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山ほどマンガを読んでるけど鳥山明ほど魅力的で上手い絵を描く人っていないんですよ。合掌。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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長い試合だったなあ・・・。
と思ったら、試合時間は3時間を切ってまさかの2時間58分だったんだ。初めから観てた身としてはちょっと信じられないね。

そう感じる理由の99%は両先発のグダグダ。
まあ、ひどかった。共にそこそこの実績があるサウスポー対決だったけど、「何やってんだ?」って真顔で言いたくなるお粗末な出来。
攻撃が長いのはいいけれど、同じくらい守備も長くてもううんざりした。5回終わったくらいまでは、掛け値なしに勝つか負けるか全然見えなかった。


こういう試合で勝因を切り取れば、やっぱり平内になるかなあ。個人的には鍬原も加えたいけど。
このまま平内がセットアップでいけるなんてことは夢にも思わないけど、今日は紛れもなくいい仕事をしてくれた。それは褒めて認めてあげないとね。
いのうとうしゅ改め、いのう終身名誉死刑囚が古巣相手に無様極まりない醜態を晒した後だっただけに、余計にその後を受けた中継ぎ陣のキレイなリレーは映えて見えた。



さて、本日の球場グルメは坂本の「キャプテンハヤトのぼっかけ焼うどん」。
「ぶっかけ」なら丸亀製麺大好きな管理人にもおなじみだけど、「ぼっかけ」ってなんだ「ぼっかけ」って??
まるで聞いたことすらない単語だったけど、これ関西じゃ当たり前に通用する言葉らしいねえ。驚きだよ。要は牛すじが乗っかってることを意味する単語で、ぼっかけ焼きうどんもあればぼっかけ焼きそばもあるらしい。そりゃ不味い訳ないじゃんそんなの。
そして、焼うどん自体も味付けが美味しかった。醤油風味でいい味してたしキャベツ人参もしっかり食感があった。そこに牛すじが乗るだけで十分に食べ応えがあるし、コロッケなのか芋もちなのか過去数年の坂本弁当でも見覚えのある6番が刻印された揚げ物がまた美味い。とりあえず、今年食べた選手メニュー5種類の中じゃ一番のヒットかな。

・・・まあ、ヤクルトの走りぶりをを見たら悲観したくもなるけどさ、1試合で5勝できる方法は無いし1日でゲーム差を10詰める術も無いのよ。
なら、来るべき日に備えて「ジャイアンツのベストオーダー」と「ジャイアンツの勝ちパターンリレー」を作っておくこと。それが大事よ。
まーだ先は長いから。焦らず焼うどんでも食べて夏バテしないように。



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最近、原が「左のセットアップがもう一人いれば」と言っていることが記事になっていた。
それを受けて、アンチの皆さんは「またほしいほしい病が始まった」と笑う訳だけど、これに関しては少し意味が違う。


ジャイアンツファンならば、翻訳ソフトを使うまでもなく「中川がいればなあ」って意味だとわかる。
セリーグの他球団ファンも「あぁ、言われてみれば中川がいないな」と気付く。
この3年間で162試合に投げ、67のHPを挙げてきた男が今年まだ1試合も投げていない。中継ぎが崩れて負ける試合を何度も見せられると、どうしてもその不在に目が行き、頼りない顔で力強い球を投げ込む背番号41が恋しくなる。

またそれと合わせて、田口をヤクルトに放出したことを嘲笑う声も耳にする。
でも、それはあくまで外野の意見。巨人ファンからすると、田口には十分すぎるくらいチャンスはやった。先発、セットアップ、ロングリリーフ。あの13勝を挙げた年の翌年以降、燻り続ける若きサウスポーを再生すべく何度も何度もその機会は与えた。
それを活かせなかったのは田口の問題。その田口がヤクルトに行って以降、水を得た魚のように明るくなり成績も良くなったのは、能力がどうこうじゃなく環境と適性の話。
管理人は同じ業界の中で5回も10回も転職してるダメ人間だからよくわかる。自分に合うところはそれを初日で感じて、結果それ相応の成果も出せる。逆に水が合わないところは早々に違和感を感じて短期で辞めることになる。これは優劣じゃなく向き不向きの話。だから田口は1ミリも惜しいと思わないし、むしろ今の活躍を喜ばしく思ってる。あのまま巨人にいてもどうにもなってなかったと思うよ。

話が逸れた。
そういう「合う合わない」の観点で、ビエイラのセットアップはどうなんだろうか。
いや、セットアップという言い方だとわかりにくい。「クローザーからの降格」は彼の中で受け入れられてるんだろうか。
管理人もビエイラをセットアッパーにと計算、期待していた一人だから偉そうなことなんて言えないんだけど、日本人選手でなく数年間しかいないことがあらかじめわかりきってる外国人にとって、この立ち位置の変化は違和感なく消化できてるんだろうか。「合う合わない」の前に本人が腹の底で拒絶してないだろうか?

誤解のないように言えば、セットアップはクローザーに負けないくらい大変な仕事。重責を背負う激務。
9回に投げることが決まってるクローザーと違い、打順の巡りと点差で出番が7回になったり8回になったり、はたまた6回にもなれば9回以降にもなる大変なポジション。イニング途中から投げたり、3戦も4戦も連投したり、短命に終わる選手も非常に多い本当に報われない仕事。

とはいえ、それをビエイラが理解しているか納得しているかは別の話。
マウンドで過剰に吼え、自分で招いたピンチを自分で抑える自作自演でドラミングして大暴れしてきた外国人からすると、ただのつまらないポジションへの降格と捉えてないかなあ。8回じゃ抑えてもゴリラ踊りできないしさ。

今日の内容を見て、もうこれ以上は上向かないかなあと感じた。
投げてる球の質とかじゃなくもっと手前の話で、この使い方だとどうやっても活きないなと思ってしまった。
コーチの山口鉄が歴史に残るセットアッパーでありながら、クローザーをやらせるとさっぱりだったみたいに、田口が巨人よりヤクルトの環境が合ったみたいに、ビエイラのセットアップはちょっとフィットしないのかもなあ。中川、早く戻ってきてくれないかなあ・・・。



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なんで石川だったかなあ。

いや、別に石川を使うななんて言う気はない。
だけど、今シーズンの初打席が0-0の終盤、2アウト満塁の場面じゃちょっとあんまりだよな。もうちょっとラクなところで試運転させてからでよかったと思うのは決して結果論じゃない。
管理人以外にも、あそこで「え?ナカジじゃないの?!」と思った巨人ファンが数百万人いたはずだもの。

で、そういう情状酌量的な面こそあれ、出てきたアイツはいったい何を考えて打席に入ったんだろうか。
もう気持ちは「慎吾グランドスラム!!」とか「ダイナマイト満塁弾!」とか、自分の活躍が明日のスポーツ報知一面に躍ることだけに飛んでたんじゃないかなあ。

1球目のセペダを彷彿とさせる腰引きに悪い予感がし、2球目の状況とか局面とか野球の基本的なことを説教したくなるフルスイング空振りに吹いた。1年目2年目の若手ならまだしも、この人もうプロ11年目なんだよ。逆にすごいよね。
結局、自分で勝手に追い込まれたようになって、見るも無残なへっぴり腰で明らかな外し球を振っての3球三振。なんかもう笑ってしまった。割と真面目に智之をそのまま打たせた方がよかったんじゃないかなあ。

