していたからこそのナイスカバー。頼もしいけど、いつもこんなことやってたら丸が潰れる。晩年の金本みたいに、周りがカバーじゃなく介護する状況になってしまう。

松原の出番を奪うこともなく、丸であれ誰であれセンターを守る選手を潰すことも避けられた。
うん、ならいいんじゃないかな?ダメ?

いや、真面目な話、駒を持て余すような状況を回避する意味でもこれはプラスだと思うよ。大変失礼なのは百も承知してるけど。まあ、テームズさん、重傷だと思うけど浅草でも観光してまあごゆるりと。



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コロナのせいで主力4人がチームを離れている。
普通に考えれば、そんなに長い期間でもないのだから彼らがいない間を代役で凌いで、4人が戻ってくればそのまま入れ替わるのが通常のパターン。


でも、それじゃチームは前に進まない。新陳代謝はなされない。
そんな単純な足し算引き算が許されるのは、それこそ去年までの阪神みたいな弱いチーム。上を上をと狙う組織にそんな緩い空気はいらない。

いよいよ明日、4人が戻ってくるとなったときに、誰がその座を脅かす活躍ができていたか。
・・・重信も頑張ったけどやっぱ香月だよね。一段上の目立ち方をしたね。
こういう下剋上、入れ替わりは組織にとって必須。だって、いつまでも同じメンツでやる訳にはいかないんだもの。無理に若手を起用して監督の贔屓だなんだつまらない批判を招くよりは、こうして誰の目にもわかりやすい形で若手が自分の場所を確保していく方が望ましい。

で、香月本人について一つだけ触れれば、スイングが速いね。さすが大阪桐蔭産の選手。
それこそ西武森を思わせるような、体格が小柄なハンデをもろともしない強く速いフルスイング。三振か長打か的な、あまりジャイアンツにはいないタイプ。そうそう、己が三枚目だと自覚しきったようなキャラもジャイアンツには珍しいね。

・・・試合がどうとかその辺はどうでもいいよ。
ほら、ついこの前言ったじゃん?今はまだゴールデンウィークにもならない序盤も序盤の段階。
連勝や!最高や!優勝や!って騒いでた人たちは、もう十何年も優勝争いに縁が無くてペナントレースの戦い方を知らないかわいそうな人種。

この3日間で起きたことは、例年お得意様の相手が今年はなんだか意気揚々と乗り込んできたけど、終わってみたら2勝1敗で返り討ちにしてやりました。どんとはれって話だよ。

繰り返すけど、今はレギュラーを固定する時期じゃない。わかるか矢野くん?交流戦くらいまでは使える駒の見極めに充てて、夏、秋に向けてのベストメンバーを作っていく時期だよ。まあ、せいぜい頑張って。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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