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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。おい琥珀、5月のコメント今気づいたぞごめんなw     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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そうか、こうやって引導を渡されるんだな。
なんか、しみじみ感じてジワーッと傷口に沁みた。

ねえ読者諸君。今の今、この状況でジャイアンツを応援する意味とはなんだろう?
・・・「リメークドラマ」?
管理人はただの一度もその言葉を使ったことなんざないぞ。開幕前から今年は優勝なんか無理だって断言してたし、ここまである意味その予想通りに推移してるよ。

じゃあ何かって言うとさ、例えば好きな女がいるとする。どうやらその子は自分のモノにはならないようだ。オーケーオーケー、そんなのどこにでもある話だ。全然問題ないまったく問題ないbySMAP。
だけど、その子が目の前で他の男と手を繋いでたりチューなんてしてた日にゃ話は別だ。そうだよな男子諸君?
目の前で胴上げなんてさせるか。自分たちが負けてマジック点灯なんてさせてなるものか。それが全てだよ。
・・・「そんなことない。俺は春から優勝を信じて応援してる」って?
そうかそりゃ失礼。だけど、夢もあこがれもどこか違ってるけど、それが僕と君のハーモニーなんじゃないか?



閑話休題。そういう意地を見せたかったけど、まざまざと見せつけられたのは非情な現実。
6回の4本のツーベース。・・・堪えたなあ。
好きな子が手をつないだりチューしてるどころか、パンツを脱がされてるサマまで見せられてるようだった。まあそれはそれである意味見たいけれどもさ。

あぁ、今こうしてジャイアンツは「負けた」んだ。それをしっかりと感じるイニングだった。それはもちろん今日の試合のことじゃなく今シーズン全ての話。今年はカープに負けたんだ。自分の見えないところでやってくれればまだしも、よりによってこうして目の前でカープに負けたんだ。それを全てのファンが感じてしまったイニングだったように思う。そして、他のピッチャーじゃなく智之が崩れたことで余計に念を押された感じ。大事な試合って、こういう風に象徴的なことが起こるんだよな。うーん、クールを装ってる管理人でもちょっと今日は堪えたよ。プレイボール後の数球を観ただけで今日の智之は素晴らしい出来だと確信できたし、事実序盤はまさにスーパーエースの快投だっただけに堪えたよ。

・・・という訳で食レポに移りましょうか。



選手弁当シリーズ第3弾は坂本。
坂本恒例のハンバーグは抑えめになり、メインディッシュになったのは牛肉てんこ盛りのプルコギ。
・・・ほーぉ、その牛肉が美味しいじゃないですか。弁当だから当然冷めてるにも関わらず、固くもならずそれでいて噛み応えもある。ごはんに乗ってる韓国海苔も食欲をそそるし、めんたいこが時折つまむのにちょうどいい刺激になる。なるほどなるほど。坂本お得意のはずのハンバーグの味付けがあまりピンとこなくてそれだけが残念だったけど、今までのハンバーグ&ハンバーグみたいな構成からガラッと変わったね。坂本も大人になったってことなのかな。
 
 

・・・さて、これで今シーズンが終わるならそれはそれで逆にかっこいいけどさ、あいにくまだまだシーズンは続くんだ。シーズンが終わってもその先にはCSなんてものがあるんだ。無様でも敗軍でも明日もファイティングポーズを見せなきゃいけないんだ。ある意味、ここから先の在り方が大事だし、それがプロとしての矜持だよ。
特に智之、ここから這い上がれ。リベンジの機会は必ずあるから、傷付いて打ちのめされても立ち上がれ。残り1ヵ月、しっかり見ててやるぞ。

♪だぁーれよーりもー あなーたがー 好きーだーからぁー

(夏の終わりのハーモニーを知らない人にはとことんピンとこないまとめ方)
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脇谷のファンっているのかなあ・・・。

いや、いくらなんでもそれは失礼か。前言撤回、脇谷のファンって何人くらいいるんだろうか。

脇谷は人気ないんだよ。球場でもレプユニを着てたり、グッズを持ってるファンをまず見ない。去年アンダーアーマーになってから全選手対応のグッズが一気に増えて、今じゃドーム内の売店で全選手の背番号Tシャツが買えるようになった。ネットオーダーでは漢字タオルも全選手対応だし、そもそもアディダスの頃でも量販されてない選手のオーダーレプユニを着てるファンはかなりいた(完全に余談だけども、管理人が一番ビビったのは、数年前に一度見かけたセドンのユニ着た若い女の子w)。

でも、脇谷ファンはなかなかお見かけしない。
管理人の球場通いが復活したのは08年のことだけど、今も昔もほとんど見たことがない。
そして、その扱いの低さに隠れるけど、脇谷のプロ野球人生はまさに激動。


へー、脇谷大手術して育成選手になったんだ(11年秋)

あー、脇谷戻ってきたんだ(13年春)

ほーん、片岡の代わりで出ていくのは脇谷かぁ(13年秋)

あー、脇谷FAして戻ってきたんだ(15年秋)


冷静に振り返るととんでもないアップダウン。こんなことが人気選手、スター選手の身に起きてたらそりゃもう大騒ぎだよ。
誰にも負けないくらいドラマティックで数奇な経験をしてきてるのに、なんというかこう報道のトップ項目にはならず、巨人ファンですらあまり重要に捉えてこなかったフシがある。だから、今年極度の打撃不振に陥ったときも、励ます声よりも罵る声の方が何倍も何十倍も大きく響く。
育成選手だった1年をどんな気持ちで過ごしたか、自分の居場所を確立していた西武から由伸を胴上げすべく宣言したFAにどれほどの覚悟があったか。本が一冊二冊書けそうなくらいに濃いよな。

脇谷が歩いてきたのは道の端っこ。
阿部や坂本みたいに陽の当たる道のど真ん中を歩き続けるスターを横目に、一歩も二歩も下がって端っこを歩んできた10年間。
そして、これからもそれは変わらない。脇谷に求められてるのはクルーズや片岡の隙間を埋める役回りだし、スタメンで出ても若い山本くんや根強いファンがいる中井と違ってさほどの注目も集まらない。

だけどさ、こういうヤツって馬鹿にできないんだよ。
成績上位の営業マンたちがからっきしの時に、一人ドーンとでかい獲物を挙げてくる。普段は身なりも冴えないし、期待もあまりされてないような立場だけど、どういう訳だか自分の首を繋ぐ程度にはチームに貢献できる。今日だって言ってみれば村田課長が盛大にやらかして、どうやら今日は敗色濃厚、売上ゼロで本社から大目玉を食らいそうな窮地で、最後の最後、営業時間も残り30分みたいなとこで一人で100万挙げてきたようなもんじゃん?34歳で打率170なんて目を覆いたくなるような営業成績の社員が、でっかい仕事をいつも以上に注目が集まる日にやってのけたんだよ。

それにさ、こういうヤツって強いんだよ。
どんなに叩かれようと、野球ができずにいた育成選手の一年間に比べたらマシだろうし、普通のFAと違って脇谷は巨人も西武もよく知った上であえて巨人で生きることを選んだんだもん。どんな役回りだろうと、汚れ仕事だろうと苦にしないと思うよ。

脇谷さん、今日1試合だけでもあなたをFA獲得した意味はあったんだろうし、しっかりあなたの首は繋がったと思います。だけど、まだシーズン残り1ヵ月ほどありますので、またこんな感じでそのうちお願いします。まったく期待しないで、それでもしっかり見てます。



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カープは強いよ。

もう出オチみたいな書き出しで申し訳ないけれどホントに強いよ。
いつか書いたけど、カープが前回優勝したのは実に25年前。25年前だぞ25年前。これを読んでくれてる人でも生まれてなかったり、記憶がなかったりしても不思議ない大昔の話。カープとファンの鬱積して蓄積したものが結実してガァーッ!とくる感じは止められないよ。もうこれはしゃーない。

さて、そういう中で2016年ジャイアンツを楽しむ術とはなにか?

それは、ベテランたちが輝きを見せる夏を思いっきり満喫することだよ。
時が戻ったかのようなこの夏に、自分も身を任せ楽しむことだよ。

今日の阿部が見せた、迷いのないフルスイングに何を見たか。
今が2016年であることを一瞬忘れてしまいそうな、時が5年も10年も戻ったかのような阿部の打球に何を見たか。

またもや側頭部を刈り上げるおかしな髪型になっていた村田さんに何を見たか。
打ちまくり、右に左に守備で躍動する35歳に何を見たか。


・・・もう楽しいじゃん?