だから石川が悪いというか、あの局面で使った原が悪い。
原も不必要に株を下げたし、石川自身もたった一つの三振なのに5倍にも10倍にも悪く見られる。言っちゃ悪いけど、石川のファンなんて大半が顔しか見てない若い女子。戦力としてはほとんど期待されていない選手なんだから、こういう目立つポカ一つでトレードとかクビにつながる十分なきっかけになっちゃうぞ。







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さて、4日間も試合がないのでここまでの総括でも。

まず交流戦。8勝10敗で10位。
欲張らず5割でいければとの気持ちもあったので、昨日勝ってくれてればまあ及第点ではあった。その試合であれだけ無様に負けてしまうのがなんだか象徴的ではあるけれど、まあ3連敗は一度もなかったし大怪我しなかっただけ良しとしてもいいんじゃないかな。

チーム内に目を向ければ、打つ方は十分に働いてる。
成功して3割の競技だから不満を言い出せばキリがないけど、まあ総じて文句はない。むしろこの先「丸、ウォーカー、尚輝、岡本、坂本、ポランコ、中田(陸)」といった重量級の選手をどう並べて打線を組むかが楽しみだ。個人的には1番は尚輝にしてほしいところだけども、原の好みと過去の教訓からして丸になるんだろうなあとも思う。なんか長野さんと被るし。

打つ方にこれ以上は求めないけども、その分投げる方には不満だらけだ。
特に中継ぎ、いわゆるセットアッパー枠が実に心許ない。現状その立場にいるのは今村と鍬原なんだろうけど、ちょっと不安定で頼りない。二人とも経験に乏しいこともあって、この先大一番で投げたり、夏場の連投なんかを考えると不安要素だらけな気がする。ビエイラ、中川あたりが戻ってきてそれぞれ7回8回を任せられるようにならないと大きな連勝は望めないように思う。

次は他チームについて。
ヤクちゃんが交流戦をぶっちぎりで駆け抜け、気づけばゲーム差は7にまで広がった。まだ順位とかゲーム差に捉われる時期ではないのだけど、さすがに少し離された感はある。
でもヤクちゃんは必ず落ちてくる。このまま調子がいいままいくなんてことは絶対にない。
ヤクルトの今の勝率は656。これは出来すぎだもの。例として近年の優勝チーム勝率を挙げるならば、
2021ヤク 584
2020巨人 598
2019巨人 546
2018広島 582
2017広島 633
まあ、おおよそ6割勝てれば優勝するし、言い方を変えれば強いチームでも6割くらいに収束するのがペナントレース。

同じ理屈で最下位チームでも勝率3割なんてことはない。また例を挙げれば、

2021ベイ 425
2020ヤク 373
2019ヤク 418
2018阪神 440
2017ヤク 319
並べると2017年が異常だったのがよくわかるけど、1位6割から6位4割までの僅かな差の中で争うのがペナントだってはっきり表れてる。そう考えれば阪神が上がってきたのも当たり前。そもそも少し前に書いたけど、阪神って開幕前は優勝候補の一角だったんだからな。

だから、今すべきはヤクちゃんがへばって落ちてきたときにしっかり叩ける体制作り。
そして、それこそが勝ちパターン中継ぎの整備だと思うよ。ここ一番の絶対負けられない試合で、智之や戸郷の後を受けて大勢くんに繋げるピッチャーの確立。ここに目途が立てばまだ全然どうにかなるよ。

最後に2022年というシーズンについて。
ここ5年10年のジャイアンツに付いて回ったテーマ、それは「ベテランばかりで若手が出てこない」。ジャイアンツはドラフト上位で入ってきた若手が野手も投手もほとんど出番がなく、他球団からの移籍組も含めベテランだらけでベンチが構成されてるのが常だった。
それが今年は驚くほどの若手台頭祭り。しっかりとチームに不可欠な存在になった大勢くんは言うに及ばず、陸、山﨑、赤星、中山、堀田、山瀬、菊地。去年までは見ることも名前を聞くこともなかった選手たちがしっかりと活躍してる。

去年まで「年寄りだらけだ」「坂本頼みのチームからの脱却がー」とか言ってた人たちが静かになったと思ったら、今度は同じ人たちが「原じゃダメだ」「原やめろー」と騒いでる。
叩きたい人は何をしても叩くし、そういう人たちは勝ってる時には「褒める」んじゃなく「黙る」。そしてまた綻びを見つけては叩き出す。真面目に聞くには値しないよ。

管理人としては、春は若手に頼って、彼らがへばったり研究されて結果を出せなくなるであろう夏場以降にベテランが帰ってきてくれればと思ってた。
勢いだけでいけるのは僅かな期間、相手も分析研究してくるし、秋どころか夏まで残れる若手は大勢くんと陸だけ(あと山﨑かなあ)だと思ってる。それと入れ替わるように二軍にいた経験豊富な連中が戻ってきてくれれば理想的だったけど、梶谷が今季絶望、山口どすこいも無理そうとなってその辺の計算は大きく違った。プラスで上積みできそうな戦力で見込めるのが、中川、ビエイラ、松原くらいしかいない。正直そこは本当に計算外だった。

まあ、まだまだこれから。
「もうヤクルトで決まりだ」、「ヤクちゃんぶっちぎりで優勝だー」って言ってる人たちは、2ヶ月前に「阪神は100敗する」って言ってたよ。言ってたと思うじゃなく絶対に言ってたよ。それがヤフコメ民となんJ民の正体だもの。
だから気にしなさんな。まだ半分以上80試合も残ってるんだから、これからいくつも山あり谷ありですよ。選手もファンも4日間休んでリスタート♪ 




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さすが見せ所を心得てる。

待ちに待ったキャプテン坂本復帰の日。
マスコミの取り上げ方はいつもより大きくなる日だし、それに合わせて他球団ファンからの注目も集まる。

そこでバコーンとやってみせる。
文字列だけの試合結果とか、ダイジェストで数分にまとめられる結果しか見ない人にとっても「坂本復帰!いきなり爆発!」は鮮烈に刻まれる。仮に明日明後日ノーヒットだとしても、坂本復活の言葉が独り歩きする。

これが明日だとそうでもない。

例えば今日イマイチで明日大暴れしたとて、メインストリームからは少しずれる。アピールする層の広さ、そのインパクトの大きさがまるで違ってくる。
この辺のポイントを逃さないのがまさにスーパースター。学生のテスト結果だろうが、営業マンの成績だろうがこうもキレイにはいかない。この「持ってる」感じは往年のキムタクに通ずるものがある。


「あぁ、やっぱりジャイアンツは坂本のチームだ」

今日そう思った巨人ファンは数十万人どころか数百万人いただろうし、興奮で紅潮してそう思った人も多いだろうけど、もう管理人に至ってはなんだか込み上げてくるものさえあった。
いかに自分が坂本を待っていたか。打線の中にキャプテンがいてくれることがどれだけ心強いか。躍動する背番号6を見ながらジーンときて心に染みた。

