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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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19時までは会社から出られない管理人としては、今日は勝ってるかな負けてるかななんてことを考えながら18時以降スマホをちょいちょいチェックする。
幸いにしてJ:COMさんの動画配信を見られるもんだから、仕事に余裕があるときは遠慮なく生放送を見る。

・・・うん、すごく良く見えたんですよ。
会社で見てるもんだからもちろん音声はなし。無音で見る山口の球筋は非常に良く見えた。
ストレートは伸びてる。フォークのキレも素晴らしい。あぁ、今日は長いイニングを任せらるぞと確信した。

・・・ところが、会社を出て数十分後、帰宅したら逆転されてる。
ヒットも序盤でかなり多く打たれてるし、あれれとなんだか納得のいかない、釈然としない思いになった。

・・・あれ、やっぱりいいよ。
小さなスマホの画面でなく、テレビの画面でしっかり見てもそれでもやっぱりいい球投げてるよ。なぜだかスピードガン表示は135キロ前後を連発してるけど、どう見てもそれより10キロは速く見える球だよこれ。

これで抑えられない訳ないんだけどなあと思ってみてたら、「さすが管理人さん!素敵!さすがの慧眼です!!」と自分で自分を褒めたくなるどすこい完投勝利。だろ?あの球で抑えられない訳ないぞ。ワンバウンドするようなフォークで空振りが獲れるときって、そりゃもう相当にキレがあるときだもの。

この山口と高木の二人は、今年の開幕を非常に敷居の高い状態で迎えた。
高木が躓き二軍でも足掻いているのに対し、山口は結果で黙らせるとはこのこととばかりに、うまくスッとチームに入っていけたように思う。低迷するチームの中、自分が投げる日はおいそれとは負けないと、その背中で自分の立場を作ったように見える。

そう、これぞ自己責任。やらかして非難の矢面に立つのも、結果で自分がいかに有用な人間かを示してみせるのもプロとしての自己責任。良ければ褒められる、悪ければ叩かれる。一人のプロとしての矜持。
いいんじゃない?油断しないでその調子で来週もよろしくどすこい。

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人間は機械じゃない。
シンカーを覚えておかしくなったなら、そのシンカーを忘れるなり封印するなりすれば元に戻る。・・・なんてそんな甘いもんじゃない。ゲームのキャラならそんなことが可能でも、生身の人間じゃそうはいかない。野球だけの話じゃなく、サラリーマンだっていつもいつもベストのパフォーマンスができる訳じゃない。まして営業みたいに相手がある仕事なら尚更。自分のことで考えてもわかると思う。

それをここまで戻してこれる。ここに並みのピッチャーと大エースになる男との差があり、真摯に野球に向き合い努力を重ねてきた男の真価がある。これは素直にすごい。過去2度の登板内容を見て、今日ここまで復活してくるとは思わなかった。智之に心からごめんなさいしとこう。

江川が散々指摘していたように、ストレートは少なめで、決して絶好調という訳じゃなかったんだろう。
だけど、わずか一週間でここまで立て直してきたことが驚愕に値するし、今日はその内容とか組み立ては二の次でいい。
こと内容に目を向けたって、6回表のピンチを招いてからの三者連続三振に大エース様の真骨頂があった。安部はワンバウンドするかのような球にことごとく手を出し、逆に次の西川は明らかな高めの釣り球に思わず手が出る。キレと球威がなければあんなコースで空振りは取れない。管理人は今日は安心して見られたぞ。

うん、今日は二週間遅れの智之の開幕を祝い、頼れる大黒柱が帰ってきたことを喜ぼう。
おかえり、大エース様。

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いいよ、笑いたきゃ笑えばいい。
管理人だって、ネットの速報で1回表の5失点を見たときには爆笑したもの。
5連敗中のチームの全責任を負った先発マウンドに上がる身で、狙ったように5失点するとかこれはもういったいどういう冗談なんだ大竹よ。もう、一周回って爆笑したぞ。

こんなクソみたいな試合で、全ての巨人ファンが死にたくなるような試合で、それでも管理人が記事を上げようと思ったのには訳がある。

5回表、代わったばかりの田原のピッチング。
実況の「シュート回転して・・・」に対し、解説をしていた原の「シュート回転したんじゃなくシュートさせたの!」の切り替えし。
・・・なんかね、とてつもない愛を感じて泣けたよ。
BSだろうがCSだろうが見ている人は数十万人いや数百万人いて、それだけいる人の中には実況の言葉を真に受ける人もいる訳で、そこに上司として部下を守ってやる大きな愛をしっかりと感じた。
俺の部下はこういう意図でこういう狙いでしっかりと仕事をしてて、それを間違うことなく理解してやってくれっていう原の親心が見えた。

今の監督にこういう気概があろうか?
部下を守ってやり、矢面に立って戦う気骨がどこにあろうか?
チームを離れても尚それでもジャイアンツ愛に溢れ、共に戦った選手を立場は違えど守ってやろうとする原さんのジャイアンツ愛に涙が出たよ。
それとは逆に、今の監督は1ミリたりともジャイアンツに興味はあるのだろうか?

人は愛されたいし愛したい。これが世の中の真理。
それを体現してくれた背番号88が恋しいし、彼がベンチにいてくれたら、この暗黒の連敗地獄も糧と感じて前向きに思える。・・・ねえ原さん、あなたがジャイアンツに残してくれたものは、プラスの面だけじゃなく、こうして管理人みたいにいつまでもあなたの幻影を追い続ける亡霊をも生んだんです。
そして、あなたならこの局面に正面から対峙し、愛を持って難局を乗り越えてくれるものと思います。
原さん、願わくば来年1年戦う体力作りをしていてください。管理人はずっとずっとその夢を見ています。

 

 

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まずいな。これはもう本格的にまずいな。
これを読んでいただいている皆さんが思われているよりも数段深刻にまずい。やることを全てやってそれが必ずしも失敗だった訳でもなく、それでいてしっかり完膚なきまでに負けてるんだから救いようが無い。



今年のジャイアンツのストロングポイントは選手層の厚さ。
選択肢に乏しくストックの少なかった去年に対し、今年は投打共にベンチにタレントが豊富で、試合終盤のベンチワークにバリエーションが多い。



そして、今日みたいな阿部の使い方は大正解。
ここぞの場面でとっておきの切り札として出す。ドームが揺れるほどの「しんのすけー!」コールで、相手が萎縮して心理的優位に立つ。
今日はまさにこれができた。相手がビビッて押し出しのフォアボールを出したんだから、采配としても阿部の打席としても大正解。これが格であり名前であり貫禄。昨日の長野もそうだけど、今年はこういうキラーカードをどこで出すかの楽しみがある。


