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山ほどマンガを読んでるけど鳥山明ほど魅力的で上手い絵を描く人っていないんですよ。合掌。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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さあいこうぜ90周年のメモリアルイヤー。

85周年 2019年 優勝
80周年 2014年 優勝
75周年 2009年 優勝
70周年 2004年 3位
65周年 1999年 2位
60周年 1994年 優勝
55周年 1989年 優勝
50周年 1984年 3位

記念の年には強いのがジャイアンツ。
翔さんとウォーカーが抜けて打線の火力不足は否めないけど、去年と比べてだいぶ野手陣が若返った。
課題だった中継ぎ陣も整備された感はあるし、十分に優勝争いできる力はあると思う。

さあいこう。
今年も笑って泣いて野球に熱くなる季節がやってきた。



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なんだこのバカ!?と思いながら、確か大震災の年にもこんな真似したバカいたよなと思って調べてしまった。そうだそうだバニスターだ。タイミング的にはバニスターと同じだけど、中身に関しちゃミセリに近いか。いやどっちにせよクソだけども。

まあ、もう割り切って開き直りましょうや。
オドーア全然打ててなかったし、ベンチでも所在なさげだったから結果オーライと考えましょうや。
いたらいたで打てなくてもある程度は使わなきゃいけない呪いの装備化しそうだったし、若手のチャンスが増えて、このバカよりはマシな新外人の獲得にも遠慮なく動けるようになったんだから。

ただ、恥を晒すというか、見せなくていい内部のガタガタを表に出しちゃった感はあるよね。
まあアンチ巨人の皆さん、今日のところは遠慮なく笑ってくださいな。管理人もこれが他球団で起きたことなら大笑いするものw




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今年は割とオープン戦を見ている管理人。
佐々木くんは変な構えなのにバットがスムーズに出るなあとか、オドーアってなんか見た感じに違和感あると思ったら浅野くん並に足が短いんだなとか、そんなことを思いながら横目で中継を観戦している。

昨日が今年初の東京ドーム開催日。
いやぁ、お客さんたくさん入ってたねえ。驚いちゃった。公式発表で34,727人だってさオープン戦なのに。



そして、今年から大きく変わった点が一つ。
2019年以来4年ぶりに外野立ち見チケットが復活した。昨日もその効果なのか外野席はだいぶ声が出てたオープン戦なのに。

これに関しては管理人は事情をハッキリ覚えている。コロナを受けて立ち見券が無くなったんじゃなく、なんか東京ドームを野球観戦をスタイリッシュにしようみたいな動きで先に立ち見券が廃止されて、後から起きたコロナ禍がそれにバッチリガッチリ合ってたもんで誰も文句の言いようがない状況になったんだった。
ただ去年から声出し応援が復活して、やっぱり以前と比べると物足りなさを感じていたのが実際のところ。何度も書いてるけど、毎試合熱心に観戦に来るような人たちは例外なく立ち見エリアにいたんだもの。彼らが最上段からでっかい声を出して、前の方にいる人たちも文字通り背中を押されるように盛り上がるのが外野席の応援スタイル。この復活は大きな一歩だよ。
それに、ハッキリ言うとチケットの売り上げ落ちたのもあるんだろうね。繰り返すけど毎試合来てた人たちが来なくなっちゃったんだからそりゃそうなるよ。

それとね、今日書きたいことがもう一つ。
阿部が何か言う度にニュースになってネットがおもしろおかしくいじる。
・・・まあ、黙って見てようよ。まだ始まってもいないんだから。

歴史が証明しているようにプロ野球は勝てば官軍。同じことを言って同じことをしていても、勝っていれば褒められ称えられ負ければけなされ非難される。
やる前から発言一つを取り上げて盛り上がってるネットもアホだし、逆によほど原が嫌いだったのか日刊ゲンダイは「阿部は泰然自若としていてすごい」みたいなバカ記事を書いてて笑ってしまった。どっちも時期尚早もいいとこだよ。

プロ野球は週に6戦を半年もやるんだから、やってるうちにイヤでもいろんなところが見えてくるじゃない?ボクシングのタイトルマッチみたいに年に一度の大勝負じゃなくて、毎日毎日試合があって山も谷もあるから、それを通じて見えてきたものそれを搔い潜って感じられたもの、そしてその時に出てる結果が全てで、それがわかるまで余計なことは言うもんじゃない。

まあ、楽しみだね。
管理人も今年はレプリカユニフォームを新調したし(届いたらここに載せるぜぃ)、チケットも既に2試合分買ってある。
うん、今年も春が来た。







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さて、松本さんはどうするのが正解だったのだろうか。

第一報が出た段階で、「事実無根」とかいかようにも解釈できる弁明じゃなく、

『女遊びはした。それは嫁と子供には謝るけれど世間に向けてどうこうという話じゃない。
無理矢理だとか性的加害とかは甚だ心外。そんな風にはとても思わなかったし、(後から世に出た)相手方からお礼のメールもきていたと聞いている。』

って言えばまだどうにかなったかなあ。

管理人的にはこの話は二層になっている感があって、一つ目はここ数年いいパパキャラ、家庭的な面を出していた松本さんが不倫しまくり、女遊びしまくりだったということに嫌悪感を覚えて引っかかる層。

ただ、松本信者であればあるほど、実はこの一層目には何の違和感もない。
あぁ、あれはやっとるとファンほどすんなり受け入れたのが実情ではないだろうか。

二層目は、合意なく無理矢理したのかしないのか。
遊びが遊びとして笑い話で済むのか、それとも大事になるのかの分かれ目。松本さんのファーストリアクションの「事実無根」とは一層目に対してか二層目を指してものかそれが曖昧で、彼らしくない歯切れの悪さが感じられた。

そして、ファンであればあるほど、ダウンタウンに影響を受けていればいるほど、この二層目にもあぁ、あれはやっとると思うはず。だって松本さんだもの。

彼は自分が世の中でもっとも頭の回転が速い人間だと思っているはずだし(管理人もそこには全く異論がない)、その優れた俺様が一晩の遊び相手ごときに拒否されたとなったら、それは松本さんのプライドが許すはずがない。だって彼は道なき道を切り拓いて日本のトップに成り上がった、いわば立志伝中の人なんだもの。

ただ、この二層目は密室のことだし男女のこと。男なら女性に「イヤ・・・」と言われながら、なし崩し的にことに及んだことが一度はあるはずだし、その辺の感覚は当事者以外は語る権利なんかない。女性の「本当はイヤだった」を全部が全部認めていたら、世の男性の8割9割は投獄されることになる。

嫌がってるだなんて夢にも思わなかった、と最初からこの路線で打ち出していたらまた違ったんではないかなと思う。言わずもがな、世の男性8割9割は松本さんが有名人で資産家だからこそシンボル的に標的にされたことを察するし、こんなことがまかり通ったら大変だという先読みまで含めて男性からの風向きはだいぶ変わった気がする。

