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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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ホントにこのメンバーでやるのかよ・・・


と思ってしまった近年に類を見ないほどの守備軽視スタメンw

そして、その結果はここまで顕著に表れるのかと苦笑してしまったファイヤー祭り。
今日は打撃が好調でよく点も入ったからまだ笑ってられるけど、これが貧打で負ける日が続いたりするとそうもいかない。今、きっと阪神ファンもまったく同じ心境でいるだろうけどもw

たった1試合を見ただけだけど、やっぱり感じてしまうのはすごく付け焼刃の急造感と、中井&岡本の守備センスの無さ。

中井という選手をどう使いこないしていくのかは近年ジャイアンツが抱えてきた課題の一つではあったけど、ここまで3年4年をかけて出てきた答えは決してセカンド起用ではないと思うんだ。
だからこの3年4年の間にもセカンドの選手を何人も補強した訳だし、今年のオープン戦も序盤にセカンドを守っていたのは今日センターにいた立岡だ。

岡本もとにかく動きが覚束ない。打球判断も反応もとても一軍レベルの守備じゃなくて見ていて怖い。今日だって、なんでレフトフライで1塁ランナーがタッチアップしてくるんだ?高校野球でも見ないぞこんなプレー。

阿部のファースト守備に不安があるのは言うまでもないし、今年のサードは名手村田さんじゃなくマギーだ。外野に目をやっても、長野がドタドタ走っておかしな体制で捕球するケースが去年から非常に増えた。
この中でレフトもセカンドもこれじゃ野球にならないぞ。絶対に長続きしない。
打つ方はよくて3割の世界だけど、守備は普通で9割5分が求められる分野。ミスの重さがまるで違う。

そして、大変申し訳ないけれど、中井にも岡本にも守備センスを1ミリたりとも感じない。練習して上手くなるとかなんとかじゃなく、中井は根本的にセンスがないし、岡本も内野は知らんけど外野に関しては素人レベル。オープン戦からまるで「おー、捕った捕った。岡本捕りましたー」的な緩いムードがあったけど、それを一軍でやられても困る。

巨人ファンなら覚えているだろうけど、今年でいうマギーの立場、つまり「阿部と村田と3人で2つのポジションを争う」枠は、一昨年が中井で去年が岡本だった。
それが今年は2人とも違うとこ守ってんだから、そりゃ付け焼刃だし無理が生じる。初戦からこんなに露骨に出るとは思わなかったけど。
・・・だから、何が言いたいかというと、マギーみたいに未来のない選手を使ってる場合じゃなく、中井も岡本もサード&ファーストで育てるべき選手なんだよ。誰が決めた方針なんだか知らんけど、中井のセカンドは死ぬまで上達しないし、岡本が外野をまともにできるようになる前に阿部も村田も引退しちまうぞ。いや冗談抜きで。

もちろん本人たちだけの問題じゃなく、ギャレットであり陽でありクルーズであり、同ポジションのライバルありきでも変わる話だけど、いつまで我慢するんだろこのファイヤーフォーメーション?
今日の岡本の下げ方を見るにつけ、管理人は意外に早くメスを入れるんじゃないかと思うし、そうあってほしいわ。
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今年はいったい何年だっけ?

俺は今いくつなんだっけ?


冗談でなく時々わからなくなることがある。

金本の肩がボロボロになって自らスタメンを外れた経緯とか、ラミレスが神宮で2,000本安打を達成したこととかを、ごくごく最近のことのように混同して困惑することが多々ある。
記憶がごっちゃになっておかしくなった時間軸と、彼らが監督を務めているこの現実を見て不思議な思いに捉われる。時間が流れていく中でまるで自分だけが一人取り残されたような、自分だけが周りにおいていかれたような妙な気持ちになる。
他球団のことですらそうなんだから、由伸については尚更。まだ選手としてベンチにいるような、代打の切り札じゃなくスタメンで出ていた頃の記憶が混じってどうにも複雑な気持ちになる。ボケだ痴呆だと言われればその通りなんだけど、当時見た試合の映像とかスポーツニュースを鮮明に覚えてるから、どうにも記憶の順番が狂うことがあるんだよな。
 
そうしてずっとずっと過去から引き続き、数十年の積み重ねで連なってきたのがプロ野球。
チームを愛し見つめてきた時間の中で、様々な選手の成長も引退も目にしてきた。

このブログもジャイアンツ色を前面に出すようになって10年。言い方を変えれば、この10年のジャイアンツはそのほとんどを見てここにその気持ちを記してきた。

今年は何試合見られるかな。

生では何試合観られるかな。

ブログの記事はいくつ書けるかな。

管理人は相変わらず闇を漂い地に足の付かない人生を送っているので、例年以上に先行きの見えない2017年春。
たまには書こうと思うけど、まああんまり期待しないでねw

今年はどんなチームだろう。
オープン戦を見る限りまた打てないチームに逆戻りした感があるけど、オープン戦はあくまでもオープン戦。明日からシーズンが始まれば最下位だったことなんかすぐ忘れる。
先発の駒は結構揃っているように思う。少なくとも4月から長谷川や江柄子が投げてた去年よりは全然いい。逆にリリーフ陣は近年にないくらい大きな不安、懸念があるけれども。
また長い長い戦いが始まる。重いコートを脱ぎ捨てる頃に始まり、またそのコートを取り出す頃まで続く長い長いシーズンが始まる。
試合を見ようと見まいと、現地観戦に行こうと行くまいと、ブログを書こうと書くまいと。管理人が野球ファンであることにも巨人ファンであることにもなんの変化もない。1ミリの揺らぎすらない。
さあ、今年も春が来た


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お久しぶりの星加もぐでございます。。。

もうすぐキャンプも終わろうとしていますが、今更ながらの宮崎キャンプレポを送ります。

ただ、今年は亀井2軍、自分の体調不良のコンボもあり、あまり見学には行けておらず、しかも見学は2軍が中心となっておりますことをお許しください;

合同自主トレの時期はピークに体調悪く、今年はリタイヤしまして、最初は2月4日に見学しました。

 
(コイツまたいるって思われてんのかな…)
 
杉内投手も元気に投内連携

…今年、2軍の練習見てて思ったのは「平均年齢高い…(特に野手)ってことでした。
野手のルーキー、一人もいなかったんですよね…まぁドライチくんが怪我なので仕方ないのかもしれないですが…
 
(平均年齢を上げている人たち…?)
 
ルーキーといえば彼…噂に違わぬデカさでした…

ひむかでしばらく見学した後、近くで練習していた1軍投手陣を見に少しだけB球場へ
 
森福投手小さいですねー
ところでもう一人FAで投手を獲ったような気がするんですが、どこにいるのかしら…???
 
ひむかに戻ってまた見学していると、野手陣の通常メニュー終了後に全員でスイングしてました。
この日は『カープ野村投手をイメージ』しながらのスイングだったようです。
「チェンジアップ」等の球種やコースを選手がそれぞれ指定しながらそれを想定してのスイングを行っていました。
効果のほどはわかりませんが、全員でスイングする姿はなかなか面白かったです。
次は2月11日に見学に行きましたが、この日は亀井ファンの友人と1軍の紅白戦そっちのけで丸一日亀井のみを追いかけていただけなので割愛w
ただ、今年の亀井はファンサービスに目覚めたのか、めちゃくちゃサイン書いてたのですが、
この日は階段から身を(本当に半分以上身体を)乗り出してサインを求めるファン達がいて、とても危ないなぁとハラハラしました…
2軍は球場の外に着替え用のプレハブとかあったり、選手が車に乗り込むのにファンの前を普通に横切ったりするので距離が近い分、いろいろ問題もあるのかなぁと。。。
(おばちゃんはそのフィーバーの中に身を投じる勇気が持てず遠巻きにして見てました;;)

翌12日、1軍の宮崎キャンプラストの日は紅白戦を見学
 
本当にレフトさせる気だとは思わなんだ…
 
ボールは一番速く見えました。
 
地元の星!今年も頑張って欲しいです!!

今年は1軍見学をあまりしていないのもあって、新入団の選手もほとんど見てなかったり(せめて陽選手は見ようと思ってたのに怪我したりとか…)
あまり中身ないのに遅いレポート提出になってしまい申し訳ございませんでした><

侍JAPANのキャンプも宮崎で始まります。
WBCもシーズンも楽しみにしたいと思います!!

今年もスペースお貸しいただきありがとうございました!(´▽`)
星加 もぐ


という訳で、相変わらず有能なレポーター兼カメラマンでありながら仕事が遅い宮崎のおばちゃんこともぐさんのキャンプレポートでした。
毎年、躍動感あふれる写真の数々に感心しますが、今年もさすがの出来栄え。特に最後の田原は構図といい新聞、雑誌とかで使われてもいいレベルだなぁ。
WBC代表のキャンプも見に行くんでしょうか?いつぞやチケットを買い忘れたと言ってたサンマリンでやる壮行試合は結局どうするのかな??
これで3年連続になるキャンプレポ、ありがとうございました。

そして、中古パソコンをたったの2万で買い、しかも前のPCを捨てずに2台使いとしてあっさり復活した管理人。無線LANって便利だなw もうすぐ引越しだけどぼちぼち更新頑張るぜ。
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さてさて、やっと落ち着いた感じがしますな。
人的補償が誰になるのか頭のどこかで気にしたままの正月が終わり、やっと今年の戦力が出揃った。
余談になるけれど、この発表時期はどうにかならないもんなんだろか。奥村くんのときもそうだったけど、もう自主トレが始まる年明けになってから移籍が決まって、バタバタ引っ越しやら挨拶回りじゃ気の毒でしゃあない。選手のことを考えて、年内を発表期限としてやることはできないもんなんだろか。

そして、なんとなく傷は最小限で済んだ気がする。いい形で収まった気がする。
平良くんは実績らしい実績のない選手。一軍だけに目を向けていればマイナスらしいマイナスはないし、巨人の投手事情とベイスのそれを比べれば彼にとってもチャンスは増える移籍のように思う。
巨人は可能性や原石を失ったのかもしれないけど、とりあえず実害のない損失。ベイスは高卒時に獲れなかった選手を大卒時に獲ったような仕切り直し。名前のある選手、実績のある選手を獲られるのと比べたら、なんかやっぱり収まりがいいよ。平良くんのことを考えても、大田や小山と違って東京から横浜じゃさほど環境も変わらないしね。
ハムさんも予定調和というか出来レースなのかもしれないけど、金銭を選んでくれてありがとう。昔っから仲良しで太いパイプがありながらも、ドラフトで長野の件とか菅野の件とかあったりで何を考えてんだかさっぱりわからないチームだけに非常に気にしてた。人的になったら誰を選んでくるのかまったく読めなかったからひと安心。

