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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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十分なんだと思う。
みつおこと吉川光に求められているものはまさにこれで、今日くらいやってくれたらそれはもう100点満点に近い。
だけどタイトルの「100」は100点満点じゃなく、100球投げてくれたことの「100」。前回登板が99球、今日が104球。これくらいやってくれたら、5回2失点でも6回3失点でもそれなりの結果は付いてくる。今日の6回1失点なんかもう出来すぎも出来すぎの部類。たいへんよくできました。

そして、今日は大差が付いたところまで見届けて出かけてしまったので、以下宮崎のおばちゃんこともぐさんから届いた大量の写真をどうぞ。






みつおだけじゃなく、もぐさんおめでとう。
昨日の雪辱とばかりの打線大爆発。亀井さんもいいところでしっかり決めて尚更よし。
なかなか無い大量得点、ビッグイニングを観られてホントによかった。おばちゃん、気をつけて帰ってね。

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今日みたいな試合は何と表現すべきだろう。
投手戦でも貧打戦でもなく、僅差で締まった状態で緊張感を持って続いていく試合。相手につけこむ隙が無い訳じゃなし、かといってこちらの打線のふがいなさが目立つ訳でもなし。なかなか見応えのある展開だったと思う。
どすこいもさすがのタフネスぶりだったし、ヤクルトのハフはそのピッチングスタイルから昔巨人にいたポレダを思い出した。両者とも持ち味をよく発揮してたんじゃなかろうか。

その試合の最終盤で勝敗を分けたのは監督のセンス。
どこを拾ってどこを捨てて論じようがそれは自由だけれど、

・同点狙いなら岡本に代走を出すな

・亀井にバントさせるな

は否定しようがないな。
そして、そこにいろいろ表れてたな。選手によっては打順によってはこれも決して間違いではなくなるんだけど、今日の手は悪手で自滅する指し手。

これは結果論になるけど、「岡本ヒット→亀井バントできずに三振→長野ヒット→阿部アウトだけどいい当たり→大城アウトだけどいい当たり」の流れだったことも、消極的采配じゃなく攻めた方がよかったことを物語ってる気がしてしまう。
・・・まあ、3年やってもこういう監督なんだよ。そういうもんだと割り切って見るしかないでしょ。



それと、今日は本ブログ宮崎支局特派員「宮崎のおばちゃん」こと亀井ギャルもぐさんが観戦。
おばちゃんもこの亀井バントにぶんむくれになりながら観戦した模様。

もぐさんは明日も観戦。
明日の先発みつおは先週圧倒的不利の下馬評を覆しメッセンジャーに勝った「もってる男」。おばちゃんに勝利を捧ぐべく頑張れみつお。

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うん、これはもう同じ土俵の上にいるんじゃなく、一人だけレベルが違うと言い切ってもいいような気がする。
中学生の中に高校3年生が一人いる感じとか、オッサンだらけの草野球大会に一人だけ元プロ野球選手がいる感じとか、とにかく一人だけ頭抜けててモノが違いすぎる。

27イニング連続無失点とか、7者連続を含む13奪三振とか数字に表れてる部分もそうだけど、なんだかもう本気を出せば必ず抑えられる、いつでも完封できるぞという凄みを感じる。
7回表のノーアウト2塁3塁のピンチ。普通なら絶対に失点する場面で見せた鬼畜のようなピッチングに呆れた。しびれるでも息を呑むでもなく、もうこの恐ろしさすら感じる大エース様のピッチングに唖然とした。これぞギヤチェンジというか、圧倒的な力量差を見た気がする。

中日打線で今日唯一菅野に合っていたのはアルモンテ。凡打の内容も含め一人バッチリ合ってた。
9回表に1アウト3塁でそのアルモンテに回ってきて、半ば勝負を避けたようなフォアボール。完封を意識するならランナーを溜めたくないところで、あえて完封するために出したフォアボール。これができるのが菅野智之なんだと思う。ランナーが一人増えようが後続を絶対に抑えられる、0点に封じるためにより確率の高い方を選び、それを計算通りに遂行できる一段上の能力を見せつけられた。他のピッチャーならこうはいかない。

いやぁ、すごかった。
ダルビッシュとかマーくんとかと同じで、菅野智之は見られるうちに見ておいた方がいい。こんなとんでもないピッチャーがいたことを後世に語り継ぎ、その全盛期をリアルタイムで見たことを自慢できるレベルの大投手。いやぁ、すごかった。
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つかれたっていいじゃない にんげんだもの  みつお


と言ったかどうだか知らないけれど、6回表に露骨にへばって崩れたみつおさん。
序盤から頑張ってただけに惜しい気もするけれど、彼は100球が一つの壁なんだろうし6回途中まで1失点で凌いだことは賞賛に値する。十分によくやったと思う。

ただ、マウンドを降りるときに残した状況はノーアウト1塁2塁。
たった1点リードの状況じゃこりゃもう最悪だし、1アウトを取ったかと思いきや小林のパスボールに足を引っ張られランナーがそれぞれ進塁する有様。
どう見ても同点、逆転を覚悟しなきゃいけないような劣勢も劣勢の場面。



それをバッサリ叩き切って、阪神打線の前に立ち塞がってみせた澤村にしびれた。
ファンとベンチが澤村に求めていたものはまさにこれだ。先発もクローザーもできる一流ピッチャーを、こういうセットアップで使う真価が今日の試合にあった。
力で奪った三振に、自分で招いたピンチを牽制球で封じた投球術に心底しびれた。



ホントにしびれた、最高だった。せめてもの敬意で初めて澤村グッズを買った。
澤村ありがとう。今日はホントにいいものを見た。もう一度言う。ありがとう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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上原が腫れ物のようになっている。
打ち込まれることが続いて以降、彼をどう使えばいいのかベンチが持て余している。持て余しているように見えるじゃなく、確実に持て余している。