一手目が松本さんとは思えないくらいキレが悪かった。・・・らしくなかったなあ。信者としてはそこだけが残念だ。
ただ、あれだけ賢い人だから、きっとこのまま辞めることまで想定して立ち振る舞いを決めるはず。ここ数年は引退について語ることも増えてたし、去年の発言で「早ければ2年で辞める」と言ってたのは周知の事実。それが多少早まるだけだ。松本さんが師と仰ぐ紳助さんの例もあるからそこにそんなに抵抗はないんだと思う。
ダウンタウンとは日本最高の芸人にまで名前が独り歩きして肥大化したけれど、その本質は松本さんが浜田を笑わせたい、ただそれだけ。最後の最後には客が数百人の劇場で漫才をやって、それで浜田が大笑いしてくれればいいと松本さんは思ってる。ファンとか後輩とかは二の次だ。言うほど未練はないんだと思う。


そして、松本さん、ひいてはダウンタウンがいなくなることで壊滅的な影響を受けるのはテレビ界。
管理人は仕事柄10代20代の若い子と話をすることも多いのだけど、彼ら彼女らは驚くほどテレビを見ていない。一人暮らしをしている子たちだとテレビの保有率は体感3割以下だ。つまりテレビはもうおじさんおばさんと呼ばれる世代以上の人たちしか見ていない旧式メディア。
そのおじさんおばさん世代にもっとも支持され愛されてきたのが他でもないダウンタウンであり松本さん。今回、文春は松本さんや吉本興業を刺した気でいるのだろうけど、彼らがやったことはテレビという前時代的なメディアに止めを刺したことに近しい。10年後20年後、テレビが死んだタイミングを振り返るとき、必ずやこれがターニングポイントになると確信する。

話を松本さんに戻すと、やはり一手目である。

『いや、むちゃくちゃ不倫してました。でも絶対むりやりなんかしてない。ただ、相手が本当はイヤだった言うならそれは尊重せなあかんから謝罪します。したことはもう取り返せないですから、当人とよく話し合った上で金銭で解決できるなら世界の誰よりも多く賠償します。』

くらいのことを言って、後で浜田が徹底的にいじる余地まで残して、謝罪しながら開き直るべきだった。ベクトルが真っ直ぐじゃなかったから余計にこじれたし、なんだかカッコ悪くなったし、ファンまで味方しにくい感じになった。

さあ、ここからどうするか。天才にして鬼才、稀代の芸人松本さんはこのまま晩節を汚しただけで終わるのか。
誰しもが「クロ」と思って内心ニヤニヤしてる状況だけど(だから後輩芸人がほとんどコメントしない)、もう一回さすが松本さんと思わせてよ。そして、願わくば水ダウだけはなんとか存続してくださいお願いします。







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「ダイヤモンドの功罪」

見事、本年度の「このマンガがすごい!」1位に輝いた本作。
散々描き尽くされた感のある野球マンガだけど、この角度から描いたのは特筆に値する。
舞台は少年野球。主人公はあまりにスポーツ万能すぎて、むしろそれをコンプレックスに感じている小学生。あまりに簡単になんでもこなせるがゆえ孤立し、個人競技に嫌気がさして緩く楽しめる弱小リトルリーグに辿り着いたという設定。そしてこの主人公は気が弱いというのか優しいというのか、はたまた弱いというべきか、争いごとを嫌い自分よりも他者を立てようとする性格をしている。
勝ち負けを気にせず、純粋に野球という競技を楽しめる環境にようやく自分の居場所を見つけたと思いきや、その溢れ出る才能はすぐに周囲の目に留まる。ただ、仲間内で楽しく野球がしたかっただけなのに、いつの間にかU-12の日本代表に選ばれ自分を取り巻く環境がどんどん変わっていく。弱小チームの監督、チームメイトの父親で元プロ野球選手、日本代表のチームメイト(相棒のキャッチャーに「完全試合をしちゃかわいそうだからわざと打たせようか」なんて相談を試合中にする)、周囲を巻き込み翻弄していくものの、自分の中では巻き込まれ翻弄されていると感じている主人公。タイトルのダイヤモンドとは野球のダイヤモンドであり、光り輝く原石のことであり。これは野球に興味がなくてもおもしろいと感じるであろう快作にして怪作。

「BLUE GIANT」



これはすごい。管理人的に2023年はこの作品にしてやられた。
仙台の高校生がジャズに出会い、東京に出てテナーサックス一本でプロになり成長していく過程を描いたマンガ。「マンガなのに音が聴こえる」と言われている評判通り、見事な描写と画力でジャズの心得などまるでない管理人の心にまでしっかり音が聴こえてくる。
そして、今年アニメ映画化され、本当に音がついたこの作品。この映画が管理人2023年のベスト1である。
日本屈指のジャズプレイヤーがこの作品のために書き下ろした曲を、彼らの演奏シーンをモーションキャプチャーして作品に落とし込み、まるで良質なジャズライブを観たかのような気持ちになる作品ができあがった。2時間じゃ尺が足りないんじゃないかという杞憂は、全10巻のうち仙台編を全てカットしたことでキレイに解決した。ラスト、原作を改変してまとめた締め方は賛否あるだろうけど、より映画的にしたと思えばそれもまた良し。大音量で聴ける映画館で観てよかったと思わされたし、あまりの感動に何年かぶりにパンフレットも買った。管理人の斜め前に座ってた女の子は間違いなく泣いてたよ。ホントに大傑作だし、既にDVDも出て各サイトで有料配信にも始まっているのでぜひぜひ見ていただきたい作品。
ちなみに、続編で主人公がドイツへ渡る「BLUE GIANT SUPREME」は全11巻。それを経てアメリカへ行く「BLUE GIANT EXPLORER」は全8巻。今は更にその続編「BLUE GIANT MOMENTUM」が現在進行形で連載中。今、管理人がネカフェに籠る際の必需品である。
繰り返すけど、この映画は本当に傑作。年末年始、テレビやユーチューブに飽きたらぜひ。


最近はなんなら週1以上のペースでネカフェに籠っている管理人(シーズンオフ恒例)。異常な量のマンガを読んでいる自負はあるので、また当たりを見つけたらそのうち書くぜぃ。




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まるっきり余興みたいな大会で熱量もあまり感じられないのだけど、とりあえず観戦してきました。

感想としてはまあ納得。
点差以上に実力差は感じたし、これなら当分韓国に負ける心配はないなと思えた。
もう韓国はあれだね、日本のライバルとかじゃなく、台湾やオーストラリアと並べて語られる扱いでいいと思うよ。このレベルで永遠のライバルとか宿命の対決とかなんとかいう資格なんかない。



なので今日の本題は別。
最近出たNEW ERAのニットキャップ。YGロゴ、筆記体の「giants」、それと坂本の個人ロゴの3つが出て、オンラインショップで坂本のだけ瞬殺で完売したアレ。
まだ、ドームのNEW ERAショップにはあるぞ!
これは野球色も巨人色も全くなく、わかる人だけがわかるジャイアンツグッズ。代表のグッズ売り場に目もくれずいつも通りにジャイアンツグッズを見て回った自分を褒めたいし、まだ数個あったから都内のジャイアンツファンは急いでドームにGO。




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管理人は、こういう出場機会を求めての移籍について全面的に肯定してきた。
ついこの前もウォーカーについてそういう記事を書いたばかりで、これが好きな選手だからといって宗旨替えする訳にはいかない。仕方がないことだと割り切らなきゃいけない。

