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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。水谷豊が右京さんとして築き上げた財産が異常者に持っていかれる・・・。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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まあ、やっぱり期するものはあったはずなんだよな。何の話かというと内海の心境。
「開幕スタメン」とか「開幕一軍」とかは全然重視されてないけど、「開幕投手」だけは重さがあるもんな。それを後輩に奪われたら、そりゃあ発奮しないはずがない。

気候的にまだまだ寒いハードなコンディションの中、気迫のあるいい内容のピッチングだった。7回にスライダーが甘くなってそれを狙い打ちされたけど、その後の金城と黒羽根に対するピッチングが見事。この辺は阿部のリードも光ってた。

開幕投手を奪われたからって、それがイコールエース剥奪な訳じゃない。こういう内容を続けてればまた内海が軸になるし、菅野だけじゃなく杉内も大竹も含めてチーム内で競争してけばいい。
できれば勝ちを付けてやりたい試合だったけど、まあそれは次の機会に。今日は「まだまだ内海は死んでない」ってことでいいんでないかな。
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言わずもがな優勝候補大本命のジャイアンツだけど、原はなぜか非常に強く危機感をもってるんだろなあ。発言もそういう意味合いのものが多いし、昨日4回に代打の切り札由伸を出したことしかり、今日の打順大幅テコ入れしかり。

そんな指揮官に刺激されてか、打線は異常なまでに好調。28日14安打、29日16安打で今日は17安打の猛攻。春先は打線が湿りがちなチームなのに、いきなりフルスピードでダッシュの暴れぶり。おかげでいろんな選手起用を試す余裕すらあるし、打線がホントに切れ目なく感じられる(長野と坂本は何番がベストなんだかはいつになってもわからんけどねw)。

まあ、概ね好調な滑り出しと言っていいんではないでしょうかね。
    

            ______
        \  |「 ̄ ̄ ̄ `||`l /くたばれ読売
       ─   || ォ゚゚゚Πへ.:|| :|  ─
        /  |L二二二ニ!| ;| \ そーれいけいけ
           | ̄ ̄| ̄ ̄|~::|
           |__|__|/
     ∧_∧
    (    )こっちは心から「頑張れ西岡」
     |   ∪   やったんですが、それは・・・
    ⊂と__)
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長嶋さんや金田だけでなく、裏方のスタッフまで総勢200人が大集結した80周年イベント。その眼前でローザンヌ1位の高校生がバレエを踊り、君が代斉唱はSMAP。始球式にはケネディ駐日大使が出てきたまさに豪華絢爛イベント。まさにお祭りだった。200人の中には仁志や二岡、駒田といった巨人を出て行った人、追い払われた人もいたし、SMAPをその後に実況席に呼んだりしなかったのもよかった。

試合の序盤はダルダル。開幕戦のプレッシャー、緊張とはいえ、あまりにもだるい試合で寝そうになった。
菅野くんは変化球が最悪。カットやワンシームの小さい変化球は活きないし、スライダーやフォークにもキレがないから狙い打ちされてた。
能見はコントロールが最悪。ここまでひどい能見は見たことが無い。ピンチでもないのに勝手にカウント悪くして自滅。うーん、これは緊張なのかね?

そのだるさをバコーンと吹っ飛ばしてくれた打線大爆発。主力ほぼ全員に結果が出たし、人一倍プレッシャーがかかってたはずの橋本と片岡に結果が出たのもよかった。
まあ、よく打ったなw 能見から10点とか夢にも思ってなかったし、ロペスとアンダーソンの連発はフリーバッティングみたいだった。
阪神もまさか4-0でエースが投げててこの展開は予想しなかっただろうし、印象に強く刷り込まれやすい初戦でこの勝ち方は相当に効いたはず。

結果は出たけど坂本と阿部に「らしい」感じが無いのが気になったり、アンダーソンはインサイド攻めされてナーバスにならなきゃいいなあ、なんて思ったりもするけど、幸先のいい見事な大勝。
いいね、管理人も休みを取ったおかげでしっかり見れてよかった。やっぱ、これを失うなんて選択肢は俺には無いな。そう遠からず会社なんざ辞めることにしようw
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さて、長年に渡りご愛顧をいただいているこの「スピードスターにあこがれて」。
その中でも中心となる「GIANTS PRIDE」のコーナーですが、今年は例年に比べ様相が異なります。

管理人はまたもや転職しました。非常に厳しい会社に入ってしまい、かつそこでどういう訳だか入社早々昇進してしまい、おちおち野球も見られないような状態です。
家から職場までも距離があり、去年までのようにさっさと帰って家でナイター観戦、の生活ができそうにありません。という訳で更新頻度はかなり落ちると思われます。なんたって試合見れないんだもの。

とはいえ、1試合ごとの分析、論評のようなスタイルになったのは2010年以降のことで、2008年~2009年は更新も3連戦に1回程度のようなブログでした。
野球の場合、144試合もあることもあって1試合にそれほど大きな意味がることは稀です。「この3連戦は2勝1敗でいい」、「今週は最低5つ勝ちたい」などとよく言われているように、大局で年間を見て、その上での1試合1試合に一戦必勝な訳です。
試合を見られる回数は減れども、管理人は管理人の目線で愛するジャイアンツを今年も追っていきたいと思っています。

そして、休みの日の球場観戦は多めにする予定です。管理人の手元には4月のチケットが既に2枚ありますし、球場に行かずとも休日のテレビ観戦を怠る気はありません。管理人のジャイアンツ愛には一点の曇りも無いのでご安心あれ。

んで、ご想像の通り、管理人は仕事よりも趣味の方が大事な人間なので、イヤになったらまたすっぱり会社を辞めるものと思われます。昇進してようが、給料が多少よかろうが、管理人の価値感においては非常に些細なことだったりしますから。

ま、初めは難航が予想される船出ですが、どうなるものやらお楽しみあれ。
数少ないヘビー読者のみなさんの中には、日々更新を楽しみにしていただいている奇特な人もいるかと思われますが、管理人も一介の社会人。ご理解をいただけると幸いです。
もうすぐ始まる「GIANTS PRIDE 2014」。今年もよろしく。
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ナゴヤDの鳴り物応援が消える!最低でも前半戦

