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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。おい琥珀、5月のコメント今気づいたぞごめんなw     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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うん!実に意味ある1勝だった。

人間ってのは学習する動物だから、何度も同じことを繰り返してると意識せずとも記憶に引っ張られてしまう。「あぁ、前もこんなことあったなあ」「こうなるとこんな感じでこうなっていくんだよなあ・・・」が頭をよぎる。


今年も菅野が投げる日には点が取れないなあ

今年も無援護で見殺しにして勝たせてやれないのかなあ


去年何度も何度も見たデジャヴで、「また今年も・・・」と思わなかったヤツはいない。特に7回、代走重信で勝負を賭けた途端の盗塁死はもはや暗示的ですらあったw

そんな中で出た集中攻撃は、おぉ!今年は違う!と感じさせてくれるに十分。そうだよ、去年これをずっと見たかったんだよ。
悪い流れはどこかでバチッと断ち切る必要があるし、それは年の初めとかそういう印象に残りやすいタイミングがベスト。
今日の勝ちで「2017年は菅野が投げる日は勝つんだ!」ってのを周囲にも示せたし、やってる選手たちの意識としても大きいよ。今日は本当に意味ある1勝だと思う。
うん、今日は今年のスローガン「新化」に恥じない試合ができたんじゃないかな。
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亀井という選手は、やたらと便利屋的に使われてきたフシがある。

強いチームにユーティリティという名の便利屋、すなわち潤滑油は不可欠なものだけど、それは総じて守備が売りの選手が務める役割。1シーズンだけとはいえ25本のホームランを打った選手が、外野のみならずファースト、そしてサードにまで挑戦してきた経緯は異例も異例だと思う。

前監督の原が、そうまでして亀井を使おう、起用できる機会を増やそうと試みてきた理由。
今日のトリックプレー的走塁にそれがよく表れてた。
単純に足が速いとかじゃない。亀井の場合、とにかく察しがいい。「センス」という言葉に集約されてしまうのかもしれないけど、なんというか今その場で求められてることを的確に理解できる才能がある。
今日のもきっとキャンプで練習だけはしてるサインプレー。他の選手だとサインを出すにもなんだか緊張してしまいそうだけど、亀井なら3塁コーチが「あれいくぞ」って囁くだけで伝わる気がする。そして、理解する野球脳だけじゃなく、見ての通り相手の隙を突いて完璧にこなしてみせる身体能力の高さ。こういうのを見せられると、監督の立場として使ってみたくなる気持ち、任せてみたくなる気持ちというのもよくわかる。

年齢的なこともあって、便利屋を目指した亀井の起用はほぼレフト専に落ち着いてきた。
だから、これからの亀井はスタメンとベンチを繋ぐ潤滑油になればいい。
岡本だろうがギャレットだろうがスタメンで出る選手にまったく見劣りしない、相手にとって脅威を与えるスーパーサブになればいい。今日の「代打亀井」が告げられたときの期待感、ファンにも相手チームにもそうだまだ亀井がいたんだと思わせる存在感。いつ出番がくるかわからない調整の難しい役割だろうけど、便利屋を目指してきた非凡な選手だからこなせる気がする。

そしてさ、村田さんもそうだけど、こうして「ここに亀井あり」をちょくちょく見せられれば、シーズンが佳境になる頃にはしれっとスタメンに戻ってると思うよ。
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ホントにこのメンバーでやるのかよ・・・


と思ってしまった近年に類を見ないほどの守備軽視スタメンw

そして、その結果はここまで顕著に表れるのかと苦笑してしまったファイヤー祭り。
今日は打撃が好調でよく点も入ったからまだ笑ってられるけど、これが貧打で負ける日が続いたりするとそうもいかない。今、きっと阪神ファンもまったく同じ心境でいるだろうけどもw

たった1試合を見ただけだけど、やっぱり感じてしまうのはすごく付け焼刃の急造感と、中井&岡本の守備センスの無さ。

中井という選手をどう使いこないしていくのかは近年ジャイアンツが抱えてきた課題の一つではあったけど、ここまで3年4年をかけて出てきた答えは決してセカンド起用ではないと思うんだ。
だからこの3年4年の間にもセカンドの選手を何人も補強した訳だし、今年のオープン戦も序盤にセカンドを守っていたのは今日センターにいた立岡だ。

岡本もとにかく動きが覚束ない。打球判断も反応もとても一軍レベルの守備じゃなくて見ていて怖い。今日だって、なんでレフトフライで1塁ランナーがタッチアップしてくるんだ?高校野球でも見ないぞこんなプレー。

阿部のファースト守備に不安があるのは言うまでもないし、今年のサードは名手村田さんじゃなくマギーだ。外野に目をやっても、長野がドタドタ走っておかしな体制で捕球するケースが去年から非常に増えた。
この中でレフトもセカンドもこれじゃ野球にならないぞ。絶対に長続きしない。
打つ方はよくて3割の世界だけど、守備は普通で9割5分が求められる分野。ミスの重さがまるで違う。

そして、大変申し訳ないけれど、中井にも岡本にも守備センスを1ミリたりとも感じない。練習して上手くなるとかなんとかじゃなく、中井は根本的にセンスがないし、岡本も内野は知らんけど外野に関しては素人レベル。オープン戦からまるで「おー、捕った捕った。岡本捕りましたー」的な緩いムードがあったけど、それを一軍でやられても困る。

巨人ファンなら覚えているだろうけど、今年でいうマギーの立場、つまり「阿部と村田と3人で2つのポジションを争う」枠は、一昨年が中井で去年が岡本だった。
それが今年は2人とも違うとこ守ってんだから、そりゃ付け焼刃だし無理が生じる。初戦からこんなに露骨に出るとは思わなかったけど。
・・・だから、何が言いたいかというと、マギーみたいに未来のない選手を使ってる場合じゃなく、中井も岡本もサード&ファーストで育てるべき選手なんだよ。誰が決めた方針なんだか知らんけど、中井のセカンドは死ぬまで上達しないし、岡本が外野をまともにできるようになる前に阿部も村田も引退しちまうぞ。いや冗談抜きで。

もちろん本人たちだけの問題じゃなく、ギャレットであり陽でありクルーズであり、同ポジションのライバルありきでも変わる話だけど、いつまで我慢するんだろこのファイヤーフォーメーション?
今日の岡本の下げ方を見るにつけ、管理人は意外に早くメスを入れるんじゃないかと思うし、そうあってほしいわ。
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今年はいったい何年だっけ?

俺は今いくつなんだっけ?


冗談でなく時々わからなくなることがある。

金本の肩がボロボロになって自らスタメンを外れた経緯とか、ラミレスが神宮で2,000本安打を達成したこととかを、ごくごく最近のことのように混同して困惑することが多々ある。
記憶がごっちゃになっておかしくなった時間軸と、彼らが監督を務めているこの現実を見て不思議な思いに捉われる。時間が流れていく中でまるで自分だけが一人取り残されたような、自分だけが周りにおいていかれたような妙な気持ちになる。
他球団のことですらそうなんだから、由伸については尚更。まだ選手としてベンチにいるような、代打の切り札じゃなくスタメンで出ていた頃の記憶が混じってどうにも複雑な気持ちになる。ボケだ痴呆だと言われればその通りなんだけど、当時見た試合の映像とかスポーツニュースを鮮明に覚えてるから、どうにも記憶の順番が狂うことがあるんだよな。
 
そうしてずっとずっと過去から引き続き、数十年の積み重ねで連なってきたのがプロ野球。
チームを愛し見つめてきた時間の中で、様々な選手の成長も引退も目にしてきた。

このブログもジャイアンツ色を前面に出すようになって10年。言い方を変えれば、この10年のジャイアンツはそのほとんどを見てここにその気持ちを記してきた。

今年は何試合見られるかな。

生では何試合観られるかな。

ブログの記事はいくつ書けるかな。

管理人は相変わらず闇を漂い地に足の付かない人生を送っているので、例年以上に先行きの見えない2017年春。
たまには書こうと思うけど、まああんまり期待しないでねw

今年はどんなチームだろう。
オープン戦を見る限りまた打てないチームに逆戻りした感があるけど、オープン戦はあくまでもオープン戦。明日からシーズンが始まれば最下位だったことなんかすぐ忘れる。
先発の駒は結構揃っているように思う。少なくとも4月から長谷川や江柄子が投げてた去年よりは全然いい。逆にリリーフ陣は近年にないくらい大きな不安、懸念があるけれども。
また長い長い戦いが始まる。重いコートを脱ぎ捨てる頃に始まり、またそのコートを取り出す頃まで続く長い長いシーズンが始まる。
試合を見ようと見まいと、現地観戦に行こうと行くまいと、ブログを書こうと書くまいと。管理人が野球ファンであることにも巨人ファンであることにもなんの変化もない。1ミリの揺らぎすらない。
さあ、今年も春が来た


