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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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冗談みたいな試合だった。


6点ビハインドの序盤で、ブリンソンが明らかにアウトカウントを間違えたボーンヘッド。
反撃ムードがシュンとしただけでなく、なんというかこの外国人はアホなんじゃないかという空気まで蔓延してた。いや、外野スタンドで誰よりもデカい声で「アホォー!!」と叫んだのは管理人なんだけども。

ブリンソンのプレイを見ていて、身体能力の高さは窺えるけども、いわゆる野球脳を感じない。今日も守備でお見合いがあったけど、なんというかNPBのレベルだとあまり見ることの無いやらかしが散見される。

これはどう考えても負けだよなあ。ゴールデンウィークだからお客さんも帰らないけど、試合としてはもう髙橋と堀岡のバカ二人がぶっ壊した時点で終わったよなあ。なんてスタンドの巨人ファン9割が思ってた。

それがこうなる。
やらかした分を取り返して余りある4安打2ホームラン5打点。例のハマスタといい「固め打ち」スキルに◎が付いてんだなこの選手は。
特に2本目のホームランは、もうまるでマンガの世界。管理人のいた席からちょうど弾道がキレイに見えたけど、「おー!行った?行った!?・・・ワハハ、入ったよおい」で、喜びよりも笑いが先に来てしまった。

結局、派手というか大味な試合になって、大量失点をホームラン3本でひっくり返した。そういえば第二次原政権の頃ってこういう試合多かったよな。特に東京ドームだと。
それに負けず劣らずブリンソンのプレーぶりも派手。ぎっこんばったん、長所と短所が顕著に出るようなエンターテイナーぶりで、今日はヤツ一人に全て持っていかれた。

安定感には乏しく評価に困るような選手だけど、このブリンソンのいいところは仮にも数百試合メジャーで出た実績があるのに8番打者で使っても腐らないところ。そういう意味ではジャイアンツ向きでもある。
何をしでかすかわからないファンタジスタに明日も期待。


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そこに至るまで、今日はあれを書こうとか頭に留め置いたことがいくつかあったけど全部吹っ飛んだ。
状況が変わったから書かないでおこうじゃなく、何を書こうとしていたかキレイサッパリ消し飛んだ。
翔さんの応援歌のように、放物線が全てを乗せて持って行った。

だって、9回2アウトからである。
だって、打った瞬間ネット裏総立ちの強烈なバズーカ砲である。
これにしびれなかった巨人ファンはいない。

ゴールデンウィーク初日、久々にドームの動員は4万人を超え地上波放送もあった日に、これ以上ない形での逆転サヨナラ勝ち。最大のインパクトでジャイアンツが浮上する狼煙が上がった。


さあ、一気に勝ち上がる本当のゴールデンウィークにしよう。
Let’s GO GIANTS!




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例のスキャンダル以降、なんとなく堂々と坂本を応援しにくい空気ができた。
これまで何度となく浮き名を流してきたジャイアンツのプリンス坂本だけど、今回のそれは少し趣きが違った。醜聞は簡単には風化していかず、澱のようなしこりが誰の胸にも残ってた。

その最悪のタイミングで、開幕から深刻なまでの不振に陥った。
ただでも注目を集めるスター選手が、このまずいリズムで深みに嵌ったもんだから、それ今だとばかりにマスコミとアンチの餌食になった。
年齢も35歳。限界だに始まり、コンバートだトレードだ、普段ろくに野球を見ていないド素人記者の皆さんがここぞとばかりに何の根拠もない嘘記事を書き飛ばし、なんJでも格好のネタにされた。

こうなるとジャイアンツファンとしては逆にメラメラと燃えてくる。
この15年間ジャイアンツのショートを守り続け、若手から主力へ、下位や1番から主軸へ成長し、チームを牽引し続けてきたスーパースターを応援しないでどうすると半官びいきのような思いが芽生える。

門脇や中山の成長を願いながらも、それでもやっぱりジャイアンツの真ん中には坂本勇人がいてほしい。ベンチじゃなくグラウンドに背番号6がいてほしい。
そう声高に言いたい思いが喉元まできてうずうずしてた。管理人だけじゃなく、そんな巨人ファンは多かったんじゃないかと思う。

今日の打球を見るとまだ完全復調とは言えない。でも、結果が何よりの良薬になるのも事実。
ジャイアンツのプリンス坂本は、179回も猛打賞を記録し、269本のアーチをかけてきた超一流打者。このままフェードアウトしていくようなタマじゃない。おもしろおかしく叩いてたバカ共に目に物を見せてやるのはこれからだ。

うん、本人の言った意味合いとは少し異なるけど過去は過去。その通りだよ。


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♪行ーくぞ チャーンス しょーぶを 決めーろ
♪気迫の一撃でー 読売たーおせー(オー!)

阪神応援団がこれを歌うときって、「ここで決めろ!」のチャンスじゃなくて、ある程度点差に余裕ができて優位に立ったときなんだよな。
もうこれを3回裏の時点で歌われた時点で屈辱だし、もう中盤以降は何を目的に試合を見ようかと、自分を納得させる理由を探す必要があった。実に情けない。

でもまあ、1点差でサヨナラ負けでも、10点差で負けても1敗は1敗。
プロ野球は得失点差とか何も関係ないから、今日は捨て試合と割り切ればいい。山瀬も長いイニング使えたし。

・・・そう思ってたところで今村ですよ。
敗戦処理くらいサッと切り上げてほしいところで、2/3イニング6失点の大炎上。これがプロ12年目のやることか?
伊織とか代木はまだ若いから今日のとこは叩かないようにするけど、今村はそうはいかんぞ。あの流れで滅多打ちで6点取られて、交代完了すらできず降りるとかもはや万死に値する。
四面楚歌そのものの甲子園のレフトスタンドで応援してた巨人ファンに謝れ。金払ってこんな醜態を長々と見せられるとか何の罰ゲームだよ。

明日からカードも球場も変わる。これだけ負けると逆にスパッと切り替えやすいけど、今村は文京区じゃなく川崎に行け。ちょっと今日は腹が立つのを通り越して呆れちゃったぞ。