投げる方も然り。
クローザーのカミネロはともかく、上原、マシソン、澤村と今年は3つのピースをセットアップの選択肢として持ち、状況に応じて使い分けられる強みがある。

その観点でいけば、今日はやることをやったんだよ。やるべきことをやった上でその選択を誤ったのはもう監督してのセンスの問題だ。
阿部はよかった。だけど、最後の打者は大城じゃなく長野を出すべきだったんじゃなかろうか。左右の問題じゃなく、どっちが相手にとってイヤか、どっちが引き出し豊富かを考えたらわかるんじゃなかろうか。
マシソンはよかった。だけど、その次の澤村が燃えたときに、あまりにも後手で見殺し状態すぎる。信頼して1イニングを任せて送り込んでるのはわかるけど、その計算が崩れたときにあまりにも無策で対応が遅い。

初めの話に戻る。
やるべきことをやった上で、あえて悪手をチョイスしてこんな試合を作ってくれてるんだから、そりゃもう事態は深刻だ。改善の余地が見えないというか、なんかもう根本的な問題の気がする。
ベンチだけじゃなく、先発の打順だってそうなんだよ。こうも拙攻で得点力が低い中、それでいて個々の打率は特別に低い訳でもない中、何か考えるならその並びに他ならないんじゃないかと思うんだけども。



・・・まあ、とても疲れました。
最後に今日の球場グルメは石川のダイナマイトチーズバーガーです。現物の写真が食いかけで申し訳ないけれど、食べる前に撮ろうとしたらレタスしか見えない感じだったのでご容赦あれ。
味は見たまま。実にザ・チーズバーガー。350円・・・、いや400円でも満足かな。だけど、さすがに650円はないわ。ハンバーガー1個で650円ってどこの相場なんだそりゃ。

そして、このチーズバーガーもそうだけど、今年から石川くんのグッズが大量生産されてる。坂本や菅野といったトップ選手に並んで、ありとあらゆるグッズが量販されてる。
・・・巨人ファンならわかると思うけども、「やるなら去年やれ」と声を大にして言いたい。対応が遅いにも程があるし、ようやく愚の骨頂みたいな会議を経て大量生産するようになったんだろうけど、いざそうしたときに石川くん本人が一軍にいないとかもはやコントみたいに滑稽だ。こういうところはカープに10年遅れてると思う。

なんか監督も球団も同じで、後手で保守的な感が否めないんですよ。
もう少し上手くやったら結果は違うし、上手くやっている相手がすぐ側にいるもんだから余計にそう感じる。それが旧態依然とした伝統あるチームの弱みであり、その中で育ってきた監督に欠けている部分でありと感じてしまう。そんな感じですかね。
まあ、ホントに疲れましたですハイ。
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管理人は長野は特別な選手だと思っている。
「その他大勢」に区分される扱いじゃなく、いわゆるスペシャルワンとして見る選手で、比較対照されるのは阿部であり坂本であり、そういう重さのある存在だと思っている。

その長野が足掻き苦しんでいる。
打率は1割台を彷徨い、スタメンすら確約されていない準レギュラーの扱いに甘んじている。

そして何よりも悲しいのは、それが話題にすらなっていない事実。
あぁ、長野は今年もダメか、春の長野は期待できないもんな、とファンの間ですら「仕方がないこと」として片付けられている。その他大勢の凡庸な選手と同じ扱いどころか、その後塵を拝するくらいの位置づけに収まってしまっている。

だから、管理人は泣いた。
今日東京ドームのスタンドで泣いた。この前ドームで泣いたのはガッツさんのサヨナラホームランのときだったから5年ぶりになるのか。
代打で長野が出てきたときの高揚感。そして、彼の真骨頂である右打ちでライトスタンドに叩き込んだホームランに涙が出た。そうだよ、これでこそ長野だよ。これでこそスペシャルワンだよとしびれた。



・・・それがこうなる。
上原一人を責めるのはお門違いだし、変に遠慮して打たれるまで代えるに代えられないように見えたベンチにも問題は大有りなのだけど、いずれにせよ引いたのは見事なまでのハズレくじ。感涙に咽んだ天国からあっという間に地獄に叩き落とされた現実。

なんだろう。ここで「澤村だったら」、「マシソンを出していれば」を語りたいんじゃなく、なんというか監督のとことん「もっていない感」に笑ってしまう。いや、笑ってる場合じゃないことくらい百も承知だけれども。

立岡の暴走、亀井の走塁死を叩きたい気持ちもわかる。だけど、今日の試合の中でゲレーロの決死のタッチアップがあったり、立岡の一塁ヘッドスライディングがあったりしたのもまた事実。吉と凶は表裏一体。凶を恐れて無難なプレーをするくらいなら、叩かれるくらい思い切りよくやってくれた方がいい。


だから、今日はこういう日だと思うことにする。
そうでも思わないとやりきれない。管理人の涙を返してくれと八つ当たりもしたくなるところだけれど、これも野球。いや、これこそが野球なんだと思う。



それと、今年初の球場グルメは亀井さん弁当。
・・・うん、美味かった。鳥の天ぷら(右上)、味付け濃い目のカリフラワー、ポテトをつまみながら、メインにするのは牛タンご飯(左上)、鮭フレークごはん(左下)、そばめし(右下)の三種の炭水化物。一つの味に偏らず、バランスよく食べられた気がする。

さて、今日は今日。明日は明日。切り替えていきまっしょい。
予告先発吉川光がアナウンスされたとき、驚くくらい巨人ファンが無反応で管理人は笑ってしまったのだけど、それでも明日はやってくる。
明日も管理人は外野席。いい加減勝てジャイアンツ。頼むでマジで。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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実は言うほど悪くは見えない。
去年のフォームが記憶から薄れてしまっているせいか、何が変わって何が原因でこんなことになっているのかは正直よくわからない。

悪くない球もある。キレよく曲がっているように見える球もある。
わかりやすい部分として確かにコントロールは良くないけれど、見方としてはこれほど制球を武器にしてきたピッチャーが、なぜこんなにもコントロールを乱すようになったのかと捉えるべし。
じゃあ、寝て起きて明日投げたら制球力は戻っているのかといえばそうじゃなく、やっぱり何かしっくりきていない部分があっての結果と理解すべし。

