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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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このブログでも何度か書いた気がするけれど、石川という選手を一言で表すならば

「二軍ではすることがなく一軍ではできることがない選手」

となる。
二軍では毎年3割中盤後半のハイアベレージを残し、持ち前の豪快なホームランも簡単に打てる。
でも、その勢いを買われて一軍に上がってきても、まるで結果が出ず一軍のピッチャーにはいいようにあしらわれる。
足も遅いし守備もめちゃくちゃだから起用は自ずと代打が多くなり、思うようにアピールできないまままた二軍に戻っていく。ジャイアンツ時代の石川はこれで過不足なく説明できてると思う。

こういう選手というのは石川に限らずちょくちょく散見される。
二軍で打ちまくれるのだからポテンシャルは間違いなく高いのだろうけど、一軍で「勝つ野球」「抑える配球」をされるとまるで手が出ない。二軍の顔見知りから練習試合の延長で打ってるだけで、自身の野球に成長が見られないタイプなんだと思う。

ジャイアンツにはいつの時代にも長距離砲が何人もいる。自分は長打が売りだとしても彼らには敵わないと悟ったなら、それでもプロで生き残るためにモデルチェンジを図るべきだったと思ってしまう。いいものは持っているのにもったいないなあ。いや、その「いいもの」がなまじ本当にいいものだったからそれに振り回されてしまった感じかな。

ロッテの方が絶対にチャンスはある。
今は外野もスカスカだし、あそこは慢性的に長距離砲が不足しているから、需要と供給はフィットしてると思う。ジャイアンツより注目されない分、結果が出なくても長い目で見てもらえるはずだし。
だから餞別記事なのに苦言ばかりになってしまったけど、星の色は★じゃなく☆で新たな門出を祝して。


・・・そして、ベンツが先発して澤村に繋いで、ポランコと石川が打って勝ったらまあ悪い気はしないねw






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2023年、ジャイアンツの正捕手は大城だ。
大城に不満があったとしても、阿部と比べてどうとかそういう観点で語っちゃいけない。いや考えちゃいけない。不世出のレジェンドと比べちゃ大城がかわいそうだもの。

ともあれ、春には日の丸を付け世界一にも輝いた大城が今のジャイアンツ正捕手であることにもはや疑いの余地はない。小林を試合に出せという女子たちの声も、今年になってからは随分と小さくなった気がする。球場でも小林ファンの女子を見る機会が減ったもの。

こういう状況になると、数年の時を経て阿部が元気に毎試合正捕手を務めていた時期と同じことが起きる。
そう、他の捕手がまるで出番が無い。
出ても途中交代の守備だけ。打席に立つ機会はレアケース中のレアケースになる。
今日の試合前まで小林8打席、岸田7打席、山瀬も7打席。対して大城は241打席。気付けば途方もない差が出来た。
大城を阿部に準えるなら、他の捕手たちが鶴岡やカトケンや實松のように見える構図が出来上がっていた。

こうなると、こっちの見る目も少し変わってしまう。
今日岸田が打席に立ったとき、ちょっとコミカルな空気が流れ、「あぁ、岸田ね・・・」と思ったことは否定しない。

でもさ、思い返してみると鶴もカトケンもサネもみんな「そこそこ打てたよなあ」って印象なんだよな。出番が少ないからこそ活躍もより一層強く記憶に残るバイアスがかかってるけど、みんなそれなりに「打てる捕手」だった気がするよ。いや、あえて彼らの通算成績とかは確認しないで書いてるけども。

岸田もそのラインには乗ったかな。
小林がまるでダメな分いい比較にもなって、「あれ?岸田ってまあまあ打てる?」って空気もできてきたんじゃないかな。

捕手3人制ってのはベンチに1人残しておけばそれでいい訳ですよ。有事を想定しても小林が残ってればどうにかなる。にも関わらずこれまで岸田や山瀬の出番が少なかったのは、あまり打つ方でも期待されていなかったことの裏返し。それも今日で少し潮目が変わるかな。いや変わりますように。

さあ、幸先よく虎狩りできたけどまあまだ焦らないように。喜ぶのも悲しむのも早すぎるよ。ペナントレースってながーいから。ね?