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今月になってから何度感動しただろう。何度、感極まって涙しただろう。
このチームにこんなにも魅せられるとは思ってもみなかった。

年末年始にかけてのもはや半ば恒例になりつつあるメジャー組の辞退表明。おまけに中心に据えて考えるはずだった大谷も辞退。練習試合、強化試合が始まってもエンジンのかからないチーム。つい3週間までは、こんなにものめり込むとは思ってもみなかった。

中心選手がいるんじゃなくみんなで戦う全員野球で、1試合ごとに力を付け強くなっていく成長ストーリー。12球団すべてのファンが日の丸のもと東京ドームに集い、心を一つに360度の大声援を送るサマ。
何もかもが感動的だったし、あのオランダ戦を見た人に何も説明はいるまい。


本当に最高だった。最高のチームだった。
負けはしたけど小久保を責める気なんかまったくない。まして松田を責めるアホがいたら、そいつの家まで行って引っ叩いてやる。あいつがチームを盛り上げたからここまで来れたんだもの。

こういう代表戦とかだと、なかなか貢献できないことが多いジャイアンツの選手も、今回は割りに目立ってしっかりチームの力になったんじゃないかと思う。
今日アメリカの地で見せた姿が「日本のエース菅野智之」だし、しっかりと攻守の要であり続けた坂本も見事。呼ばれて訳もわからずに来た若手選手じゃなく、二人ともいつの間にかすっかり日本の中心選手になってた。そして、この3週間ミラクルを起こし続けたラッキーボーイ小林。守備だけでなくバッティングでまでこうも目立つとは夢にも思わなかった。今年はこのまま小林の年になりますように。

どこのファンだって心の根本にある気持ちはみんな同じ。

日本の野球が一番だって信じてる

日本の野球が最高だって信じてる

自分が夢中になってる日本プロ野球が最高だって信じて願ってる。

それは叶わなかったけれど、失望するどころか未来に夢が持てる結果になった。前回大会の後とか2年前のプレミアとか、負けて気持ちの晴れない終わりじゃなく、しっかり前を見て希望に溢れた区切りになったと思う。
小久保監督、選手のみなさん、コーチ、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。数々の感動をありがとうございました。

emoji日本、最高!emoji

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この涙はなんだろう。
自分で思った。

管理人は人生に苦しんでる。
ハッキリ言うと野球だけが生きる望みだし、その野球ですら、このブログですらなぜかPCとスマホの接続が上手くいかずイライラしてる。今日もあまりに頭にきて、全力でマウスをPCの画面に投げ付けたら画面が変色したw うーん、ついこの前も一人カラオケで似たようなことをしてマイク1本ぶっ壊したような壊さなかったような。こんなことばっかりして荒れてるといつかそのうち逮捕されるだろなw

  
 
そんなイライラ、もやもやが吹っ飛んでいったような今日の試合。

・・・うん、何が言いたいかって、山田哲人ってスペシャルワンなんですよ。
2年連続のトリプル3なんて、長いプロ野球の歴史の中でも誰もなし得なかった記録。他の選手と違って、こんなレベルの選手が不調で死んでたら困るんだ。山田はチーム内トップ3に入る超重要人物だもの。ハッキリ言えば、坂本よりも菊池よりも山田の方がはるかに重要だ。

だから、このところずっと願ってた、ずっと祈ってた。
11年前の福留のように、生き返れ、蘇れ山田哲人と、毎日毎日祈ってた。

だけど、山田はヤクルトの選手。
管理人の立場的には、今日の試合を見たら、小林の活躍を喜び、菅野の4失点を悔しがらなければいけない。
だけど、この最重要ピース山田哲人の大復活にすべて持っていかれた。何もかも持っていかれて空っぽになった。空っぽになって涙だけが止め処なく出た。

うん、上手くいかない自分の人生と重ね合わせて、なんとか這い上がれと見てきた男の大復活に涙が止まらなくなった。
 


山田、ありがとう。
心に沁みたし、管理人みたいなクズでも、今日おまえのために流した涙はダイヤモンドよりも美しいそれだったと思う。心から感動した。本当にありがとう。
おまえがいないとさ、日本は話にならないんだよ。日本のために明日も頼むぜスペシャルワン。


・・・そしてさ、この前言ったろ?二次ラウンドから先の相手はすべて強いって。
キューバだって、「勝つ公算が高い相手」ではあっても、決して「勝って当たり前の相手」じゃないんだ。今日見てた人はそれがよくわかったろ?
軽い気持ちで見るな。選手はみんな死ぬ気で戦ってるんだ。
見てるこっちも魂を燃やせ!


明日も勝つぞemoji
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「・・・誰だコイツは?」


今月になってから何度も思った。
巨人ファンの知る小林と、日の丸を付け躍動する小林がまったく一致しない。
2割打つのがやっとでマイコラスにも怒鳴られ、クロワッサンとか帽子とかマイナスの逸話にも事欠かなかった小林と、日本代表の投手を鼓舞し、勝負強い打撃も光る全日本の正捕手が同一人物とは思えない。

「立場が人を育てる」とはこのことかと思わされ、巨人ファンであればあるほど困惑するこの2017年春。
・・・小林人気がブレイクしてるみたいだけど当たり前だよな。管理人だってパリーグのよく知らない選手が日本代表の中でこれだけ活躍してれば見る目が変わる。しかも小林は「顔と肩だけは一流」と言われ続けてきたように男前だもの。
バッティングも予想の100倍くらい頑張ってるし、リードも冴えに冴えてる。昨日のオランダ戦終盤、強気のリードに何度も何度も唸った。
これは本当に覚醒する予兆かもしれない。09年、亀井がWBC代表になりその年のシーズンで化けに化けたような、そんな何かが起きる前触れのような雰囲気がある。これはひょっとしたらひょっとするのかもな。

・・・昨日の試合はさ、あまりにもポイントが多すぎて、かつあまりにも疲弊しすぎて何も書けなかった。酒も飲んでいないのにただ死んだように寝て朝まで起きなかった。
試合を見てた人なら、選手がみんな死ぬ気で戦ってくれてるのがよくわかったじゃん?激烈な重圧の中、本当に命懸けでやってくれてるのがビシビシ伝わったじゃん?
ヒーローになった中田や牧田を始め、菊池であり増井であり結果が出た選手だけでなく、打たれた投手も打てなかった打者もみんなが英雄。そこに異論は認めない。
みんながみんな調子がいいことなんてある訳ないんだから、そこの組み立ては監督のワーク。宮西が打たれたら増井に代えたように、打てなかった田中に代打で内川を送ったように、小久保が自分の責任で入れ替えて組み直せばいい。

二次ラウンドから先、戦う相手はすべて強い。
日本が死闘の末にようやく勝ったオランダは、今日今大会の台風の目イスラエルにコールドで勝った。間違いなくオランダは強いチームだったし、もうここから先は紙一重の戦いであり、気持ちの強さが勝敗を分ける世界。

青木以外のメジャーリーガーが出ないとなって、その上(なぜかオープン戦で元気な)大谷まで不在の今大会。
言い訳にできることもしらける要素もあったけど、昨日の試合を見た人はすべてわかったはず。


逃げずに日の丸を付けて出てきたヤツこそが国民的英雄だし、このチームはこのチームで誰にも有無を言わさず最高だ


だからさ、また明日ドームに行ってやらぁ。メシも食えないくらい追い込まれてる小久保の助けになれと、日の丸を付け重圧の中戦ってる選手の力になれと、外野席から声の限りに応援してやるよ。

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やっぱり特別なんですよ。

飽きるほど来てる東京ドームだけど、今日はよく見知った顔の他に、明らかに初めて東京ドームに来たと思われる人たちもかなりの数。12球団のファンが心を一つに集まり、国の威信をかけて戦う大舞台。立ち見エリアは三重四重の人だかりで異様な熱気。立錐の余地なしとはこのこと。

スタンドですらこんなでいつもとは違う空気が充満してるんだから、実際グラウンドで戦う選手たちは尚更。智之の後を受けた岡田くんがまったくストライクが入らず、死にそうな顔して投げてたのも仕方ない。国を代表すること、日の丸を背負うことってのはそれだけ重いんだ。

  
 
それに野球というスポーツは番狂わせ、いわゆるジャイアントキリングが他の競技より起きやすい。ピッチャーに、それも先発するピッチャーに因る部分があまりにも大きいから、その調子一つで何が起こるかわからない。
傍から見てれば楽に勝てそうな試合でも、当たり前に勝てる試合なんか一つもない。それにオーストラリアは決して弱くない。だから、先発した智之を始めみんなよく頑張ったと思う。普段の試合とは重圧が違いすぎるもの。