そうなると、言われているようにシンカーを覚えて、そこで全体のバランスを失った説が俄然説得力を持つ。
握りの感触、肘から先の使い方。一つ新しい選択肢が増えたことで、既存の物に異変をもたらしている説がそれっぽく聞こえてしまう。確かにピッチャーってのはそれだけ繊細なものだから。

だけど、まだそれでもなんだか管理人にはしっくりこない。
抜けた球、逆球が多くなり、去年まったく見られなかったエースの姿に戸惑いながらも、まだここから立て直せるように感じてしまう。なぜならオープン戦で見た菅野は本当にいい球を投げていたから。
相当な修正が必要であろうとは思う。これだけ意識の高い選手だから眠れない一週間を過ごし、周りが騒ぎ立てる以上に本人は深刻に捉え改善に努めてくると思う。
予定通りにいけば来週は慣れた東京ドームのマウンド。相手にとって不足なしのカープ打線が相手。ここにどう仕上げてくるかが今年一年を占う大きなポイントになるね。
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どうやったって異常なムードの試合。

豪腕復活が実現して抑えたらもちろん主役は松坂。
火だるまになって無様な姿を晒しても主役は松坂。
そして、今日みたいに微妙な結果になってもそれでも主役は松坂。

もうどう転んでも主役は松坂と前もって決められていて、こっちの立ち振る舞いがどうあろうが、松坂の引き立て役にしかなり得ない異様な試合。だってもう実況も解説の金村も「よく投げましたねえ」「よく抑えましたねえ」って、まるで引退試合モードなんだもの。アウト一つストライク一つで騒がれたらやりにくいったらありゃしない。

そんな浮き足立つ試合なもんだから、どうもいまいちペースが掴めない。流れを手中にしているんだかいないんだかわからないまま、押してる割に点が入らないイヤなペース。

そうこうしてるうちに澤村が掴まり1点差。この場の空気に呑まれたような試合をビシッと押し戻し、地に足が着いたリズムに修正してくれたのがマシソンであり上原だったと思う。
なんかおかしいまま、どこか納まりが悪いまま進んでいた試合を、この二人の好投が軌道修正してくれたように感じた。

それと、よそのことだからあまり言わないけど、松坂のピッチングにそれほど感じるものはなかった。
もともとタイミングの取りにくいフォームだし、緩急が効果的に作用していたのは事実だけど、正直このレベルでいいなら他にいくらでも代わりはいる。ソフバン時代があまりにあまりだったから、こうして普通に投げられただけでニュースになるのはわかるけど、この内容で、じゃあ今年順当に勝ち星を重ねられるかと訊かれたら、管理人は間違ってもYESとは言えない。まあ嫌いな選手じゃないし、確実に一時代を築き上げ、野球界における一つのアイコンにまでなった選手だからこれ以上言わんけど。
まあ、頑張れ松坂。そして松坂世代のジャイアンツの18番、栃木の25番。おまえらも松坂に負けず頑張れ。
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若手社員が活き活きと働き結果を残せるようになるのは、それズバリ本人の資質に因る部分だけでなく環境に左右されるところも大きい。

いくら期待のホープでも、いきなり一番の矢面に立たされるんじゃキツイ。
逆に「所詮ペーペー」が前に出過ぎてもやりがいに欠ける。人間、大きなところを任せられている自信を持ててこそ芽生える自覚もあるというもの。
そのバランスが整ったとき、期待のホープは光り輝き、組織の中でいわゆる世代交代が起こる。

クリーンアップを任されてる訳じゃない。
チームの中心には頼れる坂本キャプテンがいて、外様であれ外国人であれ実績十分なマギーとゲレーロがいる。
だけど、まだまだひよっこと軽く扱われてる訳じゃない。
チームのレジェンド阿部先輩を差し置いてスタメンでファーストを守り、自分より下位にはタイトルホルダーの長野さんがいる。

・・・うん、この環境はベストだと思う。
伸び伸びやるにも、責任と自負を持って戦うにも、どちらにも適してる。申し分なくいい環境だと思う。
そして、ただ振り回して、若さに任せて暴れ回るだけじゃなく、今日の7回表に出た合わせるようなライト前ヒットに明らかな成長が見えた。持っている能力をためらわず出せる余裕が見えた。
試合の流れとしてもあそこがターニングポイント。3点取られて迎えた攻撃でノーアウト2塁のチャンス。それが2アウトになり、このまま無得点で終わるか1点入るかには雲泥の差があった。

岡本よ、もっと自由に伸び伸びとやれ。
先輩たちの陰に隠れていられるうちに少しでも多くを吸収して、いい意味でも悪い意味でも経験を積め。10年前の坂本がそうだったように。
そして、チームがこの素材を上手く活かしていけたら、その先には今の坂本と同じくらいの輝きがあるのかな。それを楽しみに-・・・

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管理人は土日仕事なので週末の試合は見られない。

昨日はスポーツニュース、今日はG+の再放送を見た感想。

・・・岡本にジャイアンツの未来を見る思い。それはよくわかる。
・・・上原にジャイアンツの伝統を見た感慨。それもよくわかる。

だけど、管理人の心に留まったのはその二人じゃない。
帰ってきた背番号15。澤村がいてくれることで継投がグッとラクになり、結果余裕をもった試合運びができてる。それが目に留まった。
考えてみればいい。今日の6回表、スパッと野上を代えるような采配は去年まったく見られなかった。それはマシソンしかまともなリリーフがいなかったブルペン事情であり、能力不足だったベンチワークでありだけど、今年早くもその部分において改善&成長が見られた。

更に考えてみればいい。
澤村は年間200イニングを投げた実績があり、クローザーとしても2年連続30セーブを挙げた実力者。忘れがちだけどそうそういないレベルの一流ピッチャーだ。
それがなんでもない6回7回にセットアップで出てくる2018年ジャイアンツの懐の深さ。上原が騒がれ、マシソン、カミネロに目が向く中、こういう役割をこのレベルの選手がこなしてくれることがどれだけありがたいか。試合運びをラクにし、戦いやすくしてくれているのは紛れもなく澤村の存在だと思う。

リリーフの選択肢がマシソンしかなかった去年に比べ、上原、マシソン、澤村の中からチョイスできて並べ替えができる2018年。うん、ちょっと光が見えてきたかもなあ。


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まあ、落ち着きましょうや。冷静になりましょうや。

オープン戦で優勝なんてしたもんだから外野は妙に盛り上がってたし、解説者陣の順位予想でも意外にもジャイアンツ優勝が多かったもんで、なんだかのぼせ上がって夢見てた。2月くらいまでは今年もダメだろうって空気が支配的だったのに、なんだかあれよあれよと世論に釣られていけるような気になってた。