管理人は楽しいよ。
この二人がここまで復活してくれるだなんて、失礼ながら思いもしなかった。管理人だけじゃなく、ほとんどの巨人ファンが予想だにしなかった驚異の復活劇じゃないかと思う。そんな愉快なものを見せてもらってるんだから、管理人は勝とうが負けようが、チームが何位だろうがこの2016年夏は楽しいよ。

今年から巨人ファンになった人なんていないだろうから、一年前のことを思い起こしてみればいい。
管理人は去年の阿部を見て、これはもう本当に終わったと思った。確信に近いレベルで一つの時代が終わったことを感じた。
それがこうなる。去年、一昨年のことなんてまるでなかったかのように、しっかり「強打の阿部」に戻してこれた。
・・・今日のホームランを見たかい?去年はあれだけ振ることすらできなかったんだよ。満身創痍で全身持病だらけの男が、それを微塵も感じさせないプレーができてる。この劇的なV字回復を見られてるだけで管理人は満足ですよ。

村田さんもそう。阿部が復帰からすぐにスッと戻してこれたのに対し、村田さんの春は去年の延長線上にあった。開幕前は賭博だ覚醒剤だで当人たちの実力以外の面で岡本を推す空気があったし、その岡本が勝手に沈んでいった後も村田さんは村田さんのままだった。
「今年も250くらいのどうでもいい成績で終わるんだろなあ」って思っていたのがこうなる。長打を捨てて率を求めた打撃は、率だけでなくホームランも増やす結果になり、二塁打に至ってはリーグ首位を独走。どういう訳だかここ一番のチャンスでもきっちり結果を出す勝負強さが戻ってきた。その心理状態が他の面にもフィードバックし、去年露骨に衰えが見えた守備もしっかり復活。
・・・今日の軽快なフィールディングを見たかい?村田さんはもともと守備が上手な選手。上手な選手と下手な選手の間には埋められない差があるんだけど、上手い選手が気分よく自信をもって打球を捌いてるサマがハッキリ見えた。去年はこういう村田さんを見た記憶がないよ。

だから、いいじゃん?これが見られてるだけで十分じゃん?
繰り返すけど、管理人は阿部と村田さんの輝く姿なんてもう二度と見られないと思ってた。大田が輝く未来はあるかもしれない。中井が光る未来もあるのかもしれない。岡本が輝くことになる未来はあってくれなきゃ困るけど、それはそう遠からず訪れる未来。
なんだろな、この2016年にまた前田敦子と大島優子が2トップになったAKBを見た思いなんだよな。いつか見られると期待するものじゃなく、もう既に終わったと思い込んでいたものがもう一度リバイバルしてきた感覚に近い。もちろんこれは長く続かない一瞬の夢。真夏の夜の夢だけど、それに酔えるのも今しかないんだよ。

時の流れに抗うことなんてできないけれど、ほんの少しだけそれができた2016年ジャイアンツ。神様、これが夢ならもう少しだけこのままで。

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他球団の選手でありながら、なんとなく気になる選手というのがいるものです。
それは自分と同い年、同郷等のわかりやすい理由があるものから、観戦した試合でその選手が劇的に活躍したものまで様々かと思います。

管理人があなたを気にしているのは、それらとは少し違います。
2008年、初めてあなたのピッチングを観たのは日本シリーズ初戦のことでした。
ジャイアンツを相手にした憎たらしいまでの快投に腹が立ち、そのクールなポーカーフェイスもイライラを倍増させ、しばらくはむしろ嫌いな選手の一人でした。
 
 

あなたに対する見方が180度転換したのは2012年のことです。
あなたは女性問題で躓き、チームに戻ってきたときに与えられたのはクローザーのポジション。その慣れない立場で黙々と淡々と結果を出す姿にしびれました。
ずっと先発畑でやってきた投手が、中継ぎ抑えに回るのは決して容易なことじゃありません。しかもあなたの場合、万人が認める西武のエース。様々な葛藤もあったことかと思います。

そして、その年にあなたが登場曲に使っていたミスチルの「Tomorrow never knows」。アップテンポな曲を使う選手が多い中、静かなイントロに合わせゆっくりゆっくりマウンドへ向かうその背中に魅せられました。あれほど静かに異様な空気の中でマウンドに上がったクローザーは他に例が無いのではないでしょうか。

  
 
2年間の不振を経て、去年15勝で大復活。一時期はダルビッシュと並んで語られたあなたですから、復活を喜ぶのではなく、むしろ2年もかかったことを管理人は不満に思っています。管理人にとっての涌井秀章は一つのエース像ですから。100を優に超える球数を投げられる。終盤になっても球威、球速が落ちない。エースとはそうあるべきなのです。

そんなあなたを久々に観られるとあって、管理人は今日ウキウキでした。
淡々と投げ抜く姿、ここぞの場面ではしっかり三振を奪う技術。122球の熱投で最後の最後に力尽きたところまで含めて、管理人のイメージ通りのあなたでした。
今日の試合を観て、あなたをクローズアップする人はいないと思います。勝敗にさほど興味のない管理人でも劇的なサヨナラ勝ちには驚きましたし、その布石になった吉村のエラーはこの先語り草になるほどのスーパーエラーでした。終盤がドラマティックベースボール過ぎて、なんだかあなたが先発していたことを忘れかけているファンもいるのではないかと思います。

それでも、管理人にはやはり今日はあなたの日でした。「涌井を観に行った」と記憶に刻む一日になりました。
涌井さん、またいつかどこかで。先日マリンに行った際にはあなたのグッズがあまり売られていなくて拍子抜けしましたが、今日スタンドには16番のユニ、背番号Tシャツを着たファンが多数いました。

 
追伸
それと、やっぱり青いユニフォームがよくお似合いですね。
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今日じゃなくて昨日の話。
神宮球場は、室内練習場から球場まで選手がバスで移動する。道路一本隔てただけのわずかな距離だけど、混乱を避けるためにそうしてる。ヤクルトの選手なんかは普通に徒歩で移動することもあるみたいだけど、対戦相手は必ずバス移動になるんじゃなかったかな。

昨日、管理人が球場へ向かう途中、室内練習場の出口のところで足止め。係員が通行規制をしてバスを誘導するところだった。
どうせ待ってなきゃいけないんだし、せっかくならブログに載せるネタにでもなればとカメラを構えて待機。管理人含め30人くらいは待ってたのかなあ。
・・・出てきたバスはガラガラで、しかも窓にスモーク処理がされ中がよく見えず。唯一確認できたのは窓際に座っていた大竹。

「おおたけw」

「大竹だーw」

「大竹だよw」

歓声が上がるでも、声援が飛ぶでもなく、まして黄色い声など一つもなく。あちらこちらで起きる失笑のような笑い声。なんというか実に大竹。

  
 
さて、今日の話。
そんなバカにされがちで軽んじられがちな大竹ではあるけれど、管理人は割に大竹というピッチャーが好きだ。過去の記事でも褒めて書いてることの方が多いと思う。
ジャイアンツだけでなく球界全体でもあまりいないシュートの使い手だし、左右の幅、高低、緩急、あらゆる角度から勝負ができる引き出しの多さも好み。いいときの大竹ってのは、菅野にも負けないくらいのいいピッチャーだと思ってる。

  
 
だけど、悪いときにこうなってしまうからイメージが悪い。
本人のいかにもいい人そうなルックスとか、ラーメン好きなキャラクターとかより、バカにされて軽んじられるのはこの不安定さのせいだ。

大竹は既に90勝してるピッチャー。そりゃ杉内や内海に比べたら見劣りするけど、90勝できるピッチャーなんてほんのほんの一握り。現役選手では勝利数ランキング第15位。ちなみに14位が91勝の能見で、下には館山、中田賢一、福原、武田勝、吉見と続く。一流選手とは言えないかもしれないけど、これを二流と評したら普通が四流以下になってしまう。それだけの実績を残してきた選手。

だけどなあ、こういうのを見せられると「おおたけwww」ってなっちゃうわな。
うーん、管理人はありがたいことに夏休みが長めで、スタートから観戦続きでウキウキだったんだけど、まさかまさかの連日で煮え湯を飲まされる有様。うーむ・・・。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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♪キリンが逆立ちしたピアス
とソラで歌えてしまう人は間違いなくアラフォー。

今日が誕生日だった管理人にとって、ジャイアンツの白星が何よりのプレゼント。去年のバースデー観戦は、堂上から代打満塁ホームランという素敵な素敵なプレゼントをもらった。
さて、今年はいったい何をもらえるかとウキウキで臨んだ神宮東京ダービー。

  
 
いい試合だったとは思うよ。
クリーンアップが全員打点を挙げて、復帰直後のクルーズも存在感爆発のホームラン。打線の厚みというか強力さをしっかりと感じられたし、外国人が6番7番の下位に並ぶと威圧感が素晴らしい。なんかロペスが7番打ってた頃の雰囲気を思い出したな。
 
 

それだけに、余計に悔しい負け方になってしまった気がする。
そもそも、「なんで高木だ?」ってのは万人が思うところ。アホ高木は7月31日に再昇格して以降、今日の今日まで登板なし。先発させるのか、セットアップ的に使うのか、はたまた敗戦処理で長いイニングを投げさす役割なのか。答えが出ないまま時間だけが過ぎていった2016年夏。

それがようやく今日出てきた。宮國の代わりのようなポジションで、1点差のタイトな場面で出てきた。・・・まあ、ここまでは良しとしようか。一応それなりに実績はあるピッチャーなんだし。
そこまでは譲歩してやっても、それでもやっぱり8回も続投させたのは采配ミス。7回の内容を見てた人なら「いや、代えろよ」と全員が言いたくなった謎の続投。
・・・結局、打者10人に被安打4本とフォアボール1つか。ひでえなw
これじゃ宮國の代わりどころか西村の代わりも務まらないし、逆にこのアホの代わりは江柄子でも務まることが証明されてしまった。キビシイことを言うけど、このアホはもう居場所がないんじゃないの?

それと、昨日の代打中井といい、今日の高木といい、「ん?」と思うような采配が出てきてるのはちょっと不安要素。
ほれ、新監督って変わったことをしたがるんだよ。去年まではなかったものを見せて独自色を出したがるというか。サラリーマンだって、上司に対して「俺ならこうする」「これはこうすればいいのに」があって、自分がその立場になったら実践してみるじゃん?管理人はそうだったよ。どこの世界でも通ずるものがある話でさ、これが由伸の「原とは違うカラーを出す」意欲とかじゃなきゃいいなあと思う次第。

なぜだか今日はレフトスタンドのセンター寄りにもヤクルトファンがいて、そいつらを喜ばせてしまうような展開になったのが非常に残念。
管理人のバースデーに坂本ホームラン、クルーズホームラン、村田さんタイムリーという素敵なプレゼントはあったけど、結局アホ高木に全て帳消しにされた感あり。
 
 

まあ、夏らしく花火見られたからいいか。
♪あなたが私にくれたもの  に続けるなら、♪ドドン ドドドン ドンドドドーン って感じかな(←作詞能力ゼロ)。



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ほら、今は強いじゃん?
今年のピークどころか、ここ数年で見ても一番強いくらいノリノリのチーム状態な訳じゃん?
 
