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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。巨人のエースを10年務めた大投手、智之メジャー5勝目おめでとう!!    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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相変わらず不人気作品は容赦なく打ち切られる週刊少年ジャンプ。
来週から4週連続で新連載が始まり、おそらく最終回を(強制的に)迎える作品も4週連続で出てくることかと思われる(既に1つ出た)。

毎度おなじみのこの「血の入れ替え」において、新連載4作品中3作がスポーツマンガであることが話題になっている。
近年当たったスポーツマンガといえば、バレーの「ハイキュー!!」と多角的にメディアミックスして本編も長期連載中の自転車マンガ「弱虫ペダル」。管理人は2作品とも大好きなのだが、この2つには分かりやすい共通点があると思ってる。

まず主人公のキャラを立てる。
競技のプレースタイルだけでなく、生い立ち、バックボーン、性格、趣味に至るまでしっかりキャラを立てる。

次に同学年のチームメイト、仲間でもありライバルでもある同級生を何人か描く。
その次に先輩を描く。自分が高1のときに2年上の3年生がどれだけ大きく強く見えたか、読者のほとんどが経験してきたことを下地に上級生を魅力的に描く。
そこまでできたらほぼ勝ち確で、次は対戦相手のライバル校の生徒を描く。メインライバルになる学校は何人もキャラを立て、1試合程度で通り過ぎる学校はエースかキャプテンの一人二人を描く。

こうして上手くレールに乗ると、5巻10巻の早い段階で自然と自分の推しキャラができる。
自分に似たタイプのヤツ、感情移入しやすいヤツ、女子なら単純に見た目がイケメンのヤツなんてのもあると思う。
それと並行して、主人公を初心者もしくは我流でここまでやってきた設定にして、その競技のルール、専門知識、その界隈では常識でも外部の人は知らないようなことを織り交ぜる。読者は自ずと主人公と一緒に成長してきた感覚になり、その世界にどっぷりと浸かることになる。
両方とも主人公は高1でスタートしてるので、進級して先輩たちがいなくなった後は後輩を描くことで更に世界が広がる。

これを週刊少年ジャンプのスピード感でテンポよくやったのが「ハイキュー!!」。
マイナー誌掲載の強みを活かし、長すぎるくらい長々とやってるのが「弱虫ペダル」。
管理人は2作品とも大好きなのだけど、ハイキュー!!は本当にテンポよく話が進む。大事な1戦に数話かけることはあっても決して間延びしないし、何よりも試合と試合の間がとてもスピーディー。

一方ペダルは驚くほど長い。昔のアニメドラゴンボールかキャプ翼かってくらい、やれどもやれども話が進まない。いや進んではいるのだけど、密度が濃すぎて時間の流れがおかしくなってるように錯覚する。なんたって35巻から始まった高2のインターハイが終わったのはなんとなんと63巻のことである。5年も6年もかけて高2の大会3日間を描くなんて、やっぱりちょっと違う時間軸を見せられている気になる。
ちなみにペダルはだいたいどこのブックオフでも100円売り150円売りしているので、管理人はネカフェで読むより経済的かと思い買い込んで家に40冊くらいあるw


さて、これからジャンプで始まるスポーツマンガ3作はこの偉大な2作品のようになれるか。
そろそろジャンプも次世代を担うヒット作が出てこないとね。期待してますよー。


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飲んだなあ・・・。

この前知り合いになった人からなぜか一杯いただいてしまい、いつもより一杯分多いなあなんて思ってたら、終盤に知り合いの知り合いから更にもう一杯いただいてしまった。
都合5杯だけど自分では3杯しか買ってない。年に10回も20回も観戦してるとたまにこんな日があるねw ごちそうさまでした。

今日のフックになったのはハワードの打席。

第1打席 1アウト1塁 → バント失敗

第2打席 1アウト1塁3塁 → 三振

第3打席 1アウト2塁3塁 → ファールアウト

やっぱり普段打席に立ってないパリーグのピッチャーじゃキツイよなあ。これがDH制なら全然違う展開だったかもなあ、なんて巨人ファン全員が思った展開。

こういう試合て、このいわば地の利を活かして勝たなきゃいけないんですよ。
やっぱりピッチャーを打席に立たせるのはどうのこうの言って、これを試合のポイントにして勝たなきゃおかしいんですよ。
立ってるフラグを見逃して、みすみす勝ち筋から逸れて負けた気がするなあ。

打線がさっぱりで何の見どころもなかったけど、よくある貧打負けの試合だけに留まらない何かがあった。楽天さんが隙を見せてくれてるのに、チャンスを与えてくれてるのに活かせなかったね。


そして、そのイライラを晴らす訳じゃないけど、大型扇風機が三振したとき

ふざけんなおまえ!三軍に行けええええええーーー!!

って周りが引くくらい怒鳴ってしまった。
これ、あと何回見るんだろなあ。
当たらないんだよ、ナンバーズだろうがロト6だろうが当たるとしても年1回なんだからもうそれは消費したんだよ。ここまでダメだと、仮にこの先ホームランの1本でも打ったところでここまでの100も1000もあるマイナスを帳消しにはできないんだよ。わかってるか?このクソウナギイヌ監督よ。








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大勢くんって子はとても強い。

新人の頃から一番ヒリヒリするクローザーを任され、並みの選手じゃ絶対に超えられない修羅場をいくつもいくつも潜り抜けてきた。

それだけの結果を残しながらなぜか格上のクローザーが補強され、自分に何の落ち度もないままセットアッパーにされた。これは言ってみれば降格だ。

大勢くんが飄々としてるし、ふてぶてしさすら感じる佇まいだから、まるでそれが当たり前のように受け入れられているけど、これを自分の身に置き換えたら穏やかじゃない。管理人だったら「なんか俺ばっかり負担多いし、やって当たり前 耐えて当たり前みたいに思われてるよなあ」とグチの一つも言いたくなる。

その大勢くんが、前の登板で今年初めて打ち込まれた。
チーム全体としての姿を考えるなら、今日は周りが支えて守ってやりたかったよなあ。ファインプレーの一つでもして、バックが盛り立てられるのが理想だった。

結果はその真逆。丸がやらかして陸が力及ばずで、あれよあれよという間に大ピンチ。
でもさ、今日は球はよかったよ。
いきなりピンチで、仕方なく満塁策にしてギリギリの中で投げてる球は、管理人のよく知る大勢くんの球だった。だから心配ないよ。明日も投げさせるべし。一度ゼロに抑えれば何もなかったように立ち直るよ。

まあ、大勢くんが5勝もしてるってのは、彼が投げてるときに打線が仕事して、勝ち越すなり逆転するなりしてきた証拠。その揺り戻しと思えばまあ。ね?