平良くんに話を戻すと、管理人はギリギリでプロテクトと思ってたから予想はハズレ。まあ当たらないねこの予想は。当たったためしがない。
とりあえず、2017年も亀井も片岡もジャイアンツにいる。杉内も西村も今村もいる。その事実に胸を撫で下ろして、ゆっくり寝るとしましょうか。


   ∧∧
  (  ・ω・)今年もよろしく
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
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ゴマキが妊娠だってよ。
しかも一人目じゃなく二人目ときたもんだ。
彼女がまだ中学生の頃、センセーショナルにモーニング娘に加入した経緯を見てきた者としては隔世の感がある。
もっと言うと、テレビの中の時だけが流れ続け、それを見ているこちら側が取り残されたような。そんな切ない気持ちにさせられる。

夜中にAKBの番組を見た。
うん、もう何年もやってる日テレのあれだ。
・・・知ってる子がほとんどいなかった。管理人の中じゃAKBはいつまでもあっちゃんがいて、優子がいてマリコ様がいた時代で止まってる。いや、管理人だけじゃなく世間一般はそうなんじゃないかと思う。

つんくがモー娘を解散させず存続させた訳。秋元康がAKBを引っ張り続ける理由。
そのバックボーンには、スポーツチームビジネスがある。必ずある。
考えてみるといい。「30年も○○ファンだ」「祖父の代から○○ファンだ」、人はこんなことを当たり前に言う。かく言う管理人も祖母の影響で巨人ファンになり、もうファン歴が35年を超える筋金入りのファンだ。何度かこのブログにもそんなことを書いてきた気がする。
だけど、これってすごく変なことだ。選手はどんどん入れ替わり、好きな選手は引退したり移籍したりでいなくなる。応援する選手がいなくなっても、そのチームをずっとずっと応援し続けるいわば壮大な「ハコ推し」だ。当たり前のようになってるけど、普通に考えたらそれってやっぱり奇異なことなんじゃないか?
だって、これを読んでるジャイアンツファンからしたら、ゴマキがいないモー娘を応援し続けることも、あっちゃんも優子もいないAKBのファンでい続けることもすごく変に見えるんだから。
世の中にこういうスポーツチームビジネスが普及しているから、エースが去ろうと四番が去ろうとモー娘もAKBも存続してる。低迷しようとファンが離れようと、次の黄金期を夢見て母体は残り続けてる。

さて、1位も獲れず、東京ドームライブでも空席が目立ったりするジャイアンツさんの話だ。
「あの頃のモーニング娘はすごかった」、「AKBはあの頃に限る」。そんなノスタルジーを吹っ飛ばすかのような大量補強2016オフだ。
どすこいが先発し森福が繋いで、打ってはマギーのホームラン。おまけに陽のファインプレーに翌日の予告先発は吉川・・・。こんな日も来るかもな2017。

こんなチームがイヤならファンを辞めればいい。簡単なことだ。あなたの周りにも「元・巨人ファン」はいくらでもいるだろう?それと同じことだ。
世の中には補強に消極的なチームもあるし、個人競技のスポーツだっていくらでもある。
ジャイアンツというハコを推してきた者にとって、この補強は受け入れていかなきゃいけない変化。

そして、少しだけ冷静に考えてみるといい。
ラミレスが来て四番に座り、グライシンガーがエースにクルーンがクローザーになったオフがあった。その時と比べてみるといい。
山口、吉川、森福、マギー、陽。・・・悪い、ハッキリ言う。こいつらは主役の格じゃない。ピークを過ぎてるのもチラホラいる。
誰が来ようと、2017ジャイアンツ打線の主役は坂本だ。そこに絡まるサブストーリーは峠を過ぎた阿部と村田さんの奮闘記であり、それと対を成す岡本の成長物語だ。
エースは菅野智之だし、それを盛り立てるサイドストーリーは内海、杉内のベテラン陣と、田口くん&今村のサウスポー生き残り対決だ。

だから、管理人は来年も再来年もジャイアンツというハコを推す。
ライバルが次々と加入してきて常に競争のあるハードな環境下で、その戦いを経て主力に成長していく者たちのシンデレラストーリーを心待ちにする。その主役たちが命を削って戦い抜くサマを敬意を持って見守る。
ここ数年忘れてたけど、これも一つのジャイアンツの楽しみ方なんだよな。
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・・・うん、それはアリなのか。鼻からうどん吹くくらいたまげたし、その発想はなかったぞ。
管理人も含めて世間の人的補償予想が小山に集中してるから、どうせ獲られるならタダじゃなく代わりになんかもらっとけってか?
この人的補償とトレードの相関関係、それを公にするタイミングについては、球界に一石を投じる話に成り得るんじゃないかこれは?

まあ、驚いたし呆れたし言葉にし難い思いにもなったけど、これについては上手くやったとも言えるわな。
それが吉と出るか凶と出るかは別として、どすこい山口のお釣りみたいな扱いになりかけてた小山が、当たりかハズレかは別として若手内野手に化けた。これ単体の話でみれば見事に勝ち抜けだ。

ただ、単体で考える訳にもいかないようで、今日になっていきなり水面下にあったはずの風雲は急を告げた。日曜日ってのは普通こういう人事については動かないものなんだけど、強引なまでに時計の針は一気に動かされた。

マギーも来る。陽もどうやら来そうだ。小山の代わりも内野手だ。

えっ!?阿部は?村田さんは?岡本は??に始まり、

いや、外国人枠どうすんだよ!?クルーズとマギーどっち使う??から、

またセカンドが増えたってことはいよいよ片岡の立場がないけど、クルーズがマギーと併用で干されるなら、それは逆に片岡の出番が増えるってことか??や、

んんっ?!陽がBクラスってことはハムにも一人出すのか!!??まで、

今日一日でジャイアンツファンの思考は、右に左に内野に外野に飛びまくった。翻弄されるとはこのことだ。

そして、ちょっと昨日までとは考え方のベクトルを変えなきゃいけない。
この流れを見るにつけ、陽を獲る気でいることは間違いない。むしろ、現有戦力の中でセンターが弱いのは明白なんだから、どすこいだマギーだの前に最優先でここに行くべきだったとさえ思う。余談だけれどもさ。
全て見越した上で、陽が入ってくる前提で物を考えなきゃいけない。
小山が抜けて、ベイスに一人獲られて・・・、って順番に一つ一つ考えてちゃいけない。今の段階で陽が入ったことを想定してプロテクトを組み直さなきゃいけない。もちろんマギーも然り。

例えば、ベイスに出すリストとハムに出すリストは同じか?
いや、確実に違うわな。例えば、ベイスに左打ちの外野手は腐るほどいる。筒香、梶谷、荒波、乙坂、松本、関根・・・何も調べずに思いつくだけでこれだけ出てくる。
だけど、ハムの左打ち外野って誰だ?西川、谷口・・・。あとはわからんわ。
これが誰を念頭に置いた計算かといえば、もちろん亀井と到な訳でさ。そういう残酷な取捨選択は出てくるよな。
ベイスには引き続きピッチャー警戒で、もっと言えば中川、長谷川あたりの若いとこに来るような気がするけれど、ハムはかなりの確率で野手だよな。

ちょっとこれは長引いて、もやもやしたまま最悪越年もありそうな気が・・・。
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さてさて、めんどくさいから詳細は省くけれど、人的補償で一人減る訳だ。
ベイスで円形脱毛症になってるようなメンタルのヤツは、巨人阪神に来たら全形脱毛症でハゲあがるんじゃないかと思うけれども。

問題は、・・・いや世間が知りたいのは、誰が守られてるかじゃない。ベイスの側から見た視点で、果たしていったい誰を獲れるのかだ。プロテクトリストの予想よりも、誰をもらえるかのリストがあるならそっちを欲しいだろう。じゃあ書いてやるよ。

巷じゃいろんなことが言われてる。

亀井?片岡?杉内?

誰が出すかバカタレ。
巨人の支配下選手一覧を見ながらよーく考えろ。そいつらを出すリスクを冒してまで守りたい選手なんかどこにもいない。悲しいけれどそれが現実だ。
それにそいつらの年俸を調べてみろ。人気があってグッズは売れる。実績もあって、ゆくゆくは若手の指導的役割も期待できる選手が5千万6千万でいてくれるのに、それをみすみす放出するバカがどこにいる。

阿部?内海?

笑わすのもいい加減にしろ。
くだらないゲームに課金させてる会社の持ってるチームだからそんな発想になるんだ。生え抜きの大功労者で、しかも人間性も含めて将来の幹部候補を誰が出すか。阿部や内海がほしいなら、はした金じゃなく50億100億持ってこい。

・・・一通り毒づいたところで、じゃあ誰なら出せるのか?
プロテクトから誰が漏れてるのかという本題だ。

ベイスの高田GMいわく、ピッチャーがほしいそうだ。
他の人ならまだしも、高田くらいバカならそれは真に受けていいんだと思う。
ヤクルト監督時代からこいつの言動を見てればわかる。こいつはどこで何の仕事をしようが、死ぬまで「巨人OB」の小物だ。

じゃあそのピッチャーから。こっからどれでも好きなの持ってけ。

【西村、與那原、小山、中川、江柄子、長谷川、巽】

タイトルホルダーがいるぞ。しかも大昔じゃなく3年前だ。小山だってローテに入ってクライマックスで投げたこともあるぞ。高田はたぶん先物買いよりも実績派だからどっちでも好きなの持ってけ。

次、野手。

【寺内、藤村、脇谷、相川、實松、松本、中井、堂上】

どうだ?上記全員知ってるだろ?顔が浮かぶだろ?これたぶん全員リスト漏れだぞ。知名度だけはあるけど、実際使える選手もいないんだけどさw

おまけにまだいて、【辻、宇佐美、河野、和田、鬼屋敷、北、吉川、松崎】。この辺全部漏れる。

寺内と吉川を両方外すのはマズイ。それはよくわかる。
だけどこれは逆に考えるべき事案。二人いるうち多くても一人しか獲られない。どんなに悪くても一人残るなら、それは二人とも保険を外しておいてもセーフなんだよ。そして、たぶん二人とも外しておいても二人とも獲られない。獲らぬ狸のなんとやらになる典型的ケース。

