まだ「行方不明事件」と言わなきゃいけない江東区のアレ。
「そこに女がいたから」の理由に、風呂場で展開されたであろう地獄絵図に寒気がします。
で、新築早々にこんな事件が起きたこのマンションは、いったいどうなってしまうんでしょうか?
事が事だけに、近所の人なら完全に特定できるくらい報道されちゃってますし、今後の重説でも触れなきゃいけなくなるでしょう。
オーナーさんも不動産屋も頭抱えてるんだろうなぁ、と思うと他人ごとじゃないです。
当事者に配慮して多くは申しませんが、ホントに絵に描いたようにそうなっちゃうんです。
あまりに残虐な事件が多いので、おそらく多摩地区以外の人にとっては既に「ああ、そんなのもあった」化してるであろう、立川のストーカー警察官がホステスを殺して自分も自殺した事件。
そのホステスが勤務していた店は、事件から約1ヶ月で閉店し、跡地は今も空きテナントです。
で、昨日の「時事通信」ニュース
東京都国分寺市で昨年8月、警視庁立川署巡査長が知人女性を拳銃で射殺し自殺した事件で、現場アパートの大家だった男性が、借り手がいなくなりアパート取り壊しを余儀なくされたとして、東京都を相手に約2520万円の損害賠償を求める訴訟を29日までに東京地裁八王子支部に起こした。
訴状によると、アパートは1984年に建築され、2004年4月にリフォーム。少なくとも今後10年間で計約1800万円の賃料収入が得られた。しかし事件後、賃借人が「事件のあったアパートには住むことができない」と相次ぎ退去。建て直しても、事件を入居希望者に重要事項として説明せざるを得ず、新規賃借人は見込めなくなった。
また、現場となったことで、警察への捜査協力に加え、殺到したマスコミへの対応に追われたなどとして、慰謝料100万円も合わせて求めた。報道されなくなった後も事件は続いてます。
被害者ってのは、亡くなられた人だけじゃないんです。
「職業柄」と書いといてなんですが、オーナー業、不動産業だけでなく、賃貸分譲問わず集合住宅に住む全ての人が巻き込まれ得る問題です。その視点で見ると、犯人に対する怒りも憎さも100倍増。
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