・・・そんなジャイアンツファン多いでしょ?
そこに冷や水をぶっ掛けるような開幕戦。エースはらしくないピッチングで燃え上がり、打線は去年のデジャヴのような貧打祭り。
まざまざと現実を見せられ、夢も酔いも醒め叩き付けられる2018年のリアル。


でも、管理人はこれでよかったと思ってる。
いずれ剥げるメッキなら早いとこ剥げりゃいい。
20勝を目指す菅野でもこうなることもある。昨日今日出てきた若手がそう簡単に打てるはずもない。これを踏まえて、自分の立ち位置を見つめてチャレンジャーとして戦っていってこそ2018年ジャイアンツ。王者でも球界の盟主でもなく、ジャイアンツは一球団にしてチャレンジャー。それを理解するいい試合になったと思う。
そう、ジャイアンツは挑む立場。驕ることなく上を目指し、胸を借りる立場。

そして、今年もこの季節が来た。
勝った負けたどころか、打った抑えたに一喜一憂し、まるで自分のことのようにジャイアンツのことを捉え、チームと共に笑い共に泣き一緒に歩く季節が来た。
東京は例年よりも早い桜で既にもう散り始めているけれど、今こうしてしみじみと思う。あぁ、今年も春が来た。

 

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人の気持ちとは勝手なもので、180度相反する2つのことを同じ強さで思い得る。

・犯罪者に更生の機会は与えられるべき

・犯罪者は一生そのレッテルを背負って生きるべき

管理人の高木京介に対する思いも、可とする気持ち否とする気持ちで揺れ動き、愛憎半ばにして今じゃもう真ん中で固定され何も思わない境地に達している。

とはいえ、今こうして支配下登録されまた今シーズンマウンドに立つ京介を見たときに何を思うのだろう。
よく言われている笠原や松竜との違いについては、そこを本人に問うてもお門違いだし責めたところで仕方がない。
それはもう裁いた方の問題だし、京介本人でもジャイアンツ球団でもなく、それはもうNPBに言ってくれという話。
京介本人は野球以外の道もありながら、それでも茨の道を選び、あえてまな板の上の鯉になる覚悟で戻ってきたプロ野球の世界。

だから、普通に見てやればいい。
フラットな気持ちで評価してやればいい。抑えたら褒める、打たれたら叩く。他の選手と一緒に扱って、一人の野球選手として見てやればいい。
きっと甲子園やマツダじゃとても電波には乗せられないヤジが飛ぶだろう。チームメイトとの関係も昔のまんまとはいかないだろう。
針のむしろの中でチームの勝利に貢献したら、それはもう惜しみなく拍手と歓声を送ればいい。そこに弱い者に味方する判官びいきな思想は持ち込まず、あくまで冷静な目で使い物になるかならないかだけを見てやればいい。

「よく帰ってきた」なんて言わない。言っちゃいけない。これは決して美談にはなり得ないアンダーグラウンドな話。

抑えられるなら抑えてみせろあの頃のように。それができなきゃ早く辞めろ。

管理人はそう思ってマウンドの57番を見ることにする。
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実はそんなに好きじゃなかったんだよな。

同い年ということが災いしたか、管理人はジャイアンツのエースとして着実に実績を積み上げる彼にそれほどの思い入れは持てず、どこか他人事、どこか遠くを見るような思いで背番号19を見ていた。

管理人の心境に変化があったのは2007年。
その年の上原は故障で出遅れたこともあり、それまで順風満帆でキャリアを重ねてきた彼が先発の座を捨てクローザーになることになった。
・・・この年の9回に上原が出てくるときの高揚感は今でも覚えてる。
エースがクローザーになってくれた。まっさらなマウンドに上がるのが当たり前だった上原が、チームの危機を救わんと、望まない役目を引き受けてくれている。ここで初めて特別な思いを背番号19に対して抱いた。

翌2008年。
このブログがいよいよジャイアンツ色を帯びていく中、背番号19は苦しみに苦しみ抜いていた。
ジャイアンツファンならきっと覚えているはず。らしくないピッチングが続き、投げればKOされる屈辱の日々が続いた上原。
この年の上原が初めて生身の人間に見えた。収入が二桁違うテレビの中の遠い存在じゃなく、ようやく苦悩するクラスメイトに思えた。

そういう紆余曲折を経て、愛と思い入れを持って見つめた選手だからこそ思う。
菅野の前のエースは上原浩治その人。その間にいた内海じゃ物足りない。それだけの格というものが上原にはあったし、今菅野に対して感じる思いもまた同じ。

・・・うん、おかえり。
そしていろいろあっただろうけど、またジャイアンツに戻ってきてくれてありがとう。
長いキャリアの晩年、燃え尽きる場所を間違えずに選んでくれてありがとう。

意外にメジャーから戻ってきた選手が古巣に帰った例は多くない。
だけど、その多くない例の中でカープの黒田フィーバー、今年のヤクルトの青木に対する歓迎ぶりを見たら答えは出てる。みんな浪花節の復活劇が見たいし、また同じユニフォームを着ている大功労者を見るだけでそこに言葉は要らない。

上原、最後の最後まで燃え尽きろ。看取ってやるから燃え尽きて前のめりに死ね。愛してるぞバーカwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さあ、キャンプレポート第2弾。亀井ギャルことおばちゃんこともぐさん、ありがとう。



亀井さんが二軍ということもあって今日も二軍のレポート。
でも、なんというか今日発表になった沖縄組(つまりは一軍)のメンツを見ると、二軍を見た方が見どころもあって楽しいように感じてしまうのもまた事実。
無理に今だけ一軍に入れてるような若手を見るより、テーマをもって調整してるベテランや、今シーズンの復活に賭ける実績十分な選手を見てる方が中身あるよね。

ちなみに、上の写真で亀井さんのバッティングピッチャーを務めているのはなんと片岡コーチとのこと。ほら、二軍だとこんな楽しみ方もある。



左が石川、右が山口鉄と脇谷。まあタレント豊富だこと。



そして亀井ギャル今日のベストショット。これぞまさしく復活を期す実績十分な男澤村。
今年は澤村が働いてくれないとブルペン事情的にもキビシイし、澤村本人もさすがに立場が怪しくなってくる。変に腫れ物的な扱いにならないためにも早い段階で投げさせてほしいんだけどな。