辻はすごく悩む。だけど優先すべきは山本くん。
そして、今年ドラ1で新・吉川を獲ったことがその思考に拍車をかける。クルーズ、片岡、山本が確保されてて、脇谷、寺内、吉川のうち最悪でも二人残る。これで辻に枠を一つ使う意味がないんだよな。
 
・・・ベイスに現状不足しているのは投手力。
内野だろうが外野だろうが、野手の層に関しては巨人よりも上だと思う。それを踏まえた上で、上記のリストを考慮して、管理人の予想はズバリ・・・












小山
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今日は四の五の御託を並べずハッキリ結論を書こう。

今年、村田さんは復活した。

そう褒めてあげなきゃ、いや絶賛してあげなきゃ村田さんに失礼だ。

人はその言葉を簡単に使うけれど、「復活」ってのは定義が難しい。
人は年々衰える。村田さんだって、キャリアハイのホームランはこともあろうに46本だ。35歳の人にその27歳の頃の輝きを求めても仕方ない。
35歳を過ぎたら身体はもう下り坂も下り坂。そんな状況下で選手が去年の自分を超えてきたら、それはもう細かいことはどうあれ絶賛してやるべき。ベテランにとっては一年一年が勝負なんだから、その中でのV字回復には20代の頃のそれと比較にならないほどの価値がある。

特に今年の村田さんは、何のケチも付けられないほどに過去の自分を超えてみせた。

2014  .256 21本 68打点 OPS.732 
2015  .236 12本 39打点 OPS.683

2016  .302 25本 81打点 OPS.859


ジャイアンツファンなら知っての通り、これは村田さんが試行錯誤して苦しみ、悪戦苦闘しながら背水の陣の中で勝ち取った大復活。
そして今日、その功績が認められゴールデングラブに続いてベストナインの栄冠も手にした。これに拍手を送らないのは失礼だよ。開幕前、誰がこんな村田さんを予想した?岡本とサード争いでレギュラーすら危ういと思ってたヤツも多いんじゃないか?うん、管理人も割とそうだったぞw

坂本は5年先も10年先もきっとゴールデングラブ、ベストナインの常連であり続ける。
だけど、村田さんはそうじゃない。ひょっとしたら今年が最後の輝きなのかもしれない。
だから、巨人ファンならこの村田さんの輝きにこそ酔わなきゃ。そこに価値を見出して称えてあげなきゃ。だって、今年の村田さんは10年後の坂本なんだもの。坂本が8年後に250しか打てなくなって、9年後にはいよいよ230になって、それでいて10年後に300打ったら泣くだろ?村田さんは今年それをファンに見せてくれたんだ。

村田さん、今年はありがとうございました。
これで来年また250になったら、いよいよ「契約最終年しか働かない」だの「日給制にしろ」だの言われそうですが、今年の村田さんの輝きには誰も何も文句は言いません。本当にありがとうございました。

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・・・そうか、去年はこの場で由伸の最終打席イベントがあったんだよな。

テレビでファン感を見ながら、ちょうど一年前のことを思い出した。
賭博の激震に揺れ、その余波も落ち着かぬ中での原退陣→由伸監督就任。去年のこの時期は、寒風吹きすさぶ嵐の中で真っ向から荒波に挑んでいくかのような状態だった。

それに比べて今年のなんと静かなことか。嵐の対義語でいえばさしずめ凪か。

そんな中で「は?」と思わされた新ユニフォーム発表。まさか2年で変えるとは思わなかった。



・・・そ、そうですか。
2年続けて青ユニ配布イベントまでやってたのに、青を捨てまさかのグレー回帰。古いファンならご記憶の通り、確か2011年~2013年まではほぼこんな感じだった。当時はアンダーアーマーじゃなくアディダスだったけど。
別に悪くはないんだけど、工夫が無さ過ぎるというか、まあ簡単に言うと地味だよなw ホーム用もオレンジ色が暗くなってより一層地味になった感じ。

で、ユニを変えるとレプリカが売れる。
逆に言うと、レプリカを売るためにユニを変えるなんて見方もできそうだけど、ジャイアンツのこれに関してはないな。
実際アディダスでグレーをやってた時期も、誰もグレーユニを着てなかった。というか、ドームのショップでもほぼほぼ売ってなかった。その時期も球場に行きまくってた管理人が言うんだから間違いない。今年のこれも、わざわざ選んでグレーを買う人もあまりいないだろうし、ホーム用もほとんど変わってないからそっちの買い替え需要も薄そう。・・・うーん、じゃあなんで変えたんだろな?
ただ、帽子のツバにオレンジ色を入れなくなったのはいいね。あのオレンジは邪魔だったからこの方がシンプルでスッキリする。


・・・そう、それと管理人のプライベートについて。
去年の今頃、東京を離れ地方の実家に帰る旨、ブログもそろそろ辞める旨を書いておきながら、紆余曲折あって今年も東京にいた管理人。
ですが、一年経ってまた同じ状況になりました。実家の母がおかしな病気になり、詳細は省きますがいつ何があってもおかしくない状況です。そういう現実を突き付けられたときに、親孝行らしいことを何一つしてこなかった我が身を省み、少し親子の時間を持ちたいなあと考えた次第です。何もしてやれなくても、顔を見てたわいもないことを話して少し一緒にいたいなあと。
そう考えたときに、もうあまり東京にいることが魅力的に感じられませんでした。だって、もう氷室のライブは無いし、ジャイアンツはしばらく弱そうだし監督は貴ノ花みたいだし。
今の仕事は決して順風満帆ではないものの、一応は会社から必要とされ、それなりにやってきた中でのリタイアです。何度も何度も転職してきた管理人ですが、今回はこういう事情なのでガラにもなく惜しまれ慰留されなんだか困惑してますw

そう、管理人は実家に戻ります。
20年以上住んだ東京を離れ、地方に移り住みます。ブログは続ける気でいますが、観戦レポはもうおしまい。そもそも、実家にネット繋ぐとこから始めなきゃいけない。そんなんで続けられんのかホントに?w
惜しまれても慰留されても有給もないブラック企業なので月末までみっちり仕事ですが、来月の上旬は少し都内の街レポでも書こうかな。新ジャイアンツ球場の予定地も行ってきたいし。

まあ、慣れ親しんだ球場に行って大騒ぎできなくなるのは残念ですが、人間は生きてりゃきっとどうにかなるんですよ。
こんな傲慢な管理人のブログながら少数の固定ファンがいるのは自覚してるからさ、まだ断筆宣言は先に取っておきます。
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管理人は転職経験だけは豊富だ。
そんな管理人が思うのは、同じような仕事をするにせよ環境というのは重要だということ。
例えば、一つの仕事を進めるときにあらかじめフローが確立されている会社。自分の判断であれやこれやと手探りで進めていく会社。
何かを改善しようとするときに上司にお伺いを立て、決済だ稟議だとプロセスの多い会社。独断でスイスイと推し進めていける会社。
同じ業種で同じ仕事をするにしても、その組織の環境というのは多分に影響する。東証一部上場企業、1フロアに100人以上が勤務する会社、個人経営のような零細企業、同じ事務所の同僚が3人4人程度の中小企業、すべて経験してきた管理人が思う偽らざる感想。

何の話かといえばもちろん大田のことだ。
大田はジャイアンツには不向きだったんだと思う。
ジャイアンツには、じっくりゆっくり若手を育てられるような土壌はない。注目度が高く常勝を求められるが故に、結果を出せない選手にそう何度も出番はこない。毎年優勝がノルマのチームに、シーズンを棒に振ってでも一人の選手の育成に充てるような余裕はどこにもない。
打てなくてもミスしても大田を使い続けるような環境じゃなかったから、本人も結果を出すことに捉われ過ぎて壮大な迷走を続けた。毎年変わり続けたバッティングフォームがその象徴だ。

そして、どう育てるか方針がハッキリしなかったのもまた事実。
率が低くても三振が多くても長打を見込める長距離砲にするのか、無難にソツのない打者に仕上げるのか、何もビジョンがないまま様々なコーチが手を加えて、結果できあがったのがあの訳のわからないノーステップ打法。挙句、グリップを下げてノーステップならミート率は上がるかと思いきや、その打ち方になってから余計に三振を量産するようになった混迷ぶり。大田には悪いけど、これを反省点として岡本に活かさないとジャイアンツに明日はない。

出来の悪い子ほど可愛いじゃないけど、大田に対してそれに近い気持ちを持っていたファンは多いと思う。素材は一級品、敵を作らないキャラクター、大事なところで自転車で転んで骨折するような度を越したバカさ加減。期待してるとはもう言えなくても、なんとなくこの出来の悪い子とまだこの先も付き合って、たまに打つ豪快なホームランに浪漫を感じて、走塁ミスとか変化球にあっさり三振する姿を見て笑うんだろうな。そんな妙に穏やかな気持ちで大田を見ていたファンは多いと思う。

だけどな、それは大田を戦力として見ていない証拠なんだ。それこそが大田はジャイアンツに合わなかったってことだと思うんだ。
ファンでも優勝を期待してないようなチームとか、夏場からほぼ消化試合モードでスタンドがガラガラのチームならまた違ったんじゃないかと思う。大田に伸び伸びとやらせて大打者に育つパラレルワールドはあったのかもしれない。

だから、これは別れじゃなくて門出。大田にとって最後のチャンスでありながらも、ようやくここから始まるスタート地点。管理人だってさ、決められたプロセスに従って仕事をする環境だと埋もれるけど、すべて自分で判断して己の才覚で働ける職場だとバリバリ仕事をこなせるもん。やることは同じでも結果は同じじゃないんだよ。何かにつけ「やることは変わらない」って言ってるヤツにも言いたいことだけど。

栗山は選手をしっかり見てくれる監督。監督が駒として選手を見るのではなく、上司として選手の人間性、性格にまで踏み込んで接してる感がある。大田には合う気がするな。きっと「タイシ」って呼んで可愛がってくれそうだしさ。
大田、マイナスに受け止めないで、ようやく自分に合う環境に行けると信じて頑張れ。ハムファンさん、かなり出来の悪い子だけどどうぞよろしく。
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おもしろいなあ日本シリーズ。
戦前から非常に予想が難しい対戦ではあったけど、ここにきていよいよわからなくなった。ミスもエラーも多いけど、それこそが日本シリーズという大舞台。内容が白熱してるし、スタンドのファンも熱いし、選手もタレント揃いで実に見応えあるよ。

そして、ジャイアンツは来年この舞台に立てるだろうかと、どうしても思いはそっちに向く。
今シーズンを振り返って、いろんなところで分析、検証がされてる。
例えば、
・ブルペン陣の駒不足
・阿部、村田の高齢化
・代打陣の貧弱さ
・20代後半の層の空洞化

