悔しいですね。まずは試合内容から。
後手に回った感は否めず。
もう同点に追いつかれたのは仕方がない。あれは片岡がすごい。
問題はそこから先。
片岡がホームイン、すぐにファーストに投げて中島はアウトにした。これって結構な幸運。この手のプレーは、ファーストもセーフになってランナーが残ってしまうことが多いのに、2アウトランナー無しの状況になった。
ここで中村に敬遠気味のフォアボール。ポイントここですよ。
確かに次のバッターは控え捕手の控え。ただ、越智は動揺して気落ちしてたし、流れ的にランナー溜めるのは得策じゃなかった。
「8回最初から豊田か山口」の指摘も多いようですが、それは結果論。投入するならここでした。
で、何回でも言いますけど、中村は打てないよ。バッティングを根本から変えない限り、「落ちなかったフォーク」と「甘く入ったストレート」を待つだけのバッター。
で、このシリーズ当たりに当たってる、小汚い長髪の平尾にしてやられました。こういうラッキーボーイはバカにできないんですよ。流れ、勢い、ツキ、そういうものが大きく影響するのが日本シリーズ。打つ打たないの前に、この局面で打席が回ってきてることがラッキーボーイのツキ。ベンチも、ここでイヤな雰囲気を察知したと思うんですが・・・。
打つ方もひどかった。ただ、まあ相手があることだから仕方ない。(なぜに谷が冷遇されてんのかは疑問が残りますがね。これじゃ谷FAしちゃうんでない?)
阿部が守れれば、由伸がいれば、とか言っても仕方ない。それは向こうも同じ。
しかしながら、「スンに見切りをつけてれば・・・」の思いは残りますねw 見事なまでに置物状態。打てそうにない、でなく、バットに当たりそうにない状態でした。スンがシーズン終盤、特に阪神戦で結果を出してくれて、それで勝てた試合も多いことは事実です。だからバッシングする気にはなりません。でも、あんな状態なのに、無理に使うなやw 代打起用の方が本人にもよかったんでないかね?
あのまま2安打で逃げ切れる雰囲気でなかったのは事実。だからまあ、中盤から握られっぱなしだった流れが、収まるべき方に収まった感じもします。
だから来年がんばろ、来年。全部成し遂げたんでなく、宿題が一個残って、来年やるべきことが明確になったと思えばいいよ。
この約2ヵ月間、本当に野球の面白さ、すごさを教えてくれたジャイアンツに感謝です。
ペナントの阪神。9月19日~21日のドーム3連戦。特に初日の異常な雰囲気w そして10月8日の決戦。阪神はファンも熱いから独特の空気の中でやれた。首位に並んでからも、阪神がなかなか諦めてくれず、毎日ゲーム差、試合予定とにらめっこしてた日々は忘れません。
CSの中日。ペナントでいいとこ無かったチームがなんでこんなに強いんだw と、呆れました。6番にノリ、7番に井端、イヤすぎるわw 今年は絶対に勝たにゃいかん、の意識も強く強くあって、毎日吐き気をもよおすほどの激闘。初戦の決勝逆転タイムリーで血の気が引き、3戦目クルーンがノリにぶつけた瞬間ホントに吐きそうになりましたw どこか「お祭り」的な日本シリーズと違い、ホントの真剣勝負。負けたらシャレにならないすごい空気でした。
で、
日本シリーズの西武。予想通りいい打者が3人、いい投手が2人いた。だからある程度想定通りのチームだったんだけど、片岡と岸が予想より遥かにいい選手だった。この2人に翻弄された。5戦終了時までは完全にジャイアンツペースだっただけに、やっぱりちょっと悔やまれる。
振り返ると、ホントに楽しい2ヵ月間でした。こんなに熱くなって野球を見れて、毎日一喜一憂して、ハラハラしたり、大喜びしたり、これ以上ないくらい楽しませてもらいました。神宮での優勝の瞬間にも立ち会えたし、CSも2回、日シリも2回観に行き、本当に充実した日々でした。
原に、ナインに、オレンジタオルを振り回した全ての人に感謝です。
また来年、一緒に熱く戦いましょう!
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