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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。「ジャニーズ」ってハッキリ名前を出した二宮くん、すごくカッコいいと思うよ。 ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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・・・これは、結構な数ある管理人の観戦歴でも過去イチかもしれない。

こんなマンガみたいなことが都合よく起きるのかと、目に前の事実に少し眩暈がした。
だってさあ、グランドスラム弾がミスターの看板の下に飛び込むなんてこんなことあるの?試合中は打球の行方なんてよくわかってないから、試合後にスクリーンに流れるハイライトで見たけどスタンドはあまりのことにどよめいてたよ。

戸郷の危険球退場という数年に一度のアクシデントで始まった試合。
後を受けた森田が予想の10倍100倍頑張って試合を作ってくれたけど、徐々に力尽きると共に試合も壊れて(今日の投手交代を決めたヤツは誰だ?タイミング完全に間違ってたからな反省しろよおまえ)、もう完全なる負けムードの試合。



それを劇的にひっくり返した「ここに丸あり」

本当にすごいものを見たし、それまでの展開がすべて前フリみたいになってスタンドは盛り上がりに盛り上がったんだけど、あまりのことに気後れして少し引き気味の空気までも感じられるとんでもない雰囲気だった。

起きた事実だけでも引くほどすごいのに、後から映像を見たらまるでミスターが呼び寄せたかのようなプラスアルファまで付いてきた。
いやぁ、これはもう今日で死んでも悔いはないかなと思えるほどの満足度。
野球すごい。そしてミスタープロ野球、ミスタージャイアンツ、今日があなたに絡んだ試合じゃなかったら絶対こうはなってなかったと思うんだよな。
・・・たぶん、雲の上からなんかしたでしょ?エーヘッヘッヘって笑ってる姿が想像つくけど、下界は2000年のあの日に負けないくらいのとんでもない騒ぎになりましたよ。






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リリーフピッチャーってのは、たかが1イニングを投げるためにありとあらゆる工夫と努力をする。
ときには1イニングどころか、たった一人のバッターを抑えるために己の全てを賭ける。


中川は最近あまり冴えない。
それに合わせて起用法もセットアッパーから中継ぎへ、1イニングを手放しで任せられる立場からワンポイント、二人で1イニングを抑えるような枠へ徐々に変わってきてる。

今日久々にちゃんと見た中川はシュートピッチャーになってた。
もともとシュート、ツーシーム系の球は投げてたけど、それは左打者がスライダーに踏み込んでこないようにするためのいわば布石。それを見せておくことでスライダーがより活きる捨て球のような扱いで投げていた。

今日見た中川はまるでシュートピッチャーだった。
ゴリッゴリに左打者の内側をえぐり、その球で勝負にいくストロングスタイルに変わってた。

でもこれはモデルチェンジじゃなく、このところ冴えない中川を蘇生させる大城の荒療治だと思う。次に中川を見たら、いつもの通りスライダースライダーのスタイルになっていても驚かない。

何が言いたいかというと、それだけリリーフピッチャーってのは日々の戦いに必死だってこと。

抑えて当たり前、打たれたら万死に値する戦犯になる。その中でどうすればいいか、一軍に生き残るにはどうしたらいいかを常に模索する。

頑張れ中川。
左のセットアップはまだおまえが第一人者だ。赤い顔して大汗かきながら明日も己の生きる道を模索して頑張れ。




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今日でついに22試合に投げて防御率0.47である。
勝ち負けも1勝1セーブ14ホールド。今年のリリーフ陣で一番頑張っているのは大勢くんでも雷丸でもなくエイトなんじゃないだろうか。

去年との一番の違いは、実はシュートじゃなくてスライダー。シュートは去年から十分すぎるほどすごかった。
そのイメージを逆手に取って、シュートが来る来ると思わせての相手を嘲笑うかのようなスライダー。
これ自体は去年から見せていたコンビネーションだけど、そのスライダーがとんでもなく曲がるようになった。まるで大谷くんが投げるスイーパーのように、グイン!とマンガみたいにキレイに曲がってる。いわゆるキレッキレの状態である。

そして、エイトの場合スライダーはあくまでも見せ球であり捨て球。
その球で勝負にいってないし、なんならゾーンを広く見せる効果だけでも十分に意味がある。

エイトが投げているときは、皆さんもぜひキャッチャーになったつもりで、エイトをリードするつもりでシュートかスライダーかを考えながら見てほしい。ほぼほぼこの二択だからとても楽しめるんじゃないかと思う。




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橋上政権になって、思いのほか早く独自色が出てきたんじゃないかと思う。

まず1番は泉口にしたいようだ。
これに関しては正しいも間違っているもまだ答えが出ない。時間をかけて判断する必要がある。

浅野も陸もバッサリ切り捨てた。
代わりに上げてきたのが増田大。・・・はて、増田大は阿部政権のままだったら一軍に上がる機会があっただろうか?
浦田や門脇がその役割を過不足なくこなせる現状だから、管理人は増田大が今年一度も上に上がらないまま秋に戦力外になるんじゃないかと思ってた。

坂本、松本、丸、いわゆるベテランが試合に出るようになった。
特に坂本は人気選手だからその差が見えやすい。ついでに言うと、スタメン発表で坂本の名前が出るとドームは悲鳴のような大歓声が上がる。