さてさて、そんなこんなで一軍は沖縄へ向かったけれども、例年と違い宮崎にまだまだ見どころが残った今年のキャンプ。亀井ギャルからの第3弾レポートはあるのでしょうか・・・。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さてさて、まだ2月4日ではありますが、本ブログ読者の自称「亀井ギャル」こと俗称「宮崎のおばちゃん」もぐさんから届いた宮崎キャンプレポート。
おばちゃ・・いや亀井ギャルは仕事が変則的なシフトになってしまい記事を書き上げる余裕がないとのことで、今年はいただいた写真の羅列になりまする。




亀井ギャルはその名の通り亀井ファン。
今年の亀井さんは二軍スタートとあって、当然のごとく二軍キャンプ地を訪れたもぐさんなのでした。
まあ、二軍といっても亀井さんの他にも内海、澤村、大竹、宮國、山口、脇谷、中井、石川、立岡なんかがいる訳で、見ようによっては一軍よりも豪華なメンツ。これだけタレントがいると退屈しないわな。



そして愛のこもったベストショット。打つ瞬間の亀井さん。




せっかくだから二軍だけじゃなく一軍も見に行けやー、と管理人にせっつかれて一軍キャンプに移動してくれたもぐさん(なんでも一軍キャンプ地と二軍キャンプ地は徒歩15分程度なんだそうだ)。

おばちゃ・・、いやもぐさん今年もありがとうございました。
第2弾第3弾も余裕があればお願いします。今年は文章書かなくていいので見に行く機会があればまた写真送ってくださいな。

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今年の冬は寒い。異常に寒い。
東京にみぞれまじりの冷たい雨が降る中、テレビの中ではプロ野球キャンプインのニュースが流れる2月1日。管理人も久しぶりにチャンネルをG+に合わせ宮崎キャンプの模様を見た。

今日からまた今年も野球が始まる。
外が身も凍るような気候じゃとてもその実感は持てないし、今年はここからまだ冬季オリンピックに話題を持っていかれるだろうけど、今年もこうして2018年のジャイアンツ号はスタートした。

・・・今年はどうなるのかな。
単純に机の上でそろばんを弾けば去年よりも弱くなってる気がしてしまうんだけど、まだそれを言うには早すぎるよな。60年目の宮崎キャンプ。みんなケガなく頑張れ。

野球ファンにとっては今日こそが新年の幕開け。
皆さま、あけましておめでとうございます。ジャイアンツと村田さんに幸あれ。
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まあ、名前が挙がり始めた時点で、間違いなくゲレーロは来るもんだと思ってました。特に驚きはありません。

そして、若手育成がどうのという理屈とこれはまるで別物。村田さんの話とも別物。そこを履き違えちゃいけない。
守備よりも打撃が求められるレフトのポジションに、そこそこ実績のある外国人が来てくれた。これ以上でもこれ以下でもない話。石川や到を使って育てろみたいな話なら、それは長野とライトを争え。陽だってフルシーズンいる訳がないんだから離脱したらセンターを奪い取れ。レフトってのはラミレスがそうだったように打撃重視のポジションでいい。

マイコラスが抜けて外国人枠にも余裕ができた訳だから、ある意味順当な補強でもある。
中日から強奪したような経緯にアレルギーを感じる人も、これが仮にメジャーから実績のある助っ人が来た話と仮定してみたら感じることはまるで違うはず。

そして、育成うんぬんのついでに語るなれば、若手を育てるために勝ちを捨てるシーズンなんてのは絵に描いた餅であり本末転倒。
長いシーズン、現実問題として「捨て試合」ってのはあるけれど、「捨てシーズン」なんて許されないですよ。勝ちながら育て、勝ちながら補強するのが大義。まだ納得しない人は、自分の勤める会社の社長に「若手社員を育てるために今季は売り上げを諦める。諸君らも給与2割カット、賞与なしで今年は頑張ってくれたまえ」とか言われたらどう思う?

それに、人が生きるのは今であって未来じゃない。いつまで生きられるかわからない高齢のファンにとって、見られた最後の年が捨てシーズンじゃ悲しすぎる。
そこまで大袈裟でなくとも、好きな選手が引退した、同い年の現役選手がいなくなった、仕事が変わって時間が合わなくなった、いろんな理由で野球から離れることは誰の身にも起こり得る。
今を一生懸命に生きて今を必死に戦って、そのサマに魅せられてこそのプロ野球。毎年が勝負の年だし、毎年全力で優勝を目指してこそ出てくるものがあるんだと思うよ。昨日、愛犬が天国に逝った管理人としては心からそう思う。

そして、まさかまさかのグッバイ高木勇人。
そりゃ、このピッチャーがプロテクト漏れしてたら迷わず持ってくよ。野上に失礼だから対等とまでは言わないけど、ほぼそれに近い単なるトレードになってもうた。
1年目の輝きからすると、便利屋的に使われたり安い扱いになることが多い選手で、正直なところこのまま埋もれていくんだろうと思ってた。だから、本人にとっても心機一転でいい移籍なんだと思うことにしよう。高木を外して守った28人が誰なのかは気になって仕方がないけれども。

来期の編成が確定したところで、とりあえず今年のジャイアンツ記事はこれにて打ち止め。
また来年、桜の花の咲く頃に。
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出ているデータとか根拠のない印象とかで語れば、きっと来シーズン野上が挙げる勝ち星は6つから8つ程度だと思う。
管理人だけじゃなく、きっと多くの野球ファンがこれに近いラインで予想しているんじゃないかと思う。

ただ管理人の場合、ハッキリ言ってそれは単なるイメージであり思い込みに過ぎない。
なぜなら、大変申し訳ないけれど野上というピッチャーに対しての記憶がまるで無いから。全く無いと言ってもいいくらいに印象が残っていない。
管理人は12球団全ての試合をテレビ視聴できるようになってから10年以上になるし、球場の雰囲気が好きでジャイアンツ戦が無い日や早く終わった後に西武ドームの試合を見てることも多い。
にも関わらず、野上の印象、記憶が何もない。失礼なのは重々承知ではあるけども。

データに目を移すと、彼が頭角を現すようになった2012年以降、勝敗数の推移はこんな感じ。

2012年 23試合  8勝 5敗
2013年 30試合 11勝 7敗
2014年 25試合  8勝10敗
2015年 27試合  7勝 7敗
2016年 22試合  3勝 9敗
2017年 24試合 11勝10敗

まあ、見事なまでの10勝10敗ピッチャー。個人貯金が全然作れない安定感の無さで、防御率も総じて4点前後。長いイニングが投げられる訳でもないし奪三振が多い訳でもない。
「先発5番手くらいで一年ローテを回してくれれば」がMAXの期待値で、田舎で伸び伸びやれる西武でさえ10勝10敗なんだから、注目度が格段に高まり重圧がかかるジャイアンツとなると6勝9敗くらいが関の山なんではなかろうか。いや始まる前から失礼極まりないのは百も承知だけども。