さあ、明日は久々の観戦記。
ドームに戻るし切り替えていこう。









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ミスター、長い長い闘病生活本当にお疲れ様でした。

「言語明瞭 意味不明」の代表格みたいな貴方が病で上手く話せなくなってしまい、それによって球界が失ったものはとても多いと思っています。
ミスターは球界と球界に興味のない人を繋ぐ存在でした。お元気でおられたら、この20年野球関連のバラエティ番組はもっと多く、各所でプロ野球、ジャイアンツを取り上げる機会はもっともっと多かったのではないでしょうか。

お近くで拝見したのはただ一度。
2017年ジャイアンツ球場に来られていて、グラウンドに出てこられたお姿に客席から大きな歓声が上がったのを覚えています。

偉大なるミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球、ゆっくりお休みください。
貴方が愛したジャイアンツが永久に不滅であるように、栄光の背番号3も永久に不滅です。




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リチャードを獲りたがってたっていうのは、てっきり「俺なら矯正できる」の意だと思ってた。

矯正どころか獲った次の試合から使い続けてるんだから、そりゃもう考えるまでもなくこうなるよね。たまに山はあるかもしれないけど、ある程度の期間で均してみたらクソみたいな成績に落ち着く。そらそうよって話だ。

見ての通り、とにかくバットに当たらない。
追い込まれたら弱いとかじゃなく、コンタクト率がとんでもなく悪くて空振りを延々と繰り返してる。

フォームの矯正、配球の勉強、長打を狙わない意識の改革。
この扇風機を一人前にするにはかなりの時間が必要だけど、ハッキリ言ってしまえばやるだけ無駄だと思う。
なぜなら、このリチャードという選手は、ツボにハマったときにとんでもなく大きなホームランを打ててしまうから。

ホームランというのは打者にとって最高の快感。一度知ってしまったら脳に焼き付き忘れられなくなる蜜の味。ファームで毎年ホームラン王になり、実際どんなスラッガーにも負けない強い当たりを打ててしまうのだから、そりゃもうこの快楽から脱け出せる訳がない。
長打を捨ててミートを意識したスイングに矯正したとて、自分が打てるゾーンに打てる球がきたら本能的に以前の打ち方が出てきてしまう。直りませんよこういう選手は。

もしかして、今のままじゃダメだってことをリチャード本人にも周囲にも理解させてから二軍に行かせて、それから矯正するプランだったのかもしらんけど(それなら策士だなあと阿部を少しだけ見直す)、そもそもこの大型扇風機が当てにいくバッティングをし出しても何も怖くないし何の魅力もないんだよな。秋広がコツコツつまらない打ち方するようになって埋没していったのと同じ轍を踏むことになる。

リチャードにとって運がなかったなと思うのは、縁のあったチームがソフトバンクと巨人だったこと。
今年最下位だから言う訳じゃないけど、ロッテなんてファンも選手も優勝するとは思ってないはずなんだよね。CSに出てワンチャンはあるけど、ペナント優勝なんて本心では考えてないと思うんだ。楽天も然り。
そういうチームにいたら辛抱強く使ってもらえて、たまに打つホームランばかりを取り上げてもらえて、若き大砲、ロマンの塊みたいに扱ってもらえた世界線もあったと思う。今日の対戦相手中日だって、石川に夢を託して育てるならリチャードに託したってたいして変わらんと思うけど。いやさすがに変わるか、うん変わるな石川ごめん。
でもな、ソフバンさんもジャイアンツもそういうチームじゃないんだよ。特にジャイアンツは常に注目されて、負ければ騒がれて叩かれてのチームだからロマンを追ってる暇なんかないんだよ。

いつまで我慢するのかなあ。
期待してるのは阿部だけで、ファンも他の選手ももう呆れてる状況だと思うんだけど。
交流戦前のこのタイミングで落とさなかったら、次のヤマは古巣と当たるソフバン戦なのかな。それまで何回三振するかなあ。







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えっ?10,519人なの?!

公式発表を見てそう思った。
スタンドはオレンジ色と赤でキレイに染められ空席は見当たらなかったし、報道ステーションのスポーツコーナーでも満員と言ってた気がするんだけど。

そうか、満員でも1万人ちょいなのか。それじゃなかなかプロ野球は呼べないよな。石川で4年ぶりの公式戦になったのもよく理解できる。
選手、スタッフ、職員の大所帯が新幹線や飛行機で移動する。ホテルもそりゃ当然そこそこの部屋を取る。その費用をかけて東京ドームの4分の1しか集客がないならそれはもう割に合わない。
ジャイアンツの場合、東京ドームに毎試合1,750万も支払ってるからまた少し違うのだけど、阪神や西武、横浜みたいに球場が自前の球団や、借り物だけどヤクルトみたいに安く借りられている球団ならちょっと尻込みしてしまう。それはよくわかる。

でも、地方で試合をするべきなんですよ。
巨人や阪神みたいな人気球団ならある意味義務なんですよ。
地方の子供たちに生で野球を見せる。150キロのストレート、星空に舞い上がるホームラン、真似できないような動きのファインプレー。それを眼前で見せて野球ってすごいな、野球って楽しいな、こんなに多くの人を夢中にさせられるプロ野球選手になりたいな、って思ってもらわないと。

ボール一つでできるサッカーと違って、野球はとにかくお金がかかる。そのせいもあって、これだけ大谷くんが毎日ニュースになる中でも子供たちの野球離れが叫ばれている。
プロ野球チームがある街に生まれた子たちだけじゃなく、地方の子も野球に興味を持って野球を始めてもらわないと、人口がどんどん減っていく中この野球大国は維持できない。

儲けを度外視してでも地方で試合をする。
ジャイアンツは12球団イチ地方開催に積極的だけど、他の球団も年1、2回でいいからプロ野球のない県で試合をしてほしい。中長期的に見たらそれは絶対ムダなことではないから。
地方の子供たちにも夢を。プロ野球の無い街で育った管理人の切なる願いです。