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「月に向かって打て」

とは、かの有名な大杉さんの言葉。いや、そうではなく大杉さんがコーチから言われた言葉らしい。

もちろん打球が月に届くことなんかない。んなこたぁわかってる。
でも、月は無理でも新幹線くらいならいけるんじゃね?と思ってしまった岡本の大アーチ。

うん、もちろんそれも現実には無理だよ。そんなことは百も承知。百も二百も承知だけど、なんだかそんな妄想に近い夢を見られるホームランだった。
タイミングよく山陽新幹線がレフトスタンドの後ろを通って、なんだかもう本当に新幹線に打球がぶち当たることもあるような気がしてしまった。

スローで見たらスイングがまたすごい。
いいときの岡本はだいたいこうだけど、バットの重さと遠心力を最大限に利用して、「ブオオン!」と空気を切り裂く音が聞こえてきそうなフルスイング。こういうスイングができるのは、管理人の知る限り岡本と浅村だけだ。

これだけとんでもない打球をぶっ放してたら、そりゃあ相手も腰が引ける。
ジャイアンツには岡本以外にも強打者がいるけれど、岡本だけが明らかに恐れられて、打席内でも露骨に勝負を避けられることが増えてきた。
うん、この岡本だけ頭一つ抜けてレベルが違う感じはとてもいい。超一流選手って必ずこういう時があるから。その高みに達してきた感があるよ。

明日は、明日こそは新幹線にぶち当てよう。
月は無理でも新幹線に向かって打て。






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世の中甘くないなあ、そう簡単にはいかないなあ。ということだけが深々と胸に刻まれる結果になった交流戦。まあ、こんなもんですよ。それでもトータルで見たら十分にいい結果なんだからプラスに捉えよう。

さて、昨日はちょっと訳あって試合を見られた管理人。
優勝がかかる大一番だったし、それよりもなんたって智之が投げる日なのでしっかりと見た。

ちゃんと修正してきたな。それが感想。
不用意な一発で敗戦投手にはなったけど、正直あまり責める気にはならない。むしろ責めたいのはあのバント失敗の方だ。

前回はコントロールに苦しんだ。常にボール先行の苦しい内容で、2ストライクまで追い込んでもそこからボールボールでどんどん球数が嵩む。もう明らかに調子が悪いであろうことは見なくとも察した。

そこから比べると数段のランクアップ。狙ったところにしっかり制球できてたし、ストレートじゃなく変化球をピタッピタッと投げられていたのが大きい。前週よりはだいぶしっくりくる感じがあったんじゃないだろうか。

配球割合を見ればもうほとんど変化球投手の領域で、ストレートは数も少ないしスピードも物足りない。

だけど悪くない。全然悪くない。数年前にモデルチェンジしようと足掻いていた頃に意図していたスタイル、目指していた姿はこういうイメージだったんじゃないかと思った。だって、もともと菅野智之最大の武器ってスライダーでも球速でもなく制球力なんだもの。それはしっかり戻ってた。投げ方を見失うくらいの深刻な状況からしたらだいぶ良くなった。率直なところ、管理人はこの変貌を好意的に解釈した。

あとはここから出力が上がるかどうか。
気候が暑くなってくるこれからにおいて、若い頃とは違う自分の体とどう付き合うか。どう騙し騙し力に変えていくか。相手をねじ伏せる圧巻のピッチングはできなくても、それで終わらないのが巨人のエース。次回、すごく楽しみだ。



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なんだかもう笑ってしまった。
喜ぶよりも先に笑いが出た。だってまるでマンガなんだもの。

笑いながら思い出した。
強い時のジャイアンツはこうだった。07~09年、12年~14年、二度の三連覇を成し遂げた頃の原巨人はこういう試合運びがお手の物だった。

とにかくホームランが出る。驚くほど簡単に出る。
あまりにも劇的に出るから、東京ドームが狭いんじゃないか、ホームランが出やすいんじゃないか、とそれまでに無かった観点が登場してきたんだもの。

あの頃みたいな試合だった。
岡本先制、翔さん中押し、そして坂本がサヨナラ。打つべき人がみんな打った3ホームラン。
楽天さんも2ホームランで、計1試合5ホームラン。うん、これが東京ドームの野球だったよね。近年じゃ神宮やハマスタの方がホームランが出るようになってなんだかぼやけたけど、ジャイアンツとは「ホームランの出やすい球場をホームにして長距離打者がその地の利を活かして勝つチーム」だった。思い出したよ。

さあ、交流戦の優勝マジックは2か。
それを意識しているうちに気付けばセリーグ上位とのゲーム差も詰まってきた。
この流れを逃すな。間違いなく近年で今が一番強いから、このビッグウェーブに乗って勝てるときに勝てるだけ勝っておけ。
さあさあさあ、明日の夜はジャイアンツファンみんなが美酒に酔おう。



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肩はできてるのかな?