だけど、やっぱり痛い。ジャイアンツの戦力を考えたときに、ものすごく大きなマイナスになる。

失礼だけど、管理人は来年坂本が元気で春から秋までシーズンを完走できるとは思っていない。
いくらショートからサードに変わって守備負担が軽減されたとはいえ、それはあくまで軽減だ。負担がなくなった訳じゃないし、サードだって上手くなればなるほど運動量は増える。
そもそも打撃と走塁は何も変わらないし、言わずと知れた強打者なんだから死球だって考えないといけない。近年の状況を見ると、かなりの確率で途中離脱することになると思ってる。そしてそれは仕方がないことだとも思ってる。
そうなったときに翔さんがいるかいないか。岡本をサードに回して翔さんにファーストを守らせる。このバックアップができるかできないかは本当に大きな差になる。だって、シンプルにサードの代わりで考えたら若林とか北村あたりになるんだよ。言っちゃ悪いけど雲泥の差だ。


ここ一番の試合を決める場面での右の代打要員も長野さんだけになる。いや、長野さんが今年の夏くらいのレベルで活躍してくれたら何の文句もないけど、来年39歳になる大ベテランをどこまで見込んでいいんだろうか。
翔さんが抜けるのはマイナス1じゃなく、2にも3にもなり得る大きなマイナス。痛恨の戦力ダウンだよ。

開幕は仮に控えでも、長いシーズン自分にチャンスが回ってくる確率はかなりあった。
でも、それじゃ満足できないし納得できないんだよな。なんたって翔さんは日本の四番を打った男だし、ジャイアンツでも少なからずの期間四番を務めてもらった男。初めから控えと決めつけられたらカチンとくるよな。岡本と坂本を認めながらも、内心は「負けてないぞ」って思ってなかったらプロじゃないもんな。

重量級の外国人選手みたいな力感溢れるホームランを打つバッターだった。
がに股で低く構えて、ブオーンと音が聞こえてきそうな強いスイングでボールを叩く。技術とかよりパワーが際立つバッターで、レフトに叩き込む打球の弾道は球界屈指の美しさだった。
野球選手も痩せて体を絞った方がいいと言われる風潮の中、21年のオフに大幅に体重を増やしてそれが復活に繋がったのが実に翔さんらしかった。
巨体の割にファースト守備も上手くて、諸々考えると本当に大きな大きなマイナスだ。昨日FA宣言しないと聞いてぬか喜びした分の失望も含め、ちょっとやっぱりショックだな。

とはいえ翔さんの新たな門出。拍手で送り出さないとな。確かに控えにおいておくべきような選手ではないもの。村田さんのときと被るけど、あの時の村田さんは37歳で翔さんはまだ34歳。四番打者が働き場所を求めてそれを誰が責められようか。
翔さん元気で。去年夏、ふがいない岡本の代わりに四番に座り大暴れしてくれた雄姿は忘れません。願わくばせめてパリーグで。ロッテとか西武ならいいなあ。






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今年のジャイアンツにおける七不思議(七と言いながらだいたい二つ三つしかないもんだけど)。
一つはこの前書いたナカジの異様な干されぶり。
二つ目は他でもないこのウォーカーの干されぶり。今年の扱いはいったいなんだったんだろうか。

同じ外国人枠で右打ちの外野手、立ち位置の被るアホ外人ことブリンソンと比較してみる。

ブリンソン   88試合  294打席
ウォーカー  57試合  120打席

これでアホ外人ことブリが打ちまくってたんならまだしも、成績で比べると

ブリンソン   打率 248 OPS 694
ウォーカー  打率 263 OPS 758

守備力に差があることを考慮しても、ちょっとこれは疑問を感じざるを得ない。
そもそも、ウォーカーはフルで使えば20本程度は打てることを去年自力で証明した選手。ろくに打たないし、守備でも走塁でもやらかしてばかりのアホを使うくらいなら、6番や7番で一発長打のあるウォーカーを置いておいた方が遥かによかった。
それでも使われなかった辺り、原の構想からは漏れているんだろうと察してたけど、監督が代わってもそのプランは変わらなかったということだろう。

ジャイアンツの場合、チームとしてホームランは十分すぎるくらい足りてるから、そういう役回りの選手にはあまり価値を感じない。
外野は丸、梶谷のベテランたちに頼りながらも、秋広くんを真の主軸に育てて浅野くん萩尾くんたちにも経験を積ませていく・・・って考えていくとやっぱりウォーカーの優先順位は下がる。今年、ポランコがロッテに移って四番を務めて大活躍したけど、じゃあ惜しかったかと言われるとそうでもないし、ジャイアンツに要るかと訊かれても答えはノーだもの。これがいわゆるチーム事情ってヤツなんだろうなあ。

ポランコ、ウォーカー。キャラが立ってて出番も多かった外国人がわずか2年で二人ともいなくなった。外国人選手は傭兵みたいなもんだから仕方ないけど、本当にシビアな明日なき世界。
いなくなるのはさみしいけど、移籍先のソフバンは今年外国人野手が全員ハズレで長打力不足にも苦しんだ。ジャイアンツにいるより絶対出番は増えるし、何より守らなくていいDH制があるのが大きい。ウォーカーにとっては間違いなくプラスだよね。
田口や澤村のときと一緒で、飼い殺しにしないで外に出す。チームが変われば事情も変わる。限られた選手生命、二軍やベンチで過ごすより少しでも長くグラウンドにいた方がいいんだから。
じゃあなウォーカー、元気でな。来年の交流戦は確か東京ドームだから、そこでクリーンアップとして凱旋して来るのを待ってる。







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西舘くんが入ってきて鍬原が切られた。
鍬原については予想が当たってしまったような恰好だからもう触れないけど、同じ中央大学出身同士とはなんという皮肉か。プロって本当に残酷な世界だ。

近年ジャイアンツが弱くなってしまった要因として、FA等で乱獲できなくなったことばかりが言われる。
ただ、現実問題として大きく影響しているのは、ドラフト1位で獲った選手がまるで機能していないことだと思う。即戦力じゃなくとも、3年目あたりで頭角を現して主力に育ってくれなきゃいけない選手たちがまるっきり埋もれていてこれが長期に渡って響いてる。

15年 桜井
16年 吉川尚
17年 鍬原
18年 高橋
19年 堀田
20年 平内

この期間が本当に悔やまれる。尚輝だけは別格としても、わざわざ1位指名でモブキャラみたいな選手を入れてきたのだから、チームの底上げならぬ底下げをしてしまったことは否めない。桜井や高橋みたいに1年だけ働いたヤツがまだマシに思えるほどだけど、他チームの状況と比べたらなんだかもう恥ずかしくなる。堀田なんか、その存在を知らない巨人ファンの方が多いんじゃなかろうか。

ちなみに、ずっとこうだった訳じゃない。14年から以前を振り返ると、

09年 長野
10年 澤村
11年 ×××
12年 菅野
13年 小林
14年 岡本

途中、球史に残るハズレがあったにせよ、他は全員が一時代を作った。ずっとドラフトが機能していなかった訳じゃない。断じてない。

去年の1位は浅野くん、一昨年は大勢。ここ2年に限っていえばだいぶ盛り返した感はある。これを積み重ねていかないと。FA等で入ってくるのはもうベテランにさしかかった選手。当然に活躍期間は短くなるんだから、補強を繰り返さないと追い付かなくなるし、場合によっては若手の蓋をしてしまう。
獲る。使う。育てる。ジャイアンツはそんな当たり前のことができていなかった。それを元に戻していかないと。それが他ならぬチームの底上げだよ。