おやおや、こりゃホントに異常事態だ。

ハッキリ言って、野球応援団とヤクザの関わりなんてのは遥か大昔から言われてきたこと。まだ野球のチケットに価値があって、球場周辺にダフ屋がうろうろしてた時代のことを考えりゃ想像がつく。
で、ヤクザと関係がなかろうが、大声出して応援をリードしてれば気が荒くなるのもご想像の通り。暴力沙汰も昔はよくあった。
だから、解散に追い込まれた応援団体なんて腐るほどあるし、つい数年前まで東京ドームでは中日の応援団が出入り禁止、逆にナゴドでは巨人の応援団が出入り禁止で、鳴り物無しの有志がまとめる応援だった。

でも、ホーム側の応援団が応援できない事態はさすがに聞いたことないわ。どうすんだこれ?
鳴り物応援に否定的な野球ファンも多いけど、ビジター側は普通にトランペットと太鼓使って応援できるんだから何も変わらんぞ。決してメジャーの球場に近づく類の話じゃない。ホームなのに中日の応援が盛り上がらないっちゅうことになるだけだ。

ナゴドでやる試合、変な空気になりそうだなあw
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またまたマンガのレビュー。

「惡の華」 押見修造
このタイトルを見るとついつい「燃える血を忘れた訳じゃない 甘い温もりが目に染みただけ」と歌いたくなる世代の管理人。言葉の魅力というか、実に魅惑的な響きのあるタイトルだよな。
いわゆる「中二病」、その頃なら誰しもが持つ強烈な性衝動。田舎の小さな町で、ここを抜けだしたいと思う気持ち。それらが実に歪んだ形で描かれてる。展開が遅い感じはあるけれど、暴走&暴走&暴走で展開されるストーリーと、淡い恋心と性欲の狭間であがき、「自分とはなんぞや」という大人が過去に忘れてきた命題に全力で立ち向かう中学生の姿は必読の価値あり。
でも、いまいち感情移入できないのは、この登場人物たちはあまりにも全力でアクセルを踏むから。ここまで突き抜けられないからこその「中二病」だと思うんだけど、ここの登場人物たちは見てる側を置き去りにするほど全力で生き急ぎ、全力で失敗する。そして、主役の春日があまりにモテすぎるのも入り込んでいきにくい要因。
ただ、それでも仲村佐和のキャラには惹きつけられるし、10巻で彼女が再登場したことで続きは楽しみになった。

「亜人」 桜井画門
思うんだけど、マンガなんてものは画風が嫌いなら、それだけを理由に読まなくたって別にいいんだよ。かくいう管理人も、名作、傑作の呼び声が高い作品で、画が自分に合わずに読んでいないものが多数ある。
で、この作者の画風は、本作のテーマにちょっと合ってない。決して下手な人ではないと思うけど、ケイもカイもどうにも少年マンガ風に見えて違和感がある。
一応、今話題のマンガということで読んでみたけど、全てにおいて惜しい感じ。設定も画もキャラも展開も、すべてがどこか足りない。つまらない訳じゃないし、1巻の段階では今後へのワクワク感もあったのだけど、既刊の3巻まで読んだところで飽きてきた。ただ、完全に見切るには惜しい思いがあるのも事実。まあ、買う気にはならんけど、ネカフェで読むならいいかなぁって感じ。


今、管理人はマンガがマイブームで、いろんなものを読み漁ってます。きっとまたレビュー記事があることでしょう。
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TPO


まあ、人の美的感性なんてものはそれぞれだけど、いくらなんでもこりゃ場違いすぎないか?w

いったい今の職業がなんなのかまるでわからなくなってしまった清原だけど、こうして公の場に出てくる度に風貌が異様すぎて話題になる。なんか「じゃりんこチエ」に出てきそうだもんなw

松井は聖人のように扱われることが多いのに対し、まるっきりその対極を行き、それを極限まで究めようとしてる清原。おもろいねえwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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連日オリンピックを見てて思う。
冬季の種目は、下手すると死ぬ競技が多いw 信じられないほどクルクル回転するスノボ、時速130キロ超で滑走するスキーとソリ。そして、何のきっかけで競技人生を始めたのか気になって仕方ないスキージャンプ。死と隣り合わせみたいな競技が多くて面白い反面、冬季が夏季ほど盛り上がらないのはこのせいもあるんだろうなあと思う。だって、ほとんどの人がやったことのない種目ばっかりなんだもんな。なかなか縁の無い競技が多いし、それは環境がどうこうもそうだけど、リスキー過ぎて競技人口が伸びないことが原因だよ。我が子にスキージャンプをやらせたいと思う親なんてほぼおらんだろうしな。


さて、今日は最近読んだマンガのレビュー。

「ULTRAMAN」 清水栄一/下口智裕
そう、あのウルトラマン。誰もが知るヒーローが、まったく予期せぬ形で現代に再登場。主役はあのハヤタ隊員の息子(?)。ともすると大コケしそうな設定なんだけど、これはおもろい。セブンイレブンにしか置いてない「ヒーローズ」というマイナー誌掲載ながら、確実に人気が出始めてる作品。まあ、諸星が正体を明かすまでに溜め過ぎた感じはあるけどね。既刊3巻でまだまだこれからなので先物買いしといて損無し。

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」 花沢健吾
やっと読んだぞ。なんだよなんだよ、すげえおもしろいじゃんw 管理人がまったく知らぬ間に映画化もドラマ化もされてたのねw どこに向かっていくのかが全く読めないジェットコースターマンガ。サラリーマン物かと思った予想は見事に裏切られ、ヒロインと思い込んでいた女性キャラがサセ子になり転落していくサマは圧巻。じゃあボクシングマンガか?と言われれば、それもまったく違うという読み応えたっぷりの傑作。後半のメインになる要素が、かなり序盤で伏線的に登場してたことにも感心。読みながらどこか「宮本から君へ」の匂いを感じたけど、ウィキ見たら作者がまさにそれをバイブルと崇めているそうで納得。予想の斜め上を行き続けてくれた気持ちいい作品。

「ぼくは麻里のなか」 押見修造
散々使い倒されてきた男女の心と身体入れ替わりネタ。それでもグッと引き込まれるのは、そのネタに思いもよらぬ味付けがされてるから。最終的にどう落とすのかがイヤでも気になるし、絵柄のキレイさが読み易さに多大な貢献をしてる。これも既刊2巻でまだまだこれから(しかも隔週誌で月イチ掲載w)。追いかけにくくなる前に読んでおくべし。


このマンガレビューは管理人の気分次第でシリーズ化しますw

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ネットカフェにて、珍しく少年マンガを読んだ。
そう、管理人は青年マンガに関しちゃそこそこ詳しいけれど、少年マンガにはとんとご無沙汰(ただし、ワンピは特例)。