そして、最大の変更点がキャベツをセンターに入れたこと。
・・・これは間違っている。去年からずっと間違っていると主張してたけど、いざこうなって誰の思惑かもハッキリわかってその上で言う、これは100%間違っている。
どんなに野球観が変化しようとこれは変わらない、センターは守備範囲。肩は弱くてもいいけれど、右に左に走り回れる走力こそがセンターの生命線。


今日はなんならそれで負けた日。
向こうのセンター周東はティマの当たりを捕った。あれはもう内心で拍手を送りたいくらいの大ファインプレーだ。
こっちはキャベツと松本の連携が取れず盛大にやらかした。

それにさ、このプレーだけを拾う訳じゃないんだ。
結果、功を奏すことはなかったけど、昨日は近藤、今日は周東がトリックプレーをしてた。・・・アレだ、捕れないフライを捕れそうなフリをしてランナーの進塁を防ごうとするアレだ。
10回に1回くらいしか成功しないんだけど、常日頃アレができているのは常勝軍団ならではだよ。弱いチームは絶対にやらない練習だもの。

さて、あれをキャベツにできるだろうか?
全員が全員「無理だろうなあ」って思うヤツを守備の要センターに置くのは正しいか?
ヤフコメで『キャベッジはスライスする打球が苦手で、センターに置いて気持ちよく守れるならそれでいい』って書いたバカがいて、それに感化された本物のバカが山ほど賛同してたけど、そんなものは1ミリも同意できないレベルで100%完全に間違ってるよ。センターを剥奪された格好で、レフトライトに追いやられた佐々木や松本も内心「コイツ、バカだなあw」って笑ってるよ。

バントがどうとか打順がどうとか時代の流れで野球観も変わるけど、絶対に変わらないものも山ほどあるんだよ。
そのうちの一つがこれだよ、バカは書き写せ、それすら難しいならスマホにメモれ、



センターは守備範囲






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昼間、「ゴゴスマ」で阿部の話題をやってた。
頭の悪そうなコメンテーターが、何も知らないクセにしたり顔でああでもないこうでもないとご高説を述べておられた。
あぁ、こりゃもうオールドメディアどころか、10年後にはもう地上波テレビって存在してないんじゃなかろうかと頭痛がした。なんだあの活舌の悪い気持ち悪い弁護士は?こんな番組見てるなら、肛門のシワの数でも数えてた方がよっぽど有意義ですよ。


阿部の件はたいした話じゃなかったことはハッキリしてるし、本人が辞意を示してそれが認められた以上もう何もないんだよ。それをバカが蒸し返して何やってんの?
そんなことよりも戸郷の調子がどうか、この貧打の打線でどうやってバンク投手陣を打ち崩すか、そっちの方がよっぽど大問題だよ。



The show must go on って言葉は、あのジャニーさんが好きで多用していたから、例の件以来なんだかおいそれと言いにくくなった感がある。
でも、これって本当にいい言葉でいろんな真理が詰まってる。

演者の都合に関わらず、時間がきて幕が開けばショウは始まる。
旧時代の遺物ワイドショーがいつまでも過去にしがみつく中、選手たちは前を見て先を見て今日を戦わなきゃいけない。

ソフバンさんに「こういう事情だから延期してください」って頼むのか?監督もいない状況だから手を抜いてくださいって頭を下げるのか?
毎日18時になればプレイボールなんだよ。こんなときでも泣き言を言わず戦うのがプロなんだよ。

今日、戸郷はプロだった。紛れもないプロだった。
今日自分がどういうピッチングをするかにだいぶだいぶ余計なものが乗っかっていることを理解して、それでも巨人のエースとして矜持を背中で示した。
ヒーローインタビューの最中、管理人は自分で「エースおかえりぃー!」って叫んでおいて、自分で自分の言葉に感極まるとこだった。ホントにおかえり。
松本もプロだったよ。守備に打席にその全てが試合の中枢に影響してた。これだけ脇に追いやられても、それでもこうしてたまにはここに松本ありの試合を作れる。それこそがプロの能力だよ。

バンクに勝つとうれしいなあ。
なぜか今日のレフ巨は知り合いが一人もいない状況で、管理人はその劣悪な環境にもめげず一人で全力で応援してきた。いつもよりもボロボロだけど勝てば全てが報われる。
そして明日もショウは続く。バカ丸出しで無駄な議論をしているワイドショーを尻目に、18時になれば戦いの幕は上がる。
そしてそして、管理人は明日もレフ巨にいる。え?明日も一人きりなの??明日は誰かいるよね?いてお願い。










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Z世代ってこんなにバカなのか。

児相って何もしない組織の代表格なのに、なぜこの件に限ってスムーズかつスピーディーだったのか(仕事をしてもしなくても悲劇を招く組織だなコイツらは)。

とか、全容がわかってくるにつれ様々な感情が胸に去来する。
でもそれはもう言うまい。どこの家庭にでもあるいざこざが全国に知られて、かつ取り返しのつかないことになってしまったけど、それは阿部家がこれから時間をかけて修復していけばいい。

だからあえて風向きとは逆に厳しい意見を言う。
管理人は大人だからありとあらゆるところから情報を収集できる。その玉石混交の中から正しいもの信頼できるものを探し、自分なりに解釈する。自分の経験、知識と照らし合わせて自分の中で消化する。