 

今日の試合において、田口くんは褒めるべき。絶賛すべき。
初回はグダグダのグダグダで制球最悪。間を取るためなのか、本当に握りがしっくりこないんだか1球ごとにロージンを手にしてた。
それがしっかり立ち直りこれだけの内容が作れる。「何がいいの?」って訊かれると本当に困るピッチャーなんだけど、制球力とリズムが良くて、球も球速以上の力がある。いそうでいない杉内タイプの左腕で、今さらながら背番号21番は彼にあげるべきだったと悔やまれる。
 
 

ただ、今日の試合は凡戦。田口くんには悪いけど凡戦。
たったのヒット1本で2点を先制し、3点目はベイスボール炸裂のタイムリー振り逃げ。
もうこの段階で、今のチーム状態ならこのまま勝てると確信できたし、実際後はお互いにホームランがポンポーンと出て相殺の展開。田口くんよりも遥かに内容がよかったどすこい山口がああいう形で失点した時点で、試合の流れというか方向付けは出来あがってんだよね。ほら、両投手無失点で、内容がいい方のピッチャーが先に失点するとこうなるってパターンの王道だよ。

あまり真剣に観る価値のない試合において、それでもフックになったポイントがあった。
まずは、田口くんが力尽きて降板するきっかけになった桑原の打席。ファール&ファール&ファール&ファール。まだ続くファール&ファールで実に16球。「これができるならもっと早くやれば?」とも思ったけど、これは見応え十分のプロの対決だった。

それと9回の澤村対筒香の真っ向勝負。「コース?知りません。ボールに訊いてください」と言わんばかりの澤村と、1球ごとにスタンドがどよめくフルスイングの筒香。子供向けの見どころには違いないけど、球界屈指のスラッガーとパワーピッチャーがやると非常にスリリング。単純に面白かったよ。



そして、何よりしびれたのが我らがスピードスターの連続盗塁。
 状況的に二盗はあると思った。その走塁はあまり良くなくて、タイミング的にも「アウトかな?」と思ってしまうような盗塁だった。
ただ、その後にすかさず見せた三盗に鈴木尚広の真骨頂があった。
行くと思ってなかった。管理人だけじゃなく、見ていた人のほとんどが意表を突かれたスタートだったんじゃなかろうか。二盗以上に悠々セーフになる三盗を久々に観たし、プロの流儀というか、金を払って観る価値のあるプレーを見せてもらった。



早々に勝敗への興味をなくした管理人にとって、この3つは観てよかったと思えるプレーだった。「やっぱプロってすごいなあ」と思いを新たにしましたよ。
そして、もちろん田口くんもそれと同等に語られるべき内容。忘れちゃいけないから繰り返しておく。



・・・そう、それと遅ればせながら、2016年選手弁当シリーズ第2弾。
阿部の弁当、略して「あべんとう」。
・・・うん、美味いよ。美味いだけじゃなく、見た目以上にボリュームたっぷりだ。写真じゃ見えないけど、バーベキューチキンの下にはソース焼きそばが敷かれてる。男が好きなメニューがてんこ盛りで、今は無き澤村弁当を彷彿とさせるThis is男メシ。メインディッシュだけじゃなく、手前にあるほうれん草ソテーも美味かった。ほうれん草とベーコンのソテーも美味い、とうもろこしとベーコンのソテーも美味い。だけど3つが入ったものとなると、ありそうでなかなかない気がしてなんだかお得感もあり。
こういう男向けのカロリー度外視、栄養バランス度外視の頭の悪そうな弁当ってなんかいいよねw ごちそうさまでした。
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戸根というピッチャーはつくづくおもしろい。

近年そこそこ一軍に定着しているピッチャーだけど、改めて考えると戸根の武器はいったいなんなんだろう?
投げっぷり?うん、よくそれ聞くよね。だけど具体的に投げっぷりってなんだ?
まあ腕は振れてる。投球間隔も短くてリズムもいい。こういうグイグイくる感じをもって「投げっぷり」というのはわかる。

だけど、ハッキリ言ってしまうと、投げてる球についてはそれほどでもない。
全てが「そこそこ」で、タイトな場面では決め球に苦労するタイプのピッチャー。いなくなってしまった高木京によく似てる。

このピッチャーについては、投げっぷり云々よりは老獪な投球術が武器なんだと思う。今日はそれが顕著に出てた。
ランナーがいなくてもクイックで投げて打者のリズムを狂わす。逆に長く持って打者を惑わす。バッティングってのは何よりもタイミングが大事だから、打者のタイミングをずらすには球の緩急だろうが投球フォームの緩急だろうがなんでもいい訳だ。
こういう30代後半の技巧派のベテラン投手が、自分の選手生命の生き残りを賭けてやるような手を、2年目の24歳がサラッとやってのけていることに笑ってしまう。

クイックどころかスーパークイックで遅い変化球を投げる。ゆったり投げた時はストレートをドーンと投げ込む。理屈で考えれば当たり前なんだけど、プロの一軍のマウンドでこれを普通にこなせる24歳がどれだけいるだろうか?
それどころか、ランナーを刺す為じゃなく、走らせないよう1塁に釘付けにする為でもなく、バッターをイライラさせるために執拗に牽制球を投げてる姿に大笑いした。こんなのなかなかできないぞ。どこのプロ20年目だよホントに。

これはいわば戸根の処世術。
球の力だけじゃ勝負できないことを自覚しているから、投げる前からの全ての要素で打者と勝負する。投げた後の球のことばかりに意識が向くピッチャーが多い中、セットに入った瞬間から打者との駆け引きは始まってることをよく理解してる。やってることは既に大ベテランの投球術。だってほら、戸根って抑えた後に過剰なまでにガッツポーズするじゃない。あれって、球だけじゃ勝負できない自覚があって、相手を上に見る意識があるから余計にうれしいんだと思うんだ。

繰り返すけど、球そのものはたいしたことないから炎上することも多いんだけど、今日みたいにツボに入ると異様にやっかいなピッチャーになる。
おもしろいなあこのピッチャー。みなさん、戸根が投げてる時は球そのものより、投げるまでの動作にご注目あれ。この若きオッサンピッチャー、実に芸達者です。
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今日、管理人はプライベートで大きなトラブルに見舞われ、電話をかけに携帯を持って会社を抜け出した。携帯で話しながら、側でジージージージー鳴き続けるセミの声が不快だった。
ったく、電話もろくに聞こえないくらいうるさいったらありゃあしない。イライラしかけたけど、セミって夏が終われば死んじゃうんだよなあ、なんて思い直して気持ちが治まった。

さて、今日の長い長い試合の中で、一つ掛け違えたボタンがあったと思う。
答えは言うまでもなく西村の登板。同点の場面で出てきた時点でイヤな予感がしたし、これが無ければもっとラクに勝てた試合だったと思う。
もちろん智之の故障降板という予期せぬアクシデントがあったとはいえ、ベンチにいるメンバーから逆算すると仕方ないリレーだったとはいえ、やっぱりここは流れの中で余分なフックを作ってしまったと思う。

なんで西村なんか出すんだよ?
・・・と思って気が付いた。ほんの3年前まで西村はリリーフエースだったよなあ。2012年32セーブ、翌2013年は42セーブで最多セーブ王。絶対的とまでは言えなかったけど、拍手と歓声に押され9回のマウンドに上がる守護神には違いなかった。
それがたった3年で、同点の場面で出すことにすら疑問符が付く存在になる。プロの厳しさを感じずにはいられないし、残酷すぎる現実に切なくなる。

・・・衰えた?さすがにまだ31歳の投手にその表現は使いたくない。
セミは死んだんだよ。西村というセミの夏は終わったんだよ。緩やかに衰えるんじゃなく、早熟な便利屋ピッチャーはパタッと息絶えてしまった。
技術的なこともそうだけど(ルナに打たれたタイムリーは、あれシュートに見えるけどシュート回転してるストレートだからな)、まず本人の気持ちがやられてる。自信喪失とかなんとかで済ませられるレベルじゃなく、もう本人もピンチを作ってしまったら必ず失点するような負のイメージで心が固まっちゃってると思う。負け癖というか、マイナスの思いでマウンドにいるように見えて仕方ない。

中継ぎ・抑え業は本当にハードワーク。心と身体を擦り減らして毎日戦う仕事。先発の勝ちを消しちゃいけないプレッシャーと戦いながら、ここを抑えれば勝ちがグッと近付く重い場面を自覚しながら連日投げる仕事。
投げ過ぎて生き急いで死んだセミもたくさんいるけど、西村は心が死んだ例だと思う。ベンチでうつろな目をしてる西村が、飛べなくなって、樹に止まって鳴けなくなって、アスファルトにじっとしているセミのように力なく見えた。

なんで勝った試合でこの記事だ?と我ながら思うけど、ハマの守護神が連日燃えて死にかけてる姿や、澤村がスリル満点の大エンターテイメントをやりきった姿を見てついついね。
見てる方が思ってるより、セミの命はずっとずっと短いんだよ。中継ぎ・抑えがマウンド上で吼える姿も、派手なガッツポーズも、ゲームセットで見せる笑顔も、ほんの僅かな期間しか見られない一瞬の輝き。
マシソン、澤村。明日もジージーミンミン鳴きまくってくれ。
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管理人はロッテが嫌いだ。
日本で稼いだ金を韓国へ持っていくための会社だと創業者が公言しているような、韓国企業のロッテが大嫌いだ。
だけど、実はマリーンズは結構好きだ。黒木や俊介は疑いようもなくファンだったし、今いる選手でも荻野、福浦は大好きだ。サブローだってジャイアンツに新風を吹き込んでくれた感謝も含め応援してる選手の一人だし、氷室ファンの細谷なんて嫌いになれる訳もない。
そして、管理人はQVCマリンフィールド、いや千葉マリンスタジアムが大好きだ。もう好きで好きでしょうがないくらい好きだ。関東の球場の中じゃダントツで好きだし、今まで行ったことのない地方の球場にこの先行くことがあってもマリンの首位は揺るがない。それくらい好きだ。
 