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5回裏、あれよあれよという間に5連打を食らい4点を取られた戸郷はちょっと情けなかった。
顔が上気しリズムが単調になるサマは、どう見ても甲子園の魔物に飲まれてた。
それもそのはず、戸郷が頭角を現した2020年は既にコロナ禍。声を出しての応援は禁止の環境下。
わっしょいわっしょい!読売倒せ!って、ほぼ360度からやられる異常な状況に初めて直面して、冷静を装いながらも動揺してるのがアリアリだった。

反対に冷静沈着、余裕綽々だったのは長野さん。
岩貞がサインに首を振って投げた4球目。スライダーを読み切っての一振りにベテランの味があった。これが何度も何度も修羅場をくぐり、プロの世界で実績を残し38歳まで生き残ってきた男の実力。
しびれたし、なんだかもう管理人は泣いてしまいそうだった。
長野さんをここ一番の代打で使うことにいろんな意見があるのは知っているけど、開幕3戦目のタイムリーに続き、長野さんで勝った試合がこれで2つ目だ。率は低くとも、代打として十分に機能し貢献してると言っていいよ。

ただ、この場面のベンチワークに注文が一つ。
長野さんのホームランで3点も入ったけど、状況的には1点入ればもう決定的になるような場面。
1アウト1塁3塁なら、1塁ランナーを走らせてゲッツーの無い状況を作っておくべきだった。1塁ランナーが走って、キャッチャーが投げられないもしくはピッチャーカットになるように、3塁ランナーを増田にしておくべきだった。
ゲッツーの無い状況なら長野さんも心理的にラクだし、仮に内野ゴロを打ったとしても増田の足なら得点になる可能性もかなりある。隙の無い野球ってこういうところが大事だと思うよ。

まあ、今日は長野さんに乾杯。
願わくば、今年こんな夜があと5回でも10回でも訪れますように。







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土日はなかなか試合を見られない管理人。
今季初の土曜ナイターだったので、昨日グリフィンのピッチングを初めて見た。

・・・いいね。これは当たりだね。
カットの切れ味が話題になってたのは知ってたけど、ストレートも球速表示の割には威力がある。投げ始めとバッター付近を比べてもあまり減速しないというか。

その2つの球種は、元からいい角度が付いていて左右どちらの打者でも嫌がるだろうし、途中までは同じ軌道に見えるので見分けにくいと思う。
他の引き出しを見てもチェンジアップで緩急も付けられるし、あまり投げないけど大きいカーブもある。
そして何よりいいのはコントロールが良くてフォアボールが少ない。もう少しイニングが食えればありがたいけどそう贅沢も言えないわな。トミージョン明けらしいし。

でも、間違いなくこれはいいピッチャーだ。偶然とか相手が不慣れとかじゃなく、実力でしっかり抑えてる。
チーム状態に左右されるから断言はしにくいけど、最低10勝、打線の援護があれば更に3つでも5つでも上積みできると思う。
まだ27歳だしなかなかの男前だし、勝ちを重ねていければマシソンやマイコラスみたいに人気選手になるポテンシャルもある。

うん、ええの獲ったで!
って言っていいんじゃないかな。






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試合についても言いたいことはいろいろあるよ。
これだけダブルプレー連発の「読売 春のゲッツー祭り」じゃ勝てる訳ないし、勝ってても負けてても同じ中継ぎが出てくるのもとてもとても気に入らない。

ホールドが付くような場面とビハインドじゃ、人間だからなかなか同じ心理状態じゃいけないし、何よりブルペンでいつどう準備していいんだかわからんよ。立場が人を育てるような面もあるんだから、中継ぎ陣の起用法を少し考えるべきだと思うんだけども。


でも、それより何より坂本だなあ。
スタメンに坂本の名前が無いことが特別じゃなくなってきたけど、それでもやっぱり今日の使われ方は寂しかった。季節外れの秋風が吹いてたよ。

中盤でイニングの先頭、ピッチャーのところに代打で出てそのまま守備に入らず交代。
ハッキリ言うとどうでもいい扱いだ。今までなら二軍から上がってきたばかりの若手が使われてたような役割だ。

坂本としてもこれじゃ状態の上げようがない。出たり出なかったり、出ても1打席のみじゃなかなか何かを掴むには至らないよ。
こういう起用なら一度下に落としてじっくり調整させた方がいい。打席に立たないと復調も何もないんだから、下で毎日3打席4打席打たせた方がいいよ。

なんだかんだ言っても坂本はジャイアンツの宝。絶対に必要な選手。
そして、今なんだかんだ言ってるのは巨人ファンじゃない。アンチがおもしろがってるだけだ。
この先、必ず坂本が必要になるときがくる。ペナントレースは長いもの。毎年見てればわかるけど思っているよりもずっと長い。門脇だろうが中山だろうが若手だけじゃ絶対にもたない。

若い力がへばってきたときに、そこで取って代われるベテランであるように。ここまで負けたら目先の1勝に拘る必要もないんだから、一回下に落としていいんじゃないかな。




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早く帰ってこないかなあ

と、巨人ファンが首を長くして待ち焦がれているピッチャーが二人。
一人は言うまでもなく菅野智之。そしてもう一人が今日先発の伊織。
ようやくようやく欠けていたピースが一つ戻ってきた。

いったいどうして伊織が開幕から出遅れたのかはよく知らないけど、やっぱりこのピッチャーはその辺の若手とはレベルが違う。
シュートという強力なウイニングショットがあるから、それをどこで使うか、どう見せるかきっちり理詰めで配球が組める。こと右打者相手だけに限れば、菅野や戸郷よりも優秀なピッチャーだとさえ思う。
今日、ベイスの右打者であまり見ない箇所に当たる自打球が二度もあったけど、あれこそがシュートピッチャーの真骨頂。胸元にグイと食い込んでくる球を打っても自分の体に当たるだけ。それを意識したら今度は外に逃げるスライダーが遠く見えて腰が引ける。今日の伊織の出来ならリードした大城は楽しかったと思うよ。

今こういうチーム状態だからさ、伊織もこれを積み重ねていったらローテの一番手、つまり巨人のエースになるのも夢じゃない。
もっと現実的なのはセットアッパーの座で、今日投げた田中千にせよ直江にせよ、チャンスが目の前に転がってるんだよ。ちょっと頑張れば風神雷神にもスコット鉄太朗にもなれるんだよ。
頑張っても頑張ってもアピールする場がなかったり、強大な先輩がデーンと座って蓋してる状況じゃない。若手はこの状況をラッキーと思うくらいでないと。

そして、戸郷がいて伊織がいて智之が戻ってきたら、週6人の先発のうち最低半分は形になる。
言っちゃ悪いけど、海のものとも山のものとも知れない新外国人が3人もローテにいたことが異常なんだよ。
まだまだこれから。ね?






