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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。おい琥珀、5月のコメント今気づいたぞごめんなw     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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神宮球場でのこのカードは何かが起こる。
数年前は頻繁に言われてたそんなジンクスを思い出した大逆転劇。
序盤はルーキー同士の投手戦で、ホームランで逆転&逆転だから、今日観に行った人は楽しかっただろうね。

ただ、今日の菅野くんに一つ注文をつけるとすれば、アウトコース低めの制球力。
カットでもスライダーでも低くなり過ぎてボール判定されることが多かった。彼のスタイルからすると、右打者には内へのワンシームと外への変化球のコンビネーションが生命線になるんだろうから、両輪がしっかり揃ってない感じであまりいい出来には思わなかった。6イニングで奪三振3がその証拠。
今日の審判が高めに甘くて低めに厳しいのもあった気がするけど、強風も相まって今日は結構マウンドで苦戦したんじゃないかと思う。バレンティンにあまりにも劇的にやられてもうたからそこにばっかり目が行くけど、ちょっと過去数回に比べると良くなかったかな。
でも、仮に良くなかったとして、これだけ試合を作れるのは立派の一言。これこそが澤村に求められる点なんだよな。

さて、明日は管理人も神宮で観戦予定。楽しみ楽しみ。
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今年の石川は本当にすごいと思う。前回とまるで同じようにやられてしまったけど、不思議と悔しさよりも石川を褒めたくなる。
あれだけコースに出し入れされて、次に何が来るんだか読めない配球されたらそりゃあ打てんよ。今までは「ヤクルトの左」イコール村中で、カツオにはそんなに苦手意識はなかったんだけど、ちょっとこの二度の対戦は苦手だなんだの前にカツオが素晴らしかった。あんなもんどこのチームだろうと打てないわ。
東京ドームのときよりもストレートが多かったようだけど、配球表ではストレートになってても実際はツーシームだったりカットだったりしたのもあった気がする。それそのまま日本テレビとフジのレベルの差だね。

ボウカー骨折離脱でいきなり下位打線が心許なくなって(二軍で調子いいのになんで谷を上げないかね?)、その下位打線がなんとかなんとか繋いだ7回で追い付きたかった。
バーネットも松岡も増渕も押本もいないリリーフ陣を打てなかったことも惜しまれるけど、今日は流れからいってやっぱり7回だったかな。
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いやー、巨人戦終わった後に見始めたヤクルト―広島戦があまりにもあんまりで見てて疲れたw スコアだけ見れば大接戦のシーソーゲームだけど、拙攻と投壊のオンパレードですんごい試合だった。なんか、巨人戦の記憶どっか行ってもうたw

・・・気を取り直して巨人戦。
今日みたいなのが、澤村が追い求めて理想とするピッチング。ストレートでグイグイ押して、バッタバッタと空振りを獲る見ていて気持ちいいパワーピッチ。ストレートが走っててそこにタイミングを合わせざるを得ないから、緩急を付けたスライダーも効果的に活きる。今日はホントに狙い通りの仕事ができたんじゃなかろうか。

いいときの澤村は、ボールが走ってる時の澤村はこれだけのピッチングはできる。年に何回かはこのレベルで投げれてるし、不振だった去年でも春先と秋口には今日みたいな試合があった。潜在能力が高いのは誰でも知ってる。

ただ、この芸当ができてしまうからこそ、このストレートでゴリゴリに攻める快楽から逃げられないんだよな。だって、ピッチャーたるものこのピッチングができたら気持ちがいいに決まってるし、澤村の美学がこれなんだからその充実感たるや想像に難くない。
でも、調子がいい時にこれができてしまうが故に、常にこれを追い求めてストレートの出来が全てを決めるピッチャーになってると思うんだ。調子が悪い時のシフトチェンジというか工夫が見られないから、球が走ってないと序盤で炎上する。で、一年終わってみたら10勝10敗みたいな感じになってる。一年目の年はまだ調子によって組み立てを変える工夫があったけど、年々常にストレートゴリ押し感が強まってきてる気がする。

毎試合毎試合今日みたいな球が投げられればいいけど、長いシーズンそんなことは絶対に無い訳で、こういう内容の次の登板こそ真価が問われると思うな。次は前倒しして名古屋かな?ドームでのカープ戦の頭かな?楽しみにしてるよん。
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いやぁ、嫌な空気の試合だった。帰ってきたら既に8-1の大量リードの状態だったんだけど、楽勝のはずが見てるうちにどんどんおかしな空気になっていった。

ベイスのいわゆる「追い付かない程度の反撃」はある意味お家芸なんだけど、今年は本当に追い付かれそうな雰囲気がある。かなり強くある。選手が全然諦めてないし、必死に食らいついてこられる感じがして気味悪い。
それを可能にしてるのはブランコの存在なんだろうし、若手も目の色がまるで違う。今年はホントに3位くらいはあり得るんじゃないだろか。