一昨日の試合、菅野の後をカミネロ、マシソン、澤村と繋いだ延長12回、出てきたのは上原でなく宮國だった。
昨日の試合はホールドの付かない大差の場面で登場し、しかもしっかり被弾してしまった有様。

本来ならば、この扱いの中継ぎ投手は敗戦処理枠なんだろう。
それを実績と本人のプライドを考慮して無理矢理勝ちパターンに組み込もうとするから、こういう中途半端な形で持て余すことになる。使いどころが非常に限られることになって、ベンチ入りの選手枠が一つ死んでしまっている。

たらればを言っても仕方ない。叶わない夢を見ても意味がない。
であれば、一つ考え方を柔軟にしてみるべきだと思う。
具体的に言えば、完全に1イニングを任せる起用じゃなく、左の中継ぎと合わせて二人で1イニングを抑える役割であったり、時にはワンポイントでもいいと思う。
ベイス戦なら筒香には山口鉄や森福を当てて、ロペス、宮崎用に上原を出す。今年は開幕から左の中継ぎが壊滅的で右だらけのおかしな状況になってしまっているけれど、上記二人の他にも戸根、京介あたりも含め、左右混ぜ合わせて終盤の重要な1イニングを抑える。これだとまだ上原もいけるんじゃないかと思う。

例えるなら、原巨人最初の三連覇時代、クローザーにクルーンが座り、セットアップに越智と山口鉄が大車輪の活躍を見せる中、セットアップに繋ぐ役割をこなした豊田のように。
2008年の豊田は50試合に登板して投げたイニング46回1/3。2009年は46試合に対し40回2/3。必ずしも1イニングを任せられた訳じゃなく、先発の後を受けてイニングの途中からであったり、左と合わせてワンポイント的な起用であったことが数字からもわかる。もっと言うと管理人は豊田ファンだったから覚えてる。

誰よりも経験豊富な選手だから、若手の手本とか精神的支柱とかそういう意義は間違いなくあるし、今さらキャンプの空白を埋めるべく二軍に落としたところであまり意味はないと思う。それなら限られた現役生活の残り時間を少しでも有用にすることを考えた方がいい。
登場すると球場のファンは沸くし、内海がいない今投手陣のリーダー的役割を考えたときにも上原にはベンチにいてほしい。
今のまんまじゃ死に枠、上手く使えば勝ちパターンのピース。上原と同い年の監督、その辺考えて頼むで。
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白熱の投手戦で引き締まった試合のようでもあり、壮絶な譲り合いで歯がゆいだけの試合のようでもあり。
あと一歩で取れたことを悔やむような試合でもあり、負けなかったことを安堵した方がいいような内容でもあり。

引き分けとは総じてそんなものではあるけれど、今日は特に気持ちが両方に揺れ動くなんとも言えないゼロ行進。

その中でもやっぱり気になったのは立岡のバント失敗。
・・・うん、みんな忘れてるんじゃないかと思うんだけど、立岡はホントにバントが下手なんだよなあ。去年、一昨年あたりの記事で何度も何度も書いた記憶があるよ。

運命の分かれ目になったのは、三嶋が制球を乱しカウントが3ボールノーストライクになったこと。
一見、打者有利な局面だけど、こうなると1球待たざるを得ない。ストライクが一つ入ってその次の球。ここで決められなかった時点で形勢逆転。押してたつもりがいつの間にかたった1球で追い込まれてる。
もともとバントに難がある選手なんだから、自分が優位に立ってるうちに決めないと。「フォアボールかもな」って色気を出した時点で指の隙間からスルッと逃げて行った幸せ。

まあ、今日はこんな日だったと思おうか。
攻めの継投で逃げ切ったラミレスに比べると、やることなすこと間違いだらけの采配でどうも今日はベンチワークで負けた気がして仕方ないけれど、そんな日もあると思うことにするか。ね?
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世の中はゴールデンウィークに浮かれていようと、連休らしい連休なんぞない管理人。
そんな管理人が定休以外で唯一休めた今日、久々にじっくりリアルタイムで試合を見られた。

うん、強い。これは強い巨人だ。
なんとなく点が入って、当たり前のように勝つ。試合の中に起伏らしい起伏もなく、なんだかそれに対してつまらなさを感じるような完勝。こういう順当な勝ち方は原政権の三連覇時代に何度も何度も見た。試合序盤から「あぁ、今日も勝つんだろうな」と予感しながら見られる試合。懐かしいデジャヴだ。

褒めるところがいくつもあり、ヒーローが複数いる中で管理人の目に留まったのは坂本。
なんだろう、実にあっさりといとも簡単にヒットを打ってる感があって驚いた。

去年までよりは、左肩を幾分被せるように構えているように見える。きっと身体の開きを遅くしようと意図してるんだと思う。こういう構えだと待って打つことは可能だから右方向には打ちやすくなる。今日の2打席目なんかがまさにそう。
ただ、身体の開きを意識しすぎると引っ張った強い打球が打ちにくくなる。開幕直後なんかはまさにそうで、右方向へのヒットばっかりだった。
それが昨日のレフトスタンド中段へのホームランといい、今日の4打席目の三塁線を抜くヒットといい、そんな心配なぞどこ吹く風とばかりに結果で示してみせた。

そして野球ファンが小林の首位打者争いに沸く中、真打ち登場とばかりに打率369で首位打者に浮上。「小林?10年早いよ」「アルモンテ?誰だよ?」と涼しい顔で指定席を取り返した2年前のリーディングヒッター。これぞスターですよ。実に頼もしい限り。
本来は3番を打つべき選手なんだろうけど、やっぱ1番坂本もいいよね。ジャイアンツはことあるごとに起爆剤として坂本を1番に置いてきた歴史があるから、ファンも期待するしなんだか収まりもよく感じる。