それと、その昔石川梨華ファンだった管理人にとって、野上とは複雑な感情を抱く対象だったりもする。
若き日のマイアイドルを幸せにしてやってくれと願う気持ちと、羨ましさと嫉妬が同居するこの感じ。
そして、当の石川梨華嬢本人はガチのトラキチでありアンチ巨人w ネットに転がってる有名なキャプ画だけど、彼氏の条件に「巨人ファンじゃない人」と真顔で答えるとんでもないガチ勢。
いやぁ、夫が投げる試合をドームに観に来たりすることになるのかね。どんな気持ちで観戦するんだか非常に興味があるけどもw

まあ野上さん、あまり期待せず生ぬるーい気持ちで見守りたいと思っております。ボチボチ頑張ってください。
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よかった。本当によかった。

マシソン残留の朗報を受けて本当にうれしく思った。
6年間フル稼働で投げ続け、チームがいいときも悪いときもブルペンを支え続けてくれた鉄腕が残ってくれて心からホッとした。

巨人ファンならみんなそうだろうけど、マシソンに対してはその辺の日本人選手よりも遥かに愛着がある。
6年間で実に359試合も投げ、ことあるごとにジャイアンツ愛を口にしてきた聖人に大きな愛と感謝がある。

また来年もジャイアンツのブルペンに背番号20がいる。それだけで少し希望の光が射してきたような気さえする。だって今年ただ一人のまともな中継ぎだったんだから。
それにもし、来年マシソンがダメになろうと管理人は責めない。そしてそれが大多数のファンのコンセンサスだと思う。
山口、西村と3人一括りで語られたころ、澤村にバトンを繋ぐべく投げ続けたころ、そしてカミネロと二人でブルペンを支えた今年。人に歴史ありとはこのことで、三連覇の初年度から今年に至るまで、ジャイアンツのブルペンには必ずマシソンがいた。貢献度は絶大だし、彼は「当たり外国人」じゃなく「超大当たり外国人」だ。

マシソンありがとう。
来年は20番のユニを作ろうかな。
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無事、日本の完勝、完全優勝で幕を閉じた稲葉ジャパンの初陣。

最後の最後に好投した田口がジャイアンツファンの溜飲を下げたものの、野手で唯一選ばれた宇佐見は左手首のケガでせっかくの機会を辞退した。

宇佐見の手首・・・。
多くのジャイアンツファンはざわっと過ぎった胸騒ぎを、あえて見て見ぬフリをして過ごしてる。

時は春に遡る。
当時はまったく無名の若手だったから誰も気に留めなかったものの、宇佐見は4月に右手首有鉤骨骨折で手術を受けている。
右左の違いはあれど、また同じ手首を痛めての離脱。ざわわっとイヤな予感が胸を過ぎる。

宇佐見のようにグリップの低いバッターのバッティングは、それすなわち手首の強さを活かした打法。ボールに最短距離でバットをぶつけ、上下動の無さをリストの押し返しの強さでカバーするバッティング。
そういう打者が手首を痛めたことは、普通に考えてもちょっと重い。

そして、ジャイアンツファンであるならば、「有鉤骨骨折」というキーワードにピンとこないはずがない。



原ファンである管理人はこの映像は涙なくして見れないし、何度見ても号泣してしまうのだけれど、ここで抑えてほしいのは打者にとって手首を折るということの重要さ。
悪い予感しかしないし、言葉を選ばず言えば2013年に膝を痛めて中井が離脱して、復帰後まるで別人になっていたことが重なって仕方ない。

杞憂に終われ・・・、杞憂に終われ・・・。

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これはきっと、清宮くんをクジで外した時点で大幅な軌道修正がなされたんではないかと思う。
清宮くんを獲れていればファースト候補は彼で決まり。だけど、外してしまったことで宇佐見を本格的にファーストへコンバートする方針にあの場で切り替えたんじゃないかと思う。いや、もちろんあの場で考えた訳じゃなく、AプランBプラン的にいくつかあったビジョンのスイッチ的な感じでね。
その宇佐見の穴と、相川さんと鬼屋敷が抜けた補充としてのキャッチャー乱獲。こう考えれば納得がいく。

だから、「こんなにキャッチャーを獲るなら初めから中村でも村上でもいけや」という指摘は、一見正論っぽいけど実は的外れなんではないかと思う。
清宮くんを獲れていれば、宇佐見はキャッチャーのままで、結果ドラフトで獲るキャッチャーも2人程度で済んだんじゃなかろうか。いや、これは管理人の予想でしかないし、ご多分に漏れずキャッチャーとセカンド連発に笑ってしまったのは事実だけども。

この予想が当たっているならば「迷走」だとは思わないけども、いずれ「後手」であまり褒められた結果じゃなかったことは事実。2度もクジを外して大幅な軌道修正を余儀なくされたんだから「失敗」と断じていいかもしれないわな。

だけどまあ、それはそれこれはこれ。指名された選手たちには何の非もない。
プロ野球選手とは支配下70人×12球団=840人の限られた狭き枠。その狭き世界で毎年100人が入れ替わる異常な世界。今日指名された82人の代わりに同じ数だけユニフォームを脱ぐ選手がいるシビアな現実。
叩かれたり苦しみ足掻くのは、来春のキャンプが始まって名実共にプロの選手になってからでいい。今はまだ子供の頃からの夢を叶えたことを喜び、未来の夢に思う存分浸ればいい。期待に胸を膨らませてプロの門を叩いた若き選手たちに幸あれ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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管理人が今年のジャイアンツ戦で一番感動したシーンは、実は13連敗中に出た村田さんの350号アーチだった。
ご記憶だろうか。その前日、ようやく連敗が止まるかと思ったオリックス戦。9回にマシソンが打たれまさかの3失点で、そのまま延長にもつれこむも逆転負けで悪夢の7連敗。絶対に今日は勝つだろうと思わせる展開だっただけにショックもひとしお。しかも毎年カモにしてきたオリックスが相手だったことも余計に重い負けだった。

そのショックを引き摺ったままの翌日デーゲーム。頼みの先発田口がなんとなんと初回に4失点。気が付けば中盤で5点の大量ビハインド。
これはまずい、いよいよシャレにならない事態だと全国のジャイアンツファンが青褪めたあの試合。
そこで飛び出した村田さんの満塁ホームランになんだか涙が出た。
春から控えに回り、もやもやを抱えていた村田さんの思い。俺は阿部にもマギーにも負けないぞという意地。そしてジャイアンツはこんな弱いチームじゃないぞ、舐めるんじゃないというナイン、ファンすべての思い。それらを乗せてレフトスタンドに架かったアーチに心底しびれた。