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さすがにちょっとしんどい展開だったな。
序盤、テレビで巨人戦、スマホでマリンの山本由伸佐々木朗希が投げ合う試合を二元中継で見てたけど、途中何度かテレビとスマホを入れ替えたもの。

昨日はヒットは出るのに点が取れない。今日はヒットすら出ないでもちろん点も入らない。どっちがいいかねこれ?・・・いや、いいじゃなくてどっちがマシかって話だな。

中日さんもだいぶチーム状態が悪くて、醜聞を含めいろんな話が飛び交ってた。共に調子が上がらない同士の直接対決で完敗してちゃ救いようがない。いやはやホントに情けない。

そんな中、唯一管理人が感心したのは7回の小林のバント。
「2点ビハインドの終盤で送りバントしてどうする?」という批判は、今この状態においては違う。だって点が取れてないんだから。

野球の攻撃とは、極論すると「1イニングに2本のヒットでいかにして1点取るか」だと思う。
3本以上ヒットが出るなら、そんな相手からは点を取るのに苦労はしない。
シングルヒット2本じゃほとんど得点にはならないんだから、その隙間をどう埋めるか?
長打に期待?違う違う。長打はそうだったらラッキーくらいで考えるもんだ。
正解は言うまでもなく、フォアボールであり、盗塁エンドランの足であり、進塁打であり、バントだよね。
打「点」から打「線」にするのはそういう繋ぎの攻撃。ジャイアンツはただ打つだけで無策が目に付くチームなので、まあ結果はどうあれ意図というか工夫は見えたよ。

でね、本来そういう繋ぎ、潤滑油の役割をすべき尚輝が不振なのがかなり効いてると思うんだ。
打てなくても坂本や丸みたいに目立たないし叩かれないけど、今日も正直ひどかったし、そもそも尚輝の立場でスタメンを何度も外されてる時点でダメだよ。尚輝が2番7番あたりで点と点を繋ぐようにならないと。

まあ、今が底。下がったら後は上がるだけ。まだたった13試合。頑張れ頑張れ。











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まあ、おもしろい試合だったと思う。

テレビ中継ならまだしも、外野席、それも最上段の席から見て打者が合ってないと感じることなんてそうはない。
阪神の村上くんがいかなるピッチャーなのかはこれから映像を見て調べるけど、いずれ明らかにジャイアンツ打者が合ってなかった。一人二人じゃなく、一巡した段階で誰一人合ってなかった。
バットとボールがだいぶ離れた空振り。スイングと打球がまるで一致しない凡打。「いいようにしてやられた」とはこのことで、村上くんは敵ながら実に見事なピッチングだった。

ワンサイドになってもおかしくない内容なのに、メンデスがしっかり踏ん張って試合が壊れない。ヒットもほとんど打たれてないし点差はわずか1点だけ。こういうときって何かが起こる。

村上くんが降りた代わり端、その初球を捉えてたった1球で追い付いた。
これが野球の怖さでありおもしろさ。あそこで初球をいける岡本もたいしたもんだ。

にも関わらずこういう結果になったのは、やっぱりセットアッパーというか、勝ち試合で投げられるリリーフの不在。
大勢くんがさすがのピッチングを見せて、その後に出てきたのが田中豊樹じゃさあ・・・。
役不足だなあ、と感じなかった方が少数派だし、なにより田中本人が自信を持って投げられてない。だから先頭にフォアボールなんてリリーフがもっともやっちゃいけないことをやるんだし、その相手が大山や佐藤ならまだしも木浪にそれじゃ守ってる方も見てる方もしらける。ハッキリ言うけど、おまえなんざお呼びじゃないよ。

そして高梨もひどい。今年は何一つ期待できないし、勝ちパターンどころかこの分だと一軍と二軍を行ったり来たりする未来が容易に想像できる。
うん、デラロサがいなくなって中川も計算できなくて、だからこそその穴埋めにロペスを獲ったらハズレを引いた。その穴が露骨に空いてるよ。埋まってないし穴がどでかいから何度も落ちる。まだまだ落ちるよこれ。結局、今日もこういう結論だ。

最後に、ようやく応援できるようになって管理人は喉が枯れるまで頑張ってきたけど、レフト巨人応援席の雰囲気は昔とは変わってしまっていた。
このコロナ禍であった大きな変化は、自由席、要は外野の立ち見が廃止されたこと。毎試合来て大騒ぎしてる人たちは例外なく立ち見エリアにいて、彼らは誰一人戻ってきていなかった。指定席と自由席じゃチケットの買い方も違うから仕方ないけど、こうして応援できるようになってもあの頃のようにはいかなかった。
そして、彼らがいないと外野席は盛り上がりに欠ける。4月12日にして早くもライトもレフトも空席が目立ったし、この先もGWとか夏休みとか外的な要因以外で解決することはないように思う。悲しい現実だなあ。ドームとしても自由席の売り上げが丸々失われた訳だから誰が得したんだこれ?