今年の1位西舘くんは管理人と同郷の岩手出身(それを言い出せば堀田もそうなんだけども)。5年後10年後に振り返ったときに、上に書いた「10年 澤村」「12年 菅野」を見たときと同じ気持ちになれるように。頑張れ西舘くん。








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堀内が自身のブログで「来年、ユニフォームには背ネームを入れてくれ」と異例の注文をつけた。

大賛成。もう賛成も賛成、大賛成である。
堀内たまにはいいこと言うじゃないか。

それに付随して書くと、今年東京ドームのグッズショップはだいぶ様変わりした。
去年までは、さすが観光地でもある東京ドームらしく12球団全てのグッズが(扱いは少ないながらも)揃い、いわゆる「東京ドームに行ってきました」みたいなお土産類も豊富に揃ってた。

それが今年はジャイアンツ色が格段に強まり、ユニフォームだけを扱うNIKEの店、帽子だけを扱うNEW ERAの店、ジャイアンツグッズ全般を取り扱う店、どれもこれもジャイアンツ一色になった。簡単に言うと「東京」から「TOKYO」へ、随分とスタイリッシュになった印象を受ける。
もちろん巨人ファンとしては喜ばしいことなのだけど、12球団どころか対戦相手チームのグッズすら即席のテントで売るようになり、なんだかこれでいいのかなと思ったのも事実。

そして一番の大問題は、不当に高く、しかも品質も良くないNIKEグッズである。
まあ高い。呆れるくらい高い。背番号入りレプリカユニフォームで17,000円、背番号なしでも13,000円もする。巨人以外の11球団ファンの皆さんどう思います?自チームと比べてあまりの高さに驚くでしょ?
ジャイアンツも去年までのミズノ、その前までのアンダーアーマーは背番号入りで10,000円~11,000円だった。それくらいが相場、なんなら相場でも上限に近い方だ。
しかも、それでハイクオリティならまだしも、生地は薄いし刺繍じゃなく安さ丸出しのワッペンロゴ。バカなのかホントに。

更に言えば、去年まではアンダーアーマーの頃もアディダスの頃も、それぞれのブランドが出す高額な背番号Tシャツの他に、球団が出す安価な背番号Tシャツが売られてた。金額も2,000円程度だから子供向けにもいいし、管理人もその都度その都度で活躍した選手の物をいくつも持ってる。
ところがそれも廃止され、今じゃ背番号TシャツもNIKEが独占。そのお値段なんと大人用で5,400円、子供用サイズでも4,500円だ。これじゃお父さんが子供に「おかもとのTシャツかってー」ってねだられてもおいそれと買えないだろ。
これは間違いなく、NIKEが契約する際にアパレル部門のグッズを独占生産する内容にしたんだと思う。なんたる愚策。球団フロントがバカなのかNIKEがあくどいのか。いや両方だろな。

だから、ドームで今までは当たり前のように見られた光景、背番号Tシャツを着てる子供をあまり見なくなった。確実に減った。
外野スタンドでレプリカユニフォームを着てるファン自体は減ってないけど、NIKEじゃなく去年までのミズノ、アンダーアーマー製のものを着てるファンが大多数だ。今年から刷新したとは思えないくらい、去年までの旧ユニを着てるファンばかりでNIKEはまるで普及していない。当たり前だよな。

管理人の世代はNIKEというブランドに思い入れがある。
エアマックス、エアジョーダン等の流行にモロに影響を受けた世代で、アディダス、PUMA等の他スポーツブランドよりも少し上に見ている感がある。
でも今の若い子たちは違う。NIKEを特別視なんか誰もしてないし、なんならスウォッシュマークだってひり出したウンコくらいにしか思ってない。そのウンコが他より高額でどうすんだよ。
しかも、こんなぼったくりブランドと10年契約したらしいから、まだ9年も暗黒時代が残されてる。どうすんのこれホントに。

背ネーム入れろ。そしてレプユニでもTシャツでも全て値段を下げろ。
今年、間違いなく見込みよりも売れなかっただろうけど、そうじゃないと来年以降も誰も買わないままだ。
アディダスは有能だった。アンダーアーマーもそうだった。だけどNIKE、おまえらは今のところ究極に無能だ。そして無能にイヤイヤ付き合うほど巨人ファンはバカじゃないし、余計な出費ができないほど日本の景気も悪い。NIKE、無い頭使ってすこーし考えろ。







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そうか。

意外に冷静に原辞任を受け止めてたつもりだったけど、智之の涙、坂本の涙を見たらいろんなことが思い出されて泣いてしまった。
今年のことだけじゃなく、ずっとずっと選手時代からの原さんにまつわることが走馬灯のように思い出されて、なんだか感情が止まらなくなった。

原さんこそがミスタージャイアンツ。
王さん長嶋さん以上のミスタージャイアンツ。
その重い重い十字架をやっと降ろせたんだなと喜ばしく思う気持ちと、35年に渡り見てきたユニフォーム姿が見納めになる寂しい気持ちもあって、なんだかその折り合いがつかず感傷的になってしまう。

最後、胴上げを固辞したのが原さん最後の意地。ミスタージャイアンツ最後のジャイアンツプライド。
敗軍の将は胴上げされるに値しないという建て前の奥に、一度も優勝できずに終わり、最後にお情けで胴上げされる凡庸な監督たちと俺は違うんだという原さんの意地が見えた。

監督業ってのは勝ち逃げができない。そのほとんどが負けて終わることになる。負けて終わると勝ったことは悲しいかな忘却の彼方になる。
ピークのまま去ることは許されず、叩かれ非難され、己の名声を落としてようやく降りられる仕事とはなんと残酷なことか。

そして、後任を阿部に譲るのは当たり前。外野が四の五の言ってようが関係ない。これが既定路線で当たり前の既成事実。だって、2019年に阿部を1年早く強制的に引退させたのは他でもない原さんなんだもの。
管理人の本音を言えば、てっきり2022年から阿部監督になるものだと思ってた。それは2021年のチーム結果に一切関わらず。

原さんがこのまま監督を続けるなら、なぜ阿部は引退を早めなきゃいけなかったんだとずっとモヤモヤするところだった。いや、今こうして時代が変わったところでこのモヤモヤは完全には消えないんだけども。

ともあれ原さん、本当に本当にお疲れ様でした。
17年の長きに渡り、日本中から注目される激烈なプレッシャーのある大役を務めていただきありがとうございました。
管理人が常々言っていることですが、巨人の監督と阪神の監督は一言で言うなれば苦行。ストレスと重圧だらけで正当に評価されることの無いブラック職。総理大臣でもこんなに辞めろだ死ねだ言われません。
その重責を背負い、もっとも風当りの強いところで戦った17年間、いや35年間。本当にありがとうございました。
管理人はずっとずっとあなたのファンで、2015年あなたが二度目の監督を降りたときも実は三度目があることを内心確信してました。
でも今回は違います。もう夢の続きがないことを理解しています。残念ですけど。
それは決してネガティブな意味だけじゃなく、いつまでもあなたに頼りきりじゃいけないから。ジャイアンツも管理人も前に進んでいかなきゃいけない。ずっと同じところに留まっていることはできないですから。

ミスタージャイアンツ原さん、やっとゆっくり休めるときがきましたね。これからは好きなゴルフでもしてゆっくりゆっくり安んでください。






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今年のナカジの扱い。これこそがまさに構想外というヤツなんだと思う。