ハイライトは中田&筒香のアベック砲。
筒香はすごい。文句なくすごい。昨日の一発も帰って映像で見たらかなり技術の高い打ち方をしてた。数十年に一人レベルの天才だと思うし、現状国内で比較に値する打者はいないと思う。
そんな筒香は松井に重なるし、一方中田は粗いところも含めて年末に小野ヤスシみたいになってた某K被告に重なる気がする。・・・だからうれしかったんだよなあ中田の一発。出た局面的なことももちろんそうだけど、外野スタンドは爆発的な祭りになって管理人もしびれた。超人的にすごいと感じてしまう筒香よりも、弱さも粗さも脆さも見せながら戦う中田に胸打たれるし、昨日みたいに輝いてくれると感動する。もちろん筒香のことをよく知ってる訳じゃないし、まして悪く言う気なんか微塵もないんだけどね。

それと、中田をよりかっこよく見せてるのはこの曲だなあ。
練習中のBGMで流れてて、スピーカーの側だったせいかしっかり聴こえて胸に沁みて、今まさに国を背負う重圧の中戦ってる姿と重なってなんかこみ上げてきた。



さあ始まる翔タイム。翔さん明日も頼むぜ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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知ってる人にとっては当たり前のことだけど、今日のチケットは2試合観られる通し券。
昼の12時からキューバと中国の試合があって、19時からは日本とオーストラリアの試合。
お得な券とも言えるけど、そんな平日の真昼間から外国同士の試合を観る物好きもそうそういない。

うん。まあ、管理人は物好きなんだけれども。



・・・いいなぁ、この昼間からどっぷりと野球に浸かる感じ。たまにはこんな日があってもいいよね。


  
 
ただ、当たり前だけどご覧のような客の入り。まあ驚くほど少ないわな。



なんでこんな早くからわざわざ観に行ったかといえば、唯一の理由らしい理由はもちろんセペダさん。読売巨人軍第80代四番打者こと腰引きクソ外人を観に行った訳ですよ。

で、想像してほしいんだけれど、キューバ対中国って緩いじゃん?どっちが勝っても日本からすればあんまり関係ないじゃん?
そういう試合を観に行くような物好きは割とガチの野球ファン。
なので、日本に縁のあるセペダとデスパイネの打席では、自然発生的に応援のコールが起きてた。打席に入るときの拍手、ゴーゴーコール、レッツゴーコールに始まり、誰かが大声で巨人時代のセペダ応援歌、ロッテ時代のデスパイネ応援歌を歌い、それに合わせて手拍子が起きてた。管理人も手拍子しながらとってもいいシーンだなあなんて思って観てた。




で、試合はこの通り。
中国をわずか1安打に抑えてキューバの快勝。

・・・どう思う?
上記の通り、日本の観客がかなりキューバ寄りで、かつ実力差もスコアをご覧の通り。こういう試合で今日「キューバの死宝」ことセペダさんはどうだったと思う?

第1打席 フォアボール
第2打席 フォアボール
第3打席 (チャンスで)ショートゴロ
第4打席 (チャンスで)セカンドゴロゲッツー
第5打席 セカンドゴロ





笑うわこんなん(;^ν^)




「笑ったら殴る」って事前に言われてても笑うわw
どうでもいいところでフォアボールを選ぶところから、いいところではまったく打てないところまで実にセペダさん。セペダさんがいなかったら今日のキューバはコールドゲームで勝てたんじゃなかろうかと思ってしまうほどのカスっぷり。これでこそキューバの死宝。

やっぱりこう実力とかなんとかだけでは計り知れない、絶望的な不運とかそういうものをセペダさんに感じてしまう。今日のこの弛緩した「セペダー!がんばれよーwww」的な空気の中でそれでも打てなくて、かつ腰を引いて内角を避ける度に客席がどよめく異様さはなんかもう筆舌に尽くし難いものがあるもの。

・・・うん、セペダさんのことだけで長くなりすぎたから、日本の試合は明日改めて書くぜwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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試合が雑だよな。
よく言う大味な試合ってヤツだ。

序盤で明らかにキューバの集中力が切れた瞬間が見えたし、追い上げられてもどこか緩くて、逆転されるようなことはないんだろうなと思いながら見られた。
中盤から先の展開は、言ってみればドカーン、ドカーンと雑なパンチの打ち合い。投手陣を始めとして課題はあるし、ケチをつけようと思えばいくらでも出てくる。

だけどこれでいいんだよな。
今日が初陣。強化試合のふがいなさからすれば上々の離陸だ。地元開催で派手にすっ転んだ韓国みたいなことにならなくてよかったし、小林がチームに貢献できてたのも巨人ファンとしてはうれしい限り。1回表のあのボールが手に付かないような状況から始まって、みんなが地に足をつけて野球をできるようになって、結果4時間後には勝ち星も一つ付いてきた。初戦としては十分だと思う。

・・・そして、やはり触れねばなるまいセペダさん。
当たりは悪くなかったけど結果として日本勝利の引き金になったゲッツーに始まり、伝家の宝刀「く」の字腰引き連発。三振にピッチャーゴロに、これまた十八番のよんたまお散歩。今日は紛れもなくセペダさんの日だったし、今日一日でセペダさんの特徴が余すところなく出てた。いや、ホームランどころかヒットも出なかった選手をつかまえて「余すところなく」も何もないんだけども。実にまあ、日本と縁がないというか、日本に対してはとことんもってないんだろうな。


みんな薄々思っているように、今大会は組み合わせに恵まれてる。圧倒的に恵まれてる。
だから「一次ラウンドはサクッと1位抜けするだろうけど問題はその先だ」ってみんな内心思ってる。
実際そうなんだけど、それはそこまで行って初めて言えること。捕らぬ狸のなんとやらでそこに行くまでに韓国みたいになったら目も当てられない。
離陸の次は安定飛行。明日もサクッと気持ちよく勝とう。

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お久しぶりの星加もぐでございます。。。

もうすぐキャンプも終わろうとしていますが、今更ながらの宮崎キャンプレポを送ります。

ただ、今年は亀井2軍、自分の体調不良のコンボもあり、あまり見学には行けておらず、しかも見学は2軍が中心となっておりますことをお許しください;

合同自主トレの時期はピークに体調悪く、今年はリタイヤしまして、最初は2月4日に見学しました。

 
(コイツまたいるって思われてんのかな…)
 
杉内投手も元気に投内連携

…今年、2軍の練習見てて思ったのは「平均年齢高い…(特に野手)ってことでした。
野手のルーキー、一人もいなかったんですよね…まぁドライチくんが怪我なので仕方ないのかもしれないですが…
 
(平均年齢を上げている人たち…?)
 
ルーキーといえば彼…噂に違わぬデカさでした…

ひむかでしばらく見学した後、近くで練習していた1軍投手陣を見に少しだけB球場へ
 
森福投手小さいですねー
ところでもう一人FAで投手を獲ったような気がするんですが、どこにいるのかしら…???
 
ひむかに戻ってまた見学していると、野手陣の通常メニュー終了後に全員でスイングしてました。
この日は『カープ野村投手をイメージ』しながらのスイングだったようです。
「チェンジアップ」等の球種やコースを選手がそれぞれ指定しながらそれを想定してのスイングを行っていました。
効果のほどはわかりませんが、全員でスイングする姿はなかなか面白かったです。
次は2月11日に見学に行きましたが、この日は亀井ファンの友人と1軍の紅白戦そっちのけで丸一日亀井のみを追いかけていただけなので割愛w
ただ、今年の亀井はファンサービスに目覚めたのか、めちゃくちゃサイン書いてたのですが、
この日は階段から身を(本当に半分以上身体を)乗り出してサインを求めるファン達がいて、とても危ないなぁとハラハラしました…
2軍は球場の外に着替え用のプレハブとかあったり、選手が車に乗り込むのにファンの前を普通に横切ったりするので距離が近い分、いろいろ問題もあるのかなぁと。。。
(おばちゃんはそのフィーバーの中に身を投じる勇気が持てず遠巻きにして見てました;;)

翌12日、1軍の宮崎キャンプラストの日は紅白戦を見学
 
本当にレフトさせる気だとは思わなんだ…
 
ボールは一番速く見えました。
 
地元の星!今年も頑張って欲しいです!!

今年は1軍見学をあまりしていないのもあって、新入団の選手もほとんど見てなかったり(せめて陽選手は見ようと思ってたのに怪我したりとか…)
あまり中身ないのに遅いレポート提出になってしまい申し訳ございませんでした><

侍JAPANのキャンプも宮崎で始まります。
WBCもシーズンも楽しみにしたいと思います!!