でも子供はそうじゃない。
「殴った」「逮捕された」というセンセーショナルな言葉が独り歩きして、大人が思っている以上に強いショックを受ける。管理人だって小学生の頃大好きだったたけしさんが逮捕され、軍団の面々が署に連行されていく姿を報じたニュースをいつまでもいつまでも覚えてる。
子供の少ない知識経験の中で、悲しい事件事故のニュースと、華やかな芸能スポーツのニュースは結びついちゃいけないものなんじゃないかと思う。

そして、子供が野球をしてくれないと、野球を巨人を好きになってくれないとこの先の未来は描けない。
野球選手に憧れて少年野球を始めてくれる子が大勢いてこそ、第二のイチローさん大谷くんが出てくる。プロのプレーに魅せられて、巨人を好きになってくれる子供たちがいないとプロ野球なんていう事業は成り立たなくなる。
日本が野球大国で、そのど真ん中にNPBがあって更にその中心に巨人がいる。この先もそれを続けていけるか、それは他でもない子供たちに懸かっている。


今回、その子たちに冷や水をかけてしまった、夢が覚めるような醜態を見せてしまったのは紛れもない事実。表に出る人、世間から見られる立場の人は常に自覚を持たないと。その責任込みでの高給なんだから。

阿部さん、こんな形は夢想だにしなかったけど、ひとまずお疲れさまでした。巨人の監督という大役もそうだし、現役時代から長く長く背負ってきた重圧を降ろしてゆっくり休んでください。
そして願わくば、彼に対する風潮が腫れ物にさわるようなものでもなく、過度に同情的でもなく、「失敗しちゃったな阿部ちゃんw」と軽やかなものであるように。




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逮捕?いや逮捕?・・・えっ?!

あまりにもあまりで理解が追い付かないよ。

阿部辞めろとは言ったけど、こんな辞め方は誰も望んでないよ。

え?ホントに何これは明日からどうすんの???

カープ羽月の件もだいぶだいぶアレだったけど、これはその上を行く超絶前代未聞な事案。球団スタッフ、今日間違いなく徹夜だな。

マジで明日からどうすんの?83番グッズ全部撤去して、川相とか代行にして仕切り直すの?
ジャイアンツってシーズン途中で監督が代わったこと一度もないんだけど。

激震すぎて管理人はひっくり返ってます。いやぁ、何これ?




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開幕前、今年の阪神戦はこの3連戦のような感じになると思ってた。
近年の例に漏れず完全なる力量差をまざまざと見せつけられ、3連戦で1勝できれば御の字みたいな内容を想定してた。

どういう訳だか、ここまでは割とがっぷり四つに組んでいい戦いができていた。
ただ、しっかり交流戦前最後、節目になる3連戦で現実に戻された。淡い夢から覚めて、見たくないものを突き付けられた感がある。

これが紛れもない2026年の現在地だ。
あるべき形とは言わないけど、実力通りのいるべきところに帰結したんじゃないだろうか。
阪神は独走するし、巨人は5割前後をうろうろする。ヤクルトももう落ちてくるから阪神だけがひたすら前を行くことになる。
ペナントレースが50試合制とかなら勢いだけで駆け抜けることもできるけど、あいにくまだ3分の1も終わってない。半年間143試合の長丁場でやったら、そりゃもうだいたいは実力通りに落ち着くんだよね。

ただ、諦めろなんて話をしたいんじゃない。
交流戦が始まれば、またセリーグ全体が失速して混戦になる可能性は多分にある。
そして、藤川はそうなる可能性があることも見越して、この節目の3連戦にエースを3枚並べてきたんじゃないかと思う。あぁ、阪神は強い。やっぱり敵わない。それを強烈に印象付けた上で交流戦というインターバルに入りたかったんじゃないかな。だとしたら、どこが勝負どころかしっかり見極めた上で采配できてる策士だね。既にして名監督だよ。

悔しいけれど、この3連戦の差がそのまま両チームの差だ。点差以上に離れてたのは誰しもが感じたところだと思う。
それをしっかり受け止めた上で、それでも強い方が勝つとは限らないのが野球、何があるかわからないのがペナントレース、これが正しい解釈なんじゃないかな?違う?




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よくよく冷静に考えてみると、試合中継中ずっと画面の左側に解説二人のワイプが出ている状況ってのは異常も異常、超異常である。
なんなら野球ファンを舐めているのかと批判があっても仕方ない。


でも、もう今の時代これだけぶっ飛んでてもいいと思うんだ。
この令和の時代に試合の視聴方法が地上波のみなんて野球ファンはいない。そんなヤツは野球ファンじゃない。
スカパーなり配信なりが当たり前に普及しきった中で、あえて地上波ゴールデンで野球をやるならこれくらい針を振り切っていい。

そして、なぜ今まで実現しなかったかと不思議になる原と岡田の相性の良さ。
そらそうだ、同世代で学生時代から切磋琢磨して、最終的には激烈な重圧がある巨人の監督と阪神の監督を共に複数回経験した二人。
この二人にしか分かり合えないことが山ほどあるはずだし、盟友、戦友、ライバルとして言葉にせずとも阿吽の呼吸がある。


原のスピーチ力は並の政治家じゃ束になっても敵わないレベルだし、岡田は着眼点が独自で揺るぎない野球観が確立されてる。
二人ともまだ現場を離れて浅いから選手のこともよく知ってるし、何よりもそれぞれ自チームに対する絶大な愛がある。そして、お互い仲良しだからおかしな空気になることもなく安心して聞いていられる。