本人の調子のいい悪いに関わらず使われない。
使ってダメだったとかじゃなく、まるでいないものとされているかのように一軍に呼ばれない。ちょっと気の毒だし、シンプルに疑問を感じる扱いだった。

10年前、ガッツさんと谷さんのジャイアンツ最終年。彼らも当時同じような扱いを受けた。
近年では陽もそうだった。マイナーな選手だと紺田や星野もそうだったと記憶している。

結果が出なかったうんぬんじゃなく、出番すら与えられない。
自身とポジション、役割の被る選手が不調になろうと上に呼ばれない。チャンスを活かせなかったのじゃなくチャンスすらもらえないのだからやはり少し残酷だ。

こう「干されて」しまうというのはなんなんだろう。
例え来年の構想に入っていないとしても、今年はいるんだからいるものは使えばいいのにと感じてしまう。来年に繋がらないとかなんとかが理由ならそれは外国人でも同じだもの。

今年のナカジは長野と松田と立ち位置が被り、話題性において大きく二人の後塵を拝した。
長野は夏以降申し分ない結果を出したので別格としても、松田はほぼほぼ二軍暮らしで、同じファースト専の中田も出たり出なかったりの中、ナカジに出番が回ってこなかったのはもう半ば不自然ですらあったと思う。
代打で岸田とか中山あたりを出すくらいなら、ナカジをベンチに置いておけばなあと思う瞬間が何度かあった。今年少ない出番の中だって18打数5安打で278打ってるんだもの。

ジャイアンツ時代におけるナカジのターニングポイントは2020年。
前年鳴り物入りで入ってきたのに屈辱の打率148。ネットには彼を揶揄するAAができ、球場ではジャイアンツファンからブーイングが起きた。
もう終わった選手、引退間近、周囲のそんな評価を跳ね返した大復活で100試合に出て打率297。飛距離こそ出なくなったものの、西武時代に3割を6度打った打撃センスでスタメンに代打に見事な活躍だった。

さらばナカジ。
ジャイアンツにいた5年のうち、活躍してくれた3年間がちょうどコロナ禍で、スタンドから大声で応援してやれなかったのが申し訳ないし悲しい。
西武に戻れるかなあ。松坂みたいに戦力にはならなかったとしても、最後の最後は古巣でファンに愛されながら過ごしてほしいな。








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今じゃ話題にも上らなくなったユーチューバーこと宮迫さん。
彼は闇営業問題からこっち、人生の選択において悉く悪手を打ってきたと言われてる。二択を常に間違い続け今の彼がある。

昨日の試合を見て同じような感想を持った。
まず、なぜ戸郷を降ろしたか?
スタミナモンスターとして知られ、酷使と非難されるほど多くの球数を投げてきた戸郷なのに、余力を十分に残しての86球交代。消化試合だからといえばそれまでだけど、人生でそう何度もできない完投・完封は勝負所でも消化試合でも関係ないんだけどな。

そして出したのがよりによって大勢。
前回こと細かに書いた通りだからもう言わないけど、もう今年の登板機会は無いもんだと思ってたよ。
他のピッチャーならああはならなかった可能性が高いし、なりかけたとしてもマシンガン的にバッサリ代えられたはず。元クローザーの復帰調整登板という余計な重しがあるから、明らかに調子が悪いのにイニング途中で代えることが躊躇われたように見えた。
それに大勢くんとしたって、こうもボコボコに打たれることを繰り返してたらメンタルに悪影響が出る。投げる前から負けるみたいに変なトラウマがついちゃうぞ。

最後まで投げればよかったなあ
うわぁ、よりによって大勢か
ここで俺か?
俺なら完封できたなあ
また勝ち星消された
やっぱり大勢打たれたな
代えろよもう

そんな選手の心の声が聞こえてくるようだった8回表。
そんな流れを中川が断ち切れず、まるで冗談みたいな敗戦。土曜の夜にこんな試合を観に行ったジャイアンツファンの人ホントに気の毒。

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いばたー!頑張れよー!!

岡本でも戸郷でも好きなの持ってっていいから、日本のために頼むぞー!!




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野球をよく知らない人にその仕組みを説明するとき、

「球が速い方が打たれないの?」

と訊かれると、これが正直答えに困る。
認める部分は認めながらも、それは全然違うという気持ちもあるので、瞬時だとちょっと言葉に詰まってしまう。

球速が速ければ速い方がいいならば、160キロを超える球を投げられることだけが正しい道となる。
ところが、古今東西ピッチャーってのはそんな単純なもんじゃない。140キロそこそこの球速で抑えてきたピッチャーは山ほどいるし、160キロでもきっちりタイミングが取れればプロの打者は難なく打ち返せる。

その辺の話は「タイミング」とか「間」とか「変化球」という文法でなんとか説明がつくのだけど、一番ややこしいのが今日の大勢くんみたいな状態である。
スピードガンはゆうに150キロを超えてる。最速だと155キロが出てたかな。
でも、まるで球が死んでる。「え?!これで155?」と言いたくなる目測138キロの球を投げてて、結果見事に火だるまになる。

これは冒頭の「球が速い方が打たれない」ロジックの対極にある話。この辺を説明するのは本当に本当に難しい。
管理人はこういうとき、初速と終速という言葉を用いて話すことにしている。
スピードガンで測られるのは投げ始めの初速。これはえいやっ!と小手先で力を入れても速くなるし、腕の力、上体の力でなんとかなるスピード。
でも、肝心なのは終速。打者が打つ時、その手元にどれだけの速度で来ているか。
終速が速い球ってのは、ピッチャーが小手先でなくしっかり体重を乗せて全身で投げられた球。下半身で踏み込み上体を利用して、身体全部を使って投げられた球。
理解しやすい例でいえば、ゲーセンにあるパンチ力を測る機械。あれも腕力でボーンと殴るより、重心移動して体重を乗せて殴った方が高い数値が出る。

ホントにこれは感覚的な話だし、読者の皆さんも管理人が言ってることが正しいだなんて思わない方がいい。何なら管理人自身もあんまり思ってない。
ただ、その観点で見たときに今日の大勢くんは「え?!150なのこれ?」って思う球だったし、大山や佐藤はともかくミエセスにあんなバカデカいホームランを食らったことが何よりの証拠だと思う。

今日の結論だけど、全身を使って投げるに大事なのは体調であり練習であり、一朝一夕じゃ元には戻らない。今の大勢くんは表面的には復活したように見えても、投げてる球がまるで違う。今日彼が投げてた球はハリボテの150キロ。偽物の速球だ。
これの矯正には時間が要る。だから今年はもういい。来年キャンプからしっかり時間をかけて戻してくれればいい。

そして、冒頭の話に戻るならば、スピードガンの数字より目で見て速いかどうか、これが大事でこれが全てであると思う。なぜなら相手打者も目で見て打ってるんだから。ガンの数字で騒いでるのはあくまで見てる側だけだ。
今日の大勢くんの球は死に球。体感138キロの155キロ。
ガンは150キロに届かなくても、見て「おっ!」と思う強い球。来年またそういう球が見られることを祈ってる。










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ぶっちぎりの優勝おめでとうございます。
こんなに独走させてしまったのは他ならぬジャイアンツのせいです。もちろん他の4球団もふがいないのは事実ですが、なんたって今日で5勝17敗1分けと単なる貯金献上チームと化してしまったジャイアンツに因るところがもっとも大きいです。情けないったらありゃしない。