うーん、ジャイアンツも東京ドームもだいぶ先行き不安。










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きっと、夏を超えて秋になりシーズンが終わるころ、

今日みたいにオコエがチームの中心にいてスポットライトを浴びている可能性よりは、

「あぁ、そういえばいたねオコエ。どこ行ったんだろ?」と言われている可能性の方が高い。

一瞬だけ輝いて消えていく選手は、どこのチームでも毎年のようにいる。ごまんといる。誤解を恐れずに言えば、今日の対戦相手のチームなんかはそれが特に多い。

今のオコエは言ってみれば転職したばかりの状況。違う環境で同じ仕事をやるシチュエーションで、緊張感、集中力、実力以上のものが出ていると思う。もう少し言えば、まだどのセ球団も真剣にオコエを分析していない。今データを集めてこれから攻め方をチーム方針として組み立てる段階。ここから先が正念場。

管理人は何度も何度も転職してきたから、少なからず状況も心理状態も想像がつく。「おぉ!さすがだ!すごいヤツが入ってきた!」の雰囲気も、その周囲の期待と興奮が徐々にフェードアウトしていく空気も実体験として知っている。
オコエが楽天で燻ってきた期間は実に7年間。もし今の姿が真のオコエなら、これだけの期間があればもう少し数字が残っていたはずなんだから。

でも、仮にそうなるとしても期待しよう。応援しよう。
今日のバッティングはいろいろと感心した。特に2打席目の右打ちは目を見張る思いで見た。
反対に5打席目の1球目2球目、試合の大勢が決した後だったにせよ、心は既にレフトスタンドみたいなスイングはやめた方がいい。

ヒーローインタビューで見せたように、謙虚に奢らず常に崖っぷちの心境でやれたら、夏になっても秋になってもドームに背番号50がいるかもな。本人の言葉を借りれば慢心しないように、それだけじゃなく安心しないようにして。ドームで打席に立ち大声援を受けることが当たり前になっても、開幕から今日に至るまでの気持ちを忘れずに。何度も何度も慢心して安心して失敗してきた管理人が言うんだから間違いないよ。頑張れオコエ。




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①オコエ→梶谷→長野→中山→長野→オコエ
②吉川→吉川→吉川→ブリ→オコエ→坂本
③丸→丸→丸→丸→丸→梶谷
④岡本→岡本→岡本→岡本→岡本→岡本
⑤中田→中田→中田→中田→中田→中田
⑥坂本→大城→ブリ→梶谷→坂本→大城
⑦大城→ブリ→坂本→大城→吉川→ブリ
⑧ブリ→門脇→大城→吉川→大城→門脇



さすがにちょっと動かし過ぎだよな。
いろいろ試すのは構わないけど、こうも毎日動かすとやってる方も落ち着かない。
せめて3連戦は固定とか、昨日と今日で変えるにせよ先発の左右に合わせた変え方にするとか、芯の通った指針がほしいわな。

梶谷なんか1番打って下位打って今日はクリーンアップじゃ全部役割違うし、大城にしたって6番から8番まで毎日変わるんじゃリズム作りもなんもないよこれじゃ。

オリックスみたいにこういう戦い方が機能するチームもあるけど、ジャイアンツはそうじゃない。絶対にそうじゃない。まだ開幕3カード目だからあれこれやるのはいいけど、結果が出るのをもう少し気長に待とうよ原さん。ね?

ただ、一つ好意的に捉えるならば、坂本も丸もスタメンを外すってことは、もう聖域なんかないってことだ。去年は岡本の四番も降ろしたし、誰も何も保証されてない。それはこの先において意味を持つような気がしてる。

まあ、次はドームに戻って阪神戦。慌てず落ち着いていきましょうや。




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昨日も今日も要約すると同じような試合だったと思う。

先発がなんとか(今日に関してはフラフラしながらも)試合を作り、僅差のビハインドで中継ぎに繋いだ。その中継ぎが堪えきれず、いわゆる「次の1点」を許してズルズル負ける。

大江とかバッサーとか極端に個性のある選手は、対左特化、対右特化で万能に使えるタイプのピッチャーじゃない。
逃げていく変化球がウイニングショットになれど、利き腕と逆の打者には球の出どころが見やすく、自分の決め球も使いにくくなる。これはもう、何かを得るために何かを失ったようなもので致し方ないこと。

つまり、こういうピッチャーは1イニングを任せるセットアッパーよりは、ワンポイントに近い使い方をしてこそ光るんだよな。
左右関係なくいけるセットアッパーが他にいることありきで、そこにこういう変則派を散りばめてこそ有効になる。逆に能力に偏りのある変則派が常時セットアップするのはちょっとキビシイよね。
そして、その左右関係なくいける役割を期待されていたロペスは二軍へ行った。うーん。

ただ誤解してほしくないのは、今年の大江はあの独特の軌道が戻ってきたし、バッサーもさすがオールドルーキーで十分プロの一軍でいける球を投げてる。使い方さえ間違えなければ間違いなく武器になる。それはちゃんと褒めておかないと。

うん、結論的にはデラロサとか中川とか、その辺が務めてた役割を誰かができないと、大江やバッサーも共倒れになって、チームとしても計算が成り立たないんじゃないかなあ。



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あぁ、続投なんだ。

6回表の打席に立った横川を見て思わず声が出た。
初回から飛ばしに飛ばして中盤まできて、それでも5回裏に与えてしまった先制点。
普通に考えたら降板。ここまでよくやった、よく試合を作ったと代打を送り次の回から交代させる場面。

それでも続投させたのは、今日の試合だけじゃなく、今年一年を戦う中で横川を使える駒だと見込んだから。
使い捨てじゃなく、ここで一皮むけてローテの一角をしっかり己の手で掴めと期待したから。

実際、今日の横川は本当にいい球を投げ込んでいた。
力のあるクロスファイヤーが決まり変化球にもキレがあった。どうせ序盤でKOされると思っていた(失礼!)管理人の目論見は外れ、堂々たるマウンド捌きだった。

そして、結果もオーライだったけど、仮に6回裏に追加点を許していたとしてもそれはそれでいいんだよ。だってまだ開幕6試合目なんだから。
勝ちに拘るよりももっと大事なものがある時期。今いろいろ試さなかったらいつ試すんだって話だしさ。

横川くん、それだけ投げられれば一軍でも十分通用するよ。
課題だったストレートも変化球もこれでいいんだと自信を持っていい。次こそは念願のプロ初勝利、期待してるよ。




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なるほどねえ。こうも見事に蚊帳の外になるんだねえ。

ここまで同じくノーヒットできたブリンソンは5安打6打点の大暴れ。今日のブリンソンは、もう何をやっても上手くいく一生にそう何度もないバカヅキの日。今日もし宝くじでも買ってたら高額当選間違いなしだよこれ。
ブリンソンだけでなく、不振の主軸として共に並べられていた丸にもタイムリーが出た。