あとはあまり無理しないように。
ハッスルしすぎて三塁に走ってアウトになったプレーを見て、また怪我しないだろうかと心配になった。
守備機会もフライの一度きりだったから、ゴロを捌く姿も見てみないと不安は拭えない。
試合終盤には中山くんや湯浅と代わってもらっていいから、とにかくこのまま秋までいてくれ。極論すればいるだけでも十分だから。

キャプテン殿、スーパースター様、巨人のプリンス坂本。おかえりなさい。

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今日は休みで特に予定もなかった管理人。
久々に西武ドームに行こうかなんて割と真剣に考えた。最後に行ったのは確か2018年のこと。だいぶご無沙汰だから足を伸ばして行ってこようかとちょっと調べてみた。

まず、管理人が普段いる東京ドームの外野席はチケット代が2,300円。一部死角ができる見切り席なら1,500円。
じゃあ西武ドームの外野席はいくらかと見てみたら、曜日によってカードによって違うみたいだけど今日の試合は2,400円~2,600円。当日券だと200円上がって2,600円~2,800円。なんとドームより高いときたもんだ。
あの山奥まで行ってこの金額はなあ・・・。ちょっと萎えた。

どうせ声を出して応援はできないんだから、じゃあ外野じゃなくて一番安い席を探そうか。
東京ドームだと内野4階のD席が2,000円であるし、そういう席種はないだろうか。

・・・無いんだよな。
西武ドームは擂り鉢状の構造だから、考えてみれば当たり前だ。
内野は安くて3,000円からだし、ネット裏になるとその2倍も3倍もしてる。いつから野球観戦は貴族の娯楽になったんだ。しかも都心のど真ん中じゃないぞ、所沢の端も端、ド田舎極まりない場所でだぞ。


そんなこんなで現地観戦を断念し、家でテレビで見ることにした管理人。


・・・あぁ、よかったw


行ってこの試合ならもう明日仕事休むでマジで。



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「え?菊地?」

と思ったけどさ、今日の継投には間違いなく意図があった。

育成上がりの菊地くんは、ここまで9試合に投げて防御率1点台。
いわゆる敗戦処理の枠だけど、そこで地道ながらもコツコツ結果を出し、今日は勝ちパターンでもいけるかどうかのテストだった訳だ。

菊地くん個人の問題と、鍵谷が病み上がりでデラロサもビエイラも二軍で右の中継ぎが足りてないチーム事情。双方のタイミングと状態が合致してのいわば昇格テスト。
抑えていればプロ入り初のホールドが付いたし、一度上手くいけば一気に自分の立ち位置が変わる。0を1にするのは大変だけど、1を2にするのも3にするのもそんなに難しくないからな。

果たして0は0のままになったけど、原の意図は明確に見えたからまあいいかな。
菊地くんはすごろくでいえば2マス3マスくらい後退したかもしれないけど、またビハインドで結果を出し続けてればチャンスはくるよ。

右だけじゃなく左まで含めても、高梨は勝ちパターンなんだか敗戦処理なんだかわかりゃしないし、中川も大江も京介も戸根もいない。まだまだ空席ありの状態だからチャンスはなんぼでもあるよ。
頑張れ頑張れ菊地くん。6月の勝ち負け一つより君の将来の方が遥かに大事。頑張れ頑張れ。




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例えば、数年前の菅野智之がそうだったのだけど、もう抑えて当たり前くらいの現人神のような扱いをされる。

人間だから当然に調子の悪い日もあるし、思うように体が動かない日もあるけれどその辺は一切考慮されない。
「菅野が抑えた」
「菅野を倒した」
「エースを攻略した」
いつもすごくて当然くらいの前提で、良くても悪くても主語が菅野になる。今は山本由伸くんがそういうポジションにいるように思うけど、この高みにまで上り詰めてしまうと当人はとてもつらいと思う。

今日の佐々木くんを見たときに、本調子でなかったのは明白。
スピードガンの数字はとてもとても速いけど、ジャイアンツ打線がみんな自分の間でしっかり振れていた。振らされるんじゃなくきちんとバッティングができていたし、それは決してバットを短く持ってた効果だけじゃない。単純に佐々木くんの球がきてなかった。

それでもきっと佐々木くんの調子はさほど語られることなく、
「あの佐々木をノックアウト」
「佐々木、遂に被弾」
「完全男 大炎上」
と主語は佐々木くんになる。
今年の佐々木くんは目立ちに目立ったからこの扱いでも仕方ないんだろうけど、まあ二十歳の子には随分と酷だね。

イチ巨人ファンとして言うなれば、佐々木くんのマックスがこんなもんだなんて思ってない。もっともっとすごいピッチャーなのは知ってる。
嫌味じゃなくまたいつか当たるときを楽しみにしてるし、代表チームの人選を考えたときにも必要不可欠な人材だと思ってる。今日は「巨人の勝ち」が35%くらいで、「佐々木くんが相手関係なく勝手に負けた」のが65%。本調子ならこうはなってない。

だから、今日ジャイアンツがプロの洗礼を食らわせてやったのは、佐々木くんじゃなくキャッチャーの松川くんだと思うんだ。
完全にバカにしたような走塁盗塁の数々。フリーパスなんて表現に留まらず、相手をおちょくっているかのようなRUN&RUN&RUN。ジャイアンツはこういうことをされることは稀にあっても、自分たちがここまで走りまくることはほとんどない。少なくとも管理人は記憶にない。
「大人げない白井をたしなめてすごい」
「まだ18歳のルーキーなのに」
「アーイアーイうるさい変な球審よりも大人びている!」
とか松川くんはだいぶ持ち上げられてきただろうけど、その鼻っ柱をボッキリ折ってやったプロの洗礼。
きっとここまでバカにされると悔しくて寝られない夜を過ごしているだろうし、キャッチャーとしてトラウマになるくらいの重い試合だったと思う。
そして、今日みたいに佐々木くんのストレートがきていないときにどうリードするか。明らかにジャイアンツ打線がストレートを狙ってきてる。しかもそのストレートが走っていない。そういうときにどうピッチャーを操縦するかを考えないとね。若いんだから頑張れ頑張れ。

まあ、ことジャイアンツに目を向ければ、岡本はだいぶ感じがよくなったよ。
空振りも見送る仕草も昨日までとはだいぶ違って、ようやっと底は抜けたように見えた。期待していいんじゃない?