確か原が68歳で岡田が69歳。いつまでも元気でいられる訳じゃないし、時が経てば経つほど記憶は薄れて、自分が関わった選手も現場から少なくなる。
せっかくこんなに話のおもろいオッサン二人がいるんだから、球界のために活用して働いてもらわないと。この二人をしゃべらせておくだけで十分に見る価値があるし、序盤から0-7なんていうクソ試合だったのに全く退屈しなかったよ。
うん、この企画はもっともっと早くやるべきだったね。





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全巻揃えているマンガではなく、ネカフェや無料アプリで読んで内容は知っていて、どうしてもこの巻だけは手元に置いて何度も読み返したい。そんなマンガの特定巻がいくつかある。
前後の繋がりがわからないだろうから人には勧めにくいのだけど、言ってみれば「このバンドのこの曲だけは好き」とか「ターミネーターは2だけ好きで他は見てない」とか、そういうのもアリはアリかななんて思う。



・「あかね噺」 13巻

アニメも好評オンエア中のあかね噺から。
この巻は、もう神懸ってすごかった。
あかね噺というマンガの肝は、落語の演目を描きながら、そこに演者の立場、性格、背景、事情、その時の状況を重ねて二重構造の話として見せること。
それが一番上手くハマったのがこの巻で描かれているまいける兄さんの真打昇進試験。

「たちきり」という話は、自分が不甲斐ないことで愛する女を死なせてしまった男の話。悔やんでも悔やみきれない。でももう愛する人は戻ってこない。位牌の前で灯した線香が消えるときに、自分の思いも未練も後悔も断ち切らなければという切ない悲恋が描かれている。


真打になるということは、自分の名前が看板になり大きな責任を背負うこと。
師匠や兄弟子の庇護のもと、楽しくバカをやっていた時が終わるということ。優しくて頼りになった兄さんはもういない。この先は師匠に甘えることも許されない。
自分が前に進まなきゃいけない、自分が大人にならなきゃいけない。そう、それは暖かく居心地のよかった場所から自分を断ち切ること。

この2つの断ち切りをシンクロさせて、見事にクロスオーバーさせることに成功してる。
話の終盤にかけての高まりは思わず息を飲む出来栄えで、ジャンプ本誌で読んでいるときから驚くやら感心するやらで少し茫然としてしまったのを覚えている。
もしかしてこのマンガはここを描くためにあったのか、作者さんはこれを見せるためにここまで描いてきたんじゃないか、そんなことまで思ってしまった。

ストーリーとしても、憎たらしいクソアフロを痛快に黙らせ、第1話から続く破門騒動にもけりを付け大きな伏線回収がなされた節目の一冊。
そして、ここがピークになるかと思いきや、今ちょうどジャンプでやっているあかねの「死神」がいい。惚れ惚れするほどいい。

勇者だ魔王だ、転生したらなんとかだみたいなマンガに飽きた方、ぜひ。











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身も蓋もない言い方をしてしまうと、管理人はいいときの戸郷がどんなピッチャーだったか忘れてしまった。

最後に戸郷を安心して見られたのはいつのことだろう。
投げる度に不安が付いて回るような時期があまりにも長く続き、いつしか本来の戸郷を忘れてしまった。

2回あたりから見たけれど、今日はストレートは来てた。
ドーンと強さがあって、球速も150キロをコンスタントに超えてた。
いいように見えるんだけど、はて?戸郷ってこんな感じでいいんだっけか?と答えの出ない自問自答をしながら見た。

そして、それは少なからず戸郷本人も同じなんじゃないかと思う。
いくら周囲の情報をシャットアウトしようとしても、戸郷は目立つ立場にいるジャイアンツのエースだ。これだけ長期で不振が続いたら否が応でも批判や揶揄が聞こえてくる。
それが重なるといつしか自信をなくす。戸郷はもうダメだ、あれは終わったピッチャーだ、何億ももらっておきながら役に立たない、・・・時間をかけて心が擦り減っていく。戸郷自身はとても実直な子だから尚更だ。

その潜在的な自信の無さはいざというときに露呈する。
ランナー無しならスイスイいけても、ピンチになると力んだり心の動揺が球に表れる。
3回裏、いい球を投げているのに、自分に自信を持てずあっぷあっぷしてる戸郷を見て切なくなった。

そんな手負いのエースにとって勝ち星は何よりの薬になる。
形に残るもの、後から振り返られるもの、きっとそれがほしかったはず。例えば今日の試合を全く見ていない人にでも、1勝したということは誇れるし語れる。野球も指標がどうという世の中になったけど、今の戸郷に必要だったものは横文字のデータじゃなくて「1勝」という数字。内容は二の次三の次。

うろ覚えで申し訳ないのだけど、人が自信をつけるには訓練と成功体験しかないと言ったのは村上龍だったか。
訓練は十分に稲城でしてきただろう。後は成功した実績として形で数字で残るもの。

戸郷、今シーズン初勝利おめでとう。





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もう全員がわかっていることだけど、今の坂本には全盛期の見る影もない。

とにかく球の強さに押される。その力ない姿ばかりが目に付く。
相手バッテリーからも舐められてるから、初球からほぼ確実にストライクがくる。2ストライクに追い込まれた後も遊び球なしですぐに勝負に来られる。
全盛期を知る側としては、衰えてしまった坂本を見るのもつらいけど、そうやって坂本が相手から軽く見られていることが何よりも歯痒い。

今日もダメかなあなんて思ってたら、こうして見事にやってくれた。
サヨナラ打だけでも十分にお釣りがくるのに、そこに記念の300号ホームランも足してきた。この辺が不世出のスターだよなあ。ほら、膝付いて三振した話なんかどこかに飛んでった。