もう気が付いたら坂本だけが悪目立ちして、ただ一人チームの輪の中に入れていない状態。
目の前で二度も繰り返された申告敬遠。・・・考えられないよね。今までならむしろ坂本が敬遠される側だったんだから。
ファンも悔しいし悲しいけど、本人が誰よりもそう思ってますよ。めちゃくちゃ気の強い男だから、今の境遇を誰よりも不甲斐なく思って全てわかってますよ。

管理人は週末はあまり試合を見られない。だから金曜と今日の印象になるけど、今までみたいに振って、今までみたいに打って、結果だけが今までと違う。そんな風に見える。
金曜2回裏のサードライナーはそれまでならレフト前に抜け、同日8回と今日の4回のレフトフライはイメージの中ではスタンドインだったんじゃないかな。
こう振ったらこう当たるはずだ。こう打ったらこういう打球になるはずだ。ここまで積み上げてきたものと目の前の現実が一致しない。戸惑うし凡退が続くと焦りも出るからおかしな初球打ちも目立つし、あからさまに打席内で余裕がない。

坂本は高卒2年目からずっとレギュラーだから、偉大な先輩たちが今の自分のようになった経緯を何度も何度も見てきてる。
ガッツさん、ラミちゃん、阿部さん、村田さん、由伸。彼らが衰えスタメンを外され、レギュラーを剥奪されてきたサマをしっかりと側で見てきてる。そういう思いが頭を過っていない訳がないし、まだその流れには乗らねえぞって腹の中でメラメラと闘志を燃やしてるはずですよ。

だから我々ファンは坂本を信じて応援すべき。去年のスキャンダルもまだ尾を引いてて、なんだか全てが悪い流れの中にあるように感じられてしまうけど、球団史に残る偉大な大功労者を信じて応援すべき。誰よりも現状をわかってて誰よりも苦しんでいるのは坂本本人だから。

それに、彼はとてもとても器用なバッター。
若い頃は内野へのポップフライを量産してポップスターと揶揄されたけど、そこから何度も何度もバッティングスタイルを変えて今に至ってる。意識して広角に打とうとした頃、長打を捨てて確実性を求めた時期、反対にホームランを意図的に狙っていたような年。
毎年のようにスタイルを変え進化してきた打者だから、きっとこの肉体的な変化にも対応して克服できるはず。大きいのは岡本や翔さんに任せて、また違うアベレージ型の坂本を見せてほしい。

ジャイアンツの誇るプリンス。ショートで首位打者を獲り、シーズン本塁打40本も記録した不世出のスーパースター。このプロ入り最大の試練を乗り越えて、あぁ、やっぱりおまえはすごいってもう一度思わせてくれ。




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ハイネマン。
・・・ネット裏3列目でハイネマンタオルを掲げていたヤツ、なんだおまえはw
管理人は冗談抜きで鼻水出たし、コアな巨人ファンほど反応してネットは騒然としてた。ある意味そいつの思うツボで悔しいけども、どうにもこうにも面白かった。
通算で10試合しか出場していないハイネマンのタオルを持ってるヤツは世の中にいったい何人いることか。いやぁ、たまの地上波放送がある日に、予想してない角度から一本取られたなこりゃ。

さて、試合は今年の懸念材料がしっかり表れた。
先発もリリーフもとにかくピッチャーがいない。それが今年のジャイアンツ。他所から言われなくたって、何十年も毎年見てるんだからわかるよそりゃ。

智之が怪我して戸郷もまだ調整に時間がいる。そこで開幕投手としていわば3番手として出てくるのがこいつか。ビーディを見てなんだか安穏たる気持ちになった。
チェンジアップはいい。とてもいい。腕が振れてるから打者が打ちにくるし、しっかりブレーキが効いて、おまけになんだかゆらゆら揺れて落ちるようにも見えてとてもとてもいい。これがウイニングショットのピッチャーなんだろうなあというのは見て取れた。
でもこれが3番手にくるのはキツイかなあ。そのチェンジアップもストレートにもう少し力があればより活きるんだろうけど、初見でこれだけボコられる時点でいろいろ察する。

ブルペンも薄いなあ。
このメンツでベストの勝ちパターンはどういうリレーになるんだか。大勢くんに繋ぐまでにだいぶ紆余曲折しそうだなあなんて思ってたら、その唯一のキラーカードを使えなくて見事に詰んだ。

うーん。今年はこういう試合が続きます。断言します。
どう見たってピッチャーの枚数が足りてないもの。
打つ方に目が行かないくらいの感じで投手陣に苦しめられるシーズンになりますよ。これはもう間違いない。

・・・でも、まあそれもまた良し。
満員の東京ドームに大声援が戻ってきた。この3年間を思えばそれだけで感慨深い。
さあ、今年も春が来た。




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皆様、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

管理人はうさぎ年なので年男です。
今年こそいい一年になるようにと思いながらも、宗教が大嫌いなので初詣にすら行かず、実家にも帰省せずただただ家で飲みながら過ごす正月です。

今年こそジャイアンツは覇権を奪回できるのでしょうか。
ジャイアンツにとって「真の勝ち」とは、リーグ優勝なんかじゃなく日本一のことです。
リーグ優勝ならほんの3年前の話ですが、いざ日本一となると2012年、実に11年も遡ります。

チームが弱くなると必然的に露出も減り、去年一昨年あたりは話題性ですら他チームの後塵を拝したジャイアンツ。これじゃあまりにも寂しい。
ヒーローじゃなくとも、ヒールであったとしても球界の真ん中にいるべきなのがジャイアンツです。勝つことだけじゃなく今年はその立ち位置を奪回したい。管理人はそう願います。

そして、今年はそれよりも先に奪回すべきものが。



『日本の野球が世界一』
それありきで、その真ん中にジャイアンツ。
うん、楽しい一年になりそうだな。





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ピッチャーなら誰だって160キロの剛速球を投げたい。
必ず空振りを獲れるようなキレのいい変化球を投げたい。
そう願って当たり前。