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9回浅野の打席。
ネクストには今シーズン初の打席になろうかという丸。
丸に気付いてザワザワし出すスタンド。

1アウト1塁だから、ゲッツーでも打とうものなら丸に回らずにゲームセットになる。ここで浅野がやったこと。
・・・できもしないセーフティー。

それがファールになって迎えた2球目、ボテボテのサードゴロを打って1塁への全力疾走。

出てきた丸が、しぶとくレフト前へ運んだときの3塁への激走ヘッドスライディング。

見えたのは、丸さんのために、丸さんに打席を回さなきゃ、丸さんを男にしなきゃ、丸さんが丸さんが、という必死な思い。

その辺の選手ならそれでいいし、それが美談にもなるけれど、


浅野、おまえは丸にならなきゃいけないんだよ。


丸さんを引き立ててる場合じゃないんだよ。

セーフティーでなんとか丸さんに打席を、とかやってるなら、自分が2ランでも打って「丸さん終わらせちゃいましたw すいません」くらいでいいんだよ。岡本ならしれっとこういうことやるし言うと思うよ。
おまえはこの丸や岡本の立ち位置にならなきゃいけないんだよ。


主役。
映画やドラマでいうところのトップクレジットで扱われる選手って、そう何人もいる訳じゃない。

ドラ1の威光を今使わないでいつ使う?堀田や平内みたいになってからじゃ遅いんだぞ。

よくできた脇役より冴えない主役であれ。
結果のいい悪いはともかく、ファンが「ああ、今日は浅野を見た」と思える男になれ。




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東京ドームにピッチャー田中瑛斗がコールされたとき、これまでと比べて明らかに声援が大きかった。
大勢くんや雷丸が出てくるときのように、「いよっ!待ってました!」と言わんばかりの歓声が上がった。
これはもちろん、甲子園でのシュート無双を受けて期待値が1ランク上がっての凱旋登板だからこそ。

だけど結果はこうなる。

そう、世の中そんなにうまくはいかないしプロの世界は甘くない。

あまりシュートを投げさせなかった岸田のリードに責任を押し付けたくもなるけど、今日は瑛斗も投げ切れてなかったし、なによりも左打者を当てるという攻略法まで見えてしまった。いや、それはあまりに初歩的な攻略法ではあるけれども。

瑛斗にとっては悔しい日になってしまったけど、ある意味これでいいのだ。
慢心しちゃいけないし相手を舐めちゃいけない。こっちもプロだけど相手もプロなんだもの。
瑛斗は現役ドラフトで獲れた選手。そう易々と成り上がれるほどNPBは甘くない。

そして瑛斗がここから這い上がって、「おおお!瑛斗すげえ!」をもう一度やれたらその評価は倍になる。それが世論というもんだ。
だって「すげえ!」より「やっぱりすげえ!」の方が、感情も思い入れも強くなるものだから。


いいなあ瑛斗。
これ、考えようによってはこの前スター選手への切符をもらって、今日逆説的な手法で後押しされたようなもんだ。こんな美味しいチャンスはないぞ。
頑張れ頑張れ瑛斗。管理人がシュートピッチャーが好きなだけでなく、瑛斗みたいな経歴の選手が一流スター選手にまでなれたらそれこそジャパニーズドリームだ。頑張れ頑張れ瑛斗。



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関西地区の地上波と有料CS放送しか中継が無い日だったのが惜しい。

今日は伝説を見た。

田中瑛斗が投げた9球は今後も語り継がれる。
江夏の52グラム・・・いや失礼江夏の21球、森福の11球のように歴史的な好リリーフになり得るすごいピッチングだった。

徹底してシュートを要求し続けた甲斐もすごいし、1球のコントロールミスもなくガンガンに攻めて投げ続けた瑛斗はとんでもなくすごい。
見逃してもストライクになるところへズバズバくるから森下も大山も打ちにいかざるを得ないし、状況的には大ピンチなのに終始こっちが押してるように見えた。いやぁ、ちょっとしびれたな。

森下の打席3球目、メシャッとへし折れたバット。
あの折れ方ってバッターが一番嫌うヤツだ。感触が気持ち悪く手に残り、ストレスMAXになる折られ方だ。
あれが伏線になって身体を開いてシュートを捌かなきゃと呪縛に捕らわれ、結果普段は絶対当たらないようなところに自打球を当てた。もうこの時点で森下のメンタルもフィジカルもボロボロだよ。
結果も向こうにとって最悪のホームゲッツーになって、自打球の影響で試合からも退いた。
・・・これはねえ、ここまで森下にやられ続けてきた借りを全て返ししたくらいの強烈なダメージになったはずだよ。溜飲を下げるとはこのことでした。

大山の打席はギャンブル。
森下への鬼のようなシュート攻めはベンチで見ていたはずだし、佐藤を敬遠して自分と勝負することの意味も考えなくてもわかるはず。
全球シュートが予想される中で、カウントが進むとシュートの対応を考えながらももう一つ考えなきゃいけないことが出てくる。ずっとシュートが続くのか、裏をかいてスライダーが外に来るのか、来るなら何球目に来るのか。2ストライクになった時点で勝負ありで、甲斐が手玉に取ってるのがしっかり分かった。
結果、ここしかないという絶妙のタイミングで外にスライダーを投げ、腰が引けたスイングで見事に三振。

この9球はエグかった。
ノーアウト満塁でこれだけゴリゴリに攻められるピッチャーなんかそうはいない。今日はすごいものを見せていただきました。
いやぁ、敬意を表して次ドームに行ったら瑛斗のタオルでも買おうかしら。

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こういう大雨の中での試合は、5回までいけるかどうかが最大のポイント。
勝っている展開なら一刻も早くイニングを消費したいし、負けているならノーゲーム狙いで時間稼ぎの一つもしたくなる。

それはチームの勝ち負けだけじゃなく、個人の成績も同じこと。
ホームランを連発してようが、大ファインプレーを決めていようが、試合がノーゲームになれば記録に残らず全てが文字通り泡と消える。