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ハイ、負け負け。
なんだろう。やっぱり理屈とか数字とかその辺じゃ説明しきれないものがあるな。見てても点差が小さいうちからでももう負ける感じがするもんね。

なんとか凌いできていた試合が風雲急を告げたのは、4回の岡本の悪送球エラーっぽい柳田の内野安打から。スタンドからだとしっかりはわからないから、もしかしたらいい球がいっていてもセーフだったのかもしれないけど、「あぁ、またか・・・」の空気はかなり色濃く出た。今年守備で落とした試合も多く見たし、ソフトバンク戦で我慢しきれずに寄り切られた試合も何度も見たデジャヴ。記憶のイヤなところを刺激された感はあったね。



それと、今日のトピックはレフト巨人応援席に紛れ込んだソフバンファン。
先週のオリックス戦では全くいなかったけれど、今日はかなりの数がいた。
内野席ならご自由にどうぞって話だけど、あいにく管理人のいるところは「レフト巨人応援席」。このコロナ禍になったとて、相手チームの応援が不可なことには変わりない。あちらこちらでソフバンユニを脱がされたり、持っているソフバングッズをしまうよう係員に注意されてる光景があった。で、東京ドームの職員さんたちはこの辺に関しては日本一優秀だ。神宮だと明らかに日雇いで連れて来られた大学生風情の使えない職員だらけなのだけど、TOKYOの観光地でもある東京ドームは圧倒的に優れてる。

まあ、たぶんソフバンファンってパリーグなら一番多いし、東京住みだとマリンにも西武ドームにもなかなか行けないだろうから、年に1回あるかないかの観戦機会なんだろうなあと同情と理解はする。
でも、こいつら邪魔だなあと不快に感じるし、ファンがこんなんだとなんぼチームが強くてもソフトバンクが「プロ野球の顔」になる日は遠いと感じる。まあチームが弱い上にファンがオールチンピラの阪神よりはいいけどさ。

ただ、原因の大きな一つは、巨人ファンが観に行かずにドームが空席だらけの惨状。席が空いてるから敵チームファンに汚染されるんだよ。これは間違いない。

写真はプレイボール直後のもので試合が進むにつれもう少しマシにはなったけど、ちょっとこの青色だらけの状況はいただけない。週末のデーゲームなんかは割に埋まってるように見えるけど、ちょっとこれじゃ情けないよな。



さて、今日の球場グルメは戸郷のチキン南蛮バーガー。
・・・うーん、イマイチw 味が薄いよ。
チキン南蛮を名乗るなら、もっと味が尖っていてほしい。タルタルの甘酸っぱさ、チキンに味付けした甘酢のしょっぱさ甘さ酸っぱさ。それが何も無いんですよ。
チキンと半熟の卵とレタスと見たまんまの味で、それを超えてくる意外性がまるで無くて物足りなかったかな。チキン南蛮ってもっと美味しいからな。

まあ、負けたけどホームラン3本も見られた。うち1本はジャイアンツ期待の星・陸だしさ、意外に満足はしたかな。陸はもしかしたらもしかするかもしれない。結果だけじゃなく凡打の打席も内容があるもの。中田も中島も差し置いて、しかも打撃重視ポジションのファーストでスタメンで出す原の気持ちがよく理解できるよ。

若林でも湯浅でも増田大でもなく中山が出てきたように、石川でも廣岡でも北村でもなく陸がきたのかもしれない。予想を現実が超えてくる。それがペナントレースでそれがプロ野球。

だから、選手をチームに置き換えたらわかるけど、まだまだ何が起こるかわからないよ。頑張っていきましょー。





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おおっ!トムハンクスに似てる!

と思って見始めたアンドリースのピッチング。

残念ながら勝ちには繋がらなかったけれど、管理人的には非常に高評価である。

まず球がコーナーをきっちり突く。それもストレートじゃなく変化球で出し入れができるし、どれもこれもが低めに集まる。
カーブはウイニングショットになるキレ味があるし、それを引き立たせるカットも効果的。
基本はこういう変化球でゴロを打たせるスタイルなんだろうけど、速くはないストレートを速く見せるチェンジアップとの合わせ技も実に理に適ってる。

クイックとか牽制とかその辺のことはさておいて、純粋にピッチングを見たときにこれはいけると思えた。やっぱダテにメジャーで7年もやってきてないよね。自分のスタイルと武器が確立されていて、偶然じゃなく抑えられる根拠が感じられる内容だった。

ただ、古今東西山ほど例があるように、外国人投手が成功するか否かは能力だけの問題じゃない。
日本になじめるか、チームメイトに溶け込めるかも大事。それにはまず、メジャーから海の向こうの島国に来た現実を本人が何と捉えるか。「都落ち」と理解したらもう上がり目はない。どうせ1年しかいないと割り切ったら、1年ももたずに荷物をまとめて帰ることになる。その辺は性格の問題だからなんとも言えないよね。

まあ、能力的にはとてもとても期待できるんじゃないだろうか。
背番号29もあのグライシンガーを思い出して縁起がいいしね。次も期待してます。





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昨日出番がなかったのは、もしかして今日のための前フリだったのかな。

なんかもう、あまりにもドラマティックで泣けてしまった。

数えきれないほどたくさんの思い出が詰まった球場で、後ろ髪引かれる思いで志半ばにして離れざるを得なかった地で、千載一遇のチャンスをモノにしてこうも輝ける。これが一流選手、これがJAPANの四番を張ってきた男。

中田のホームランは、その弾道がとにかく美しい。
「上手く打った」とか「キレイにバットに乗せた」とか、テクニックで打ったホームランの対極にあるような唯一無二のバズーカ砲で、スイングの驚異的な速さ、画面越しでも伝わる力強さで打ついわば「力で叩き込む」ホームラン。
丸あたりのホームランと比べるととてもわかりやすいし、同じホームランアーティストの岡本と比べても放物線の角度が別格で美しい。

今日みたいに中田が活躍すると、未だにネット、特にヤフコメが荒れる。GOODとBADがほぼ同数に割れる。
でも、はっきり言うけど、この2022年5月にまだ中田を叩いてるのは巨人ファンでもハムファンでもない。巨人が何をやっても気に入らないアンチ巨人が、安物の正論を隠れ蓑にして暴れてるだけのこと。本当に巨人ファンなら今日の試合に心揺さぶられたはずだし、ハムファンなら今日スタンドで無数に掲げられた中田グッズ、感動的なプラカードに思うところあるはずだよ。



そして、この曲で打席に入った杉谷の気持ち。
それをヒーローインタビューで訊かれて「気付かなかった」ととぼけながら、後でこっそり気付いてた、ありがとうと明かすカッコよさ。叩いてる人はこれでも何も感じられないのかなあ。

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「試合終わるの早っ!」

と思ったらそれもそのはず。
両チーム先発ピッチャーが完投だし、野手も一人の代打も代走も守備固めも出ることなく9人ずつで終わった。両チームスタメンの10人だけで終わるってプロじゃ珍しいよね。そりゃ試合時間も短くなるわ。

まあ、内容は特に気にしなくてもいいんじゃないかな。
上沢くんは良かったし、今年はもう二度と当たることもないんだから切り替えた方がいい。交流戦ってそういうもんだ。

少し気になってるのは選手起用の面。もう少し幅というか柔軟さがあってもいいかなと。
DH枠は結局ウォーカーになり、その穴埋めで下位に立岡が入った。これは言ってみれば、一番無難で想像しやすい配置。中田が外野をやるとかいろいろ噂されていた割に随分と手堅いところに落ち着いた。

今日ようやく大城を下げて小林を使ったけど、こういう起用はもっと多くていい。
大城は疲れるとわかりやすく打撃が下降する選手だから、大城のためにも小林なり岸田なりをもっと上手く活用できると思う。