じゃあ、それが投げられなかったらどうしよう。

戸根という選手の真髄はそこに答えがあると思う。
どうやら自分にプロの世界で一芸と呼べるような武器は無い。無いなら無いでどうするか。生き残るために創意工夫をして、投球術を磨いてきたのが戸根という男。

ボールを長く持って相手を焦らしたり、はたまたランナーもいないのにクイックで投げてタイミングを崩す。戸根は投げるボールだけでなく、マウンドでの立ち居振る舞いすべてで勝負しているように見えた。
こういうのは十年選手のベテランがやるような小業だけど、管理人が覚えている限り戸根は新人の頃からこれができてた。新人にして老獪。そういう意味だとあまりジャイアンツっぽくない選手だったのかもしれない。


その真骨頂が思わぬ形で表れたのが二刀流転向。
どうやら自分は先発要員ではないし、リリーフでもクローザー セットアップからは一段落ちる役回り。
一軍と二軍を行ったり来たりで自分の居場所が覚束ないと悟ったときに、この男は奇想天外な方法で己の存在価値をアピールしてきた。


志半ばで断念したのが非常に悔やまれるけれど、事実戸根のバッティングは明らかに投手のそれじゃない。スイングの速さもバットコントロールの良さもその辺の野手顔負けだ。ジャイアンツでも戸根より打てない野手が何人いることか。

仰々しく二刀流を前に出すんじゃなく、「投げた後の攻撃で打席が回ればそのまま打たせる」とか、逆に「代打に出してその次のイニングを投げさせる」とか、スタメンの期待値じゃなく代打の期待値ならこなせる気がするんだけども。
大谷くんみたいなレベルを求めるんじゃなく、「打つこともできる中継ぎ」ならこんな重宝する駒もないよ。一つのエポックメイキングになり得ただけにちょっともったいなかった。カープさん、その辺よろしくお願いできませんかね。

さらば戸根。ジャイアンツにいるよりはカープさんの方がチャンスありそうだし、食べ過ぎに注意しながら頑張って。





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ここ数年、ジャイアンツファンの間で「ベンツ」といったらメルセデスのこと。
1年きりでいなくなる外国人も珍しくない中、5年に渡ってローテの一角を務めてきたのがこのベンツ。
さすがにベンツは残すだろうと思っていた管理人の読みは外れ、まさかの退団になってしまった。

ベンツの武器はテンポの良さ。
キャッチャーのサインに首を振ることがほぼ無かったし、ポンポン投げ込みそれがまた意外にコントロール良くミットに収まる。野手が後ろで守っていて気持ちいいリズムのピッチャーだった。

逆に初年度から今年に至るまで、ずっと課題だったのがスタミナ面。
いわゆる100球肩で、序盤はスイスイいってもお約束のように5回6回で掴まる。打たれ始めるだけでなく露骨にパフォーマンスも落ちる。
1年目2年目から散々言われ続けたことだったけど、残念ながら改善することなく(巨人ファンならわかるだろうけど)今年に至っては80球程度でへばってた。

それをもって見切りを付け放出に至ったんだろうけど、個人的には残してもよかったんじゃないかと思う。仕方がないという思いよりもったいないと惜しむ気持ちが強い。
言ってみれば「10勝10敗ピッチャー」のジェネリック版で「5勝5敗ピッチャー」なんだけど、それすらままならないヤツがいったいどれほどいることか。

・毎年20試合程度投げて
・5回6回までは試合を作り
・5勝5敗程度の結果を残す

簡単なようで簡単じゃない。そして、これこそがローテーションの一角という役割そのものな気がする。ベンツはこれを過不足なく立派に務めてたと思うんだがなあ。

5年間で83試合、その全てを先発としてマウンドに上がり、投げたイニング466回と2/3。1試合平均にしてみると5.6いくつでまさに6回途中で降板のイメージ通り。
5年で29勝28敗。これもシーズン平均にすると5~6勝して5~6敗で、なんだかニヤッとしてしまうほど実にベンツらしい成績。

さらばベンツ。サヨナラするのは残念だけど他でいいご縁に恵まれますように。
そして他球団の皆さん、これは獲っておいて損はない選手だよ。



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予想通りポランコが去ることになった。
彼が付けていた背番号23の後釜は早くも松田に決まった。
ゆく年くる年ならぬゆく人くる人。もう2023年のシーズンはスタートしてる。

この人事を一言で評するならばチーム事情。
個々の能力がどうこうよりも、その個を必要とする状況かそうでないかの問題なんだと思う。

管理人はあまり外国人に多くを求めないので、今年のポランコくらい打ってくれれば及第点ではある。240しか打てない打者がクリーンアップにいられたら邪魔だけど、24本打てる打者が下位にいると思えば十分脅威になる。そういう意味ではある種理想的な働きぶりだったのかもしれない。

でも、今のジャイアンツには和製大砲が山ほどいる。
翔さん、岡本、丸。坂本だって本来は軽く20本以上打てる選手。そこに加えてウォーカーも大きいのが打てるとなれば、あえて確実性が低く年俸も高いプルヒッターを置いておく理由がない。
これが貧打に喘ぎ長打力がほしくてしょうがないチーム状態なら違ったろうけど、今の野手陣だとどうしても彼の優先順位は落ちる。

もう一つの理由は守備力。
ウォーカーの陰に隠れた感はあるけど、巨体を持て余すかのようなズンドコ守備に今年何度泣かされたことか。そしてみるみる成長したウォーカーと違い、春から秋までズンドコだったのがポランコ。まあキャリアを考えればそれが当たり前ではあるけども。
レフトも下手ライトも下手じゃセンター丸の負担が大きいし、丸も来年には34歳になる。丸をライトに回してセンターには守備範囲の広い若い子を、と考えるならば当然にポランコの居場所はなくなる。そうそう、浅野くんだって試合に出さなきゃいけないんだし。

状況によってはほしいけど、状況によってはあぶれてしまう。これこそがチーム事情ってヤツだ。

その観点で新23番を見ると、求められること期待できることは明確。
ベンチのムードメーカーとなり、常勝軍団ホークスで培ってきた「勝ち方」をチームに伝授する。これだよね。
プロの世界じゃ、力が五分なら勝った経験をしてきた方が強い。ジャイアンツを何度も痛い目に遭わせ、ペナントでも短期決戦でも無類の強さを発揮してきたホークスのど真ん中にいた選手だから必ずプラスになるものはあるよ。

