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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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193㎝100キロの恵まれた体格から、動作の大きいダイナミックなフォームで角度を付けて投げ降ろしてくる。
・・・の割に球はそんなに来ないんだよ。それが第一のギャップ。
で、こういうピッチャーはごまんといる訳だけど、セドンには非常にいいチェンジアップがある。ストレートと変わらないフォームで、しっかり緩急をつけてかつ縦に沈むいい決め球がある。今日ガクンと崩された空振り、ファールが何球あったことだろか。
それを見せられると意識がチェンジアップに向くから、今度はストレートが速く見える。これが二つ目のギャップ。来てないように見えた球が速く見えだすと、もうどうにも間が取れない。合ってたのは菊池一人で、後はまるっきりタイミングの取れない「気のない」空振りの連発。快投というか怪投な感じで、あれよあれよの見事なワンマンショーだった。
最後の最後、もう握力が落ちて制球できなくなって完封を逃したのが惜しいけど、誰も予想しない15奪三振、8回2アウト1失点の内容は100点満点でいい。たいへんよくできました。


   /|:: ┌──────┐ ::|
  /.  |:: |   村田    | ::|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |.... |:: | 超特大弾   | ::|   | また使用球変えただろこれ
  |.... |:: |           | ::|   \_  ______
  |.... |:: └──────┘ ::|      ∨
  \_|    ┌────┐   .|     ∧∧
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .∬  (  _)
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_,   )
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今日はもう「尚広すげえええええーっ!!」で終わるような気がしてたけどね。野球は難しい。だからこそおもしろいし。
一つ言えるのは、今年は去年と違ってマシソン、山口の両セットアッパーに大きな不安があるってことだ。6回まで勝ってればどうにかなった去年とは訳が違う。勝つには勝ったけど、そこはしっかり認識しとかないといけないね。

結局試合を決めたのは片岡の自作自演。守備のミスをバットで取り返す見事なライト前だった。
片岡は去年の秋口に西武で復帰してから、今日みたいな右への決め打ちが増えた気がする。今日のも完全に狙っての右打ち。意識してなきゃあそこ打って右へはいかない。ジャイアンツに来てからも時々意図的に右打ちをしてるように見えるけど、彼は彼で井端に負けず劣らず実に上手。こういうとこも二番向きだよな。
ただ、最後の最後のエラーは余計。そのせいでヒロインもずっと無表情だったしなw

おう、それと中日さんが勝手にミスってくれた5点目の経緯。「あれ?これホームインだろ?」とは思ったけど、なかなか見ないプレーだし、プロがそんなミスするはずがないなんて気持ちも働いて、「???」になってもうた。
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いやぁ、なんというバカ試合だったんだろうか。とてつもないものを見せられて、喜びよりも驚きよりもなんだか唖然としてる感が強い。

リズムは序盤からなんだかおかしかった。初回に一塁ランナーを無理にホームに突っ込ませて憤死したり、2回もランナーの阿部が飛び出してチャンスを潰したり、どうにもこうにも収まりの悪い展開だった。

そうこうしてるうちに宮國が実力通りに炎上。通用する球種が一つも無いという素敵なピッチングで(打たれた以外にもいい当たりのファールが何球あったことだろか)、みるみるうちに点差は0-5。どう考えても負け試合。宮國はもうどっか行け。見た目のまんまのおぼっちゃんなピッチングじゃどうにもならん。

それでもアンダーソン、村田、ロペスの3連発なんて珍しいものを観られた。それがあったことで尚成に引導を渡せた。
どれだけランナーを溜めても無得点だったり、はたまたラクに一発で点が入ったり、まるで秋口のオリックスがよくやるようなちぐはぐな攻め。これもこれで負け試合特有のもの。

その3連発後のノーアウト満塁を潰したことで、敗色は更に濃厚。なんたって代打由伸三振、長野ゲッツーは内容的なダメージもでかいもの。それがこの試合二度目のノーアウト満塁潰しだしね。更に更にその裏、代わった笠原が燃えて、3点取った直後に3失点。もうこの時点で帰ったっていいような流れ。野球を好きな人こそ、野球をよく見てる人こそ疑いもしない負けムード。

・・・だって、管理人もこの時点で、ヘビー読者のくせもの2号さんに「今日は負けですね」なんてメールしたし、今日は宮國に罵詈雑言を浴びせる記事にしようと思ってたもん。



もう8回の10点はよく記憶にない。いや、特別興奮した訳じゃない。あまりにもみんな打ち過ぎて、なにがなんだかわからないからw 「ありゃりゃ、マジで追い付いたwww」と思ってたら、その後も止まらない猛攻w 10点はすごいよなぁ。どすこいは阿部に押し出し与えた時点で気持ちが切れちゃったんだろね。



まあ、よくも打ったし打たれたし、とんでもない試合だった。三者連続アーチもレアだし、まして1イニング10得点なんてまず見られない。しかも、完璧に負けムードからこうなったから余計にすごかった。このカードはバカ試合が定例行事だけど、今日は過去のバカ試合を凌駕するハイパーバカ試合だった。


そして、管理人が驚いたのはベイスファンの打たれ強さ。いや、さすがに8回の途中で帰ったベイスファンは多数いた。9回に巨人が情け容赦ない追加点を入れたときは、ライトスタンドにも結構空席が目立つようになった。
それでも最後まで応援し続け、試合後はファン同士で歓談してる姿があちこちで見られた。グラウンドにゴミやメガホンが投げ込まれたりもしたけど、大部分のベイスファンはこの惨劇を受け入れ、半笑いでまるでよくあることだと言わんばかりの顔で受け止めてた。これはすごいわ。阪神ファンには死んでもできないし、今日の試合なら巨人ファンでも無理だ。
そして、関内駅のトイレでベイスファンが言った名言。

「悔しいなあ、1イニング10点とか久々に見たよ。チクショー!」


過去にも見たことあるんかいw まあ、きっとその時も取った方じゃなく取られた方だったんだろなw

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まあ、やっぱり期するものはあったはずなんだよな。何の話かというと内海の心境。
「開幕スタメン」とか「開幕一軍」とかは全然重視されてないけど、「開幕投手」だけは重さがあるもんな。それを後輩に奪われたら、そりゃあ発奮しないはずがない。

気候的にまだまだ寒いハードなコンディションの中、気迫のあるいい内容のピッチングだった。7回にスライダーが甘くなってそれを狙い打ちされたけど、その後の金城と黒羽根に対するピッチングが見事。この辺は阿部のリードも光ってた。