ジャイアンツファンならこの一年イヤというほど感じてきた問題点、課題があれやこれやと指摘されてる。

そこにいちいち文句を付ける気はない。どれもこれも正論だ。
だけどさ、一朝一夕でクリアできる話じゃないから問題なんだよな。
ブルペンは去年から言われてきた話だし、阿部の代わりなんてここ数年ずっとジャイアンツに付いて回ってる課題だ。
来年、いきなり入ってきた新戦力がブルペンの救世主になって60試合も70試合も投げてくれることなんて考えにくいし、実績のあるベテランが加入してきて代打の切り札になるなんてのもどうやら今年は無さそうだ。

そういう新戦力頼み、期待してなかった若手の急成長待ちみたいな話じゃなく、すぐにでもできること、手を付けられることはあると思うんだよな。
その一つが小林。小林は今年129試合に出て打率204。もともと打撃に期待できる選手じゃないけど、予想の更に下を行く驚異的な低空飛行で堂々のセリーグ打率最下位。体感的には「よく2割に乗せたな」というのが本音で、夏場には打率が180台を彷徨った時期もあった。

こういう選手を無理にレギュラー起用する必要はあるのだろうか?
いや、誤解のないように言えば、使うなと言ってる訳じゃない。捕手の一番手で考えることにも不満はない。打てなかろうが、大事な試合は小林が先発マスクで全然構わない。
ただ、固定することを見直さないか?って話だ。
今年、小林のほかに規定打席に到達した捕手は一人もいない。セリーグでいないんじゃなく、パまで見渡しても一人もいない。今、日本シリーズを戦っている石原も大野も規定に達してない。捕手といえば思いつく嶋も炭谷も未達。ラミレスに重用された戸柱も規定には届かなかった。

・・・だからさ、他所みたいな起用でいいじゃない?
阿部の後任として考えるから常に試合に出るレギュラーを想定しちゃうけど、3人~4人で併用してその一番手が小林ってことでいいじゃない?他所もそうなんだからそれをもって強いだ弱いだには直結しないし、言っちゃ悪いけど小林を常時起用することはむしろチームの弱体化を招いてるよ。打たないだけならまだしも、ファンならご記憶の通り雑な捕球でパスボールは多いし、バントはできないし(クロワッサンは食うし、帽子は取らないし)でこれじゃ固定する意味がない。
原がやってたみたいに「このピッチャーには捕手○○」の専属起用を試してみるのもいいし、實松も相川も小林よりは遥かにバッティングがいいんだから、その時の調子や相手ピッチャーに合わせて考えるのもいい。それに河野とか鬼屋敷とか下にも捕手がいるんだから、上で使って経験積ませないでどうすんだよ。加藤の二の舞になるぞ。

小林は年齢を考えたら「育てる」ときはもうとうに過ぎてるし、十分十二分にチャンスは与えられてきた選手。数回の代打で結果が出なくて二軍漬けにされる選手もいる中、小林という選手のポテンシャルはもうみんなが知ってる通り。
今年を見る限り、疲れが溜まると露骨に成績に反映するタイプみたいだから、パフォーマンスが落ちてきたら代わりを使う。1試合の中でもどんどん8番に代打を出して入れ替える。それだけでだいぶ変わってくるものはあると思うよ。
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もう4年も前になるのか。
加藤健戦力外のニュースを見て、今さらながらいわゆる「日本シリーズ劇団加藤事件」を思う。

誤解を恐れずに言えば、管理人は今でもこれは加藤も被害者の一人だったと思ってる。

普通に考えて、腕や腹の辺りのユニフォームに掠るような球ならまだしも、危険球となるような顔、頭部に当たったフリなんてできるだろうか?
様々なアングルからテレビカメラが撮影している中、すぐ後ろで審判が見ている中、それらを欺く演技なんてとてもとても不可能だ。特に顔は死球を受けたとしたら、必ず何かしらの跡が残る。擦過傷に始まり出血、骨折、その他、顔にボールを受けたら何らかの傷を負う。
そのシチュエーションの中で、顔に当たったフリなんてのはできる訳がないし、できないことは誰も考えないし誰もやらない。だって、審判から「どこに当たった?」って顔をチェックされたらわかることなんだもの。

古い話だから改めて書くと、あれは加藤がバントの構えをしているときに投げられた球。
バットと目線を合わせるよう顔をバットの近くに落としていたときに、顔の近くに球が来た。
思わずのけぞって倒れ込む。映像を見返すと確かに結構危ないコースに来た球ではある。びっくりしてうずくまってたら、なぜか審判は危険球のジャッジをした。

こうなると加藤はそれに乗るしかない。
「?!」となりながらも、「いやいや、当たってないですよ」なんてことは死んでも言えない。
相手ピッチャーが退場になりテイクワンベースをもらえることと、ただの1ボールじゃ雲泥の差がある。個人競技なら正直に言えば美談になるだろうけど、あいにく野球はチームスポーツ。個人がどうこうより、何よりも優先されるのはチームの勝利。特にあの試合は勝てば100点負ければ0点の日本シリーズ。
あそこで「いやいや、ボールですよ」なんて言うヤツは確実に干されるし、陰で罰金になってもおかしくない。ダイレクトに捕ったかワンバウンドか微妙な判定と同じだよ。アウト判定に「いや、ワンバウンドっす」なんて異議を唱える野手がいないのと同じ。
加藤も「当たってないんだけど、どこに当たったことにしようかしら・・・」なんてちょっと後ろめたい気持ちで一塁に向かったに違いない。

審判があり得ない誤審をしたことで、加藤もそれに乗らざるを得なくなった。
もちろん一番の被害者は、何もしてないのに退場になったTDNさんであり日ハムだけど、全野球ファンが見つめる日本シリーズの大舞台でひょんなことから悪役を演じざるを得なくなった加藤も被害者だと思うよ。
「違う!」って人はもう一度考えてみて。腕やユニフォームならまだしも、跡が目立つに違いない顔に当たったフリなんてしようと思うか?

そして、札幌ドームが過去にないほどの大ブーイングに包まれて迎えた次の打席、意に介せずとばかりにレフトオーバーの2ベースをぶっ放した加藤に、管理人は日陰に咲く花の強さを見た。更にその次の打席、ブーイングを切裂くようなライト前ヒットに、日陰で映える花の美しさを見た。
阿部の陰に隠れ、ずっと陽の当らないところで地道な努力を重ねてきた男の実力、踏まれてもへこたれない強さがそこにあった。

近年、内海の専属捕手的な起用もあっただけに、今年こうして出番なくユニフォームを脱ぐことになったのは非常に残念。バッティングはいい選手だったから、小林を休ませる意味でももっと使うべきだったと思う。もちろん實松にも相川にも言えることだけど。
そうそう、天国の木村拓也さんがキャッチャーをやったあの試合。あの発端になったのも、加藤が退場したことで始まった話だった。うん、あの時は間違いなく本物の危険球だったなwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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バッターにとって、バッティングを捨てるということはいかなるものなのだろう。
プロに入ってくるような選手は、みんなその街で一番だったようなエリート中のエリート。守備が売りの選手だって足が売りの選手だって、学生の頃はそのほとんどがクリーンアップを打ちチームを牽引してきた主力打者だったはず。
自らが生き残るためとはいえ、守備に徹し走りに徹し、バッティングを半ば諦めたような立場になるのはどういう心境なのだろう。

鈴木尚広という選手のキャリアハイは2008年。
この年夏場以降1番センターに定着し、規定未到達ながら105試合で打率304、出塁率は354で決めた盗塁は30を数えた。
それまで俊足の1番打者が少なかったジャイアンツにとって、待望のスピードスターリードオフマンの誕生だった。伝説の「メークレジェンド」も尚広の活躍無しでは成し得なかったと断言できる。


転機が訪れたのは2010年。
前年に台頭しレギュラーの座を掴んだ松本、その年即戦力として入団した長野に押し出されるように出番が激減。いわゆる代走稼業になったのはこの年からだと思う。

プロ野球において、あるようでなかった代走の専門家。
足の速い若手選手は代走に甘んじることを良しとしない。それを足がかりに少しでも打席に立ちたい、1イニングでも多く出場したいとチャンスを狙うのが当たり前。
逆に元リードオフマンのベテランは走力が衰え走れない。様々な身体能力が求められる野球だけど、もっとも早く衰えるのが走力。サッカー選手や陸上選手の選手寿命は野球選手のそれより圧倒的に短い。これはもう、言葉を並べずとも自分自身のことで考えてもわかるはず。

その隙間に元リードオフマンのスピードスターがすっぽり収まった。
これは原政権最大の発明品だと思うし、何よりも尚広本人の弛まぬ努力の賜物。
代走鈴木に脅威を感じなかった他球団ファンなんていない、鈴木にやられた経験のない他球団もない。にも関わらず、どこのチームもこの選手起用を真似できなかった。「代走の切り札」が魅力的なカードであることを百も認めながらも、誰もこれをやれる選手がいなかった。ここに鈴木尚広の真価がある。
ジャイアンツだって他人事じゃない。尚広の後任は藤村や吉川程度じゃ務まらない。今いるメンツなら、片岡くらい盗塁技術のある選手をこのポジションに置くくらいじゃないと、尚広の後釜には成り得ない。

尚広が代走稼業を務めた時代、ジャイアンツには石井ちゃん、矢野、由伸と代打の切り札がいた。この2つのキラーカードを組み合わせて、試合の終盤にたたみ掛ける原采配の美しかったこと美しかったこと。代打の切り札が出塁して代走尚広でもいい、先に尚広を出してピッチャーの心理を弄びながら出す代打でもいい。これほどワクワクして見られた胸躍るような攻撃もなかった。

96年のドラフトで入団。そこから一軍初出場まで実に5年。
遅咲きのスピードスターは、誰にも咲かせられない花を咲かせて20年の戦いを終えた。
規定打席到達が遂に一度もないままの20年間。それにも関わらず決めた盗塁228。警戒され執拗に牽制される中、代走で決めた盗塁実に132。
ジャイアンツファンは背番号12にプロの流儀を見ていたから、代走で登場する尚広に割れんばかりの大声援を送った。打席に入っている選手でなく、一塁にいる尚広に「走れ!走れ!たっかひろっ!」の大コールを送った。バッティングを捨てて足に特化した覚悟、誰よりも早く球場入りして、あるかわからない一瞬の出番に備える努力。それを知っていたから尚広はレギュラー選手よりも人気があった。