それ以外は二の次三の次。打つ方にはあまり期待していない。長野やナカジと立ち位置が被り過ぎるのも気になる。
名前が大きい選手だから、それこそ巨人一年目のナカジみたいにダメでも使い続けなきゃいけない状況になるのも全然あり得る。若手の手本になることを期待しながらも、若手の蓋をしないようにと心配する思いもあるのが正直なところ。

「勝利のDNA」を持った男としては大歓迎だけど、長野が戻ってきたことで一選手としての価値はすこしぼやけた感があるかな。まあ始まってみなきゃわからないけどね。春・長野はダメなの有名だし。

ひとまず今日のところはグッバイポランコ。
ひとり言だけど、DHのあるパリーグでポランコがフィットするチーム事情のとこがありそうな気がするんだけどなあ・・・。ピンストライプも似合いそうだし。





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なんだか感情的になって泣いてしまいそうだから手短に。

おかえりなさい。



そして、「いらない」とか「もう打てない」とか言ってるヤツ。
長野さんがいてくれることで、全てを背負いこみそうになってた坂本がラクになるんだよ。

改めておかえりなさい。
今日は美味しいお酒をたくさん飲めそうだよ。





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12球団しかないのに4球団も監督が代わるなんてすごい世界だよなあ。
そして、ミスター重婚こと尚広はしれっと戻ってくるのか。あんまり叩かれてないのが意外だけど、言ってみれば2019年のCS前に逃げるように出て行って、今更どのツラ下げて帰ってくるんだって話だ。あれか?あらかじめ決まってた3年間の謹慎みたいなもんか?

そんな賑やかな中で本題だけども、遂に桜井が切られた。
驚きや憤りという思いよりは、まあ仕方ないかと感じてしまう。ドラフト1位入団だから我慢してここまで置いてもらえたって感じに近いよな。

16年  1試合  8.31
17年 19試合  5.67
18年  登板なし
19年 29試合  4.32
20年 24試合  4.95
21年 29試合  5.40
22年  8試合 14.04

上記は言わずもがな、年別の登板数と防御率。
ある意味安定しているというか、先発の一角を担った19年でさえこんなもんだし、役割が先発だろうが中継ぎだろうが敗戦処理だろうが押しなべて同じラインでまとまってる。アベレージで防御率5点前後のピッチャーなんだから、クビになったとてそりゃあやっぱり同情はできない。

桜井を語るときに避けて通れないのが「真ん中」。
ここぞの勝負どころでまさかのど真ん中に投げ込み、それを痛打される場面をいったい何度見たことか。
それは取りも直さず、彼のコントロールが悪いことに起因する。制球が安定せずボール先行の苦しいピッチングになることが多く、ストライクを取りに行くとそれが真ん中に集まる。それもストレートじゃなく変化球が吸い寄せられるように真ん中に行く。クソボールか真ん中みたいな粗削りにもほどがあるピッチャーで、最後までそれは改善されなかったように思う。

さすが曲がりなりにもドラ1だけあって、時折ものすごく輝く日もあった。
150キロに迫るストレートを殺し屋みたいな顔つきで投げる上、いわゆる投げっぷりの良さもあって「準セットアッパー」みたいな扱いになり、短期間でホールドを稼いだ時期もあったはず。

でもそれが続かなかった。
今の平内にも通じるものがあるけど、いい目が出るか悪い目が出るか本当にガチャみたいな状態で、ハズレを引くと上記の通り被弾して帰ってくるもんだから使うのに勇気が要る選手だった。

7年の在籍期間なのに、繰り返すけどドラ1入団なのに、背番号も21→36→35と3つも変わった。ドラ1だから7年間いられた反面、不遇な目にも遭い屈辱的な経験もしてきたことは想像に難くない。

桜井、元気で。
2019年、楽天戦で見せてくれた雄姿は忘れない。あれは本当に感動したし、あまりに鮮烈で管理人はいつまでもあのときの幻影を見ていたのかもしれない。
決して成功した選手じゃないけど、ジャイアンツで1シーズンに8勝したことは十分に胸を張っていい。あの年のリーグ優勝には少なからず貢献してくれたし、あの頃は「ジャイアンツのドラフト1位」に恥じない姿も何度か見せてもらえた。ありがとう。そしてお疲れ様でした。

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悔しいね。
強がってもしょうがないから素直に言うけど悔しいね。
ジャイアンツファンはプレーオフの無い秋に慣れてないし、管理人としても来週末久々にハマスタへ行く用意もあったから尚更に。

でも、まあこれでいいのかなとも思う。
CSに出ると3位であることだけがクローズアップされて、借金生活であること、優勝には遠く及ばなかったことがぼやける。事実、去年がそうだった。
負けたことをしっかりと受け止めるにはこの方がいい。
4位、Bクラス、クライマックスに出られない秋。ハッキリと「敗北」の烙印を押された方が来年に向けてプラスになるよ。


ゲームセット後、ベンチで苦虫を嚙み潰したような顔をしてた坂本と中田。なかなか立ち上がろうとしなかった選手たち。この画が見られたから、なんとなく管理人の中では納得できた。そう、その気持ちを忘れるな。うれしいことより悔しいことの方が自分を奮い立たせる力になるんだから。

それにさ、最後のイニングで投げたのが高梨と大勢くん。打席に立ったのが坂本、丸、中田、岡本。
今年のジャイアンツを代表するリリーバーが投げて、THE・主軸OFジャイアンツが打って負けた。何かを象徴するようでストーンと腑に落ちるものがあったし、これを出し尽くして負けたんだからしょうがないよ。

この屈辱をスルーしない。
都合よく過ぎたこととして見て見ぬフリをしない。
負けたんだ、Bクラスなんだ、借金なんだ、それを逃げずに正面から受け止める。
特に岡本。ゲームセットになったのが岡本のダブルプレーだったのはきっと偶然じゃない。野球の神様っているんだよ。今年のことを忘れるんじゃなく、しっかりとしっかりと脳裏に刻め。逃げるんじゃなく修羅の道を歩め。おまえは大山なんかじゃなく村上くんと比べられるべき存在なんだから。