で、ブランコ怖過ぎ。アウトコース低目をいとも簡単にスタンドインされたら投げる球が無い。最後の敬遠は非難されそうなとこだけど、今はマジで勝負しようがないんだもの。内村のセーフティーから嫌な予感がしまくってたから、あそこはフォアでしょうがない。

・・・いやぁ、しかしソトが7個も四死球くれて、そのおかげで8点も取れてたから逃げ切れたけど、普通に序盤で5点差くらいで余裕こいてたらホントに危なかったよ。
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①マエケン登板回避残念。②菅野くんはやっぱりすごい。③エルドレッドごめん。
試合についてはこれで終わり。だって、雨がひどくて明らかに集中力がないんだもの。週末とはいえ、悪天候のときは無理にやるもんじゃないよ。

そんな中、ホールドの日本新記録を達成した我らがリリーフエース山口。
数字を見るにつけ本当に頭が下がる。

07年 32試合 25回1/3  2勝0敗 2ホールド0セーブ
08年 67試合 73回2/3 11勝2敗23ホールド2セーブ
09年 73試合 78回     9勝1敗35ホールド4セーブ
10年 73試合 88回2/3  8勝3敗20ホールド5セーブ
11年 60試合 61回2/3  5勝1敗25ホールド2セーブ
12年 72試合 75回1/3  3勝2敗44ホールド5セーブ

これに今年の5ホールドを加えて154ホールドの日本記録達成。
特筆すべきは、近年常に登板数よりも登板回数が上回っている酷使っぷり。ワンポイントとかでなく、イニング跨ぎも当たり前で、常に1イニング以上投げてることがデータからもわかる。

で、セーブと違って、ホールドは投げてる途中で味方が逆転して勝ちが付くことも多い。だからこそ、山口も救援勝利が37もある。中継ぎとしての評価をするなら、単純にホールドだけでなく救援勝利も足したホールドポイント(HP)の方が適切だと思う。ちなみに山口はこのHPでも1位なんだけどね。

豊田や林と投げてた頃、越智と並んで語られていた頃、クルーンにバトンを渡すべく投げまくっていた頃、久保に繋ぐべく投げていた頃、そして今、西村に最後の襷を渡すべく山口は投げている。ここ数年山口がいかに貴重な存在だったかは言うまでもないし、巨人ファンよりもむしろ他球団ファンの方が彼の存在の大きさを認識してるんじゃないかと思う。
本当に山口に助けられて、山口におんぶに抱っこで戦ってきたこの5年間。こういう記録が生まれたときくらい、彼の存在に感謝して、今一度彼の大事さをしっかりと理解すべき。47番のユニフォームを着ることも多い管理人は心からそう思う。
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昨日熱出して早退した坂本が満塁ホームラン。今日はお休みモードでベンチスタートの阿部が代打3ラン。もうこれだけで「圧勝」と表現していい試合。
おまけに寺内が3安打で、脇谷とのセカンドレギュラー争いが更に熾烈なものに(藤村・・・)。いいことばっかりの楽勝ムードで、余裕をもって見られた試合。

ホールトンは毎度毎度の不思議なピッチング。130キロ台の割には伸びてる方だけど、それほどストレートに威力がある訳でもないし、コントロールは悪い部類。今日も高めに外れた球、高めから真ん中付近に落ちてくる変化球多数。
スライダーやチェンジアップがゆらゆら揺れるので打ち気をはぐらかされるというか、待ちきれなくて打たされるというか、そういう緩急とバットの芯を外す技術が持ち味なんだろうけど、まあホントに不思議なピッチャーだ。

昨日の負けはどこへやら、まるで何事も無かったかのような切り替えで勝てたことが素晴らしい。この時期はとにかく連敗しなきゃそれでいい。2勝1敗で十分だし、状況によっては1勝2敗でも全然いい。
明日は注目のマエケン対菅野。なんか勝ち負け度外視しても楽しみな対戦だやね。
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この試合のポイントはただ一つ、「巨人打線が榎田を苦手にするか、前回の雪辱で攻略するか」だったんだよな。
それを初っ端から先制を許し序盤で大量リードされたら、そのポイントも霞んで榎田がラクにスイスイ投げる展開になるわな。3回表で4-0になった時点で8割方負け、その裏フォアボールだデッドボールだでもらったチャンスに点が取れなかったとこで試合は終わった。

「筋肉バカ」こと澤村は、この試合でいったい何を学んでくれるだろうか。今日の阪神打線は明らかにストレート狙いで来てた。早いカウントから積極的に振ってきてた。それに対し、まったく空振りの取れなかった今日の澤村。ストレートで空振り取れたの全部で何球あったかね?
今日の出来が良くなかった、って片付け方もできるけど、どんなに球が速くてもそれだけじゃどうにもならないんだよな。低め低めに投げてた榎田と比べるとえらい差があった。澤村は一年目が一番いい球投げてたと思うし、この分じゃ今年も10勝10敗ピッチャーのままかなという気がしてしまう。ストレートの調子がそのまま勝敗に直結してるもの。調子が悪くても試合を作れる内海や杉とはまだまだ差があるなあ。

