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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。観戦時はだいたいレフ巨の上の方にいます。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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古くは北斗の拳が【原作 武論尊 × 作画 原哲夫】だったように、ストーリーを考える原作者と実際に絵を描く作家が別々のマンガというのがある。今も昔も結構な数ある。

その片方が不祥事を起こして不本意にマンガが打ち切りになったとて、もう片方には何の責任もない。
そう、「アクタージュ」のことである。
アクタージュは2018年から週刊ジャンプに連載され、3年目に入り話数も100を超えメディアミックスの予定も決まりさあこれからというときに原作者が逮捕された。それも女子中学生への性犯罪で。
アクタージュ自体が舞台女優、つまり若い女性を主人公とするマンガだっただけに余計に心象が悪く、即打ち切り決定で単行本も絶版というかなり強い措置が取られた。

ジャンプとしてはだいぶ異色のマンガで、メディアミックスもアニメ化ではなくそれこそ舞台化の話が進んでいただけに今でも終了を惜しむ声は多い。

繰り返すがこの件で悪いのは原作者である。絵を描く方の作家さんには何の罪もない。
あまりに悲劇的な話なので同情も集まり再起を願う声も多かったのだけど、絶頂期で梯子を外された作家さんのショックは尋常じゃなかったようで、以後ぽつぽつと読み切りを描く程度であまり積極的な活動はしなくなってしまっていた。

前置きが長くなってしまったが、その作家さん宇佐崎しろ先生が4年ぶりにジャンプに復帰し描いている「魔男のイチ」がいい。14話あたりから目に見えて良くなった。

マンガは予定調和だと面白くない。
例えば主人公が敵と戦って勝てばもちろん、実は負けたとてそれも予定調和。予想がつく範囲内の出来事だ。
それが敵と戦っている間に更に強い敵が現れ、当初の話はどこへやらその強い敵との戦いが展開していったりすると読み手は引き込まれる。

全盛期のワンピースがすごいのはそれが頻繁に起きているからで、敵に敵を重ねる手法だけでなく、一緒にいた仲間が途中バラバラになって話が複数軸で展開していったり、とにかく読み手を飽きさせない。


魔男のイチでもそれが起きた。いいタイミングで爆発的に起きた。なんとなくこのマンガはこういう話でこういう展開でこんな流れで進んでいくかなあ、と読者が半分冷めかけたときにグインと90度話を曲げてみせた。これができると一段階二段階レベルが上がるし、同じジャンプで跳ねそうで跳ねずにいる「悪祓士のキヨシくん」に足りないのは他でもないこの部分だ。


そして今度の原作者は同じ間違いが起きにくい女性。それもチャンピオンでかなりの実績がある先生。強力タッグで始めた再起作。これは来るぞ。
今月出たばかりの単行本1巻も売れ行き好調で重版決定らしいし、3月にはあっという間に2巻が出る。これは来るぞ。
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