それと今日は、4打数4安打で大差が付いた時点であっさりベンチに下げた采配にも感心。
そう、代わりのいないスペシャルワンだから大事に使ってやってくれ。疲労と故障さえなきゃ当たり前に3割打つ選手なんだから、秋まで見据えた選手起用でどうぞよろしく。
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これだよね。
うん、これですよ。しっくりきましたよ。

リアルタイムでは見られない管理人は、わざわざG+の再放送で智之の内容を拝見しました。
そう、これですよ。これがジャイアンツが日本に誇り、日本が世界に誇る大エース菅野智之ですよ。
鬼のように曲がるスライダー、ドーンと伸びるストレート。右打者の胸元をえぐるワンシーム。これですよ、この味ですよ。大将、ここのラーメン味が落ちたと思ったらしっかり戻してきたねえ。うん、これだよこれ。美味いったらありゃしねえ。

二塁を踏ませなかった時点で非の打ち所はないけれど、無四球とか特別三振が多い訳じゃないところが、去年何度も惚れ惚れした智之ならではのピッチング。
そして、「試合終わるの早いな」「球数どれくらいで終わるかと思ったら9回1イニングで21球か、そこだけもったいなかったな」と本筋とは無関係の訳のわからない文句を付けたくなるようなところが菅野デーなんですよ。あまりにすごくてつまらないところにケチをつけたくなる感覚というか。

チームも6連敗を完全に取り返す6連勝達成。
まだ勝った負けたはさほど気にしなくていいけれど、表ローテの菅野、裏ローテのどすこいがしっかり軸になって戦い方に余裕ができてきたのが大きい。カード頭を取れる可能性が高いし、3連敗はしないだろうという余裕がある。
ジェットコースターのような1ヶ月だったけど、この月末にきて実にいい感じなんじゃないですかね。
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あらいやだ、首位打者ですって。
開幕からずっと見て見ぬフリを決め込んできたけれど、いざこうして首位打者にまでなったらそうはいかないわ。ねえ奥さん?

と、ふざけたくもなる春の珍事。
いや、珍事かどうかはこれからの話で、まだ決め付けるには早いか。
2割そこそこが規定路線で「プロかおまえは!」となじられ、自動アウトと揶揄され続けてきた小林が2018年まさかの打撃開眼。

何が変わったのかと訊かれると、管理人も正直よくわからない。
ただ一つ、間違いなく言えるのはスイングスピードの向上。速くなり、力強くなり、球に振り負けなくなった。去年まではまるでピッチャーの打席のような緩いスイングが目立っただけに尚更その差が際立つ。

もう一人。全く同じことを岡本にも思う。
本音を言えば、重心を後ろに残し過ぎてるように見えて、ああいった打撃フォームはあんまり好きじゃない。「だからこそ飛距離が出るんだろ!」というツッコミはその通りだけど、これだけスラッガー的なフォームで振る打者が久しくジャイアンツにいなかったので少し困惑してる。
だけど、あのフォームでこれだけの結果を出せてるのは、他でもなくスイングスピードの賜物。それは認めざるを得ない。

バッティングとは非常に奥深く難解な代物だけど、基本的な真理としてスイングは速い方がいい。それは絶対的に間違いのないこと。
正直、小林がここから下降線を辿ることは間違いないと思うし、岡本もホームランはまだしも3割を超えることはないと思ってる。それでも、こうようやくプロのバッターらしく成長を遂げてくれた二人を見てるとうれしいし、このまま首位打者小林、打点王岡本の夢を見ていられたらそれはとても素敵なこと。ね?

最後に、今年この二人よりも遥かにスイングスピードが速くなった選手がいる。
管理人はこの選手の振りを見て「おおぉっ!!」と一人で騒ぎ、これは今年こそ化けると5年越しの夢を見た。
それが誰だかお分かりになるだろうか?
・・・答えはこの人。二人と違って出番は限られているけれどおまえも頑張れ。
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どうやったって今日の主役は藤浪くん。
甲子園を埋めた44,000人の関心ごとは、足掻き苦しみ殻を脱せないでいる虎の若きエースの投球内容のみ。

一野球ファンとして思う。敵でありながらもう痛々しさすら感じる制球難。それとは対照的にバッタバッタと三振を獲りまくる剛速球。見え隠れする才能は確実に非凡なものがあるし、これがいわゆるイップスなのかと、まるで見てはいけないものを見ているような思いにもなった。

痩身の若きエースの再生と死を同時に見せられ、言葉を失ったように固唾を呑むスタンド。
カメラが意図的に捉えるのは険しい表情の金本と、汗だくでうつろな目をする藤浪くん。
今日の舞台は阪神甲子園球場。東京ドームなら例え同じ内容でもこんな空気にはならなかったと思う。

東京ドームなら、カメラのフォーカスが当たったのはジャイアンツの若きエースにして球界ナンバー1エースの背番号19。
味方の攻撃時間が長過ぎてリズムを作りにくい中、きっちり淡々と試合を作って投げ抜き復活を印象付けた菅野こそが主役に変わる。

100点の菅野智之を何度か見てきている身としては、今日も完璧とは言えない。85点くらいかな。コントロールミスにもう少し注文をつけたい。
だけど、球威で押せてる。空振りが取れず粘られてもファールにしかさせない。集中打を食らって失点しても動揺することなく後続をスパッと切れる。球界ナンバー1エースのさすがの実力、力量をしっかりと堪能できた。