チームとして策を立ててきた阪神打線に対し、前回と同じようにあれよあれよとやられてしまった巨人打線。コースとか球種とか、何か対策を考えてきたようには見えなかったなあ。試合展開がこうだったのもあるけど、これじゃ次回も打てんだろ。またサウスポーの巨人キラーが増えたかと頭痛がする。

・・・あと、忘れがちだけど1回の大田の守備もポイント。鳥谷が打席でなんであんな前にいたんだかわからんし、仮に前にいてもセンター松本だったらなぁ、と思っちゃったなあ。
ま、負けるときはこんなもんだよね。いい当たりも野手の正面を衝いたり、今日は負け試合のリズムそのものでござんした。
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いよいよ管理人も2013年の開幕。という訳で、ウチのわんこを連れてライトスタンドで暴れてきました。

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村田に続いて阿部も打ったワン!

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杉内も頑張ってるワン!前回までよりだいぶいいワン!

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結局ホームラン4発の派手な試合で今日も勝ったワン!ドームでしか入らない当たりもあった気がするけど、脇谷のディレードスチールみたいに小技でも圧倒してたからいいんだワン!


・・・まあ、たまにはこんなブログでご容赦くださいw いつもは3杯程度のビールを5杯飲んだもので頭が回っておりません。阪神は元気ないなあ。まるで手応えなかったけど、鳥の守備だけは素晴らしかったわ。
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いやぁ、すげえわ。4月半ばにして消えかけようとしているセリーグの灯。11勝2敗で2位と4.5ゲーム差、東京ドームで9連勝とかもはやあり得ない独走状態。
もちろんこれから一山も二山もあることは重々承知しながらも、この驚くべき開幕ダッシュに舌を巻く。だって、もともと春先に弱いことが多いチームなんだもんw

宮國は3回がポイント。一歩間違えば大量失点になるとこを1点で抑えたことで、試合の流れも来たし本人も目が覚めた。しっかり中盤立て直した上に、変化球投手のイメージを逆手に取ったストレート連投も気持ち良かった。まあ、これは阿部のリードを褒めるべきかな。決勝3ランも含め、今日は宮國の日ってよりか阿部の日な感じだね。

さあ、9連勝と10連勝の間に壁はあるのか、明日は管理人今季初の観戦記でやんす。
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ロースコアの試合というのは凡戦になることも多いのだけれど、今日の試合は類まれな投手戦。実に見応えのあるいい試合だった。

菅野くんは若さ溢れる活きの良さと、老獪な投球術を併せ持つまさに本格派の内容。解説から褒められまくってたコントロールの良さもそうだし、時にストレートのように、時にスライダーのようにキレまくるカットボールが絶妙。ストレートとこのカットボール、それにツーシームのように曲がる彼独自のワンシームを加えた高速変化球で組み立て、その中で時折投げるカーブの効くこと効くこと。素晴らしい内容だったと思う。

一方、カツオこと石川もすごかった。彼はもう少し球速がある印象だったけど、いつの間にか完全なる技巧派になってた。1イニング内にストレートが1球も無い配球もザラ。パーム、チェンジアップ、カット、カーブ、スライダー、フォーク、シュートと自在に投げ分け、まるでまるで絞りようの無い芸術的なピッチング。テレビで見てても何を投げてんだかわからない球がかなりあったし、配球チャートを見ても首を捻ってしまうような球もたくさんあった。これバッターボックスにいたら、何がなんだかわからんと思うよ。そして、カツオもコーナーワークが絶妙。さすがエースの堂々たる内容。

こういうのは球場で観てたら絶対にわからん。どんなにいい席で観てもわからん。実にテレビ観戦向きの好対照な投手戦。本当に素晴らしいものを見せていただきました。
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この前書いたばかりだけど、あまりにもホームランが出過ぎる。
東京ドームのせいとか、まして巨人のバッターがどうとか言う以前に、どうにもこうにもボールがおかしい。去年までと同じボールとは思えない。

今日もホームランで点を取られ、エラーにつけ込んだ後ホームランで勝った大味な試合。去年、一昨年ほとんど見られなかった、統一球導入前の東京ドームならではの試合。

ただ、そういういろいろな事を考えてしまう試合の中、感心するのはボウカーの成長。
1本目のホームランは詰まってる、2本目も払ったバッティングなので両方とも球場が球場ならスタンドインはしてない。
でも、このボウカーは、ホームラン以前に去年はヒットすらろくに打てなかったバッター。それを思うと、しっかり壁ができて身体が開かなくなったフォームに、引っ張り過ぎることなくセンター返しを意識したスイングにハッキリと進歩、成長が見える。5本塁打15打点は出来過ぎの出来過ぎにしても、下位に置いておけばそこそこ打つんじゃないかという気がする。ロペス共々ホントに期待以上の結果を出してくれてる。
主軸の調子が上がってこないのに首位を独走できてるのは、他でもないこの二人に因るところ大。ありがたやありがたや。通訳に耳打ちされて教えてもらった(ハッキリ映ってたねw)「ガンバリマス!」の言葉通り明日もよろしく。


