・マリン 850円 → 900円
・ペイペイ 850円 → 900円
・神宮 800円 → 900円
・ハマスタ 800円 → 900円
・甲子園 750円 → 800円
・バンテリン 750円 → 800円
・京セラ 800円 → 850円
言うまでもなく各球場のビール価格。今年からほとんどの球場が値上げして、日本で唯一(一昨年から)1杯900円だった東京ドームに追い付いた。値上げの波が球界に一気に押し寄せて来た感がある。
東京ドームが日本で一番高いのはある意味当たり前。
管理人がジャイアンツファンだから言うんじゃなくて、首都東京だし腐っても巨人だし。寒い春先秋口も猛暑の真夏も快適に観戦できる空間だし。
だから管理人みたいな野球バカにして酒豪の奇特な人は、納得した上で900円もするビールを4杯も5杯も飲むんだけど、僻地にあるマリンとか昭和の遺物丸出しの神宮でドームと同じ値段はこれいったいどうなんだ?
そしてこうも値段が高騰すると、野球観戦は庶民の娯楽じゃなく貴族の嗜みになってしまう。
コロナ以降、神宮とかマリンがチケット代をAIのせいにした時価設定(しかも自チームどうこうじゃなくほとんど対戦相手によって値段が変動してるのが笑う)にして批判の的になったけど、これじゃもう観戦1回につき1万円が当たり前になってしまう。それでいいんかNPBよ?
もちろん値上げは球団の収益になり、結果それが選手の年俸になって、「日本で成功するよりMLBで失敗した方が金がもらえる」今の状況を改善する方向にはなるんだけども、そんなに上手くはいかないぞ。そもそも金のあるヤツはそんなに球場に来ないし、来ても元から高い席に行くだけで何も変わらんよ。
ビールに話を戻すと、我が東京ドームさんは900円のままだけど、毎年3回だか4回だかあったビール半額デーが今年は2回しかない。
ジャイアンツアプリをスマホに入れてる人に配布されて特定の試合で場内の飲食、買い物に使えるクーポンも、前は千円引きだったのが今年は500円に変わっててなんだかガッカリした。
じわりじわりと何もかもが高くなって、真綿で首を絞められるようにファンの懐が苦しくなっていく。
それでNPBが高レベルで維持できるならまだしも、優秀な選手はMLBに行き、優秀でない上沢とか青柳とか小笠原みたいなのまで勘違いして海を渡る。これを衰退と言わず何と言うかね。
野球は貴族の嗜みじゃなく庶民の娯楽だから、子供の大半が見るもやるも早いうちに野球に触れて、結果イチローであり大谷くんみたいな傑物が生まれた。
野球を遠くに行かせないように。手が届かないものにしないように。野球とビールを愛する管理人のささやかな願いです。
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