中山くんも然り。今日の実質ランニングホームランの打席はだいぶ奮闘してくれたけど、ここ数試合は明らかに疲れて精彩を欠いてた。なら、週に1試合くらい湯浅がショートスタメンでいいと思うんだ。中山くんは確かに坂本不在のチャンスを掴んだけど、そのチャンスを掴んでいいのは一人だけなんて誰が決めたのか。中山くんが下降気味で、相手の先発が左投げなら8番ショート湯浅でもいいと思うよ。

中島と中田も言うに及ばず。まさかまさか、今日この札幌での試合を一番楽しみにして、誰よりも期する思いがあったはずの中田に出番がないとは思わなかったよ。
この辺の選手たちはスタメンと控えに差がほとんどないんだから、「さすが原」とこっちが唸るような選手起用が見たい。

それと、もしかしてこの3連戦がジャイアンツが札幌ドームでやる最後の試合になるのかな。たぶんそうなるよね。何度となくやった球場もラスト2試合かな。
そんなことも思いながら切り替えてまた明日。




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スピードガンの数値を度外視して、単純に観ていて「速っ!」と感じるピッチャーがいる。

今日投げたピッチャーのうちほとんどが150キロ以上の球速を出したけど、圧倒的に速さを感じたのがオリックスの3番手で投げた本田くん。
もう「うぉっ?!」と思うほど速かった。明らかに他のピッチャーの球との違いを感じた。

その次はオリックス先発のワゲスパック。
彼もまた(だいぶ荒れ気味ではあったけども)速いことは速かった。球速表示に恥じることない球の力が見て取れた。

逆に「これそんなに速いか?」と思ってしまったのはジャイアンツの平内。
「え?これで150超えてんの??」と何度となく思った。

この辺は言葉で説明するのは難しいところなのだけど、やっぱりこういう体感速度って嘘じゃない。後ろで見ていて伝わるものは打席にいれば尚更わかるはず。たいしたことない160キロもあるし、逆に速く見える130キロもある。これが野球の面白いところで難しいところ。


その観点で我がチームの若きクローザーを観たとき・・・、

速かったんだよ。

表示される球速に見合うだけの力があった。「あぁ、これならいける」と説得力のある球を投げてた。伊達や酔狂じゃない、偶然の産物でもない。この先も大役を任せていいなと思わせるスピードボールを観られた。今日はリードするのが小林だったからなのか、大城とはひと味違う変化球を軸にした組み立ても堪能できた。
怪我さえなければ、このままクローザーは大勢くんでいける。素晴らしいピッチャーだね彼は。



さて、今日の球場グルメは高梨カレー。
去年に続いて買ってみたけども、今年は少し奮発してカツカレーにした。

・・・なんか味が変わったな。
去年はもう少し酸味がある独特の味だった気がする。今年は悪く言うと無難な感じで、よくあるレトルトのカレーに近くなった気がする。10人中9人には受け入れられる感じのよくできたカレーになった。

ただ、忘れちゃいけないのは他の選手グルメ選手弁当と違って、高梨メニューは自分でこの味を作って商品化してるという事実。オーダーして出来てきた物に対してああだこうだ言うんじゃなく、自分でこれなら売れると試行錯誤して完成させたメニュー。これはまるで意味が違うよね。

さあ、2連勝で迎える3戦目。先発はエース智之。
取れるときに取れるところから取っておく。特にね、ジャイアンツは交流戦の成績がいい年はシーズンの結果もいいと歴史が証明してる。3ついっちゃおうぜい。



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毎年同じことを書いてる気もするけれど、交流戦ってのは圧倒的にピッチャー有利である。

なぜなら、バッターは成功しても3割。7割方は失敗する仕事。
一方いいピッチャーは1試合を投げ抜いても、防御率から算出すれば1~2点しか取られない。

年間何度も当たる相手なら研究も分析もするけれど、年に1回当たるか当たらないかの相手ならこれはもう圧倒的にピッチャー有利で当たり前。ロースコアの試合に帰結して当然。

まして今日の相手山岡くんみたいに、防御率0点台のピッチャーなんて普通でいったら打てる訳がない。
連打で打ち崩すとか変に夢を見ちゃいけない。いや、そんな夢は見る必要がない。
無様だっていいじゃない。だって年に1度しか当たらないんだもの。苦手にしようが知ったこっちゃないよ。向こうだってベンツに手も足も出なかったんだからお互い様だよ。

だから、今日の岡本みたいに早いカウントからストライクを取りにきた球を狙っていくのは大正解。バントを多用するのも大正解。
あれだけ球種があって、しかもそのどれもこれもがハイクオリティな山岡くんなんだから、追い込まれたら打てる訳ないんだもの。スッとストライクを取りに来た球くらいしかチャンスがないし、その裏付けに初球はストライクが多いというデータ分析まであったなら尚更言うことなしだよ。
いいピッチャー相手には決め球よりも初球、ファーストストライクのカウント球。これぞ先手必勝ですよ。


交流戦ってのは直接対決が無いから云々と言われるけど、6球団の中で1チームだけ勝つ一人勝ちもあるし逆に一人負けもあり得る。単独で引き離せる可能性も、全チームから追い詰められる可能性もあるってことだ。
夢見ず、手堅く、3連戦2勝1敗を積み重ねていければ十分。それが交流戦。幸先いいスタートで始まった3週間、焦らず行きましょー。






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去年の秋、ここで立岡を取り上げたときに管理人はこう書いた。

少ないチャンスをものにするために、普段何を考えて練習しているか。
打席の中で状況を判断し、次の配球を読む。待ち球と違ったらカットで逃げる。1球ごとに変わる局面を読み、自分の打てる球をじっとじっと待つ。
これができるのは、練習から意識を高く持ってる賜物なんじゃないかと思う。気持ちよくバットを振るのがバッティング練習じゃない。スイングとか飛距離にばかり意識がいくけど、カットの技術を磨くのも、見逃せばボールになる変化球をしっかり見極めるのも練習。

もう1回同じことを書きたいね。
自分が生き残るために何を考えて、明日も一軍にいるために何をしているか。忘れがちだけど、立岡はジャイアンツに来てから左打ちに転向した超が付く苦労人。その辺の小僧とは覚悟の決まり方が違う。

決勝打の打席は、4球続けてフォークが来た後の5球目。来た球を打つみたいなスタンスじゃなく、しっかり読んで待っていたからこそインハイの154キロストレートを差し込まれずに打てた。これがベテランの読みだしプロ生活14年目の経験値。

昨日、中山くんの序列が上がったことを書いたけど、言うまでもなく立岡の序列も上がった。だって今年立岡で勝ったの既に2度目だもの。
毎年秋にはクビが囁かれてきた男が、梶谷も松原も重信も抜いて、いや一度抜かれたものを抜き返して前に出たよ。

ウォーカーとポランコの守備がひどいせいで、今年外野の守備固め需要は大幅に増えた。ここ数年にないくらい増えた。そこにハマって生きる道を見つけるのがまさか立岡になるとは思わなかったけど、なんというかうれしい誤算とはこのことで頼もしい限り。
そして松原、重信、八百板。右も入れたら石川も。先輩のこういう姿を見習えよ。石に噛り付いてでもプロの世界に残る気概があるなら、YouTubeにくっだらない動画アップしてるヒマなんかないはずだぞ。