何を読んだかというと「バクマン。」。簡単に言えばマンガ家を主人公とした話。
昔からこのジャンルは「吼えろペン」とか「いつでも夢を」とか、本当に古くはトキワ荘とか当たりが多い。そりゃそうだわな、なんたってリアリティが違うし、マンガ家の実態なんてのはマンガ家じゃない人からしたらかなり奇異だし新鮮だ。面白くなる下地ができてる。
で、バクマン。もなかなか面白い。プラトニックすぎる恋愛がいい年したオッサンにはちいとしんどいけど、マンガ家という職業のハードさ、週刊連載のシビアさはよく描けてる。まだ全部読み終わってないから感想は書けないけど、続きが気になって飽きない。
その舞台になってるのは週刊ジャンプ編集部。ジャンプに掲載すること、ジャンプで連載を続けることがテーマのマンガ。それを読み進めるうちに管理人の昔懐かしい記憶に火が点いた。

そう、管理人はジャンプ世代。ジャンプ黄金期をリアルタイムで味わった世代。
売上的な黄金期はドラゴンボールとスラムダンクの二枚看板を擁した時期なのだろうけど(管理人はこの頃既にジャンプ卒業済み)、管理人が毎週楽しみにジャンプを買っていた小学校~中学校前半の時期もすごかった。「キン肉マン」、「北斗の拳」、「Dr.スランプ」、「キャプテン翼」、「キャッツアイ」、「シティーハンター」、「電影少女」、「きまぐれオレンジロード」、「魁!!男塾」、「聖闘士星矢」、「ろくでなしBLUES」・・・そして今も続く「こち亀」と「ジョジョ」。お世辞でなしにジャンプがどこから読んでも面白かった時代。楽しみなマンガが常に10本程度あった奇跡の週刊マンガ誌。上に挙げたマンガの中で、アニメ化されたもの、実写で映画化されたもの、掲載誌を変えて続編が描かれたものがいかに多いか。いかに娯楽の少ない時代とはいえ、この時期のジャンプマンガのレベルの高さは異常だと思う。

その異常にハイレベルなジャンプの中で、子供の頃の管理人がもっとも愛したマンガ。それがこれ。


そう、奇面組。「3年奇面組」から「ハイスクール!奇面組」へと名を変え、延べ8年弱に渡ってジャンプに連載されたマンガ。管理人がもっとも影響を受けたギャグマンガ。
近所のブックオフで見付けて思わず買ってしまった。なんたってたったの105円なんだもの。ネカフェに3時間いたら1,000円程度かかることを考えたら買わない手は無い。
・・・面白かった。本当に面白かった。子供の頃何度も何度も読み返したマンガだから、読みながら当時の事を思い出して心がほっこりした。「変態」という言葉を世間に定着させた張本人でありながら、エログロの類は一切出てこないピュアな学園ギャグマンガ。これに魅せられて育ったせいか、この年になって逆に美しく見えるせいか、なにか気持ちが穏やかになるような感覚を味わった。そして、懐かしさだけじゃない。ここに描かれている笑いは今でも十分に通用するレベルだった。思い入れとか関係なく、普通に大笑いしてしまったw
そして、一度ハマると一気にいく管理人は、105円なのをいいことにこの文庫版奇面組を11巻まで大人買いしてきたw
うん、しばらくは穏やかな気持ちで笑って過ごせそうだ。
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闇金ウシジマくんがおもしろい。

http://ymkn-ushijima-movie.com/

もともと原作のファンである管理人。往々にしてマンガの実写化ってのは大失敗するものだけど、これは稀有な成功例。

深夜ドラマだから正直作りはチープ。登場する女優たちもほとんどがAV女優。しかしながらそれが上手い具合にハマってる。「闇金に手を出して風俗に堕ちる女、エンコーする女」を演じるがためにAV女優がキャスティングされてるんだけど、その安っぽさが逆にリアル。AVの子って、美人であってもどこか影があったり、テレビに出慣れてる普通の女優と比べると華が無かったりすることが多いけど、ここではそれがむしろプラスになってる。
AV女優だけでなく他の役者もマンガのイメージをそのまま踏襲した、いわば「形から入った」ようなキャスティング。ヘキサゴン以来さっぱり見なくなった崎本大海くんも実にハマり役。高田の役は彼以外にはあり得ないとさえ思う。

原作を下手にこねくり回すことなく、マンガをそのまま実写化したような構成もいい。当然見やすいように、わかりやすいようにアレンジはされてるけど、マンガの1コマをそのまま映像化したようなカットも多くて好印象。
原作は1つのエピソードごとに区切られてるけど、実写版はそれぞれが細切れにクロスオーバーしてくる。で、この方が現実的なんだろね。たくさん客いるんだからね。

そして、何よりもすごいのが山田孝之。
ウシジマくんは身体が大柄な設定だったはずだから、正直彼のイメージではないと思う。ところがところが、あまりにも見事にウシジマを演じてる。管理人のような原作のファンでも唸るしかない憑依ぶり。睨んでいないのに鋭い眼光、肝の据わった立ち振る舞い。紛れもなくウシジマだ。形から入ってないにも関わらず、他の誰よりも役を自分の物にしてる。彼が真ん中に座っているから(原作より登場頻度だいぶ多め)、ちゃちな学芸会にならず作品が締まる。うん、管理人は彼を見直した。

まだseason2は第1回を終えたばかり。春には第2弾の映画もやるそうだ(映画第1作は大島優子がいい。あれも素晴らしいハマり役)。見といて損はしませんぜ。
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元巨人辻内氏が女子プロ野球コーチ就任へ


ファッ!?