・・・おお、そうそう。やっぱり今年のオレンジユニはイマイチだったなw 去年は外野席はおろか内野席のお客さんまで配布ユニ着てて壮観だったけど、今年は着てない人もかなりいた。なんか袖で色を切り替えると、なんだかソフトボールのユニフォームに見えるんだよな。
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反動で片付けるにはあまりに長い0行進。結局、甲子園では1点も取れず終い。現地の気候もだいぶ寒そうだけど、観てる方にはもっと堪えるお寒い無得点の無限回廊。

ここぞとばかりにアンチが「東京ドームでしか打てない」と大騒ぎしてるだろうけど、まだ4月の初め。喜ぶにも悲しむにも早過ぎる。それこそ気温が低いのだって少なからず影響してんだから。去年の今頃「巨人は打てない」と大騒ぎして、秋になったらどうなってたか思い出してみりゃあいい。

途中からしか試合見てないからあれだけど、榎田は非常に良かったと思うよ。マンガやゲームみたいな曲がりの変化球投げてた。8回に代打に出た阿部の初球、えらく窮屈そうな空振りだったけど、ああいうのは背中の後ろからストライクゾーンに入ってきた球に対する反応。それだけいい球を投げられたってことですよ。今日は相手を褒めればいいんでない?

その榎田が下がってくれて、次に出てきたのが福原。絞りようが無かった前者に対し、ストレートに狙いを定めやすい後者。ここしかなかったチャンスで、ストレート待ちのとこに2球続けてカーブを投げられて、長野がそれに釣られた時点で勝負あり。

長野は全然まだまだだと思うし、阿部はどういう訳だか今日はベンチスタート。この二人がパッとしない中で続けてきた連勝なんだから、それはやっぱり本来の勝ち方とは違う。
この二人が3割を大きく超えてきて、打点もバンバン挙げ出せば黙ってても勝ちは付いてくる。だからホントにまだまだこれから。軸が落ち着かないと腰を据えて戦うなんて無理だもの。
ま、残り133試合もあるんだから焦らずいきましょうよ。
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先週も書いたけど、統一球で3時間半ルールが無ければこういう試合は増えて当然なんだよな。昨日も含めて、点が入らずジリジリする感じとか、敵地の雰囲気にイライラしたりとか、初めの3カードでは味わえなかった空気に野球の醍醐味を思い出したりもしたけれど、今日はなんというか味気ない試合だった。

杉は、打者によって、回によって良かったり悪かったりで、なんとも評価しにくい内容。本調子じゃないことは間違いないけど、6回に鳥谷、マートンへのスライダーの連投なんかはさすがだった。「ミスターMay」ってくらいだから、この先投げる度に良くなるかもね。
一方、スタンリッジもいい感じに荒れてて、打てそうで打てない凡打の山。いわゆる「打たされた」形ばっかりで、立ち上がりと疲れの見えた7回以外は完全にお手上げ。
実は来週の火、水、木も場所を東京ドームに移してこのカード再戦。ほぼ間違いなく今週投げたピッチャーが投げる見込み。今日を見る限りじゃ来週も手こずりそうだなぁ。

で、なんだか味気なく進み、結果も0行進のまま引き分けになったものの、山口2イニング、西村2イニングはちょいと痛い。特に山口は8回が熱投になっちゃったから代えると思ったんだけどなぁ。
来週のことも踏まえ明日はスッキリ勝ちたい。澤村頼むで。
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さて、開幕から3カードを終えた状態の2013年シーズン。どこのファンであろうと、野球ファンならほとんどの人が感じているであろう疑問が一つ。


・・・今年ホームラン多くね?

管理人のようにほぼ毎日プロ野球ニュースを見てる人なら尚更。番組最後の「今日のホームラン」は去年は一日6試合やって2~5本くらいが普通だったのに、今年は連日10本以上。

実際にデータを見るとこうなる。

チーム  本塁打数  一試合平均  昨年の平均

巨人      13     1.62    0.65
ヤクルト     7     0.77    0.62
横浜       9     1.12    0.45
阪神       3     0.37    0.40
中日       6     0.66    0.48
広島       3     0.37    0.52
楽天       4     0.50    0.36
西武       4     0.44    0.54
オリックス    5     0.62    0.50
ロッテ       5     0.62    0.44
日本ハム    4      0.50    0.62
ソフトバンク   9     1.00    0.48


一分例外はあるけれど、総じて軒並みアップと見ていい数値。しかも、そんなにパワーの無い中距離打者がポンポン打ってたり、もともと力のある打者に至っては流し打ちでスタンドインするのが目につく。

これを打者が統一球の打ち方に慣れたと見るか、はたまた統一球そのものに異変があったと見るか。
・・・個人的には別に後者で構わないと思うんですよね。やっぱり一発逆転のホームランは野球の華だし、去年一昨年なんか統一球効果が出過ぎて、全然たいしたことないピッチャーまで2点台の防御率になってたもの。本当に異変があったのか、明日からその辺にも注目して野球を楽しみましょう。
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強い。本当に強い。