開幕投手を奪われたからって、それがイコールエース剥奪な訳じゃない。こういう内容を続けてればまた内海が軸になるし、菅野だけじゃなく杉内も大竹も含めてチーム内で競争してけばいい。
できれば勝ちを付けてやりたい試合だったけど、まあそれは次の機会に。今日は「まだまだ内海は死んでない」ってことでいいんでないかな。
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言わずもがな優勝候補大本命のジャイアンツだけど、原はなぜか非常に強く危機感をもってるんだろなあ。発言もそういう意味合いのものが多いし、昨日4回に代打の切り札由伸を出したことしかり、今日の打順大幅テコ入れしかり。

そんな指揮官に刺激されてか、打線は異常なまでに好調。28日14安打、29日16安打で今日は17安打の猛攻。春先は打線が湿りがちなチームなのに、いきなりフルスピードでダッシュの暴れぶり。おかげでいろんな選手起用を試す余裕すらあるし、打線がホントに切れ目なく感じられる(長野と坂本は何番がベストなんだかはいつになってもわからんけどねw)。

まあ、概ね好調な滑り出しと言っていいんではないでしょうかね。
    

            ______
        \  |「 ̄ ̄ ̄ `||`l /くたばれ読売
       ─   || ォ゚゚゚Πへ.:|| :|  ─
        /  |L二二二ニ!| ;| \ そーれいけいけ
           | ̄ ̄| ̄ ̄|~::|
           |__|__|/
     ∧_∧
    (    )こっちは心から「頑張れ西岡」
     |   ∪   やったんですが、それは・・・
    ⊂と__)
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長嶋さんや金田だけでなく、裏方のスタッフまで総勢200人が大集結した80周年イベント。その眼前でローザンヌ1位の高校生がバレエを踊り、君が代斉唱はSMAP。始球式にはケネディ駐日大使が出てきたまさに豪華絢爛イベント。まさにお祭りだった。200人の中には仁志や二岡、駒田といった巨人を出て行った人、追い払われた人もいたし、SMAPをその後に実況席に呼んだりしなかったのもよかった。

試合の序盤はダルダル。開幕戦のプレッシャー、緊張とはいえ、あまりにもだるい試合で寝そうになった。
菅野くんは変化球が最悪。カットやワンシームの小さい変化球は活きないし、スライダーやフォークにもキレがないから狙い打ちされてた。
能見はコントロールが最悪。ここまでひどい能見は見たことが無い。ピンチでもないのに勝手にカウント悪くして自滅。うーん、これは緊張なのかね?

そのだるさをバコーンと吹っ飛ばしてくれた打線大爆発。主力ほぼ全員に結果が出たし、人一倍プレッシャーがかかってたはずの橋本と片岡に結果が出たのもよかった。
まあ、よく打ったなw 能見から10点とか夢にも思ってなかったし、ロペスとアンダーソンの連発はフリーバッティングみたいだった。
阪神もまさか4-0でエースが投げててこの展開は予想しなかっただろうし、印象に強く刷り込まれやすい初戦でこの勝ち方は相当に効いたはず。

結果は出たけど坂本と阿部に「らしい」感じが無いのが気になったり、アンダーソンはインサイド攻めされてナーバスにならなきゃいいなあ、なんて思ったりもするけど、幸先のいい見事な大勝。
いいね、管理人も休みを取ったおかげでしっかり見れてよかった。やっぱ、これを失うなんて選択肢は俺には無いな。そう遠からず会社なんざ辞めることにしようw
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さて、長年に渡りご愛顧をいただいているこの「スピードスターにあこがれて」。
その中でも中心となる「GIANTS PRIDE」のコーナーですが、今年は例年に比べ様相が異なります。

管理人はまたもや転職しました。非常に厳しい会社に入ってしまい、かつそこでどういう訳だか入社早々昇進してしまい、おちおち野球も見られないような状態です。
家から職場までも距離があり、去年までのようにさっさと帰って家でナイター観戦、の生活ができそうにありません。という訳で更新頻度はかなり落ちると思われます。なんたって試合見れないんだもの。

とはいえ、1試合ごとの分析、論評のようなスタイルになったのは2010年以降のことで、2008年~2009年は更新も3連戦に1回程度のようなブログでした。
野球の場合、144試合もあることもあって1試合にそれほど大きな意味がることは稀です。「この3連戦は2勝1敗でいい」、「今週は最低5つ勝ちたい」などとよく言われているように、大局で年間を見て、その上での1試合1試合に一戦必勝な訳です。
試合を見られる回数は減れども、管理人は管理人の目線で愛するジャイアンツを今年も追っていきたいと思っています。

そして、休みの日の球場観戦は多めにする予定です。管理人の手元には4月のチケットが既に2枚ありますし、球場に行かずとも休日のテレビ観戦を怠る気はありません。管理人のジャイアンツ愛には一点の曇りも無いのでご安心あれ。

んで、ご想像の通り、管理人は仕事よりも趣味の方が大事な人間なので、イヤになったらまたすっぱり会社を辞めるものと思われます。昇進してようが、給料が多少よかろうが、管理人の価値感においては非常に些細なことだったりしますから。

ま、初めは難航が予想される船出ですが、どうなるものやらお楽しみあれ。
数少ないヘビー読者のみなさんの中には、日々更新を楽しみにしていただいている奇特な人もいるかと思われますが、管理人も一介の社会人。ご理解をいただけると幸いです。
もうすぐ始まる「GIANTS PRIDE 2014」。今年もよろしく。
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広島、巨人から一岡を獲得

管理人はこの人的補償って制度が嫌いだ。
プロの世界が厳しいなんてことは散々語り尽くされてるし、「毎年100人入って100人クビになる世界」だってこともよくわかってる。

ただ、クビってのは基本的に本人に因るところの話だし、トレードも然り。あくまで主語は自分。
ところがこの制度は「必要なことは必要。だけど優先的には考えてない」っちゅう現実をドーンと突き付けられる点で異質。28人プロテクトに誰が入って誰が入らないのか、ボーダー上の選手の立場で考えると実に残酷な制度。
プロテクト漏れした選手の中では一番に評価された、なんて慰めもありそうだけど、これは正直相手方のチーム状況とFAで抜けた選手のポジションに大きく左右される。巨人側としても初めから大竹と一岡を天秤にかけた訳じゃない。あくまで余りものの中で選ばれただけに過ぎない話で、プロとしてのプライドは傷つくよな。

福地とか藤井とか人的補償で出て行ったことが幸いした例もあるけど、一岡くんもぜひその例で名前が挙がるくらいに頑張ってほしい。降って沸いたような話で、かつ本人に非が無い話で気の毒としか言いようがないのだけれど、これが彼にとっていい転機になることを期待する。
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巨人が新ユニフォーム発表



へぇ、と驚くブルーへの回帰。80年代のイメージで懐かしいわな。
ホーム用の方はほとんど変更がないように見えるけど、ボタンの縁どりラインが少しシャープになって「Y」型に近くなったように思う。