寂しくなる。大好きな選手が去っていく事実だけでなく、また一つ原野球が終わった気がする。今年の使われ方を見るにつけ、尚広というキラーカードは百戦錬磨の原でないと使いこなせないジョーカーだもの。
尚広が魅せた足は、まったく新しい野球の新基軸。尚広が代走屋をしていた7年間で、目立たない脇役だった代走業はこんなにも魅力的でかっこいいポジションになった。

本当にお疲れ様でした。外野席から観ていて、スタートを切った瞬間の「行った!」と声が出る高揚感。一瞬の後の大歓声。一生忘れません。まったく減速のない低空ドロップキックのようなスライディング。盗塁を決めた後も何事もなかったかのように塁上で涼しい顔をしている姿。スピードスターが好きな管理人にとって、あなたに魅せてもらった全てが宝物です。ありがとうございました。ゆっくりゆっくり休んでください。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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「バント」


・・・バント、バントねえ。
間違ってるとまでは言わないけど、管理人の野球観にはない采配だなあ。
で、申し訳ないけれど、「あぁ、実に高橋大監督様らしい素晴らしい采配」と思ってしまったのも事実。言い方を変えれば「やると思った」とも言うかなw


1アウト一塁で1点ビハインドのあの場面、同点なら実質勝ちなんだから送って正解という見方が無いとは言わない。
だけど、あの雰囲気の中で自ら進んでアウトカウントをくれてやったら、それはもう「得点圏」じゃなくてクローズアップされるのは「2アウト」の方。青く染まったスタンドの異様な空気の中、「あと一人!」コールが響き隣の声も聞こえないような中、平常心で打てったってそりゃ無理だ。ペナントでこんな空気の試合なんて1試合たりとも無かったんだから。
2アウトにして二塁に送るよりは、1アウトのままで打たせた方が正しい。管理人はそう思うよ。
そして、今年一年、常にこうやって間違った方を選んできたのが由伸だよ。采配も然り、選手の扱いも然り、出すコメントも然り。ありゃ、間違ってるって言っちゃったよw

管理人が何を言ってるのかわからないおバカちゃんは、きっとあちこちのネットでムキになって「この戦力じゃ負けてもしょうがない」って書いてる人種。
確かに代打陣や中継ぎ陣を見て層の薄さを言うのはわかるよ。

だけど、2015年ジャイアンツと2016年ジャイアンツが試合したらどっちが勝つと思う?
去年より成績を上げた人、去年並みだった人、去年より下げた人。それぞれを比べてみたらよくわかるよ。これで「戦力が足りない」なら、去年は三軍か独立リーグかってレベルだぞ。
今年はベンチで負けた年。それがよく表れてたのが今日の「バント」だと思うよ。それを認めないで現実から目を背けてたら来年も負けるよ。

え?そのバントを失敗したヤツなんざもう知らんよ。もらってくれる球団があるならどこにでも出せ。
いやいや、選手や金銭をいただこうなんて出過ぎた思いはない。ソフバンさんならI phohe、日ハムさんならハムの詰め合わせ、ヤクルトさんならジョアと引き換えに出せ。管理人はもうあんなの知らん。少しでも期待した自分が恥ずかしい。


・・・まあさ、いろんなことが凝縮された死闘でジャイアンツの2016年は終わった。
内海があれだけゴミなのも、大竹があれだけ神なのも予想外。主役になった村田さん、とんでもないところでとんでもないことをやらかした尚広。サンキューマシソン、お大事にな澤村。いい勉強になっただろ山本くん、何しに球場来たんだギャレット&亀井。ホントにお疲れ坂本、おまえで終わるならまあいいや阿部。よく選んだ堂上、働け小林。いたのか長野?、いない方がよかったぞ到。よく踏ん張った山口&戸根、またかよ田原。出られてよかったな吉川。
そんなこんなを4時間半にたっぷり詰め込んで、今日ジャイアンツの2016年は終わった。

3月から10月まで、ペナント143試合、CS3試合。本当にお疲れさま。悔しい思い、悲しい思いの方が多かった年だけど、それでもたくさん感動をもらいたくさん楽しませてもらった。
叩いたしけなしたし、けちょんけちょんにバカにしたけど、それでもやっぱり心から愛してる。
ジャイアンツ、ありがとう。


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そうか・・・。意外に早くバッサリと見切ったな。

まるで「坂本VSベイスターズ」みたいな試合でなんとか拾った勝利に沸くなか、ちょっと気になるのは澤村のこと。明日どうすんだろなあ?

思い出すのは今から4年前の秋、2012年の日本シリーズ。
その年クローザーだった西村はCSから調子を落とし、日本シリーズでも復調することなく第4戦で炎上し負け投手に。ほら、ガッツさんが西村の肩を抱いてる写真見たことあるでしょ?あれだあれ、あの試合だ。
原はここでバッサリ西村を見切り、結局日本一を決めた第6戦でも西村は登板なし。5投手をリレーした試合にも関わらず、クローザーの座は山口に任せた非情采配。覚えてる人も多いと思う。

そのことを思い出した今日のマシソン回跨ぎ。
代役がマシソンなのは妥当な選択だけど、そう考えてるならまさか2イニングいくとは思わなかった。昨日14球で今日は32球。これで明日僅差で9回になったとしていけるだろうか?
マシソンもストレートの速さと球威がピッチングの要。コントロールや変化球は二の次三の次で、まずは球が走ってないことにはどうにもならない。この確実に疲弊してる状況で3連投させて大丈夫だろか。負けたら終わりの状況下で全力投球の32球はかなり堪えてるんじゃないかと思うけど。

そして、2012年と今年の決定的な違いは代役の層。
2012年はそれこそマシソンがいて山口がいた。西村と3人でスコット鉄太朗と一部で呼ばれた盤石な中継ぎ陣があってこその配置転換だった。
・・・それと比べるとなんと貧弱な2016年ジャイアンツブルペン。澤村の代わりをマシソンとしたら、じゃあマシソンの代わりは誰だ?誇張でなく本当に誰もいないだろ?
となると、澤村は「使わない」んじゃなく「9回に使わない」だけで、どこかで投げてもらわないと話が成り立たなくなる。しかも明日は内海だとしたら長いイニングは期待しにくい。澤村を出さずにいられるような余裕はないよな。

明日は何点勝ってても最後の最後まで気が抜けないと思う。
重い重い空気の中で薄氷を踏みゴールできるかどうか、タイトロープなリレーになるんじゃないかな。
・・・それと、勝った日くらい文句を言わないでおこうかとも思ったけど、こういうことがあるからシーズンでいろいろ試しておくべきなんだよなw 打順にせよクローザーにせよ臨機応変なのはいいことだけど、それまで一度もやってなかったことをここにきてやるんじゃ選手もたまらんよ。
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ゆうーべ眠れずにー 泣いて― いたんだろおぉー

と歌いたくもなる雨の土曜日。
え?元歌を知らない?・・・そりゃあおまえが不勉強なんだよ。浜省が好きだ嫌いだじゃなく、この名曲を知らないのは自分が無知だってこった。

そう、7番セカンドクルーズ、9番ピッチャー菅野を擁したもうひとつのジャイアンツを妄想して、管理人はアルコールの海に沈んだ暗黒の土曜日。
 


1番坂本は正しいか、3番村田さんは正しいか。
・・・問題はそこじゃなくてさ、なんでシーズンで一度も試してない手をこの期に及んで使うのかってことだよな。
そりゃあ坂本は打つよ。打率も出塁率もセリーグ1位なんだから、何番だろうがそりゃ打つよ。
でも結局、戦前の予想通り、ランナーなしの場面でばっかり坂本に回るようになって、どれだけ打とうが得点に結びつかない結果になったじゃん?いったいどういうシミュレーションをしてこの並びにしたんだ?

そして、ハイライトになった長野のバント。1点ビハインドの8回裏、ノーアウト2塁でバントw もう疲れるわ。やっぱりさ、今年再三再四書いてきてるけど、とにかく采配センスがないんだと思うよ。悪いけど小手先の話じゃなく、根本的に采配に向いてないんだよ。



それと、今日はとにかく青く染まった三塁側とレフトスタンド。
100回以上ドームに行ってる管理人だけど、こんな光景は初めて見た。この写真もサムネイルじゃなくて拡大して見てほしい。内野席のファンまでみんな両手を伸ばして筒香コールをやってる。ドームでこんなの見たことないよ。
ベイスファンのこの日に賭ける思いとか、10年越しの悲願叶ってCSに出た喜びとか、そういうものを熱く熱くしっかりと感じたCS初戦。ファンの意気込みでも完全に負けてたな。ヒマでヒマでしょうがないくせに諦めて試合を見ないとか、外野席にいてもちょっと点取られるとシュンとして声が小さくなるとか、巨人ファンはとかくそういう人種が多い。青い賑やかな集団を見るにつけ、悲しいけど戦う前から負けてた感ありだな。
・・・加えて、ホントにノリさんいたみたいだな。外野席ってことは球団が手配した席じゃない。それがノリさんの置かれた立場を物語るけど、自分の周りにノリさんいたらそれはそれでうらやましいわw ちなみに巨人側でも「ノリいるらしい」「は!?マジで?」ってあちこちで話題になってたよ。



そして、今年の球場グルメファイナル。確か第6弾かな?ラストを飾るは長野プロデュースのパン。
・・・あれだあれ。誰でも一度は食べたことのある、フランスパンにハムとかレタスが挟まったあれだ。食べた感じもまさにあれだ。この写真を見て食べたくなった読者の皆さんは、明日ドトールでミラノサンドでも食べりゃいいw
不味くはないし、たまごフィリングとかパプリカとかいいアクセントになる具も入ってたんだけどさ、いかんせんフランスパンが固すぎ。なかなか噛み切れなくて歯と歯がこすれてギイーッってなるあのイヤな感じを久々に味わいましたよ。

それと、美人揃いなことに関しては定評のある東京ドームの売り子さんたち。
ハイボールを売ってる売り子さんから、妙に熱い視線を感じた。いや偶然じゃない。熱のこもった視線を2度も3度も4度も感じた。
いい加減、怪訝に思い視線を合わせたら、なんだか見知った顔がそこに。
つい先日までプレミアムモルツを売ってた売り子さんが、どういう訳だかハイボールにコンバートw 「ありゃ?この前モルツ売ってたよな?変わったの??」と訊くと、成績が悪いからハイボールに回されたとのことw モルツ時代に見知った管理人を見付け、買ってくれないかなあと管理人の周りをウロウロしてた模様w
そうかそうか、大変だなw 管理人はあまりハイボールが好きじゃないんだけど、向こうからアプローチされたらもうしゃあない。結局ハイボールだけで3杯買ってやったからえらい酔ったよw
これぞキャバクラにハマる心理、これぞAKBに騙される心理そのものなんだけど、まあ美味しく飲ませていただいたんでそれはそれで良し。売り子さんたちも大変なんだね。
結局、昼間から5杯も飲んで、ライトよりもガラの悪いレフト巨人の最上段で騒ぎに騒いで疲労困憊。明日も仕事かと思うと目眩がするw
 
