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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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今年の菅野はひと味違う。
これまでの3試合で、ファンもアンチも感じていたエースの更なる進化。
そして4試合目にして巡ってきた鬼門神宮。これはある意味ラッキー。
この4月半ばの段階で苦手の球場で投げられることは、智之にとって願ってもない巡り合わせ。ここでいつものピッチングができれば一気に評価は上がるし、逆に神宮で投げる機会が無いといつまでも「それでも神宮では弱い」と言われ続ける。
さあ、エースよ。おまえの真価を見せろ。巨人ファンだけじゃなく野球ファンがそう思って見守った2016年4月13日。
 
 

・・・もう杞憂。杞憂も杞憂。
「神宮?苦手?そうでしたっけ?」と言わんばかりの快投。2016年の菅野智之にとって、過去のことなんてもう何も関係ないんだよ。

正直、甘い球は結構あったと思う。
神宮ってのはヤクルト打者の結果球リプレイがビジョンに出る。ホントに打つ直前からの映像だから球筋とかはわからないんだけど、コースだけ見れば「おいおい」と言いたくなる甘い球がかなりあった。
だけど、ヤクルトの打者がどれもこれも合ってない。そして、ここに菅野智之の価値がある。
それは球威であり、狙い球を絞らせない投球術であり、腕の振りが球種で変わらないから相手打者が変化球をストレートと思って振りにきてることの証明。
まあ今年の智之は実にすごいよ。何も言うことないもんw
 
 

そしてまあ、打ちも打ったり18安打8得点。
もう3点入った時点で勝ちを確信したけれど、その後も手を緩めない猛打爆発。せっかくスタメンだったのにタコだった片岡だけが残念だけれど、小林とか村田さんとか普段はさっぱりな人たちが目立ってくれた大量得点デー。村田さんは振り逃げしてみたりチャンスだと凡退してみたり、活躍だけじゃなくしっかり笑いも提供してくれたけど。

  
 
試合前からの雨も気にならない、いやその雨が試合途中で上がったのも猛打のせいかと勘違いしたくなるほどの心地よい大爆発。今日は野手の皆さんも「たいへんよくできました」だね。

そして、この感覚は久しぶりだと思い当たることがある。

巨人のエースがセリーグのエース

セリーグのエースが日本のエース

今の菅野を見てこれに異論を唱える人はおるまい。それほどまでに智之は高いところに上った。いつの間にか、同じ高さに見えるライバルはいなくなった。
自信を持って「巨人のエースが日本のエース」と言えるのはいつ以来だろ?上原以来かな?・・・いや、内海が悪いんじゃなく、内海の時代はパリーグにものすごいピッチャーがゴロゴロいた頃と重ってたんだよ。
だけど、この2016年、再び主権が戻ってきた感というか、どこのファンに対しても胸を張って菅野智之を誇れる気がする。それほどまでに今の智之はグレイトですよ。
智之、今年の初観戦でこの上なく美味しいお酒をありがとう。
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まあ、動かんね。

今日からの中日戦でリーグ内全球団と一通り対戦が終わる、いわゆる「一周した」状況。
新監督由伸の手腕にも注目が集まるところだけど、・・・まあじっと動かんね。

打線はほぼほぼ固定。唯一お試し枠で「6番レフト」があるけど、それも大して意外性はない。
余談だけど、管理人はこの枠こそ亀井に任せて固定すべきだと思うし、中井は自分でも自分の正ポジションがどこなのかわからなくなってんじゃないかとちょっと気になる。
まあ言ってしまえば、由伸の采配は、冒険せず予想される範疇の中であれこれ試している感じ。安全圏の枠内であれこれカードを並べ替えてる感じだよね。

投手起用もこれまた意外性ゼロ。
去年からほとんどスタッフが変わってないことも大きいけど(何人かいなくなった気はしますが)、ファンが中継を見ながらあれこれ言ってるような継投とほぼ同じ。
管理人も全ての試合を見られている訳じゃないけど、まあ原に比べると奇を衒わず、意外性がなくじっと耐えて待つ采配に見える。

もちろんそれが悪い訳じゃない。
よそのことを引き合いに出して申し訳ないけど、カープの緒方が去年叩かれに叩かれたのと比べると数段レベルは上だ。
原の采配を近くで長年見続けて、そこからしっかり学んでそれをしっかり発揮してるとも言える。コーチとして野村の采配を学んだはずなのに、どんなアホでもやらないような初歩的なミスを繰り返して、去年黒田フィーバーに湧いていた広島県民を失意のどん底に叩きやった人とは違う。
決して動かないことが悪くはないし、それをもって無能だなんだという話じゃない。

ただ、10年も原政権を見続けてきた身としては、原だったらどうタクトを振っていたかと考えてしまう。
・・・開幕からずっとサード村田ってことはなかったろうな。クルーズの打順も動かしたんじゃないかと思うな。それに中井や大田を使うにしても、打順からポジションから違う選択をしたように思う。
それでも、ずっと冷温停止状態だったクルーズはようやく今日2本出たし、なんだかんだ村田さんもちょこちょこ打ってて調子は上昇気配。これはまあ、静の姿勢で耐え続けてたことで花開いたとも言える。

だけど、逆に動かなかったことで片岡の良さが活かせてない。ハッキリ言えば飼い殺しになってる。
クルーズの守備は下手じゃない。それはよくわかる。だけど、片岡の守備範囲はそんじょそこらの選手じゃ絶対勝てないくらいに広いんだ。クルーズをサード、片岡をセカンドに入れるシフトを今日の今日まで試してないのはどうしても解せない。去年何度も見られた坂本との鉄壁の二遊間を、使えるのに使えない武器のまま錆びつかせてしまってる。こういうのって数字に表れにくいけど、実際にはかなり影響する部分だからな。
それと、去年の阿部も今年のギャレットも、守備範囲は反復横とび程度。「手が伸びる範囲が守備範囲」のファーストを抱えている以上、その隣には片岡にいてほしいと思ってしまう。

管理人は片岡ファンだからどうしてもそこに目が行くけど、その他にも放置しておけない部分はあるよな。
亀井と大田は併用で活きる駒か?大田は伸び伸びやらせてなんぼだし、亀井はもっともっと使い勝手のいいカード。中井に拘る理由はなんだ?しかもレフトで使う意図はなんだ?ギャレットはファーストのままでいいのか?阿部が戻ってきたらどこでどう使う?

よく知ってる選手たちとはいえ、監督目線では初めて推し計る訳だから判断にじっくり時間をかけたい気持ちはわかる。それには一理も二理もある。
だけど、動かないままって訳にはいかないんだ。今年のチームは手放しで勝てるほど強くない。
ここまでなぜだか不思議な勝ちを拾い続ける幸運にも恵まれて、ベイスみたいにひどいことになってるチームが他にあることで、あまり由伸の采配に目が行かずに済んだ。
だけど、今日こうして首位を譲り、しかもその譲った相手はつい先日ボッコボコにされたチームだ。山の如しでじっと耐えても何も変わらずこのままだ。

一周し終わって一区切りになる来週くらいから、人が変わったように、まるでようやく本気になったと言わんばかりに、風の如く動いて火の如く侵略する采配が見たいっすよ。由伸さん、ここからが腕の見せどころですよ。
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ちゃんと見たかい?
これがジャイアンツのエースだよ。これが菅野智之だよ。

抑えるだけじゃダメ、勝つだけじゃダメ。今日はそういう試合だった。
昨日、今年のライバルになるであろう阪神に初対決でこてんぱんにやられた。プロレスでいえば防戦一方で、あれよあれよとコーナーポストに追い込まれた状態だった訳だ。それをリング中央じゃなく、対角線のコーナーポストまで追い詰めるくらいの中身が必要な試合だった。

見事にその通りにやってくれたよな。圧巻だった。
球種を絞らせず、思うがままに相手を翻弄する配球。ここぞの場面で一段ギアを上げて三振を獲りにいくストレート。相手の頭の中に1ミリも無いであろうことを読み切って、絶対に振ってこれないことを見越した上で初球に甘いコースに投げたカーブ。鮮やかすぎる内容で、まるで初回から9回まで計算されたストーリーを見せられたようだった。これだよこれ。圧倒して完膚無きまでに叩きのめす最高のピッチングだった。

そして、阪神を刺激しないよう言葉を選びながらも、いかに昨日悔しい思いをしたか、今日は普通の勝ちじゃダメで相手にダメージを与えて勝つ必要がある日だったかを語ったヒーローインタビュー。
・・・その通りだよ。まったくその通りだよ。ちゃんとエース様が全てわかっていてくれて、その上でそれを体現してくれて管理人は感無量ですよ。

そして、その発言の陰に見えるのは、自分がチームの全責任を背負うという思いと自信。
よーく考えてみぃ。昨日チームがボコボコにやられた悔しさを、智之は自分のピッチングだけで借りを返す気でいたんだよ。やられた主語は「ジャイアンツ」で、やる主語は「菅野智之」なんだよ。これでこそスーパーエース。もう何も言うことないねw 智之ありがとう。今日はお酒が美味しいよ。
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ほら、去年もこんな夜があったじゃん?
巨人ファンならきっと覚えてる。管理人はしっかり心に刻んでるあの夜のことだよ。

・・・もったいぶっても仕方ないからこの日のことね。
交流戦でソフバンにボッコボコにやられて、なんかそれまでなんとかいけそうな気がしてたのが一気に現実に戻されて目が覚めた夜のことだよ。思い出したでしょ?

今日の試合であの夜のことを思い出した。
ほら、開幕からここまでの日々も決して順調に来た訳じゃないじゃん?
負けても不思議ないような試合をなぜだか拾えた。手痛いミスも出てるし、ここぞの場面で痛恨の一打を許したりしてるのに、それでもなぜだか快調に走ってきた7勝2敗。
ジャイアンツの勝ち負けはことのほか大きくメディアで取り上げられるから、なんだかなんだかそれを見てる方も感化、洗脳される。巨人が強いという報道が大きくなってくると、今年の戦力を不安視していたファンも意外ながらもどうにかこうにかいけそうな気がしてくる。人間って単純だからな。

そんな浮かれ気分でいるところにバカーンと頭を張り倒されたような今日の試合。
そうだよ、ギャレットの守備なんてオープン戦から既に散々だったじゃん?それを見て見ぬふりをして来たんだもん。
他にも目を伏せてることはいくつもあるよね。先発の絶対的な駒不足。澤村以外の中継ぎ陣。勝ちパターンも敗戦処理枠も両方まずいよね。自動アウトの下位打線。何の役にも立たない村田。いろいろ懸念材料はあるよね。

一つ負けただけなのに、一気にそういった心許ない要素が顔を出してきた。
こてんぱんにやられたことで、まるでいいとこなく敗れ去ったことで、ファンもなんだか落ち着かなくなってきた。だから管理人も去年の6月のことを思い出したんだよ。

明日負けたらそれはもう一敗じゃない。
まるで土俵際に追い込まれたかのように一気に空気は悪くなる。「あぁ、やっぱりそうか」「そうだよな、ダメだよな」が蔓延する。それほどまでに今日が力量差を感じる負け方だったし、巨人ファンは横っ面を引っぱたかれて現実を見せられた思いでいるはず。

