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山ほどマンガを読んでるけど鳥山明ほど魅力的で上手い絵を描く人っていないんですよ。合掌。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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なんかさ、音楽でもなんでもいいけど、好きなものとの距離感ってあるじゃないですか。
好きは好きのままだけど、べったりくっついたり、素っ気なく離れてみたり。
30年近く追いかけてきた憧れの人が引退するってのに、どうもいまいち気乗りしないままだった管理人。
いや、別に最新アルバムのキャッチにかこつけて卒業うんぬんなんて話じゃないんだ。管理人にとって氷室京介は人生の全てを教わった人。音楽に留まらず、価値観、人生観すべてにおいて多大な影響を受けてきた人。そんな特別な人を卒業するとかなんとかはあり得ない。離れたって気にはしてるし、死ぬまで俺の神様に違いないもの。
ただ、なんというか仕事に追われて余裕がない暮らしであったり、CDを聴く習慣自体が無くなった生活様式の変化なんだと自分で思う。愛する人がその最後のときを迎えようとしてるのに、ただなんとなくふらふらと東京ドームに行った管理人。地方のセットリストも一切調べないまま、予備知識まったくなしで参戦してきました。



人人人、そしてまた人。とにかくすごい人の数。
巨人ファンなもんで年に何度も来てる我が家のような東京ドームですが、まあごった返すとはこのことかと閉口する人人人また人。真っ直ぐ歩けないくらいの人ですよ。



そして、当然のごとくこうなる訳ですなw 管理人は今日昼過ぎまで仕事して、一度家に帰ってから行ったもんで到着したら16時手前。もう開場するかしないかのタイミングでしたが、グッズ在庫はこのありさま。まあ並ばなくて済んで良かったと思おうかw
ちなみに、マフラータオルやリストバンドなんかはドーム場内でも売ってました。今日はそこでマフラータオルだけ買ったので、明日は早出してTシャツのために並ぼうか。

当然ドーム内でもトイレに大行列。管理人は勝手知りたる我が家の地の利を活かし、行列と見るや人が来ないであろう他のトイレを探しほぼ並ばずに済みました。明日明後日行くみなさん、特に女子のみなさん、トイレはお早目にどうぞ。

さて、開演。
以下、セットリスト。

01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN

盛り上がらないはずのない01でスタート。ステージがまったく見えないバックヤード席まで開放してものすごい客入りの東京ドーム、いきなりの大合唱に揺れる。ヒムロック、「最後の土曜の夜だぜ、思いっきり騒ごうぜっ!」とのお言葉。

03. BLUE VACATION
04. ハイウェイに乗る前に
05. BABY ACTION
06. ROUGE OF GRAY

予習なしの管理人には「ん?」と感じられたBOφWY連発。しかも、最後のライブにあえてこれやる?っていう微妙なチョイス。
ここで長めのMC。アルバム「JUST A HERO」について語る。これを出すまではバンド内が割と和気あいあいとしてたんだけど、ちょうど売れる直前のタイミングの頃で少し人間関係がギクシャクしだした時期だった。それだけのせいじゃなくタイミングが合わなかったせいもあるんだけど、それまでは他のメンバーにアレンジを任せっきりだったのが、このアルバムで初めてベースやギターを持ってアレンジを手掛けた。このアルバムが無かったら今こうしておまえらに曲を送ることもなかったんだと思う。といった話を受けての

07. WELCOME TO THE TWILIGHT

名曲。もう説明不要のレベルで名曲。そっか、ヒムロック的にも思い入れが強い曲なんだね。

08. ミス・ミステリー・レディ
09. “16”

まだ続くBOφWY曲。おいおい、とさすがになんか落ち着かないような変な気持ちになる。
氷室の調子はあまり良くは思えない。氷室自身もイヤモニ付けたり外したり少し歌いにくそうに見える。もちろんピッチを外したりはしないんだけど、歌い出しのアタックが尖り過ぎたり、キレイに歌うことよりも力で押し切るような面があったりが気になる。後のMCで「耳のせいで上手く歌えないのは仕方ないけど、あばら骨折れてるから歌えなかったのは悔しくて」みたいなことを言ってたけど、耳の状態は決して良くないんだろなあ。45回もライブを観てきたからキビシイ言い方になっちゃうけど、昔はボーカルでグル―ヴが出せる唯一無二の人だったんだよ。