ジャイアンツのユニをアディダスさんが作るようになってから、ビジターユニの変遷はかなりかなり頻繁にされてる。
まず最初はこれ。


もはや昔懐かしい黒ユニ。それまでのイメージを完全に覆す、球団史上においても異色のユニ。これは割と好きだった。ちなみに管理人は2番の黒ユニ保有。

で、数年後に(当初は)夏季限定の触れ込みで導入されたのがこれ。

ブルーっぽい薄いグレー地のもの。管理人はこれ大好き。24番のを今でも着ることがある。ただ、あまりにもホーム用に近く、他ファンからは「なんで巨人はホーム用を着てるの?」とか普通に言われてた。

そして、その頃に復刻したのがこれ。

近年の復刻ユニブームにおいて、ジャイアンツが誇る傑作。というか、これ以外の復刻ものはまるで冴えないw ただ、これはホントにかっこいい。管理人はこれを買いそびれたことを未だに後悔してる。

で、この流れで「グレーのジャイアンツが見たい」とかいう声が上がり、翌年から導入されたのがこれ。

確か、導入して一年後に色の濃淡を若干変えるマイナーチェンジがされたはず。でも、上のものと比較するとよくわかるように、やっぱりこれはあまりよろしくない。何がよくないって、グレーとオレンジが致命的に合わないんだと思うんだよな。
実際これを着てる人は球場でもほとんど見かけない。そもそも、東京ドームでもビジターユニの売り場は非常に小さい。なんというか、「ホーム用の亜流」感がすごいんだよな。

で、そこにテコ入れでブルーへの回帰な訳だ。いっそデザインもホームと変えるくらいの冒険心がほしかったけど、2番と8番が変わりレプリカの売り時には違いないわな。かくいう管理人もそろそろ買い換えようかと思ってたくらいだし。ホーム用じゃなくビジユニも検討してみましょうかねえ。
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噂がいよいよ現実のものとなり、大竹がFA移籍で加入決定の模様。
まあ、はっきり言えば先発ピッチャーがいらないチームなんてのはあり得ない。ポジション被りを考えなきゃいけない野手と違い、ピッチャー、それも先発である程度見込める選手なんてのはいくらいても邪魔にはならない。ジャイアンツもなんだかんだ言って、今年まともに機能した先発は内海、菅野、杉内の3人だけ。澤村、宮國、ホールトンはとてもとても「年間を通して計算できた」なんて言えない。中継ぎ陣の充実と比べると一段も二段も落ちるだけに、補強ポイントとしては正解。
大竹が入ることで小山、笠原、今村あたりのチャンスが減る、みたいな論調も見るけど、半年かけてやるペナントはそうそう机上の計算通りにはいかん。怪我だ不振だで選手が何人いても足りなくなることも当たり前に起こるし、谷間やロングリリーフを続ける中でチャンスは何度でも巡ってくる。それはそんなに心配することじゃない。
・・・ただ、こう、大竹が人的補償のリスクを冒してまで獲りにいく選手かどうかは疑問。

井端もどうやら来るらしい。これはいわゆる強奪じゃなくいい補強。大道や石井ちゃんがそうだったように、現役続行の危機に瀕してた選手を救済するいい金の使い方。噂通りならホントに格安でくるみたいだから、資金力どうこうの問題でもない。
井端は故障だらけで既にボロボロになってる選手だから、レギュラーとしての活躍を期待しちゃいけない。でも、腐っても井端。一流選手なことに疑いの余地は無いし、坂本以外にショートができる選手がいるようになるだけでも大きい。

・・・ここまでだったら不満は無い。むしろ井端は大歓迎だし。
でも、片岡まで獲りにいくとなると話は別だ。
誤解の無いように言っておくと、管理人は西武7番のリストバンドを持ってるくらい片岡が好きだ。他球団だと一番好きな選手と言っても過言じゃない。
そんな管理人でも、中井、寺内、立岡、脇谷、藤村、それに井端を加えたセカンド争いにこういう形でケリを付けるのは違うと思う。なんでもかんでも獲りゃあいいってもんじゃないだろう、と言いたくもなるし、今年中井が育ったときの喜びを忘れたかと腹が立つ。ちょっとやり過ぎだよな。せっかくここ数年こういう話題は少な目だったのに、だいぶ時間が逆行した感がある。
で、片岡もここ数年の成績を見ればわかるけど、年間を通しては見込みにくい選手。もう2008年のスピードスターじゃない。実力はあるものの、満身創痍で怪我と付き合いながらやってる選手。来年のこの時期になってみたら、ただセカンドの選択肢が増えただけになってる可能性も大。そして、それなら無理に獲りに行く意味は無いんだよ。

そして、大竹と片岡の代わりに誰かが抜ける。レギュラーと控えの差が無い巨大戦力が自慢のチームだけに、そこそこの実績、名前がある選手がプロテクト漏れするのは避けられない。FAの話題が出てくるようになってから、世間の論点は「誰がどこに行くか」よりも「巨人のプロテクト漏れは誰か?」になってる感すらある。『巨人 プロテクト』で検索してみればよくわかる。こういうのは組織としていかんよな。

うーん、今年のFA補強は、ただ湯水のごとく金を使って、世間の反感と選手の不振感を買うだけの失敗に終わると思うぞ。
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ベストナインに巨人から3人

投 前田(広島)
捕 阿部(巨人)
一 ブランコ(De)
二 西岡(阪神)
三 村田(巨人)
遊 鳥谷(阪神)
外 バレンティン(ヤク)
  マートン(阪神)
  長野(巨人)


まあ、順当&順当&順当。意外性まったくなし。
マーくんの満票には及ばないものの、阿部が266票中264票。村田も260票。バレンティンの258票、ブランコの253票をも上回るぶっちぎりの独走受賞。阿部はこれで7年連続か、すごいな。
でも、他はこれと言って特記事項なし。「なんで●●が入らない!?」みたいなのも無し。むしろ長野が入ったことに軽い驚きw まあ「ベスト代打」があったら矢野がもらっただろうけどね。

「飛ぶボール」になったにも関わらず(これは野球ファンならご存知の通り完全なる言葉の誤用。「飛ぶボール」とは2010年以前に使われてた球のこと)、セで今年3割をクリアしたのは僅かに5人のみで、まだまだ投高打低な感は否めず。もうちょっとバッターが賑やかになってほしいもんだね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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小笠原、FA宣言を表明

あまりに長くジャイアンツを見ていると、FAで加入してくる選手というのは機能しないものだというおかしな先入観ができる。選手としてのピークを過ぎていたり、それまでのあまり注目されないチームからジャイアンツに変わったことでボロが出たり、理由はどうあれFA加入組というのは期待ほどには働かないものだという感覚はあった。

その先入観を打ち破ったのが他でもない小笠原。移籍初年度にあたる07年にいきなり3割30本の大活躍。不動の3番打者として大活躍を見せ、チームも5年ぶりのリーグ優勝。すごい選手が来てくれたものだと管理人も驚いた。