もう「今年の菅野はダメだ」なんて言わせない。
今日の主役は譲っても、今年もセリーグの主役になるのは菅野智之。頼れる大エース、帰還。
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19時までは会社から出られない管理人としては、今日は勝ってるかな負けてるかななんてことを考えながら18時以降スマホをちょいちょいチェックする。
幸いにしてJ:COMさんの動画配信を見られるもんだから、仕事に余裕があるときは遠慮なく生放送を見る。

・・・うん、すごく良く見えたんですよ。
会社で見てるもんだからもちろん音声はなし。無音で見る山口の球筋は非常に良く見えた。
ストレートは伸びてる。フォークのキレも素晴らしい。あぁ、今日は長いイニングを任せらるぞと確信した。

・・・ところが、会社を出て数十分後、帰宅したら逆転されてる。
ヒットも序盤でかなり多く打たれてるし、あれれとなんだか納得のいかない、釈然としない思いになった。

・・・あれ、やっぱりいいよ。
小さなスマホの画面でなく、テレビの画面でしっかり見てもそれでもやっぱりいい球投げてるよ。なぜだかスピードガン表示は135キロ前後を連発してるけど、どう見てもそれより10キロは速く見える球だよこれ。

これで抑えられない訳ないんだけどなあと思ってみてたら、「さすが管理人さん!素敵!さすがの慧眼です!!」と自分で自分を褒めたくなるどすこい完投勝利。だろ?あの球で抑えられない訳ないぞ。ワンバウンドするようなフォークで空振りが獲れるときって、そりゃもう相当にキレがあるときだもの。

この山口と高木の二人は、今年の開幕を非常に敷居の高い状態で迎えた。
高木が躓き二軍でも足掻いているのに対し、山口は結果で黙らせるとはこのこととばかりに、うまくスッとチームに入っていけたように思う。低迷するチームの中、自分が投げる日はおいそれとは負けないと、その背中で自分の立場を作ったように見える。

そう、これぞ自己責任。やらかして非難の矢面に立つのも、結果で自分がいかに有用な人間かを示してみせるのもプロとしての自己責任。良ければ褒められる、悪ければ叩かれる。一人のプロとしての矜持。
いいんじゃない?油断しないでその調子で来週もよろしくどすこい。

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人間は機械じゃない。
シンカーを覚えておかしくなったなら、そのシンカーを忘れるなり封印するなりすれば元に戻る。・・・なんてそんな甘いもんじゃない。ゲームのキャラならそんなことが可能でも、生身の人間じゃそうはいかない。野球だけの話じゃなく、サラリーマンだっていつもいつもベストのパフォーマンスができる訳じゃない。まして営業みたいに相手がある仕事なら尚更。自分のことで考えてもわかると思う。

それをここまで戻してこれる。ここに並みのピッチャーと大エースになる男との差があり、真摯に野球に向き合い努力を重ねてきた男の真価がある。これは素直にすごい。過去2度の登板内容を見て、今日ここまで復活してくるとは思わなかった。智之に心からごめんなさいしとこう。

江川が散々指摘していたように、ストレートは少なめで、決して絶好調という訳じゃなかったんだろう。
だけど、わずか一週間でここまで立て直してきたことが驚愕に値するし、今日はその内容とか組み立ては二の次でいい。
こと内容に目を向けたって、6回表のピンチを招いてからの三者連続三振に大エース様の真骨頂があった。安部はワンバウンドするかのような球にことごとく手を出し、逆に次の西川は明らかな高めの釣り球に思わず手が出る。キレと球威がなければあんなコースで空振りは取れない。管理人は今日は安心して見られたぞ。

うん、今日は二週間遅れの智之の開幕を祝い、頼れる大黒柱が帰ってきたことを喜ぼう。
おかえり、大エース様。

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いいよ、笑いたきゃ笑えばいい。
管理人だって、ネットの速報で1回表の5失点を見たときには爆笑したもの。
5連敗中のチームの全責任を負った先発マウンドに上がる身で、狙ったように5失点するとかこれはもういったいどういう冗談なんだ大竹よ。もう、一周回って爆笑したぞ。

こんなクソみたいな試合で、全ての巨人ファンが死にたくなるような試合で、それでも管理人が記事を上げようと思ったのには訳がある。

5回表、代わったばかりの田原のピッチング。
実況の「シュート回転して・・・」に対し、解説をしていた原の「シュート回転したんじゃなくシュートさせたの!」の切り替えし。
・・・なんかね、とてつもない愛を感じて泣けたよ。
BSだろうがCSだろうが見ている人は数十万人いや数百万人いて、それだけいる人の中には実況の言葉を真に受ける人もいる訳で、そこに上司として部下を守ってやる大きな愛をしっかりと感じた。
俺の部下はこういう意図でこういう狙いでしっかりと仕事をしてて、それを間違うことなく理解してやってくれっていう原の親心が見えた。

今の監督にこういう気概があろうか?
部下を守ってやり、矢面に立って戦う気骨がどこにあろうか?
チームを離れても尚それでもジャイアンツ愛に溢れ、共に戦った選手を立場は違えど守ってやろうとする原さんのジャイアンツ愛に涙が出たよ。
それとは逆に、今の監督は1ミリたりともジャイアンツに興味はあるのだろうか?