そして、今年もお付き合いいただいた読者の皆さんもお疲れ様でした。
特にあにーす☆さん、いつもいつもありがとうございます。
管理人が意図するブログは、「数年後に読み返しても堪え得るもの」。試合の中身だけにフューチャーして「あぁ、今のスイングよかった」とか「いやここはスライダーでいくべきだった」とかツイッターで呟いても、数年後どころか翌日であっても見るに堪えないものになります。

ある程度にコラム色を入れ、試合の中身と選手の個性を混ぜ合わせて読み物として仕上げたい。そう思って管理人は記事を書いてます。
できたぞ、どんなもんだと自画自賛できる日もあり、数日後に記事ごと削除したくなることもあり、これからも日々精進です。

ストーブリーグがどこよりも熱いチームなのでこれからも移籍だ引退だの度に記事は書きますが、今年の戦いについては今日で一区切りになります。皆さん、今年一年大変お疲れ様でした。そしてご愛顧ありがとうございました。



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ジャイアンツは一周して原に戻った。

そしてこのオフ、どうやら阪神も一周どころか四周して岡田に戻るらしい。

これを時計の針が戻ったと後ろ向きに解釈するもよし。
はたまた、高齢化社会の波が球界にも押し寄せてきたと見るもよし。
15年という時の重さをしみじみ思うもよし。なんとこのブログはその頃から記事が残ってるんだぞどうだすごいだろ(忍者ブログさんありがとうございます)。

この報に触れ、管理人は持論に更に自信を持つに至った。

やっぱり、巨人の監督と阪神の監督はまともな人間には務まらないんだよ

なかなか表立っては言いにくいことだけど、根本的な話としてそこに目を瞑っちゃいけない。
ジャイアンツだと堀内が2年、由伸が3年。阪神は真弓3年、和田4年、金本3年、そして矢野4年。
これくらいの期間が限界で、チームとして結果が出なかったこともそうだけど、監督本人が潰れてしまうんだと思うんだよな。
ジャイアンツはマスコミとOBのプレッシャー、阪神は関西という特殊な地域性と暴徒のようなファン。これに耐えながら、常に批判の矢面に立ってチームを指揮するのがいかにキツイ仕事か。まともな人だと3年程度が上限で、ミスターや原みたいに突き抜けた人か、どんでんみたいにそれが好きで好きで望んでやりたがる人にしかできないんだよ。

去年今年と原に対して辞めろ辞めろの大合唱だけど、叩いてるのが巨人ファンならそれを次期監督の候補者も見てることに気付け。あぁ、自分もこうなるんだ、こんなにひどいことを言われるんだ、勝てないとこんな目に遭うんだって見てるんだよ。
阪神だともっと顕著で、このコロナ禍でも怒号が容赦なく飛んでくる。毎日毎日死ねだ辞めろだ言われる身にもなってみればいいよ。近年、SNSで芸能人への誹謗中傷に対する風向きが変わってきたけど、阪神ファンと甲子園球場だけはいつまでも治外法権で笑ってしまう。

まるでこの2チームの監督業がおいしい仕事のようにミスリードして、原がそこにしがみついて居座ってるかのような論調に騙されちゃいけない。いや騙されてるのが巨人ファンじゃないのは百も承知だけども。
巨人の監督と阪神の監督とは、大企業の社長や総理大臣と比較されるような激烈なプレッシャーがある仕事。弱いチーム不人気チームの監督ならいいよ。BIG BOSSなんて政治家でいえば小泉バカ息子みたいな気楽なポジションだもん。でも、この2チームの監督は重すぎてあまりに報われない。

それでもやる、もう一度やると決めたどんでんはたいしたもんだし、敵チームのファンではあるけれど心からエールと拍手を送りたい。
来年は阪神と久々に楽しく遊べるな。そらそうよ、そらもうアレよ、って不機嫌そうな声で通訳が必要なほど代名詞だらけのコメントするの楽しみにしてるぞ。






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プロ初先発の雄姿を生で観た選手なんてのは、強く記憶に残ってその後も気になる。

井上くんは今日で4度目の先発だったけれど、やっぱり他のサウスポーと比べると異質に見える。
彼の武器は150キロに迫ろうかというストレート。
ジャイアンツのサウスポーは、内海、杉内、尚成、今いるメンツでも髙橋、今村とみんな軟投派だった。速いストレートを誇ったのは中継ぎ投手ばかりで、速球でガンガン攻められる左の先発はとんと記憶にない。

井上くんのストレートは速いだけじゃなく、左投手特有のいい角度が付いてる。痩身なせいでそう見えるのか投げ降ろしてるようにも感じられ、175センチしか上背がないのが信じられないくらいだ。

それと比べると変化球は一段落ちる。
まだウイニングショットにできる球種はないし、スライダーも曲がり幅の割に打者に捉えられやすいように見える。それはつまり曲がりが早いってことだと思うけども。

ただ、ここで行く道を間違って変に小さくまとまってほしくない。
変化球を磨こうとするがあまり、ストレートに威力があることを忘れてほしくない。速い真っ直ぐを投げられるのは天性の才能。変化球は後天的にでも身に付けど、球速はプロに入る年齢以降じゃもうなかなか上がるもんじゃない。
他の人にない自分の武器がなんなのかを見失っちゃ本末転倒。内海だって杉内だって、150キロの真っ直ぐを投げられるなら投げたかったに違いないもの。

プロ初登板が1歩目とするなら、初先発が2歩目。そして今日の初勝利が3歩目でホップステップジャンプ。傍目にはだいぶ順調に見える。実際、21歳の選手としたら上出来も上出来の部類だと思う。

もうこの先は特別扱いはされない。一人前のプロ野球選手として見られ、菅野や戸郷と同じ土俵に乗せられる。

頑張れ井上くん。管理人はキミのストレートに夢を見た。明日のジャイアンツの光を見た。キミの登場曲の通り、誰のマネもしなくていいの。キミだけの花よ咲け。






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