管理人が2番のユニフォームを着るようになったのはその翌年。この年、開幕から主力が次々に怪我で離脱。「有名選手を見たければ東京ドームでなくジャイアンツ球場に行け」と揶揄されるほど、主力選手の離脱が相次いだ。
そんな手負いのチーム状況で、ガッツは休むことなく試合に出続け戦い続けた。自分こそ前年オフに手術した膝の状態が万全でなく、足を引き摺って歩くような状態なのにも関わらず。二軍に逃げるひ弱な選手が多い中、まさにサムライの異名のごとく寡黙に戦う姿勢にしびれた。
そして、この年はインコース攻めに苦しんだ年。シーズン終盤、中日チェンを始めとして手首周辺に何度も何度もぶつけられたのに、一年終わってみたら1試合も休むことなく144試合出場。背中で示す、結果で示すチームリーダーの誕生だった。
この年のガッツを象徴していたのが日本シリーズ。2戦で手首にデッドボールを食らい途中退場。翌日、手が腫れ上がりバットを振ることすらできなかったのに、一日置いた第3戦何事もなかったかのようにスタメン出場し、西武ファンで埋まるライトスタンドにホームランを叩き込んだ。
気が付けば管理人の家には白ユニ、黒ユニ、背番号Tシャツ、リストバンド、タオル・・・、ガッツに魅せられ背番号2のグッズが増えていった。

客観的に小笠原という選手を見たときに、彼のスイング、打法というのは説明のしようがない。
ヘッドを外に向けてバットを立て、そこから大回りのドアスイングで打つ。真似をしてみるとわかるが、普通はこんなフォームじゃ打てない。満足に振ることもできない。大回りしてバットが出てくるから打球が速くなって飛距離が出ることはわかるが、ガッツはこれで生涯打率が3割を大きく超える巧打者なのだから恐れ入る。縦の変化に膝を屈めて「潜って打つ」ことなんざ普通の人間にはできない。下半身の強靭な粘りとスイングスピードが成せる技なのだろうが、とにかく理に適っていないメチャクチャなフォームだ。そして、だからこそ画になるし、かっこよかった。

生で観たホームランはいったい何本あるだろう。ホームランバッターではない選手だけど、管理人と相性がいいのか球場に行くとよく打ってくれた。
本当に感謝の気持ちしかない。堀内政権下、低迷していたジャイアンツを再び常勝軍団にしてくれたのは間違いなくガッツだし、07~09の3連覇最大の功労者であることにも疑いの余地はない。ジャイアンツのまま終わってほしかった気持ちもあるけど、今年みたいに日本シリーズ40人枠にも漏れるような不当な干され方をしてるくらいなら、最後に出番のあるところで思う存分やってほしい。史上4位のスピードで2,000本安打を達成した不世出の選手の死に場所は2軍なんかじゃない。少しでも多くチャンスのあるところで、自分が納得するまでやり抜いてほしい。
噂通り中日になるのか、それとも他のチームになるのか、いずれにせよ管理人は最後の最後までガッツ小笠原を応援する。
ガッツさん、今まで本当にありがとうございました。たくさんの感動、興奮、もらったものが多過ぎてどれだけ感謝してもし足りません。特に、今年6月5日のジャイアンツでの最後のアーチは一生の宝物です。ジャイアンツの背番号2でなくなってしまうことが残念な気持ちもありますが、また来年もあなたの打席が見られると思うと楽しみです。
よいご縁がありますように。最後の最後までフルスイングで―。
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三井ゴールデングラブ賞

投 前田(広)
捕 阿部(巨)
一 ロペス(巨)
二 菊池(広)
三 村田(巨)
遊 鳥谷(阪)
外 長野(巨)
  丸(広)
  荒波(De)

意外な人選は無かったけど、何が意外って村田が初受賞ってこった。サードはずっと宮本の独壇場で、宮本がショートだった頃はノリと岩村が争ってた。タイミングが悪かったって言えばそれまでだけど、ホントに意外な初受賞。村田の守備は贔屓目なしに上手い。捕球にばっかり目が行くけど、送球も驚くほど安定してる。

巨人以外のとこだと、やっぱり今年の成長株カープ菊池は外せない。なんというか、セカンド、ショートのいわゆる守備の名手って、スーッと回り込んでサッと投げる感じなんだけど、彼はズザザーッと捕ってガッと投げる感じw 華麗さ流麗さは微塵もないんだけど、超人的な身体能力を活かして守備範囲が異常。これだけダイナミックに守るヤツはそうそういない。カープさん、いい選手が出てきたねえ。

・・・あと、ベストナインとごっちゃになって阿部が入ってることに違和感が無いんだけど、実は実は阿部も5年ぶりの受賞なんだよね。
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巨人・谷が戦力外 現役続行へ移籍を模索

今年は本当につらく悲しい冬になりそうだ。
ガッツ戦力外の見出しもあちこちで出ていたけど、まだオフィシャルに発表された訳じゃないから今日は谷さんだけにしとく。ガッツファンの管理人としてはどれだけ書いても書き足りなくなってしまいそうだし。

谷さんは1番由伸2番谷で鳴らした07年よりも、準レギュラー的な扱いになってからの09年の印象が強い。時に上位、時に下位、時に代打というめちゃくちゃな使われ方をしながら、この年の谷さんは鬼のように打った。どんな場面であれ、どんな起用であれしっかり試合に入っていき、常に結果を出す最強の便利屋だった。事実この年の出塁率は383、長打率は533。規定打席に達しないながらも、OPSは実に900を超えた。

こんな勝負強いベテランがいてくれる、困った時には谷がいる、とばかりに実に様々な起用をされた選手だけど、谷は常にその期待に応えてくれる選手だった。
完全にコース決め打ちのヒット職人的なバットコントロール技術があったし、印象として他の選手が打ちあぐねている時に一人だけ難なく打つことができる打者だったように思う。巨人の天敵能見とも相性良かったはずだし。

07年の恐怖の2番打者とか、10年の木村拓也追悼試合での代打逆転満塁ホームランとか、印象に残るシーンが多かったけど、管理人的には09年CSファイナル4戦目での打った瞬間バンザイの満塁ホームランかな。生で観てたこともあるけど、あのホームランで完全に勝ちムードになってスタンドが祭りになったことを覚えてる。

谷さん、7年間本当にありがとう。2,000本の金字塔が目前だからこの展開は予想してたけど、またいつの日かコーチとして帰ってきてください。あなたのバットコントロールは球界の財産です。必ず戻ってくると信じてるから、さよならでなくこの言葉で。
いってらっしゃい。
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楽天さん、おめでとう。よかったね。
実力で負けたなんて思わないけど、このシリーズ全般を通して気迫で負けてた。初めて出場したこのシリーズに賭ける思い、復興と絡めて東北に日本一をという思い、チーム一丸となってぶつかってくる実にいいチームだった。日本一おめでとう。