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これを待っていた。
坂本がいない中、最近まで尚輝もいなかった中、こういうニューカマーの出現を待っていた。

鬼の居ぬ間にチャンスを掴むのは廣岡かもしくは湯浅くんか。はたまた北村か若林かといった目論見は見事に外れ、ほんの3週間前までは予想だにしなかった中山くんが天から垂れ下がる蜘蛛の糸をしっかりと掴んだ。

中山くんがこれだけ目立ってくれると、坂本が戻ってきたときに彼を外すことがなんだか惜しく感じる。
じゃあ試合終盤の交代要員に、また何かあったときの代役に、なんなら増田の代わりの代走要員としてでも中山くんをベンチに置いておこうとなる。これこそが序列が変わったということ。3人も4人も抜いて、彼は一軍ベンチの中に自分で自分の居場所を作ったってことだ。

ろくに守れないだらしない先輩たちを尻目に、二十歳になったばかりの若武者が、恋焦がれたジャイアンツの一員として夢に見た東京ドームの舞台で輝いて見せた。これですよこれ。管理人だけじゃなく巨人ファン全てがこれを待ってたんだよ。


プレーの中では、もうとにかく必死に必死に一軍レベルに食らい付こうとしてるのが見て取れる。
尚輝とは少し違う意味で待って待って後ろで振って、どう打ってもファールにしかならないカットで逃げる姿も散見される。そういうときは打った後に軽く飛び跳ねたりしてるし。
今は全てが貴重な経験。なんでもない場面でも1打席が、守備機会の一つが中山くんにとってはかけがえのない糧になってる。

もっともっと頑張れ中山くん。
時期尚早なのは百も承知だけど、坂本がショートを守れなくなる日はそんなに先のことじゃない。そのときにジャイアンツには中山がいる!と誰もが思う男になるように。頑張れ頑張れ中山くん。頑張れ頑張れライト(ショート(兼レフト。


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ナカジを褒め称えたい日ではあるけれど、今日一番のトピックは尚輝が帰ってきたことかな。

てっきりすぐ1番に戻して、丸は3番なり5番なりにするかと思った目論見は外れたけど、慣れない3番ですぐに結果を出した尚輝が余計に光って見える結果になった。

ジャイアンツの若手野手を語るときに、100%悪い意味で使われる「リセット」という表現。
今回の尚輝のように怪我で離脱したりとか、年を跨いで試合が無い期間が長期になったりすると、それまで良かったところが全て失われ、まるでゲームのリセットをしたようになる。今年も松原がそうなってしまったし、これまでも枚挙に暇がないくらいの選手がリセットされてきた。

・・・開幕から好調を維持し3割をキープしてきた尚輝が離脱。
リセットが頭を過っても不思議ないところだけど、管理人は割に楽観視していた。

なぜなら、今年の尚輝は待って引き付けて手元で打てる技術を身に付けたから。これは調子の波に左右されないスキル。ちょっとやそっとじゃ失われない。

今日もサヨナラのお膳立てになるヒットを含めて早速のマルチ安打。打線がつながるようになったのは少なからず尚輝のおかげ。

でも、原さん。願わくば一刻も早く1番に戻してあげて。尚輝がもっとも輝けるのは1番。丸は1番だけでなく2番でも3番でも5番でも6番でもハマるけど、尚輝がしっくりくるのはやっぱり1番だよ。つなぐ3番より、自分が出て後続につながせる1番。今日もスタンドにたくさんいたチビッ子が憧れるスピードスターの座に早く戻れるように。


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ただただ悲しい。

上島竜ちゃんのショックも冷めやらぬ中、またもや悲報が飛び込んできた。
野球ファン、巨人ファンなら知らぬ者がいない河村亮アナウンサーが召されてしまった。

「阿部慎之助は言います!」

「鈴木尚広は言います!」

この独特の言い回しで始まるエピソードトーク。
それをもって「ポエム」と揶揄されることもあった人だけど、管理人はこの言い回しこそが河村さんの真骨頂だったと思う。

きっちりと事前に取材をしているからこそ出せる逸話があり、目の前の実況なんかいつでもこなせる技術と経験があるからその逸話をどこにでも挟めた。他のアナウンサーと比べると力量は頭一つ抜けていたし、声の美しさ聞きやすさにも恵まれたまさに野球実況の第一人者だった。

河村さんが実況の日は安心して中継を見られた。
いつ印象的なフレーズが出るかなんて不埒な期待をしながらも、蛯原のバカが喋っているような時と違い、その仕事ぶりに安心して身を委ねられるような心地よい感覚があった。

本当に惜しい人を亡くした。いい意味で話題になるアナウンサーなんて、10年に一人20年に一人の逸材。その逸材が巨人戦に深く関わってくれていただけに喪失感がとても大きい。

本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。




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中田という選手を語るときの肩書きは「日本ハムの四番」じゃない。
中田翔とは「日本の四番」。日の丸を背負い海外のチームと戦うときにもっとも重い責任を負ってきた選手。
今のジャイアンツだって、もし岡本が離脱するようなことがあったら、代わりの四番に置くべきは坂本よりも丸よりも両外人よりも中田だと思う。四番とかエースって格だからな。

その四番に出た送りバントのサイン。
実にプロ入りから1521試合目、6245打席目での初バント。
言ってみれば、これはジャイアンツの洗礼か。
ジャイアンツとはこういうチーム。原辰徳とはこういう監督。過去、阿部さんも村田さんも坂本も、調子を落としているときには躊躇なく原からバントを命じられてきた。フォアザチームが最優先で、個のプライドよりもチームの勝ちが大事。これがジャイアンツの野球。

とはいえ、心の中ではそれを良しとしちゃいけないんだ。
表向きは受け入れながらも、その屈辱、悔しさはずっとずっと覚えておかないと。己の不振や衰えを認めながら、それでも必ず見返してやると自分を奮い立たせないと。

だから、本当に本当にうれしかった。
なんかもう涙が出そうに感動した。まるで今日の試合は中田のためにあったのかと思うような完璧な満額回答。今日から懐かしいタオル応援が戻ったドームのファンだけじゃなく、テレビの前で「いったああああー!!」と叫んだ巨人ファンが何万人いたことだろうか。
内野ゴロの間の点とか、訳の分からない当たり損ねの得点が決勝点になりそうだった消化不良のモヤモヤ感を、打った瞬間にわかる強烈なバズーカ砲がキレイサッパリ晴らしてくれた。

そして、何て叫んだのかな、「おっしゃあ!」かな「オラァ!」かな。その気骨が、負けん気の強さがうれしかった。なんか清原を思い出したよ。
中田がジャイアンツに来ることになった経緯はさておき、グラウンドの中でまでプレーの上でまで大人しくなる必要なんてないもの。いくらでも感情を出して吼えりゃいいよ。


今日の主人公は紛れもなく中田。
野球人生最大の屈辱と、何度も何度も経験してきた大歓声の中でダイヤモンドを一周する栄光。その2つを鮮やかなコントラストで見られて、まるで一本の映画を観たような思いでいる。今日、ヒーローインタビューに呼ぶべきはポランコじゃなく中田だったんじゃないかなあ。