今年もスペースお貸しいただきありがとうございました!(´▽`)
星加 もぐ


という訳で、相変わらず有能なレポーター兼カメラマンでありながら仕事が遅い宮崎のおばちゃんこともぐさんのキャンプレポートでした。
毎年、躍動感あふれる写真の数々に感心しますが、今年もさすがの出来栄え。特に最後の田原は構図といい新聞、雑誌とかで使われてもいいレベルだなぁ。
WBC代表のキャンプも見に行くんでしょうか?いつぞやチケットを買い忘れたと言ってたサンマリンでやる壮行試合は結局どうするのかな??
これで3年連続になるキャンプレポ、ありがとうございました。

そして、中古パソコンをたったの2万で買い、しかも前のPCを捨てずに2台使いとしてあっさり復活した管理人。無線LANって便利だなw もうすぐ引越しだけどぼちぼち更新頑張るぜ。
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すいません。

突然ですが、しばらく更新不可です。
そろそろ宮崎のおばちゃんからキャンプレポが届く時期ですが、パソコンが不調どころか壊れかけです。IEもクロムも異常に遅くほぼほぼ動かない状況なので、通信状況うんぬんではなくPC本体の問題かと思われます。まあ、8年ほど使ってる物なのでしゃーない。

PCを買い替えますので、それまでしばらく更新できません。読者の方申し訳ない。
そういう事情なので、更新がなくてもブログを止めた訳でも管理人が死んだ訳でもないのでご理解ください。


そして、そんな状況ではありますが



管理人、来月東京復帰



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田舎に戻って約1ヵ月になる管理人。知ってる人は知ってる通り、もともとは母親の体調が芳しくないことで東京生活を切り上げ実家に戻った管理人。母親は入退院を繰り返してるような状態だったし、少々ややこしい病気なもんで原因も治療法もよくわからない。今生の別れになることも覚悟して、最後の時を共に過ごすべく戻ってきたつもりだった。

とりあえず、現状母親の状態は落ち着いている。今日明日どうこうなんてことはなさそうだ。それに関しては本当に良かったと思っているし、毎日顔を見てコミュニケーションを取れていることに喜びも感じる。
ただ、こうなると普通に管理人が実家に戻った状態と変わらない。
・・・要は、働かなきゃって話なんだよな。もともと折り合いのよろしくない父親からの風当たりも日に日に強くなり、なんだか家にいづらくなってきた管理人w

まあ、働きますかとハロワに通い就職活動も始めたけれど、悲しいかな地方の賃金ってのは笑っちゃうほど低い。これじゃ実家を出て部屋を借りるなんて不可能なんじゃないかと思うほど低い。
おまけにちょっと理由があって、なかなか地方では仕事を見付けにくいハンデがある管理人。うーん、困ったな。これじゃもう一度東京に戻った方がいいんじゃなかろうか。

そんな悶々としている管理人なのだけど、大きな変化が一つ。約50日ほど禁煙継続中。まあ、厳密に言えば東京にいた頃から禁煙スタートしていた訳だけども。
実家に戻ると吸いにくい環境になるので必要に迫られての禁煙ではあったのだけど、一応今のとこ順調に来ている。

そして、禁煙ツールに使ったのがこれ。



そう、知る人ぞ知る「禁煙セラピー」。読むだけでスパッと煙草を止められる魔法の本。噂じゃロンブー淳も千原ジュニアもこれで止めたとか止めないとか。

一つ覚えておいて損はないことなんだけども、喫煙者に対して「金がかかる」とか「健康に悪い」とか、はたまた「部屋や服が汚れる」とかいうマイナス面の角度から禁煙を促してもムダ。まったくのムダだ。なぜなら、喫煙者はそんなことは百も承知なんだもの。

この本はただひたすら、なぜ煙草を吸うのかと問いかけ、それを分析していく。
煙草は紛れもなく麻薬であり、しかも中毒性の非常に高い薬物であることを淡々と説いていく。
洗脳を解くかのような手法だから、禁断症状も代替品も何もなくスパッと止められる。

管理人は割と筋金入りのヘビースモーカーだった。日によっては2箱近く吸っていたし、常時吸いっぱなしでも問題ないくらいの感覚だった。仕事中の煙草休憩も多かったし、飲めば更に本数が増える。アラフォー、アラフィフのおっさんはまだまだこういう人多いよね。
喫煙歴の長い人ほど、煙草を止めることで自分の個性とか一部分が失われるような気もするけど、それはまったくもって錯覚。本書の中でも繰り返し述べられてる項目の一つ。

本書では、洗脳が解ければ喫煙がいかにムダな行為で、喫煙者が哀れなものか目から鱗が落ちるかのようにわかるとされてる。
それはよくわかるんだけど、管理人は喫煙を否定する気はまったくないし、飲み屋でも側でガンガン吸われた方がいい。言ってみれば受動喫煙大歓迎だ。煙草の臭いもイヤにはなってないし、むしろ臭いで銘柄を当てられる自信すらあるw
それは管理人が他人の言うことを100%受け入れるような素直な性格してないってこともあるけれど、なんというか禁煙した途端に嫌煙者になる元喫煙者って最悪じゃん?別れた嫁さんのことをボロクソに言ってる男みたいなもんで、それこそ哀れにしか見えない。
だから、読者さんでこの先管理人と会うことのある方がいましたら、どうぞどうぞ遠慮なく一服してくださいな。
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さてさて、やっと落ち着いた感じがしますな。
人的補償が誰になるのか頭のどこかで気にしたままの正月が終わり、やっと今年の戦力が出揃った。
余談になるけれど、この発表時期はどうにかならないもんなんだろか。奥村くんのときもそうだったけど、もう自主トレが始まる年明けになってから移籍が決まって、バタバタ引っ越しやら挨拶回りじゃ気の毒でしゃあない。選手のことを考えて、年内を発表期限としてやることはできないもんなんだろか。

そして、なんとなく傷は最小限で済んだ気がする。いい形で収まった気がする。
平良くんは実績らしい実績のない選手。一軍だけに目を向けていればマイナスらしいマイナスはないし、巨人の投手事情とベイスのそれを比べれば彼にとってもチャンスは増える移籍のように思う。
巨人は可能性や原石を失ったのかもしれないけど、とりあえず実害のない損失。ベイスは高卒時に獲れなかった選手を大卒時に獲ったような仕切り直し。名前のある選手、実績のある選手を獲られるのと比べたら、なんかやっぱり収まりがいいよ。平良くんのことを考えても、大田や小山と違って東京から横浜じゃさほど環境も変わらないしね。
ハムさんも予定調和というか出来レースなのかもしれないけど、金銭を選んでくれてありがとう。昔っから仲良しで太いパイプがありながらも、ドラフトで長野の件とか菅野の件とかあったりで何を考えてんだかさっぱりわからないチームだけに非常に気にしてた。人的になったら誰を選んでくるのかまったく読めなかったからひと安心。

平良くんに話を戻すと、管理人はギリギリでプロテクトと思ってたから予想はハズレ。まあ当たらないねこの予想は。当たったためしがない。
とりあえず、2017年も亀井も片岡もジャイアンツにいる。杉内も西村も今村もいる。その事実に胸を撫で下ろして、ゆっくり寝るとしましょうか。


   ∧∧
  (  ・ω・)今年もよろしく
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
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もう15年も前の話。
管理人はその頃、駆け出しの賃貸不動産営業マンだった。
小さい店ながらも店長になったり、賃貸は賃貸でも賃貸管理業になったり、いろいろと紆余曲折があった管理人の賃貸不動産キャリアだったけど、スタートはいわゆる「賃貸の不動産屋さん」。そう、誰もがイメージしやすいカウンター営業のあれだ。

当時は中野の駅前にあった店で働いてた。交差点角地で視認性は抜群だし、1階店舗で入りやすい。すごく忙しく働いていたことを覚えてる。
ある日、見たことのあるお客さんが来た。どこかで会ったとかそういうのじゃない。間違いなくテレビで見たことのある人だ。
うん、そうだよ芸人さんだ。ボキャブラとかで見たことあるよ。だけど、悔しいかな、この人のいたグループ名が思い出せない。なんだっけ、ここまで出てきてるのに・・・。
部屋探しに関する話をしながら、それとなく探りを入れていく。あぁ、何回も何回もこの人を見たことがあるはずなのに、いざというときに思い出せない。
開き直って正直に訊いた。「ボキャブラとか出てらっしゃいましたよね?」「もともと3人でやられててその後2人組になりましたよね」「ごめんなさい。大変失礼ながらグループ名が思い出せませんで・・・」
『○○です』
あぁ!そうだそうだ。スッキリした。