田中だけのチームだと思ってたら、則本が田中に負けず劣らずいいピッチャーだった。打線も切れ目が無くて、誰がどうと言うよりも全員で繋いでくる強力打線だった。田中はともかくとして、他の選手は全員が全員実力以上のものを発揮したシリーズだったんじゃないかと思う。

逆にジャイアンツの敗因は、ほとんどの選手が実力を発揮できないまま終わってしまったことだと思う。打の中心阿部は結局起きずじまいに終わってしまったし、杉内はこんな情けないピッチャーじゃない。時折その片鱗は見せながらも、圧倒的にペナントを制した力、数字で見る個人成績のような力は出し切れなかった。楽天さんとは対照的。
打線については9月の初めからずっと下降気味で、結局それを払拭できないままだった感がある。でも、一番は気持ち。この日本シリーズに賭ける思いの強さで負けた。

本当に楽しい、熱い日本シリーズだった。普段野球を見てないような人までが夢中になった劇的なシリーズだった。いっぱいいっぱいで全力でぶつかってくる楽天さんに対し、常に余力を残しながら、「たられば」の上がり目を残しながらの7試合だったけど、1試合ごとに有利不利が逆転するような本当に面白いシリーズだった。手に汗握る、興奮と感動をたくさんもらえたシリーズだった。

連覇とはかくも難しい。独走でペナントを制し、CSをスイープし、あと1勝のところまで来ながら最後の最後で夢潰えた。40年ぶりという数字を出すまでもなく、去年ペナントとCSを争ったのは中日。今年はペナントが阪神でCSが広島。日本シリーズも去年が日ハムで今年が楽天。覇権を賭けて争う舞台に立つことがいかに難しいかわかるし、去年も今年もこの11月まで野球ができたことだけでも十分にすごい。

今日の負け、今日の悔しさはきっと来年に活きる。いくらシーズンの成績が良くても、この大舞台で持てる力を発揮できなきゃ意味が無い。そのことをみんなが感じたと思う。選手もファンも「ジャイアンツはこんなもんじゃない」という消化不良な気持ちが残ってしまったけど、日本シリーズの大舞台とは原の言葉を借りれば異次元の世界。
来年はこの異次元の世界で躍動できるように。宿題が一つ残った分、楽しみだよ。

開幕からの7ヵ月間、今年はあっという間に感じた。喜び、笑い、興奮し、感動し、怒り、涙し、今年も本当に楽しかった。時に魅せられ、時に自分自身を重ね、自分のことのように一喜一憂し、他のことを忘れてのめり込めた。ビバ!ジャイアンツ!ビバ!プロ野球!今年もたくさんの思い出をありがとう。
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うれしかったなぁ。二周り目以降、狙い球をストレートに絞って以降、みんな振りが違った。
当てに行ったバッティングでもなく、崩されて打たされたバッティングもなく、みんながみんなジャイアンツファンがよく知るいつもの姿に戻ってくれた。
同じ空振りでも、同じ打ち損じのファールでも空気が全然違ってた。今日は打線が頼もしく見えたよ、ありがとう。

いろんなポイントがあるし、一つ一つ拾ってるとキリがないんだけど、管理人は「吼えたロペス」と「攻め達磨 原辰徳」を挙げたい。
痛恨のトンネルで痛い失点、そしてなんでもないファールフライを落球。この点だけをもって途中交代させられてもおかしくなかったロペス。ところが、第1打席のセンター前に内容があった。結果は凡打だったけど、5戦目に代打で出てきた打席もスイングはよかった。重傷だったバッティングが明らかに変わってた。そこを信じて使い続け、ついに出た同点ホームラン。ベースを回りながら吼えまくってたロペス。うん、しびれたよ。CS以降ストレス溜まってたはずだもんな。

その同点ホームランのあと、田中を打ちこんで尚も1アウト1塁3塁の大チャンス。ここで仕掛けたディレードスチールに原の攻める姿勢を見た。なんとしてでも1点ほしい。犠牲フライでもゲッツー崩れでもいいから、なんとかして1点取りたい。普通はこう考える。そこで奇襲を仕掛けて「なんとか取った1点」でなく「もぎ取った1点」を狙った原采配。失敗はしたけど、管理人はなんだか原が原であることに安堵した。もともとダブルスチール大好きな人だけど、あそこでこのサインを出すのは並大抵の監督には無理だ。追い詰められてから言った「ジャイアンツはここから強いんだ!」が強がりでなく、本気でまだまだ勝負はこれからだと思ってくれてた証拠。
 
田中も田中で立派。今日も随所にすごさは見えた。降板してもいいのに最後まで投げ切ったのは彼なりの仙台のファンに対する餞別なんだろうけど、今日の黒星と12安打4点がジャイアンツからおまえへの餞別だ。NPBの王様はおまえじゃない。日本プロ野球すべてがおまえにひれ伏した訳じゃない。最後の最後に痛恨の一敗を喫したことを忘れずに、メジャー行っても頑張れ。

そして、その田中に投げ勝った今年唯一の人、我らが菅野。2回の2失点だけが悔やまれるけど、その後はしっかりと立て直し、リードを奪った後もふてぶてしいまでの快投だった。ホントに頼もしいし、この重圧がかかる試合でよくやった。

明日も勝つ。杉と澤村で試合を作って、山口とマシソンで締めて勝つ。目覚めた打線が暴れまくって必ず「連覇」をものにする。



ほんの一日前までこの展開を夢にも思ってなかった楽天ファンに告ぐ、


今夜は震えて眠れ






あと1勝。王手。
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予想通り田中と菅野の予告先発が発表になった第6戦。
過去に一度投げた、それもほんの数日前に投げたピッチャーというのは、そのときの印象をどう利用できるかがポイントになる。
管理人の私見だけれど、昨日の則本と初戦の則本は組み立てが違った。初戦はスライダーがカウント球で、ウイニングショットはフォーク。昨日はそれを活かして、フォークが来る来ると思わせておいてスライダーで仕留める配球。球種の豊富さと個々の完成度があってこその芸当だけど、データを逆手に取った見事な組み立てだった。

菅野くんも球種は豊富。大きい変化球と一見ストレートに見える小さい変化球、そのどちらも勝負球にできる新人離れしたピッチャー。相手の印象をどう裏切っていけるかが鍵。
田中は残念ながら、今年に関してはそういった対策とかなんとかを凌駕する神通力がある。ただ、彼は神の子じゃない。必ず失投は来るし、日本一のかかった大一番必ずチャンスも来る。今年の集大成として、自分がやってきたことを信じて打席に入るしかない。クリーンヒットでなくても、打った瞬間わかる豪快なホームランでなくても、ヒットはヒットでホームランはホームラン。こういう試合は、打ちたいと思う気持ち、勝ちたいと思う気持ちの強さが問われるんだよ。春から連覇を目標としてきたチームの真価が問われるんだよ。ファンなら信じて応援すべし。