あら?あらららら??
年末にやってた「プロ野球戦力外通告」の内容を挙げるまでもなく、辻内が野球から離れて一般企業への就職を目指してることは周知の事実だと思ってたんだが。
不動産業への就職を考えてることも知れ渡ってたし、スポーツ新聞では「目指してる」じゃなく「決まった」って報じてたところもあったはずなんだけど。なにがどうしたらこういう展開になるんだ?ジャイアンツから球団職員への打診があったけど、本人が野球から離れることを希望し固辞した、なんて話も聞こえてたんだが。

あれなのかね、「野球から離れる」じゃなくて「巨人から離れる」ってことを言い出しにくいから、オブラートに包んで言ってたのかね。まあ、ずっと一緒にやってきた同僚の選手たちを裏方として支えるってのは、決して心中穏やかじゃないだろうしな。わからんではないわ。

それともあれか?「不動産業というのは宅建という資格を取れば有利らしい!まずは資格取得だ!」と意気込んで参考書買ってみたら、

【問 1】 次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。
1 意思表示に法律行為の要素の錯誤があった場合は、表意者は、その意思表示を取り消すことができる旨
2 贈与者は、贈与の目的である物又は権利の瑕疵(かし)又は不存在を知りながら受贈者に告げなかった場合は、その物又は権利の瑕疵(かし)又は不存在の責任を負う旨
3 売買契約の目的物に隠れた瑕疵(かし)がある場合には、買主は、その程度に応じて代金の減額を請求することができる旨
4 多数の相手方との契約の締結を予定してあらかじめ準備される契約条項の総体であって、それらの契約の内容を画一的に定めることを目的とするものを約款と定義する旨

平成25年本試験問題 第1問  ※ちなみに正解は2


「・・・お、おおぅ」

ってなって断念したかな?w
宅建を取れる取れないはともかく、顔と名前が広く知られてる営業マンって雇う方としてもメリット大有りだと思うんだけどね。辻内本人も話のとっかかりには困らないだろうし、割と現実的な話だと思ってたんだけど。女子プロ野球のコーチなんて仕事でいくら稼げるんだか気になるしな。
ひょっとして、一年はバイトのつもりで女子のコーチやって、今年10月の宅建を目指すなんて魂胆だったりすんのかな?まあ、頑張れ。ちなみに宅建は半年も勉強すりゃ誰でも取れる。持ってる管理人が言うんだから間違いない。
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二岡が引退「完全燃焼できた」

お疲れさま。ホントにお疲れさま。
もう数年前から守備にもつけないくらい足がボロボロだったし、去年はそれがバッティングにも悪影響を与えてもう本当に見ていられないくらいだったもんな。
去年いっぱいは他球団からのオファーを待ってたようだからやり残したことはあるんだろうけど、自分で「完全燃焼できた」って言うくらいだから踏ん切りはついたんだよな。

巨人にいたのは10年間。最初の年からレギュラーで、上原がいなかったら新人王当確の成績だったけど、実は10シーズンのうち規定打席に達したのは6シーズンしかないんだよな。坂本が出てくるまでは「巨人のショート=二岡」のイメージが強かったから意外に感じられる事実。
1番打ったり6番打ったり、はたまた7番だったり2番だったり、時には3番や5番だったり。巨人ファンでも彼の打順についてのイメージはまちまち。それだけ色々な起用をされた万能選手だった。
右中間の狭い東京ドームがホームだったことにも助けられた感はあるけど、打者としての特徴はやっぱり右打ち。キレイに叩いてライトスタンドへ運ぶホームランを何度見たことか。
出囃子のスカイハイに合わせファンが「ダダダッダダン!」の手拍子。「ゴーゴーにおっか!」の応援。懐かしいなあ。とにかく女性ファンが多くて、女性だけの人気は同世代の由伸よりもあったんじゃないだろか。

ハムに行く原因になったことについてはもう触れまい。起こしたことは変えようがないし、今さら言うことでもないんだから。
ハムに行ってからも2010年とか一昨年とか、活躍と言っていいだけの結果は出したよな。例のトレードに絡んだ他の3人がまるでダメだった中、この辺が彼の実力の高さだし意地の表れ。

海外でコーチ修行してゆくゆくは巨人に戻るような噂もあるみたいだけど、気長に期待して待ってるぞw 
15年間お疲れさまでした。
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新年一発目がこんな記事になろうとは・・・。
脇谷のことについて書こうかと思ってたところにとんでもないニュースが入ってきた。
たかじんさん、信じられないわ。

管理人のように関東住みでもたかじんファンはいる。テレビ埼玉で胸いっぱいやってるしな。
もちろんバーも日テレ深夜で見てた。全国ネットを意識せざるを得ない東京からは出てこないタイプの芸人だった。
カラオケに行けば必ずやっぱ好きやねんを歌う。東京も歌う。本当は一途が好きだけど、管理人がどう歌っても本家に遠く及ばないから歌わない。ホントに好きな歌ってのはそういうもんだ。

紳助が言った「鈴虫の声を持ったゴキブリ」があまりにも的確だけど、たかじんさんの場合本当は気が小さくて虚勢を張ってるのが透けて見える人だから許された。いくら毒づいても愛された。いやぁ・・・、これはショックだ。

驚きでまだ茫然としてるけど、この人を送り出すにはタバコ吸いながら酒飲むのが一番の餞だよな。残念過ぎるけど合掌。
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広島、巨人から一岡を獲得

管理人はこの人的補償って制度が嫌いだ。
プロの世界が厳しいなんてことは散々語り尽くされてるし、「毎年100人入って100人クビになる世界」だってこともよくわかってる。

ただ、クビってのは基本的に本人に因るところの話だし、トレードも然り。あくまで主語は自分。
ところがこの制度は「必要なことは必要。だけど優先的には考えてない」っちゅう現実をドーンと突き付けられる点で異質。28人プロテクトに誰が入って誰が入らないのか、ボーダー上の選手の立場で考えると実に残酷な制度。
プロテクト漏れした選手の中では一番に評価された、なんて慰めもありそうだけど、これは正直相手方のチーム状況とFAで抜けた選手のポジションに大きく左右される。巨人側としても初めから大竹と一岡を天秤にかけた訳じゃない。あくまで余りものの中で選ばれただけに過ぎない話で、プロとしてのプライドは傷つくよな。

福地とか藤井とか人的補償で出て行ったことが幸いした例もあるけど、一岡くんもぜひその例で名前が挙がるくらいに頑張ってほしい。降って沸いたような話で、かつ本人に非が無い話で気の毒としか言いようがないのだけれど、これが彼にとっていい転機になることを期待する。
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巨人が新ユニフォーム発表



へぇ、と驚くブルーへの回帰。80年代のイメージで懐かしいわな。
ホーム用の方はほとんど変更がないように見えるけど、ボタンの縁どりラインが少しシャープになって「Y」型に近くなったように思う。