・・・でもな、明日はウチのエースなんだ。智之が投げるんだ。
明日の予告先発が、図体だけでかくて脳の小さいアホだったり、とにかく無援護で勝ち運の無い若手だったり、4Kテレビ時代に逆行するような肌の汚いルーキーなら管理人も焦る。
でもな、明日は智之なんだ。何度も何度もこういう場面で投げてきたジャイアンツのエースなんだ。全てを任されて自分の責任以上のものを背負って投げられる唯一のピッチャーなんだ。
こういうときの菅野は今まで弱かった。特に去年はそうだった。それをもって不安視する気持ちはよくわかる。
でもな、その経験を活かせないようなヤツは巨人のエースじゃないんだ。そして、菅野自身もそれを誰よりもよくわかってるはずなんだ。他のピッチャーとはレベルが違うから。

見てろ。明日は今日これだけ暴れた阪神打線に臆することなく、上から見下ろして投げ抜く智之が見られるぞ。
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リセット・・・されてない。
ちゃんと成長してるどころか進化してる。驚くほかない今年の立岡。

ハッキリ言って、今日もまたダメな試合。
勝ったことに首を捻りたくなるような内容。今日に限らずカープ戦に限らず、今年はこういうどっちに転んでもおかしくない試合が全てこっちに転がりこんでくる。相手が勝手に負けてくれるというか。なんなんだろなこの勝ち運は。

そういう試合ではあったけど、立岡が最後にバカーンと決めてくれたことで心象はだいぶ変わった。終わりよければじゃないけど、過程を忘れて結果だけに注目していい空気になった。打って勝つってそういうことだからな。

ジャイアンツの若手というのは往々にして活躍が長続きしない。
ちょっと目立ってきたかと思うとすぐに冷えるし、それがシーズンオフを挟むとなれば尚更。
代表例は大田。秋に活躍して「来年はすごいことになる!」と期待を抱かせても、春になるとまたリセット。前年までと別人みたいなバッティングフォームで出てきてまたイチからやり直しになる。経験を翌年に活かすんじゃなく、オフになったことで完全にリセットされたかのような一進一退の繰り返し。大田だけじゃなく、悲しいかな若手はこうなってしまうことが多い。

立岡は去年あれだけ結果を残して、今年どうなるかが少なからず注目されてた選手。
プレッシャーは去年の比じゃないだろうし、相手チームからのマークもきつくなってるはず。
それがここまで打率368。出塁率は実に429。期待していなかったホームランまで2本飛び出して、今日みたいなここ一番のクラッチヒッター的活躍も目立ってきた。

・・・すごいわ。驚くやら関心するやらの進化ぶり。
それにね、今日このテーマで書こうと思ったのには理由がある。

13年 46試合 74打数15安打 0本7打点 打率203
14年  2試合  2打数 0安打 0本0打点 打率000

古城の後任となるようなスーパーサブとして2013年に頭角を現した立岡自身が、翌14年に見事にリセットされた過去を持っている。
だから管理人も正直半信半疑だったけど、ここまでの9試合を見る限りその心配はないな。それどころか、もう亀井も長野も差し置いて外野の最優先選手として考えていい成長ぶり。

球団スタッフのみなさん、これはもう立岡グッズを大量生産しないと。重信とか岡本とか言ってないで、早いところ58番グッズを作ってくださいな。
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まあ、実にクソ試合。
なんで勝てたのか不思議に感じてしまうようなミスミスミスのオンパレード。ホントになんで勝ったんだろ?
よそが開幕ダッシュに失敗する中、今日の勝ちでなんと6勝1敗。伝統的に春先に弱いチームがまさかまさかのロケットスタート。

勝つには勝った。だけど、見ていた人はお分かりの通り、今日はエラーだらけで中身の伴わない試合。
にも関わらず今日管理人が更新する気になったのは、決勝点のおぜん立てを一人でやってのけた片岡のおかげ。

今年の新生ジャイアンツにおいてクルーズの存在は欠かせない。
とにかく打撃好調で、今日終了の時点で30打数10安打。ハッキリ言ってこんなに打つとは管理人も思ってなかった。ここぞの場面でクラッチヒッター的な活躍も目に付くし、ギャレットと並んで打線の中で期待感が際立ってる。
守備も日本人にはできないプレーが随所に出てる。身体を捻ってのジャンピングスロー然り。ロペスが忍者みたいな走塁をして話題になったあのプレーも、難しいバウンドを拾い上げてものすごいバックホームをしてる。

クルーズがここまで目立つ中、去年のレギュラー片岡はどんな心境でベンチにいたことだろう。
去年まで試合に出ることが当たり前だったのに、今じゃ回ってくる出番は代走や守備固め。それすら無い試合もままあり、立場は完全なるベンチウォーマー。
・・・つらいよな。スポーツでも会社の中でもどこででも起こり得る競争原理だけど、押し退けられた方はつらいよな。しかもその間のチームは快進撃ときてる。「俺がいなくても勝てるんだな」って拗ねたくもなるし、その思考のすぐそばに「俺なんかいなくてもいいんだな」があって、そのすぐ隣に「俺なんかいない方がいいんだな」が隠れてる。

マイナスに考えればキリがないような状況下で、少ないチャンスを活かした今日の代打ヒット。見てて声が出たよ。そして、自分の売りはこれだしっかり見てろと言わんばかりのスチール強行。あそこに何度も何度も盗塁王を獲ってきた男の意地とプライドが見えた。
悪く言い出せばいくらでも不満の出てくる試合だったけど、この片岡が見られたから管理人は満足だよ。絶対にチャンスはあるし、絶対にジャイアンツに必要な選手だからさ。焦るだろうけど腐るなよ。


そして、「クルーズをサードにしてセカンド片岡にしよう」という声が少なからずある中、今日も元気に満塁でダブルプレーをぶっ放した村田さん。見慣れた光景なのでもう何も思いませんが、7試合で4併殺ってのはいくらなんでもあんまりなんじゃないですかね?そのペースで年間出続けられたら80併殺になります。
チームが勝ってるから笑い話で済んでますが、片岡みたいにベンチで燻ぶってる選手もいる中、毎日出てらっしゃる方が今日も元気にダブルプレーじゃ困ります。明日こそ、明日こそなんとかチャンスでアウト1つで済むように頑張ってください(白目)。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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強いじゃないか。
今シーズン初めてきちんと見られた試合。素直にそう感じた。

「巨人は打つようになった」という評価があちこちで見られるけど、実はそれほど打ってる訳でもない。
長野は打率188。坂本は267。村田さんは231。うん、村田さんは頑張ってるな。

それでも点は入るし、こうして主導権を常に握った試合運びができる。
それはやっぱりギャレット、クルーズの四番五番に因るところが大きいし、クリーンアップがきっちり仕事をしてくれると点なんか簡単に入るんだよな。
去年を思い出してみるといい。立岡が出て片岡が進める。続く坂本と阿部があっさり凡退して無得点。これをいったい何十回見たことだろうか?

強いときってこういう野球ができる。
そんなに打たなくても効率的に得点ができる。1イニングにヒットが3本出ようと4本出ようと点が入らないことがあるのが野球。そういう拙攻と対称的に今のジャイアンツみたいに非常に効果的に点が取れることもある。いいな、うん。今は強い野球ができてるよ。

クルーズは長く日本にいるからおおよその期待値は決まってる。春に打つのも波が激しいのも知ってる。言っちゃうと今は出来過ぎだよな。
ギャレットは正直あんまり高い評価はしていない。これから他球団に徹底分析されて、コース、球種からカウントごとの傾向に至るまで丸裸にされる。ルーキー選手はそうなってからが本番だし、慣れない環境での連戦で疲れも溜まる。1ヵ月後2ヶ月後にどうなっているかはまだわからないと思うけど、とりあえず今は久々に見た「巨人の頼れる四番」に酔いしれようか。既にしてWBCで世界に名を轟かせたあのキューバの至宝セペダさんと、元メジャーリーガーのフランシスコさんを超えてくれたことは間違いないしな。
うん、四番が打って五番が打って勝つ。ここぞでホームランが出る。これが攻撃の王道ですよ。去年ほとんど目にすることのなかった王道野球ですよ。


 (´・ω・`)去年の四番だった方、お元気ですか?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
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「・・・おまえはあれか?プロ野球初の特殊学級出身の選手か?」

と場合によっては削除もやむなしの暴言を吐いた男性諸君もいたであろう、昨日の高木勇人のインタビュー。
うん、ハッキリ言うと、管理人も高木のこういう面は好きでない。
どうしても自分と比べたり、自分の周りの人間と比較してしまうのが同性のサガ。女性の皆さんみたいに「母性本能をくすぐられるわぁーん」とはならない。
断言してもいいけど、少なからずの男性ジャイアンツファンは高木のヒーローインタビューをこんな→( ̄Д ̄ ) 顔をして見てる。こんなのが部下にいたらぶっ飛ばすよな、とか思いながら見てる。管理人のようなオレンジ色の血が流れてる人間が言うんだから間違いない。


「そうすっね」
「まぐれです」
「たまたまです」
「来た球を思いっきり打ちました」
「先発の○○さんが頑張っていたのでそれに応えたかったです」
「明日も頑張ります」

このブログを読んでいただいているくらいの巨人ファンなら、この発言に聞き覚えがあるはず。
そう、言わずもがな長野のヒーローインタビュー語録。
これまた断言してもいいけど、長野のヒロインの8割方はこのテンプレートの使い回しでいける。それくらい毎回毎回ほとんど同じだし、まったく引っ掛かりのない当たり障りゼロのインタビュー。つまらないことこの上ない。

ただ、長野の場合は完全に計算した上でのこと。
待ち球を悟られないよう、自分の読みを相手に逆読みされることのないよう、あえて無能を装った無難な受け答え。もう少しファンにアピールしてくれてもいいような気もするけれど、それは長野の人間性の良さでもあり、相手バッテリーを怒らせて次回対戦時にややこしいことにならないようにとの大人の配慮。・・・あれだよ、ホームラン打った後のガッツポーズでもしこりが残るときは残るからね。その辺は加藤哲郎さんに訊いたらいいさ。

で、高木に話を戻そう。
ヤツは本物のアホなんだろうか?
「アホだアホ」と即答した諸君、これを見てほしい。



・・・アホじゃないんだよなあ。
「で、管理人はどっちだと思うの?」と訊かれると正直答えに窮する。
アホだとは思う。常人よりもだいぶピントはずれてる気がする。
だけど、ご存じの通り、高木勇人は社会人上がりの選手。高卒でそのままプロ入りした訳じゃなく、曲がりなりにも社会の厳しさを知ってプロ野球界に入ってきた選手。

アホなことはアホだけど、もしここに演技の要素もまじってたら、管理人の高木評は180度変わる。100%とは言わないまでも、本人に「アホを演じよう」とする気持ちがあるのであれば、これはもう長野どころじゃないしたたかさ。ほぼほぼ悪人の域に達する狡猾さだと思う。

アホなのか、それともしたたかな計算なのか。
管理人はこれから高木をじっくり見極めようと思う。
で、そのためには勝てよ。勝たなきゃヒロインも何もないからな。来週あたり次のヒロイン頼むぜハヤtwo。
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・・・明後日、開幕なんだよね。
なんと気持ちの沈んだ春なのか、こんなに陰鬱な思いで開幕を迎えたことが今まであっただろうか。そんなことを自問自答してしまう開幕2日前。

今、野球はかつてない危機に直面してる。その危機を招いた張本人は言わずもがなジャイアンツだ。
もう管理人も次から次に出てくる円陣だの野球くじだののニュースは見ていない。あまりに多過ぎて追いかけ切れないし、見れば見るほど気が滅入るもの。
円陣とは分けて考えなきゃいけない賭博の件も然り。京介がたった1年の資格停止になったことで、事態は余計に混迷を極めた感がある。1年後どうすんだよ?再雇用してハムとか楽天にトレードする皮算用か?