○○さんは、一度だけでなく何度も何度も来ていただいた。いわゆる「再来客」ね。
管理人は当時まだペーペーだったけど、それでもやっぱり相場観とか図面を見る力は一般のお客さんよりはあった(と思う)。
その管理人が見て、どう考えても安いマンションがあった。相場から考えると2万3万安いように思う。間取り、立地、築年数・・・その他図面から読み取れることに目を通す。なぜこんなに安いのかちょっとわからない。
うん、ひょっとしたら日当たりが絶望的に無い物件なのかもな。そう思ってゼンリンの地図を見る。バルコニーの方角がこっちだから地図でいうとこっち向き・・・、あら道路だから日当たりが悪いってことは考えにくいな。
四の五の考えてるよりも、実際に見た方が早いってもんで出発。そうそう、○○さんの案内はすべて○○さん所有のビッグスクーターに二人乗りで回ったw

着いてみて唖然。
築年数よりもだいぶ古さを感じる外観。ジャッキーの昔の映画に出てきそうな香港のマンションをイメージしてもらうといいかもw
「これはないですねやめましょう」「でもせっかく来ましたから部屋も見てから帰りましょうか」『そうですね』
なんて言いながら階段で4階まで。
そのマンションは、階段を上がる過程で各フロアの玄関の並びがずらっと見渡せる作り。そうなると不思議なものでさほど興味はないのに目が行く。3階を上がりきったところでフロアの一番奥にある部屋で目が止まる。玄関横に看板が付いてる。それも立派な木に達筆の墨で書かれた看板が。



住●会系 関東△△一家


お、おぉう。や、安い理由はこれかい。
○○さんと逃げるようにマンションを出た。後日○○さんがこのことをラジオでネタにしたのもいい思い出w
結局、全部で3回だか4回来てもらって、無事○○さんに部屋を決めていただいた。場所は中野付近でもちょっとマイナーなところになっちゃったけど、間取り、広さ、家賃はドンピシャだったし、何よりも○○さんの仕事を知った上でそれでもOKしてくれる物件だったのがデカイ。契約の日にはわざわざ色紙買ってきて○○さんからサインもらったなあ。

あれから管理人はいくつも会社を変わって、狭い業界の中でも職種を変えたりしながら、驚くほどたくさんの時間が流れた。
○○さんの接客をしたことはいい思い出であり自慢の一つ。ちょくちょくネタにして人に話したり、テレビで○○さんを見かけるとうれしかったりした。グループを解散したことも、音楽活動も始めてそこそこ有名なバンドとユニット組んだりしてたことも知ってる。

そんな常に気にしてる存在だった○○さんを、今年思わぬ形で目にした。


アイ ハブ ア ペーン

アイ ハブ ア アポー


・・・こんなに売れるとはw
そう、○○さんとは当時底抜けAIRLINEにいらっしゃった古坂さんのこと。いやぁ、古坂さん。その節はお世話になりました&ありがとうございました。「売れると親戚が増える」の見本のような擦り寄り方ですいませんがw、今年はこのネタを人に話したときの食い付き方が全然違います。たぶん、もうあそこの1LDKには住んでらっしゃらないんでしょうが、管理人はまだしばらくネタとして使わせていただきます。

そして、大変失礼ながら申し上げると、「ピコ太郎のバーター」と称して、古坂大魔王として素顔でちょくちょく番組に出始めたことに感心しております。
一発屋に近い扱いでおそらく長くは続かない。ブームが去った後に素顔が浸透してるのと、ほぼ初見になるのじゃえらい違い。未来への保険というかそういう狙いがしっかり見えますし、出ては消えていく一発屋芸人との差を感じます。

管理人もこのネタは今年のうちに書いておかなきゃな、と頑張って長文を書かせていただいた次第ですw ご活躍楽しみにしております。
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こんなスーパーグループがこんな形で解散していいのかと、どうしてもどうしても言いたくなってしまった月曜の深夜。

華が半端ない。キャラの立ち方が半端ない。ファンじゃなくても知ってる曲が山ほどあって、この曲がヒットしていた頃はどこで何をしていたなんて記憶が甦る。日本人ってみんな潜在的にSMAPファンなんだよな。
5時間半しっかり見ちゃったけど、前人未到の高いところまで上り詰めたグループなんだと改めて再認識。

最後は、泣いてるのに、無理に頑張って笑顔で歌い切った中居くんにもらい泣き。うん、笑顔で締めたかったんだよな。その気持ちが伝わるから余計に沁みた。

惜しむこともいくらでも書けるけど、今年は見るからにしんどそうだったからラクになって良かった気持ちもあり、結局出てくる言葉はみんなと同じ。
SMAP、ありがとう。
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ゴマキが妊娠だってよ。
しかも一人目じゃなく二人目ときたもんだ。
彼女がまだ中学生の頃、センセーショナルにモーニング娘に加入した経緯を見てきた者としては隔世の感がある。
もっと言うと、テレビの中の時だけが流れ続け、それを見ているこちら側が取り残されたような。そんな切ない気持ちにさせられる。

夜中にAKBの番組を見た。
うん、もう何年もやってる日テレのあれだ。
・・・知ってる子がほとんどいなかった。管理人の中じゃAKBはいつまでもあっちゃんがいて、優子がいてマリコ様がいた時代で止まってる。いや、管理人だけじゃなく世間一般はそうなんじゃないかと思う。

つんくがモー娘を解散させず存続させた訳。秋元康がAKBを引っ張り続ける理由。
そのバックボーンには、スポーツチームビジネスがある。必ずある。
考えてみるといい。「30年も○○ファンだ」「祖父の代から○○ファンだ」、人はこんなことを当たり前に言う。かく言う管理人も祖母の影響で巨人ファンになり、もうファン歴が35年を超える筋金入りのファンだ。何度かこのブログにもそんなことを書いてきた気がする。
だけど、これってすごく変なことだ。選手はどんどん入れ替わり、好きな選手は引退したり移籍したりでいなくなる。応援する選手がいなくなっても、そのチームをずっとずっと応援し続けるいわば壮大な「ハコ推し」だ。当たり前のようになってるけど、普通に考えたらそれってやっぱり奇異なことなんじゃないか?
だって、これを読んでるジャイアンツファンからしたら、ゴマキがいないモー娘を応援し続けることも、あっちゃんも優子もいないAKBのファンでい続けることもすごく変に見えるんだから。
世の中にこういうスポーツチームビジネスが普及しているから、エースが去ろうと四番が去ろうとモー娘もAKBも存続してる。低迷しようとファンが離れようと、次の黄金期を夢見て母体は残り続けてる。

さて、1位も獲れず、東京ドームライブでも空席が目立ったりするジャイアンツさんの話だ。
「あの頃のモーニング娘はすごかった」、「AKBはあの頃に限る」。そんなノスタルジーを吹っ飛ばすかのような大量補強2016オフだ。
どすこいが先発し森福が繋いで、打ってはマギーのホームラン。おまけに陽のファインプレーに翌日の予告先発は吉川・・・。こんな日も来るかもな2017。

こんなチームがイヤならファンを辞めればいい。簡単なことだ。あなたの周りにも「元・巨人ファン」はいくらでもいるだろう?それと同じことだ。
世の中には補強に消極的なチームもあるし、個人競技のスポーツだっていくらでもある。
ジャイアンツというハコを推してきた者にとって、この補強は受け入れていかなきゃいけない変化。

そして、少しだけ冷静に考えてみるといい。
ラミレスが来て四番に座り、グライシンガーがエースにクルーンがクローザーになったオフがあった。その時と比べてみるといい。
山口、吉川、森福、マギー、陽。・・・悪い、ハッキリ言う。こいつらは主役の格じゃない。ピークを過ぎてるのもチラホラいる。
誰が来ようと、2017ジャイアンツ打線の主役は坂本だ。そこに絡まるサブストーリーは峠を過ぎた阿部と村田さんの奮闘記であり、それと対を成す岡本の成長物語だ。
エースは菅野智之だし、それを盛り立てるサイドストーリーは内海、杉内のベテラン陣と、田口くん&今村のサウスポー生き残り対決だ。

だから、管理人は来年も再来年もジャイアンツというハコを推す。
ライバルが次々と加入してきて常に競争のあるハードな環境下で、その戦いを経て主力に成長していく者たちのシンデレラストーリーを心待ちにする。その主役たちが命を削って戦い抜くサマを敬意を持って見守る。
ここ数年忘れてたけど、これも一つのジャイアンツの楽しみ方なんだよな。
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・・・うん、それはアリなのか。鼻からうどん吹くくらいたまげたし、その発想はなかったぞ。
管理人も含めて世間の人的補償予想が小山に集中してるから、どうせ獲られるならタダじゃなく代わりになんかもらっとけってか?
この人的補償とトレードの相関関係、それを公にするタイミングについては、球界に一石を投じる話に成り得るんじゃないかこれは?

