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好きな小説が映画化される―

本来、楽しみでなきゃおかしい話なのだが、実際のとこそうでもない。
この「映画化」というヤツは、かなりの確率で失敗する。素晴らしい原作を台無しにした例あり、泥を塗るような真似をした例あり、「マンガを映画化」よりは幾分マシなんだろうけど、それでも駄作の枚挙には暇がない。

てな訳で、最近見たものの中でいい例と悪い例。
まず悪い例。

3a969938.JPG







「サウスバウンド」
原作はいいんだよ。クソ気持ち悪い左翼賛美が鼻につくけど、それでも丁寧によく描けてたし、爽快感もあった。
・・・で、なんなんだろうかあの映画は。褒めるところが何一つ無い純然たる駄作。この原作の良さは、前半の東京編、主人公の小学生の目線から語られる描写にある。大人からすればどうでもいいようなことが大事件で、それに一喜一憂したり、中途半端に子供で中途半端に大人で、誰もが通ってきたこそばゆくなるような少年時代が丹念に描かれてる点にある。上巻だけなら出色の出来だと思う。
それなのに、見事なまでに東京編を削り、上下巻分をダイジェスト的に無理やり2時間に詰め込んだ映画版。ある意味すごいよ。原作に一言たりとも出てこなかった「ナンセンス!」にも呆れたけど、この原作をこうもつまらない映像にできる製作者にこそ「ナンセンス!」と言ってやりたいわ。沖縄の映像にすら解放感も爽快感も無い、見事なまでの駄作でござんした。

一方、いい例。

d1f68a25.JPG







「アヒルと鴨のコインロッカー」
おう!素晴らしいじゃん! と感心してしもうた。
この原作ギミックをどう映像化するのかと心配だったけど、キレイに無駄なく、それでいて見ている側にわかりやすく構成されてた。監督さんナイス!
もうあの構成ができた時点で勝ったも同然だけど、伊坂映画に付き物(w)の濱田くんを始め、キャストもキッチリ好演してた。原作と比較してどうこう、という批評もしたくなるところだけれど、これはこれでいい映画。見て損は無い。「ゴールデンスランバー」もそうだったけど、伊坂幸太郎作品の映像化は割に出来がいい。退屈しない2時間をありがとやんした。

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