楽観的なことは全然考えていないのだけど、節目の一発が出てくれたことでチームにとっても坂本本人にとってもやりやすい環境になった。それは間違いないと思う。
ストレートに差し込まれることが増えてきている以上、打開策としてはセンターから逆方向を意識したコンパクトなバッティングに徹する以外にない。そしてそれはホームランを打つ打撃とはまるで逆のベクトルにある。
ホームランが出たことで一つ呪縛が解けて。これから先坂本が単打狙いの好球必打に専念できるならそれはちょっとおもしろくなる。

坂本勇人スーパースター列伝のいったい第何章になるのか、晩年も晩年の最終章がもっと賑やかで華やかになるように。
プロってのは同情されたら終わりである。まだまだファンが憧れるスーパースターとして歴史が続いていきますように。





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全巻揃えているマンガではなく、ネカフェや無料アプリで読んで内容は知っていて、どうしてもこの巻だけは手元に置いて何度も読み返したい。そんなマンガの特定巻がいくつかある。
前後の繋がりがわからないだろうから人には勧めにくいのだけど、言ってみれば「このバンドのこの曲だけは好き」とか「ターミネーターは2だけ好きで他は見てない」とか、そういうのもアリはアリかななんて思う。



「あさひなぐ」 34巻

・・・いやぁ、読み終わった時点では書評としてあれを書こうこれを書こうなんて考えていたけれど、巻末の作者こざき亜衣先生のあとがきを読んだら、もう管理人なんぞが何を書いても蛇足だなと悟った。
本当に素晴らしい、読んでいて目頭が熱くなるような異常な熱量のあるあとがきだった。いかに作者さんが己の全てを注ぎ込んで描き上げた作品か、ひしひしどころかビシビシ伝わった。

コメディテイスト強めで始まった作品が、いつしか真っ直ぐな女子高生が薙刀に打ち込むスポ根成長譚になり、「ハイキュー!!」や「弱虫ペダル」といった高校運動部名作マンガと同様にキャラ達と共に歩んだような気持ちになれた全34巻。本当に素敵な物語を読ませていただいた。

薙刀とはスポーツでなく武道。武道だけれど、高校で部活としてやる分にはスポーツという解釈も間違いじゃない。でも極めたところでプロ薙刀がある訳じゃない。
十人十色、百人百様の薙刀がある中で、主人公東島旭は真っ直ぐに真っ直ぐに己の道を行く。あまりに真っ直ぐ過ぎて読者が置いて行かれそうになるけれど、連載初期のドジっ子メガネだった頃から比べると別人のような成長ぶりに感慨深い思いにすらなる。ほら、数年会わないうちに親戚の子が一気に大人びていたようなあんな感じ。

きっとこの先何年も何十年も、この名作は全国の高校薙刀部においてバイブルになるだろう。
他の競技と違って競合するマンガがほぼ皆無なだけに、狭い世界でずっとずっと生き続けるに違いない。いやそうあってほしいとこの作品のファンとして願う。

・・・そして、あえて今回は控えていた幼稚な感想を書くと、やっぱり最後に宮地真春の試合があったことに胸が震えた。あの終わり方まとめ方で本当によかったと思う。









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5月2日甲子園での阪神戦、管理人は大炎上する石川を見ながら、なんで投手交代をしないのかずっとその理由を探していた。

もうこの選手が使いものにならないことを周知させてから干す。
よくあるこのパターンかと思ってたら、石川は翌日も抹消されず一軍に帯同して普通に投げてた。

ん?んん??
戦力として見込んでいるなら、なぜ甲子園では見殺しにしたかなあ。試合を捨てるような采配はチームにも石川にも何も得るものはなかったんだけど。

そんな釈然としない思いを心の底に持っていたら、また今日盛大に燃えた。
しかも甲子園よりもより悪いシチュエーションで大炎上した。

・・・もういいんじゃないかなあ。
地面師たち風に言えばもうええでしょうってヤツだ(いや同じだけども)。
甲子園のときとは違って今日は明確な敗戦処理。にも関わらず、投げる球が何一つ通用しないで燃え上がってくれてやがる。

もしかしてこれがラストダンスかな。石川を見る最後かな。
そんな思いが頭を過った。何十年もジャイアンツを見てきているから、管理人のこの手の予感は結構当たる。
高梨が戻ってきて、北浦とか宮原とかポジションの被る後輩も出てきて、いわば外堀も埋まっているところだし。

もし明日なり明後日なり石川が二軍に落ちたなら、そのまま一軍に上がることなくひっそりと秋にチームを去ることになるだろう。
仮にそうならなかったとしても、管理人の中で石川という選手は終わった。
もともとは戦力外になったところを巨人が拾った選手。それを考えたら働いてくれた方かもしれない。


石川さん、もうええでしょう?