打の主力をWBC組の長野、坂本、阿部とするならば、主力が目立って勝った試合ってのはほとんど無いんだよな。さすがに実力はあるからそこそこは打ってるし、坂本なんかは今日打率を爆上げしてきたけど、彼らが大きな活躍をして勝利に貢献してるとは言い難い。

本来ならば勝ったり負けたりを繰り返してても不思議ない中、いつまでも止まらない連勝。
村田が毎試合打ちまくってるし、脇谷は復活要素を差し引いても素晴らしい活躍をしてる。下位打線を見ても、ロペスが期待以上に暴れてくれてるし、ボウカーは期待の100倍くらいの仕事をしてる。由伸の代役にスタメンになった矢野は、昨日3ランで今日は2安打。もう上位も下位も関係ない、どこからでも点が取れる切れ目の無い打線。なんか統一球導入前を思い出す打線の元気さだ。

こういうそれぞれがそれぞれの良さを発揮して、それぞれの仕事をしっかりこなす姿は、夏場以降の首位争いとか、シーズン終盤の優勝へ向かって走るチームの完成型そのもの。一丸となって戦い、お互いがお互いをカバーして相乗効果を生み出すような理想の形。4月の初旬でこれができてるのは特筆に値する。

どこかが崩れても揺るがないフロックでない強さがあるから、戦い方にも余裕が生まれる。
菅野くんの能力の高さは前回で十分にわかってたけど、今日あえて8回まで続投させたのは余裕以外の何物でもない。前の巡りで打たれた打線にもう一度挑んでこいと送りだす采配、実際クラークにホームランを打たれた後も、そこで代えずに抑えて終われと投げさせた采配。これは「今日の勝ち負けを度外視してでも、このピッチャーを成長させたい」という期待。この親心的采配自体はよくあることだけど、勝ちゲームの中でこれがやれてるんだからすごい。今日も点差以上に勝ってる感じはあったもの。

連勝なんてものはそのうち止まるけど、このチーム状態ならそう簡単には大崩れしない。2位以下が5割あたりでウロウロしてる状況なのを見ると、ちょっとこれは早くも独走態勢に入っちゃうかもよ。
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痛いなあ・・・。勝ったこともどこかへ吹っ飛ぶ、由伸痛恨の負傷離脱。

断言するけど、この時期の勝ち負けにさほどの意味は無い。開幕からの連勝もいつかは止まるんだし、ベイスにも昨日の試合で強さをしっかり見せつけた訳だから、今日負けたところで何の影響も無い。ベイスは是が非でも勝ちにきてたんだろうけど、こっちとしてはそれほどの意味は無い試合。

だから余計に痛いなあ・・・。
スポーツ選手ってのは本当に怪我との戦いだ。能力的なことももちろん大事だけど、怪我無く試合に出られるからこそ実力を発揮できる訳で、長く続けるには身体が丈夫であることが何よりも大切だ。由伸のキャリアも怪我と戦ってきた歴史。怪我が無ければ、故障が無ければ、で語られる代表格だけに尚更痛い。
夏までには帰ってこれるかなぁ。試合に出ようが出まいが、ベンチにはいないと困るチームリーダーだけにちょっと不安。焦らずじっくり治して戻ってきてくれることを祈ろう。
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あぁ疲れた。なんか3試合分くらい見た感じだわ。

ブランコがバカでかいホームランを打って大逆転、しかもその次の攻撃で荒波のバックホームで本塁憤死の流れだったら、普通はそのまま負ける。更に言えば、その裏にも追加点取られてんだし。

そこを一気にビッグイニングで大逆転できたのはさすがジャイアンツ。底力というか勢いというか、実にいい波状攻撃だった。去年までだったら、間違いなくこのまま勝ちのパターン。

それでも粘って食らいついてきたのが今年のベイス。巨人戦にかける執念はしっかり伝わった。マシソンから1点、山口から1点という結果だけでなく、16球粘った石川だったり、あわや逆転ホームランかと肝を冷やしたブランコの特大ファールだったり、終盤は内容的にも押されてた感はある。予想はしてたけど、今年のベイスはなかなか強いね。

ただ、こう試合全般を見ると、一番印象が強いのはベイスの執念とか気迫とかでなく、ピッチャーの荒れっぷり。ベイスだけでなくジャイアンツも含めて。
だから今日は「打撃戦」とか「シーソーゲーム」とかでなく「乱戦」。そんな感じなのではありませんでしょうか?
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今日は矢野だと思うよ。打った阿部はお見事だし、相手の横山が悪かったことも間違いないけど、一気にムードを変えて勢いを付けてくれたのは矢野だと思うよ。
ピッチャーが代わった直後の初球ってのは定石だけど、延長で勝ち越された直後、しかも代打で出てきてそれを実演するのは簡単じゃない。しかも、打った球はコースは甘かったけど変化球だったし。このヒットはベンチにもファンにも勇気をくれた一打だったと思う。