今年の阪神さんを一言で表現するならば「型」です。
野手の打順も継投の勝ちパターンもしっかり型を作り、選手たちもそこにおける自分の役割を理解してそれを務め切ったように思います。
1番近本2番中野に始まり、敵チームなのに打順がスラスラそらで言えるくらいの固定ぶり。しっかり型ができてた証拠です。

一方、ジャイアンツで固定できたのは4番岡本、キャッチャー大城くらいです。その岡本もサードだったりファーストだったり時にはレフトまで守備位置は動きまくり、大城は5番を打った次の日に8番を打ってたりです。阪神ファンさん、巨人ファンに「大城って何番打ってるの?」って訊いてみてください。どんな濃いファンでも言葉に詰まります。

去年までの阪神さんは、割とこんな感じだったと記憶してます。
大山も佐藤もポジションがコロコロ変わり、近本の打順も1番だったり3番だったりで型らしきものは感じられませんでした。

もちろん、型がないその日暮らしの編成は決して悪いことではありません。
オリックスみたいにそれが機能して成功しているチームもあります。型がないことイコール悪では絶対にありません。

でも、ジャイアンツは型があるべきチームです。それでこそ強くなるチームだと思います。
日本一になった2009年のオーダーなんてジャイアンツファンならいまだに覚えてます(坂本松本小笠原ラミレス亀井谷阿部・・・)。

阪神さんに話を戻すと、型の中で2番中野8番木浪、ここにやられた気がしてます。
1番の近本も含めて打者としての特徴は近い選手たちですが、これを下手にシャッフルしたりせず、しっかり固定したからこそきっちり機能したように思います。
1番から3番までの選手は初回に必ず打席が回ります。今日は2番明日は8番みたいな起用じゃ試合に入るモチベーション、気持ちの入れ方が難しくなります。誰とは言いませんが吉川尚輝のことです。
1番と2番をずっと固定できれば、1番が初球打ちをしたから2番は少し見て球数を稼がせようみたいなことも、言葉にせずとも阿吽の呼吸が生まれるはずです。ジャイアンツの1番と2番が誰だか即答できる人は何人いるでしょう。いえ、一人もいません。だって管理人だって「最近は2番門脇が多いかなあ」くらいで名前が出てこないくらいですもん。

ジャイアンツも型を作りたいんですよ。固定してでーんと構えて戦いたいんです。
でもそれができなかったのは主力の高齢化が大きな原因です。坂本、中田、丸、梶谷、このあたりは怪我で長期離脱したり不振に陥ったりで年間を通して働いてもらえない状況でした。
ようやくここにきて門脇がしっかりレギュラーを掴み、来年は1番なのか2番なのかはともかく固定できそうです。秋広くんはどこが理想かなあ。3番なのか5番なのかいずれ中軸を担ってほしいとこではありますが。こんなシーズンですが、そういう主力を食う若手が出てきたのは本当に明るい要素です。

それと、現段階で阪神とジャイアンツに大差がついている部分、それは中継ぎピッチャーのレベルです。
阪神さんは、岩貞、加治屋、石井、島本ほか優秀なセットアッパーが何人もいて、最後は決まって岩崎に繋ぐ型がしっかりできてます。
ジャイアンツは勝ってても負けてても同じ中継ぎが出てくるし、好投したピッチャーが次の試合でやらかすことも珍しくなく、ブルペン陣の信用はゼロに近いです。原のマシンガン継投が批判されることもありますが、それは1イニングを手放しで任せられるようなピッチャーがほとんどいないからです。見てたら分かります。今年、大勢くんがまさかの長期離脱した誤算はありますが、この部分こそそれなりに型を作らないとどうにもなりません。「3点以内のリードで7回8回なら〇〇の出番だ」と誰しもが思うセットアッパーを確立しないと強いチーム相手には勝てません。

ともかく、今年は阪神さんに完敗でした。

どの面でも大差を付けられて、ぐうの音も出ないくらいの負けでした。
ただ、勝ち続けることはとても難しいんです。原ジャイアンツだってほんの3年前4年前は2連覇したんです。なんだか遠い昔のことのようですが。
去年一昨年2連覇したヤクルトさんも今年は最下位スレスレの5位に沈んでます。勝ち続けることは本当に本当に難しいんです。

阪神さん、来年こそはやっつけて、また以前のように虎じゃなくネコ呼ばわりしてやります。それまでしばしの間だけ喜べ。じゃあな、覚えてやがれemoji




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9勝と10勝。
打者でいえば打率299と300。

ここにはやっぱり壁があるのかなあ。
正直、見ている側からするとそこにあまり差はなくて、やってる側の気持ちの問題のように思うけど、その壁は間違いなく存在してしかも結構高くて厚い壁なんだなあと感じる。

山崎は今日で4度目の10勝チャレンジ失敗になる。
今日の内容に文句なんかないし、今日に限らずきっちり仕事はしてくれてるのになかなか勝ちが付かない。

これが壁なんだろうなあ。
10勝に手が届くような立場になると、当然にカード頭に投げる機会が増える。カード頭は相手もエース格が出てくるから、今日みたいに自分がベストなパフォーマンスをしても相手が上回ってくることもある。だから自分に関係なく、自分を取り巻く要素として自然に壁が高く厚くなるんだよな。

それで思い出されるのは同僚である戸郷のこと。
2019年  1勝
2020年  9勝
2021年  9勝
2022年 12勝

10勝の壁を誰よりも感じていたであろうのが戸郷だ。
戸郷が3年越しでようやく超えた10勝の壁を、戸郷よりも数段早く二段跳び三段跳びで山崎が超えようとしてそれでも今1ヶ月間躓いてる。

でも、あと3回。少なくとも2回は先発のチャンスがある。
今日みたいなピッチングができたらその程度の壁を超えられない訳がないし、逆にすべきことも今日みたいに投げること以外には何もない。

超えてほしい。いや、超えると思う。
そして、超えてくれたらジャイアンツの中で何かが変わる。別にジャイアンツのエースは戸郷と決まった訳じゃない。もうすぐにでも山崎が追い抜く位置にいる。江川と西本、桑田と斎藤のように両雄が競い合って高め合って、結果チームが強くなる未来は決して夢じゃない。
その未来のために壁を超えろ山崎。2024年ジャイアンツ優勝にはおまえが15勝することが必要だ。そのために今年のうちに高く厚い壁を超えろ。








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こんなにあっさりスッと仕込んでくるんだなあ。

このブログでも何度か触れてきたけど、坂本のコンバートは今のジャイアンツに突き付けられた大きな課題の一つだった。
坂本自身がショートに拘りを見せていることもあり、きっと今年は有耶無耶に終わって、本格的な取り組みは来年からになるだろうと思ってた。管理人だけじゃなくたぶん大多数の巨人ファンがそう思ってた。

それをこのタイミングで仕掛けてくる。この辺が実に原だ。
球団史どころか球史に残る偉大な大選手のコンバートは原じゃなきゃできないことだし、それをホームゲームでもないカード頭でもないこのタイミングでやってきたところが経験の為せる業。