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6回を終えて0-3。竹丸くんの球数は96球。

・・・普通は代えるんですよ。


6回3失点だろうが7回3失点だろうがそこに差はないし、竹丸くんは4月3日に101球投げたこともあるんだから壁みたいなものも特にない。


なんでこれ続投だったの??
案の定と言ったら申し訳ないけど、不要な2失点で試合が終わってしまった。
7回裏は6番の陸からだったので必ず9番に回るような場面でもなかった。宮原でも田和でも7回表から出しておけば試合が壊れることはなかったんじゃないかなあ。

昨日も昨日で思うところがある。
テキストのみで1秒も試合を見ていないから記事は書かなかったけど、1点リードの8回1アウト一塁二塁でバントする意味はなんなの?
バントが決まった失敗したの話じゃなく、仮に決まったところで1アウト一塁二塁と2アウト二塁三塁で何が違うの?
しかもバッターはトップクラスに右打ちの上手い松本なんだから、余計に何やってんのこれ感が強かった。

GW9連戦はリーグで一人負けに近い3勝6敗。キレイに3カードとも1勝2敗。
勝ち負けもそうだけど、「あぁ、やっぱり打てないな」が如実に出てきた。勝った昨日だってたったの2安打だ。
これはある意味予想通り。逆に4月が予想よりも打ててたし、予想よりも勝ててた気さえする。

あるべき形とは言わないけど、実力通りの姿が露呈してきたときに傍から見てて「???」の采配をしてたらそら勝てないよ。



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左ピッチャーが左バッターに投げる場面で、真ん中付近から外に逃げていくのがスライダー。

それをインコースに投げてしまったとしたら、せっかく曲がったボールは打ちごろの真ん中付近に行く。これがいわゆるインスラ。
野球の常識みたいなものとしてインスラは投げてこないものだという前提、認識があるから、たまにインスラが来るとギョッとする。選手もファンも。

そして今日高梨が投げたのは超インスラ。
インコースから真ん中へじゃなく、デッドボールになるようなコースからインコースへの超インスラ。
これを今デッドボールに過敏になっている阪神に対し、阪神界隈をデッドボールで騒がせた元祖みたいな第一人者が投げた。見てて大笑いしたわ。

やっぱり左のセットアップとして高梨は要るな。
速球派の中川と技巧派の高梨と、やっぱり両輪が揃ってナンボだね。北浦とか石川じゃまだ役不足だ。

とりあえず高梨おかえり。
件のデッドボール事件以来あんまり応援してなかったけど、今日からまたおまえのリストバンド付けたるわ。




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野球っていろんなことあるよね。
面白さ、怖さ、野球という競技の魅力がぎっしり詰まった試合だった。

まずウィットリー無双。
この前言ったろ?このピッチャーはちゃんと抑えられる理由がある。なんでメジャーから都落ちしてきたのか不思議に思うくらい普通にいいピッチャーだ。
圧巻の奪三振ショーで楽しませてくれたけど、結局最後になった6回表は怪我する前から明らかにスタミナも集中力も切れてた。やっぱり100球手前くらいで電池切れになっちゃうタイプなんだろなあ。

次は陸デー。
先制の犠牲フライに始まり、危うくノーヒットノーランを自分の守備で止めることになりかけたエラー。かと思えば追撃のホームラン。「一人で野球やるんじゃねえよ」というツッコミがピッタリの目立ち方だった。

そして、このパターンもあるよなあという逆転劇。
圧倒的に押してるんだけどリードは僅か1点。これってワンチャンスでひっくり返されるよなあと薄々思ってたらドンピシャになった。
これ勝ちでも負けでも本当によく見るし、そこに継投失敗みたいな年に何十回も見るテンプレートも絡んでなんかまあ納得してしまった。

で、大勢くんとか雷丸とか、後ろを長年任せられてきたピッチャーってのはやっぱすごいのよ。
セットアッパーとかクローザーという重責は、球が速いだけの外国人に背負えるほど軽くない。

まあ、野球っておもしろいよ。
これが巨人戦じゃなかったら、今日は本当におもしろい試合として管理人の観戦歴に刻まれる試合だった。だからあんまり腹立ってないですハイ。












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竹丸くんはこの前見た日と全く同じだった。
ハッキリ言うと、プレイボールから2球見ただけで今日はいい出来だと断言できる球を投げてた。外野の最上部から見て球が走ってるのがわかるんだから相当なもんだ。

ところが中盤一気にガタガタッといきなりおかしくなる。前回観た日も一回り目はスイスイで二回り目からおかしくなった。昨日はなんとか抑えて結果は勝ち投手になったけど、本当に突然崩れるねえ。彼が一段階上のピッチャーになるなら課題は明確だと思うよ。


そして昨日はやっぱり神走塁アゲインの日。ヒロインに呼ぶべきは竹丸岸田じゃなくて平山だったんじゃないかな。
しかも狙ってやったプレーで、それを仕込んだのが尚広だと聞いた日にはもううれしくなっちゃうね。
管理人は正直彼のバッティングに魅かれるものはないのだけど、こういう面でのアピールができてくるとまた違ってくる。尚輝が戻ってきても浦田がショートに回ることで生き残ったみたいに、平山を一軍の戦力として数えられるようになる。頑張れ頑張れ育成上がり。



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関係ない話から入るけど、マーさんと則本ってなんか顔が似てるよね。

そのせいか、則本という選手はマーさんの陰に隠れた二番手感がずっとある。
不人気球団だから許される「いいところだけを取り上げられる」扱いで、不倫して再婚したクソみたいな経歴もあまり叩かれることなくきた。

その則本がジャイアンツという陽の当たる道に出てきた。
開幕からここまでは本当に頑張ってきたと思う。
だけど、ゴールデンウィークの前日、久々にナイターの地上波放送がある日、巨人のユニフォームを着て初めての東京ドーム登板で盛大にやらかした。うん、なんか言っちゃ悪いけどしっくりくるよ。