今から5年前、西武との日本シリーズ。敵地での5戦目に大勝し、3勝2敗で本拠地に戻った我が軍。圧倒的有利との下馬評にも関わらず、6戦7戦とまさかの連敗を喫して敗れ去った。なにが起こるかなんて誰にもわからない。
王者の意地、それこそがGIANTS PRIDE2013。


いざ、躍動 m9(`・ω・´)!
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巨人ファンでないとわからないことだろうけど、東京ドームではまったくと言っていいほど西村のグッズは売ってない。レプリカユニフォーム、背番号Tシャツ、近年流行りの漢字フルネームタオル等、人気選手の定番商品は何も無い。2年連続でクローザーを務め、今年は最多セーブ王に輝いた必要不可欠な選手ながら、びっくりするほど人気が無い。

そして、今日の醜態で来年も彼のグッズは発売されないことだろう。死者にムチ打つようで酷な言い方になるが、「5戦目は西村で負けた」、ことによっては「西村で負けたシリーズ」と言われ続けることになる。

彼は彼なりに、今年一年今日のような大事な試合を締めることを目標にやってきた。去年の日本シリーズで結果が出せず、日本一を決めた試合でマシソンと山口は投げたのに、西村に出番は無かった。そのことを発奮材料にここまで一年やってきたのに、やっぱり同じところで躓いた。実に西村という選手を象徴しているように思うし、もう今年の西村に挽回する機会は無い。

打たれたんならしょうがない。まだ諦めもつく。ところが、まるで打つ気なく打席に離れて立ってる則本にストライクが入らず歩かせる。あのムードの中で、西村ほどの経験を積んだピッチャーのやることじゃない。もともとWHIPは良くないピッチャーだから、ランナーは出しても抑えてくれればよかったけど、動揺を隠せず藤田にデッドボールを当ててパニックになった。星野の言う通り、このシリーズ藤田に当て過ぎだ。ホントに申し訳ない。
パニックになって、なかなか見ることのないサイン違いでカウントを悪くして、ヒット1本で決勝点を取られた。若いピッチャーならまだしも、先発も中継ぎも経験してきたクローザーにしてはあまりに情けない。うつろな目をして口を半開きにしてるフランケンみたいな姿に腹が立った。
こういう手のひらに汗をべっちょりかくような試合、見てる側ですら鼓動が早くなるような試合で活躍できるか。ジャイアンツの選手にとって大事なのはそこなんだよ。Bクラスのチームとは訳が違うし、西村が一流になりきれないのはそこだ。

打つ方も重傷。今日のハイライトは「天才高橋由伸ここにあり」だけだ。あまりに打てないし、原もいつもより後手だ。9回も原がイケイケだったら、阿部の代走に尚広を出して勝負を賭けてた。結果、追い付いても二塁ランナーが阿部だから、亀も中井ちゃんも「ワンヒットじゃ帰ってこれないだろう」と余計なことを考えたし、則本に与えるプレッシャーも半減した。

仙台に戻って、大エースマーくんを相手にしての第6戦。まあ、圧倒的に不利だ。100人いたら99人が「今年を代表するマーくんが、今年一年を象徴するかのように抑えて楽天日本一」を予想する。
それをひっくり返すには阿部以外にはあり得ない。坂本は今日の状態を見るともう無理かもしらん。阿部がストレートでもスプリットでもヤマを張って、自分を信じて自分の形で振って結果を出すしかない。阿部が打ったら何かが変わる。村田じゃ変わらないものが変わる。自分の状態も、チームの状況も追い詰められてる。開き直って打て。


阿部、起きろ。
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野球っておもしろいよなぁ、プロ同士の真剣勝負ってすごいよなぁ、と感じてしまう大激闘。今日は金払って観る価値のある試合だったし、4時間もテレビに釘付けになる価値があった。

まず、管理人の予想以上に大幅なテコ入れをした先発オーダー。今になって「阿部のチーム」と時計の針を戻したことに賛否両論はあるだろうし、スタンドがどよめいた下位打線にも疑問は無い訳じゃない。

ただ、今日の総力戦、序盤だろうがガンガン選手交代を仕掛けていく姿勢を見るにつけ、原は「動かしたかった」んだろうなと思う。主語はもちろん「今日の試合」でなく「日本シリーズ」を。
中井はもう少し見たかったけど、結果として代えた松本が今日の陰の殊勲者になった。管理人的には、長野よりも松本を褒めたいほどに光ってた。
この控え選手の豊富さ、もっと言えばレギュラー陣との差が無い控え選手の多さと、中継ぎ陣の圧倒的な力量の差で劣勢を跳ね返して押し切った試合。本当にナイスゲームだった。

そして、認めなきゃいけないのは楽天の強さ。正直、これほどまでに打線がいいとは思ってなかった。好調な上位、怖い中軸、名前のある下位と、まるで切れ目が無くて気が抜けない。中軸が絶不調で打線が分断されるジャイアンツとは対照的だ。

坂本がまるで精彩を欠いてる。内に合わせられず、外を追いかけて相手に翻弄されてる。阿部はそれよりはだいぶマシだけど、いい時と比べると軸がぶれてる。自分の間で、自分の形でスイングできてない。ロペスは論外。もともとスイングの軌道からして縦変化には弱いけど、来たボールを全て打ちに行って、結果当てるだけか、バットとボールにえらい距離のある空振りばっかり。もっとも状態が悪いのは間違いなくロペス。今日は昨日よりもひどかった。
・・・でも、勝った。それも、1-4の劣勢からひっくり返せた。これが何より大きい。全員が機能してる楽天さんと違って、こっちにはまだまだ上がり目がある。中軸が不振だと騒ぐのも結構だけど、管理人としては阿部の復活が楽しみでしょうがないし、阿部が打ったらこの打線は楽天打線なんざ目じゃないと思ってる。

さあ、今日の先発が誰だったかなんてキレイさっぱり忘れたけど、明日はエースだ。明日こそは序盤に大量失点は勘弁してくれ。


あと2勝
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機能しないなぁ。3戦目ともなると、誰が調子が良くて誰が悪いとかがしっかり数字で見えてくるけど、中軸みんなダメだもんな。仙台での二人に加えて今日の美馬もよかったんだけど、それを差し引いても状態が良くなくて、自分のスイングができてないバッターばっかりだ。

そんな中、杉内が壊れた。予想もしない大崩れで、これなら先発回避した方がよかったんじゃないか、ってくらいにいいところなく沈んだ。前回登板のCSが非常に良かっただけに残念。

まあ、ここまで悪いこと続きだとかえって面白い。則本やマーくんが5~7戦目に投げることまで含めて星勘定は不利になってきたけど、追い詰められてこそ真価を発揮するのが我が軍。土俵際で踏ん張ってこその常勝軍団。勝負はここからだよ。