人は愛されたいし愛したい。これが世の中の真理。
それを体現してくれた背番号88が恋しいし、彼がベンチにいてくれたら、この暗黒の連敗地獄も糧と感じて前向きに思える。・・・ねえ原さん、あなたがジャイアンツに残してくれたものは、プラスの面だけじゃなく、こうして管理人みたいにいつまでもあなたの幻影を追い続ける亡霊をも生んだんです。
そして、あなたならこの局面に正面から対峙し、愛を持って難局を乗り越えてくれるものと思います。
原さん、願わくば来年1年戦う体力作りをしていてください。管理人はずっとずっとその夢を見ています。

 

 

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まずいな。これはもう本格的にまずいな。
これを読んでいただいている皆さんが思われているよりも数段深刻にまずい。やることを全てやってそれが必ずしも失敗だった訳でもなく、それでいてしっかり完膚なきまでに負けてるんだから救いようが無い。



今年のジャイアンツのストロングポイントは選手層の厚さ。
選択肢に乏しくストックの少なかった去年に対し、今年は投打共にベンチにタレントが豊富で、試合終盤のベンチワークにバリエーションが多い。



そして、今日みたいな阿部の使い方は大正解。
ここぞの場面でとっておきの切り札として出す。ドームが揺れるほどの「しんのすけー!」コールで、相手が萎縮して心理的優位に立つ。
今日はまさにこれができた。相手がビビッて押し出しのフォアボールを出したんだから、采配としても阿部の打席としても大正解。これが格であり名前であり貫禄。昨日の長野もそうだけど、今年はこういうキラーカードをどこで出すかの楽しみがある。


投げる方も然り。
クローザーのカミネロはともかく、上原、マシソン、澤村と今年は3つのピースをセットアップの選択肢として持ち、状況に応じて使い分けられる強みがある。

その観点でいけば、今日はやることをやったんだよ。やるべきことをやった上でその選択を誤ったのはもう監督してのセンスの問題だ。
阿部はよかった。だけど、最後の打者は大城じゃなく長野を出すべきだったんじゃなかろうか。左右の問題じゃなく、どっちが相手にとってイヤか、どっちが引き出し豊富かを考えたらわかるんじゃなかろうか。
マシソンはよかった。だけど、その次の澤村が燃えたときに、あまりにも後手で見殺し状態すぎる。信頼して1イニングを任せて送り込んでるのはわかるけど、その計算が崩れたときにあまりにも無策で対応が遅い。

初めの話に戻る。
やるべきことをやった上で、あえて悪手をチョイスしてこんな試合を作ってくれてるんだから、そりゃもう事態は深刻だ。改善の余地が見えないというか、なんかもう根本的な問題の気がする。
ベンチだけじゃなく、先発の打順だってそうなんだよ。こうも拙攻で得点力が低い中、それでいて個々の打率は特別に低い訳でもない中、何か考えるならその並びに他ならないんじゃないかと思うんだけども。



・・・まあ、とても疲れました。
最後に今日の球場グルメは石川のダイナマイトチーズバーガーです。現物の写真が食いかけで申し訳ないけれど、食べる前に撮ろうとしたらレタスしか見えない感じだったのでご容赦あれ。
味は見たまま。実にザ・チーズバーガー。350円・・・、いや400円でも満足かな。だけど、さすがに650円はないわ。ハンバーガー1個で650円ってどこの相場なんだそりゃ。

そして、このチーズバーガーもそうだけど、今年から石川くんのグッズが大量生産されてる。坂本や菅野といったトップ選手に並んで、ありとあらゆるグッズが量販されてる。
・・・巨人ファンならわかると思うけども、「やるなら去年やれ」と声を大にして言いたい。対応が遅いにも程があるし、ようやく愚の骨頂みたいな会議を経て大量生産するようになったんだろうけど、いざそうしたときに石川くん本人が一軍にいないとかもはやコントみたいに滑稽だ。こういうところはカープに10年遅れてると思う。

なんか監督も球団も同じで、後手で保守的な感が否めないんですよ。
もう少し上手くやったら結果は違うし、上手くやっている相手がすぐ側にいるもんだから余計にそう感じる。それが旧態依然とした伝統あるチームの弱みであり、その中で育ってきた監督に欠けている部分でありと感じてしまう。そんな感じですかね。
まあ、ホントに疲れましたですハイ。
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管理人は長野は特別な選手だと思っている。
「その他大勢」に区分される扱いじゃなく、いわゆるスペシャルワンとして見る選手で、比較対照されるのは阿部であり坂本であり、そういう重さのある存在だと思っている。

その長野が足掻き苦しんでいる。
打率は1割台を彷徨い、スタメンすら確約されていない準レギュラーの扱いに甘んじている。

そして何よりも悲しいのは、それが話題にすらなっていない事実。
あぁ、長野は今年もダメか、春の長野は期待できないもんな、とファンの間ですら「仕方がないこと」として片付けられている。その他大勢の凡庸な選手と同じ扱いどころか、その後塵を拝するくらいの位置づけに収まってしまっている。

だから、管理人は泣いた。
今日東京ドームのスタンドで泣いた。この前ドームで泣いたのはガッツさんのサヨナラホームランのときだったから5年ぶりになるのか。
代打で長野が出てきたときの高揚感。そして、彼の真骨頂である右打ちでライトスタンドに叩き込んだホームランに涙が出た。そうだよ、これでこそ長野だよ。これでこそスペシャルワンだよとしびれた。



・・・それがこうなる。
上原一人を責めるのはお門違いだし、変に遠慮して打たれるまで代えるに代えられないように見えたベンチにも問題は大有りなのだけど、いずれにせよ引いたのは見事なまでのハズレくじ。感涙に咽んだ天国からあっという間に地獄に叩き落とされた現実。

なんだろう。ここで「澤村だったら」、「マシソンを出していれば」を語りたいんじゃなく、なんというか監督のとことん「もっていない感」に笑ってしまう。いや、笑ってる場合じゃないことくらい百も承知だけれども。

立岡の暴走、亀井の走塁死を叩きたい気持ちもわかる。だけど、今日の試合の中でゲレーロの決死のタッチアップがあったり、立岡の一塁ヘッドスライディングがあったりしたのもまた事実。吉と凶は表裏一体。凶を恐れて無難なプレーをするくらいなら、叩かれるくらい思い切りよくやってくれた方がいい。