最後に、今年管理人が叩きに叩いてきたのは選手じゃなく監督の采配。この大詰めにきていじったオーダーとか、勝負どころで出したバントのサインとか、結局今年は監督で負けたんだなとしみじみ感じる秋の夜。今日解説やってた人が監督だったら、こんなブザマなことにはなってないよな。ただただ切なく秋風が寒い。

そして、今年由伸を叩きに叩いて、他にそういうブログがあまりないもんだから、いつの間にかアンチ由伸の人ばかり集まってくるようになった我がブログw
でも管理人は別に由伸が嫌いな訳でも憎い訳でもない。もともと同い年で特別な思い入れを持って応援してきた選手。こういう状況は決して望むところじゃないし、願わくば来年優勝してもらって管理人が由伸に手を付いて謝るようなことになってほしい。
・・・なあ、管理人も忙しくてなかなかブログを書けない中、たまに書く記事が昔好きだったヤツの批判記事じゃさ、いろいろしんどいんですよ。弱音というか本音です。管理人は評論家じゃなくあくまでジャイアンツファンだからさ。


君をー さーばこうとする その-心がー 時に俺をー 傷付けてしまうー 



不勉強で無知な方も、久々に名曲に浸りたい方もどうぞ
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ブラフ・・・、じゃないよなあ。
これがブラフだとして、ジャイアンツにプラスに働く要素が何もないもんなあ。

智之はきっと相当に状態が悪い。
夏場以降かなり無理をして騙し騙しやってきたのが、ここにきて遂に身体が悲鳴を上げた感じなんではないかなと想像する。
8月9月の登板なんか、見ていて明らかに身体が重そうだった。表情がアップになったり、仕種の細部が見やすいテレビ中継の話じゃないぞ。球場の外野席から観ていてでさえそう感じることが多々あった。これってやっぱり普通じゃないよな。

もう無理せず休んでいいよ。
投げやりで捨て鉢な物言いじゃなく、智之は大事なジャイアンツのエース。ジャイアンツは今年だけじゃなく来年も再来年も続いていくんだから、こんな17.5ゲーム差も付けられた恥ずかしいシーズンに無理してもらわなくていい。それに来春はWBCもある。智之が代表に選ばれない訳がないし、そこで頑張ってくれればジャイアンツファンも文句なんか言わないよ。

そういう気持ちを持ちながらも、あっという間にやってくるCSファースト。割り切りながらも匙を投げる訳にもいかない。なんたって管理人の手元には初戦のチケットがあるしさ。

誰がキーマンになるか?・・・いや、なってほしいかと思いを巡らす。
周知の通りクルーズは出場できない。代役は山本、中井、寺内、辻、脇谷あたりだろうか。その中でも寺内、山本、中井あたりが本命と目されている。起用法もきっとそのままクルーズが打っていた7番に置かれることだろう。

となると、重要になってくるのが代打陣。
クルーズに代打を出すなんてことはまずない。だけどそれが上記のメンツだと、むしろ7番が代打を使うべき恰好のポジションになる。本当はその次を打つ小林にこそ代打を遠慮なく使いたいところだけど、キャッチャーの役割とか、ベンチに入れる控えキャッチャーの数とかを考えるとそうもいかない。

だから、7番のところでバンバン代打を出す。ここが勝負どころと見たら、5回6回の中盤であろうと遠慮なく代打陣を注ぎ込む。そして、寺内、中井、山本が右であることを考えると、キーマンになるのは左の堂上だよ。
12年のボウカーのように、13年の寺内のように、堂上よ短期決戦のラッキーボーイになれと願う。そして、由伸よせめてこれくらいの采配はできるようになれと祈る。

今年の堂上は打率167、ホームラン2本6打点。
守備走塁に難があり、打つことしか期待できない31歳としては物足りないどころじゃない成績。首元がスースーしてきても不思議ない状況だけど、春より秋に活躍してこそのプロ野球選手。CSでここにドニキありと示せたら、ボウカー同様に自ずと自分の居場所はできる。
ボウカーや寺内のときとは違って、代打の場合ホントに一振りに賭けなきゃいけないキビシイ状況には違いない。だけど、ここでこそ一度死んだ男の意地が見たい。背水の陣で臨む大舞台で、失うものがない男の真価を見せて輝けドニイチャン。
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AさんとBさんが揉めていて、それをCさんが見ているとする。

Aさんが語る真実

Bさんが語る真実

Cさんが説明する真実

全ての物事には3つの側面があり、その3つの真実をすり合わせて出来あがるのが事実。片方の意見だけを鵜呑みにしちゃいけない。
客観的であるはずのCさんも、AさんBさんどちらかに肩入れしているようじゃいけない。AさんBさんCさん各々の言い分を十分に吟味してからでないと、外野で見ている第三者が結論を出すには早い。

そういう意味でいうと、今回のことはAさんの言い分だけが大々的にクローズアップされ、客観的であるはずのCさんことマスコミも随分とバイアスのかかった報道をしてる。
Bさんことクルーズが何か言えばそれは造反扱いにされてしまうし、曲がった真実だけが独り歩きして事実は永遠に藪の中に葬られるであろう流れになってる。

特にCさんが明らかに異常であることを示すのがこれ

クルーズ「チーム事情と言われたから従うだけ。チームに下で調整してこいと言われたので、その通りそれに従って調整するだけ」と反省の言葉を口にした
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000098-sph-base

・・・これ反省の言葉か?
ちょっと訳し方変えれば「なんだか知らねえけど二軍に行けって言われたから来たんだよ」にならないか?
管理人には、AさんとCさんが結託してBさんを悪者に仕立てあげようとしてる構図に見える。ハッキリ言うと非常に気持ち悪い。

Bさんことクルーズは、本当に不真面目で怠慢だったんだろうか?
仮にそうだとして、そこに汲むべき事情はなかったんだろうか?Cさんは長いものに巻かれてる場合じゃなく、この検証にこそ時間と労力を割けよ。

そして、昨日「宮崎のおばちゃん」こともぐさんがこの件で連絡してきた。
まだ懲罰降格が明るみになる前で、怪我なのかなんなのか情報が錯綜しているときだったけど、「先日のドーム中日戦。クルーズが打ったワンバウンドの打球が捕球されたと判定されたプレーで、クルーズはなぜベンチが審判に抗議してくれないのか非常に不満げにしてました。何か関係があるのではと思えて仕方ないです」とのこと。
・・・非常に感心した。宮崎のおばちゃん改め、宮崎支局の敏腕特派員もぐさん。素晴らしい読みだし、非常にいい物事の見方だと思う。さすが長年のヘビー読者さん、だんだん思考が管理人に似てきたw

管理人はこのプレーをリアルタイムで見ていなかったのだけど、こういうことがあったのは知っていた。その直後に亀井も同じような打球を打ち、そっちにはベンチが抗議に出たんだよな。日本語のわからないクルーズからすれば疎外感を感じても不思議ないわな。
こういう積み重ねがあっての怠慢プレーだったり、あったかどうか知らんけどベンチに反抗的な態度に出たんだろうなと思えてしまう。

そう思えるもう一つの理由がマイコラス。
去年は愛妻家のイケメンナイスガイだったのが、今年はまるで気難しい暴君だ。
想像してみるといい。自分が巨人の日本人選手だとしてみる。由伸の現役時代を知っていることが監督の威光になるし、日本人的、会社員的発想でなかなかチームを批判しようなんて気にはならないよな?
今度は自分が巨人の外国人選手だと想像してみよう。「ヨシノブ?Who is it?」ってなもんだろうし、既成概念が無い分フラットに監督を評価するよな?特にクルーズみたいに去年まで違うチームにいたなら尚更だ。

そして、ラミレスみたいにいつまでも日本にいたいと願う外国人はレア中のレア。みんな心のどこかで数年間だけの出稼ぎで、いずれは自国に戻ることを自覚してる。
そういうシチュエーションだから、監督やベンチに不満があるときに、もっとも早く綻びが出るのが外国人選手なんだよ。ジャイアンツだって他球団だって事例はいくらでもある。

監督に求心力もないしベンチに威厳もないせいで、クルーズもマイコラスも全く抑えが効かなくなってて、それが試合中も含めて至るところで垣間見えてる。あまりに舐められると示しがつかないから、見せしめの意味でクルーズをスケープゴートにした。・・・こんなところじゃないか?

Cさんが意図的に悪意のあるミスリードをしたせいで世間がAさんの味方ばっかりになってるからさ、管理人くらいはBさんことクルーズを擁護してやるよ。
由伸はどれだけクルーズと話をしたのかな?どれだけコミュニケーションを取ったのかな?言葉がわからない異国の地で戦う選手をちゃんと繋ぎ止められていたら、きっとこんなことは起きなかった気がするんだよ。伊東と比べられて足元を見られたことをしっかり受け止めないと、きっと来年だろうが再来年だろうが、メキシコ人だろうがアメリカ人だろうが、何度でも同じ失敗を繰り返すんじゃないかな?