 

好きな理由はいくつもあるのだけれど、まずはこのロケーション。地元のファンが自転車やバイクで観戦に来る地域密着性。これはドームや神宮じゃあり得ない光景。
野球観戦って本来こうあるべきだと思う。何ヶ月も前からチケットを買って指折り数えてその日を待つのもいいけれど、学生同士が「今日マリン行かね?」「お!いいね!」って言って、放課後に待ち合わせて来れるような環境は素晴らしいと思うんだ。球場観戦はもっと気軽で、もっと身近であっていい。それを体現できてるのは関東じゃここだけだと思う。



そして、ボールパークとはかくあるべき、というような球場前の雰囲気。
ここにはお祭りの高揚感があるし、出店の充実度も素晴らしい。今年西武ドームに行ったときもいいなとは思ったけど、キビシイ言い方をしてしまえばあそこはここの真似をしてるだけだ。ここが先駆者でありパイオニア。
興味もないから見もしなかったけど、今日特設ステージにはとにかく明るい安村が来てたらしいよ。見たところで、履いてるのか、そうかそりゃよかったなって話だけどさ。




球場外にも球場内にもあるグッズショップ。この充実度も素晴らしい。
今年のロッテは赤も青もあるから、まあご覧の通りカラフル。見てるだけでなんか楽しい。球場併設のグッズショップはどこもあるけど、巨人といい勝負の充実度で、西武、ヤクルト、ベイスは圧倒的に負けてる。ロッテファンがここに来たら間違いなく財布のヒモが緩むよ。関東でそういう雰囲気作りができてるのはドームとここだけだ。

  
 
場内の飲食店。このラインナップも実に多種多様。
近年じゃ各球場も力を入れてきて神宮なんかはかなり見違えたんだけど、マリンはなんというか更にその先をいってる。定番メニューを通り越して、「球場にこんなのあるの??」って言いたくなるような店が出店してる。写真撮ってないけど、球場外のテントにはインドカレーの店もあったよw 



そして、納得のロッテリア。
去年、海浜幕張駅前のロッテリアがまさかの閉店。更にまさかのまさかでその跡地にバーガーキングが入るという衝撃もなんのその。球場内ではまだまだ元気なロッテリア。
上述の通りロッテが嫌いな管理人だけど、ロッテのお菓子、ロッテリア、マリーンズ、この3つで相乗効果をもたらすコラボはまだまだできることがあると思う。今日、入場者先着6,000名にロッテのアイスを配ってて管理人もその恩恵にあやかったけど、マリーンズを使ってロッテのお菓子を売る方法も、ロッテリアのハンバーガーを売る方法も、その逆もまだまだある気がする。
 
   

グラウンドもホントに雰囲気がいい。外野席の後ろに見切れているのは海。コンコースから見るとよくわかる。



・・・こんな球場ないよねえ。ボキャブラリーが貧弱で上手く表現できないけど、ここはホントに気持ちがいいんだよ。海の解放感、祭りの高揚感があって、食事もグッズも充実してる。そして眼下では野球やってるときたら、これ以上何を望むの?って話でしょ。



バックスクリーン上のビジョンも改修された上に、今年からレフト後方ライト後方にもビジョンが付いた。他球場の経過は常に表示されてるし、打者投手の成績も常時確認できる。多面ビジョンはヤフドや札幌ドームが有名だけど、屋外球場でこれだけ充実してるとこも珍しい。

加えて、日ハムのラッキー7に楽天の応援歌をかける奇想天外なサービスもしてる模様。
まあ、それはさておきw、ビールが以前の600円から700円に上がっちゃったのが残念だけど、ここは気持ちがいいもんで酒も進む。あいにく今日は中止だったけど、夏は毎試合花火もあるときてる。
管理人は年に1~2回しか来られないけど、来る度にいい気持ちにさせてもらってるし、セリーグファンとして球場プロデュースの観点で非常に勉強になる。ロッテの動員は決して芳しくないのだけど、運営側としてはできることは全てやり尽くしてるよ。これで客が来ないなら、それはもう選手の華とチーム成績の問題であって、環境作りは十分にできてる。

  
 
またなマリーンズ。また来るぜ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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自分がプロ野球選手だったら・・・


野球ファンの男子なら、誰でも一度は夢想したことがあるはず。
ここ一番の場面で打って、満場の大歓声を一身に浴びるヒーローインタビュー。緊迫した場面で次に投げる球を決める駆け引き。野球経験者ならそこに身体が覚えてる感覚まで甦ってきて、なんだかたまらない気分になる。実は管理人も年に数回バッティングをしてる夢を見るw いやそっちの夢の話じゃないけども。
 
・・・という、グラウンド内での妄想はさておき、今のこの現代においてプロ野球選手というのは、どこまで報道の内容や世間の評価というものを知ってるんだろう?
わかりやすい例でいえば、スポーツ新聞やスポーツ誌をまったく見ない選手がいる。反対にしっかりと主要紙に目を通す選手もいる。管理人の記憶が正しければ、阿部なんかはスポーツ紙3紙を欠かさず読んでる後者のはず。

仮に報道を意図的に見ない側の選手だとして、はたして今の世の中それをどこまで徹底できるもんだろう?
PCのインターネットを見ない。これはできるかもしれない。
だけど、今や持ってて当然スマートフォン。スマホにネットは付き物だし、ヤフーを見てても「なんJ」の記事を流用したような三流週刊誌のスポーツ記事は目に飛び込んでくる。夕刊フジや日刊ゲンダイを買うのは50代60代のアホなオッサンだけだとしても、それらのネット配信記事はヤフーにも出てくるから否が応にも目に入る機会はある。
駅に行ってもコンビニに行ってもスポーツ新聞はある。ご丁寧に見出しが見えるように置かれてるし、一面の見出しをピックアップしたPOPまであって自然に目に入る。

うん、何が言いたいかというと、村田さんみたいに叩かれに叩かれてきた選手は、そのことを自分で知ってるんだろうか?・・・知ってるんだよきっと。
そして、自分がもし野球選手だったとしたら、そのプレッシャーに耐えられるだろうか?
村田さんがうっかりエゴサーチでもしようもんなら、「棒振り機能付きゲロ袋」とか「太った寺内」とか「ゲッツーの極み乙女」とか、とんでもないことが書かれたサイトがインターネット上には溢れてる訳だ。果たしてこれに耐えられるだろうか?
脇谷も然り。せっかくFAで戻ってきて、代打の切り札的な期待をされながら、春からまさかの低空飛行。西武に帰れくらいならまだしも、もっとひどいことも普通に言われてたのは周知の通り。
これがもし自分なら、食欲は無くなり、夜中にうなされて何度も目覚めたり、とてもとても平静を保てる気がしない。

・・・その激烈なプレッシャーに勝った訳じゃん二人とも。今日だけじゃなく、ここ数試合結果を出した訳じゃん。それってやっぱりすごいことなんだと思うんだよなあ。
受験生でも営業マンでも誰でもプレッシャーはあるけれど、世間の目に晒されてるって重さはまた別格だと思う。自分は顔も名前も知らないヤツが自分のことをよく知ってて、しかも「死ね」だ「帰れ」だ遠慮なく暴言を投げつけてくる訳だ。疑心暗鬼にもなるよそりゃ。

だから、こうして普段叩かれてる人が結果を出したとき、ここまで苦しんできた人が活躍したときは、いつもより大きな声で褒めてやれ。叩いた2倍も3倍も称えてやれ。

脇谷さん、おかえりなさい

村田さん、来年もいてね
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由伸監督って、いわゆる守備要員にも打席を与えるじゃない?
由伸と原との違いはいくつかあれど、これも一つ言えることだよね?

それはいいことだと認めながらも、それでもやっぱり思うことはある。
うん、ハッキリ書けば、松本とか藤村を代打で使うのはどうなんだろうか?
ちょっと前は寺内も代打でよく使われてたけど、それはいったい何を求めてんだろうか?

去年は由伸自身が代打の切り札だったし、凡退したとしても何かを期待できそうな井端もいた。みんな既に忘れてるけど春先には金城もいたし、名前は忘れたけどなぜか頻繁にフォアボールを獲ってくるキューバ人もいたような気がする。簡単に言えば、代打を出してることに見合う期待感があった。
今年カープに大きく水をあけられてる理由は複数あれど、この代打陣の弱体化も大きな原因。まあみんなわかってるとは思うけど。

松本にせよ寺内にせよ、こういう守備固め要因は守備から試合に入れてやってこそ光る。原はその辺をよく理解していたと思う。
今日の松本みたいに守備で試合に入れて、気を抜いて試合を見ていたファンが「おっ、松本出てたのか!」と思うような形で打席が回ってくる、これがベストな形。これは同じように見えて、代打で打席に入るのとはまるで意味が違う。

松本はそういう起用ができる駒。
ギャレットの守備には不安がある。だからある意味、需要と供給がいいバランスで成り立ってるとも言える。代打で松本を使われると管理人も唸ってしまうけど、終盤の守備から試合に入れる分には、不満どころかもろ手を挙げて大歓迎する。
きっとこの使い方は秋まで続くから、松本はギャレットが好調なおかげで逆説的に自分の居場所が確立できたようなもんだ。だってそうだろ?ギャレットが不調なら大田が出る。大田が出たら別に守備交代なんて要らないんだから。

・・・そして、今日の本題藤村を考える。
藤村にこういう需要はないんだよなあ。そもそも、藤村はセカンドなんだかセンターなんだかわかりゃしない。わからないから代打で使われて、その後も守備に入らず下げられる。
そして、キャリアハイで252の選手に代打で結果を求めるのは酷だろよ?藤村が盗塁王に輝いた年でさえ打率は222。この選手に由伸や井端、金城、それにキューバの死宝と同じ役割を求めるのはベストな選択か?絶対違うよな。

藤村は人気はある選手。ここ3年奮わないのにトレードに出されないのもそれが影響してる。ドームに行けばわかるけど、今でも若い女子には絶大な人気がある。
だけど、こういう起用が続き結果が出ない日々が続くと、自ずと見ている側にも負の感情が芽生える。守備でも需要がないとなると、自慢の足でも尚広の後塵を拝するとなると、その芽生えた感情はすくすくと育つ。
うん、ジャイアンツで本当に崖っぷちにいるのが藤村なんだよ。これで終わるか、ここから押し返せるか、意識して見てるからな。

ピノ、頑張れよ。
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いつまで阿部頼みのチームだよ?