管理人は則本が巨人に来たとき「5勝もすれば十分」と書いた。
ここまでは好投続きで5勝の2倍も3倍も勝ちそうな勢いだったけど、やっぱり均すとこんな感じになると思うんだよ。則本さん、15~20回くらい先発して5勝してください。失礼だけど、日陰で10勝するより衆人環視のジャイアンツで5勝する方が難しいから。まずは花の都大東京のジャイアンツで5勝して。


則本にはシニカルな物言いになるけど、その後を受けた赤星には管理人でも同情的になる。
今日の起用をもっとも適切な言葉で表現すれば「雑用」だ。
ルーキーとか育成上がりならまだしも、4年ローテを張って50試合以上先発してきた実績のある男にこの役回りはあんまりだ。

確かに赤星というピッチャーに突出したものはない。
制球力は高いし球種も多いけど、なんというか秀でるものはない。言ってみれば「中の上」だ。先発ピッチャーが6人いるとして、5番手6番手なら頼もしいけどそれ以上だとちょっと心許ない。

そういう赤星ではあるけれど、さすがにこの使われ方はないよな。
こんなTHE敗戦処理みたいな起用でモチベーションなんか上がる訳がないし、過去4年の起用法と比べたら屈辱以外の何物でもない。
なんだろう、今のジャイアンツの中で赤星と横川はよく言えば便利屋的に、悪く言えば汚れ仕事の雑用を押し付けられている。実力と実績に対してあまりにもその扱いが軽い。
長いシーズンどこかで先発する機会はあると思うけど、それまでに腐らせて潰さないようにしてほしい。

・・・さあ、明日と明後日は久々の観戦記2DAYS。










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ダメなところは言うまでもなく選球眼。
自分でも打つ気のなかった球についつい手が出てるし、釣り玉に簡単に釣られて相手投手に翻弄されてる。

いいところはスイングの速さ。
天性のものなのか、スラッガータイプのいいスイングをしてる。
それを可能にしているのは下半身の強さ。ドカッと構えて軸を作り、速いスイングで弾き返すから打球が飛ぶ。

誰に近いかなあ。坂本とも少し違うし翔さんともまた違う。やっぱり岡本さんが近いかなあ。
素材の良さは本当に目を引くし、他の有象無象とは違うものを期待してしまう。

選球眼を鍛えるにはたくさん一軍の打席に立つこと。プロの変化球をその目で見て、キレとか軌道を体で覚えること。三振はしてもいいけど、振りたくなかった球に手を出したり明らかなクソボールは見切れるようにならないとね。

うん、大器の片鱗は確実に感じるし、この素材を潰しちゃいけないね。





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全巻揃えているマンガではなく、ネカフェや無料アプリで読んで内容は知っていてどうしてもこの巻だけは手元に置いて何度も読み返したい。そんなマンガの特定巻がいくつかある。
前後の繋がりがわからないだろうから人には勧めにくいのだけど、言ってみれば「このバンドのこの曲だけは好き」とか「ターミネーターは2だけ好きで他は見てない」とか、そういうのもアリはアリかななんて思う。



「ショーハショーテン!」 6巻

お笑いのメカニズムを解き明かす。
こうすれば笑いは起きる、こういうロジックで人は笑う、そういうお笑い方程式のような題材を、高校生版のM-1グランプリを軸に展開するのがこの作品。

絵はあのデスノート、ヒカルの碁の大御所小畑先生、原作は小説家でもあり以前にレインボーのジャンボとコンビを組んでいた元芸人さん。

ともすれば上から目線になるこの題材。
読者側からすれば、「おまえのお笑い論はわかった。じゃあそれでおもしろい漫才ができるのか?」「俺を笑わせてみろ」と意識せずとも斜に構えてしまうようになる。

この作品の構成は異例も異例で、全11巻のうち半分以上が高校生版のM-1グランプリそのものに充てられている。つまり、トップバッターからトリまで、高校生の漫才が(彼らの背景、事情を織り交ぜながらも)延々と続く。変に日和ることなくお笑いど真ん中で勝負した骨太のマンガである。

そのトップバッター、女性コンビ「ガラスの靴が割れた」が披露した漫才、それがこの6巻のメインにしてハイライトだ。
この作品が強かなのは、読者が斜に構えて上がりに上がったハードルを、お笑い賞レースのトップバッターが高得点を出す難しさに重ねてきたところ。
「おもろい漫才見せて(描いて)みぃ」と思っていた読者はいつの間にか「もっとも厳しいトップで登場する優勝候補」に感情移入し、メタ的に重ねて見るようになる。

そしてこのガラ靴さんの漫才がおもしろかった。
同じパターンを重ねてくる構成、ワードセンス、伏線回収、ボケじゃなくツッコミが笑いを生む広げ方の上手さ。感心するなんて冷めた表現じゃなく、読みながらププッと笑ってしまう出来栄えで、これを再現できる女性芸人さんがいたらそれこそWなんとかなんて賞ならラクに獲れると思う。

この巻の最終ページ、点数が発表されトップバッターとしてはあり得ない高得点に全身で喜びを表現するガラ靴さん。うん、気づけば読んでるこっちもガッツポーズしてたわ。

ガラ靴さんは脇役も脇役でこの件も物語としては傍流だし、これ以降他にもおもしろい漫才も出てくるのだけど、やっぱりここがハイライトで盛り上がりとしてピーク。

この作品を全巻揃えようとは思わないけど、この6巻だけはこの先何度引っ越しをしても売らないし捨てない。管理人は名盤ならぬ名著として扱い、今後も大事に大事に読み続けるのである。