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タイトルはぜひ ♪なみぃ↑ おとぉ↓ がひびけばー 
と鼻にセロテープを貼って、白目を剥きながら歌う感じで。

71勝69敗3分けの貯金2で2016シーズンを終えたジャイアンツ。
これは「2位」と表現しちゃいけない。そう表現されてることがしばしばあるから、いろいろと焦点がぼやける。これは2位じゃない。首位と17.5ゲーム差の惨敗なんだと受け止めなきゃいけない。

個々の選手については、また改めて書く。タイトルを獲った選手については尚更。この一週間の間にちょっと頑張って書きまとめる。
今日はとりあえずシーズンを終えたことについて。

17.5ゲームという圧倒的な差に、頭の理解が追い付かない。
この後にCSは控えているものの、本音を言えば恥ずかしくて出るのが忍びない。だって17.5ゲーム差なんだもの。丸々3週間もの間ずっと連勝を続けて、相手がずっと連敗を続けてそれでようやくトントンになるのが17.5ゲーム差。これだけの大差を付けられて何がクライマックスだというのが本音。

ジャイアンツはCSの常連。毎年CSに出るのが当たり前の強豪チーム。
だから、この時期はいつも先に控える戦いに向けワクワクしていたし、優勝できなかった年もワンチャンスあることを夢見ていた。ここ10年ずっとそうだった。
でも、今年は何もない。本当に諦めて臨む秋。咬ませ犬であることを、アテ馬であることを自覚して挑むCS。Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine と掠れ声で歌いたい心境ですよ。

だけど、管理人はジャイアンツファン。物心付いた頃からだから、もうかれこれ35年になろうかというジャイアンツファン。
だから、土日が休みにくい仕事にも関わらずCS初戦のチケットは取った。今日の午前中、仕事をサボって必死に取った。何度も何度もキーボードのF5を押して必死に取った。今日がチケット発売の日であることも知らず寝てたようなバカとは訳が違う。

ずっとずっと思ってたことだけど、弱いから見なくなる、弱いから球場に行かなくなるようなバカは巨人ファンでもなんでもない。ただのバカだ。そういうバカはずっと流行りものに流されて生きればいい。

管理人はオレンジ色の血が流れ、G体とY体の染色体でできてる生き物だからさ、最後の最後まで全力で応援してやるし、今年の最後、死にザマをしっかり看取ってきてやらぁ。今年は散々ブログで罵倒したからさ、しっかり球場で返してやらぁ。来週待ってろよこの野郎wにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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今年13回目の観戦記。
東京ドーム観戦は8回だけだったけど、神宮に4回、西武ドームに1回行ったことで今年もそれなりの回数になった。
CSにも行く気ではいるのだけど、CSファーストはデーゲーム。明日の仕事を煩わしく思いながらナイター観戦するのは今日が今年の最後。

その最後の夜を祝うかのように、東京ドームは360度超満員のだいかんしゅ・・・



・・・オープン戦か?
写真は試合開始直後のもの。昨日25,397人っちゅう、しばらくは破られない金字塔を打ち立てたばかりだけど、今日も負けず劣らすひどい。
これには理由がある。地震で中止になった熊本の振り替え試合だから、シーズンシートのお客さんが対象外になってしまうイレギュラーな試合。だから、昨日はオレンジユニ、今日はTシャツを配布してなんとか集客を試みたけど、いかんせんチームがこのザマ。2位争いだなんだと言ったところで、カープと15ゲームも離れた2位争いじゃどうしても見る目は冷ややかになる。
そんなこんなで今日も30,015人。回が進むごとに徐々に増えて多少マシにはなったけど、プレーボール直後の3塁側D席は明らかに客が二人しかいないブロックがあった。
これを「振り替えだから仕方ない」と思わずに、来年以降の教訓にしないとジャイアンツに明日はないよ。
 
 

さて、ホントにグダグダな試合だった。
小林が最後に決めてくれてなんとか救われた。試合時間実に4時間38分。電車乗ったら11時、家に着いたら12時直前のハードすぎる試合だったけど、勝ってくれたから救われたよ。

小林のバッティングに言いたいことはいろいろあるし、今日も2回裏のチャンスで凡退してレフト立ち見エリアからは小林の応援歌をもじって「はーたらけー こばーやしー!」とヤジが飛んでた。2割そこそこの打率で見ていても期待感ゼロなんだけど、まあ今日は「よくやった、ありがとう」と言っておこう。

男・村田さんだけ6打数4安打の大爆発だったけど、上位打線が揃いも揃って沈黙。
長野がダメなのが非常に目立ったけど、亀井も5の0、坂本も6の1の有様。阿部は復調してるように見えたけど、あれだけギリギリでファールになるホームラン未遂が2度もあった時点で今日は「もってない」ってことだ。
こういう流れの日はどう決まるか、どっちに転ぶかと思って観てたけど、そうですか小林ですか。まあ、なんか世の中って上手くバランス取れてるもんだねえ。

  
 
・・・菅野はどうすんだろなあ?
今日の菅野は本当に最低の出来だった。初回の荒木に粘られに粘られた時点で、管理人はいろいろと察してしまった。3ヵ月くらい前にもこんなことがあったよな?そう、ロッテとの交流戦で細谷に粘られに粘られて、それで球数が増えて崩れてしまったことがあったよな。なんで覚えてるかって、そのときもレフト巨人応援席にいたからだよw
今日はダメだなと思って観てたけど、これだけ早く下げたってことはもしかしてまだもう1回チャンスがあったりするかな?状態がいいようには見えないから、一日でも多く休ませてCSに向けて調整させてほしいけど。



さて、恒例の食レポ第5弾は内海弁当。
崎陽軒タイアップの中華弁当。・・・うん、見ての通りで無難な感じ。エビチリ、シウマイがメインなんだろうけど、右上にあるナスとひき肉の炒め物と左上のナムル、チャプチェが美味かった。それと、いいアクセントになってたのが筍の煮物。コリコリした食感が美味いし、油だらけの口内もリセットされるしで実にいい箸休めになった。
膝の上に置いて食べてたら管理人のユニにエビチリの色が付いてしまい、内海に罵詈雑言を浴びせたいくらいムカついたけど、トイレの洗面台でジャバジャバ洗ったら汚れも落ちたのでまあ良し(八つ当たり)。



それと、配布されてたTシャツがこれ。
左肩に「GIANTS」の印字はあるけど、パッと見だと野球色をあまり感じないデザイン。これなら普段着るのにも抵抗ない感じでいいかもな。なんか、外国人観光客ならまだしも、東京に住んでる日本人が「TOKYO」ってTシャツを着るのもいかがなものかとは思うけどw

まあ、ようやく2位が決まったので今日はとりあえずオーケー。
残り3試合しかないけど、明日からのスタメンをどうするかが見ものかな。
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今日の今日ようやくシーズン勝率5割以上を確定させ、2位の座をぐっと引き寄せたジャイアンツ。
余談だけれど、いつまでもいつまでも順位が確定しないので、実はCSファーストステージのチケット当選結果発表はずっと延期になってるw 

そんな冴えないチームの中でMVPを選ぶとすれば誰だろう?
坂本?うん、それはよくわかる。
だけど、管理人としては、もう自分の持ってる票を全振りで村田さんに投票したい。

村田さんがここまでやるだなんて、いったいどこの誰が思っただろうか?
今日現在で打率298、ホームラン24本、打点79。ついでに書けば併殺打21。
チャンスに打てず打点が異常なまでに少なかった村田さんが、今日のサヨナラ満塁アーチで遂にチーム内の打点トップに立った。あの村田さんが坂本よりも打点が多いんだ。信じられるかこんなの?
残り4試合、普通にやれば打率3割ホームラン25本、打点80の一流スラッガーの成績になる。大変失礼ながら、ここまでの劇的な復活は夢想だにしなかった。この場を借りて村田さんごめんなさい。
(今日、今年の過去記事を自分で読み返していたら、村田さんの打点が異常に少ないことを叩いてる記事があった。本当にごめんなさいだな。)

今年、開幕前の期待値以上に頑張った選手は何人かいる。
もう半ば諦めていたのがV字回復的に甦った選手も何人かいる。
だけど、そのどの観点でも村田さんがナンバー1だよ。
チームの成績はふがいないけれど、村田さんがいなかったらその成績すら成し得なかった。村田さんがいたから勝てた試合がいくつもあるし、巨人に来てからの5年間で間違いなく最大の貢献だった。

スーパースラッガー的な成績を残しそうな状況でありながら、「二塁打王と併殺打王の二冠」っちゅう、足が速いんだか遅いんだかわからない栄冠を手にしそうなのも実に村田さんらしい。
こうして今年くらいやってくれれば、こっちも気兼ねなく村田さんをネタにできるんだよな。今年の成績なら、どんなに叩いてもいじっても村田さんの輝きに何の影響もないもの。ネタ選手ってのはこういう成績を残してナンボだし、近い将来に岡本が超えるべき壁の高さをしっかり身体で示してくれた。
村田さん、あんた最高にかっこいいよ。そして、ちょっと早いけど今年一年本当にありがとう。来年も巨人にいてね。
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タイトルは試合後の監督様コメントより引用。

違う違う、そうじゃない。
なんなら口髭をたくわえて光るグラサンかけて、顔の前で人差し指を振りながら言ってやろうか?
そうじゃない、誰がどう見たっておまえが悪い。おまえが訳のわからんことやってるから負けたんだよ。それを認めてないのはおまえ一人だ。

男性諸君。仕事でミスをやらかした部下を呼びつけて説教して、反論の一つでもあるなら言ってみろってシチュエーションで、「そう言われたらそうかもしれませんし、私の判断ミスと言えばそうかもしれません」って言われたらどうよ?頭から湯気が出ませんか?

その例えがリアルに感じられず、「由伸さんイケメン!かっこいい!」の女子のみなさん。こう考えてみよう。
あなたの彼氏さんや旦那さんがどうやら浮気をしているようだ。その証拠を突き付けて「どういうこと!」って詰め寄ったら、「そう言われたらそうかもしれませんし、私の不徳の致すところと言えばそうかもしれません」って言われたらどうよ?皿で頭かち割ったろかって思いませんか?

・・・クソパンダ様、なんでおまえは素直に謝れないんだ?
「一国一城の主である監督を部下や旦那に例えるな!」って言うなら、自分の上司がミスを糾弾されてタイトルのセリフを言ったと想像してみればいい。どう?余計にムカついたでしょ?

栗山みたいに寝ても覚めても「俺が悪い」もどうしたもんかと思うけど、こういう試合の日くらい素直に自分のミスを認めろよ。そして、認めることで選手をかばってやれよ。こんなのクールでもなんでもない。ただ単に自分のミスや間違いを認めたくないだけの幼稚なガキだ。カッコばっかりつけてるだけで、ハリボテのポーズにしか見えないよ。で、大変申し訳ないけど、春から秋まで終始一貫こういった他人事発言を続けてる男のいったいどこが人格者なんだ?一社会人として相当に問題のある発言だらけじゃないか?

ギャレットを下げたのもそうだし、内海を引っ張ったのもそうだし、ワンポイントの連続でリリーフが底を突いたのもそう(仮に9回に追い付いてたらその後誰が投げたの?)。
目立つところでもそれだけあるし、あれだけ重篤な左右病を患ってるのに左の田中に代打堂上、立岡の左2連発。これは戦い方の問題だって自分で証明しちゃってるし、もっと言えば試合前のメンバー登録の時点から負けてるじゃん?
具体的にいえば、全球着払いみたいな最低のスイングをしてる立岡をなんで上げた?あれはもう本人じゃなく使った方の過失だよ。二軍戦や練習であのスイングを見て何を求めて一軍に上げた?