これじゃ数年後の巨人はヤバイ


そんな声が聞こえる。ここ3年くらいずっと聞こえてる。管理人自身も、そっち寄りの視点で記事を書いたこともある。

去年は本当にその声が大きく聞こえた。聞こえた上に胸に突き刺さった。
明らかに打力が落ち、全力疾走もできない。キャンプから鍛えてきたはずの守備は燦々たる有様。チームの大黒柱だった背番号10が小さく見え、一つの時代の終わりを感じずにはいられなかった。

・・・あれはなんだったんだろう?
今、しっくりくる打線を見つめ、蒸し暑さの中でビールを飲みながらしみじみ思う。
誰もが「衰えた」と思った大打者が、またしっかり息を吹き返して収まりよく四番に座っているサマを見て思う。管理人は阿部を見くびっていた。去年の姿を見て、超一流選手を軽んじ誤った判断をしてしまっていた。阿部さんごめんなさい。ガッツさんもそうだったけど、やっぱこういうV字回復ができるからこそ超一流選手なんだろな。

「阿部のチーム」からの脱却。
阿部・村田・内海・杉内からの世代交代。
今年もこれはできなかった。まだ2ヵ月以上もシーズンはあるけど、既にして断言していいと思う。脱却とか交代とかいう言葉の回答としてなら「失敗した」と言ってもいいかもしれない。
時計の針は戻った。村田さんは打ちまくり、内海はローテの座を取り返し、そして阿部は周囲が納得する形で指定席の四番に返り咲いた。

もちろんこれがあと何年も続く訳じゃない。
そんなことはみんながわかってる。わかっているから冒頭の声が聞こえてくる訳だ。後継に見込んでいた長野を叩くのもよくわかる。

だけど、いいじゃない?
仮に最後の輝きだとしても、今年の村田さんや内海は認めざるを得ないし、阿部に至ってはもう誰も代わりが務まらないよ。「モノが違う」とはこのことだ。
会社組織と違って、野球選手の世代交代はきちっとビシッとやるものじゃない。辞令も出ないし広報もされない。名刺の肩書きが変わる訳じゃない。気が付いたらレギュラーポジションを掴んでいた、なるべくして四番になった、いつの間にかローテの軸になっていた。
言ってみればLet it beですよ。いつかその日は来るんだし、それは見てる外野がとやかく言うことじゃない。
だから今年は土俵際にいたベテランが、誰も予想だにしなかった底力を発揮して土俵中央まで押し返した年。それでいいじゃない?そんなに2年後3年後の巨人が心配ならいくらでも心配すりゃあいい。管理人は明日の巨人が心配だから、この頼れるオッサン達に思いを託すよ。
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今、ジャイアンツファンは困っている。
球団史上初の600試合登板を達成した偉大なセットアッパーをどう見つめていいのか、どう解釈して自分を納得させればいいのか、全てのジャイアンツファンが収まりの悪い気持ちを抱えている。

この10年のジャイアンツを見てきたファンならば、現状だけを見て安易に山口を叩けない。他の選手は叩けても、山口だけは叩けない。
一番苦しいところで身を粉にして働き、何度も何度もどころか、誇張でなしに何百回もチームを救ってきたことを知っているから。
昨日今日のことはわからないけど、山口が打たれようが、仕事を全うできずにマウンドを降りようが、外野スタンドのファンから罵声が飛ぶことはない。みんな自分の感情を押し殺すかのように、じっと目の前の現実を見つめている。

だけど、こうして山口が打たれて負ける試合が続くと、なんともやり場のない感情が出てくる。感謝があり、愛情があることを認めながらも、それでも目の前の試合の勝敗に懸ける思いとか、翻って由伸の采配に対する憤りとか、ごちゃまぜな思いでファンが見つめる背番号47。

そして、こういう感傷めいた感情を持つとき、人はその相手を自分より下に見ている。
大きくて広くて強さの象徴で、常に見上げる対象だった父親の背中を、いつしか上から見降ろして自分よりも弱いものとして見るように。
絶対的な信頼感があって安心しきって見ていられた山口を、祈るような気持ちで見つめ、同情する気持ちと不満を自制する心で見ていることに気が付いたとき、確実に一つの時代が終わったんだと思う。

この自分の父親のように感謝があり、簡単においそれと切り捨てる訳にいかない偉大なセットアッパーを、ジャイアンツファンはどう扱っていいものか困っている。感情の置き場に困り果てている。
テレビの中のことなのに、自分とは無関係のグラウンドの中のことなのに、なんだか目を背けたくなって自分が逃げ出したくなるような思いに駆られながら、ジャイアンツファンは明日も背番号47を見つめる。
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交流戦が始まった2005年。管理人はまだBSもCSも映らないブラウン管テレビを使っていた。
パリーグのことをよく知らないセリーグファンにとって、その年のロッテというチームはいろんな意味で衝撃的だった。応援のすごさに驚き、管理野球なぞどこ吹く風で自由に伸び伸びとプレーする選手たちに圧倒された。
中でもその象徴になっていたのが西岡。ヘルメットの後頭部から茶色の後ろ髪がなびき、ダイヤモンドを駆け巡る姿が強く強く印象に残ってる。
この年の西岡は打率で見ると268。普通に投げれば打たれるような選手じゃなかったんだけど、その粗削りなところも実にロッテ的で、スターになる要素を多分に持っている選手だった。

時は流れ2010年。この年管理人は初めて千葉マリンに行った。
独特のロケーション、海浜幕張駅に降りた瞬間から感じる海の匂い、近所の子供たちが自転車で観戦に来るような地元密着感。東京ドームに慣れた身にはそのどれもこれもが新鮮で、一発で魅せられ大好きな球場になった。実はこの年管理人は3回マリンに行っている。ジャイアンツが優勝を逃した年だったこともあるけれど、とにかくマリンのガラガラのスタンドでビールを飲みながら観戦するのが心地よかった。ちなみに、その後も毎年1回はこっそりマリンに行って観戦してる。今年もそろそろ行くからね。

閑話休題。その年のロッテは、いわゆる「史上最大の下剋上」を成し遂げたシーズン。そのど真ん中に西岡がいた。
選手が明らかに成長したサマを見て取れて、一皮剥けたことを実感できることなんてそうそうない。だけど、この年の西岡は人間的に成長し、選手としても間違いなくステップアップしたことが誰の目にもわかるほどだった。粗さは全くなくなり、リードオフマンとクラッチヒッターを兼ねるチームの中心選手に昇格。やんちゃ坊主の末っ子は、5年の時を経てロッテの大黒柱になっていた。

西岡という選手のキャリアは実に波乱万丈。起伏に富み過ぎていて、既にして本が一冊書けるほどに濃い。

・最年少での盗塁王
・WBCでの「世紀の大誤審」
・亀梨くん似のルックスで人気爆発
・斬新すぎたコーンロウ
・「TSUYOSHI」に改名&1年で撤回
・MVPとの大騒動&応援ボイコット
・首位打者&最多安打
・メジャー挑戦失敗
・セパ両リーグでのベストナイン受賞
・東京ドームグラウンド内に救急車が入った大事故

野球ファンなら誰でも覚えてるトピックだけでこれくらいある。付け加えれば、原が内野5人シフトを取った時にガラ空きのセンターに打ち返したのも西岡だし、一時期阪神ナインがやっていたグラティーを流行らせたのも西岡だ。つまり、この10年の野球界を語るときに必ずどこかで名前が出てくる選手。いい話もネタもあるのがご愛嬌だけど、間違いなく一時代を作ってきた選手。タイトルも首位打者1回、最多安打1回、盗塁王2回。ゴールデングラブは3回、ベストナインは実に4回獲ってる。あまりそう解釈されてるようには思えないのだけど、十分に一流選手の実績。

この選手を単なる超早熟型で終わらせたくない。
スピードスターとしての西岡は終わった。だけど、31歳にして日米合計1,200本以上のヒットを打ってきた男にバッターとしての第二章があることを願う。NPB12年間で4,008打数1,165安打、通算の打率にして290。この一流バッターに、巨人吉村のような広島前田のような第二章があることを心から願う。



ツヨシ、気長に待ってるぞ。
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 休みの日に珍しく早起き。
この時期にしか見られない高校野球を見ておこうかと、一念発起して神宮へ。で、どうせなら神宮は神宮でも、今まで一度も入ったことがない神宮第二球場へ行ってみた。



き、汚い・・・。外野の人工芝はいったいどういう状況になってんだこれ?
第一球場のお下がりでも張り替えてやればいいのに、芝が剥げてるのか下地の色がむき出しになってる状態。それだけでなくシートとシートの繋ぎ目もしっかり目視で確認できるし、とてもとてもいいコンディションとはいえないグラウンド。
 
 

そして、何より驚いたのが一塁側にそびえ立つゴルフ打ちっぱなしのレーン。なんだこりゃw
「この発想はなかった」とはこのための言葉で、感心するやら呆れるやら。これじゃ人工芝の張り替えなんて二の次三の次になるわな。野球のないときはゴルフに使う、ある意味効率的な有効利用。