なんにせよ、陳腐な言い方をすれば夢を壊された感じ、見ちゃいけない物を見てしまった感があって気持ちが悪い。
例えば、華やかに彩られたステージに魅せられていた聴衆に、いきなりパンツ一丁で着替えてカップラーメンを啜ってる楽屋の風景を見せられても興ざめする訳じゃん?今の野球ってそういう状況だと思うよ。カクテル光線の下で躍動する選手たちが、陰じゃ勝敗に金賭けて、闇スロットに出入りして、挙句の果てには覚醒剤もやってましたって、それじゃいくらなんでもあんまりだわな。
「それは全部別個の問題だろ」って声が聞こえるけど、それを理解してるのはあなたが野球ファンだからだよ。一般の人からしたら全部同じに見えてるだろうし、実際根底にある原因は同じだもの。まあ覚醒剤はともかくとしてもさ。

そして全てを背負わされた悲劇のヒーロー由伸も、賭博、覚醒剤までは被害者面していられただろうけど、円陣だくじだが出てきた以降はそうもいかない。球団に吹き付けてたアゲンストを由伸に吹く追い風で中和してた感があったけど、これですっかり完全なる逆風。時計の針は十数年も遡って「ジャイアンツ=悪」に戻ったし、他球団も似たような話が続々と出てきたことで、それはもう野球そのものに対する強烈なアゲンスト。巨人ファンの巨人離れだけじゃなく、ライトな野球ファンの野球離れも進む年になるよ。ほれ、例に出して悪いけど、Jリーグのスタジアムじゃレプリカユニ着たサポーターが多数いて、中には上半身裸で応援してる男もいるくらいだけど、これを読んでる大多数の人が興味も関心もないじゃない?

・・・この問題から離れて純粋にジャイアンツの戦力を見たときに、今年はどうなんだろ?かなりまずい気がするんだけど。
毎年開幕前はあれもいるこれもいるで、戦力過多というかポジション被りを心配するのが定例行事だった。いざ始まればそう計算通りにはいかない訳だけど、開幕前くらいは皮算用を楽しめるのが巨人ファンだった。
でも今年はどうよ?ローテからして今村だ田口だ桜井だと心許ないし、オープン戦を見る限り山口マシソンは本当にまずい。去年どころじゃないくらいまずい。
打つ方も既にしてネタになってる村田、岡本の超低レベルなポジション争いに代表されるスーパー貧打。・・・言っとくけどこの二人、キャンプ開始直後は本当によかったんだぞ。チーム内でも1番2番によかった。それがなんでこうなるんだか。
でも、よそも勝ち切れなくて壮絶な譲り合いになるのがセリーグ。それはもう周知の通り。絶対王者のソフバンさんや実力者日ハムさんがいるパとは訳が違う。だから交流戦でボッコボコになる訳なんだけどさ。
だからわからんね。普通にいけばAクラスギリギリくらいのチームだと思うけど、阪神やヤクルトもそう簡単に抜けられるとは思えない。

まあ、そんなことも考えながら開幕ですよ。いつもと違って桜の花さえ色褪せて見える心境だけど開幕ですよ。さあ、今年も春が来た。
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まあ、あれだ。
擁護する側のことから書けば、それをもって敗退行為だ八百長だって話じゃないわな。
スポーツ選手なんてのは一般人よりもゲンを担ぐことが多いし、こいつが指揮したら勝ったから次の試合も、ってのはなんとなく理解できる。
勝ち続けて金額が高騰すると敗退行為に繋がるって理屈は実にサラリーマン的な発想で、プロスポーツ選手という特殊な環境を理解してない。ジャイアンツの選手なんて常に競争に晒されてる訳だ。打てなきゃベンチに下げられ、二軍に落とされ、終いにはクビになる。今日の10万を惜しんで来年の1,000万がゼロになったんじゃシャレにならん。いくらなんでも選手もそこまでバカじゃない。

でも、論点はそこじゃないわな。
アンチだって叩きながらも、それでも八百長とかではないんだろうなあってことはわかってるだろうし。

論点はただ一つ。
あまりにも世間とずれた感覚。金に対する、勝負に対する感覚の異常なまでの麻痺。これだよな。

仲間内で賭けごとをしたり、イベント的に金を賭けたりなんてことはあるだろう。よくないことではあるけれど、世の中で黙認されてる部分でもあるしさ。
だけど、自分自身の仕事において、その日の勝ち負けにおいてそれをやるか?しかも毎試合。なんなんだその他人事的な感覚は?

そして、毎日毎日金が乱れ飛ぶような環境だったから、笠原以下の連中も感覚が麻痺して一線を超えた。「よし!今日も勝ったで総取りや!」とか「負けたー。一人負けじゃんトホホ・・・」とかやってたら、そりゃあ野球賭博も似たようなもんだって思っても不思議ないわな。
管理人は、笠原だけは悪の枢軸で「ガラの悪い野球選手」じゃなく「チンピラが野球やってた」例だと思ってるけど、福田なんかはこういう感覚の麻痺が災いしてズルズル落ちていったんじゃないかと思ってしまう。

とにかく呆れたし、バカなんじゃないかこいつらはと反吐が出る。
今年試合中に円陣組んだら、相手のファンどころか巨人ファンからヤジが飛ぶぞ。

考えるまでもないことだけど、今年ドームの動員はガタ落ちになる。春から空席が目立つようになるだろうし、年間通して前年比1割減程度で済めばいい方だろう。それくらいヤバイ。

京介の件が出たとき、一つ区切りを付けるためにドラフト辞退とか無観客試合とか大きなことをやって、それでしっかり禊、けじめとして終わりにすべきだなんて思った。そうして踏ん切りを一つ付けてやらないと賭博と無関係の選手が野球に集中できなくて気の毒だなんて思った。
でも、この賭けに一軍選手がみんな参加してたんじゃそうもいかん。そうもいかんというか、それどころじゃ済まないわな。冗談抜きでペナントに参加する資格がないよ。他球団の都合も考えて参加しない訳にいかないなら、もう全部ビジターゲームにすりゃいいじゃん。東京ドームでやる試合も相手の収益にすりゃあいい。本当に「参加させていただきます」って立場だし、間違って優勝しても胴上げ自粛だよこれじゃ。状況があまりにひどくて野球やってる場合じゃないもんホントに。

今年は「巨人ファンの巨人離れ」が深刻になるよ。間違いない。
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開幕・・・していいのかこれ?

なんとなく、もうとっくに全てが終わった気がしてた。バカ3人だけで終わりで、後は実際はどうであれ話は完結した気がしてた。
球界の悪い話題は全て清原がもっていき、その直後に笑いも含めた最大瞬間風速で野村が清原を超えていった。風化じゃないけど、賭博の件はなんだかもう既に過去の話題になった気さえしてた。

今日に至るまでの期間でも、夕刊紙とか信憑性の低い週刊誌を中心にちょこちょこ賭博絡みの話題が出てたのは知ってる。
だけど、それこそ有名人が覚醒剤で逮捕されたときがいい例で、芋づる式だなんだと言ったところでそれが実現したことなんかない。賭博の件もきっとそんな感じで、疑念は払拭されないもののあれで終わりになると思ってた。立ち位置も解釈も違えど、きっとファンもアンチもみんなそう思ってたんじゃないかと思う。世の中ってそんなもんだってみんなどこかで諦観してるからな。

で、このキャンプも終わりオープン戦も始まり、そろそろ各チームの戦力分析をする段階にきてこれですよ。
しかも、いてもいなくてもどうでもよかった3人と違ってバリバリの一軍戦力ですよ。
いい加減経ってから、しかも文春に刺されて発覚したもんだから、ナベツネも白石も桃井も辞任ですよ。そりゃそうだ、自分らが指揮した調査がガバガバだってバレちゃったんだもんな。
・・・これ野球やってる場合じゃないだろマジで。打った投げた、勝った負けたで一喜一憂してるような状況じゃないだろ?

もうなんか京介を叩く気も起きません。嘘をついてたことに呆れる気持ちもあるけど、なんかごまかせるんじゃないだろうかって考えた気持ちもわかるしさ。上に書いたように世の中ってそんなことがまかり通るもんだし、自分はトカゲの尻尾よりかは胴体側だって気持ちもあっただろうしさ。怒りとかじゃなくただただ脱力ですよ。

こういう状況だとさ、ファンも心から応援する気になんてなれないし、やってる選手もどこか身が入らないというか「今年は勝っちゃいけないんだろうな」って察しちゃうよな。
もう2週間しかないけど開幕する?していいの?今年のセリーグは5球団でやれば?とか言いたくなっちゃうわ。
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ラストのレポになります。星加もぐです!

本当は2月11日にも見学に行く予定でしたが、どうもこの極端すぎる気候の変化に風邪をひいてしまったらしく、11日は休養に努め、1軍宮崎キャンプ最終日、2月14日に見学に行きました。

日曜日、紅白戦もある、ミスターもいらっしゃっている、と、いろいろ条件が重なってましたので、観客数が絶対多いだろうと、早めにサンマリンに行き、何とかバックネット裏の席を確保。
 
アップ終了後、いつもならキャッチボールやノック等が始まりますが、紅白戦もあるし、最終日のこの日はすぐにバッティング練習開始。
 
3ショットにお客さんも大喜びでした
写メですみません…バックネット裏に座るとネットが邪魔でピントがちゃんと合ってる写真がなかった…
 
ムラタさんには何度も声かけされておりました
 
紅組白組みんなで円陣、そしてスタメン発表
…ん?
レフト二人いますがなw

試合開始と同時に厚い雲が出てきて日差しがなくなり、強風なのもあってめちゃくちゃ寒くなりました><
 
寒さの影響か制球はイマイチな気がしましたが…
 
ボッコボコすぎて喜んでいいやら複雑でした…
 
勇人対決!勇人の勝ち!
 
サインを確認
 
紅組2連勝!
 
ライバルだけど、どっちも頑張って欲しい
近くにいた方が「重信って松本哲みたいだね、小さくて」って言ってて、松っちゃんも橋本も…怪我してる場合じゃないよなぁ…って思いました。

試合後、投手陣3人(高木勇、土田、公文)がノックを受け、野手は外野でクールダウンのストレッチ
オムハヤシくんは大きな声で数えながら130球くらいノック受けてましたw
最後はフラフラ、お客さんからは拍手
 
オムハヤシくんのノックが終わるのを待っている時に相撲を取り出す助っ人2人w
 
としは偉大な左打者3人


 
お疲れさまでした!また来年お待ちしております!
(秋キャンプはなくていいよ!秋があるってことは…だから!)