この明らかにベンチが原因で負けた試合をやっておいて、試合後に「そう言われたら(ry」ですよ。雨の中金払って観に来て、長時間声を枯らして応援してくれたファンに対して何か思うところはないか?あれか?やるのが選手なら観るのは観客ですってか?

監督になった経緯が云々まだ言う人は、きっと来年も再来年も同じこと言ってるよ。管理人みたいな短気な人には真似できないし、とてもとても心優しい人なんだろうと尊敬します。
阿部を叩くのもいいよ。到を叩くのもいいよ。クルーズを叩くのもいいよ。打たれた投手陣を叩くのもいいよ。管理人も選手個人に矛先を向けることも多々あるから、そういう見方をすることに異議はないよ。だけど、監督様がここまで他人事の中で選手を叩いたら、それはもう水に落ちた犬を叩くようなもんで良心が痛む。
実際アウトだったのかセーフだったのかはわからんけど、試合を左右するような微妙な判定で抗議にも出ない。サラリーマンでいえば、困ってるのに上司が助けてくれないどころか、有事のときにお客さんのところに謝りに出向くのも自分、会社に弁償するのも自分の完全放置プレーですよ。

・・・なんか、ただただ悲しい。いろいろと。語り尽くせないくらい悲しい。悲しいので今日も酒飲んで寝る。
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管理人が個人的に「宮崎のおばちゃん」呼ばわりしているヘビー読者もぐさんが上京中。
もぐさん、昨日は人生初のサヨナラ勝ちを観戦できたと大喜び。今日は今日で管理人と一緒に観戦。早いもんで前回会ってから丸一年以上が経過。ホントに早いなあ・・・。

せっかくなので丸一日かけて東京観光。
下町を中心に都内の名所を歩く。いや、宮崎のおばちゃんを連れ回す。普段歩くことの少ないおばちゃん、ヒーヒーハーハー言いだすも頑張って管理人のペースに付き合ってくれる。
うん、おかげで管理人も人生二度目のもんじゃも食べられたし、なかなか新鮮な感じで楽しかった。

・・・さて、試合だ試合。

  
 
切り取りやすいところ、取り上げやすいところは「四番の差」なんだろう。
試合を決められる満塁の場面で三振した阿部、グランドスラムをぶっ放した筒香。確かにわかりやすいし対称的だ。まあ確かにそこがハイライトには違いない。2位になりたいというベイスの気迫も感じた。空中戦で圧勝してみせた迫力も感じた。
 
 

だけど、ハッキリ言っちゃうと2位はジャイアンツで決まりだ。どんなにマスコミが煽ろうと、ベイスファンが騒ごうとそれは揺るがない。2位に固執する気なんざ微塵もないし、ましてそれを誇ろうなんて気持ちもゼロなんだけど、客観的に見て2位はジャイアンツだ。不安に思ってるジャイアンツファンがいるなら、♪ワンモー トライントライン アゲーン ドンウォーリー アバウティイット とパーソンズの名曲を歌ってやる。

なんだろう。だから、管理人が今日の試合を見て感じたのは窮屈な手詰まり感。
例えば、村田さんとギャレットが出てノーアウト1塁2塁になった2回裏。
クルーズ、小林、田口と続いていく打順で、完全に無策のフリースイングなんだよな。たまたま田口がヒットを打って点も入ったイニングだけど、クルーズに送らせる訳にもいかないし、小林に回してもしょうがないし、また小林はホントに打たないしで、指を咥えて見てる感がすごかった。

試合を決められてしまった7回表もそう。
尾花大コーチ様お得意のマシンガンで、桑原に田原、梶谷に山口、ロペスに宮國。・・・そこまではよかったけど、ロペスの後の筒香に対して在庫切れ。もっとも手強い打者を満塁で迎えて、その絶体絶命の状況で何も打つ手が残ってないこの絶望感。マウンドにいたのがマシソンならまだいいんだけど、今日が久々の登板になる宮國じゃ「右でも左でも代える必要のないセットアッパー」じゃなく、「代えるピッチャーがいなくてマウンドに残った中継ぎ」感なんだよな。左は中川くんが残ってたけど、彼を出してたらどうなったかは期せずして9回に彼本人が証明したしさ。



まあ、黙って明日勝て明日。明日勝てばうるさい外野も黙る。どんな試合であろうが明日勝て。明日勝てば全て収まるよ。



・・・って締めようかと思ったら一つ忘れてた。
恒例、食レポ。

  

今年4つめの選手弁当は尚広。
・・・うーん、ヘルシーだねえw とし子ちゃん特製の豚ロースは美味しいよ。だけど、なんかこう球場で食べる弁当にしちゃ華がない。五穀ごはん、ごぼうの漬物、ブロコッリーサラダ、ひじきとレンコンサラダ・・・。尚広がいかに普段身体のケアに神経を使ってるかはよく伝わったけど、球場でビール片手に食べる物って健康志向とは180度違うと思うんだよな。少し残しちゃったよw

それと、亀井のグッズばかり手当たり次第に2万円近く大量に買い込んでいかれた宮崎のおばちゃん、大変お疲れさまでした。たぶん今頃夢の中でしょうがゆっくりおやすみください&明日は気を付けてお帰りください。言われて気付いた「一緒に観戦した試合3連敗」が次で止まるよう、またいつか遊びましょう。
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さてさて、シーズンも大詰め。
今まで取り上げていない選手についても書いておこうか。

その第一弾は今日から復帰したクルーズ。
ここまでの成績は、73試合 打率252 11本 36打点
・・・うん。まあ、こんなもんだよな。試合数が少なすぎるのは問題だけど、過去2年ロッテで築いてきた成績そのまんまのライン。何を求めてあんな高額な年俸を出したのか知らんけど、まあクルーズの打撃成績なんてこんなもんだよな。

だけど、やっぱり期待感はある。
それが今日のスタメンを見て感じた率直な感想。辻や山本、脇谷、寺内といったあたりはもとより、本当は併用するはずだった片岡と比べても存在感はある。
今日も非常によかったんでないかな?結果が出たのは第一打席の1安打のみだったけど、状態はかなりいいように見えた。

そして、クルーズという選手を象徴するのが守備。
上手い。だけど粗い。結果的に信頼していいんだか悪いんだかわからないのがクルーズの守備。
守備範囲は片岡より劣る。だけど、いわゆる「魅せる守備」をできるのがクルーズの武器。
先日、叩かれに叩かれた、前進守備なのにバックホームじゃなくゲッツーを狙いにいったプレーも、バックハンドトスなんていう器用な真似ができてしまうからこそ起きたこと。日本人の内野手じゃまずあのプレーは不可能。

奇跡的なトスをしてみたり、飛び込んで倒れたまま華麗にスローイングをしてみたり、鮮やかなプレーも頻繁に飛び出す。実に「画になる」選手。
だけど、なんでもない球をファンブルしてみたり、明らかに適当に捌いてやらかしたエラーも垣間見える。トータルで見ると70点になる選手なんだろうなあと思う。

70点の選手ってのは二通りあって、なんでもソツなくこなして、その代わり秀でるものがない70点もいる。クルーズの場合はそれの真逆で、100点もあれば50点もあって、それが総じて70点になるタイプ。だから非常に評価に困る。
守備範囲も「狭い中で上手い」って表現が一番妥当な気もするけど、クルーズがダイビングしてヒット性の打球をアウトにした記憶も一度や二度じゃない。「ムラっ気」ってことになるのかもしれないけど、褒めてもケチが付くし、けなしても反論があるタイプの選手。

だから、結論的には今の7番あたりで打たせて、期待してるようでしてないような起用がいいんだろうなと。来年も辻や山本と併用して、彼らの成長と上手くシンクロさせていくような役割になってくれればベストなんじゃなかろうか。違うかな?

  /⌒ヽ 片岡をどうしよう(切実)・・・
 く/・〝 ⌒ヽ
  | 3 (∪ ̄]
 く、・〟 (∩ ̄]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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こんな感じなんだと思うよ。
約1ヵ月後、CS1stステージを勝ち上がってマツダでカープとファイナルをやるとしたら、今日みたいな感じで間違いないんだと思うよ。
360度真っ赤なスタンド。カープに対する大声援というよりか、あまりに小さいジャイアンツへの応援。こっちがヒットを打とうがファインプレーをしようが、スタンドが静まり返ってるからなんだかおかしな間ができる。阪神が強いときの甲子園はまさにそうなるんだけど、今年はマツダでこの独特な感じを味わうことになる。

そういう中でやるにあたり、少しは考えて臨まないとやるだけ無駄なことになってしまう。
まあ、11連戦の初戦と2戦目で、全てのリリーフ投手を出し尽くすような真似をしてるベンチに考えがあるだなんて思えないんだけども。

田口くんは今日で4度目のマツダ登板。
成績で見れば1勝3敗なんだけど、23回と1/3を投げて防御率は3.09。今日もそうだったけどしっかり試合は作れてる。

1stステージの初戦は菅野。これはもう動かない。先のことを考えて計算するのは大事だけど、1stで転んだら元も子もない。いつかの阪神みたいにエースだった能見を温存したまま終わったらシャレにならない。
普通にいけば、菅野の次は田口でしっかり連勝を狙うべきなんだけど、そうなった場合にマツダの初戦を誰が投げるかが問題。
マイコラスはマツダで1試合投げて6イニングで防御率6.00。内海は2試合7回1/3で防御率11.05。高木も1試合6イニングで防御率4.50。彼らにこのアウェイの中で初戦を託すのはちょっと怖い。

逆に東京ドームの成績を見ると、マイコラスは5試合30回2/3で2.93。内海は5試合31回2/3で3.98。高木でさえも12試合で3.43と安定してる。
となると、1stの2戦目3戦目はマイコラスと内海でなんとか凌いで、ファイナルの初戦は田口くんに託すのが正解なんだろな。広島出身だし。

そういう目で見たときに、今日の田口くんは十分合格点。この空気の中で21歳の若手がこれだけやれてるのはたいしたもんだよ。きっとCS本番でもこれくらいの結果は出してくれると思う。
そして、今日投げた中継ぎ陣が一人も登場せず、そのままマシソンにバトンを渡す展開が理想。5人も出てきて全員1イニング未満っていったいなんなんだよ。上でも書いたけど、これが11連戦2戦目の戦い方か?みんな死んじまうぞホントに。今日は使った方にも抑えられない方にも、両方に腹が立つ素晴らしい試合を見たよ。
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