となると当然に、ゴルフの打球が飛んでいく方向には高い高いネットが張られてる。
おかげで外野席もない、内野席もない、あるのはネット裏だけという異様な形状になってる。
球場としてもちょっと狭め。第1試合でも第2試合でもホームランが出てたけど、両翼91メートルのいわゆる「ひと昔前の規格」だね。



1塁寄りのスタンド後方に見えるは、第一球場のスコアボード。ホントに隣接してるのでスコアボードは読み取れるし、ちょっと覗きこめば第一球場のグラウンドも見える。今日は第一球場で観戦しようかとも思ったけど、開始時間があまりに早くて断念しました。

今日、管理人がいたのは2階席。席と席の境がないベンチ状の石段みたいなものが座席。開場当初は神宮のカラーである青に塗られてたんだろうけど、もうだいぶ色が剥げ落ち下地の石色の方が目立つ有様。おまけに手で触るとその青色が付くw



1階にはちゃんと個別の座席もあり、一般的にイメージするような球場の作りになってる。ちなみに、第1試合も第2試合も1階席は満員で立ち見も出てました。確かに1階だと迫力あるけど、そこで立ってみるくらいなら2階で座って見ればいいのに。

キャパは5,000人ちょい。売店もたった一つ。おまけに構造上、売店に行ける階段が限られてる。売店も本当にちゃちな売店で、売ってる物も第一球場とは比較にならないほどしょぼい。奇跡的に生ビールがあったんで重宝しましたが、いつも球場に行くときの感覚で「中で買おう」なんて思ってたのが間違いでした。



そして、こういう雑な球場になるとこういうこともできてしまう。3塁側のネットからタダ見を楽しむ皆さんがこんなにw 「800円くらい払えよ」とも思ったけど、今日は第一球場でナイターがある日。それを見に来たベイスファン、ヤクファンが開場までの暇つぶしに見てたのかもな。学校関係者なら中に入るもんね。

第一球場には何十回も来てたけど、かつそのすぐ隣にあるのに、今までご縁がなかった神宮第二球場。うん、今日はいろいろと勉強になりましたよ。日焼けし過ぎて顔と腕が火照りまくってますがw、なかなかいい休日を過ごせました。
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こういう感じはなんだろう。考えていて思い当たった。

総理大臣経験者が大臣をやってる感じ

今の内海のポジションってこれじゃないだろうか。
現内閣でいえば麻生さん。彼の評価はマスコミの言うことを信じるか否かで180度変わるんだけど、間違いなく麻生さんの時代があったことにも、他の閣僚よりも圧倒的な知名度があることにも疑いようはない。

総理大臣というのは言うまでもなく政治家の頂点。ピッチャーでいえばもちろんエース。
一度エースを経た者が辿る道は様々ある。まるで存在感を無くし、いつの間にかひっそりと引退していったピッチャーもあり、晩節を汚すことを良しとせず江川のようにスッパリと退いた例もあり。この辺は代議士先生たちと非常に似てる。総理経験者でまだ現役の議員なのに、まったく報道で見なくなった政治家が何人いることか。

内海がこの麻生さんのようなポジションに座ってくれるとは思わなかった。正直なところ、そうなるのは杉内だろうと踏んでいた。
だってそうだろう?マイコラスと杉内の不在は怪我に因るものだから納得できた。だけど、春に内海がいなかったのは怪我でもなんでもない不調。チームが長谷川や江柄子を先発させなきゃいけない状況だったのに、怪我もしてない元エースは二軍にいた訳だ。おまけに、春にG+で二軍戦を見たけど、その内容もお粗末そのもの。このままフェードアウトしていくことに確信を持つレベルでひどかった。

ところがこうしてしっかり甦った。やっぱり何かを持ってる選手なんだろうなあと思う。
援護点に恵まれて内容が悪くても勝ちが付いたり、今日みたいに序盤で勝負が決して悠々投げられる環境ができあがったり。ここ数年苦しんだ分、ツキも一気に取り返してるかのような快進撃。こういう内容で投げられれば、先週カープ相手に火だるまになったことも埋め合わせられる。・・・実際、これ読んでる人ももう忘れてたんじゃない?

総理の座は菅野に譲った。それでも一兵卒になるんじゃなく、脇でしっかり支え、菅野総理が勝てないときは自分が代わりに勝つ。相乗効果でチーム力を上げてくれる重要な立ち位置に、元エースの背番号26がどっかりと座ってくれた気がする。
元エースの新章はひっそりとじゃなく、存在感を示しながらまだまだto be continued...
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さてさて、華やかに賑やかに、盛況のうちに終わった今年のオールスター。
ジャイアンツ勢を見ても、菅野は文句なし、坂本は初戦はバットで2戦目は守備で魅せた存在感。マシソンはちょっと燃えたけど、豪速球で観客を唸らせた見せ場もあり。まあ概ねいいオールスターでございました。

今年のオールスターブレイクは僅か1日。あっという間に月曜から後半戦のリスタート。快調に走るカープさんをなんとか追っかけなきゃいけない訳だ。
去年のこの時期首位はベイスだった。前半戦最後の試合をハマスタまで観に行ったからよく覚えてる。それが一年終わってみたらどうなっていたかは周知の通り。
それを例に持ち出すのはちょっと乱暴だけど、何が起こるかはわからないのがペナントレース。ファンが傍目から思ってる以上に長いのがペナントレース。CSなんてものもある以上、気持ちを切らさずに鯉の尻尾を追いかけなきゃいけない。

そう考えたときに、ジャイアンツのキーマンとなる選手は誰だろう?
ピッチャーはすぐに答えが出た。タイトルでお分かりの通りマイコラス。彼がどうなるかでジャイアンツの後半戦はかなり大きく左右される。
正直、見通しはキビシイ。復帰以降の内容を見ても楽観できる要素はないし、彼のキャラクターからしてチームに身を捧げる熱血野球マンガみたいな思想とか、全てを投げ打って戦う精神性とかはないと思う。訊くまでもなく、一も二もなく嫁LOVEなんだろうからさ。
菅野はきっと後半戦勝てるようになる。内容に結果が付いてくるようになる。内海も目途が立ってる。田口くんも然り。大竹は当たり外れがあるけれど、当たりのときは菅野にも負けないくらいに投げられる。となると、ここにもう一枚マイコラスが加わって計算できるようになるかどうかはかなり大きい。週6試合としたら、この5人以外の試合にアホ高木なり桜井なり、はたまた夏の終わりには帰ってきた背番号18なりを状況と調子に応じて加えたら、一週間の見通しはかなり明るくなる。

バッターは長野。いろいろ考えたけど長野。
坂本と村田さん、それに阿部の3人はもうGo ahead。そのまま頑張ってください、後半戦もよろしくお願いしますの特待生扱い。
ギャレットも考えたけど、彼のムラッ気というかアップダウンの激しさはきっと治らない。それに、年俸、年齢、今の成績を考慮して「たぶん来年はいないんだろなあ」と薄々感じてしまう選手がチームのキーマンには成り得ない。
今いない選手についても考えた。その筆頭は立岡、片岡のリードオフマン。だけど、去年を思い出せばわかる。去年、立岡は打ちまくった。期待の100倍くらい働いた。だけど得点にもチームの勝利にもなかなか結び付かなかった。「立岡が出て片岡が進める。続く坂本、阿部が凡退で無得点」これを去年50回は見た気がする。やっぱりちょっと役割が違うというか、二人ともチームの金看板ではないと思う。
大田、中井には荷が重い。寝て見る夢と起きて立てる目標が異なるように、ちょっとそれは違うのかなと本能的に感じてしまう。
となると、もう長野さんしかいないんですよ。それとも、クルーズに期待して全てを背負わせるか?それも違うよな。もう一人挙げるとすれば、長野の次点で亀井かな。

長野の打率290はそこそこだと思うけど、あまりにも印象が薄い。その要因になってるのが打点の少なさ。村田さんの打点は頻繁にネタになるけど、実は前半戦終了時点で村田さん打点25、長野は24。しばらく不在のクルーズが25、亀井が21だということを考えると愕然としてしまうし、今19の阿部に抜かれる日も近い。
長野は実は交流戦の打率361。12球団全選手の中で堂々の第5位なんだけど、これを読んでる人が例外なく「あ・・・、そうなの?」と感じてしまう影の薄さ。チーム内で2位は村田さんの295で全体の26位だから、圧倒的に「長野が活躍した交流戦」のはずなんだけど、誰一人そう思ってない。あまり試合の流れに関係ないところで打ちまくって、ここ一番の場面で考えなしに初球から内野ゴロをぶっ放してきたことがよくわかるデータ。
長野は本来はその逆で、ここ一番に強くてファンのハートを掴んできた選手。数字以上に頼りになって、それでいて一年終わるとしっかり数字も残ってるクラッチヒッターだったはず。

夢物語や妄想じゃなく、現実の話としてカープさんを捉まえるにはこの二人の活躍が必須の条件だと思うよ。
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32,247人。
カープのレジェンド黒田の記念すべき日を見届けようと、今日マツダスタジアムに集まった人の数だ。マツダの公式な定数は33,000人らしいからほぼ満員。
いくら優勝ムードに浮かれる広島とはいえ、平日でこの数字は脅威的。事実、昨日の動員数は30,436人。2,000人も増えてる。いかに今日の日が特別だったか、黒田という男が広島にとって英雄なのかがよくわかる。