今回のキャンプは少ししか見学できませんでしたが、ミスターもゴジラも尚成さんも宮本さんも見れてお得なカンジでした。
印象に残ったのは重信くんのサラサラヘアーとハイウエストなユニフォームの着こなし…というのは冗談(ってことにして)
今シーズンは重信選手も注目してみようって思った外野手スキーなもぐでした。

2軍3軍はまだ宮崎にいますが、今年は別件での遠征があるので残りの休みは見に行けません…
とにかくもう怪我人でないよう、しっかりと準備してシーズン迎えていただきたいです!
毎度毎度取り掛かりが遅い特派員で申し訳ありません(´ε`;)
管理人さま今回もスペースをお貸しいただきありがとうございました!
また、拙いレポートを見ていただいた方もありがとうございます(`・ω・´)
それではまた( ´ ▽ ` )ノ
星加 もぐ


今年もお疲れ様でした&ありがとうございました。
菅野の写真いいねえ。躍動感って言葉がぴったりのショットだ。
今年のキャンプ中継は重信くんが一番目立ってますかね。去年は堂上がうるさいくらい目立ってたけど、今年は野手投手合わせても重信くんかな。オープン戦を例に挙げるまでもなく今年も打てないでしょうから、彼にもチャンスはたっぷりあるかなと思われます。
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さて、続けざまに第3弾。


どうも!もぐです。
キャンプレポ2弾目です。

次に見学に行ったのは2月8日
この日は少し遅めに出たので今日は投手陣の練習を見学しようと
サンマリンをスルーしてブルペン近くの駐車場へ…
そこで貼り出されている練習メニューを確認すると…

亀井さんがランチ特打メンバーに入ってる!!

ということでアッサリとサンマリンに戻ることにして方向転換
駐車場へ戻ってる途中、軟式球場横を歩いていると
 
ん?車入ってきて選手が続々と…
2軍投手陣のノックが始まりました
もう、本当に目の前でやってましたし、ネットなんかもほとんどない
でも見学している人数は私を含めて5名くらい…
ちょっぴり切ない光景でした…

サンマリンに到着したらキャッチボール中でした


 
同期二人で膝立ちキャッチボール
 
投内連携の為、投手陣も加わり、井端コーチの指示を聞く
 
一通りノックが終わった後は2軍メンバーも加わりゲームノック
 
まずは1軍選手が守備につき、2軍選手が走者としていろんなシチュエーションの守備、走塁。その後攻守交代。見ていてすごく楽しかったw
長野さんが2塁走者の時、ホームまで走りながら
「ひゃぁーーー」
って悲鳴あげながら走ってて面白かったですw
 
(久しぶりに見た…)
 
お待ちかねのランチ特打を見て
 
この日はバッティングピッチャーとして桜井投手(と中川投手)が登場
 
お!元左のエース?のお二人w
前回お伝えした球拾いツアーの時間を待っているお客さん達を盛り上げてましたw

浅学の為最後までわからなかったんですけど
 
監督と熱く話をしたり、キャプテンが挨拶していたこの方は…?

ということで、今回のレポートは以上です!
次回で今年のレポートは終了いたします。
星加 もぐ


相変わらずいい写真だこと。次回最終レポお待ちしております。
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さてさて、ようやく働く気になった様子の宮崎特派員から届いたキャンプレポート第2弾。なんか改名した模様w


宮崎特派員星加改め遅筆もぐです!
(ブログやろうかと何度か考えて断念してる理由がコレです…)

キャンプレポ1日目
私が今年最初に見学に行けたのは第一クール最終日、2月4日でした。
キャンプ初日は生憎の雨でしたが、その後は割と天候に恵まれた今年の宮崎キャンプ。
 
実際に見てもやっぱりまだ監督というカンジがしない…
 
寒かったですがこれだけ快晴だと写真撮りやすくていいですw
 
今年はグラウンドを広く使ってアップしてました。
後ろの観客はグラウンド見学ツアーの方々。
参加したことないですけど選手を目の前で見れるので宮崎キャンプに見学に行きたいと思ってる方はよかったら是非!(ただ競争率すごく高いようですが…)
 
内野ノック時、クルーズ選手と片岡選手はよくコミュニケーション取ってました。
(何語で話してるんだろうなぁ…)

内野ノックを横目に見つつ、外野ノックを見る為に移動
 
この日はS班の尚広さんも参加してました。
 
重信選手の送球を見てる長野さん
 
おじさんは疲れたのかな?
 
尚広さんは先に終了。
 
送球練習、自分がいいと思ったら終了でいいよ、と大西コーチに言われてましたが、寒かったからか、最後まで投げてた亀井さん。

シートノック等が終了後バッティング練習開始。
 
懐かしのエドガーも来てました!
 
そんなイメージなかったんですけど、クルーズ選手ってめっちゃ陽気なんですねー
坂本キャプテンとキャッキャしながら走塁練習してましたw

一通り終了したら、最後に野手が出てきてロングティー
初めて見てちょっと圧倒されたんで動画を撮ってみました。
ちなみに自分の番じゃない時にクルーズ選手はBGMに合わせて踊ってましたw
 
そんなクルーズ選手を見て笑顔の二人
(笑ってる場合じゃないとか言ったらダメです)
 
囲み取材を受ける監督
 
井端コーチ(うーんこちらも違和感)
 
監督より先に座っちゃったw
 
ロングティーが終了したら坂本キャプテンの号令で選手、取材陣、お客さん みんなで球拾いして終了!
この球拾いも抽選で参加できるようです!

見学初日はいつものようにサンマリンに一日いて終了です。(というか、今年は投手陣ほとんど見に行ってません^^;)

毎度のごとく写真レポですが、沖縄キャンプ開始までには残りのレポも送りたい!(と思ってはいます…)
星加 もぐ



そうなんだよね、エドガー来てたんだよね。リアルファインヒッター懐かしいなあ・・・。
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さてさて、GIANTS PRIDEシリーズをやめてしまった我がブログですが、去年好評だったこの企画は今年も存続。
宮崎に特派員がいる強みを活かして今年もキャンプレポート。しかし、相変わらず遅筆な特派員なのでようやく本日第1弾w しかも自主トレ編w 自主トレどころか宮崎キャンプ終わってもうたでもぐさん。


宮崎キャンプも本日終了いたしましたが、
今更ながらですが私が見学した自主トレやキャンプのレポートもどきを。。。

 
自主トレは初日と2日目を見学しました。
初日は寒かったですが、雨は降らずでした。


 
笑顔のベテラン中堅陣と比べてまだ表情の硬い重信選手。
(そして真っ黒な長野さんw)
初日の野手陣はウォーミングアップ、ノック等が終わったら木の花に移動して
バッティング練習をしていましたが、重信選手のバッティングを
じーっと見つめる亀井さんが印象に残りました。
2日目は生憎の雨で(巨人が宮崎にくると寒くなるし雨が降るって地元で言われてますw)
一日中木の花での練習でした。

さて、今年も成績を残せるか?
 
この日からドラ1桜井投手が合流。
若い二人でバッテリーを組むことがあるかな?

投手陣のノックに飛び入り参加して右でノックする亀井さん
 
この日は何人かの投手がブルペンに入ってましたが
慎之助がコーチのように見守っていろいろアドバイスしている姿を見ることができました。
(上2枚ガラス越し写メで画質悪くてすみません)
自主トレレポートは以上です!
キャンプレポートは別に分けたいと思います^^;
星加 もぐ



相変わらず見事な写真の数々。管理人が観戦記で撮ってくるものとは一線を画する、そのまんま雑誌やネットに出ていても違和感の無いいいカットが連発でございました。読者のみなさん、遠慮なく保存しなはれ。
もぐさん、急がんでいいから第2弾よろしくー。

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テレビの中の有名人に自分の勝手なイメージを求めるのは間違ってる。これは管理人の持論。
恋愛禁止のアイドルだろうが陰じゃ彼氏の一人や二人いるもんだし、清楚な女優だって楽屋じゃスパスパ煙草を吸いながらスタッフをアゴでこきつかってたりするさ。世の中いつだってそんなもんだ。
まして芸人やスポーツ選手なら聖人君子である必要すらない。クズだろうが人を笑わすことに長けていればいい。その競技において結果を残せればいい。野球で言えば二流三流のいい人よりも、一流のクズの方が何倍も価値がある。ほれ、すんごいいい人だったキューバ人は「永遠の0」の称号を抱いて国に帰っちまったじゃん?

だけど、これはダメだ。
16歳から超有名人でずっと衆人環視の中で、選手時代はストレスとプレッシャーに囲まれて生きてきたことに同情はするけれど、そんなの何の言い訳にもなりゃしない。
清原をスター視して、勝手に自分を重ねて応援してきたのはファンの一方通行な思いで、本人がそれに応える必要も義務も無いのなんてわかってるけど、それにしたってこれはダメだ。最低にダメだ。だって、もうほら賭博なんてたいしたことじゃないよなって気になってきてるじゃん?

そして「容疑者」という呼称の重いこと重いこと。
数年前にジャニーズや吉本が圧力をかけまくって「メンバー」だの「司会者」だの訳のわからない呼び方をマスコミに強制したのもなんか理解できるわ。

浮き沈みの激しい人生なのは傍から見ててもわかるし、近年はずっと沈みっぱなしでパチンコ屋の営業くらいしか仕事の無い状況なのも知ってたけど、あの清原が容疑者呼ばわりされて伏し目がちに連行されていく姿には胸が詰まる思いがした。
俺のスターであってくれ、なんて身勝手な願いでしかないけれど、昨日の深夜に言葉にできない失望を覚えたアラフォー、アラフィフは数十万人いることだろう。
管理人もショックと「あぁ、やっぱりな」って思いと、たくさんある背番号5の思い出とテレビの中の伏し目がちな容疑者に覚えてしまった憐れみと、複雑な思いで空っぽになってしまった。虚無ですよ、本当に言葉にしようがないもの。

管理人が小学生のころ、地元の球場になんと桑田・清原を擁するPL学園が練習試合に来た。県選抜との試合なんだけど、要は「○○県選抜 VS PL学園」が興行として成立してたってことですよ。確かスタンド満員だったしさ。今じゃこんなの考えられないでしょ?
由伸と同い年の管理人としては清原を「同世代のスター」とは呼べないけれど、一世代違うからこそずっと下から見上げて憧れを抱いていた選手。巨人時代の思い出まで書き始めたらキリがないから止めるけど、オリに行った以降もずっとずっと気にかけてた思い入れの強い選手。

「立ち直ってほしい」なんて言えないな。今そんなことを言うこと自体がウソ臭いし軽々しく思うもの。
黒人以上に黒くなろうがふざけた格好でキャンプに来ようが笑って見てたけど、これはもうフォローのしようがない。管理人の中で一つの巨星が堕ちましたよ。
さらば清原。おまえのせいで昨日から酒が不味いよ。

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2007年、その頃管理人はBSもCSも映らないブラウン管テレビをまだ使っていた。
暗黒の堀内政権が災いし、当時地上波放送は一気に激減。管理人もその頃は仕事に打ち込んでいた時期で今ほどジャイアンツへの関心は高くなかったものの、やっぱりたまの休みにテレビでやっていれば気になる。
9月某日、その日は割にいい試合になり放送時間をオーバー。乗りかかった船じゃ勝敗が気になるし、上記の通りその頃はG+にも入っていなかったので仕方なくラジオをオン。
延長戦に迎えたチャンス、試合を決めるような局面で告げられた代打はその年のルーキー。
「誰だよ?知らねーなぁ。こんなのしか代打いないのかよ?」と一人毒づいていた管理人の溜飲を下げるかのように、件のルーキーはプロ初ヒット初打点。「ほぅ!バカにしてすまんかった」と内心で水道橋の方に向けて謝った記憶があるよ。