そんな指揮官の意図を知ってか知らずか、しっかり躍動してくれた門脇と坂本の当事者2人。

門脇の守備がとんでもないレベルなのは誰でも知ってる。もう見ればわかるし、文句ばかり言っている管理人が手放しで絶賛するくらい門脇は上手い。小坂とか源田とかそういう守備の名手に匹敵する技術が十分に備わってる。
そして、守るだけじゃなくしっかり打てるようになった。毎日ジャイアンツ戦を見てるファンならみんな気付いてる。夏場以降、確実に1ランクも2ランクも打力が向上した。

万人が納得できる状況になるのを待って、絶妙のタイミングで門脇という選手の扱いを一段階上げてきたんだなあと感じる。


坂本も然り。
ただサードに追いやられるだけじゃ余りに寂しいけど、ファインプレーにマルチ安打に最後のトドメにホームランと、むしろ逆に目立って見せたところが坂本の坂本たる所以。悲愴感どころか、なんだかいつもより活き活きとしてる印象さえ与えてみせた。

ただ今日のこの活躍も巨人ファンからすれば予想通り。坂本が復帰戦に異常に強いのは周知の事実。
そして、そのことを誰よりも知る原が、坂本が惨めにならないようにとこの日を狙って仕掛けてきてたとしたら、なんだかフフフッと微笑んじゃうね( ̄▽ ̄)



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野手登板そのものについて管理人は擁護派である。擁護どころか賛成、推進派であるかもしれない。

文句があるなら今日の山本くんみたいに遠慮なく打てばいい。相手投手が野手だろうが打っちゃいけない決まりなんかないし、打てば打っただけ成績も上がるんだから好きにすればいい。
ひと昔前と比べて、予告先発とか申告敬遠とか野球の形も変わり続けてるんだから(次はピッチクロックか?)、10年もしたら週に一度くらいは12球団のどこかで野手登板が普通にある、あっても話題にすらならないようになってるかもしれない。いや、そうなればいい。

ただ、そんな管理人が見ても今日のアレはダメだ。
野手登板で思い出すのは3年前の増田だけど、あの時とは事情が違う。増田が甲子園で投げたときはまだ夏場で、勝っても負けても大勢に影響のない試合。マウンドの増田も半笑いで愉快さを隠そうともしてなかった。今日北村がなんだか申し訳なさそうに見える顔で投げてたのとは対照的だ。

今日はペナントも大詰めの9月、相手も3位争いの目下の敵である横浜との直接対決。状況が全然違う。
つい最近まで僅かなゲーム差でデッドヒートをしていたはずが、気付けば試合前の段階で3ゲーム差にも離された。今日負ければAクラスが絶望的になる大事な試合。
その試合で野手の北村を投げさせざるを得なかった。これは重く重く真っ黒い1敗。今日でAクラスになる可能性は消滅した。事実上の2023年終戦の日だ。

これはもう原の失態。確かにマシンガンで代えたくなるようなゴミピッチャーばっかりだけど、今日この日にやっていい内容の試合じゃなかった。
選手側で一人挙げれば三上。高梨にもビーディーにも心底腹が立つけれど、三上はもうそれも通り越してしまって、今日が彼の引退登板になるだろうと思いながら見てた。最後がハマスタなら三上もきっと納得してるんじゃないかな。

明日からは残念だけど消化試合。

若手の成長と、主力の個人タイトルと、やる方も見る方もそれぞれに目的を探すことになる。まあ、管理人は最後まで付き合うけどさ。






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自分に置き換えて考えてみる。
今の松田のような立ち位置になったとき、彼のように振る舞うことができるだろうか。

中途入社でそれまで自分がしてきた仕事と同業の会社に入ったとする。
若い社員が多い会社で自分が最年長。そこで結果を出せればよかったけど、寄る年波には勝てずさっぱり会社の役に立てない。
あのオヤジは何しに来たんだと、叩かれるならまだしも陰口を言われ嘲笑の的になる。自分の息子でもおかしくないくらいの若手と横並びで、過去の実績も豊富な経験も会社が変わればリセットされて気持ちだけがむなしく空回りする。

腐っても仕方ないと思うんだよね。管理人ならヤケを起こして潰れてると思う。だから管理人はまるで人望が無い。いやほっといてくれ。
松田はホークスの黄金期にそのど真ん中にいて、日本代表の経験もあってゴールデングラブの常連。中距離打者のイメージが強いけど、積み上げてきたホームランは300本を超えてる。
これだけの実績がある選手が、一軍で(未経験のセカンドを守らされたりする)恥をかかされ、二軍に追いやられ、ここまでだいぶだいぶ辛酸を舐めてきた。
自分で選んだ道とはいえ、ホークスのままで引退してたらこんなに軽くみられることも、惨めさすら感じる立場になることもなかった。

でも、そう思っているのはこっちの勝手な気持ちで、本人はひたむきにがむしゃらに野球に取り組んでるんだよな。今の状況を楽しんでいると言ってもいいくらいに。
浅野くんを始め二軍で若手の指導をしてくれてたのは周知の事実だし、今日グラウンドでしゃかりきに元気な松田を見て感心した。こういう明るさを持ったジャイアンツの選手ってしばらくいなかった。なんなら中畑まで遡るかもしれない。

今日は守備で魅せしっかりバントを決め形の上でも貢献したけど、グラウンドに松田がいたことで目に見えない効果もあった。赤星がヒーローインタビューで一球ごとに声をかけてくれたと言った通り、普段のチームにないものが今日は確実にあった気がする。

そして、赤星がわざわざ名前を挙げたってことは、ファンにもその事実を知ってほしかったって気持ちの表れだ。
うん、自分の息子くらいの若手にしっかり慕われてるってことじゃないかな。いいなあ人徳があって。管理人にも少し分けてくれ。





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このところの高梨を見ていると、どうにもこうにも収まりが悪く感じる。

近本にデッドボールを当て阪神ファンから目の敵にされた

空気を読まずX(ツイッター)でバカなことを呟き自ら火に油を注いだ

当然に起きた阪神ファンからのブーイングの嵐

それに露骨に動揺して打たれた

収まらないブーイング

判官びいきも相まって、もう許してやれよ的な空気が優勢な状況になる

・・・ていう状況のヤツがさ、マウンドに上がるときの登場曲がこれでいいの?



確かにこのアニメ流行ってんだろうけどさ、ハッキリ言うけど滑ってるよ。滑りまくって痛々しい。
ブーイングしてる阪神ファンも、こんな曲流されるから余計に苛立つんだよ。
そして、せっかく理想的な形で逆転した試合をこんな風にされて、次からは管理人だけじゃなく大多数の巨人ファンがこの曲で出てくる高梨にイラっとするようになるよ。

ブーイング問題が騒がれている頃に書いたけど、高梨は開き直ってヒールになればよかったと思う。それができないなら(できなかった訳だけど)、同情が集まるようにおとなしく被害者を演じていればよかった。
そのどちらに徹するでもなく、中途半端にそれぞれに片足だけ突っ込んでいるから収まりが悪い。
そして、こうしてマウンドでの結果が凶と出た日には余計に不快感が増す。

阪神ファンさん、巨人戦はまだ5試合もあるから高梨が投げることもあるでしょう。どうぞどうぞ、遠慮なくブーブー言ってください。なんなら管理人も一緒にブーブー言いますよ。




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管理人は今日1分1秒たりとも試合を見れていない。
だけど、結果は確認して何が起きたかは承知している(何あのグラサン?)。
ブリンソンがふんわり送球をやらかして、アイツまたやったと非難されていることも知っている。