統一球で3時間半ルールが無いとこういう試合になるのか、というのをまざまざと見せつけてくれた昨日と今日の2試合。ロッテ―オリックスもそうだったし、今年はこういう試合が多くなるんだろうね。
内海は大きい変化球と緩急で翻弄する持ち味を発揮してたし、マエケンくんは鮮やかなまでに本格派の快投。絞れないから思うがままにやられてもうた。坂本が失投をホームランしてなかったらあのまま負けてたかもしれん。二人とも「エース対決」の名に恥じない見事なピッチングだった。

最後は勝ちをもらった感もあったけど、接戦に次ぐ接戦を制し負け無しのまんま開幕カード終了。次のハマスタベイス戦は、ラミちゃんの2,000本安打達成が濃厚。ぜひぜひこのカードで決めてくれ。巨人ファンは今でもみんなラミちゃんが好きだし感謝してるから、球場に来てる観客全員が心から祝福する素晴らしい瞬間になるよ。楽しみにしてるよん。
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まだ2戦目にして、どんどんと見え始める2013年版ジャイアンツの形。

昨日は去年いなかった脇谷が見事に復活の狼煙を上げてみせた。ロペスは昨日だけでなく、今日もここ一番で目立ってみせた。主力があまりパッとしない中、今年の新戦力が頑張ってる。

そして、もちろんもっとも注目され、もっとも目立った新戦力が菅野。
うん、素晴らしいね。しっかり完成されてる。「何がいいか?」と訊かれると答えに困るけど、逆に「何も悪くない」ピッチャーだと思う。ピッチャーとして求められる全ての要素がハイレベル。巨人にいないタイプの本格派であり、将来的にどうこうとかでなく既に戦力として計算できる。
勝ちが付かなかったのは残念だけど、これだけやれれば何の心配も無いよ。ほっといても間違いなく二桁は勝つ。

・・・試合はなぁ、「両チームともリリーフ陣が頑張った」って言い方もできるけど、大田一人に持っていかれた感じだわ。解説してた金本が言ってた通り、不要なリスク背負ってウロチョロしすぎだし、そんなところでアピールしてもなんにもならんのだけど。おまけに刺された場面なんか、完全に気を抜いて牽制が来るなんて微塵も思ってなかったのがわかっちゃうもんなぁ。大田が出てきてから、試合の中でただ一人完全に浮いてたよ。

まあ、明日は意外なタイミングでのエース対決実現。気持ちよく勝ちたいねえ。

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開幕投手は予告通りに宮國くん。開幕一軍を勝ち取ったメンバーも下記のように決まった。

投 手:高木康成(13)
投 手:澤村拓一(15)
投 手:菅野智之(19)
投 手:S.マシソン(20)
投 手:内海哲也(26)
投 手:高木京介(28)
投 手:宮國椋丞(30)
投 手:西村健太朗(35)
投 手:山口鉄也(47)
投 手:M.アコスタ(49)
投 手:笠原将生(63)
捕 手:阿部慎之助(10)
捕 手:實松一成(27)
捕 手:河野元貴(95)
内野手:寺内崇幸(00)
内野手:J.ロペス(5)
内野手:坂本勇人(6)
内野手:脇谷亮太(23)
内野手:村田修一(25)
内野手:石井義人(33)
内野手:高口隆行(53)
外野手:長野久義(7)
外野手:高橋由伸(24)
外野手:松本哲也(31)
外野手:橋本到(32)
外野手:J.ボウカー(42)
外野手:矢野謙次(48)
外野手:大田泰示(55
)


開幕戦にさほどの意味は無い。言ってみればただの144分の1の試合。ここに載っているメンバーも、あっという間に二軍に落ちたり、シーズンが終わる頃には一軍登録されてたことなんか誰も覚えてないような選手も出てくる。
でも、選手、特に若手からすればキャンプの成果が認められての開幕一軍だし、プロ野球選手として一つの栄誉であることに間違いはない。とりあえずおめでとう。


勝った負けたに一喜一憂し、思い入れのある選手に自分を重ね、チーム内での競争に会社内での自分を重ね、テレビの前で球場で声を枯らして熱くなる。
さあ、いよいよ今年も春が来た。
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あちこちで散々語りつくされてるけど、ダブルスチールで「行けたら行け」なんてサインはあるのかねえ?
単独スチールなら普通のことだけど、サイン指示じゃなく二塁ランナー任せにするとリスクでかすぎだろよ。見事にこうなっちゃったしさ。

まあ、仕方がないよ。井端が悪いでも内川が悪いでもないことなんざ言うまでもないし、この二人がいなかったらアメリカまで来れてないしね。なんとなく、「今日は勝って当たり前、問題は決勝」的な楽観ムードで考えてた悪い空気もあったと思う。「20日は祝日かぁ、テレビ見れるなー」って思ってた人も多いでしょ?