1番陸、2番門脇の珍しいオーダーで臨んだ今日、

①陸ヒット、門脇送りバント → 1アウト2塁でクリーンアップ

②陸ライナーアウト、門脇ヒット → 1アウト1塁でクリーンアップ

③陸ヒット、門脇ヒット → 1アウト満塁でクリーンアップ

- ここで試合成立 -

1、2番の仕事をチャンスメイクとするならば、今日は完璧にできてたんだよ。3回打席が回ってくる中で、二人とも予想を大きく上回ってくる結果を出してくれた。

この働きを、雨でノーゲームにしてなかったことにしてしまうのはあまりに惜しかった。特に門脇はようやく打撃でいい貢献ができた今年初の試合なんだから、これが水泡に帰したらショックも倍増になるところだったんじゃないだろうか。
二人とも慣れないポジションでしっかり結果を出して、それが無駄にならずに本当によかった。

ドーム球場が本拠地だとこういう感覚って忘れがちになってしまうのだけど、これもまた間違いなく野球の側面の一つ。
今日はいい方に転んでくれて本当によかった。




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昨日、予告先発が発表されたとき「・・・あ、戸郷なんだ」と思ってしまった。
まだ戸郷に頼るんだ。いや、まだ戸郷に試練を与えるんだと思ってしまった。

毎日ジャイアンツ戦を見て、HPなんかもマメにチェックしているのだから、よくよく見れば戸郷が抹消されていないことも分かるし、今日こうして投げることも予想できたことなのだろう。
だけど、なんというか心が拒絶して戸郷の情報が入ってこなかった。
残酷なものを見たくない、あえて悲しいシーンのある映画を見たくない、そんな心境なのか頭が戸郷のことをシャットアウトしていたようで、昨日の予告先発発表に驚いた次第だった。

そしてこうなる。
悪い予感は実際のものとなる。
内海や智之と違って、戸郷にはまだこの試練を超えられる胆力がないのがわかるし、そもそも今の状態で超えられるかどうかすら怪しい。そんな状態で、それでもマウンド上に立ち、痛々しく晒される25歳を見て居たたまれない気持ちになる。

うん、これじゃいけないよ。同情されたらそれはもうプロじゃないんだ。今の戸郷はファンから哀れみの目で見られてる。これがどういうことか阿部と杉内はよーく考えるべきだよ。

戸郷が投げて燃える。
そうするとなんだか試合がおかしなことになる。
今の回はゼロに抑えられた、このボールは悪くなかった、と戸郷の出来が主題になって、勝ち負けが度外視されて放置される。今年こういうの何回目だ?4回目?5回目?もう見飽きたぞ。

これを優勝争いの最大のライバル、しかも今年ここまでけちょんけちょんにやられてる相手にやっちゃいけないよ。今日はどう考えても捨てていい試合じゃないだろよ。

うーん、ラクにしないと。戸郷もチームも。
これを来週も繰り返したら、また戸郷は思い詰めて、チームはカード頭から負けてでただただ時間だけが流れたことになる。
来週は週5試合でローテ再編のチャンス。少し考えようぜ。

戸郷をここで傷つけに傷つけて、誰がいったい何の得をする?







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選手同士の関係性において、マスコミが勝手に話を大きくしたり、時にはゼロから創作で作り上げることがある。

古くは桑田と清原。高橋由伸と川上憲伸なんてのもあったし、今いるメンツでも坂本とマーくんなんかはまさにそうだ。
当人同士はさほど意識してないし、悪く言えばあまり思い入れもないのだけど、マスコミが書きやすいように盛り上げやすいように、盟友だライバルだと勝手に話を膨らませる。いわゆるプロレスでいうところのアングルだ。

・・・中山と高橋宏斗もその程度の話かと思ってたけど違ったねw
中山がバチバチに意識して、打席で異常なまでに集中してるのが見て取れた。
コイツからは絶対に打つ。なにがなんでも打つって思いが顔にしっかり出てた。

こういうアングルは、両方の選手が一流として活躍していないと盛り上がらない。
上に挙げた3つの例も、6人が6人とも超一流の実績を残したからアングルとして成立した。
例えば、松坂大輔と横浜高校で一緒にやった選手でプロ入りしたのが実は4人も5人もいる。だけど誰も大成しなかったから、その角度のアングルで取り上げられることはついぞ無かった。同期で投げ合ったPLのエース上重アナとの話は飽きるほど耳にしたけれど。つまり、有名にならないと話にすらならないんだよ。

だから中山頑張れ。頑張ってとにかく巨人のレギュラー選手として名を売れ。
向こうはひとまず中日のエース格にはなってるし、日の丸を背負って戦った実績まである。現時点じゃだいぶだいぶ向こうが先に行ってる。

巨人のレギュラーが中日のエースをカモにしていてこそアングルは成り立つ。いるかいないかわからない一軍半の選手じゃ、それはもうたまたま得意にしてるんだくらいで取り上げてすらもらえない。バチバチの闘志を多くの人に見てもらいたかったら、今ここでこの時を必死で頑張れよ。


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あまりにもすごいことが起きると、それまでの価値観とか常識は吹っ飛ぶ。

尚輝の打球がライトスタンドに吸い込まれたとき、対角にあるレフト巨人応援席も本当に爆発的な騒ぎになり、もう隣の声さえ聞こえないすごい状況になった。
そこに至るまでの展開が巨人ファンとしてはとても歯痒い内容だったことも加味し、なんだかもうちょっと記憶にないくらいのすごいお祭り騒ぎになった。

管理人のところにも何人かの人がハイタッチ、グータッチをしに来てくれた。管理人も立ち見エリアを自ら回り喜びを分かち合った。誰彼構わず抱き合い、喜びを共有して感極まってもう少しで泣くところだった。
管理人はとてもとても人見知りで、かつ他人を受け付けないオーラが出てると言われる人種なのだけど、こういうとんでもない試合展開になるとそんなオーラなんぞ超えて来てくれる人がいるし、こちらとしてもガードが下がるどころか三顧の礼で迎え入れたくなる。
都合、今日一日で次に会ったときに挨拶をするレフ巨民が5人も10人も増えた。

つまり、それだけ今日はとんでもない試合だった。
マツダでのフラストレーション、頼みの大勢くんが打たれたイライラ、その全てを払拭する強烈な尚輝の一発で、長くそれなりに歴史のある管理人の観戦歴に間違いなく「特A」として刻まれる日になった。

そして、ヒロインで言葉に詰まった尚輝を見て思った。
今のこの状況は、尚輝にとって初の試練なんだよな。坂本さんがいない、丸さんも長野さんもいない。頼れる後輩岡本もいなくなってしまって、気付けば矢面に立つ第一人者が自分になっていた。
もう誰かの陰に隠れることはできないし、自分の名前で自分の結果で責任を取らなきゃいけない。
それを自覚して理解していたから、今日の一打がうれしかったんだよな。わかるぜ尚輝。

今日の勝ちは1勝ではないと思う。
こういう大袈裟な物言いは好きじゃないし5勝10勝なんて言う気もないのだけど、この1勝は死にかけてたチームを蘇生させるのに十分で、2勝いや3勝くらいの価値はあったんじゃないかな。

5月の観戦は実は今日のみ。

だけど6月は観戦強化月間。6日楽天戦、18日ハム戦、21日西武戦、ドームでやる交流戦全カード行くぜぃ!