そのブリンソンを叩くときによく使われる表現、「怠慢」。
ただ、一応ほぼ全試合をチェックしてこんなブログを書いている身として、その言い方は少し違うかなと思っている。怠慢から連想される「舐めている感」や「ふてくされている感」はブリンソンにはまるで無い。

どちらかと言えば逆で、むしろ真面目な印象さえ受けるし、少なくとも明るくてチームになじんでいることは間違いない。それに、そこそこメジャー経験があるにも関わらず8番バッターで使っても腐らない貴重な人材であることも事実だ。

だから管理人はブリンソンをクソ外人だとは思わない。強いて言うならばアホ外人である。
一生懸命なんだけど集中力が続かないというか、経験が次に全く活かされない独特のヤバさを感じる。
発達障害とかADHDとかそれ系の感じで、失敗してそれを怒られてその時は心から「はい!はい!」と言うことを聞いても、それをすぐに忘れるというか、今言われたことと次に起きたことが全く結び付いてないように見えてしまう。ほら、あれだ。今日は徹夜で勉強頑張るぞと意気込んだ3分後にはスマホいじってるようなああいう感じ。

走塁のやらかし、守備のやらかしが目立つけど、打つ方だって実際はやらかしてると思う。打つ方は最悪でも三振とかゲッツーとかで目に見えたミスにはなりにくいから見逃されてるだけで、ベンチやナインからするとおいおいってのが結構ある気がして仕方ない。いや、確実にあると思う。

丸どころか梶谷が当たり前にセンターをやってるくらいジャイアンツの外野陣、特にセンターは人材難の状況。そういう意味では必要なんだけど、来年はまで置いておくかと訊かれるとちょっとキビシイよなこのアホ。




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掴みどころのない試合だったと思う。
最後の決勝点もあんな感じだったし、とにかく試合が長くて管理人はスタンドで疲れ果ててしまった。

確かに門脇はすごかった。
第1打席のセンターフライも向こうのファインプレーに阻まれた形だったし、飛び抜けて目立ってた彼が決めてくれてとても収まりがいい感じにはなった。

ただ、この試合を振り返ったときに忘れちゃいけないのは菅野の心意気。
グリフィンの代役が赤星に決まりかけていた中での志願の登板。もう智之は巨人のエースじゃないかもしれないけど、チームの緊急事態に名乗りを上げた姿は間違いなく投手陣のリーダーだった。

内容も満点ではないけど立派に合格点。
中6日で投げたときと比べて遜色ない出来だった。最後の最後に力尽きて打たれたホームランが痛かったけど、なんとかしようという思い、背番号18の意地と矜持はしっかりナインに伝わった。

エースピッチャーってのはエースじゃなくなった後が難しい。
野手なら四番を降りた後でも代打の切り札という椅子があるけど、ピッチャーにはそれがない。球数を抑えて隔週で先発するようになったり、中継ぎになったり、とにかくその身の処し方はナーバスな問題になる。
智之の場合は、今でいうヤクルトの石川やバンクの和田みたいに登板間隔を空けて先発を続けるかなと想像してるけど、何がいつどうなるかなんて誰にもわからない。
でも、昨日の菅野智之はジャイアンツの大黒柱だったな。門脇がヒーローインタビューで「菅野さんを負けにしちゃいけない」と言ってくれた通り、立派に自分の仕事は全うしてくれたな。




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派手に勝ったけど今日はお小言の日。

今日の伊織はよかった。これまでで一番よかったんじゃないかと思うくらいよかった。

球は走り、カット、シュート、スライダー、フォーク、そして時折投げる相手を舐めたようなスローカーブ、そのどれもがキレキレだった。
何を投げても思い通りに行くから組み立ても自由自在で、まるで全盛期の菅野みたいな鮮やかな快投だった。

事実、5回まで被安打わずか1の無失点。味方も先制してこのままいけば待望の10勝目を手にできる。そんなこともそろそろ頭を過り始めた6回表に落とし穴があった。

・・・なんだろなあ。ちょっと明らかに気落ちしてズルズルいってしまったようで、見ていて悲しかった。管理人は伊織にかける期待は大きい。ものすごく大きい。去年からこの子は褒めちぎってきたし、なんなら戸郷よりも期待してる。だからこそ寂しく見えた。

ヤクルトの山崎に打たれたヒットは、大城の配球ミスとファースト岡本が牽制用にベースについていた不運が重なった。中村のセーフティースクイズは相手が一枚上だった。
そう割り切ってほしかったけど、山崎がフォークに合ってなかったのにストレート系の球を投げてしまったこと、中村のスクイズを自分がホームに送球してフィルダースチョイスを招いてしまったこと。これらを引きずったまんま切り替えられず、あれよあれよという間に4失点。
あれ、こんなはずじゃ。勝ち投手が・・・10勝目が・・・。そんな心の声が聞こえてきそうな不甲斐ないイニングになってしまった。

並の投手ならいいけど、伊織は絶対に並で終わる器じゃない。
巨人のエースになれるかはわからないけど、毎年当たり前に10勝できるレベルのピッチャーなのは間違いない。内海に杉内がいたように、斎藤に桑田がいたように、古くは江川に西本がいたように、戸郷と切磋琢磨して競い合っていく存在になるべき投手。
だからあそこは最悪でも3点で抑えなきゃいけなかったし、本音は1点で締めてほしかった。

好事魔多しの見本みたいな今日の6回表を経験して、それを次にどう活かしてくれるか。
伊織のレベルなら10勝は単なる通過点。現実的な予測をすれば最大13は勝てる。そこまで勝てれば戸郷に勝つどころかセリーグ最多勝だって夢じゃない。
頑張れ伊織。期待してるぞ。




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試合を見ながら、これがこの選手をジャイアンツで見る最後かな、引き取り手が無ければプロ野球選手として見る最後の機会かな、そう感じるタイミングがある。

今年は三度あった。

一度目は記事にもした鍬原。二度目はつい先日の松原。そして今日の堀岡。

今日は無料放送がなかったので、中継を見られた人は有料放送に加入しているガチの野球ファンであり巨人ファン。そういう人にはもう説明不要じゃないかな。それくらいひどかった。
エイヤー!と投げて150キロは出るかもしれないけど、堀岡の場合ただそれだけだ。あとは何もない。何一つない。

堀岡といえば思い出されるのが例の「失礼」問題。
3年前にあまりにもひどい醜態を晒し野手の増田に代えられ、原に「あのまま堀岡を投げさせる方が遥かに失礼」と言わしめたアレ。

アレがあったから、さすがに原も負い目に感じてチャンスをあげたのかなあ。

育成→再契約までしてチームに置いておいたことといい、今日こうして2点ビハインドの中盤、展開によっては勝ち投手にすらなり得る場面で使ったのもそのせいなんじゃないかなあ。アレが普通にピッチャー交代してたり、仮に増田に代えたとて堀岡を気遣うようなコメントをしてたらまた違った気がする。

ともあれ、それも今日で終わり。
見ての通りでもう堀岡はどうやっても戦力にはならない。現役ドラフトにすら役不足だから、自由契約になってトライアウトを受けて育成で獲るチームがあるかないか。もうそういう段階だと思う。

あとはもう罵詈雑言にしかならないから自重して省略。堀岡、お疲れ。







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