惜しむらくは、先の盗塁死よりも能見の代え時かなぁ。能見は巨人キラーなんで必然的に彼を見る機会は多いのだけれど、7回の先頭打者にヒット打たれた時の彼の顔に驚いた。顔が上気して肩で息してて目は虚ろ。甲子園でもドームでも、クールで無表情で淡々と投げてくる印象の投手だけに余計に印象に残った。台湾戦の時もそうだったけど、ちょっとらしくない感じだったなあ。山ほどピッチャー入れてんだから、6回1イニングだけ全力で行け、って使い方でよかったと思うんだけどね。

結果は残念だけど、みんな頑張った。株を爆上げした井端だけでなく、活躍した人もそうでない人もみんな頑張った。日の丸を付けて国の名前を背負って戦うってことは、傍で見てるよりも遥かに重い重圧だもの。
イチローも中島も青木も、ダルも黒田も藤川もいない中、それでもここまで来れたこと、ブラジル戦、台湾戦で奇跡のような勝ち方ができたこと、それこそが日本の底力。日本人の層の厚さ、NPBのレベルの高さの証明。
ちょっと悔しいけど、次の目標ができたと思って次回を楽しみに。アメリカやキューバに特別驚きが無かった一方、ブラジル、台湾、オランダ等野球後進国と思われていた国のレベルアップが目覚ましかった今回。チャレンジャーとして挑む次回こそ日本の真価が問われるね。楽しみ、楽しみ。
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今日は消化試合じゃない。ひょっとしたら決勝で当たるかもしれない相手との大事な試合。相手に苦手意識を植え付けたい、こっちとしてはいい印象で終わっておきたい、そんな次の布石とすべき試合。

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その意味において、やっぱり2回のこれは効いた。スコアボードに燦然と輝く「8」の文字。この前の試合がフロックでなく、本当に実力で上回っているんだと証明するスーパービッグイニング。
阿部に2本出たことも大きい、長野に結果が出たことも大きい、鳥谷、内川、稲葉がいない打線でこれだけの得点ができたことも非常に大きい。

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ただ、だからこそワンサイドゲームになった後に追加点が取れなかったこと、リリーフ陣が捕まって6点も取られたことは余計。2戦続けてコールド勝ちでもできてたらとは言わないけど、さすがに6点は取られ過ぎ。

そして、もう今日までの結果で全てを判断すべし。ここから先は日本の大応援団もいない、負けたらそこで終わりのタイトな2試合。ここまでの成績、状態で選手起用を決めるべし。打者でいえば松井、角中あたりは無理に使う必要なし。投手でいえば山口、内海、森福あたりは公式球に順応できてない。今村、澤村あたりも特段使うに値しない。
泣いても笑っても残り2試合しかないんだから、調子のいい選手、結果が出ている選手だけを使うべし。

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振り返るにはまだ早いけど、東京ラウンドの3試合は本当に面白く、チームにとっても非情に有意義だった。福岡でもたもたしてたチームから見事に脱却して生まれ変わってくれた。
このチームならやってくれると信じてる。アメリカの地で三度日本が頂点に立つことを信じてる。
日本の野球が世界一、それを証明するためにサムライ達は海を渡る。「頑張ってこい」じゃない、勝って帰ってこいよ!


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この圧勝を見て何を思うか?

「オランダは弱かった」?

違う。ベイスがジャイアンツに大勝したりすることもあるのが野球。野球ってこういうことがまま起こるスポーツ。実際オランダはこの東京ラウンドの第1試合で、日本が完敗したキューバに完勝したんだもの。

6回裏にその片鱗が見えた驚異のパワー打戦が、序盤の大量失点でやる気も集中力も無くしてくれたからこその歴史的大勝。そして、そのきっかけを作った最大の功労者は鳥谷。あのホームランで「よしっ!いける!」の空気になった。2点にも3点にも値する価値ある一発。あれが序盤0-0でおそるおそる立ちあがって、向こうに先制されてたらどうなってたかわからんよ。

ただ、想像以上にオランダのピッチャーはひどかった。こんなザコが通用する訳ないだろう、と言いたくなるようなのが何人も出てきた。先発したのと二番手なんか、ストレートとチェンジアップで前後の緩急しかないし、その肝心のストレートがまるでスピードが無いからどっちにでも対応できる。レベル低過ぎて驚いたぞ。当然といえば当然の17安打16得点。おまけに鳥谷ソロ、稲葉ソロ、松田2ラン、糸井3ラン、内川3ラン、坂本満塁のサイクルホームランっちゅうおまけまで付いてきた。ペナントでもサイクルホームランなんてまず無いわなぁw そんな言葉があることすら知らなかった。

あと、今日はやっぱり前田。楽な展開になったとはいえ、実に素晴らしかった。
そして、巨人ファンとして褒めてやりたいのは阿部のリード。・・・カープファンさん、いかがでした?マエケンくんの取扱説明書を完全に理解したリードができてたと思いませんか?初球の入り方、ストレートの見せ方、コーナーワーク、どれも今日は噛み合ってたと思いますよ。阿部は不振の中技術だけで3安打したことより、今日はリード面を褒めてあげてほしいです。見てて気持ちよかったもの。