管理人に、黒田をけなそうとか悪く言おうなんて気は微塵もない。
「バックドアだかフロントドアだか知らないけど要はカットとツーシームだろ?」って言いたい気持ちとか、「なんでもかんでも男気男気うるせえよ。男気歯磨きとか男気シャンプーとか、おまえのやることなすこと全部男気になるのか?」って思う気持ちはあるけれど、それはマスコミに言うべき話であって黒田本人に関係ないからな。
黒田と同い年の管理人からすれば、いかに若い頃と比べて体力が落ちてきてるかがよくわかるから、その中で一線級でやれてることは尊敬に値するよ。まさにカープのレジェンドだし、メジャーでも立派な結果を出してきたんだから誇張でなく日本球界の誇り。素晴らしいピッチャーですよ。

だけどな、レジェンドはジャイアンツにもいるんだよ。
完全アウェイで、まるで勝ったら極悪人みたいなプレッシャーがある状況下で、ビシッと結果を出したのはジャイアンツの誇るレジェンド阿部だった。試合を決める豪快な一発を放ったのは村田さんだった。この前も書いたけど、こういうのは偶然じゃない。
村田さんはとかくネタにされがちな選手だけど、300本以上のホームランを放って1,000以上の打点を挙げてきた立派な一流スラッガー。一流だからこそ弄られるしネタにされる。だって、本当にどうしようもない選手を弄ってもそこに笑いは起きないんだから。

正直に書くと、今日の勝ちは想定外だった。
今の両チームの状況、昨日の試合運び、そして上記のシチュエーション。その全てがジャイアンツの負けを指してるような状況だった。うん、天気がよかったら、実は管理人はマリンに観戦に行くつもりでいたw

カープさんのチーム状況としては痛くも痒くもない負けだろうけど、今日は状況が状況だっただけに選手全員が全力で勝ちにきた試合のはず。その中でこうして完勝できたことには意味がある。カープさんはジャイアンツに苦手意識のあるチーム。万年Bクラスの時代はもとより、チーム力を付けてAクラス争いの常連になった近年でさえ、ここ一番の試合でジャイアンツに負け続けてきた苦い記憶が刷り込まれているはず。
そういう相手に、絶対に勝たなきゃいけない試合で完敗した。これは大きな意味があるよ。ジャイアンツ側が捉えるそれよりも、カープさんたちが喉に刺さって抜けない小骨のようにイヤな思いでいるんじゃないだろうか。
うん、7月13日。今日の日付は覚えておいた方がいいかもよ。ターニングポイントってこういうことを言うんじゃないかな。
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最後に今村を見たのはいつだったろう。
調べてみたら6月11日のソフトバンク戦が最後の登板。圧倒的な力量差を見せつけられて完敗した試合だったけど、その責任を取らされるかのように翌日抹消になってた。

その今村が、オールスターを間近に控え先発に余裕がある状況下での再登録。
そうか、先発じゃなくロングリリーフを想定しての昇格なんだな。まあロングで結果を出して、またまっさらなマウンドに上がれるようになればいいな。そんな風に思ってた試合前。

・・・見続けることが苦行のような試合の中、やっぱり今村が気にかかった。
今村だけじゃなく、田原といい戸根といい、もっと言えば今村の代わりに下に落ちた西村もそうだけど、敗戦処理陣がまったくもって敗戦を処理できなくなっているのは大きな問題。
誤解のないように言えば、敗戦処理なんだから「火消し」は求めてない。消せないにしても、その火が燃え広がらないよう必死で凌いで凌いで、味方の反撃をじっと待って試合を維持してくれればそれでいい。
だけど、今の敗戦処理陣は、燃え盛る炎の中にポリタンクで灯油を持って飛び込むような真似をしてくれてる。今日は灯油だけでなく花火まで持って入ったようで、まあ跡形もなくきれいに全焼させてくれた。全焼と半焼じゃ保険の出が違うからな、よかったよかった。

とか白目で冗談言ってる場合じゃなく、今村だ今村。
管理人は「あぁ、また一人レールに乗ったなあ・・・」とか思いながら、盛大に燃え続ける今村を見た。
なんとなく先発を外されて、なんとなくリリーフに回されて、そこでの失敗で二軍に落とされる。いつしかチャンスの神様にも見捨てられ、人の記憶から消えていく。宮國が歩き、小山がまさに今歩いている暗黒のロードに乗ってしまった今村を切ない思いで見た。

今年11試合先発してるんだから、野球ファンの記憶には残ってる。
今日の試合を見たであろうカープファンさんはまだしも、そうでないファンからすれば「あれ?読売のあの今なんとかいう左投げの子どこいったん?」「そういえば、今村って見なくなったね」って言われるようになる。もう手に取るように想像がつくよ。
管理人の父親は、管理人より野球に詳しいやっかいな親父で、しかも近年じゃ親子の会話もかなり減少気味なんだけど、去年の夏に管理人が帰省した際のほぼ唯一の会話が「巨人のあのフォーク投げるピッチャーはどこ行ったんだ?」だったw なあ小山、おまえが歩いている道はどこに向かってるんだ?今村も後から付いてきたみたいだけど、二人でどこに歩いていくつもりだ?

今村がここから盛り返して、また先発の座に返り咲くのは容易じゃない。
なんだかんだで先発は足りてるし、夏の終わりには同じ左の大先輩杉内も戻ってくる。今日の心象も含めて、あえて今村に先発させなくても・・・って空気ができてしまったのは事実。
だけど、なんとか逆境を跳ね返してみせてくれよ。こういう感じで消えていって、キャリアハイが5勝以下みたいなピッチャーを見るのはもううんざりですよ。頑張れノブちゃん。

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管理人が子供の頃、テレビの中には夢が溢れていた。
今みたいに娯楽が多様化した世の中じゃなく、テレビに対する依存度、テレビの影響度が圧倒的に高かった時代の話。
テレビっ子だった管理人はお笑い番組が大好きだった。地方にいて東京を夢見る、その象徴がテレビの中にあった。現代の毒にも薬にもならないバラエティーじゃなく、今じゃ放送不可能なドギツイお笑い番組を見て育ってこれたことを幸せに思う。

だから、今じゃ「何しゃべってんだかわからない映画監督」のたけしさんも、管理人にとっては永遠に「殿」だし、ネットでとんねるずが叩かれようが、ダウンタウンが叩かれようが、それに同調する気にはならない。
殿は管理人が物心付いた頃から殿で、少なからずの影響を受けたマイヒーローだし、とんねるずもダウンタウンもフジのゴールデン枠で冠番組を持って、ものすごい勢いで時代の寵児になっていくサマをリアルタイムで見てきた。2組とも管理人と世代は違うんだけど、同じ時代を生きてきた感は非常にある芸人。ウンナンだってそうだ。とんねるずが絶頂期に突如おかげですを降板して、その穴埋めで始めたのが「誰かがやらねば」。その激烈なプレッシャーの中で戦い生き延び、実力で「やるやら」を掴んだのも全部見てきてる。

「なんだ?今日はお笑いの話か」って?
そうじゃない。管理人は今日の試合に、冠番組を持って、自分の名前で自分の責任で生きてきた男たちの底力を見た。自分の力で居場所を勝ち取り、時代を作ってきた男たちの意地とプライドを見た。
いいところで打ってくれる頼れる主砲阿部。喉から手が出るほど点がほしいところでビシッと決めた坂本。連夜のアーチに今日は猛打賞のおまけまで付いた村田さん。
彼らみんなタイトルホルダー。みんな巨人の四番。阿部を始めとして、もっとも風当たりの強いところで戦い続けてきた男たちは、ここぞの場面で光り輝いてた。

彼らとの比較になるのは、言うまでもなく大田と中井と橋本。
打てない守れないの中井、連夜のヒーローになるチャンスを予想通りに逃す大田。そして、三振とセカンドゴロ製造機の橋本。橋本はようやく1本出たかと思ったら、その直後に盗塁死する暗黒のスパイラル。
阿部や坂本、村田さんが自分の冠番組を持って一時代を築き上げてきた芸人とするならば、この3人は一発屋として短期間だけ売れたり、他人がメインの番組でひな壇に座る程度の三下芸人。格が違い過ぎて比較にならないよ。それを今日はまざまざと見せつけられた。

ひな壇芸人がちょっと面白いことを言って目立ったり、その年の流行語大賞になるような一発芸を見せても、見てる側はみんな内心で気付いてる。「おまえは所詮そこまでだ」って。
管理人は、おかげですを始めた頃のとんねるずにどれだけ勢いがあったか、ごっつええ感じの笑いがどれだけ衝撃的だったかをちゃんと覚えてる。だから、今の「自称お笑い芸人」には何も心動かない。へえ、ラッセンが好きなのか。そりゃよかったな。
そして、そこにある最大の差は「継続」。冠番組を持つってことは、単発で練りに練られたものを披露するんじゃなく、どんな状況であれ毎週生み出して毎週出し続けていくこと。・・・ほら、勘のいい人は野球との共通点が見えただろ?どんな時も試合に出続けて、結果を残し続けてきた選手と、一瞬だけ輝いて消えて行った選手は同じ土俵にいるように見えても違うんだよ。
阿部を叩くこと、坂本を非難すること、村田さんを笑うこと。それと大田、中井、橋本をなじることは全然意味が違うんだよ。わかってはいたけれど、管理人は今日それをイヤと言うほど思い知った。

・・・今日の記事は非常に棘があると思う。なぜなら、「大田、中井、橋本は一流選手にはなれない」って言ってるのと同じだから。もちろんそう理解してもらって異論はないし。
だけど、今日の試合には特別な意味があったと思う。防御率1点台のスーパーエースに1ヵ月以上勝ちを付けられなかったら、それはもうチームとして終わりだもの。9回の智之が投げてた球こそ「魂こめたストレート」だし、これだけ開幕からずっと孤軍奮闘してきたエースを1ヵ月勝たせられなかったらシャレにならない。負け運だなんだ笑い話にできるレベルを優に超えてる。
そういう試合で光り輝いたのが阿部、坂本、村田さんだったことは偶然じゃない。管理人はそう思う。格であり華であり、はたまた実力であり経験であり運でもあり。今日はそういうものを堪能させていただきました。
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①打ちまくる



②その勢いを買われスタメン起用が続き疲れが溜まる。
野球選手ってのは、ファンが思ってるよりもハードワーク。飛行機、新幹線での長時間移動。慣れないホテル泊まり。試合開始の何時間も前からの練習。数万人が見つめる中での試合。肉体的にも精神的にも疲れて当たり前。



③疲れると身体が重くなり動きが鈍る。
そうなると当然振りも鈍くなり、球に差し込まれるようになる。バッターってのは振り遅れることを嫌う生き物。そうならないよう、始動を早めたり、ポイントを前にしたりで調整を試みる。だけど、悲しいかなこの時点で既にバッティングは崩れてる。



④成績がガタッと落ち、スタメンを外れたりチーム状況によっては二軍に落ちる。



⑤出番が減ったことで疲れが抜ける



①に戻る


さて、これ誰だ?
って、タイトルに答えを書いておいてクイズも何もないんだけどさ。橋本ってホントにこれをエンドレスで繰り返してないか?