まあ、驚いたし呆れたし言葉にし難い思いにもなったけど、これについては上手くやったとも言えるわな。
それが吉と出るか凶と出るかは別として、どすこい山口のお釣りみたいな扱いになりかけてた小山が、当たりかハズレかは別として若手内野手に化けた。これ単体の話でみれば見事に勝ち抜けだ。

ただ、単体で考える訳にもいかないようで、今日になっていきなり水面下にあったはずの風雲は急を告げた。日曜日ってのは普通こういう人事については動かないものなんだけど、強引なまでに時計の針は一気に動かされた。

マギーも来る。陽もどうやら来そうだ。小山の代わりも内野手だ。

えっ!?阿部は?村田さんは?岡本は??に始まり、

いや、外国人枠どうすんだよ!?クルーズとマギーどっち使う??から、

またセカンドが増えたってことはいよいよ片岡の立場がないけど、クルーズがマギーと併用で干されるなら、それは逆に片岡の出番が増えるってことか??や、

んんっ?!陽がBクラスってことはハムにも一人出すのか!!??まで、

今日一日でジャイアンツファンの思考は、右に左に内野に外野に飛びまくった。翻弄されるとはこのことだ。

そして、ちょっと昨日までとは考え方のベクトルを変えなきゃいけない。
この流れを見るにつけ、陽を獲る気でいることは間違いない。むしろ、現有戦力の中でセンターが弱いのは明白なんだから、どすこいだマギーだの前に最優先でここに行くべきだったとさえ思う。余談だけれどもさ。
全て見越した上で、陽が入ってくる前提で物を考えなきゃいけない。
小山が抜けて、ベイスに一人獲られて・・・、って順番に一つ一つ考えてちゃいけない。今の段階で陽が入ったことを想定してプロテクトを組み直さなきゃいけない。もちろんマギーも然り。

例えば、ベイスに出すリストとハムに出すリストは同じか?
いや、確実に違うわな。例えば、ベイスに左打ちの外野手は腐るほどいる。筒香、梶谷、荒波、乙坂、松本、関根・・・何も調べずに思いつくだけでこれだけ出てくる。
だけど、ハムの左打ち外野って誰だ?西川、谷口・・・。あとはわからんわ。
これが誰を念頭に置いた計算かといえば、もちろん亀井と到な訳でさ。そういう残酷な取捨選択は出てくるよな。
ベイスには引き続きピッチャー警戒で、もっと言えば中川、長谷川あたりの若いとこに来るような気がするけれど、ハムはかなりの確率で野手だよな。

ちょっとこれは長引いて、もやもやしたまま最悪越年もありそうな気が・・・。
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先日、読者さんから「野球以外の記事も書いてください」とコメントをいただいたので、それを真に受けて久々の野球じゃない記事。・・・昔は野球以外のことも結構書いてたんですけどねw

んで、何を書こうかと考えた。
間もなく東京を離れる管理人。ちょうど今は時間もあるし、今まで行ってなかったところを巡る観光レポなんかいいかなと。
だけど、既に都民歴は20年を超える管理人。いわゆる観光地はだいたい行ってる。なので、東京観光にはまったく役立たないマイナー観光地巡りになると思われます。

【トキワ荘跡地】


まず最初はトキワ荘跡地。
管理人は手塚先生を読んで育った世代ではないし、藤子不二雄も小学生時分に読んでた程度。思い入れがあるかと言われるとそうでもない。なんか気が向いて行ってみた感じですなw



もう現物が残っていない以上仕方がないのだけど、周辺の町内会、商店街が「トキワ荘の街」として盛り上げようとしてる努力も見えながら、それがあまり功を奏していない感がある。あちこちに10月に終わったトキワ荘関連イベントのポスターが貼りっぱなしになってるし。ちょっと寂れてる感が否めないのが本音。

次。せっかく西武池袋線で椎名町まで行ったので、戻りがてら噂のスポットへ。

【やきう民交番】


ンゴ・・・

笑うわこんなんw なんJのキャラ「やきう民」によく似た交番。そう、これ交番ですw
なぜこんな気持ち悪いデザインになったのか。市民を守るべき交番が、なぜよりによって何の役にも立たなさそうなキャラに似るハメになったのか。見れば見るほど笑ってしまうw
車で走っててこんなん見えてきたら気ぃ取られて危ないよなあw

さて、気を取り直して、次は名所らしい名所へ。
【中銀カプセルタワー】


おぉ・・・、かっこいい。
一応は長いこと不動産の世界で生きてきた管理人。これは一度見ておきたかった。
この斬新すぎるビルはカプセル型のワンルームマンション。建設当初は古くなったらカプセルを取り外して交換することまで想定していたらしいから、時代を一歩も二歩も先取りしてたことが窺える。
これはホントに芸術的な建物だと思うし、実際現物を目の当たりにして惚れ惚れした。このセンスは異次元だと思う。
だけど、建築から40年以上が経ち、アスベストやら建て替えやら大きな問題に直面してるのも事実。ウィキペディアに詳しいので興味のある人はそちらをどうぞ。



実際、近付いて見てみると、各カプセルがかなり老朽化してるのがわかる。エアコンのダクトなのか異常に延伸したホースも目立つし、窓から窺える室内の様子も、ゴミが積まれてるとしか思えないカプセルも少なくない。どの部屋か知らないけど競売情報にもよく載ってるしな。
噂だと集中給湯が故障して直せず現状どの部屋もお湯が出ないとか、ラブホのベッドみたいな集中スイッチも壊れると直しようが無いとか、いつまでも問題先送りじゃ済まなくなってきている模様。



だけど、この外観は唯一無二。願わくば、これと全く同じデザインで設備だけ新しくして建て替えてほしいとさえ思う。うん、いいもの見れました。

さて、せっかく新橋まで行ったので、そこからゆりかもめでお台場へ。

【お台場ガンダム】


・・・やっぱ見惚れるね。見るのは7年ぶりかな。来年の3月で展示が終わるってのがニュースになってたので見納めに行ってきた。7年前のことも記事にして残ってるのでおヒマな方はどうぞ。

 

これは何に感動するって、異常なまでの作り込みに胸打たれるんだよな。一切の手抜き、妥協なしで、色の塗り分けとか凹凸でごまかさず、全て完璧にパーツで組み合わせてる(ように見える)。この仕事の細かさは異常だし、壊しちゃうのは本当にもったいない。

・・・さて、明日はどこ行って遊ぼうかなw
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さてさて、めんどくさいから詳細は省くけれど、人的補償で一人減る訳だ。
ベイスで円形脱毛症になってるようなメンタルのヤツは、巨人阪神に来たら全形脱毛症でハゲあがるんじゃないかと思うけれども。

問題は、・・・いや世間が知りたいのは、誰が守られてるかじゃない。ベイスの側から見た視点で、果たしていったい誰を獲れるのかだ。プロテクトリストの予想よりも、誰をもらえるかのリストがあるならそっちを欲しいだろう。じゃあ書いてやるよ。

巷じゃいろんなことが言われてる。

亀井?片岡?杉内?

誰が出すかバカタレ。
巨人の支配下選手一覧を見ながらよーく考えろ。そいつらを出すリスクを冒してまで守りたい選手なんかどこにもいない。悲しいけれどそれが現実だ。
それにそいつらの年俸を調べてみろ。人気があってグッズは売れる。実績もあって、ゆくゆくは若手の指導的役割も期待できる選手が5千万6千万でいてくれるのに、それをみすみす放出するバカがどこにいる。

阿部?内海?

