東京ドーム巨人戦で年に数回あるビール半額デー。
今年もその日程が発表された。
なんだよ、たった2回だけかよ。前は4回とかやってたのになあ
とか思いながら、その下にあった一文に目が釘付けになった。
※東京ドーム場内飲食売店および売り子で販売している生ビールは2026年3月から、価格が1000円に改定されます。
そうですか、ついに4桁の大台ですか。
ドームのビール価格は長らく十数年どころか数十年に渡って800円だった。
コロナが明けてアルコール販売が解禁されたタイミングで900円に上がり、そして遂に今年1,000円になる。
ここ数年、他の球場も一気に値上げしてドームと同等になってたから、いつかこうなるとは思ってたけどとうとうこの日が来た。
・・・高いなあ。
もうこうなると野球観戦って庶民の娯楽じゃないよな。
管理人はだいたい4杯飲むとちょうどいいプチ酒豪なのだけど、800円時代なら3,200円だったのが1,000円になるとほぼ同じ金額で3杯になる。高いよなあ。
ドームさんはまだ食べ物の持ち込みがOKだから、外でスナック菓子やおにぎりを買ってつまみにして節約できるけど、1杯1,000円はなかなかに強烈だ。たまに売り子さんの注ぎ方が下手で泡が多くなったりするけど、この金額でそんなだったらちょっと笑えない。
管理人はTOPに書いてる通り白球追いかけ薄給になった人間なので、WBCのネットフリックス独占とか野球が金のかかる娯楽になっていくことに危機感を覚える。いや、ネトフリよりもおまえが加入してるスカパーの方が高いだろというツッコミは正しいけども。
雄星も言ってたけど、野球を観ることはもちろん見ることにも金がかかるようになると、それは必然的に野球少年の減少に繋がる。日本が野球強豪国であり続けるために野球を身近なものにする。貧困層である管理人はこの観点を忘れてほしくないと思うのですよ。
有原は巨人に来ると思ってた。
管理人は有原が嫌いだ。上沢ほどじゃないけど嫌いだ。
嫌いだけれど来るなら来るで気持ちを切り替えて応援するかと、ぼんやりそんな想定までしてた。
ではなぜ来なかったのだろうかとその理由を考える。
金か?
それはあまり核心ではない気がする。そもそも、金なら巨人だろうがハムだろうがソフトバンクには敵わない。メジャーに行けないならソフバンにいるのが一番賢い。
メジャー再挑戦を掲げながらも、周囲からは無理だと冷ややかに見られていた今回の移籍騒動だけに、金が1番2番に来るような話ではないと思う。
阿部か?
うん、それはある。あるんだけれど、でもそれは少し短期的な見方だ。
阿部政権はおそらく来年で終わる。1年我慢すればまるで違う環境、雰囲気になっている可能性はかなり高い。
逆に新庄の下でやりたいと思ったとて、あいつこそ自分の中で納得したらスッパリ辞めそうだ。プロ野球の監督ってのは原さんがイレギュラーすぎるだけで基本的には短命なもの。
これまで巨人にFAで来た選手が晩年に冷遇、放出されたからか?
これもある。でも実は放出されて他所で引退して、その後に指導者として巨人に帰ってきた例も多い。いわゆるコーチ手形ってヤツだけど、引退後の選手に対してどこよりも面倒見がいいのもまたジャイアンツだ。江藤、ガッツさん、豊田さん、片岡、相川、金城、野上、みんな巨人で指導者になってる。他チームに移って指導者を続けるにも解説に転身するにも、巨人でのコーチ経験がマイナスになることなんかない。
では、なぜ有原は来なかったか?
・・・結局さ、巨人にいても勝てないんだよ。
トッププロならみんなCSファイナルや日本シリーズみたいなヒリヒリする試合でプレーしたい。どうせ投げるなら、好投報われずに負け投手になるより、勝ってヒーローになって賞賛を浴びたい。当たり前だよね。
傍から見て、岡本が抜けてこりゃあしばらく優勝しないなってチームと、野手も投手も若手がメキメキ伸びてきて自分が移れば優勝も狙えるハムとじゃ、そりゃあ月とスッポンみたいなもんだよな。
巨人ってすごいチームで、続けて優勝できなかった最長期間はたったの4年なんだ(2003年~2006年、2015年~2018年)。
これを逆手に取ると、まだあと3年余裕がある。言い方を変えると、3年かけて立て直す。もう一回言い方を変えると、立て直すのに3年かかる。この状況のチームに進んで来るヤツもおらんよな。
とどのつまり、勝てば官軍。勝てないチームに魅力なんかない。それが結論じゃないかしら。
そりゃあ巨人ファンとしては痛い。いや痛いなんてもんじゃない大打撃だ。
岡本の代わりなんていないし、来年のことを考えるともう今から頭が痛い。
今年、期せずして岡本のいないジャイアンツを3ヶ月間も経験した訳だけど、復帰以降やっぱり無意識のうちに、あとどれくらいで岡本に打席が回るかを考えながら試合を見ていることに気が付いた。岡本が揺るぎない打線の軸で、そこを中心にチームが回っていることを見せつけられた思いでいる。そんな屋台骨がいなくなる訳だから、そりゃあもう根本から打線を見直さなきゃいけないくらいの大ごとだ。
でもここは笑って笑顔と拍手で送り出さないと。
岡本は「メジャーに行きたいよぅ」「ボクちゃんMLBじゃなきゃイヤだよぅ(←その割に尻尾巻いて早々に逃げ帰ってくる)」のバカ共とは違う。
来年には海外FA権を得るギリギリのタイミングまで待ってくれたし、日本で残した実績は並大抵のものじゃない。
18年 309 33本 100打点 OPS935
19年 265 31本 94打点 OPS828
20年 275 31本 97打点 OPS907
21年 265 39本 113打点 OPS871
22年 252 30本 82打点 OPS805
23年 278 41本 93打点 OPS958
24年 280 27本 83打点 OPS863
25年 327 15本 49打点 OPS1.014
ホームラン王3回、打点王2回、ベストナイン2回、ゴールデングラブ3回
なんという安定感か。歴代の四番打者に比べても全く引けを取らないし、監督として仕えた由伸、原さん、阿部と比べても残した数字は上だ。
そして岡本の大きな長所は頑健さ。毎年ほぼ全試合出場できるフィジカルの強さがあった。だから今年いなくなるまでファンもベンチも岡本のいないジャイアンツを全く想像できていなかった。
あまり目立つことを好まず、何を考えているのかよくわからない独特のキャラクターだったからこういう立ち位置だったけど、十分十二分にスター選手で頼れる四番だった。
スタメンを考えるときに、真っ先に「四番岡本」と書ける選手で、阿部がいようが坂本がいようが丸や中田が来ようが、打線のど真ん中に8年間もいてくれたのは岡本だ。
岡本さん、ありがとう。元気でいってらっしゃい。
来年所属するチームの皆さん、割と長期でスランプに陥りがちな選手ですが、放っておけば勝手に打ち始めます。自分で勝手に何かを掴んで復調するタイプなので、数試合ノーヒットが続いても放っておいてください。ファーストよりはサード向きです。外野はさせない方がいいです。
感情を表に出さないタイプでかつ英語もできないと接しにくいかもしれませんが、肝の座った強い強い男です。どうぞどうぞよろしくお願いします。