素材は一級品だし、瞬間的な爆発力は誰と比べてもすごい。率だけじゃなく長打力もあるし、足でも守備でも貢献できる選手だから、いいときは本当に頼りになる。
だけど、こうして極端なアップダウンがあるからイマイチ信用が置けないし、危なっかしい感じが抜けない。瞬間的にはトップ選手のレベルに達しながら、それが続かずいつまで経っても準レギュラー枠から抜け出せない。

到は今のままでも必要な戦力には違いないけど、本当のトップ選手になれるか準レギュラーで終わるかは今が正念場。今年もこのループから抜け出せなかったら、もうレギュラーの目はないと思うよ。
だって、坂本にせよ長野にせよ村田さんにせよ、毎年毎年ほぼ全試合に出続けてあの成績を残してるんだもの。調子がいいときだけじゃなく、疲れが溜まってどうしようもないときも、スランプに陥ってるときも、全て含めて春から秋までレギュラーを張ってるんだもの。数週間だけ出て同じレベルの成績残しましたって言ったって、そこには永久に埋まらないレベルの差があるよ。
そしてジャイアンツファンの皆さんは、坂本や長野がプロ入り何年目からレギュラーだったかを思い出せ。村田さんがいつからレギュラーになったかは知らないだろうからウィキペで調べろ。到はもう8年目だぞ。長い目で見る時はとうに過ぎてるんだぞ。
今日の試合があまりに見るべきものが無かったからさ、管理人は到がひと皮剥けてくれないかなあ、なんて妄想しながら見てました。どんとはれ(白目)。



   ∧∧
  (  ・ω・)1安打て・・・
  _| ⊃/(___
/ └-(____/

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共にチーム成績が振るわない状況だろうが、やっぱりこの巨人―阪神戦はおもしろい。別格でおもしろい。
6月8日から始まった、スピードスターにあこがれて観戦強化月間。4戦目にしてそのトリを飾るのはこのカード以外にあり得ない。




このカードだけは、レフト巨人応援席もなくなって真っ黄色になるレフトスタンド。鳴り響く「くたばれ読売そーれいけいけ」。
イラッとくることも多いけど、やっぱり年に最低でも一度はこのカードを観ておかないとなんだか物足りなくなる。他のカードより圧倒的に熱いし、勝つと余計にうれしいですよ。

  
 
さてさて、先発は最近冴えない田口くん。
彼は去年グググーッと頭角を現してローテに定着。今年も開幕から好投を続け、菅野同様勝ち星にこそ恵まれないものの、3年目にして裏ローテの頭を張るまでになった成長株。
だけど最近は調子を落とし気味。代わって内海が目立ってきたり、大竹がさすがのピッチングを見せる機会が増えたりで、ちょっと存在感が薄れてきた。
 
 

ここが踏ん張りどころなんだよ。
田口くん本人としては初めての経験だろうけど、ファンからすればこういうパターンは今までに何人も見てきた。ローテを張るまでに活躍しても、相手に研究されたり、打ちこまれる試合が続いて本人が自信を無くしたり、はたまた新たな変化球を覚えようとして深みにハマって抜け出せなくなったり。結局長続きしないで消えていった若手はなんぼでもいる。
・・・え?誰のこと言ってんだ?って?
まさに今日、田口くんからバトンを受けて二番手で投げたヤツだよ。アイツは本当なら中継ぎじゃなく、先発で二桁勝つくらいになってる計算だっただろ?小山もそうだよ。アイツこそいったい何やってんだ?ちなみに、変化球増やそうとして壊れたのは東野のことねw

だから、田口くんは今が死ぬほど大事。先人たちの後を追って埋もれていくか、踏ん張って左のエースになれるかの境目。まさに今がキワ。
菅野に負けないくらい勝ち運のない子だし、去年投げた66イニングを超えたあたりから明らかにへばってきてるのも事実。
だから、今日の勝ちは大きな意味ある1勝。やっぱピッチャーって勝ちが付くとそれだけで報われる感があるしね。田口くんが、明日からまた新たに頑張ろうと思える1勝になったんじゃないかな。

それと、今日の試合を語る上で欠かせないのが、反撃の狼煙になった村田さんの一撃。
もちろん決めてくれた阿部もさすがだけど、あの場面は仮に阿部が倒れても次の村田さんがなんとかしてくれた気がする。今日は管理人の勘が冴えてる日だったから間違いないよ。管理人ウソつかない。いや、よく間違うけどねw
今日の管理人’sヒーローは村田さんなので、敬意を表して何かグッズを買うことにした。
ありがちな漢字タオルとかリストバンドも考えたけど、やっぱり村田さんはあのビジュアルありきでの村田さん。という訳でこれにした。



うん、これで管理人も立派な村田男子w 明日も頑張れ村田さん。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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オールスターなんてどうでもよくて、年によってはまったく見ないこともある管理人。
だけど、マシソンが出られるのはうれしい。うん、寺内や尚広のとき以上にうれしいかも。ホントにうれしいよ。

マシソンはさ、ガチで日本が好きでジャイアンツが好きな選手じゃん?
外国人選手の人となりなんてなかなか見えないものだけど、それでもしっかりと感じられるほどに疑いようのないジャイアンツ愛のある選手じゃん?

それに加えて、マシソンにはピッチングスタイルさながらの熱いハートがある。今年わざわざ記者を呼び止めて、菅野がいかにすごいか、本来ならばもっともっと勝ってるはずなんだ、って話をしてくれたときなんか、もうなんだか管理人は不覚にも泣きそうになった。
2年前の秋、阪神にCSで敗れ不本意な形でシーズンが終わったときも、だんまりを決め込む選手、「ぼくのきょうのごはんはこれー」とかやってる二軍のバカを尻目に、ただ一人ファンに一年間の感謝を伝えたのがマシソン。日本人と外国人の違いとか眠たいこと言ってないで、他の選手はマシソンから学べること、見習わなきゃいけないことは多いと思うぞ。

そんなマシソンが5年目にして初のオールスター出場。
正直、去年のマシソンを見て今年はもうダメかもと思ってたからさ、ホントにうれしいよ。
ストレートの球威が全てみたいなピッチャーだから、日によって当たり外れはあるし、ちょうど炎上した直後で心象もよろしくないのはわかる。
だけど、冷静に考えれば、「スコット鉄太朗」とか言われて一括りにされてた山口が今どうなってるか、名前も忘れたけどもう一人のヤツが今どうなってるかを思えば、いかにマシソンが頑張ってくれてるかは自明の理。そもそも、巨人の外国人で5年目って時点でもうグレイトですよ。

マシソン、本当におめでとう。
わかってると思うけど、全球ストレートで頼むね。

そして、さすがマシソン。早速オールスターに出られる喜びをつぶやいた
うん、外国人がこれだけ喜んでくれてるときに、日本人の管理人がオールスターに醒めてちゃいけないよな。今年は楽しみに見るよ。サンキューマシソン。
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菅野が投げる日のジャイアンツ戦はこうなる。

・菅野好投
・異常なまでに打たない打線
・エラー連発で菅野の足を引っ張りまくる野手陣
・菅野、頼りない野手陣を尻目に自分で打つ
・それでも後続無く余計に孤立感が強まる
・菅野が力尽きて降板すると点が入る

こんな試合ばっかりだから、今日の試合後にジャイアンツファンが思ったであろうことが容易に想像が付く。



「菅野に負けが付かなくて良かった」



・・・まあ、それはそうなんだけどさ。スーパーエースが投げてる日にそれじゃいかんよな。

そして、上記のテンプレを並べ替えたような試合ばっかりだから、もう菅野で負けたこともトピックにすらならない。万人が「またかよ」って思うことはニュースにならないもんな。

チームも借金生活が続き、一つ二つ負けたくらいじゃ話題にもならない。スポーツニュースの扱いもどんどん少なくなってきた。プロ野球ニュースでも、ズームアップゲーム扱いの日がだいぶ減ったもんな。

これは紛れもなく優勝できない年のテンプレート。
これに後から続いて出てくる項目は「東京ドームガラガラ」と「若手重用の消化試合モード」かな。

たださ、ここで諦めちゃうとホントにそのままズルズルいくんだよ。
野球も会社も同じじゃん?成績のいいときはノリノリでやれても、いつか必ず落ちるときが来る。その時にダレて沈むか、踏ん張って耐えるかが分かれ目じゃん。管理人の仕事なんて季節商売みたいなもんだから、毎年シーズンで浮き沈みだらけだよ。今のジャイアンツも根本的にはそれと変わらないと思うけどなあ。

残りまだ3ヵ月もあるんだからさ、少しこう「おっ!」と思わせる試合を見せてくださいよ。夏休みの東京ドームで客席ガラガラは、さすがにちょっと切なくなっちまう。
まあ、管理人は最下位独走だろうとなんも気にせず観に行くけどねw
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