ジャイアンツのユニをアディダスさんが作るようになってから、ビジターユニの変遷はかなりかなり頻繁にされてる。
まず最初はこれ。


もはや昔懐かしい黒ユニ。それまでのイメージを完全に覆す、球団史上においても異色のユニ。これは割と好きだった。ちなみに管理人は2番の黒ユニ保有。

で、数年後に(当初は)夏季限定の触れ込みで導入されたのがこれ。

ブルーっぽい薄いグレー地のもの。管理人はこれ大好き。24番のを今でも着ることがある。ただ、あまりにもホーム用に近く、他ファンからは「なんで巨人はホーム用を着てるの?」とか普通に言われてた。

そして、その頃に復刻したのがこれ。

近年の復刻ユニブームにおいて、ジャイアンツが誇る傑作。というか、これ以外の復刻ものはまるで冴えないw ただ、これはホントにかっこいい。管理人はこれを買いそびれたことを未だに後悔してる。

で、この流れで「グレーのジャイアンツが見たい」とかいう声が上がり、翌年から導入されたのがこれ。

確か、導入して一年後に色の濃淡を若干変えるマイナーチェンジがされたはず。でも、上のものと比較するとよくわかるように、やっぱりこれはあまりよろしくない。何がよくないって、グレーとオレンジが致命的に合わないんだと思うんだよな。
実際これを着てる人は球場でもほとんど見かけない。そもそも、東京ドームでもビジターユニの売り場は非常に小さい。なんというか、「ホーム用の亜流」感がすごいんだよな。

で、そこにテコ入れでブルーへの回帰な訳だ。いっそデザインもホームと変えるくらいの冒険心がほしかったけど、2番と8番が変わりレプリカの売り時には違いないわな。かくいう管理人もそろそろ買い換えようかと思ってたくらいだし。ホーム用じゃなくビジユニも検討してみましょうかねえ。
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オッサンは知らない。今のガンプラに接着剤が要らないことを。

だいぶ以前に書いたようにガンプラ世代の管理人。ただし、当然にしてプラモデルなんてものからは二十数年遠ざかってる次第。家電量販店のおもちゃ売り場で横目で見ることはあれど、実際手に取るにはなかなか抵抗があったりしたのです。

で、いざ思い立って購入。・・・驚いたさ。接着剤要らないんだねw
セメダインと呼ばれる接着剤と悪戦苦闘しながらガンプラ作りに励んだ少年時代。そのガンプラ世代のオッサンからすると、接着剤無しで作れるプラモなんて想像ができん。時代は変わるもんだねえ。

ニッパーも同時に買い、テレビを見ながら2~3時間かけて完成。うん、接着剤無しでも合わせ目キレイにパチパチはまるね。



・・・いやぁ、なかなかのもんじゃない?いや、管理人の腕がじゃなくて、もともとのクオリティが。2千円も3千円もする物ならまだしも、これ700円だもの。そう考えると昔に比べてかなり高品質。パーツが5色に色分けされてるから、塗装しなくてもそこそこ見映えがいい。だってあなた、昔のガンプラなんて単色のも普通にありましたからね。で、すっごく良くできてるよ。あちこち関節曲がるからポージング思いのままだし、接着剤無しでも意外に丈夫。

管理人はいわゆるファーストガンダムしか見ていないライトなファン。近年のものはおろか、ZもZZも見てない。そういう薄いファンからすると、こういうファーストのキャラに味付けしたキャラはかっちょいい。これもしっかりザク感を残した上でのアッパーモデル感がたまらん。
いやぁ、数百円でこんなレベルならまたヒマな時作っちゃおっかな♪

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噂がいよいよ現実のものとなり、大竹がFA移籍で加入決定の模様。
まあ、はっきり言えば先発ピッチャーがいらないチームなんてのはあり得ない。ポジション被りを考えなきゃいけない野手と違い、ピッチャー、それも先発である程度見込める選手なんてのはいくらいても邪魔にはならない。ジャイアンツもなんだかんだ言って、今年まともに機能した先発は内海、菅野、杉内の3人だけ。澤村、宮國、ホールトンはとてもとても「年間を通して計算できた」なんて言えない。中継ぎ陣の充実と比べると一段も二段も落ちるだけに、補強ポイントとしては正解。
大竹が入ることで小山、笠原、今村あたりのチャンスが減る、みたいな論調も見るけど、半年かけてやるペナントはそうそう机上の計算通りにはいかん。怪我だ不振だで選手が何人いても足りなくなることも当たり前に起こるし、谷間やロングリリーフを続ける中でチャンスは何度でも巡ってくる。それはそんなに心配することじゃない。
・・・ただ、こう、大竹が人的補償のリスクを冒してまで獲りにいく選手かどうかは疑問。

井端もどうやら来るらしい。これはいわゆる強奪じゃなくいい補強。大道や石井ちゃんがそうだったように、現役続行の危機に瀕してた選手を救済するいい金の使い方。噂通りならホントに格安でくるみたいだから、資金力どうこうの問題でもない。
井端は故障だらけで既にボロボロになってる選手だから、レギュラーとしての活躍を期待しちゃいけない。でも、腐っても井端。一流選手なことに疑いの余地は無いし、坂本以外にショートができる選手がいるようになるだけでも大きい。

・・・ここまでだったら不満は無い。むしろ井端は大歓迎だし。
でも、片岡まで獲りにいくとなると話は別だ。
誤解の無いように言っておくと、管理人は西武7番のリストバンドを持ってるくらい片岡が好きだ。他球団だと一番好きな選手と言っても過言じゃない。
そんな管理人でも、中井、寺内、立岡、脇谷、藤村、それに井端を加えたセカンド争いにこういう形でケリを付けるのは違うと思う。なんでもかんでも獲りゃあいいってもんじゃないだろう、と言いたくもなるし、今年中井が育ったときの喜びを忘れたかと腹が立つ。ちょっとやり過ぎだよな。せっかくここ数年こういう話題は少な目だったのに、だいぶ時間が逆行した感がある。
で、片岡もここ数年の成績を見ればわかるけど、年間を通しては見込みにくい選手。もう2008年のスピードスターじゃない。実力はあるものの、満身創痍で怪我と付き合いながらやってる選手。来年のこの時期になってみたら、ただセカンドの選択肢が増えただけになってる可能性も大。そして、それなら無理に獲りに行く意味は無いんだよ。

そして、大竹と片岡の代わりに誰かが抜ける。レギュラーと控えの差が無い巨大戦力が自慢のチームだけに、そこそこの実績、名前がある選手がプロテクト漏れするのは避けられない。FAの話題が出てくるようになってから、世間の論点は「誰がどこに行くか」よりも「巨人のプロテクト漏れは誰か?」になってる感すらある。『巨人 プロテクト』で検索してみればよくわかる。こういうのは組織としていかんよな。