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さあ、底が来た。
思っていたよりも早くやってきた。

この61イニング連続タイムリーヒットなしの事態は、どうしても岡本の不在と合わせて語られるけど実はそうじゃない。
開幕からゴールデンウィークまで打線が軒並み3割打者ばかりで上振れしていた反動が来てる。
泉口、甲斐、キャベツ、ガクトみんな3割を割り込み、今日でついに尚輝も3割を切った。ここまでが出来すぎ打ちすぎだったことのリバウンドがきたところに、どーんと四番に据えてた岡本もいなくなった。61イニングはちょっと極端だけど、そりゃあ点も入らなくなるよね。

打線がこういう状況だと、投げる方も余計なプレッシャーがかかる。
昨日の井上も今日の伊織も全然悪くなかったのだけど、自軍の得点力が低いことを理解してるから、もう先制されただけで少しピンチを迎えただけでおかしな空気になる。

こういうときはジタバタしない。開き直って悠然としてりゃいい。
岡本がいなくなってから日替わり四番になっちゃってるけど、1試合2試合の結果でテコ入れしてたら、それは柔軟なんじゃなくて堪え性が無くて焦ってるようにしか見えない。やってる選手にもそういう地に足がついてない感じは伝わるもんだよ。
1番泉口、3番尚輝、4番キャベツは固定でいいし、今の状態なら5番は陸以外にいないだろ。
そして、ガクトが万全じゃないみたいだから今日みたいにエリーを使わざるを得ない日もあるんだろうけど、坂本長野よりも調子の悪い選手を2番で使うなや。

さあ16日は今月唯一の観戦デー。
ここで踏ん張れよー。





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裏の事情とか、プレー面、成績の部分以外のことが見え隠れする状況ってのはよろしくない。

選手も監督も人間だから、好き嫌い合う合わないがあるのは仕方がないけど、それがあんまり見えてしまうとちょっと引く。

秋広という選手は、原が監督のままの世界線にいたら今頃ジャイアンツのレギュラーだったかもしれない。
中田に師事してその中田がチームを追われた。監督が自分を嫌う阿部に代わり、いよいよ追い込まれての放出になったのがしっかり見て取れてしまう。
約20年前、チームから清原を追い出し、合わせてその一派を一掃したときと重なって見える。


もちろん秋広にも至らない点はある。
同じ球を3球続けられて3球連続で空振りしたのはgifが作られてもはやネタになってるし、非常に成長が見えにくいタイプであったのは事実。
よく言えば物怖じしないタイプなのだろうが、素行が悪いというよりは態度がでかいことが度々報じられ、おかしなイメージが着々と付いていってしまった感もある。

でも、開幕から丸が不在で、エリーも打てない守れないのクソ外人と化してる中、更には岡本までがいなくなったチームにおいてそれでも起用されず、遂にはこうして放出されてしまったのはプレー面、成績面以外のことが原因に感じられてしまう。秋広が丸の代わりになる未来も、岡本の穴を埋める未来も決して夢物語ではなかったと思う。

2023年 121試合 273 10本 41打点

当時二十歳の若者としては、十分すぎるほどのロマンがあった。
この素材を活かせなかったのはジャイアンツにとって損失だし、「原だったら」「阿部じゃなかったら」のたらればはしばらく付いて回る。

さらば秋広、元気でな。
今のソフバンの方がもらえるチャンスは増えるよ。だって阿部が監督じゃないんだから。
そして阿部。ここまで勝手をしたからには必ず結果を出せよ。秋広がソフバンでクリーンアップになりました。代わりにもらったリチャードはただの扇風機でしたじゃシャレにならないぞ。



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管理人はシュートという変化球が大好きである。

シュートはフォークやスライダーみたいに劇的に変化する訳じゃない。
なんならインコースに投げたストレートと見分けがつかないことも多いし、そもそも空振りを獲るための球じゃない。
シュートとはストレートに見せかけた球が内に食い込んできて、バットの芯を外して詰まらせるための変化球。

そしてこれが効く。
バッターは本能的に詰まったバッティングを嫌う。詰まって内野ゴロを打たされるくらいなら、気持ちよく振って空振りした方がいいと考える生き物。
そこにグッと胸元を突くのは本当に効く。シュートを投げられるピッチャー自体が希少種なこともあって、一度シュートを見せてやるとその後の打席まで尾を引くくらいに効果がある。

この最強の武器を備えたピッチャーを、なぜだかなぜだか現役ドラフトごときで獲れた。
大金を叩いた訳じゃなく、労せずして田中瑛斗という人材を獲れたのは実は去年オフ一番の補強だと思ってる。だってエイトはまだ25歳でこの先10年見込めるし。

ジャイアンツで今エイトの他にシュートを武器にできるのは伊織。
伊織のシュートは曲がり幅でいったら超一級品。見ていて「ああ、曲がった」とわかるシュートを投げられる。

少し前なら大竹さん。大竹は先発をしてた頃は多彩な変化球を投げ分ける技巧派だったけど、リリーフに回ったらシュートシュートシュートのシュートの鬼になった。
その前の世代なら西村。西村はフォークだけじゃなくシュートがあったことであれだけの成績を残せたピッチャー。

つまり、シュートを投げられるピッチャーって本当に少ない。ひと世代に一人二人しかいない。
もともと力を入れやすい方向と真逆に曲がる不自然な変化球だし、少年野球をやってた人だとご記憶の通り、肘を壊すからシュートは投げるなと当たり前に言われる。シュートとはそういう禁断の果実にして諸刃の剣。

それを武器にできる逸材がチームにいるのは本当に大きい。
大勢と雷丸に繋ぐまでの右の中継ぎ要員は他にバッサーがいるけど、バッサーはエイトと真逆でサイドスロー気味に投げるスライダーが武器。
これはキャラの立ち方といい、相手からしたら慣れたら真逆のヤツが出てくる不条理さといい素晴らしい。