そう、もうお分かりの通り2007年9月6日、誰あろう坂本勇人のプロ初ヒット。
「昨日のことのように」とは言わないけれど、気が付けばあれから驚くほどたくさんの時間が経過した。
違和感を感じて仕方がないのだけれど、2006年ドラフトで入団した坂本は今年で10年目。そうなんだよ。なんと10年目なんだよ。もう若手でもなんでもない立派な中堅選手。
あの日のラジオの記憶からも既に8年半が経過してる。あの頃はこんなダメな大人になってるだなんて思いもしなかったし、ちょうどその年に始めたこのブログがまだ存続してるだなんて夢にも思わなかった。「30歳を過ぎれば年を取るのはあっという間」なんて古今東西で言われていることだけど、何も新しいことはなく、おパンツに手を掛けさせていただいた女性の数はめっきり減り、増えたのは脂肪と転職歴だけで何もいいことなんかなかった。髪がまったく減ってないのは奇跡的だけど、当時より貧しい暮らしを強いられてるとは思わなかったなあ・・・。

って管理人の話はどうでもいい。坂本だ坂本。
何度か書いてきたように、ジャイアンツはチームの勝敗を犠牲にして若手の育成を図ることが難しいチーム。
不人気球団は10連敗くらいしてようやく大きく取り上げられるけど、ジャイアンツは同一カードに3連敗しただけでスポーツ新聞一面で面白おかしく書かれる。なんJなんてもう言わずもがな。
そういう環境においては、しっかり完成された即戦力でないとなかなか若手が試合に出続けることは難しい。「なんであんなのを使う?」「なぜ○○を出さない?」の声が容赦なく振りかかるし、当人もそのプレッシャーに耐えかねて潰れかねない。
ミスターは松井を使い続け、阿部を使い続け育てた。素材は一級品でもまだ粗さの残っていた二人を一年で立派な主戦力に育て上げた。
その例で、原が時間をかけしっかり育てた唯一の選手が坂本だと思う。

2008年の坂本は、随所に光るもの、運とかツキとかを持っている雰囲気を感じさせながらも、まだ一軍レギュラーレベルには及ばないレベルだった。
実際に数字として残った成績は打率257ホームラン8本打点43。無理に使わなきゃいけない選手ではなかった。
その年の春に起きた二岡スキャンダルが影響したこともあれど、それでもこの年は判で押したように「8番ショート坂本」。頑ななまでにスタメン固定し高校を出たばかりの坂本を育てながら、それでいてリーグ優勝、CS制覇を成し遂げたのが原の手腕。原政権10年間の中でこの「2008年の坂本」は屈指の功績。

そして翌2009年。まずともかく、「1番ショート坂本」にときめいたファンが多かったはず。
難しいポジションを務めながらリードオフマンに座ること然り。去年まで8番バッターだった若手がわかりやすくステップアップして1番になったこと然り。坂本の背中にどこまでも拓けている未来を見たファンも多いはず。
事実この年は打率306を記録。ホームランも18本、打点も62。全てが前年からレベルアップし、高く構えるフォーム、変態的な内角打ち、レフトスタンドへ叩きこむアーチに夢と希望が見えた。守備に残る粗さも、本人の茶目っ気と相まって可愛らしくさえ思えた。

・・・どこで道を誤ったのだろう?
いったい何がターニングポイントだったのだろう?
バラ色の未来が待っていて、黙っていても「巨人のスター」になるはずだった坂本の2015年成績は、打率269ホームラン12本打点68。
どう成長してくれるのか、どんなバケモノになるのか。ジャイアンツファンが楽しみにしていた大型ルーキーは、何も掴みどころのない実に無難な「いい選手」になり果てた。

粗さはなくなった。雑な守備はほとんど見られなくなったし、もともと広かった守備範囲は今じゃ球界ナンバーワンと言ってもいい。
人間的にもキャプテンという重責を背負い、年齢を重ねたこともあって深みとか厚さは出てきた気がする。

でも、これじゃない。
2010年に31本のホームランを放ち、2012年に打率311を打った男に求めていたのはこれじゃない。
粗さが無くなったということは角が取れたということ。とっつきやすくなった代わりに、坂本勇人という選手の個性までが失われた気がしてならない。広大な守備範囲を誇り、走力もそこそこ。打率の割に得点圏では強いし、ホームランも無い訳じゃない。
・・・違う、違うだろ?違うじゃん?
2009年、2010年に坂本に重ねて見た未来はこんな現実的なものじゃないじゃん?あれだ、そのバックトゥザフューチャー2で描かれた2015年と、今周りにある現実くらい違うじゃん?得点圏に強いったって、得点圏にもいろいろあるし、ここ数年ほぼ毎試合見てるファンとして言わせてもらえば、印象に残る坂本の一打は年々減ってるよ。車が空を飛んでた未来と、渋滞にイライラしてる現実くらい違うよ。

坂本よ、おまえはどこへ行く?
おまえの完成型はどこにある?
3割をコンスタントに打てる篠塚。30本前後を毎年打てる原。チャンスに強いお調子者中畑。走れる青い稲妻松本。6年前ジャイアンツファンはおまえにいくつもの夢を見た。
でも、今2016年の開幕前、おまえにイメージできるのは守備職人川相の影だけだ。

若きプリンスと呼ばれ絶大な人気を誇り、数多くの浮名を流した坂本も10年目。年齢にしたら28歳。もう立派な中堅選手、見る人から見たらもうアラサーのおっさん。
今年ダメなら管理人はもう坂本を諦める。叶わない夢は見ない。実に厳しい言い方だけど、こういう見方をするのは管理人だけじゃないはずだ。
ちょこんと合わせてライト前に落とすヒットなんかいらない。変態的に肘をクッと抜いてレフト前に持っていく坂本であれ。上段からバカーンと振り抜いてレフト上段に叩きこむ坂本であれ。
当人は知らないことなんだろうけど、ドームにいるファンはレプリカユニも背番号Tシャツもダントツで6番が多いんだ。10番より7番より、24番よりも多いんだ。その背中に6番を背負ったファンが、観戦帰りに笑顔で帰路につける坂本であれ。
10年目の坂本、炎となれ。
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開業以来初!東京ドームが50億円リニューアル

ジャイアンツが東京ドームを捨て新球場を造るのではないかという噂がある。
今に始まったことじゃなく、ここ数年ずっと実しやかに言われてる話だ。
そりゃそうだ。完成当初は最新鋭の設備で東京の観光名所ですらあったドームも、気が付けば完成から今年で28年目。大きい物の例えで「東京ドーム○個分」なんて表現もめっきり聞かなくなったし、「BIG EGG」なんてもう完全に死語だ。

きっとそう遠からずの未来、ジャイアンツは都内のどこかに自前の球場を建てるんだろう。
だけど、それはまだ先の話。少なくともまだ数年はホームとして使い続ける東京ドームさんが、このオフに50億円をかけてリニューアルされるという話。

野球観戦というのは、行かない人が想像するよりもずっとずっと金のかかる娯楽。
特に内野席ならS席で6,200円。A席で5,400円、B席でも4,000円。決して安いもんじゃない。
それにご存じの通りの物販価格。ビール1杯800円は有名な話だし、食べ物もちょっとつまみ程度のスナック菓子とかでも240円とかする。食事らしいものを食べようとすれば1,000円弱は避けられないし、選手弁当とか球場らしい物を食べれば1,500円超。
巨人ファン必携のオレンジタオルも一番安いネックタオルで840円。勝って機嫌が良くなって活躍した選手のTシャツやら買った日にゃどれだけ金があっても足りない。それに12球団で最高価格のレプリカユニ。そのお値段なんと14,040円。酔って勝ち試合を観て機嫌が良くなってても躊躇するような価格w
野球観戦ってのは映画を見に行ったり、ちょっと飲みに行ったりするよりも遥かに金のかかる娯楽なんですよ。

そういう「高価な趣味」のロケーションとしては、いささか東京ドームさんは物足りなかった。
物足りない中でも一番不満&不快だったのが座席の間隔。とにかく前列との間隔が狭い。狭すぎる。列中央あたりの人が行き来するとなると、身を捩って避けるくらいじゃダメ。座席を立って歩くスペースを確保してあげないと相手が歩きようがない。観戦に慣れてる人は荷物を座席下に隠してるんだけど、あまり来慣れてない人は足元、つまり通路になるところに置きっぱなしにしてて邪魔で邪魔でしょうがない。結果、列中央付近の人はトイレもタバコも回数を自重する羽目になって、あまり楽しくない不自由な球場観戦になってしまう。それを知ってる管理人のようなヘビーユーザーは列中央を絶対に避けてチケットを買うのだけれど、上記のように一度の観戦で金がバンバン飛んでく娯楽において、この状況はちょっといただけない。

それがようやく改善され、座席の背もたれと座面に緩衝クッションが付き、膝前のスペースも拡張されるとのこと。
やっとですか、という気もするけれど、これはやるべき。S、A、Bだけじゃなく2階のC、Dも外野もやるべき。客席数は減るのかもしらんけど、その方がリピーターが増えるよ。2階席や外野席は安いから後回しなんだろうけどさ。

東京ドームにはこの上ない立地の良さがある。首都圏には他にドーム球場は無いから(所沢のアレは断じてドームじゃない)WBCやプレミアみたいな気候が厳しい時期の国際大会もほぼ確実に行われる。
そういう強みを理解しながらも、そろそろこういうファンサービスを真剣に考えて対策を講じてもらわんと。
特に今年のジャイアンツは戦力の上積みが薄く、しかも新任監督で臨む年。Bクラスに低迷しても不思議ない。そして、そうなった時にジャイアンツファンは薄情。優勝争いをした年とそうでない年で露骨に動員に差が出る。思い出してみるといい。ドーム巨人戦の最低動員32,584人はわずか5年前のことだ。窮屈な客席も高い飲食物も「強い巨人が勝つ試合」が帳消しにするけど、その巨人が弱くなったら今までの東京ドームさんじゃ人を集めるパワーは無い。物の値段が高いのは仕方ないけれど、せめて観戦する環境を快適にしてもらわんとね。
日本が誇るドーム球場、ジャイアンツが誇るホームスタジアムにもう一度輝いてもらいましょうよ。東京ドームさん、期待してますよ。


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いやぁ、つまらなかったなあ。何がって去年大みそかの「笑ってはいけない」。
世間で言われているマンネリだなんだって話じゃなく、単純にパワーダウンしてた。2年前の地球防衛軍が過去最高傑作だったのに(バスで蝶野登場、M1号、子供からの手紙からの田中タイキック、蛭子の塩大福、江頭肛門から粉噴射、出川&上島の屁ぇこいたら負け腕相撲初登場)、すべてそこからトーンダウンしてた単なる焼き直し。名作映画をリメイクして失敗したようなもんで、既視感と退屈だらけの駄作だった。
まあ、それでも歌唱力だけじゃなく最近じゃその存在も失笑されるようになってきた変なのがトリを務めた歌合戦よりか遥かにマシだけどさ。管理人は「若者もお年寄りも同じ番組に取り込もう」とする実にNHK的な紅白が大嫌いだし、あんなのを家族揃って見られるような家庭で育った人とは絶対に感覚が合わん。それなら野球でいうとこのマスターズリーグばりに年寄りばっかりだった格闘技見てた方が全然いいわ。

さて、一通り毒づいたところで本題。



一新だよ一新。リニューアルだよ。2016年ジャイアンツに求められてるものはこれ。過去から脱却し、未来に向かっていけるチーム作りを進めること。新陳代謝は毎年起こることだけど、それをいつも以上に推し進める年にしないと。