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耐え難きを耐え 忍び難きを忍び・・・

智之の立場ならそう言いたくなるくらいのエラー三昧ズンドコ守備祭り。
右に打たせても左に打たせてもお笑い守備ばっかりの中、しかもあの降りしきる雨の中、智之はよく耐えた。ポランコにポロンコという新しい蔑称が付き、挙句あれがエラーでなくヒット扱いになる不遇の中よく忍んだ。今日はよく頑張ったと思うよ。

でも、今日のMVPは智之でなく原。
いつコールドゲームになっても不思議ない大雨の中、その環境下での戦い方に百戦錬磨の経験値が窺えた。
こういう日は9回までで計算しちゃいけない。基本は5回まで、もしかしたら中止になることまでも想定しながら選手を起用する。
廣岡を下位に下げ、打てる打者から順に並べたような打線。5回の時点でウォーカーを下げて守備固めを入れた采配。満塁のチャンスで大貫に代打を送らなかったベイス番長監督とは対照的に見えた。これぞベテラン監督の凄み。これぞ経験のなせる年の功ってヤツだよ。

まあ、連敗中だったから過程どうこうよりも勝てたことが大事。
よしよし、まあホッとしましたね。



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ベイス相手にだけは、今の飛車角落ちの状態を言い訳にしちゃいけない。
なぜなら向こうはオースティンがいない。宮崎がいない。佐野もいない。おまけに大田もいない。欠けてる戦力でいったら巨人よりも大ダメージだ。

そのベイス相手に、何の起伏もなくツルンッと負けた。
良くも悪くも盛り上がることなく、いや強いて言えば初回にベイスさんが露骨なウォーカー狙いでレフトへ集中砲火してきたのが悪い方の見せ場か。たまにしか試合を観られない新潟のファンに申し訳ないような薄い試合だった。

無理矢理ポイントを探せば、やっぱり元木のアホ判断になるかなあ。
マツダでやらかした後だし、あそこで1点入ってたらって考えるのがこの試合唯一の「if」かな。
後続が中山くんだから回したのかもしれないけど、結局次の回その中山くんに代打出してんだから同じことだわな。そもそも、この連敗の状況下で出し惜しみしてる場合じゃない。頼れる代打がナカジくらいしかいないのがつらいとこだけども。
中田の脚力と向こうの守備を考えたら、あそこで回したのはアホ以外の何物でもない。


明るい材料を探せば、その中田に2本出たこと。
一番結果がほしいヤツに結果が出たから、精神的に軽い状態でこの先に臨めるのはプラス。なんだかんだファーストのレギュラーに一番近いのは中田なんだからさ。

後はもう開き直っていろいろ変えたらいいと思うよ。
ポランコも落ち気味でズンドコ守備ばかりが目立ってきたから、そろそろウィーラーと入れ替えてみてもいいんじゃないかな。あと、気分転換も兼ねて三塁コーチも代えりゃいいよ。村田さんでも亀井さんでも今の元木よりはマシだよ。

まあ、これだけ負けてもまだ3位だし。まだ貯金もあるし。そう考えましょうや。
このまんまな訳ないんだから、どこかで一つきっかけあれば好転するよ。





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管理人は仕事のため週末のデーゲームはなかなか見られない。
でも、今日はかなり仕事がヒマだったので結構な時間スマホで生中継を見られた。しっかりじっくり見られた訳ではないけれど、その時々の空気感も含めて今日の試合で何が起きたかおおよそのことは把握している。

今日は絶対に勝たなきゃいけない試合だった。
大型連休の最終日
連敗で迎えた首位攻防3連戦の3戦目
いろんな理由付けはあるけれど、とにかく死に物狂いで勝たなきゃいけない日だった。


実際、意地も気概も見えた。
先制されても追い付き追い越し、このゴールデンウィーク中ほぼほぼ見られなかった逆転劇で試合の主導権を握れた。ワンチャンスのラッキーパンチじゃなく、一度追い付いて仕切り直してから長打で追い越したのもすごくすごくよかったと思う。

投げる方も、今村がクソみたいな醜態を晒したにも関わらず、デラロサが神懸ったピッチングを見せて踏ん張った。
・・・今日はこんなことになったけれど、このデラロサの頑張りだけは褒めてちゃんと記しておきたい。
村上に対して溜めて溜めて長くボールを持って投げたシーンに目を見張った。あれこそ投球術だし、ストレートの威力のみに頼って投げてきたデラロサを知る者として実に感慨深い。その村上への決め球は全力で腕を振ったスライダー。回を跨いだ次のイニング、オスナへ投じた決め球のチェンジアップ。心からしびれた。これならいける。今日は勝てるし、この先も7回でも8回でもセットアップを任せられると、感動するほどの思いでそのピッチングを見た。


連敗を抜けるときってこういう感じだ。
常に緊張感のあるキツイ試合だけど、今日はこのまま勝ってこの一つの勝ちがチームを建て直す起点になる。願望や妄想の類じゃなく、何十年間、何千試合も野球を見てきた経験則としてそう感じたよ。

それがこうなる。
いや、大勢くんを責めちゃいけない。藤川や岩瀬レベルのクローザーだって年に数回は失敗するし、スマホで見る限りだけど決して球の威力は悪くなかった。スローイングの角度が似てるから比較しやすいんだけど、鍬原が投げる球と比べても力強い球が来てた。

問題は彼をリードした大城。
もう方々で話題になっているけれど、まさかの24球連続ストレート。何があったんだこれは?
大城は岸田みたいに経験が足りないとか、もしくは大勢くんと組む機会がこれまで少なかったとかじゃなく、何度も何度も大勢くんの球を受けてきたはず。
いったい何を考えて何を意図してこうなった?これは万死に値するくらいのミスだぞ。


でも、この地獄の責め苦の中、大勢くんの負けん気の強さが見えたのは救い。
誰がどう考えてもまずい逆転を許した後、いつもと特に変わらず顔色も表情もそのままで投げてた。発汗量は若干増えてたけども。
クローザーたるものそれでいい。もっともっとふてぶてしくてもいい。今日のことだって、大城みたいなバカが悪いんであって俺は悪くないくらいに思えばいい。実際その通りだしさ。

さあ、ゴールデンウィークを終えまさかの1勝8敗。
負け続けただけじゃなく、菅野が消え坂本が消え尚輝が消え満足な編成すらままならなくなった。チーム状態は誇張でもなんでもなく最悪である。

でもここからですよ。

まだ100試合以上あるし、ここまでドドドドドッと一気に落ちるともう上がるしかないよ。ここからまだひとヤマふたヤマどころか、3つも4つも5つもヤマがあるよ。
欠けてるピースが戻ってくる楽しみ、ここまで力を発揮できていないウィーラーとか松原が流れを変えてくれる楽しみ。まだまだこんなもんじゃないから。
悲観しているジャイアンツファンには「半年かけてやるペナントレースを舐めるな」と言いたいし、こっちを指さして腹抱えて笑ってるアンチ巨人の皆さんにはこう言ってやる



ジャイアンツを舐めるな(`・ω´)!!