だから、今日はこういう日だと思うことにする。
そうでも思わないとやりきれない。管理人の涙を返してくれと八つ当たりもしたくなるところだけれど、これも野球。いや、これこそが野球なんだと思う。



それと、今年初の球場グルメは亀井さん弁当。
・・・うん、美味かった。鳥の天ぷら(右上)、味付け濃い目のカリフラワー、ポテトをつまみながら、メインにするのは牛タンご飯(左上)、鮭フレークごはん(左下)、そばめし(右下)の三種の炭水化物。一つの味に偏らず、バランスよく食べられた気がする。

さて、今日は今日。明日は明日。切り替えていきまっしょい。
予告先発吉川光がアナウンスされたとき、驚くくらい巨人ファンが無反応で管理人は笑ってしまったのだけど、それでも明日はやってくる。
明日も管理人は外野席。いい加減勝てジャイアンツ。頼むでマジで。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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実は言うほど悪くは見えない。
去年のフォームが記憶から薄れてしまっているせいか、何が変わって何が原因でこんなことになっているのかは正直よくわからない。

悪くない球もある。キレよく曲がっているように見える球もある。
わかりやすい部分として確かにコントロールは良くないけれど、見方としてはこれほど制球を武器にしてきたピッチャーが、なぜこんなにもコントロールを乱すようになったのかと捉えるべし。
じゃあ、寝て起きて明日投げたら制球力は戻っているのかといえばそうじゃなく、やっぱり何かしっくりきていない部分があっての結果と理解すべし。

そうなると、言われているようにシンカーを覚えて、そこで全体のバランスを失った説が俄然説得力を持つ。
握りの感触、肘から先の使い方。一つ新しい選択肢が増えたことで、既存の物に異変をもたらしている説がそれっぽく聞こえてしまう。確かにピッチャーってのはそれだけ繊細なものだから。

だけど、まだそれでもなんだか管理人にはしっくりこない。
抜けた球、逆球が多くなり、去年まったく見られなかったエースの姿に戸惑いながらも、まだここから立て直せるように感じてしまう。なぜならオープン戦で見た菅野は本当にいい球を投げていたから。
相当な修正が必要であろうとは思う。これだけ意識の高い選手だから眠れない一週間を過ごし、周りが騒ぎ立てる以上に本人は深刻に捉え改善に努めてくると思う。
予定通りにいけば来週は慣れた東京ドームのマウンド。相手にとって不足なしのカープ打線が相手。ここにどう仕上げてくるかが今年一年を占う大きなポイントになるね。
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どうやったって異常なムードの試合。

豪腕復活が実現して抑えたらもちろん主役は松坂。
火だるまになって無様な姿を晒しても主役は松坂。
そして、今日みたいに微妙な結果になってもそれでも主役は松坂。

もうどう転んでも主役は松坂と前もって決められていて、こっちの立ち振る舞いがどうあろうが、松坂の引き立て役にしかなり得ない異様な試合。だってもう実況も解説の金村も「よく投げましたねえ」「よく抑えましたねえ」って、まるで引退試合モードなんだもの。アウト一つストライク一つで騒がれたらやりにくいったらありゃしない。

そんな浮き足立つ試合なもんだから、どうもいまいちペースが掴めない。流れを手中にしているんだかいないんだかわからないまま、押してる割に点が入らないイヤなペース。

そうこうしてるうちに澤村が掴まり1点差。この場の空気に呑まれたような試合をビシッと押し戻し、地に足が着いたリズムに修正してくれたのがマシソンであり上原だったと思う。
なんかおかしいまま、どこか納まりが悪いまま進んでいた試合を、この二人の好投が軌道修正してくれたように感じた。

それと、よそのことだからあまり言わないけど、松坂のピッチングにそれほど感じるものはなかった。
もともとタイミングの取りにくいフォームだし、緩急が効果的に作用していたのは事実だけど、正直このレベルでいいなら他にいくらでも代わりはいる。ソフバン時代があまりにあまりだったから、こうして普通に投げられただけでニュースになるのはわかるけど、この内容で、じゃあ今年順当に勝ち星を重ねられるかと訊かれたら、管理人は間違ってもYESとは言えない。まあ嫌いな選手じゃないし、確実に一時代を築き上げ、野球界における一つのアイコンにまでなった選手だからこれ以上言わんけど。
まあ、頑張れ松坂。そして松坂世代のジャイアンツの18番、栃木の25番。おまえらも松坂に負けず頑張れ。
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若手社員が活き活きと働き結果を残せるようになるのは、それズバリ本人の資質に因る部分だけでなく環境に左右されるところも大きい。

いくら期待のホープでも、いきなり一番の矢面に立たされるんじゃキツイ。
逆に「所詮ペーペー」が前に出過ぎてもやりがいに欠ける。人間、大きなところを任せられている自信を持ててこそ芽生える自覚もあるというもの。
そのバランスが整ったとき、期待のホープは光り輝き、組織の中でいわゆる世代交代が起こる。

クリーンアップを任されてる訳じゃない。
チームの中心には頼れる坂本キャプテンがいて、外様であれ外国人であれ実績十分なマギーとゲレーロがいる。
だけど、まだまだひよっこと軽く扱われてる訳じゃない。
チームのレジェンド阿部先輩を差し置いてスタメンでファーストを守り、自分より下位にはタイトルホルダーの長野さんがいる。