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8回裏、大勢くんは打者3人にわずか4球しか投げてない。
なんか簡単に早打ちしてくれてラッキーだなあと、たぶん大勢くん本人も思ったであろう三者凡退。

ところが9回、頼みの雷丸がこうなる。
前進守備が災いした面もあるけど、まあ今日はしっかり打たれたって言っていいだろね。

こんな日もある。これがプロ野球。相手もプロなんだから仕方ない。

ただ、切り替えろ忘れろと切り捨てられないのが3塁への盗塁。
やっぱりちょっとあれはいただけないし、なんならあれで勝負が決まったようなもんだ。敵のナイススチールには違いないけど、あれは山瀬くんも雷丸も反省しなきゃいけない。

そこだけ反省したらまた明日だ明日。



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いいピッチャーってのは、ただなんとなく抑えたんじゃなくてそこにきちんと理由がある。

ウィットリーの場合、まず目に留まるのはナックルカーブ。
キレよく曲がりも大きいし、この球種を投げるピッチャーが少ないこともあってここにばかり目が行く。

でもナックルカーブは球種の割合でいうとかなり少なめ。ここぞの決め球にしか使ってない。
チェンジアップ、カットボール、スライダー。球種が多く組み立てに困らないからナックルカーブを多投せずとも勝負できる。

そして一番の武器はストレート。
ほぼ確実に150キロを超えるスピードで、2メートルの長身から投げ下ろす。投げる球のおおよそ半分を占めるこのストレートが威力抜群だから、他のすべての変化球がより活きる。

強力な武器が2つあって、かつ使える選択肢も多い。これは相手を抑えるに足る理由だよ。
最後に出てきて2点取られた左で投げてるだけのヤツと比べてえらい違いだ。
今日は序盤からワンサイドになって本人もだいぶラクにいけただろうけど、この内容で投げられるなら十分にローテを張れる。

先発陣の中でウィットリーの期待値ってあまり高くないと思うけど、その彼がこれだけ投げられると一週間のやりくりがとてもラクになる。
よしよし、いい流れじゃないかな。



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なんだったんだろなこれはw

テルを三振にした球は、大きく逸れたからてっきりフォークだと思った。
でも配球表を見たらストレートで、その後の大山にも2球ともストレート。

あれあれ?何かが始まってるかこれ?
と周りが思い始めた前川の打席。

ストレート
ストレート
ストレート
  ・
  ・
  ・
ストレートは続くよどこまでも

いや、大勢くんてこんなストガイみたいなピッチャーじゃないんだよ。
スライダーはあんまり投げないけど、フォークは決め球にしてバンバン投げてくる。そういうピッチャーをこうリードするか岸田、と唸っちゃうやら笑っちゃうやら。

だって点差が開いた局面ならいざ知らず、苦手の相手に完全アウェイの球場で僅差の終盤。なにやってんだよホントにw

どこでフォークいくかなあ
最後までストレートも全然あるよなあ

ってみんな思ってたから、誰が言ったか知らんけど三振に仕留めてベンチに戻った時に「早よ投げんかいw」言われてたよね。
この辺は岸田が去年たくさんの経験を積んだ賜物というか、山瀬くんとか若手にこれはできないだろうなあという曲芸みたいなリード。そして、それに応じてなんとか抑えてしまう大勢くんという一流投手もすごい。

いやあ、おもしろかったし、なんか今年は阪神とがっぷり四つに組んでもなんとか勝てるね。
去年はこういうタイトな勝ち方が全然できなかった気がするけど、今年は既に3勝目だ。おもしろいなあ野球って。





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松本という選手は、FAで巨人に来たその点だけをもって丸や村田さんと比べられて揶揄の対象になる。

アンチ巨人という人種は巨人の全てをバカにして笑いたいのだろうけど、そんなバカでも松本がスラッガーでないことくらいは分かる。いや分かれよ、いくらバカでも。
足と守備と打率が売りの選手なら、松本と比較されるべきは梶谷であり片岡であり金城だ。

その彼らと比べて松本は劣っているか?
答えは言うまでもなくNOだよ。

松本という選手はよく野球を知っている。
状況把握が適確にできて、その場その場で自分が今何をすべきかをちゃんと理解してプレーできてる。

キャリアと実績からすれば当たり前だろうという声も聞こえるけど、こういうのは打てば全てが許されるスラッガータイプこそできてない。
松本は首位打者を獲った輝かしい実績がありながら、繋ぎに徹することも自己犠牲も嫌がらず当たり前のようにこなせる。自分を殺して右打ちができる。これは間違いなくプロの選手だ。

試合が今どういう状況か。自分がそこで何を求められているか。
それを100%理解してグランドにいるから、ベンチからサインを出さずとも黙って見ていられる。ほら、平山くんが三振したくなくて無意味な初球打ちをしてたのとまるっきり真逆の話だよ。これぞプロのプレーでベテランの余裕。

できるできないは別の話として、やるべきことを言わずともわかってる。
こういう選手がベンチにいるととても助かる。
レギュラースタメンじゃなくていい。むしろ途中から試合に入れた方が有能に動く駒になるよ。

薄々思ってたけどこれは本当に通好みの選手。決してバカにはわからない。
うん、今度9番グッズを買おう。







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