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さあ、気付けば苦境である。
どこで歯車が狂ったのか、チーム状態が低迷する中で2位ヤクルトとのゲーム差はいよいよ0.5まで近付いた。


ライトポランコとレフトウォーカーのズンドコ守備はもはや全球団に知れ渡り、おもしろいように相手が狙い打ちしてくる。
本人たちは一生懸命やってるんだろうけど、どうしても動きは緩慢に見えてしまうし、肩の弱さは如何ともし難いから次々に進塁される。レフトフライで三塁にタッチアップされるって、もうプロ野球としてはあり得ないプレーだぞ。
進塁は防げたときでも行くぞ行くぞとプレッシャーをかけられてるから、野手もピッチャーも数字に残らない負担がかなりある。勝ってる時だと気にならなくても、いざこうしてチーム状態が落ちてくるとそこにばっかり目が行くようになってしまう。

そして、困ったことに・・・とまでは言わないけどもこの外国人二人がよく打つ。特にウォーカーがめっちゃ打つ。
これだけコンスタントに打ってると使わざるを得ないし、坂本と尚輝を欠いて迫力に欠ける打線においては尚更。
本当は二人併用じゃなく、どっちか一人をスタメンくらいな起用が理想なはず。さすがにレフトにもライトにも大穴が空いてる状況はキツイもの。丸の負担も考慮して、松原でも立岡でも守備力のある選手と混ぜて使いたいはず。


だけど坂本も尚輝もいない以上そうもいかない。スタメンに湯浅、中山くん、松原(立岡)、岸田(小林)と並んだらさすがにちょっと苦しい。二遊間がベストな状況ならまだしも、手薄な中ではやりにくくなる。それはよくわかる。
でも、もうそろそろ大ナタを振るってイチからチームを建て直す時期だね。このまんまじゃすぐに行き詰まる。こういう時こそ松原に賭けてみるべきなんじゃないか?

それと、困ったことに中継ぎ陣が盛大にぶっ壊れた。
今日、平内が踏ん張っていた試合を壊したのは、大江、鍬原、高梨の本来はセットアップで投げるべきピッチャーたちだ。特に鍬原の状態は非常にまずいんじゃないだろうか。
気付けば大勢くん以外の勝ちパターンがいなくなりつつある。今村も下降気味だし、またデラロサに頼るようになるのだろうか。いや頼れるんだろうか?

ここが踏ん張りどころである。
よく言う綺麗事じゃなく本当に大事なとこである。交流戦まであと2週間。DHがあったり直接対決が無くなったり交流戦になれば自ずと風向きは変わるから、ここをなんとか凌いで踏ん張ってほしい。





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3イニング連続本塁憤死なんてことがあった日はそりゃもう負ける。普通にいけばどう考えても負ける。
打線が繋がってるのに点にならない不運さが何かを象徴してるようだし、相手の好守の引き立て役になってるようでそりゃもうムードは最悪である。
おまけに仕方ないこととはいえ、カープの先制劇を呼んだのは九里のインターフェア。もちろん故意じゃないことはわかるんだけど、あそこでゲッツーを獲れていればとかいろいろ思ってしまうアンラッキー。

そんな試合の中、ジャイアンツで一番気を吐いていたのは香月。今日のMVPは他でもない香月。管理人の中ではダントツで香月。
アウトにはなったけど、本塁クロスプレーでタッチをかわすべく頭脳的な身のこなしを見せ、守ってはバントを三塁で刺す大ファインプレー。打つ方でも、岡本の同点3ランを呼び込むイニング先頭でのクリーンヒット。走攻守全ての面でまさに八面六臂の大活躍だった。

普通でいけば、今日はこの乗りに乗ってる香月に託す日。
これだけ随所で光っていれば、ここぞの場面で今日はおまえがヒーローになれと任せる。年間143試合もあるんだから、今日はこいつの日だと読んで見抜いて賭けてみる。それが普通の指揮官。

そして絵に描いたように一打逆転の場面で香月に打席が回る。
にも関わらず、それを香月に託さずスパッと中島を出した原。
・・・失敗したら、2倍3倍どころか10倍100倍叩かれる思い切った代打策。お気に入りの中島を贔屓だなんだとおもしろおかしく非難され、それが原因で負けたなんだと罵倒される。

でも連敗中で、かつ3連続本塁憤死なんて流れの中で何かを変えるなら、そりゃもう博打に出ないとね。勝負師の勘というか、ヤマはここだと見切って出した勝負手。・・・すごいよ。原もすごいしナカジもすごい。香月だけがちょっと消化不良かな。
なんとなく、普通に勝った以上に大きな1勝になったし、底の知れない感じというかチームの懐の深さは出た日になったかと思う。

強攻突破というか、無理矢理にイヤな空気を打破してもぎ取った勝ち。
なんか1勝以上に大きいね。










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チャーンス!!

そう叫んで身体を張っていた芸人は、ほんの一瞬輝いただけで表舞台から消えた。
せっかく同期のかまいたちが自分の番組に呼んでたくさんチャンスを与えて、本人も千載一遇のそれを活かしたところだったのに。これぞ自業自得、身から出た錆というヤツか。
そもそも、川原の代わりはいないけど、瀬下がやってることの代わりなら他にいるからな。なんならパンサー尾形が上位互換だ。

・・・失礼。またもや無駄話が長くなった。
緊急事態である。名実ともにチームの中心にいるキャプテンが、この勢いが落ちて負けが混んできた中での離脱である。

でもな、そんな時こそチャーンス!と思わないと。
いや、湯浅くん、中山くん、廣岡あたりの当人は内心でそう思っているんだろうけど、ファンも坂本の不在を嘆くんじゃなく、チームが新たな局面を迎えたことを笑顔で見守らんと。

当の坂本だって、実力だけで出てこれた訳じゃない。
もともとは2008年、開幕から二岡が不在でショートの座が空いていたから回ってきたチャンスだった。
二岡があのとき怪我をしなかったら、その数ヵ月後に山本モナと出会わなかったら、きっと坂本が成長するスピードは少し遅くなってたはずだよ。

これと全く同じことが今起こったんだよ。まさに今。
あのときから14年もの時が流れたことに少し愕然とするけれど、その14年ずっとジャイアンツを見てきた管理人だから思う。今あのときの坂本にならないでいつなるの?降って湧いたようなチャンスだけど、チャンスっていつだってそういうものだよ。目の前にぶら下がってる「スターへの道」って切符をもぎ取れるか。若手の内野手にとってはまたとないチャンスがきたんだよ。あのときの二岡が32歳。今の坂本が33歳。大きな大きなクロニクルの中で一周回って同じことが起きたんだよ。

チーム状態が落ちてきたことだってチャンス。
岡本や丸が打ちまくってチームが勝ち進んでいるときなら、どれだけ頑張ったところで派手には目立てない。「坂本の代わりのヤツも頑張ってるな」くらいに見られて終わり。
でも今なら、負けが続いて貧打に喘いでる今なら、少し活躍すれば2倍にも3倍にも見てもらえるよ。
そして、キャプテンが戻ってきたときに「坂本がいるから〇〇が出られない」と言われるようになれ。

最後にもう一回、これはチャンス。ピンチに見えるけど、チームとしてはチャンス。

チャーーーンス!!


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