うーん、今年のFA補強は、ただ湯水のごとく金を使って、世間の反感と選手の不振感を買うだけの失敗に終わると思うぞ。
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ベストナインに巨人から3人

投 前田(広島)
捕 阿部(巨人)
一 ブランコ(De)
二 西岡(阪神)
三 村田(巨人)
遊 鳥谷(阪神)
外 バレンティン(ヤク)
  マートン(阪神)
  長野(巨人)


まあ、順当&順当&順当。意外性まったくなし。
マーくんの満票には及ばないものの、阿部が266票中264票。村田も260票。バレンティンの258票、ブランコの253票をも上回るぶっちぎりの独走受賞。阿部はこれで7年連続か、すごいな。
でも、他はこれと言って特記事項なし。「なんで●●が入らない!?」みたいなのも無し。むしろ長野が入ったことに軽い驚きw まあ「ベスト代打」があったら矢野がもらっただろうけどね。

「飛ぶボール」になったにも関わらず(これは野球ファンならご存知の通り完全なる言葉の誤用。「飛ぶボール」とは2010年以前に使われてた球のこと)、セで今年3割をクリアしたのは僅かに5人のみで、まだまだ投高打低な感は否めず。もうちょっとバッターが賑やかになってほしいもんだね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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小笠原、FA宣言を表明

あまりに長くジャイアンツを見ていると、FAで加入してくる選手というのは機能しないものだというおかしな先入観ができる。選手としてのピークを過ぎていたり、それまでのあまり注目されないチームからジャイアンツに変わったことでボロが出たり、理由はどうあれFA加入組というのは期待ほどには働かないものだという感覚はあった。

その先入観を打ち破ったのが他でもない小笠原。移籍初年度にあたる07年にいきなり3割30本の大活躍。不動の3番打者として大活躍を見せ、チームも5年ぶりのリーグ優勝。すごい選手が来てくれたものだと管理人も驚いた。

管理人が2番のユニフォームを着るようになったのはその翌年。この年、開幕から主力が次々に怪我で離脱。「有名選手を見たければ東京ドームでなくジャイアンツ球場に行け」と揶揄されるほど、主力選手の離脱が相次いだ。
そんな手負いのチーム状況で、ガッツは休むことなく試合に出続け戦い続けた。自分こそ前年オフに手術した膝の状態が万全でなく、足を引き摺って歩くような状態なのにも関わらず。二軍に逃げるひ弱な選手が多い中、まさにサムライの異名のごとく寡黙に戦う姿勢にしびれた。
そして、この年はインコース攻めに苦しんだ年。シーズン終盤、中日チェンを始めとして手首周辺に何度も何度もぶつけられたのに、一年終わってみたら1試合も休むことなく144試合出場。背中で示す、結果で示すチームリーダーの誕生だった。
この年のガッツを象徴していたのが日本シリーズ。2戦で手首にデッドボールを食らい途中退場。翌日、手が腫れ上がりバットを振ることすらできなかったのに、一日置いた第3戦何事もなかったかのようにスタメン出場し、西武ファンで埋まるライトスタンドにホームランを叩き込んだ。
気が付けば管理人の家には白ユニ、黒ユニ、背番号Tシャツ、リストバンド、タオル・・・、ガッツに魅せられ背番号2のグッズが増えていった。

客観的に小笠原という選手を見たときに、彼のスイング、打法というのは説明のしようがない。
ヘッドを外に向けてバットを立て、そこから大回りのドアスイングで打つ。真似をしてみるとわかるが、普通はこんなフォームじゃ打てない。満足に振ることもできない。大回りしてバットが出てくるから打球が速くなって飛距離が出ることはわかるが、ガッツはこれで生涯打率が3割を大きく超える巧打者なのだから恐れ入る。縦の変化に膝を屈めて「潜って打つ」ことなんざ普通の人間にはできない。下半身の強靭な粘りとスイングスピードが成せる技なのだろうが、とにかく理に適っていないメチャクチャなフォームだ。そして、だからこそ画になるし、かっこよかった。

生で観たホームランはいったい何本あるだろう。ホームランバッターではない選手だけど、管理人と相性がいいのか球場に行くとよく打ってくれた。
本当に感謝の気持ちしかない。堀内政権下、低迷していたジャイアンツを再び常勝軍団にしてくれたのは間違いなくガッツだし、07~09の3連覇最大の功労者であることにも疑いの余地はない。ジャイアンツのまま終わってほしかった気持ちもあるけど、今年みたいに日本シリーズ40人枠にも漏れるような不当な干され方をしてるくらいなら、最後に出番のあるところで思う存分やってほしい。史上4位のスピードで2,000本安打を達成した不世出の選手の死に場所は2軍なんかじゃない。少しでも多くチャンスのあるところで、自分が納得するまでやり抜いてほしい。
噂通り中日になるのか、それとも他のチームになるのか、いずれにせよ管理人は最後の最後までガッツ小笠原を応援する。
ガッツさん、今まで本当にありがとうございました。たくさんの感動、興奮、もらったものが多過ぎてどれだけ感謝してもし足りません。特に、今年6月5日のジャイアンツでの最後のアーチは一生の宝物です。ジャイアンツの背番号2でなくなってしまうことが残念な気持ちもありますが、また来年もあなたの打席が見られると思うと楽しみです。
よいご縁がありますように。最後の最後までフルスイングで―。
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三井ゴールデングラブ賞

投 前田(広)
捕 阿部(巨)
一 ロペス(巨)
二 菊池(広)
三 村田(巨)
遊 鳥谷(阪)
外 長野(巨)
  丸(広)
  荒波(De)

意外な人選は無かったけど、何が意外って村田が初受賞ってこった。サードはずっと宮本の独壇場で、宮本がショートだった頃はノリと岩村が争ってた。タイミングが悪かったって言えばそれまでだけど、ホントに意外な初受賞。村田の守備は贔屓目なしに上手い。捕球にばっかり目が行くけど、送球も驚くほど安定してる。

巨人以外のとこだと、やっぱり今年の成長株カープ菊池は外せない。なんというか、セカンド、ショートのいわゆる守備の名手って、スーッと回り込んでサッと投げる感じなんだけど、彼はズザザーッと捕ってガッと投げる感じw 華麗さ流麗さは微塵もないんだけど、超人的な身体能力を活かして守備範囲が異常。これだけダイナミックに守るヤツはそうそういない。カープさん、いい選手が出てきたねえ。