明日、きっと原は打線を変えてくる。ロペスを外すか落とすかして、坂本の打順を上げてくる。ただ、下位打線はテコ入れができても、阿部や由伸みたいな中心選手はそうはいかない。自分たちの実力で結果を出してもらわなきゃいけないし、彼らが機能しないと今日みたいな試合になる。
まあ、幾多の修羅場をくぐりぬけてきた男たちを信じよう。それと、頼むでホールトン。

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まー、しゃあないっしょ。この展開は誰もが予想するところだった訳だし、まるっきり計算通りって話だもの。敵地で1勝1敗なんだから問題なし。
この2試合、打線がまるで打てないことに目が行くけど、調子がどうとか言う前に則本とマーくんはすごいよ。打てる球がほとんど無いんだから仕方ない。


ただ、これは残念だ。結局、決勝点これだからな。
これに限らず、テラがホームラン打った時も、判定が遅いから捕球されたもんだと勘違いしてテラがベンチに戻りかけた。この大舞台で審判は何やってんだ?

寺内について続けると、長打がある打線の中でフッと相手ピッチャーの気が抜けるバッターなのは事実。そこでCSマエケンくんに続いて失投を見逃さず仕留めたのはすごい。十分すぎるほど働いてくれてるわ。同じ小粒な到が気の毒なくらいクルクル空振りし続けて、昨日も今日も子供扱いされてたのと対照的。守備重視なオーダーなのはいいけど、センターは経験豊富な松本の方がよかったかもしれんね。この2試合、選手起用について唯一のミスだと思う。

なかなかセリーグにいないようなすごいピッチャーが連夜で出てきて、それで1勝1敗なんだからまったく問題なし。火曜からはドームでいつもの野球ができるジャイアンツに対し、楽天さんはジョーンズの守備をどうしようか悩んだり、代打で投手を代える不慣れなことに取り組む訳だ。まだまだこっちが有利だよ。
この2試合、ハッキリ言って両チームとも浮き足立ってる。楽天さんはピッチャーフライで進塁を狙う(?w)謎の走塁ミスがあったり、ジョーンズの緩慢なリード、牽制死があったり明らかに緊張してる。その牽制死なんかは見事なサインプレーで、「やるじゃないか我が軍」と思ってたら、最後の最後に坂本がフォースアウトのルールを忘れたw やっぱりそういう普通でない大舞台なんだよな。
そんな中、ホームに戻って、いつもの9人制でやれるのは巨人にとっては大きなプラス。「フォアボール連発→怒りの奪三振」が板についてきたマシソンもそろそろ落ち着くだろw

向こうは誰が先発してこようと、則本&マーくんとは比較にならない格下。対するこっちは満を持してエースナンバー18登場。「かかってきなさい」と余裕で構えるがよろし。

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いやぁ、則本ってすごいなw ストレートはグングン伸びてるし、スライダーにチェンジアップを織り交ぜて、ウイニングショットは鬼のように落ちるフォーク。これだけで十分すぎるくらい十分なのに、クイッと一回浮くカーブまであるもんだからどうしようもない。よく言う「打たされた」どころじゃなく「振らされた」だったもんな。なんせ自分のスイングができないし、ろくに前に飛ばない状態。すげえピッチャーだわ。

相手のピッチャーがそれだけの快投をしようが、「僕には僕のピッチングがある」とばかりに淡々と投げるのが我が軍のエース。でろーんと曲がるカーブだかスライダーだかわからん変化球、腕を振って投げ込むチェンジアップ。剛速球はなくとも、三振は獲れなくとも、ランナーは出そうとも、粘って粘ってゼロに抑える。これが内海の真骨頂。「打てそうで打てない」を地で行くピッチャーだけど、打てそうに見えて打ち気に逸らせることこそが内海の武器なのだよ。わかったか。

そして、その内海を無失点のままスパッと代えた原采配。ハッキリ言って、いかに実績と信用があろうが、3人も4人もピッチャーを出すことは怖い。全員が全員調子がいい訳ないんだから、数が増えれば増えるほどリスクは増す。ただ、誰でも緊張する日本シリーズのマウンドを、この初戦にしてスコット鉄太朗全員が踏んだことに意義がある。これは非常に大きいよ。事実、3人が3人とも崩れかけたけど、これが後々になってからでなくて良かった。見てろ、3人とも明日以降は今日より良くなるから。

最後に、今日のヒーローはもちろん亀井。本気でスリーランも覚悟した打球だっただけに、取った瞬間喜びよりも驚きと安堵が先に立った。いやぁ、マジでチームを救った大ファインプレー。最大限に評価していい、今日の勝敗を分けたプレーだった。
このプレーといい、嶋のバスターエンドラン&松井三塁憤死といい、向こうさんのいいところも出つつ、紙一重で分かれた勝敗。原の「ツキがあった」という言葉は謙遜でなく本音かもしらんね。
トランペット無しの独特の雰囲気ながら、流れる緊張感はまさに頂上決戦。実に面白い試合だったけど、勝ったことで圧倒的有利


あと3勝
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昨日に続き個人成績打者編パート2。

・鈴木  80試合 227  0本 1打点 13盗塁
走力は落ちた。ずっと尚広を見てきてるからこそわかる。全盛期なら悠々セーフのはずがギリギリでのセーフになったり、時にはアウトになったり、悲しいかなスピードは落ちた。でも、盗塁とは、投手のクセを盗む技術、モーションを見分ける技術、リード、スライディング、いくつもの要素が重なる一瞬の勝負。短距離の選手を代走に出したところで盗塁はできん。そういう技術が誰よりも長けているから尚広は足のスペシャリストなのだ。そして、あまり触れられない点だけれど、僅差の終盤ノーアウト1塁で次打者がバントの構えをしたとする。当然、観点はバントが成功するか否かになる。ところが、1塁に尚広がいる状況だとすると、「バントかぁ、もったいないないぁ」になって、バントは成功して当たり前だという空気になる。事実成功するし。これは決して数字に表れてこないことだけど、彼を評価する上で忘れちゃいけないポイント。足でかけたプレッシャーは計り知れないものがある。

・長野 144試合 281 19本 65打点 14盗塁
いやぁ、見られる数字になった。オールスターあたりまでの低迷ぶりを考えれば、281の打率は驚異的だ。管理人が長野に求めるものは村田や坂本よりも高いので、今年の数字じゃ褒めることはできん。でも、この成績のまとめ方は恐れ入った。打率、ホームラン、打点のどれもが実はリーグトップ10に入ってるもんな。打順は1番がいいのか3番がいいのか、それとも5番以降がいいのか。その答えは今年も出なかったけど、それは来年以降の楽しみにしとこうか。ただ、2年連続の100三振は反省しろ。