・・・うん、この環境はベストだと思う。
伸び伸びやるにも、責任と自負を持って戦うにも、どちらにも適してる。申し分なくいい環境だと思う。
そして、ただ振り回して、若さに任せて暴れ回るだけじゃなく、今日の7回表に出た合わせるようなライト前ヒットに明らかな成長が見えた。持っている能力をためらわず出せる余裕が見えた。
試合の流れとしてもあそこがターニングポイント。3点取られて迎えた攻撃でノーアウト2塁のチャンス。それが2アウトになり、このまま無得点で終わるか1点入るかには雲泥の差があった。

岡本よ、もっと自由に伸び伸びとやれ。
先輩たちの陰に隠れていられるうちに少しでも多くを吸収して、いい意味でも悪い意味でも経験を積め。10年前の坂本がそうだったように。
そして、チームがこの素材を上手く活かしていけたら、その先には今の坂本と同じくらいの輝きがあるのかな。それを楽しみに-・・・

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管理人は土日仕事なので週末の試合は見られない。

昨日はスポーツニュース、今日はG+の再放送を見た感想。

・・・岡本にジャイアンツの未来を見る思い。それはよくわかる。
・・・上原にジャイアンツの伝統を見た感慨。それもよくわかる。

だけど、管理人の心に留まったのはその二人じゃない。
帰ってきた背番号15。澤村がいてくれることで継投がグッとラクになり、結果余裕をもった試合運びができてる。それが目に留まった。
考えてみればいい。今日の6回表、スパッと野上を代えるような采配は去年まったく見られなかった。それはマシソンしかまともなリリーフがいなかったブルペン事情であり、能力不足だったベンチワークでありだけど、今年早くもその部分において改善&成長が見られた。

更に考えてみればいい。
澤村は年間200イニングを投げた実績があり、クローザーとしても2年連続30セーブを挙げた実力者。忘れがちだけどそうそういないレベルの一流ピッチャーだ。
それがなんでもない6回7回にセットアップで出てくる2018年ジャイアンツの懐の深さ。上原が騒がれ、マシソン、カミネロに目が向く中、こういう役割をこのレベルの選手がこなしてくれることがどれだけありがたいか。試合運びをラクにし、戦いやすくしてくれているのは紛れもなく澤村の存在だと思う。

リリーフの選択肢がマシソンしかなかった去年に比べ、上原、マシソン、澤村の中からチョイスできて並べ替えができる2018年。うん、ちょっと光が見えてきたかもなあ。


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まあ、落ち着きましょうや。冷静になりましょうや。

オープン戦で優勝なんてしたもんだから外野は妙に盛り上がってたし、解説者陣の順位予想でも意外にもジャイアンツ優勝が多かったもんで、なんだかのぼせ上がって夢見てた。2月くらいまでは今年もダメだろうって空気が支配的だったのに、なんだかあれよあれよと世論に釣られていけるような気になってた。

・・・そんなジャイアンツファン多いでしょ?
そこに冷や水をぶっ掛けるような開幕戦。エースはらしくないピッチングで燃え上がり、打線は去年のデジャヴのような貧打祭り。
まざまざと現実を見せられ、夢も酔いも醒め叩き付けられる2018年のリアル。


でも、管理人はこれでよかったと思ってる。
いずれ剥げるメッキなら早いとこ剥げりゃいい。
20勝を目指す菅野でもこうなることもある。昨日今日出てきた若手がそう簡単に打てるはずもない。これを踏まえて、自分の立ち位置を見つめてチャレンジャーとして戦っていってこそ2018年ジャイアンツ。王者でも球界の盟主でもなく、ジャイアンツは一球団にしてチャレンジャー。それを理解するいい試合になったと思う。
そう、ジャイアンツは挑む立場。驕ることなく上を目指し、胸を借りる立場。

そして、今年もこの季節が来た。
勝った負けたどころか、打った抑えたに一喜一憂し、まるで自分のことのようにジャイアンツのことを捉え、チームと共に笑い共に泣き一緒に歩く季節が来た。
東京は例年よりも早い桜で既にもう散り始めているけれど、今こうしてしみじみと思う。あぁ、今年も春が来た。

 

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人の気持ちとは勝手なもので、180度相反する2つのことを同じ強さで思い得る。

・犯罪者に更生の機会は与えられるべき

・犯罪者は一生そのレッテルを背負って生きるべき

管理人の高木京介に対する思いも、可とする気持ち否とする気持ちで揺れ動き、愛憎半ばにして今じゃもう真ん中で固定され何も思わない境地に達している。

とはいえ、今こうして支配下登録されまた今シーズンマウンドに立つ京介を見たときに何を思うのだろう。
よく言われている笠原や松竜との違いについては、そこを本人に問うてもお門違いだし責めたところで仕方がない。
それはもう裁いた方の問題だし、京介本人でもジャイアンツ球団でもなく、それはもうNPBに言ってくれという話。
京介本人は野球以外の道もありながら、それでも茨の道を選び、あえてまな板の上の鯉になる覚悟で戻ってきたプロ野球の世界。

だから、普通に見てやればいい。
フラットな気持ちで評価してやればいい。抑えたら褒める、打たれたら叩く。他の選手と一緒に扱って、一人の野球選手として見てやればいい。
きっと甲子園やマツダじゃとても電波には乗せられないヤジが飛ぶだろう。チームメイトとの関係も昔のまんまとはいかないだろう。
針のむしろの中でチームの勝利に貢献したら、それはもう惜しみなく拍手と歓声を送ればいい。そこに弱い者に味方する判官びいきな思想は持ち込まず、あくまで冷静な目で使い物になるかならないかだけを見てやればいい。

「よく帰ってきた」なんて言わない。言っちゃいけない。これは決して美談にはなり得ないアンダーグラウンドな話。

抑えられるなら抑えてみせろあの頃のように。それができなきゃ早く辞めろ。

管理人はそう思ってマウンドの57番を見ることにする。
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実はそんなに好きじゃなかったんだよな。