・・・あと、ベストナインとごっちゃになって阿部が入ってることに違和感が無いんだけど、実は実は阿部も5年ぶりの受賞なんだよね。
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巨人・谷が戦力外 現役続行へ移籍を模索

今年は本当につらく悲しい冬になりそうだ。
ガッツ戦力外の見出しもあちこちで出ていたけど、まだオフィシャルに発表された訳じゃないから今日は谷さんだけにしとく。ガッツファンの管理人としてはどれだけ書いても書き足りなくなってしまいそうだし。

谷さんは1番由伸2番谷で鳴らした07年よりも、準レギュラー的な扱いになってからの09年の印象が強い。時に上位、時に下位、時に代打というめちゃくちゃな使われ方をしながら、この年の谷さんは鬼のように打った。どんな場面であれ、どんな起用であれしっかり試合に入っていき、常に結果を出す最強の便利屋だった。事実この年の出塁率は383、長打率は533。規定打席に達しないながらも、OPSは実に900を超えた。

こんな勝負強いベテランがいてくれる、困った時には谷がいる、とばかりに実に様々な起用をされた選手だけど、谷は常にその期待に応えてくれる選手だった。
完全にコース決め打ちのヒット職人的なバットコントロール技術があったし、印象として他の選手が打ちあぐねている時に一人だけ難なく打つことができる打者だったように思う。巨人の天敵能見とも相性良かったはずだし。

07年の恐怖の2番打者とか、10年の木村拓也追悼試合での代打逆転満塁ホームランとか、印象に残るシーンが多かったけど、管理人的には09年CSファイナル4戦目での打った瞬間バンザイの満塁ホームランかな。生で観てたこともあるけど、あのホームランで完全に勝ちムードになってスタンドが祭りになったことを覚えてる。

谷さん、7年間本当にありがとう。2,000本の金字塔が目前だからこの展開は予想してたけど、またいつの日かコーチとして帰ってきてください。あなたのバットコントロールは球界の財産です。必ず戻ってくると信じてるから、さよならでなくこの言葉で。
いってらっしゃい。
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楽天さん、おめでとう。よかったね。
実力で負けたなんて思わないけど、このシリーズ全般を通して気迫で負けてた。初めて出場したこのシリーズに賭ける思い、復興と絡めて東北に日本一をという思い、チーム一丸となってぶつかってくる実にいいチームだった。日本一おめでとう。

田中だけのチームだと思ってたら、則本が田中に負けず劣らずいいピッチャーだった。打線も切れ目が無くて、誰がどうと言うよりも全員で繋いでくる強力打線だった。田中はともかくとして、他の選手は全員が全員実力以上のものを発揮したシリーズだったんじゃないかと思う。

逆にジャイアンツの敗因は、ほとんどの選手が実力を発揮できないまま終わってしまったことだと思う。打の中心阿部は結局起きずじまいに終わってしまったし、杉内はこんな情けないピッチャーじゃない。時折その片鱗は見せながらも、圧倒的にペナントを制した力、数字で見る個人成績のような力は出し切れなかった。楽天さんとは対照的。
打線については9月の初めからずっと下降気味で、結局それを払拭できないままだった感がある。でも、一番は気持ち。この日本シリーズに賭ける思いの強さで負けた。

本当に楽しい、熱い日本シリーズだった。普段野球を見てないような人までが夢中になった劇的なシリーズだった。いっぱいいっぱいで全力でぶつかってくる楽天さんに対し、常に余力を残しながら、「たられば」の上がり目を残しながらの7試合だったけど、1試合ごとに有利不利が逆転するような本当に面白いシリーズだった。手に汗握る、興奮と感動をたくさんもらえたシリーズだった。

連覇とはかくも難しい。独走でペナントを制し、CSをスイープし、あと1勝のところまで来ながら最後の最後で夢潰えた。40年ぶりという数字を出すまでもなく、去年ペナントとCSを争ったのは中日。今年はペナントが阪神でCSが広島。日本シリーズも去年が日ハムで今年が楽天。覇権を賭けて争う舞台に立つことがいかに難しいかわかるし、去年も今年もこの11月まで野球ができたことだけでも十分にすごい。

今日の負け、今日の悔しさはきっと来年に活きる。いくらシーズンの成績が良くても、この大舞台で持てる力を発揮できなきゃ意味が無い。そのことをみんなが感じたと思う。選手もファンも「ジャイアンツはこんなもんじゃない」という消化不良な気持ちが残ってしまったけど、日本シリーズの大舞台とは原の言葉を借りれば異次元の世界。
来年はこの異次元の世界で躍動できるように。宿題が一つ残った分、楽しみだよ。

開幕からの7ヵ月間、今年はあっという間に感じた。喜び、笑い、興奮し、感動し、怒り、涙し、今年も本当に楽しかった。時に魅せられ、時に自分自身を重ね、自分のことのように一喜一憂し、他のことを忘れてのめり込めた。ビバ!ジャイアンツ!ビバ!プロ野球!今年もたくさんの思い出をありがとう。
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うれしかったなぁ。二周り目以降、狙い球をストレートに絞って以降、みんな振りが違った。
当てに行ったバッティングでもなく、崩されて打たされたバッティングもなく、みんながみんなジャイアンツファンがよく知るいつもの姿に戻ってくれた。
同じ空振りでも、同じ打ち損じのファールでも空気が全然違ってた。今日は打線が頼もしく見えたよ、ありがとう。

いろんなポイントがあるし、一つ一つ拾ってるとキリがないんだけど、管理人は「吼えたロペス」と「攻め達磨 原辰徳」を挙げたい。
痛恨のトンネルで痛い失点、そしてなんでもないファールフライを落球。この点だけをもって途中交代させられてもおかしくなかったロペス。ところが、第1打席のセンター前に内容があった。結果は凡打だったけど、5戦目に代打で出てきた打席もスイングはよかった。重傷だったバッティングが明らかに変わってた。そこを信じて使い続け、ついに出た同点ホームラン。ベースを回りながら吼えまくってたロペス。うん、しびれたよ。CS以降ストレス溜まってたはずだもんな。