由伸が就任会見で語った中で、中心選手として名前が挙げられたのが阿部、坂本、長野、内海、菅野。
坂本、菅野あたりはいいけど、いつまでも30代半ばのベテランが中軸になってるようじゃいかんのよ。例えウソでも内海の代わりに澤村、阿部の代わりに大田や岡本の名前が出てきて、この先5年10年を見据えられるチームにならないと。ベテランが軸だと、勝ったとしてもその年限りで未来のことはまたリセット。負けたとしたら何も残らない焼け野原になるだけ。ベテランは必要な戦力だけど、そこにおんぶに抱っこのままじゃいけない。ここ数年ずっとずっとそういう状態だったんだしさ。

この「一新」はそういうモヤモヤを吹っ飛ばすいいスローガンだと思う。
阿部に頼ってきた野手陣、内海杉内が看板になってきた投手陣を未来へ進める意志が見える。原政権からの脱却、12-14三連覇のチームからの脱却。寂しい現実でもあるけれど、そうやって前に進んでいくのがチーム。そうやって下り坂を降りていく中で最後の輝きを見せようと足掻くのがベテラン選手。それこそが80年以上も繰り返されてきたプロ野球の歴史。

ただ、管理人が一新すべきと考える箇所はちょっと違う。
確かに阿部、村田、内海、杉内あたりのビッグネームの方が注目されるのは当たり前だし、「岡本が村田から正三塁手の座を奪った」「田口が左のエースになった」なんて方が劇的だしわかりやすい。

だけど本当に爆弾を抱えているのは中継ぎ陣、それもセットアッパーなんじゃないだろうか。
阿部、村田降ろしの流れはもう出来ているし、今年の夏以降内海も杉内もその存在感はゼロだった。狙いに関わらず徐々に世代交代の波はチーム内に届いてきている。
だけど、マシソンの代わりは誰だ?山口の代わりは誰だ?
去年結局誰も代わりが務まらなかったのは周知の通りだし、下から突き上げてくるものが何も無いまま金看板が剥がれかけてるのが現状だと思う。

ここだけは意図的にメスを入れないと改善されない。なんとなく誰かが頭角を現してくるのを待ってたら、また勝ちパターンが確立されないまま気が付いたら夏になってる。
戸根?田原?・・・期待はしてるけど全幅の信頼は置けないよな。前任者が偉大すぎるもの。
そこで管理人の提言というか期待はこれ。

1.西村の復活
2.ポレダセットアッパー転向

これが2016年管理人の書き初め。筆に墨を付けて心の中でしっかりと書きましたよ。


さて、管理人がだいぶ慌ただしく生きてるせいでいつまで続くかわからないこのブログですが、今年はこんな感じでスタートです。遅くなりましたがあけましておめでとうございます。


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すごいな。驚いちゃったよ。

何かといえば「笠原、草野球で神宮に現る」のニュース。結構話題になったのでご存じの方も多いかと思う。

以前も書いたけど、笠原って目立つじゃない?
191センチの長身に端正な顔立ち。その辺にいたら目立って目立ってしょうがない。
しかもその目立つ男は天下の巨人軍のピッチャーときたもんだ。そりゃあ近所じゃ有名だったと思うよ。

それがあの事件で青天の霹靂。笠原は、昨日と今日で一気に180度世界が変わることを身をもって体験したはずだよ。
顔を合わせれば挨拶してた近所の人が急によそよそしくなったり、伏し目がちで逃げるように立ち去ったり。疑心暗鬼になって、周りの人が自分の噂話をしてるような気になってみたり。
今じゃだいぶ落ち着いたけど、一時期はテレビを付ければ自分の話題、新聞を広げてもネットを見ても自分のニュースで、それもウソもホントも含めておもしろおかしく書かれてる。
人に見られるのが怖くなって家から一歩も出なくなったり、消えてなくなりたいような気持ちになっても不思議ないのに、こともあろうに野球の話題で自分から表に出てきた。・・・いやぁ、すごいわこいつw

もちろんさ、笠原をいつまでも色眼鏡で見ちゃいけない。
今のところ逮捕される気配もないから犯罪者ではないし、野球人としてはチームをクビになって他球団でのプレーもできなくなって、事実上一番重い刑を既に受けてる。一事不再理じゃないけど、この件での処分は確定したんだから、もうそれはそれで終わりにしてやらないと。それに、そう考える人ばかりじゃないからこそ社会的制裁ってヤツも十分に受けてる訳だし。

だから、まったく違う形で第二の人生を踏み出したって話なら応援してやろうと思うよ。
例えば、どっかに就職したとか、長身を活かしてモデルに転身しましたとか、そんな話なら「おぅ、頑張れよ」って思うよ。

だけど、こともあろうに野球の話題で出てくるかw どんだけメンタル強いんだおまえは。
なんか周囲が配慮して登板させなかったらしいけど、勝手知りたる神宮球場でどんな気持ちでベンチにいたんだか。ちょっと理解ができないし、正直あ然としてしまう。野球が好きなのは大いに結構だけど、この図太さというか悪びれない感覚はなんかすごいな。管理人は驚いちゃいました。
やっぱり、こういうちょっと変わった人じゃないとプロのピッチャーなんて務まらないってことですかね。いやはや。
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59打数5安打。

タイトルでお分かりになった方も多いかと思うが、セペダ、フランシスコ、カステヤーノス、いわゆるセフラカス3人の合計成績だ。もうひどいとかなんとかを通り越して、ただただ笑うしかないこの惨状。

一応、内訳はこの通り。
セペダ 21打数 0安打 0本 1打点  000
ゴリラ 18打数 3安打 0本 1打点  167
カス  20打数 2安打 0本 1打点  100

ちなみに推定年俸の合計は2億円超。そんなに金が余ってるなら少しはファンに還元したらどうか、と嫌味の一つも言いたくなる。
 
今年のジャイアンツを振り返るにあたり、やっぱりこの3人は外せない。
いくらクソ外人に慣れてる巨人ファンであっても今年の惨状には度肝を抜かれたし、ネタ外人セペダさんの代わりにスーパーネタ外人フランシスコが来たのなんてギャグ以外の何物でもない。
貧打、その原因の一つである主力の高齢化。マシソン、山口の不調。今年優勝できなかった理由はいくつかあれど、終わってみれば首位ヤクルトとは1.5ゲーム差。セフラカスの代わりが1年目ロペスだったら、去年のアンダーソンだったら。いや、この無駄にした59打数を誰か若手に預けてたら、ひょっとしたら届いたんじゃないかと思ってしまう燕の尻尾。

開幕前、ヤフーコメントやなんJには「今年のセペダはやると思う」みたいな書き込みが溢れていた。
去年から「死宝」呼ばわりしていた管理人としてはそれに同調はできなかったものの、さすがに去年よりは打つだろう、ホームランはそこそこ期待できるだろうと思っていたのは事実。だって、打率こそ2割を切った去年でさえも108打数で6ホームラン。阪神とのCSでもオスンファンからホームランを打った。下位や代打で使い続ければ15本くらいは見込めるかなと期待した。
WBC3大会の通算で打率447、ホームラン6本。大会通算の最多安打、最多ホームラン、最多打点のタイトルホルダーの実力は折り紙付きだし、松坂からも藤川からも打ってるんだから日本の野球がどうこうって話でもないんだろう。順応すれば、体調がよければまあそこそこ打つものと思ったことは否定しない。
 
実際、21打数連続ノーヒットだったにも関わらず、セペダの選んだフォアボールは7つ。28打席立って7四球なら選球眼は十分、いや十二分に評価できる。他の二人と比べてみりゃあよくわかる。

セペダ 28打席 7四球
ゴリラ 18打席 0四球
カス  22打席 2四球

そしてセペダさんは聖人。野球以外の面は非の打ちどころがないような素晴らしい人。ついつい応援したくなってしまう愛される選手だった。「いい人なんだから野球が下手だっていいじゃないか!」と我ながら訳のわからないことも少し思った。
だけど勝負の世界に私情は禁物。結果を出せない選手は、いかにいい人だろうと、いかに実績があろうと、いかに「くの字」避けが上手かろうとお情けじゃ使ってもらえない。

そんな経緯でポジションは違えど、外国人枠という視点ではセペダさんの代わりに入ってきたのがフランシスコことゴリラ。
まあ、これほどまでにダメな外国人が未だかつていたのだろうか?、と思ってしまうスーパーネタ外人。打たせてみれば全コース全球種を追いかけ18打数11三振。・・・もう一回書く、18打数11三振。ピッチャーかおまえは?ちなみにマイコラス49打数22三振、菅野53打数21三振。なんだピッチャーの方がマシじゃないか。
走らせれば阿部の更に下をいく球界ナンバー1の鈍足。このゴリラが一塁走者で打者井端がバント、割にいいバントだったのにゴリラが二塁で悠々アウトになり井端がびっくりしてたのを管理人は今でも覚えてる。
そして代名詞になった圧巻の守備。例のインフィールドフライが有名だけど、本当にやばかったのはこれ。



「おまえ絶対ファーストやったことないだろ?」

と全ての野球経験者が確信したド素人プレー。こんなことが仮にもWBC2大会連覇、国際ランキング1位の野球大国日本のトップリーグで、一応去年までメジャーリーグにいて年俸1億超えの選手によってなされた。これって普通に考えたらかなり驚くべきことだよな。その辺の高校球児の方が遥かにマシなんだもの。

冗談抜きで人違いとか、何かの手違いでメジャーリーガーじゃなくゴリラが来日してきたんじゃないかと思うし、そうでも思わないと逆にいろいろと不安になる。
マイコラスやポレダが理想的な形で日本の野球に溶け込み、きっちり結果を出したのとは対照的に、見事なまでに大失敗した野手陣。セペダさんとゴリラのインパクトが史上最大級に強烈だったせいで、カステヤーノスなんて誰も覚えてない。「何がカスティーだ打ってみろこのカス!」と神宮でヤジったらウケたんだけどねw

噂が現実のものとなりクルーズは本当に来るようだし、まだ正式じゃないにせよギャレット・ジョーンズ獲得なんて話も出てる。
いずれにせよ、その新外国人野手が超えなければいけないハードルは「59打数5安打」。
つまり1割打てば1人で3人を相手に回して勝ったことになる。2割なんて打とうもんならもう大変だ。サラリーマン諸君、考えてみるといい。同じ部署で売上を去年の倍にしようもんなら社長表彰もんだ。それも3人がかりだった部署を1人で切り盛りして倍にするんだから、もうこれは偉業なんてもんじゃない。

新外国人野手がプレッシャーなくプレーできるよう、そう思ったかどうかは定かじゃないが、結果としてこの史上最低のハードルを残して日本を去ったセペダさん、ゴリラ、カス。その置き土産に感謝してクルーズさん、実現すればギャレットさん、頑張って2割打ってください(白目)。
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さて、来年2016年のジャイアンツにおいて、もっとも真価が問われる選手、正念場を迎える選手は誰だろう?

阿部? うーん・・・
村田? いや、わかるけどさ。

阿部や村田はもうひと昔前なら引退してる世代。もちろん管理人だって彼らに復活してほしいけど、それはガッツさんみたいな復活の仕方をイメージするのが現実的。年間通してレギュラーとして中軸を打ち、タイトル争いに絡むようなことは期待しにくい。

長野? だなあ。それは反論できないな。だけど長野くんは、身体さえ万全になればなんとかするような気がするんだよ。
内海? それもそうだよな。ピッチャーは内海で異論ないや。じゃあ訊き方を変えよう。

来年もっとも真価が問われる野手、正念場を迎えるのは誰だろう?