同い年ということが災いしたか、管理人はジャイアンツのエースとして着実に実績を積み上げる彼にそれほどの思い入れは持てず、どこか他人事、どこか遠くを見るような思いで背番号19を見ていた。

管理人の心境に変化があったのは2007年。
その年の上原は故障で出遅れたこともあり、それまで順風満帆でキャリアを重ねてきた彼が先発の座を捨てクローザーになることになった。
・・・この年の9回に上原が出てくるときの高揚感は今でも覚えてる。
エースがクローザーになってくれた。まっさらなマウンドに上がるのが当たり前だった上原が、チームの危機を救わんと、望まない役目を引き受けてくれている。ここで初めて特別な思いを背番号19に対して抱いた。

翌2008年。
このブログがいよいよジャイアンツ色を帯びていく中、背番号19は苦しみに苦しみ抜いていた。
ジャイアンツファンならきっと覚えているはず。らしくないピッチングが続き、投げればKOされる屈辱の日々が続いた上原。
この年の上原が初めて生身の人間に見えた。収入が二桁違うテレビの中の遠い存在じゃなく、ようやく苦悩するクラスメイトに思えた。

そういう紆余曲折を経て、愛と思い入れを持って見つめた選手だからこそ思う。
菅野の前のエースは上原浩治その人。その間にいた内海じゃ物足りない。それだけの格というものが上原にはあったし、今菅野に対して感じる思いもまた同じ。

・・・うん、おかえり。
そしていろいろあっただろうけど、またジャイアンツに戻ってきてくれてありがとう。
長いキャリアの晩年、燃え尽きる場所を間違えずに選んでくれてありがとう。

意外にメジャーから戻ってきた選手が古巣に帰った例は多くない。
だけど、その多くない例の中でカープの黒田フィーバー、今年のヤクルトの青木に対する歓迎ぶりを見たら答えは出てる。みんな浪花節の復活劇が見たいし、また同じユニフォームを着ている大功労者を見るだけでそこに言葉は要らない。

上原、最後の最後まで燃え尽きろ。看取ってやるから燃え尽きて前のめりに死ね。愛してるぞバーカwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さあ、キャンプレポート第2弾。亀井ギャルことおばちゃんこともぐさん、ありがとう。



亀井さんが二軍ということもあって今日も二軍のレポート。
でも、なんというか今日発表になった沖縄組(つまりは一軍)のメンツを見ると、二軍を見た方が見どころもあって楽しいように感じてしまうのもまた事実。
無理に今だけ一軍に入れてるような若手を見るより、テーマをもって調整してるベテランや、今シーズンの復活に賭ける実績十分な選手を見てる方が中身あるよね。

ちなみに、上の写真で亀井さんのバッティングピッチャーを務めているのはなんと片岡コーチとのこと。ほら、二軍だとこんな楽しみ方もある。



左が石川、右が山口鉄と脇谷。まあタレント豊富だこと。



そして亀井ギャル今日のベストショット。これぞまさしく復活を期す実績十分な男澤村。
今年は澤村が働いてくれないとブルペン事情的にもキビシイし、澤村本人もさすがに立場が怪しくなってくる。変に腫れ物的な扱いにならないためにも早い段階で投げさせてほしいんだけどな。

さてさて、そんなこんなで一軍は沖縄へ向かったけれども、例年と違い宮崎にまだまだ見どころが残った今年のキャンプ。亀井ギャルからの第3弾レポートはあるのでしょうか・・・。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さてさて、まだ2月4日ではありますが、本ブログ読者の自称「亀井ギャル」こと俗称「宮崎のおばちゃん」もぐさんから届いた宮崎キャンプレポート。
おばちゃ・・いや亀井ギャルは仕事が変則的なシフトになってしまい記事を書き上げる余裕がないとのことで、今年はいただいた写真の羅列になりまする。




亀井ギャルはその名の通り亀井ファン。
今年の亀井さんは二軍スタートとあって、当然のごとく二軍キャンプ地を訪れたもぐさんなのでした。
まあ、二軍といっても亀井さんの他にも内海、澤村、大竹、宮國、山口、脇谷、中井、石川、立岡なんかがいる訳で、見ようによっては一軍よりも豪華なメンツ。これだけタレントがいると退屈しないわな。



そして愛のこもったベストショット。打つ瞬間の亀井さん。




せっかくだから二軍だけじゃなく一軍も見に行けやー、と管理人にせっつかれて一軍キャンプに移動してくれたもぐさん(なんでも一軍キャンプ地と二軍キャンプ地は徒歩15分程度なんだそうだ)。

おばちゃ・・、いやもぐさん今年もありがとうございました。
第2弾第3弾も余裕があればお願いします。今年は文章書かなくていいので見に行く機会があればまた写真送ってくださいな。

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今年の冬は寒い。異常に寒い。
東京にみぞれまじりの冷たい雨が降る中、テレビの中ではプロ野球キャンプインのニュースが流れる2月1日。管理人も久しぶりにチャンネルをG+に合わせ宮崎キャンプの模様を見た。

今日からまた今年も野球が始まる。
外が身も凍るような気候じゃとてもその実感は持てないし、今年はここからまだ冬季オリンピックに話題を持っていかれるだろうけど、今年もこうして2018年のジャイアンツ号はスタートした。

・・・今年はどうなるのかな。
単純に机の上でそろばんを弾けば去年よりも弱くなってる気がしてしまうんだけど、まだそれを言うには早すぎるよな。60年目の宮崎キャンプ。みんなケガなく頑張れ。

野球ファンにとっては今日こそが新年の幕開け。
皆さま、あけましておめでとうございます。ジャイアンツと村田さんに幸あれ。
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