10. LOVE & GAME (Re-mix)
11. IF YOU WANT

やっと来たソロ曲。10は・・・、なんでリミックスだ。このバージョンは過去に1ツアーだけで披露された記憶があるけど、原曲がかっこいいのになんでこうしたんだよ?って言いたくなってまうw で、カモンカモンのとこ何て言ってるの?「ウー、ドゥミナゥ」とか聞こえたけど。
11後にも長いMC。俺はテレビに出たりするタイプじゃなかったけど、テレビとかマスコミの人にも俺のシンパがいて、これはNEWS ZEROのプロデューサーにぜひ氷室さんにお願いしたいって頼まれて主題歌を書いた。いろんなミュージシャンが毎年主題歌を手掛ける番組で俺も肩を並べられたってのは35年の歴史の中で一番のプラウドだと思ってるとのこと。へえ、そんな風に思ってたんだとちょっと驚き。確かに東日本大震災直後でチャリティー色の強い曲だったからこっちも麻痺してたけど、氷室の曲が人気番組のテーマ曲で毎日オンエアされてた状況って異常といえば異常だよな。

12. LOVER’S DAY

この曲は今の状況にぴったりだと思う、みたいなMCを入れて歌ったラヴァーズデイ。別れた恋人のことを、自分を愛してくれたファンに置き換えてくれたのかな。これは不朽の名曲だよな。

13. CLOUDY HEART

13終わりで「あんまりしんみりしたくないからそろそろ元気なヤツ」と前フリして

14. PARACHUTE
15. WARRIORS

・・・パラシュートは「元気」かな?w ただ、最近の曲も登場してきたことに少し安堵。

16. NATIVE STRANGER
17. Marionette
18. ONLY YOU
19. RENDEZ-VOUS
20. BEAT SWEET
21. PLASTIC BOMB
22. WILD AT NIGHT
23. WILD ROMANCE
24. ANGEL

そして、ソロとBOφWYを行ったり来たりしながらの元気なヤツ連発。こんなにBOφWYが多くていいのかとも思ってしまうけど、21の盛り上がりはやっぱり別格。「レッツゴー!」が反響する東京ドーム。

EN1
25. The Sun Also Rises

氷室が先に登場してメンバーを一人一人招き入れるメンバー紹介。この形式もおなじみになったよね。ダイタはちょっと太ったか?まあ管理人も人のことは言えないけどもw
本人の言葉にもあったけど、25は氷室からファンへのメッセージソング。子供に向けて書いた詞にも取れるけど、今の氷室とファンの状況を的確に表したメッセージソング。声を振り絞って歌いあげる氷室に胸打たれた。

26. 魂を抱いてくれ
27. B・BLUE
28. BANG THE BEAT
29. NO. NEW YORK

なるほどなるほどの選曲の中に光る28。俺はうれしかったぞ。

EN2
30. VIRGIN BEAT
31. ROXY
32. SUMMER GAME

このセクションは素晴らしい選曲じゃないだろうか。30のイントロが鳴った瞬間、15周年のさいたまスーパーアリーナを思い出したよ。あれからもう13年も経つのか。
32で客電が点く。2階席までびっしり満員の東京ドームは圧巻。氷室もそれを目にし感極まる。32の冒頭から歌えなくなって必死に涙をこらえる氷室。それを受けて、代わりにとばかりに大合唱の客席。35年かけて築き上げてきた氷室とファンの信頼関係ですよ。

最後はファンのメッセージがスクリーンに次々と映し出され終演。


まず、こんなにBOφWY曲が多いことに驚いた。
彼のソロキャリアの前半部分は、大袈裟でなくBOφWYを敵視し己の過去を超えるために費やされたはず。パンドラの箱を自ら開けた経緯も全て観てきてるから理解はできるけど、それでもやっぱりちょっと疑問に思う選曲もあり。
だけど、なんとなく感じたのはこのライブの位置付けが違うのかなと。耳のせいで思うように歌えない、あれだけストイックでナルシストな人が自分の理想の氷室京介を見せられないと判断したからこその卒業宣言。その時点で、2年前のハマスタの時点で本人の中では一区切り付いていて、このLAST GIGSはエピローグなのかなと。
それに近年の氷室ライブは、新作アルバムを受けてのものというよりも、スーパーベスト的な意味合いのものが多かった。ソロキャリアは既に完結していて、今日はそのソロにバンド時代を加えて、更にファンのリクエストに答えることまでして、なんのわだかまりも狙いもないオールタイムスーパーベスト。氷室からファンへのラストプレゼントであると共に、これ以降永久に封印される名曲たちへのレクイエム。そう思ったらストンと気持ちの痞えがなくなったよ。




さて、泣いても笑っても残り2日。明日は何が出るか楽しみにしてるぜヒムロック。




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