・・・管理人は片岡だと思うんだよ。


この10年、ジャイアンツのセカンドにはポッカリと穴が開いている。
仁志がチームを去って以降、レギュラーを固定することさえままならず、とにかくいろんな選手がセカンドを守った。思い出せるだけで、小坂、アルフォンゾ、エドガー、キムタク、古城、脇谷、藤村、円谷、寺内、ロペス、井端、片岡、立岡、中井、吉川・・・。同じ比較でいえばショートは二岡と坂本がほとんど。その穴埋めで古城や寺内がちょこちょこ守ってたけど、キレイにレギュラーが交代した事例。ショートの世代交代が驚くほど見事に決まったのと好対照に、セカンドはいつまで経っても落ち着かない。

移籍、生え抜き問わず一瞬だけ輝いては消えていく選手が多い中、過去最高の期待値でセカンドの座に就いたのが他でもない片岡。
2年前の今頃を思い出してみればいい。その年の夏、最高レベルの「打てるセカンド」として中井が輝いた。オフに入ってすぐ井端を獲得するニュースが流れ、これで若手とベテランの併用でジャイアンツのセカンドは大丈夫だろうと思ったファンも多かったはず。
そこに後追いで飛び込んできたのが片岡のFA獲得。こんなにセカンドがいてどうするのか、藤村も寺内もいるのに誰を使うのか、そんな論争の中に大本命として登場したスピードスター。
藤村や中井には悪いけどジャイアンツのセカンドは片岡で決まりだ。あの時そう思ったのは管理人だけじゃないはずだ。

ところが2年経ってみたら、脇谷は戻ってきて、それだけじゃなくロッテのクルーズを獲得する噂もチラホラ聞こえてる。外から入ってきてそれまでいたメンツを押し退けレギュラーの座に就いた片岡が、今度は外から入ってくるメンツに押し退けられようとしてる。「脇谷はもうセカンドじゃない」ってツッコミが聞こえるけど、それは本人に因る部分だけじゃなく西武のセカンドには浅村がいるってことも大きかったんだと思うよ。

閑話休題。今年の片岡を振り返ってみる。

打率244、出塁率299。俊足のリードオフマンとしてはちょっと物足りない。盗塁も21。正直「意外に多いんだな」って印象で、片岡の盗塁で印象に残ってるものがあまりないように思う。8番の青ユニを着てる管理人が言うんだから間違いない。
ホームラン10本。うん、これは立派。いいところで出た一発も多かったし、5月の末まではチーム内ホームラン王だった。守備。素晴らしい。坂本のそれに比べ褒められたり評価されてることが少ないように思うけど、片岡の守備範囲は本当に広い。坂本とアライバを決めたのなんて真骨頂だったし、「手が伸びる範囲」が守備範囲のファースト阿部さんをカバーしたことも一度や二度じゃない。犠打36。これも素晴らしい。バントが下手な選手が多い中、チーム内で唯一絶対の安心感で見られた名人芸。押せ押せの流れを壊さない初球バント成功も多かったし、個人的には「川相がどれだけ教えても誰もまったく上達しないんだから、チーム内で片岡がバント指導しろ」と本気で思ってるくらいだ。

なんかこう、数字から受ける印象からすると「小技が上手い繊細さと、大雑把で雑な面を併せ持つ選手」に見える。
西武時代のイメージ、成績からすると「打率280、出塁率330、ホームラン3本、盗塁40」を期待してたのに、予想外のところで思わぬ力を発揮してくれた反面、肝心要のところがまるで期待に届いてない感じ。一番注目される打率が振るわないし、守備やバントなんてのはツウ好みの部分で相当のファンでなきゃ見向きもしないもの。

だからこそ噴出してきた更なるセカンド補強。
ウソか本当か、実現するか否かは別として、片岡からすれば新聞やネットにこんな話が出てくること自体が不快なはず。
まだ老けこむ年齢じゃないからさ、280打って40走ってくれよ。それができたら守備範囲とバントと合わせて誰も文句なんか言わないよ。球団だって補強しようなんて考えないよ。結果で黙らせて、俺がジャイアンツのセカンドだって胸張ってくれよ。
片岡さん、崖っぷちの正念場で輝いてこそスターですよ。期待してますよ。
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完全燃焼

感動的だった由伸の現役引退&監督就任セレモニーだったけど、語った言葉の中で心に残ったのはこの「完全燃焼」だけだった。それも悪い意味で。
余興とはいえ菅野くんの球を鮮やかに左中間に弾いたバッティングといい、何よりここに至るまでの政治色満載のきな臭い流れといい、どう見たってどう考えたってまだできるだろ、完全燃焼なんかしてないだろ?と白々しくさえ聞こえてしまう一言だった。

スピーチ全般も実に優等生。実に高橋由伸。
あまりに型通りであまりにキレイで、まるでライターが書いた台本を読んでるような非の打ちどころのない見事なスピーチ。当たり障りが無さすぎて、たった二日間経過しただけなのに完全燃焼の他は何一つ思い出せないほどだ。
自分の言葉には違いないんだろうけど、あのスピーチにはどうにも言わされてる感が見え隠れしてた。それは高橋由伸の人生そのものにも言えることなんだろうけど。

久々に奥さんも姿を見せてたけど、今こうなってみるとこれも政略結婚なんだろうなあと思ってしまう。日本テレビとジャイアンツの結び付きを強化し、その象徴となるのにスター選手と女子アナウンサーなんてもってこいだもんな。10年前結婚した当時はそんなこと思いもせず、普通のよくあるプロ野球選手と女子アナの話だと思ってたけど。

ただ、もちろん幸せな家庭を築いてるんだろうし、人が決めた人生であれ、父親と球団に翻弄され続ける人生であれ、高橋由伸が勝ち組であることは間違いない事実。それはもう疑いようもなく華やかさと栄光に満ち溢れた人生。管理人みたいな社会のクズがああだこうだ言ったところで僻みにしかならない。
だけど、こういう優等生にジャイアンツの監督が務まるんだろうか?ずっとずっとそれが気になってる。

 

これ↑はテレ朝でやってた番組のキャプ。読唇術で中継では聞こえない会話の中身を探る企画。余談になるけど、これはおもしろい企画だから続けてほしいし、もっともっと野球を扱ってほしい。
今回この番組が取り上げてくれたのは、例のCS最終戦、神宮でファンへの挨拶に向かう途中の原と阿部、坂本との会話。うん、ナイス企画だよ。このシーンはファンみんなが覚えてるし、何か象徴的で印象に残ってるもの。




そして、その答えがこれ。なんかもう笑っちゃったよ。
なんなんだこの軽さは?もう「ちょっとタバコ買いに行ってくる」と同じテンションだもんなw
で、笑った後で思ったよ。やっぱりジャイアンツの監督ってこれだけ突き抜けてないと務まらないんだよ。常人には計り知れないものというか、どこかぶっ飛んだものがないと精神が持たないんだと思うんだよな。ほれ、原だけでなくその先代ミスタージャイアンツ、終身名誉監督がどういう人だったか思い出してみりゃあいい。

 

あの場でそんなん言われたもんだから、見ての通り阿部も坂本も面食らっとる。それぞれの頭の上に内心思ってるフキダシを付けられるなら「今それ言う?」「しかもそんなサラッと言う?」って付けときたい顔だわw しかも右手を挙げた原のポーズが爽やかでそれがまたおかしい。

由伸は原のこういう図太さというか、世間ずれしたところをぜひ見習ってほしい。きっと外に向けずストレスを内に溜めこむタイプだろうし、現役時代と違って他力本願な部分も多くあるから生真面目な優等生じゃ潰れるのが目に見えてる。

だから、采配うんぬんもそうだけど、来年は由伸のインタビューにも注目してほしい。原は異常に言葉選びのセンスが良くてやたらと心に引っ掛かることを言うのが上手かったから、それと比べると当たり障りなく優等生的な発言、コメントが最初は続くと思う。
それが苦労して地獄の苦しみを味わって、発言に少し毒とかユーモアが出てきたら監督として一歩階段を上がった証拠。ただ感情を露わにするでも不機嫌になるでもなく、その発言を対象の選手がメディアを通して見て発奮するように、全国のジャイアンツファンがこの一言この写真一枚で喜んでくれるように、そう思えるようになったら言うことが変わるから。
原は間違いなくインタビュアーの向こうに、カメラのレンズの向こうに選手とファンを見てた。その域に達して名将と呼ばれるようになれるか、優等生のままで終わるか。来年はあまり試合を見られそうにない管理人もインタビュー内容だけはチェックするようにするよ。
だって、原だって現役時代は紛れもなく優等生タイプ。オラついてたりちゃらんぽらんな要素なんて微塵もなかった。それがこうなるんだから由伸だってわからない。
そして、不世出のエンターテイナー原さん、改めて思うけどあなたは本当に面白かったw
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「自分なりに反省している。いろんな人に申し訳ない。興味本位で手を出してしまった。」

全員が神妙だった。福田は涙を浮かべ、言葉を詰まらせていたという。松本竜は言葉少なだったという。 立ち会った森田法務部長は「野球しかやっていない人。個人的に相談に乗ってやろうと思う」と話した。 関係者の話を総合すると、松本竜は現役続行を希望しているという。



人間ってのは自分と同じ空気を持った人、同じ匂いのする人に魅かれる。
こと恋愛においてはその反作用で自分に無いものを持った相手に魅かれることはあれど、同性同士、特に集団の中で気の合う仲間を見付けるときには圧倒的に前者の方が多い。
趣味が合う、価値観が合う、笑いのツボが同じ。そういう第三者に説明しやすいようなわかりやすいものの他に、もっと根源的でもっと強く魅かれ合い結び付くものがある。

悪いヤツは悪いヤツとつるむ

自分の学生時代を思い出してみるといい。授業をサボってケンカに明け暮れ校内でタバコを吸うような連中と、成績優秀で教師の評価も高い学級委員長は一緒につるんでたか?クラス分け、班分け、押し付けられた区分けを余所に、気の合う者同士が寄り合って住み分けが出来上がるのが人間社会。
そして、悪いヤツ同士の結びつきというのは、他のそれより圧倒的に強い。ヤクザは辞めるときに指を詰めなきゃいけないという昔ながらの習慣が影響してるのか、その辺の不良グループにせよ暴走族にせよ、半グレとかなんとかいう集団にせよ体育会系のような風土が根付いてる。

今回のことがあろうがなかろうが、「巨人で一番ガラの悪い選手は誰か?」とファンにアンケートをしたら、1位は間違いなく笠原だったと思う。もう検証しようもないけれど、何か賭けてもいいくらい鉄板だ。あ、賭けちゃまずいですかそうですか。
笠原はあの体格であの顔だ。ケンカに負けることも女に不自由することもなく生きてきたことが容易に想像できる。しかも、野球で実績を出してジャイアンツ入り。同世代じゃ圧倒的に高給取りの部類だ。オラオラで生きてきた人間が更に調子づき、人生なんてちょろいもんだと誤解しても無理はない。球団の抑圧もあって割と大人しめの選手が多いジャイアンツだけど、笠原がマウンド上で時折見せる表情、仕種にはちょっとオラオラが見え隠れしてた。これを例に出すまでもなく、よく試合を見てるファンならわかると思う。