エイト、自分がこの先プロで生き残るためにもおまえが磨くべきはシュート。もうシュート一択。
なんなら右打者専になって全球シュートを投げるようなピッチャーになってもいいから、とにかくシュートを磨いて鍛えて伸ばせ。


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火のない所に煙は立たないというか、なんとなくファンに伝わってることってやっぱり根も葉もない訳じゃないんだよね。

オコエは素行が悪いってのは野球ファンの共通認識に近いくらいのことだけど、こうも予想通りになるともはや一周回っておもしろい。
この話が出たときに、巨人でもしいるならオコエだよなあ、オコエの気がするなあ、いやオコエしかいないだろくらいに思っていたけど、自らその悪い印象を立証された日にはもう笑うしかない。人ってそうは変わらないんですよ。だから水谷豊のバカ娘もあんなのと結婚しちゃダメだよ。お父上が右京さんとして稼いだ金を全部アレに持っていかれて取返しのつかないことになるよ。

話を戻すと、ジャイアンツはこういうの厳しいからね。
2018年、若手だった河野と篠原が不適切な動画を撮影した件があったけど、あれは仲間内だけに向けたものだったにも関わらず二人とも無期限謹慎になって、そのオフに揃ってひっそりとクビになった。
直接それを理由とした恰好じゃなくても、暗黙の了解的にオフにバッサリいかれます。

で、オコエを守ってやる理由があるかと言われるとこれといって特にない。
これだけあれこれやらかして、本業ではさほど活躍しない控え選手を残しておくのはリスキーすぎる。

そして、この件のポイントは、オコエと違って一軍の戦力になってる増田をどうするか。
代走だけでなく今年は守備でも目立ったし、なんせ内野も外野も守れるユーティリティーなもんだから一人いるととても重宝する。
オコエは怪我もしてるみたいだからこのまま二軍幽閉でいいけど、増田を今後どう扱うかは普段野球を見てない人にまで届く注目度の高い案件になってしまった。
増田本人は必要以上に委縮することはないけど、球団として上手く立ち回らないとまた余計な火種になるぞこれ。








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これはもうしょうがないんだよ。
試合の中で全力プレーの中で生じたことなんだから、ある程度は割り切って諦めないといけない。
それに一番責任を感じているのは浦田くんなんだから、彼を昔の栄村みたいにしちゃいけない。みんな頑張った、ランナーの中野も含めてみんな一生懸命やった結果として理解して受け止めないと。

言うまでもなくチームとして痛恨の一撃なんだけど、もう前を向いて明日からのことを考えよう。
どんなに厳しい状況でも寝れば明日は来る。明日が来ればまた試合がある。こっちの都合で時は止まってくれないし、相手に同情してもらってもそれで何かが好転する訳じゃない。
どんなにボロボロでも、今いるメンバーで秋まで戦わなきゃいけない。ヤクルトだって村上が長期でいない中やってるんだし、ソフトバンクだって飛車も角も欠ける中なんとか毎日試合をしてるんだ。

岡本の代わりはいないけど、複数人でなんとか必死に寄って集ってその穴を埋められるように。
ファーストとしては陸、大城、秋広あたりの出番が増えるだろうし、サードは今二軍にいる坂本や中山を頼るなり、なんなら管理人は泉口をサードに固定して門脇をショートに戻すのも有りだと思う。
いずれ枠が一つ空いたことで他にチャンスが回ることは間違いないんだから、降って湧いた僥倖を死に物狂いで掴み取れ。

こういうことが起きるのもペナントレース。
岡本にはゆっくりじっくり治してもらう以外ないし、まだ5月の上旬なんだから今シーズン中のどこかで戻ってきてくれればいい。その日が来たらどれだけ盛り上がるか。管理人は今から楽しみだよ。

そして、その日が来た時に最低でも僅差の首位争いをしているところにいないと。
それには昨日今日みたいに一方的に殴られ続けるクソ試合をしてちゃいけない。まずはこの阪神アレルギーをなんとかしろ。





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さて、あの展開で7回から横川を投げさせた意味はなんだったのだろう。

横川の役割は第二先発、ロングリリーフ、ビハインドロング、いずれ長いイニングを期待されてる。
7回に出てきた横川を見て、はたしてこれは8回9回まで投げさせる気で出したのかと少し引っ掛かった。

2点ビハインドの終盤なんだから、普通に高梨、エイト、ケラーあたりで繋ぐ手はなかったものだろうか。
「連戦中だから」とか聞いた風な言い訳が聞こえてきそうだけど、1試合雨で流した時点で連戦は止まってるし、当の横川だってつい一昨日投げてるんだけどね。
それに、横川を複数イニングで見込んでたんなら、それはもう半分今日の勝ちを諦めてたってことだよね。横川本人が炎上する前から捨て試合モードだった気がしてやっぱり少し釈然としない。

そして、今日の勝ち負けよりも声を大にして言いたいのは、横川の扱いが軽いこと。いや軽すぎる。
いいように適当に使われてる感が否めないし、今日みたいな起用でどうモチベーションを保てと言うんだか。吉川光夫とか今村とも被るんだけど、雑用的にというか汚れ仕事ばかり押し付けられてるように見えてしまう。

で、長年ジャイアンツを見てきた経験則でいうと、今日の炎上を理由に横川は二軍に落とされると思う。適当に使われた上に不遇な目に逢う。この時期によく見るテンプレートの一つだもの。
こういう扱いになっちゃう選手は、ドラフト下位入団だったりあまり人気がなかったりだけじゃなく、なんかキャラ的に舐められやすい要素があるんだろうなと思えてしまう。もしかして阿部に嫌われてたりするのかな?