・坂本 144試合 265 14本 54打点 24盗塁
長野と違って、盛り返せなかったのが坂本。坂本の打順が定まらないことで、結果ベストオーダーがどれなのかが迷宮入りになった。守備での不安が減ったことは喜ばしいけど、肝心の打撃に苦しみ、特に終盤の不振っぷりは目を覆いたくなるものがあった。冗談抜きで「減俸組」になるかもな。

・藤村  40試合 191  0本 1打点 4盗塁
藤村はホントに危機感を持たなきゃいけない選手。好守が売りの寺内がいる、打撃が売りの中井が出てきた、足が売りの立岡もいる、クラッチヒッター脇谷もいる。同じセカンドでこれだけライバルがいる中、残念ながら今年も目立てなかった藤村。巨人ファンでも彼がタイトルホルダーだったことは忘れてるだろうし、他球団ファンならおそらく存在そのものを忘れてる。酷な言い方だけど、今の藤村はそういうポジション。童顔で女性人気はあるからグッズは山ほど売ってるけど、状況からしたらトレード要員だとしても不思議ない。

・小笠原 22試合 250  1本 8打点
6月5日のサヨナラホームランを生で観られたのはファンとして幸せだし、2013年ジャイアンツ名場面の一つに間違いなくなるメモリアルアーチ。ただ、それ以降、「干された」に近い形で二軍幽閉されてるのが歯がゆい。石井ちゃんがまるでダメになってることを考えると、「左の代打」枠で使ってみてもいいと思うんだけどなぁ。

・大田  21試合 161  0本 2打点
国民栄誉賞授与式で松井に再びスポットライトが当たり、誰よりも悔しい思いをしたに違いないのが大田。二軍のピッチャーのストレートは打てる。でも、上で変化球を混ぜられて真剣勝負になると手も足も出ない。駆け引きの上手いリードをされたりすると、子供扱いされるがごとく空振り三振の連発。正直、成長は見えない。期待の大型ルーキーも今年で入団から5年が経過。そろそろ結果を出さんとなぁ。


次回から投手編。

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さあ、順当に日本シリーズの相手が楽天さんに決まった。星野と原といえば、原が辞任することになった03年、甲子園で抱擁しながら「必ず戻ってこい」が記憶に鮮烈。あれから10年、この二人で戦う頂上決戦。運命だねぇ。
さて、今回はシーズンオフ恒例の個人成績編。

・村田 144試合 316 25本 87打点
褒めざるを得ないじゃないかw 4~6月、まるでチャンスに打てず、いや「まるで」どころかチャンスにまったく打てず、揶揄され叩かれ、9番を打たされたり、1回で代えられたりした男がまさかの復活。復活どころか7月8月連続月間MVPの文句のつけようがない大活躍。よく指摘されてるフォームのモデルチェンジもそうだけど、彼の場合は一にも二にもメンタルなんだと思う。一年の中で天国も地獄も見ただろうけど、打者の中では間違いなく最大の貢献度。たいへんよくできました。

・阿部 135試合 296 32本 91打点
去年ほどではないにせよさすがの貢献度。最後の最後に3割を切っちゃったのが惜しかったけど、勝負強さと存在感は村田以上。今年は大事に使われた感もあって出ない試合も多かったけど、出塁率427、長打率564が示すように、やっぱり中軸に阿部は欠かせない。チャンスで阿部に回ってきたときのあの期待感は他の打者では出し得ない。

・高橋  68試合 303 10本 34打点
ときにはクリーンアップとして、ときには下位打線として、ときには代打として、調整が難しい使われ方をしながらこの成績。シーズン序盤に離脱して3ヵ月間も棒に振ったのに、終わってみたら残った数字は「さすが天才」と言いたくなるものになった。年齢を考えれば、来年以降も状態がいいときは5番、下降気味だと代打、という起用になるんだろうけど、このチームリーダーの存在はジャイアンツに不可欠。そして原よ、頼むから由伸に代打を出すのだけはやめてくれ。今のミスタージャイアンツは間違いなく由伸なんだから、そういうところも少し汲んでくれ。

・中井  48試合 324  4本 17打点 寝坊1
ついに花開いた若きスラッガー。寝坊&遅刻で二軍降格で名が売れ、戻ってきたと思ったらついにファン待望の才能開花。ハッスルしすぎて今この時期に不在なのが残念で仕方ないけど、井口がファーストしかできない今、12球団唯一の「長打があるセカンド」誕生。キレイなフルスイングにロマンがあり過ぎて、守備の不安に目が行かない。一軍デビューが早かった割に伸び悩んでいた選手なので、今年一皮剥けてくれたことはホントに喜ばしい。数年後にはひと桁の背番号を付けてること間違いなし。

・ロペス 121試合 303 18本 55打点
まさかの当たり自前外国人。成績もさることながら、送りバントも厭わないチームプレー精神。彼に何番を打たすのが適任なのかはよくわからんし、チャンスで脆いことも事実なんだけど、自前で獲った外国人が一年目からこれだけ打ったこと自体が特筆に値する。

・ボウカー 105試合 262 14本 46打点
そのロペスと仲良しのボウちゃん。今年はちゃんと働いてくれたし、ロペスとボウカーで100打点超えてんだから十分。ジャイアンツの場合、外国人に求めるポジションはこういう感じなんだよな。中軸でも大砲でもなく、チャンスメイクができて、他の打者が苦戦してるような試合で意外性を出してくれればそれでいい。

・矢野  90試合 289  2本 22打点
本人の適性とファンが彼に求める姿とベンチの思惑が見事に合致した結晶。もともと高い代打適性のある選手だったけど、今年は更に磨きがかかり「代打の神様」的に成長。矢野が出てくると応援歌も含めてファンが沸く、矢野も打つとベース上吼えベンチに戻ってまた吼える。こういうとこも代打にピッタリなんだよな。守備はさっぱりだし、スタメンで出てもさっぱりなんだけど、代打で一打席限定での期待感は村田や阿部を上回る。あと5年はもちそうな代打の切り札誕生。
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しっかり丸一日遅れになってしまった観戦記。反省、反省。
なので今日は写真多めにてお送りします。

試合はなんといっても杉内。18番ユニを着てた管理人ウキウキのナイスピッチング。今年の杉内は4月しかろくに働いてなかったから、ここにきてようやくらしい仕事をしてくれた。日本シリーズも頼むね。
打つ方は阿部もさることながら、フライデー坂本がようやく発奮。こいつは叩かれた方がやってくれるタイプなので、フライデーが出た時点でフラグは立ってた。きっとこのCSの時期を狙いすました発売だったんだろうけど、見事なまでに逆効果。講談社さん、あなた方の間抜けな作戦のおかげで、ウチの若きプリンスが息を吹き返してくれました。




ワワワンワン!(あと4勝!)
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