笑わすのもいい加減にしろ。
くだらないゲームに課金させてる会社の持ってるチームだからそんな発想になるんだ。生え抜きの大功労者で、しかも人間性も含めて将来の幹部候補を誰が出すか。阿部や内海がほしいなら、はした金じゃなく50億100億持ってこい。

・・・一通り毒づいたところで、じゃあ誰なら出せるのか?
プロテクトから誰が漏れてるのかという本題だ。

ベイスの高田GMいわく、ピッチャーがほしいそうだ。
他の人ならまだしも、高田くらいバカならそれは真に受けていいんだと思う。
ヤクルト監督時代からこいつの言動を見てればわかる。こいつはどこで何の仕事をしようが、死ぬまで「巨人OB」の小物だ。

じゃあそのピッチャーから。こっからどれでも好きなの持ってけ。

【西村、與那原、小山、中川、江柄子、長谷川、巽】

タイトルホルダーがいるぞ。しかも大昔じゃなく3年前だ。小山だってローテに入ってクライマックスで投げたこともあるぞ。高田はたぶん先物買いよりも実績派だからどっちでも好きなの持ってけ。

次、野手。

【寺内、藤村、脇谷、相川、實松、松本、中井、堂上】

どうだ?上記全員知ってるだろ?顔が浮かぶだろ?これたぶん全員リスト漏れだぞ。知名度だけはあるけど、実際使える選手もいないんだけどさw

おまけにまだいて、【辻、宇佐美、河野、和田、鬼屋敷、北、吉川、松崎】。この辺全部漏れる。

寺内と吉川を両方外すのはマズイ。それはよくわかる。
だけどこれは逆に考えるべき事案。二人いるうち多くても一人しか獲られない。どんなに悪くても一人残るなら、それは二人とも保険を外しておいてもセーフなんだよ。そして、たぶん二人とも外しておいても二人とも獲られない。獲らぬ狸のなんとやらになる典型的ケース。

辻はすごく悩む。だけど優先すべきは山本くん。
そして、今年ドラ1で新・吉川を獲ったことがその思考に拍車をかける。クルーズ、片岡、山本が確保されてて、脇谷、寺内、吉川のうち最悪でも二人残る。これで辻に枠を一つ使う意味がないんだよな。
 
・・・ベイスに現状不足しているのは投手力。
内野だろうが外野だろうが、野手の層に関しては巨人よりも上だと思う。それを踏まえた上で、上記のリストを考慮して、管理人の予想はズバリ・・・












小山
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今日は四の五の御託を並べずハッキリ結論を書こう。

今年、村田さんは復活した。

そう褒めてあげなきゃ、いや絶賛してあげなきゃ村田さんに失礼だ。

人はその言葉を簡単に使うけれど、「復活」ってのは定義が難しい。
人は年々衰える。村田さんだって、キャリアハイのホームランはこともあろうに46本だ。35歳の人にその27歳の頃の輝きを求めても仕方ない。
35歳を過ぎたら身体はもう下り坂も下り坂。そんな状況下で選手が去年の自分を超えてきたら、それはもう細かいことはどうあれ絶賛してやるべき。ベテランにとっては一年一年が勝負なんだから、その中でのV字回復には20代の頃のそれと比較にならないほどの価値がある。

特に今年の村田さんは、何のケチも付けられないほどに過去の自分を超えてみせた。

2014  .256 21本 68打点 OPS.732 
2015  .236 12本 39打点 OPS.683

2016  .302 25本 81打点 OPS.859


ジャイアンツファンなら知っての通り、これは村田さんが試行錯誤して苦しみ、悪戦苦闘しながら背水の陣の中で勝ち取った大復活。
そして今日、その功績が認められゴールデングラブに続いてベストナインの栄冠も手にした。これに拍手を送らないのは失礼だよ。開幕前、誰がこんな村田さんを予想した?岡本とサード争いでレギュラーすら危ういと思ってたヤツも多いんじゃないか?うん、管理人も割とそうだったぞw

坂本は5年先も10年先もきっとゴールデングラブ、ベストナインの常連であり続ける。
だけど、村田さんはそうじゃない。ひょっとしたら今年が最後の輝きなのかもしれない。
だから、巨人ファンならこの村田さんの輝きにこそ酔わなきゃ。そこに価値を見出して称えてあげなきゃ。だって、今年の村田さんは10年後の坂本なんだもの。坂本が8年後に250しか打てなくなって、9年後にはいよいよ230になって、それでいて10年後に300打ったら泣くだろ?村田さんは今年それをファンに見せてくれたんだ。

村田さん、今年はありがとうございました。
これで来年また250になったら、いよいよ「契約最終年しか働かない」だの「日給制にしろ」だの言われそうですが、今年の村田さんの輝きには誰も何も文句は言いません。本当にありがとうございました。

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・・・そうか、去年はこの場で由伸の最終打席イベントがあったんだよな。

テレビでファン感を見ながら、ちょうど一年前のことを思い出した。
賭博の激震に揺れ、その余波も落ち着かぬ中での原退陣→由伸監督就任。去年のこの時期は、寒風吹きすさぶ嵐の中で真っ向から荒波に挑んでいくかのような状態だった。

それに比べて今年のなんと静かなことか。嵐の対義語でいえばさしずめ凪か。

そんな中で「は?」と思わされた新ユニフォーム発表。まさか2年で変えるとは思わなかった。



・・・そ、そうですか。
2年続けて青ユニ配布イベントまでやってたのに、青を捨てまさかのグレー回帰。古いファンならご記憶の通り、確か2011年~2013年まではほぼこんな感じだった。当時はアンダーアーマーじゃなくアディダスだったけど。
別に悪くはないんだけど、工夫が無さ過ぎるというか、まあ簡単に言うと地味だよなw ホーム用もオレンジ色が暗くなってより一層地味になった感じ。

で、ユニを変えるとレプリカが売れる。
逆に言うと、レプリカを売るためにユニを変えるなんて見方もできそうだけど、ジャイアンツのこれに関してはないな。
実際アディダスでグレーをやってた時期も、誰もグレーユニを着てなかった。というか、ドームのショップでもほぼほぼ売ってなかった。その時期も球場に行きまくってた管理人が言うんだから間違いない。今年のこれも、わざわざ選んでグレーを買う人もあまりいないだろうし、ホーム用もほとんど変わってないからそっちの買い替え需要も薄そう。・・・うーん、じゃあなんで変えたんだろな?
ただ、帽子のツバにオレンジ色を入れなくなったのはいいね。あのオレンジは邪魔だったからこの方がシンプルでスッキリする。


・・・そう、それと管理人のプライベートについて。
去年の今頃、東京を離れ地方の実家に帰る旨、ブログもそろそろ辞める旨を書いておきながら、紆余曲折あって今年も東京にいた管理人。
ですが、一年経ってまた同じ状況になりました。実家の母がおかしな病気になり、詳細は省きますがいつ何があってもおかしくない状況です。そういう現実を突き付けられたときに、親孝行らしいことを何一つしてこなかった我が身を省み、少し親子の時間を持ちたいなあと考えた次第です。何もしてやれなくても、顔を見てたわいもないことを話して少し一緒にいたいなあと。
そう考えたときに、もうあまり東京にいることが魅力的に感じられませんでした。だって、もう氷室のライブは無いし、ジャイアンツはしばらく弱そうだし監督は貴ノ花みたいだし。
今の仕事は決して順風満帆ではないものの、一応は会社から必要とされ、それなりにやってきた中でのリタイアです。何度も何度も転職してきた管理人ですが、今回はこういう事情なのでガラにもなく惜しまれ慰留されなんだか困惑してますw

そう、管理人は実家に戻ります。
20年以上住んだ東京を離れ、地方に移り住みます。ブログは続ける気でいますが、観戦レポはもうおしまい。そもそも、実家にネット繋ぐとこから始めなきゃいけない。そんなんで続けられんのかホントに?w
惜しまれても慰留されても有給もないブラック企業なので月末までみっちり仕事ですが、来月の上旬は少し都内の街レポでも書こうかな。新ジャイアンツ球場の予定地も行ってきたいし。

まあ、慣れ親しんだ球場に行って大騒ぎできなくなるのは残念ですが、人間は生きてりゃきっとどうにかなるんですよ。
こんな傲慢な管理人のブログながら少数の固定ファンがいるのは自覚してるからさ、まだ断筆宣言は先に取っておきます。
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この試合の意義とはなんだろう。
なんとなく親善試合的な緩い感じになって、なんとなく勝つような気がしてた。
メキシコが強いかどうかはよく知らない。いや、管理人だけでなく誰も知らないだろう。なぜなら、他のスポーツと違って野球の代表チームは、本当にその時点で最強の代表なんだかまるでわからないもの。国際大会にアマチュアを出してくるアメリカがいい例だ。



でも、まあなんとなく勝つんだろう。
ホームだし、こっちはNPB選手の中でベストオブベストを選んでるし。そんなどこか余裕がある中で迎えた強化試合初戦。

 


・・・うーん、ジリジリしたなあ。イライラしたなあ。
この試合の意義が「使えないんじゃないだろうかという選手を本当に使えないか試す」ことにあるならいい。それならば理解する。
もう他の選手がオフを満喫したり、キャンプに明け暮れる中で代表に召集しておいて、練習で調子が上がらないからといってそう易々とは見切れない。千賀のように「来春の代表に呼ぶか呼ばないか」、山崎のように「クローザーとして使えるか使えないか」、それを試合の中で衆人環視の下で試すなら、それは価値があると理解する。