さあ、三連覇へ向け準決勝進出一番乗り。12日も勝って、東京ラウンド1位通過で気持ち良くアメリカへ行こう。
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野球ファンでよかった。日本人でよかった。今日のチケットを買っておいてよかった。
いろんなことを思った伝説になろうかというものすごい試合。現地だろうがテレビだろうが、見ていた全ての野球ファンがしびれたであろう世紀の一戦。

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野球の全てが凝縮されたような試合は、きっとチームを変えてくれるきっかけになる。日本はこの試合を契機にもっともっと強くなる。

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阿部と坂本がようやく働いて追い付いた8回。でも、糸井のバント失敗だったり、坂本のタイムリーのときも三塁で走塁死が起きてたり、しっかり流れが来た感じは無かった。
その予感は的中。追い付いただけでもう勝ったつもりになってた日本全国に冷や水をぶっかける台湾の三連打。ここは打順からしても、本当に慎重に行くべき場面だったんだけどなぁ。ちょっと悔やまれるね。

ここから先はまさにレジェンド。山口の完璧な火消し、坂本背走キャッチ、鳥谷決死の盗塁、またしても日本を救った井端、牧田ダイビング、中田決勝犠牲フライ、最後は杉まで投入して本当に死に物狂いでもぎ取った勝利。中でもやっぱり井端にはまいった。みんな声をからして応援してた外野席ですら、さすがにさすがにもうダメだろうなの空気はあったもの。起死回生とはこのことかと恐れ入った。

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本当に興奮したし、12球団すべてのファンが結束して応援してるサマは感動的ですらあった。鳴り物応援が禁止になる22時以降は、応援というか心からの悲痛な叫びであり、歓喜の咆哮であり、飽きるほど野球を観てきた管理人でさえ経験したことのない空気だった。

そしてこの球史に残る激戦を演出したのは、ほかでもない台湾さん。本当に強くなってた。前回までは、強豪と認めながらも格下に思ってたけど、今日の試合は選手もスタンドのファンも気迫が違った。目標とする日本に、憧れの対象である日本に、今回はなんとしてでも勝とうという気持ちがハッキリ感じられた。選手もファンも実に素晴らしかった。
ただ、日本はそう簡単には負けません。今日、本当に後一歩まで追い詰めながら、それでも手中から逃げた勝ち星に、しっかりと日本の壁を感じてくれたかと思います。まだまだ台湾さんが日本に並ぶ日は先のことです。
でも、今日の試合で本当に台湾さんを見る目は間違いなく変わったと思います。ぜひこの後も諦めずに日本と台湾で二次ラウンドを抜けましょう。そして、これからのアジア野球は日本と台湾で引っ張っていきましょう。素晴らしい試合をありがとうございました。

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さあ、あと一つ勝てばアメリカだ。一気に決めよう!
 
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見事なまでに力負けした試合。東京でも、ひょっとしたらその先でも当たる相手だけに、悪い面が先に出たことを不幸中の幸いとしようか。
そして、今日の試合を徹底的に分析して次の布石としなきゃいかん。何が通用して何が通用しなかったのか、そこを見極めて次に臨まなきゃいけない。

まず、やっぱりキューバの打力はすごかった。パワーだけならアメリカまで含めても世界最高だと思う。
でも、桑田が言ってた通り、打たれた球は全部コースが甘い。真ん中付近のストレートや小さい変化球は本当に注意しなきゃいけない。反対にフォークには弱い感じがしたけれども。

次に逆の面で考える。今日出てきたキューバのピッチャーは、どれもこれも変則フォームだったり、クセ球が持ち味の変化球ピッチャー。ストレート主体のパワーピッチャーなんて、最後の最後に出てきたヤツ一人だけだろ。
こういう変則投手がキューバで一線級として通用してるということは、大きい変化球、緩急を使った攻めが有効だという証拠。パワーで挑んで痛い目を見た澤村と今村は反省しなさい。

ということは、こういう相手を抑える布陣としては、内海、摂津、牧田あたりのリレーだと思う。この継投なら2点以内に抑えられると思うよ。

打つ方は、初見でクセ球、変則フォームに戸惑ったとはいえ、そんなに手こずるピッチャーはいない印象。次に当たったらどうにかできそうな気がする。強がりでなく本気で思う。あとは、守備でもミスがあった鳥の代わりに井端をセカンドに入れたり、中田をファーストに入れて角中をスタメンで出したり、調子がいい選手を優先的に出す采配が求められるなぁ。今日の9回みたいにフォアボールと足を絡めた攻めがポイントだよ。


今日の結果を受け、東京ラウンドの組み合わせが「日本―台湾」、「キューバ―オランダ」に決まった訳だ。今年の台湾さんは強いみたいだけど、A&Bのアジアグループ最大の台風の目になってるオランダよりはやりやすい気もする。台湾は何度も何度も対戦してるし、初戦に当たる相手としては悪くない。
そして、台湾さんオランダさん、東京へようこそ。「我々は9回表にわざと失点して9回裏に6点を狙うこともできた」とバカ丸出しで野球のルールも知らない変な国が来なくてよかった。
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