・・・すごくドラマのある選手だった。
優勝受取人と陰口を叩かれ、チャンスに弱いことを揶揄された4年間。このブログでも一番叩いた選手かもしれない。特に2015年の前半、3割打ってるのに打点一桁みたいな頃はボロクソに書かせていただいた記憶がある。
そして汚名返上とばかりに復活劇を見せてくれた2016年。去年のある時期から管理人は村田さんを見直した。このブログでも唯一「村田さん」とさん付けで書くようになった。

もう来年からいないのか。いて当たり前のように感じていただけに喪失感が大きい。
移籍しやすいようにあえて戦力外にした意図は理解する。言葉のインパクトが強いけど、功労者に対する配慮なんだろうとも思う。村田さんの年齢を考えたら、1年たりともムダにはできないしな。

ただ、これが吉と出るか凶と出るかは別問題。チームとしては岡本をサードで使う意思の表明でもあるんだろうけど、ロペスと同じで来年「村田さんがいてくれたら」と思う機会が多々出てくるような気がしてしょうがない。近年の上手く機能しない編成、裏目を引く用兵を見てたらそう思ってしまう。

ともあれ、村田さん6年間ありがとうございました。
2,000本安打、必ず達成してください。そして、ヤクルトや中日じゃなく直接対決の少ないパリーグの、それもサードが手薄なロッテあたりに縁があることを願ってます。もしそうなったら、きっと管理人は来年こっそりマリンに行く回数が増え、初めて巨人以外のレプユニを購入することになると思います。
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2017年10月10日。
早くも読売ジャイアンツの4年連続V逸、2年連続のBクラスが決定したー。

って断言したくなるような超絶悲報。
この問題点は大きく分けて2つある。

1つ目はシンプルに村田真一の能力的な話。もちろん指導能力なんてのは実際のところはわからない。管理人も含め誰も村田から指導を受けた経験なんて無い訳だし、もしかしたらそんなにコンパクトコンパクト言ってないのかもしれない。それに指導ってのは「いい悪い」の他に「合う合わない」もある。ほら、自分にとっての「いい先生」って万人に共通ではない訳じゃん?

だけど、このネット社会において、漏れ伝わって聴こえてくる話はまんざら嘘でもないんだろうとも思う。火の無いところに煙は立たないって話でさ。今日の夕方、村田真一残留の悲報に巨人ファンが大荒れに荒れる中、他チームのファンが大爆笑して大喜びしてたのが真理なんではないかと思う。

2つ目は今シーズンの責任の所在。こっちの方が問題だし、びっくりするわマジで。
CS進出を初めて逃し11年ぶりのBクラス。球団ワーストの13連敗。これまた球団ワーストの月間6度の完封負け。これももちろん球団ワーストの同一カード18敗。挙句、その18敗したカープが独走で優勝したもんだから間違いなくセリーグをつまらなくした大戦犯。さらにカープ以外の4球団には勝ち越したにも関わらずBクラスという訳のわからない成績。これ史上初らしいよね。
チーム併殺打もワースト記録だし、そもそもセリーグを代表するピッチャーが3人もいて、彼らが順当に勝ち星を重ねたにも関わらずBクラスなんて曲芸みたいな成績だよな。

この恥辱にまみれた2017年の責任を、監督もヘッドコーチも誰も取らないときたもんだ。ふざけてるのか?
会社だって大幅に業績が下がれば社長や役員が辞めるもんだし、今日から始まった選挙だって、開票して思うような結果にならなければ幹事長だの選対委員長だのが辞めるだろ?なんでこれだけ記録的に負け続けて、アンチ巨人からバカにされ続けたシーズンの総括すらしないんだ?あり得ないだろ常識的に考えて。
どうせ来年でクビだろうから、最後の一年もう1回お友達内閣でやろうってか?遊びでやってる以外の何物でもないなそりゃ。しかも、よくよく見たら村田真一は留任どころかバッテリーコーチまで兼ねることになって、言ってみれば栄転してやがるw バカで無能で有名な常務がいよいよクビになると噂になってたら、蓋を開けてみたらどういう訳だか専務になったみたいなもんだ。なんだこれ?

いやぁ、結果じゃなくてさ、この腐り切った体質に呆れるわ。
来年もキツイぞぉ、これ・・・。
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「抜けた!」と思った打球がファインプレーで阻まれる。
打った本人もベンチもファンも、普通の凡打よりも一瞬期待した分ショックが大きい。

管理人はこれを勝手に「攻撃的守備」と名付けてる。
ジャイアンツで唯一、この攻撃的守備ができたのが他でもない松本。まあこれを読んでくれている人には説明不要だよな。

攻撃的守備で得られるのはたった一つのアウト。点が入る訳でもないし個人記録が良くなる訳でもない。
それでも松本は、そのたった一つのアウトのために身体を張って、命懸けで戦い続けた。
「命懸け」という表現を大げさに感じるなら、近くの公園に行って数十メートル全力で走ってそのままダイブしてみればいい。それがどれだけ怖いか、どれだけ危険かよくわかるはずだよ。

常に大怪我するリスクを背負いながら戦い続けた11年間。
決死のダイブは168センチの小柄な身体でプロの世界で戦う覚悟だったんだと思うし、見てる方も何度も魅了され心が震えた。松本の守備力は唯一無二だったし、いつまでもファンの記憶に残る選手だと思う。


・・・そんな松本のラストダンスになったファームの日本一決定戦。
本ブログ宮崎特派員こともぐさんが、久々に取材してくれました!