これを本戦までまだ半年弱ある中での試金石として、ここからまだまだブラッシュアップしていくならいい。今日の日も意義があったものと理解する。

だけどそう未来は開けているだろうか?
スタメンを見たときの高揚感、感じた完成度の高さは前回大会の本戦以上のものがあったし、今日まったく役に立たなかったソフトバンク選手の重用と小久保の出自が無関係とは思えないだけに頭が痛い。小久保はソフバン以外の試合を見てるか?いや、失礼だけど割と本気で思うぞ。

公式球に合う合わないで苦戦するのはどこも一緒。フォアボールを連発してたメキシコの先発ピッチャー、二番手ピッチャーあたりもきっとそうなんだよ。
だけど、こうも打てないことの言い訳にはならないし、メキシコのリレーは先手、日本のリレーは後手に感じたのもまた事実。

うーん、まだ3試合あるからな。まだこれくらいに留めておく。最後は試合前にイベントをしてた中田のそっくりさんでお別れしましょう。・・・いくらなんでも似過ぎだおまえw

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管理人は転職経験だけは豊富だ。
そんな管理人が思うのは、同じような仕事をするにせよ環境というのは重要だということ。
例えば、一つの仕事を進めるときにあらかじめフローが確立されている会社。自分の判断であれやこれやと手探りで進めていく会社。
何かを改善しようとするときに上司にお伺いを立て、決済だ稟議だとプロセスの多い会社。独断でスイスイと推し進めていける会社。
同じ業種で同じ仕事をするにしても、その組織の環境というのは多分に影響する。東証一部上場企業、1フロアに100人以上が勤務する会社、個人経営のような零細企業、同じ事務所の同僚が3人4人程度の中小企業、すべて経験してきた管理人が思う偽らざる感想。

何の話かといえばもちろん大田のことだ。
大田はジャイアンツには不向きだったんだと思う。
ジャイアンツには、じっくりゆっくり若手を育てられるような土壌はない。注目度が高く常勝を求められるが故に、結果を出せない選手にそう何度も出番はこない。毎年優勝がノルマのチームに、シーズンを棒に振ってでも一人の選手の育成に充てるような余裕はどこにもない。
打てなくてもミスしても大田を使い続けるような環境じゃなかったから、本人も結果を出すことに捉われ過ぎて壮大な迷走を続けた。毎年変わり続けたバッティングフォームがその象徴だ。

そして、どう育てるか方針がハッキリしなかったのもまた事実。
率が低くても三振が多くても長打を見込める長距離砲にするのか、無難にソツのない打者に仕上げるのか、何もビジョンがないまま様々なコーチが手を加えて、結果できあがったのがあの訳のわからないノーステップ打法。挙句、グリップを下げてノーステップならミート率は上がるかと思いきや、その打ち方になってから余計に三振を量産するようになった混迷ぶり。大田には悪いけど、これを反省点として岡本に活かさないとジャイアンツに明日はない。

出来の悪い子ほど可愛いじゃないけど、大田に対してそれに近い気持ちを持っていたファンは多いと思う。素材は一級品、敵を作らないキャラクター、大事なところで自転車で転んで骨折するような度を越したバカさ加減。期待してるとはもう言えなくても、なんとなくこの出来の悪い子とまだこの先も付き合って、たまに打つ豪快なホームランに浪漫を感じて、走塁ミスとか変化球にあっさり三振する姿を見て笑うんだろうな。そんな妙に穏やかな気持ちで大田を見ていたファンは多いと思う。

だけどな、それは大田を戦力として見ていない証拠なんだ。それこそが大田はジャイアンツに合わなかったってことだと思うんだ。
ファンでも優勝を期待してないようなチームとか、夏場からほぼ消化試合モードでスタンドがガラガラのチームならまた違ったんじゃないかと思う。大田に伸び伸びとやらせて大打者に育つパラレルワールドはあったのかもしれない。

だから、これは別れじゃなくて門出。大田にとって最後のチャンスでありながらも、ようやくここから始まるスタート地点。管理人だってさ、決められたプロセスに従って仕事をする環境だと埋もれるけど、すべて自分で判断して己の才覚で働ける職場だとバリバリ仕事をこなせるもん。やることは同じでも結果は同じじゃないんだよ。何かにつけ「やることは変わらない」って言ってるヤツにも言いたいことだけど。

栗山は選手をしっかり見てくれる監督。監督が駒として選手を見るのではなく、上司として選手の人間性、性格にまで踏み込んで接してる感がある。大田には合う気がするな。きっと「タイシ」って呼んで可愛がってくれそうだしさ。
大田、マイナスに受け止めないで、ようやく自分に合う環境に行けると信じて頑張れ。ハムファンさん、かなり出来の悪い子だけどどうぞよろしく。
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おもしろいなあ日本シリーズ。
戦前から非常に予想が難しい対戦ではあったけど、ここにきていよいよわからなくなった。ミスもエラーも多いけど、それこそが日本シリーズという大舞台。内容が白熱してるし、スタンドのファンも熱いし、選手もタレント揃いで実に見応えあるよ。

そして、ジャイアンツは来年この舞台に立てるだろうかと、どうしても思いはそっちに向く。
今シーズンを振り返って、いろんなところで分析、検証がされてる。
例えば、
・ブルペン陣の駒不足
・阿部、村田の高齢化
・代打陣の貧弱さ
・20代後半の層の空洞化

ジャイアンツファンならこの一年イヤというほど感じてきた問題点、課題があれやこれやと指摘されてる。

そこにいちいち文句を付ける気はない。どれもこれも正論だ。
だけどさ、一朝一夕でクリアできる話じゃないから問題なんだよな。
ブルペンは去年から言われてきた話だし、阿部の代わりなんてここ数年ずっとジャイアンツに付いて回ってる課題だ。
来年、いきなり入ってきた新戦力がブルペンの救世主になって60試合も70試合も投げてくれることなんて考えにくいし、実績のあるベテランが加入してきて代打の切り札になるなんてのもどうやら今年は無さそうだ。

そういう新戦力頼み、期待してなかった若手の急成長待ちみたいな話じゃなく、すぐにでもできること、手を付けられることはあると思うんだよな。
その一つが小林。小林は今年129試合に出て打率204。もともと打撃に期待できる選手じゃないけど、予想の更に下を行く驚異的な低空飛行で堂々のセリーグ打率最下位。体感的には「よく2割に乗せたな」というのが本音で、夏場には打率が180台を彷徨った時期もあった。

こういう選手を無理にレギュラー起用する必要はあるのだろうか?
いや、誤解のないように言えば、使うなと言ってる訳じゃない。捕手の一番手で考えることにも不満はない。打てなかろうが、大事な試合は小林が先発マスクで全然構わない。
ただ、固定することを見直さないか?って話だ。
今年、小林のほかに規定打席に到達した捕手は一人もいない。セリーグでいないんじゃなく、パまで見渡しても一人もいない。今、日本シリーズを戦っている石原も大野も規定に達してない。捕手といえば思いつく嶋も炭谷も未達。ラミレスに重用された戸柱も規定には届かなかった。

・・・だからさ、他所みたいな起用でいいじゃない?
阿部の後任として考えるから常に試合に出るレギュラーを想定しちゃうけど、3人~4人で併用してその一番手が小林ってことでいいじゃない?他所もそうなんだからそれをもって強いだ弱いだには直結しないし、言っちゃ悪いけど小林を常時起用することはむしろチームの弱体化を招いてるよ。打たないだけならまだしも、ファンならご記憶の通り雑な捕球でパスボールは多いし、バントはできないし(クロワッサンは食うし、帽子は取らないし)でこれじゃ固定する意味がない。
原がやってたみたいに「このピッチャーには捕手○○」の専属起用を試してみるのもいいし、實松も相川も小林よりは遥かにバッティングがいいんだから、その時の調子や相手ピッチャーに合わせて考えるのもいい。それに河野とか鬼屋敷とか下にも捕手がいるんだから、上で使って経験積ませないでどうすんだよ。加藤の二の舞になるぞ。

小林は年齢を考えたら「育てる」ときはもうとうに過ぎてるし、十分十二分にチャンスは与えられてきた選手。数回の代打で結果が出なくて二軍漬けにされる選手もいる中、小林という選手のポテンシャルはもうみんなが知ってる通り。
今年を見る限り、疲れが溜まると露骨に成績に反映するタイプみたいだから、パフォーマンスが落ちてきたら代わりを使う。1試合の中でもどんどん8番に代打を出して入れ替える。それだけでだいぶ変わってくるものはあると思うよ。
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