その同点ホームランのあと、田中を打ちこんで尚も1アウト1塁3塁の大チャンス。ここで仕掛けたディレードスチールに原の攻める姿勢を見た。なんとしてでも1点ほしい。犠牲フライでもゲッツー崩れでもいいから、なんとかして1点取りたい。普通はこう考える。そこで奇襲を仕掛けて「なんとか取った1点」でなく「もぎ取った1点」を狙った原采配。失敗はしたけど、管理人はなんだか原が原であることに安堵した。もともとダブルスチール大好きな人だけど、あそこでこのサインを出すのは並大抵の監督には無理だ。追い詰められてから言った「ジャイアンツはここから強いんだ!」が強がりでなく、本気でまだまだ勝負はこれからだと思ってくれてた証拠。
 
田中も田中で立派。今日も随所にすごさは見えた。降板してもいいのに最後まで投げ切ったのは彼なりの仙台のファンに対する餞別なんだろうけど、今日の黒星と12安打4点がジャイアンツからおまえへの餞別だ。NPBの王様はおまえじゃない。日本プロ野球すべてがおまえにひれ伏した訳じゃない。最後の最後に痛恨の一敗を喫したことを忘れずに、メジャー行っても頑張れ。

そして、その田中に投げ勝った今年唯一の人、我らが菅野。2回の2失点だけが悔やまれるけど、その後はしっかりと立て直し、リードを奪った後もふてぶてしいまでの快投だった。ホントに頼もしいし、この重圧がかかる試合でよくやった。

明日も勝つ。杉と澤村で試合を作って、山口とマシソンで締めて勝つ。目覚めた打線が暴れまくって必ず「連覇」をものにする。



ほんの一日前までこの展開を夢にも思ってなかった楽天ファンに告ぐ、


今夜は震えて眠れ






あと1勝。王手。
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予想通り田中と菅野の予告先発が発表になった第6戦。
過去に一度投げた、それもほんの数日前に投げたピッチャーというのは、そのときの印象をどう利用できるかがポイントになる。
管理人の私見だけれど、昨日の則本と初戦の則本は組み立てが違った。初戦はスライダーがカウント球で、ウイニングショットはフォーク。昨日はそれを活かして、フォークが来る来ると思わせておいてスライダーで仕留める配球。球種の豊富さと個々の完成度があってこその芸当だけど、データを逆手に取った見事な組み立てだった。

菅野くんも球種は豊富。大きい変化球と一見ストレートに見える小さい変化球、そのどちらも勝負球にできる新人離れしたピッチャー。相手の印象をどう裏切っていけるかが鍵。
田中は残念ながら、今年に関してはそういった対策とかなんとかを凌駕する神通力がある。ただ、彼は神の子じゃない。必ず失投は来るし、日本一のかかった大一番必ずチャンスも来る。今年の集大成として、自分がやってきたことを信じて打席に入るしかない。クリーンヒットでなくても、打った瞬間わかる豪快なホームランでなくても、ヒットはヒットでホームランはホームラン。こういう試合は、打ちたいと思う気持ち、勝ちたいと思う気持ちの強さが問われるんだよ。春から連覇を目標としてきたチームの真価が問われるんだよ。ファンなら信じて応援すべし。

今から5年前、西武との日本シリーズ。敵地での5戦目に大勝し、3勝2敗で本拠地に戻った我が軍。圧倒的有利との下馬評にも関わらず、6戦7戦とまさかの連敗を喫して敗れ去った。なにが起こるかなんて誰にもわからない。
王者の意地、それこそがGIANTS PRIDE2013。


いざ、躍動 m9(`・ω・´)!
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巨人ファンでないとわからないことだろうけど、東京ドームではまったくと言っていいほど西村のグッズは売ってない。レプリカユニフォーム、背番号Tシャツ、近年流行りの漢字フルネームタオル等、人気選手の定番商品は何も無い。2年連続でクローザーを務め、今年は最多セーブ王に輝いた必要不可欠な選手ながら、びっくりするほど人気が無い。

そして、今日の醜態で来年も彼のグッズは発売されないことだろう。死者にムチ打つようで酷な言い方になるが、「5戦目は西村で負けた」、ことによっては「西村で負けたシリーズ」と言われ続けることになる。

彼は彼なりに、今年一年今日のような大事な試合を締めることを目標にやってきた。去年の日本シリーズで結果が出せず、日本一を決めた試合でマシソンと山口は投げたのに、西村に出番は無かった。そのことを発奮材料にここまで一年やってきたのに、やっぱり同じところで躓いた。実に西村という選手を象徴しているように思うし、もう今年の西村に挽回する機会は無い。

打たれたんならしょうがない。まだ諦めもつく。ところが、まるで打つ気なく打席に離れて立ってる則本にストライクが入らず歩かせる。あのムードの中で、西村ほどの経験を積んだピッチャーのやることじゃない。もともとWHIPは良くないピッチャーだから、ランナーは出しても抑えてくれればよかったけど、動揺を隠せず藤田にデッドボールを当ててパニックになった。星野の言う通り、このシリーズ藤田に当て過ぎだ。ホントに申し訳ない。
パニックになって、なかなか見ることのないサイン違いでカウントを悪くして、ヒット1本で決勝点を取られた。若いピッチャーならまだしも、先発も中継ぎも経験してきたクローザーにしてはあまりに情けない。うつろな目をして口を半開きにしてるフランケンみたいな姿に腹が立った。
こういう手のひらに汗をべっちょりかくような試合、見てる側ですら鼓動が早くなるような試合で活躍できるか。ジャイアンツの選手にとって大事なのはそこなんだよ。Bクラスのチームとは訳が違うし、西村が一流になりきれないのはそこだ。

打つ方も重傷。今日のハイライトは「天才高橋由伸ここにあり」だけだ。あまりに打てないし、原もいつもより後手だ。9回も原がイケイケだったら、阿部の代走に尚広を出して勝負を賭けてた。結果、追い付いても二塁ランナーが阿部だから、亀も中井ちゃんも「ワンヒットじゃ帰ってこれないだろう」と余計なことを考えたし、則本に与えるプレッシャーも半減した。

仙台に戻って、大エースマーくんを相手にしての第6戦。まあ、圧倒的に不利だ。100人いたら99人が「今年を代表するマーくんが、今年一年を象徴するかのように抑えて楽天日本一」を予想する。
それをひっくり返すには阿部以外にはあり得ない。坂本は今日の状態を見るともう無理かもしらん。阿部がストレートでもスプリットでもヤマを張って、自分を信じて自分の形で振って結果を出すしかない。阿部が打ったら何かが変わる。村田じゃ変わらないものが変わる。自分の状態も、チームの状況も追い詰められてる。開き直って打て。


阿部、起きろ。
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