そんな笠原からすると、仲間を見付けたような、いわゆるピンとくる出会いだったんじゃないかと思うんだよな。
言うまでもなく松本のこと。松本も松本でオラつき要素の多かった若手。入団前にバカみたいなツイッターを書いてて削除する羽目になったのは周知の通りだし、こう言っちゃ大変申し訳ないけど、やっぱり顔つきを見たときに一目で何か相手が察してしまう空気はある選手だった。
同じコミュニティにいる中で歳の近いところを見ても、口を開けば二言目には筋肉筋肉言ってるようなのとか、女にモテそうな顔してるのに控えめで全然しゃべらないようなのとか、野球という共通項以外自分とはまるで違う人生を送ってきたような人間が多い中、笠原と松本は互いに同じ匂いのする仲間を見付けたような感じだったんじゃないかと思うんだよなあ。あくまで傍から見た印象でしかないんだけどさ。

そして、そんな気の合う先輩から何かおかしな誘いを受けたとしたら、果たして果たして松本に断るなんて選択肢はあったのかなと思ってしまう。
元から格上、年上の人を立てる世界で育ってきて、飛び込んだ異世界で見付けた希少な同じ世界の住人。そんな先輩の誘いを断るのって、周りで考えるよりも難しいことのように思う。
「オラオラなヤツがそんなに気が弱い訳がないだろ」って?
いや、オラオラだからこそオラオラな先輩には弱いもんだ。上で長々と書いた通り。
それに、人間1対1の状況で常に毅然としてられる人はそんなに多くない。それが自分の土俵以外なら尚更だ。
管理人だって普段はプライベートでも仕事でも勧誘やセールス撃退には無類の強さを発揮するけど、普段自分の世界にない場所に連れていかれて、場の空気も合わせてやられたらどうなるかわからない。人間には「断りきれなくて」っていう弱さがあるから、いつになってもキャッチセールスや飛び込み営業は無くならないんだ。「俺、できにくいから生でいいよね?」「えっ!?あっ、やっ・・・」って言いながら断り切れなかった経験のある女子だって少なからずいるだろうし、原のバカ息子の名前がチラホラ出てる例の声優さんじゃないけど、女の子がドラッグに手を出すきっかけはほとんどが付き合ってる男に勧められてだ。悪いことだってわかっていながら、やりたくない気持ちもありながら、相手に嫌われたくないから手を染める。それはどこででも誰にでも起こり得ることなんだと思う。同性同士なら嫌われたくないというよりも、ノリの悪いヤツと思われて舐められたくないって方がしっくりくるかな。

管理人は笠原に同情する気は微塵もないし、笠原より年上で家庭もあるのに笠原以上にのめり込んだ薄らハゲも同様。処分がもっと重くてもいいとすら思ってる。
だけど、松本にはちょっと心に苦いものが残る。本人もきっと、悪いこととは理解しながらも「笠原さんが笠原さんが」で、反省しようにも引き摺りこまれた感が拭えてないんじゃないかと思う。

「自分なりに反省している。いろんな人に申し訳ない。興味本位で手を出してしまった。」

この「自分なりに」にはそれが見え隠れしてるように感じる。自分はあくまで共犯、主犯は笠原さんで自分は誘われて断り切れなかった。そう言いたい気持ちが隠し切れてない。

もちろん、それでも大人なんだから、社会人なんだから行動には責任が付いて回るというのが正論。それが普通の反応で100%正しいさ。
ただ、まっとうな大人でない管理人としてはちょっと同情しちゃうんだよな。突然先輩に呼び出されて車に乗せられ、着いた先はどっかの倉庫。そこで爆窃団さながらに盗みを働き、気が付いたら自覚もないまま犯罪者。次からは1回やったんなら2回も3回も同じだと泥沼に嵌る。そんな構図が見えて仕方ないんだよ。

そして、もうこの件がなくても自由契約確実だった薄らハゲ、期待の若手速球派を何年も続けてた劣化版澤村と違って、松本はまだ期待の芽があった。
ひどい制球難で知られたピッチャーだったけど、その改善にと今年から取り組んだサイドスローには光る物があった。二軍の中継で数球見ただけだったけど、誇張じゃなしに「あ、これいけるかも」と思わせる物があった。打者にとってイヤな角度が付いて、かつ球速が失われていないストレートに少なからず期待した。

聞くところによると、失格処分ってのは日本だけじゃなく台湾韓国中国アメリカでのプレーもできないそうだ。だけど、プレミア12を見て分かる通り世界は広い。ヨーロッパにも南米にもいくらでも野球リーグはある。本気で現役続行を希望するなら道はある。
今は3人が3人とも同罪に見られてとてもとてもそんな空気じゃないけど、時の流れが何をどう変えていくかは誰にもわからない。
事実、管理人が高校の頃幼女に下半身を出して逮捕され、「棒を振って人生を棒に振った」と揶揄された大洋のエースはいつの間にか中日の選手になってたし(まあ、揶揄したのは他でもない管理人なんだけども)、とてもとても日本じゃ生きていけないくらいの状況だったTDNさんは気が付いたら札幌にいて、こともあろうに球界最大の関心事日本シリーズで先発するまでになってた。
まともな大人は眉をひそめる話だし、誰もおまえに同情なんかしやしない。むしろその辺の殺人犯よりも有名になっちまって世間じゃおまえのこと極悪人みたいに思ってる。
だから、まともじゃない大人の管理人くらいは応援してやるわ。


松本、やる気があるなら投げ続けろ







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「カッコイイよなあ・・・」
素直に声が漏れた。キャンプ地である宮崎の空港へ降り立ったときの由伸の姿。あまりにスーツ姿がサマになっていて、そのままコナカや青山のCMが務まるんじゃないかと思うほど似合ってた。
そして、そのあまりに似合い過ぎるスーツ姿が、もう背番号24が手の届かないところに行ってしまったことを象徴してるように見えた。

今回の監督人事について管理人も様々なことを思い、無い頭を使っていろいろ考えた。記事もいくつか書いた。この埋められない心の空白はなんだろうと考えるうちに、自分がプロ野球を好きな理由についてもあれこれ思いが巡った。

『スター選手が年齢を重ねて力が発揮できなくなり、チームの中でのポジションが変わり、悪く言うと落ちぶれ引退に向かっていくサマ』

残酷な光景には違いないけれど、ここに自分を重ねて見るのも間違いなくプロスポーツ、プロ野球の醍醐味だ。改めてそう気付いた。

2012年と2013年、ジャイアンツファンは「代打 小笠原」に割れんばかりの声援を送った。遡ること約10年、2004年と2005年には「代打 清原」にドームが揺れた。そして、この流れの源流は他でもない1995年の原辰徳にある。あの年の原人気は筆舌に尽くしがたいものがあったもの。
それまでチームを引っ張ってくれた感謝の気持ち、なんとか甦ってくれとの悲痛な思い。一流選手がこういうポジションになると、それまでは斜に構えて見てたライトなファン層までが声を振り絞って応援するようになる。日本人ってそういう国民性だもの。余談だけど、ガッツさんの後継者になりそうなのは村田さん。ホントに余談だけどなw
人間、誰しも人生山あり谷あり。順風満帆なときばかりじゃない。勢いがあって成功してるときはまるで自分が世界の中心にいるような錯覚に陥るけど、挫折し辛酸を舐め、下げたくもない頭を下げてみんな生きてる。だから、チームの中心選手だったのに打順を下げられ、遂には控え要員になり、どんどん降格していくスターに自分を重ね感情移入する。

だってあなた、「(FAという名の)ヘッドハンティング史上、最高の成功例」とまで言われた小笠原部長でさえ、2011年からの3年間はボロボロになったんだもの。それまで4年連続の3割30本、管理職兼トップ営業マンとして課員みんなの憧れだったあのガッツさんでさえ地獄のような屈辱を味わった。
ふざけて部長って書いたけど、ホントにそう置き換えて考えてみりゃあいい。あの小笠原部長がお客さんに怒られペコペコ頭を下げて、終いには客から担当を変えてくれとまで言われてる。誰だってこんな姿見たくない。しかも、社長がじゃあ代わりにと代役に立てたのはまだまだペーペーの加治前くんときたもんだ。ガッツさんの心中察するに余りあるよ。
(でも、これがあったからガッツさんのジャイアンツ最後の輝き、2013年6月5日のホームランはより一層輝いたんだ)
これこそがプロスポーツ、プロ野球の厳しいところで、どれだけ実績のあるベテランだろうとグラウンドに立てばみな同じ。本当に会社なら、もうお客さんの相手もせず机でふんぞり返ってればいい年代・役職でも、新人と肩を並べて飛び込み営業からクレーム処理からやらなきゃいけない明日なき世界。
 
・・・何が言いたいかっていうとさ、由伸がボロボロになる姿を見られなかったことが寂しいんだよ。これこそが管理人の心の空白の正体。
レギュラーではなくなったかもしれないけど、今年も代打の切り札で47打数15安打395。出塁率はなんとなんとの489。もうまるっきりあれじゃん?若手社員が困ってるときに出ていってサラッと助けてくれる管理職、専門知識が必要な難しい仕事のときに「あとは俺がやっとく」って言ってサポートしてくれる上司。課員誰もが頼りにしてて、困ったら高橋部長にって内心でみんなが思ってた精神的支柱。だって、試合を決めるような局面で2回に1回は必ず結果を出す40歳なんてカッコよすぎじゃん?まるでマンガの世界だよ。

だからこそスーパースター、だからこそ高橋由伸なんだろうけどさ、あまりにもカッコイイまま、あまりにもスマートなエリートのまま遠くへ行っちゃった気がして寂しいんだよ。
今じゃ駅から会社までの途中に「高橋部長おはようございます!」なんて気軽に声を掛けることさえできない。黒塗りの車で会社に乗り付けて、エレベーターで降りる先は容易に立ち入れない社長室だ。おまけになんだか知らないけど、無能重役として知られたコンパクト取締役はどういう訳だか専務になって、ついこの前まで「おぅ由伸」言ってたのが今じゃ「高橋社長おはようございます」って最敬礼してやがる。おまえは会社でいったい何してんだか言ってみろ。

由伸、俺はおまえがズタボロになって落ちぶれていくサマが見たかったよ。おまえの全盛期を知らない若いファンがブーイングでもしようもんなら、そいつの胸倉掴んでおまえがいかにすごい選手だったか熱く熱く語るような真似がしたかったよ。
真っ直ぐに振り遅れるようになったり、角度のいい打球が失速して外野フライになったり、偉大な先達が通ってきた道をまだまだ歩き続けてほしかった。そして、そうなったときに今までの感謝を込めて絶叫のような応援でおまえを励ましたかった。そういうカタルシスをいきなり奪われた感があってさ、とってもとっても喪失感がある。
大切な人が病に侵され、消え行く命を感じながら病室で懐かしい話に花を咲かせたり、ゆっくりじっくりと時を消化していくサヨナラに慣れてたところに、突然事故で何の前触れもなく大切な人を奪われるサヨナラが舞い込んできた。
人肌の恋しくなる寒い季節、管理人はまだまだこの喪失感を引き摺っちゃいそうだなあ。





さて、新企画「オレンジ色の憧憬」こんな感じでスタートです。
え?GIANTS PRIDEとあんまり変わってないって? そりゃそうです。オフは試合が無い以上これまでもコラム的なものが中心でしたから、言ってみれば毎年オフに書いてたようなものを常時書こうかなって趣旨ですもの。
そして、カテゴリー名の「オレンジ色の憧憬」はブログタイトルにも軽く掛けてみました。ちょくちょくマイナーチェンジしていくと思いますが、こんな感じでやってきますので今後ともどうぞよろしく。
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