あくまで私見だけど、管理人はローテ最後の一枠は横川に任せるべきだと思ってる。
戸郷、伊織、井上、グリフィン、赤星、その次の椅子は横川だと思ってる。
この扱いの軽さからすると阿部にその気はないんだろうけど、他の5人と違って軟投派としての個性も確立されてるし、頼むからもっといいところで使ってやってほしいなあ。


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中止である。
もともと雨予報だったので半分諦めていたのだけど、朝から昼近くまでは予想外にほとんど降らなかった。半信半疑のまま出かけ、スタメン発表まで進んでから急に強くなる雨脚。管理人は屋根がある席にいたのだけど、横殴りで雨が吹き込んでくる。うん、こりゃあ無理だねと観客全員が納得する中止になった。



さてさて、そんな訳で今日は新球場ジャイアンツスタジアムについてのレポート。
最寄り駅は京王よみうりランド、これは去年までメインで使っていたジャイアンツ球場と同じ。
初めての球場だ、シャトルバスなんか使っちゃもったいない。歩いてこそわかることもあるってもんだ。
普通に道なりに歩くと球場までおおよそ18分。それを15分に短縮できるのがこの大階段。なんと約300段もある。これは上ってみなくちゃもったいないよね。
・・・おお、寄る年波には勝てん。途中からハアハアぜいぜいしちゃったよ。まあやる前から想像はついたけど、やってみたくなるのが人情ってもんだ。ああ、しんど。



そして、最上段から下界を見下ろしたのがこの写真。
いかに高いところにあるか、まさに山を切り拓いて作られた場所にあるかがよくわかる。



球場内は意外にコンパクトな構造。
客席数は2,900しかないので、どの席からもグラウンドが近い。選手の顔もよく見える。



特筆すべきは、コンコースに掲示された写真の数々。
岡本坂本戸郷尚輝の4人が若い頃、二軍球場で汗を流していた頃の写真が大きなパネルになってる。
そして、古くは多摩川グラウンドの頃から、数十年に渡って撮影された秘蔵フォト。
若き日の堀内に貫禄十分のカネやん。ピッチャー江川にバッター王なんて軽く眩暈のする貴重な写真も飾られてる。



もっとも外野寄りのコンコースからは室内練習場が見降ろせる。
マウンドで投げてるのは今日先発予定だった京本。今日は小林も先発マスクの予定だったし、坂本もエリーもスタメンにいた。半分が一軍選手、残り半分が0で始まる背番号の育成選手で組まれたおもしろいスタメンだっただけにちょっと残念。



あと、難点としては飲食店がちょっと足りてない。
らーめん山頭火がなぜか休店してて、開いていたのはこのドムドムバーガーのみ。11時オープン13時スタートの試合ならほぼ全員がなにかしら食べるであろう中、一店のみってのはちょっとキビシイよ。おかげで大行列でしたわ。
ユニやタオルを売ってるジャイアンツストアもあって、ドームじゃ考えられない若手選手推しのディスプレイになってた。ユニフォーム売り場の一番目立つ場所にあるのが、坂本でも岡本でもなく浦田なんてまあ新鮮に感じましたよ。

まあ試合を見られなかったのは残念だけど、考えようによっては球場観光はしっかりできて、かつ中止になったからチケット代は払い戻しで返ってくる。そう考えたら悪くないね。
きっと明日は太ももとふくらはぎが筋肉痛だろうけどいい休日になったかな。



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同じヒット1本、同じ打点1でも、いつどこで挙げるかで印象は大きく変わる。

今年の陸はいい。
少なくとも開幕からここまでは調子がいい。少ないチャンスを活かして4打数2安打で結果を残し掴んだ久々のスタメン。
でも、ここで打たなきゃ意味がないんだよ。その4打数2安打を把握してるのは毎試合熱心に見てるコアなファンだけで、軽めの巨人ファンとかセの他球団ファンにその情報は届いてない。「増田?誰?あの足速いヤツ?」ってな具合だよ。

今年の陸は持っている。
その大事な試合がゴールデンウィーク中の注目度の高い日。しかも両先発が好投し0-0のまま中盤まで進んで、全国の巨人ファンがここで点を取れと手に汗を握って見守る場面で打席がきた。

活かせ活かせ、このチャンスを活かせ。
管理人は試合のこともさることながら、間違いなく陸という選手にとってこの打席がターニングポイントになると思い応援した。本当に持っているかを己のバットで示せ。

・・・うん、持ってたな。ジーンときたよ。
2年間の苦労は無駄じゃなかったな。陸は潰しちゃいけない素材だし、あくまで個人的見解と断りを入れておくけど、秋広や浅野よりも高く期待をしている選手。負けん気の強さというか、何かを託したくなる華を備えている選手だと思う。

今日の効果で、陸のこの先の打席はファンから大きな期待をもって見られる。
確実に階段を一つ上ったし、もう巨人の選手として認知されたから明日からは見える景色が変わるはず。
遠慮しないで気迫を前に出せ。陸は生意気なくらいでちょうどいい。敵にも味方にも「舐めんなよ」ってオーラを出して臨め。応援してるぞ。

それとね、一つ気付いたトピック。
近年外国人のお客さんも非常に増えた東京ドーム。今日レフト巨人応援席で見かけた外国人のうち、かなりの割合が「TANAKA 11」のユニフォームを着てた。
正直なところ、日本人のファンで田中のユニを着てる人は少数派。その肌感覚でいうとかなりかなり外国人ファンの田中推しは目立った。

たぶんあれだよね、外国人の人からしたら、自分がMLBを見てた頃にヤンキースでエースだったピッチャーがいる!ってなるんだろうね。
実際マーくんはヤンキースで6年連続二桁勝利を挙げた大投手。どっかのバカどもみたいに日本の恥みたいなアメリカ観光旅行をしてきた国辱とは訳が違う。誰とは言わないけど、なあ有原上沢。

そのマーくんが明日投げる訳だ。
陸の件で触れたようにこの時期は注目度が高い。普段野球を見てない人も見てるはず。
たまにしか野球を見ない日本人に、スタンドで「TANAKA 11」背負う外国人に、何を見せてくれるのか楽しみにしてるぜぃ。


さて、次回観戦記は5月2日、番外編となる二軍戦。お楽しみに。


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まだまだ勝った負けたで騒ぐのは早い。早すぎる。

極端に言えば、交流戦明け辺りまでは5割くらいでいい。
そこから先が長いのがペナントだからそれでも追い付けるし、逆にもしその頃に首位を独走してるようなことがあっても全然安心はできない。

だから今の時期は模索する。
とにかくいろんなことを試し、ありとあらゆる選択肢を実践してみる。最近、笹原とか荒巻とか若い子を使ってみたのがまさにそれだし、佐々木岡田萩尾あたりの伸び悩んでる外野手を競わせてるのもそう。いや佐々木が不当に優遇されてる気はするけども。