最終打席と最後の守備。




みんなで胴上げ。
もぐさん、ナイスな写真ありがとうございます。

まっつん、本当にお疲れ様でした。育成から新人王まで上り詰めたまっつんだから、また指導者としてユニフォームを着る日が来ると信じてます。その日までゆっくり休んでください。
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今年のジャイアンツとはいったいなんだったんだろう。
そこに思いを馳せたとき、出てきた言葉は「出涸らし」だった。
いや、今日クビになったピッチャーじゃない、それは江柄子だ。出涸らしとは、お茶っ葉を限界まで使い、味も香も薄くなってるのにそれでもまだ無理に使い続けてることの例え。

なぜ、ここまで無理をしたんだろう?
それが不思議でならない。

この2ヶ月間擁護してきたように、管理人はベテラン重用に関しては割りに肯定的だし、その背景に対して理解もしているつもりでいる。
だけど、そんな管理人でもまさかまさか、ここまでスタメン固定で毎日毎日同じメンバーで戦うとは思わなかった。

・・・阿部は極めて優秀な選手だよ。歴史に残る名キャッチャーだし、打者単体で見てもレジェンドクラスだよ。村田さんだって、悪く言っても一流選手。超一流選手と評されたって不思議ないレベルの偉大な選手だよ。それは皆さん知っての通り。

だけど二人ともいくつだと思ってんだ?38と36だぞ。衰えてきて当たり前の歳だぞ。
彼らを超える若手がいないんだから、彼らを軸にすることはいい。そこに異論はないよ。ジャイアンツとはそういう色の強いチームだし、どこのチームであれリーダーとか精神的支柱としてベテランは必要だ。それは今まで書いてきた通りだよ。

でも、なんぼなんでも使いすぎだ。
試合途中で状況に応じてベンチに下げる機会はもっともっとあってよかったし、週に6試合あるとしたら5試合は彼らに委ねても、1試合くらいは若手にチャンスをあげてもよかった。

それが全くなく思考停止でベテランにフル出場を強いてるもんだから、彼らよりも若い坂本がスランプに陥ったときに打つ手が全くなかった。誤解を恐れず言えば、坂本は8月9月に少し休ませるだけで生き返ったと思う。3月のWBCから命懸けで戦ってきて、夏を迎えてさすがに体力が限界にきたことは誰の目にも明らかだったもの。いや、バカ監督以外の全ての人の目には明らかだったってことかな。

それを「主力は休まない」とかどの口が言ってんだと思うような戯言で片付けられ、思考停止のテンプレ起用、無能采配を繰り返されたら、そりゃ勝てるものも勝てないよ。
なあクソパンダ。「虚弱パンダ」と陰口を叩かれてたおまえに対し、原がどれだけ気を使って起用してきたと思う?ケガしないように、長期離脱しないように、大事に大事に使われてきたのを忘れたか?それともそれすら覚えてないくらいバカなのか?
そんなに中井が好きなら試合終盤に阿部の代わりにファーストに入れればよかったんだし、脇谷にそんなに思い入れがあるならたまには村田の代わりにサードで使えばよかったんだよ。それを我れ関せずで何もしないから、気付けば阿部も村田も疲労困憊、逆さに振っても何も出ないような出涸らしのお茶になっちゃった。
ライバルチームは新井さんや福留はもちろん、鳥谷でさえも休み休み状態を見ながら使われてるのに、なんだったんだ今年のテンプレスタメンは?考えた末の結論なんかじゃなく、巨人に興味も関心もないヤツが人任せで適当に決めたからこうなったんじゃないのか?

スタメンも変えないし、試合途中での選手交代すらしないから、出涸らしのお茶と対極にある新茶がまったく出てこない結果になった。せめてマギーの守備固めで寺内じゃなく山本や吉川を使ってたら、同じ結果であれ受ける心象はまるで違ってたと思うぞ。
未来を捨て、目の前の現実のCS狙いに傾注したのは評価してやるけど、こうしてそれすら叶わず負けたときに残ったのは広大な焼け野原。新茶どころかペンペン草の1本も生えてない無残な荒れ地。どうするつもりだこれ?
もう色も味も出ない茶葉なのに、無理やり熱湯かけて使うどころか、口に含んで「いや、まだお茶だ」と言わんばかりの酷使無双で、阿部も村田も坂本も気の毒だったよ。阿部も村田も選手生命の終わりが近い年齢なんだし、坂本も腰に爆弾抱えてるんだからこの酷使が祟らなければいいけども。

だから遠慮なく言えば、ホントに「無」のシーズンだった。それが偽らざる感想。
去年CSで負けてシーズンが終わったときと比べて、未来への希望は減り、現実は選手全員1つ加齢しただけの焼き直しの一年だったと思う。去年や一昨年から何も進歩してない、ずっと同じところで足踏みを繰り返して、だけど足踏みしてる場所は平地じゃなく下りのエスカレーターだから結果ジリジリと後退しただけのシーズンだった気がしてしょうがない。
今年は早い段階で13連敗とかいう未曾有の大津波が来たもんでいろいろぼやけたけど、来年はさすがにもういろいろと許されなくなる。今の時点でもう3年優勝してないし、日本シリーズに出たのは4年も前のことになる。

管理人は来年も応援するし、稼いだ金の大半をジャイアンツに注ぎ込む気でいる。だけど、そろそろ結果を出してくれないと気の長いファンばかりじゃないと思うよ。
ともあれ、これを読んでいただいている皆さんも2017年のシーズン、大変お疲れ様でした。茶葉じゃなく悔しさを噛み締めて来春を待ちましょう。今年もご愛顧ありがとうございました。

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41歳まで現役を続けて、ただの一度も優勝の歓喜を味わったことがないのは不幸かもしれない。弱小球団一筋の野球人生ならまだしも、3球団を渡り歩きながらそれでいて優勝に縁がないのは不幸なことなのかもしれない。

さらに自分が出て行った直後に古巣は優勝し、移籍した先の常勝軍団は自分が来てから以降一度も優勝していない。これは不幸を通り越して、後ろ指を指されて笑われることなのかもしれない。

・・・だけど、何度祝杯を経験しようと、今日の神宮のように360度からの拍手と歓声を一身に受け、両チームの選手から胴上げされて引退できる選手がどれだけいるだろう。
相川さんは遂に優勝を経験することないままユニフォームを脱いだけど、その代わり誰にも得られないような最高に幸せな幕引きでそのキャリアを終えられた。

FAで出て行った選手でありながら、ライトスタンドと一塁側スタンドに無数に掲げられたヤクルト時代のタオルと2番のレプユニ。相川さんがどれほど愛されていたか、ヤクルトにとってどれだけ大事な選手だったのかしっかり伝わったよな。ヤクルトファンのみなさん、本当にありがとう。感動しました。

そして、相川さん。23年間お疲れ様でした。2年前の夏、チームが球団史上最悪の貧打にあえぐ中、打率313、OPS889と打ちまくってくれたことは忘れません。いつの日か指導者としてまたユニフォームを着てください。
優勝に縁がなく「もっていない」野球人生だったと揶揄する人もいるかもしれません。だけど、今年の最終戦が古巣ヤクルト相手に神宮で行われる日程だったのは、間違いなくあなたが「もってる」証拠です。ゆっくり休んでください。
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