で、本題だけれども、当面の勝ちパターンは今日のリレーが正解かな。
8回大勢9回雷丸に繋ぐまでに、軸にすべき左右のセットアップはバッサーと中川だと思う。加えるならケラー。それ以外のバル、エイト、西舘、高梨、泉あたりはちょっと一段落ちる。
これは早くも形を確立できたし、甲子園で1点を守りきれたんだからしっかり証明できたと言っていんじゃないかな。

今年はこの勝ちパを駆使して逃げ切る野球になる。必ずなる。
ここまでチーム打率が異常にいいし、点も取れてるからぼやけてるけど、この打線だと長打を期待できるのが岡本だけで、大量点で打ち勝つ野球は見込めない。どこかのタイミングで必ず貧打にあえぐときが来る。

そうなったときに今日みたいな勝ち方ができるように。
そして、それには結果ケラーを出す羽目になってしまった中川のエラーとか、ああいうくだらないミスをなくさないとね。
打つ方では萩尾が1塁にいてバントをしたいはずが何もできずに三振した門脇。萩尾が盗塁したから霞むけど、あの打席の不甲斐なさはちょっとどころかだいぶ気になった。

まあ、コツコツ一歩ずつ。
管理人も短いゴールデンウィーク中なので、30日は今シーズン3回目の観戦記。そして5月2日はおまちかね(待ってない)の二軍新球場ジャイアンツスタジアムでの二軍観戦記。球場観光しながら坂本に発破をかけてくるぞ。






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ヒーローインタビューの大城、目が笑ってなかったね。
むしろ機嫌が悪く怒っているように見えた。

大城が今どんな気持ちで試合に臨んでいるのか。
キャッチャーであることを奪われ、それまでの己を否定されたようなことになって、それをどう自分の中で折り合いを付けているのか。

大城が誰の目にもわかるようにキャッチャー失格ならまだしも、実際のところはそうじゃない。
言ってしまえば阿部の好みじゃないだけだ。原の時は紛れもない正捕手だったし、この先また監督が代われば大城が巨人のレギュラーとしてマスクを被る世界線は十分にあり得る。

そういう理不尽な中で、しかも去年悩みに悩んでFAせずにチームに残った中で、大城が日々どういう気持ちで球場に来ているのか心配になる。

隠忍自重 【苦しみに耐えて軽率な行動を起こさないこと】
臥薪嘗胆 【将来の成功を期して苦労に耐えること】

そんな言葉が浮かぶなあ。
でも、腐ったり諦めたりしないで、きっちり打者としての練習、準備はしていたからこうして昨日今日とホームランを連発できた。ちょっと安心したな。

いつ何がどうなるかはわからない。計算通りにはいかないのがペナントレース。
思えば大城がファーストで出られるようになったのも、坂本が不振で二軍に行ってサードが空いて岡本がそっちに回ったのが遠因だ。腐らずやってればいつかチャンスは来るよ。
管理人は甲斐より大城を応援してる。頑張れ大城。




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尚成ならストンと落ちるシンカー。

内海なら全力で腕を振って投げ込んで打者を惑わす遅い球。

杉内なら球速よりも伸びるストレートと逃げるスライダー。

山口鉄ならスライダーと打者を踏み込ませないツーシーム。

みんな代名詞になるものがある。
俺の看板はこれだと掲げて、それが己の生命線になる武器がある。

さて、そういう観点で今日の井上はどう形容すればいいだろう。
スピードは去年の井上より1ランク速く、常に140キロ台後半が出る。
落ちるフォーク、逃げるスライダー、翻弄するようなカーブ、どれもキレッキレで曲がる。
そして甲斐のミットがほとんど動かない、構えたところにピタッとくるコントロール。

聞けばブルペンから調子はよかったらしいし、序盤で点差が開いてしかも相手は打力に難のある中日打線。
ラクに投げられる要素は多々あったけど、それでも今日の井上は非の打ちどころのない出来だった。「〇〇がいい」じゃなく、全てに秀でて総合力で圧倒できる本格派のサウスポーだった。

これはまた一つ階段を上ったと評価していいし、もしかすると井上生涯のベストピッチが今日だったかもしれない。それくらいよかったし、イケイケになった終盤は小躍りしながら投げててなんだか菊池雄星と被って見えた。

プロ野球とはおもしろい。
戸郷も伊織もこんな感じでググーッと存在感を示してきたときがあった。2025年春、井上にもそれがきた。

もうそれより上の階段はないんだ。あとはその高みを守れるか。
少し油断すれば真っ逆さまに落ちていくその高い場所で、井上必死にその立ち位置を守れ。






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動体視力のいい人ならわかってもらえるはず。
若林のバッティングを見ていると、バットの先端側が大きいような重いような、まるで他の選手とは形が異なるバットを振っているように錯覚する。

それはすなわちインサイドアウト。
内側からバットを抜いて、俗に言うヘッドが走る状態でスイングしてバットの先端側が遅れて出てくるから大きく見える。

こういうバッティングができる選手というのはいわゆるスラッガーである。
若林ってのはたまたま足が速いから、いやものすごく速いから今の立ち位置になっているけど、本来はクリーンアップに座って振り回すタイプなんではないかと思う。
これが巨人に来て2年目の若林に対する感想。

一方、ドラフト1位で巨人に入って2年目、西舘の現在地はどうだろう。
今日のピッチングを見ていて管理人は悲しくなった。
球の走り、コントロール、変化球のキレ、何一ついいところがない。

西舘自身もそれをわかっているから、長打のある打者、調子のいい打者にはゾーンで勝負にいけない。
去年の今頃、7回を任されるセットアッパーとして、キレのいい球をコーナーにビシビシ投げていた西舘はどこにもいない。速くもないストレートと申し訳程度に曲がる変化球しか投げられず、相手の打ち損じ頼りであっぷあっぷしている冴えない男がいるだけだ。

この内容で投げるピッチャーをこの先どこで使おう。この内容でしか投げられないピッチャーをわざわざドラフト1位で獲ったことも含め、なんだか見ていて切なくなった。

2年目。まだまだ2年目。もう2年目とは言いたくないから頑張れ西舘。
でも、何十年もジャイアンツを見てきた管理人の見立てだと、西舘が来年付けている背番号は17ではないかな。ジャイアンツの17番は槇原、尚成、東野、大竹、エースじゃなくても歴史を作ってきたピッチャーが付けてきた誇り高きナンバー。今のまんまじゃ背負う資格はないぞ。






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