見ていた人全員がそう思った緊急登板。
さすがに本人もあのタイミングで行くとは思ってなかったろうし、となると肩を仕上げるタイミングもずれてしまって当たり前。

どうなの?いけるの?
ジャイアンツファンが固唾を飲んで見守った中川の登板。

ギュルンッ!
と曲がったスライダーを見て声が出た。

キレはよく、曲がり幅も大きく、バントの場面なのにバットに当てられもしない。右打者の内側に食い込んでいく伝家の宝刀を見て「おお!いける!」とテンションが上がった。

そう、いいときの中川はこうだった。
キツイ場面でマウンドに上がり、汗だくになり赤い顔してスライダーで抑え切る。あの山口鉄を彷彿とさせるのがセットアッパー中川だった。

「中継ぎ」じゃなく、まして「お前さん達」とか揶揄される有象無象じゃなく、中川とはジャイアンツが誇るセットアッパー。ここがしっかり固まると戦い方がグッとラクになるね。
うん、また一つ2023年ジャイアンツの形ができてきたんじゃないかな。



・・・管理人の持論的には、交流戦なんてのは長いシーズンの一部で、そこだけ良くても仕方ないし、なんなら5割で乗り切れば御の字だと思ってた。何度かそう書いてきた記憶もある。
でも、今年は優勝したい。ここまできたら優勝したい。
これからチームが上がっていく一つの契機、シンボルになりそうな気がするから2位じゃなくどうしても優勝したい。あと3つ。週末は横川、グリフィン、智之の順かな。変に計算せず3つとも勝とう。あと3つ!




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快勝にして完勝である。

戸郷の調子の悪さは見て取れたけど、正直に言って管理人はプレイボールからゲームセットまで一瞬たりとも負けるイメージが湧かなかった。

それくらい今の西武さんはキツイね。采配がどうとかいう前に、ちょっとこの打線だとやっぱりキビシイと思う。平場の試合ならまだしも、今のジャイアンツは久々の交流戦優勝へ向けてラストスパートの状態。こういうシチュエーションだと取りこぼしはなかなかしないし、先発が好投して長いイニング投げる以外に西武さんが勝てるパターンはないんじゃなかろうか。

西武さんのことばかり書いてるけど、西武ファンから自軍の選手にブーイングが起き、ヤジやゲキが飛ぶ光景はなんだかやはり感じるところはあったもの。
いやぁ、気持ちはわかるけど、源田と外崎以外誰だかさっぱりわからないオーダーじゃそりゃあちょっとキツイよ。迫力不足なのは山川がいないのが大きいし、今年はやっぱりそれに象徴されるシーズンになっちゃう気がするね。

まあ、同情はするけど勝負は勝負。
今日もしっかり取って交流戦優勝勝ち取るぞぅ。




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交流戦優勝がハッキリと見えてきたこの快進撃。

その立役者は誰だろうかと見たときに、人はやっぱりわかりやすいところを挙げたがる。
なんなら交流戦打撃三冠王が狙える岡本であったり、遅れてきたエース智之であったり、シンボルになる選手を探したがる。

そういう人選においてはなかなか名前が挙がらないだろうけど、実は梶谷が2番に座っていることが強烈に効いている。
今日も3打数2安打。上手い流し打ちで出塁したのが、先制点になった岡本タイムリーに繋がった。
このところ、
3打数2安打
2打数0安打
5打数3安打
4打数2安打
5打数1安打
梶谷が出塁してるからチャンスができる。チャンスが広がる。
1番2番に求められているものをしっかりとこなしてる。決して主役じゃなくとも、自分の役割をきっちりやれているからチームに点が入る。見過ごしちゃいけない快進撃陰の立役者だと思う。

梶谷は、FAでジャイアンツに来て、来た途端に盛大に躓いた選手。
太ももを傷めたかと思ったらデッドボールで手首を骨折。その治療の最中にヘルニアを患い、野球どころじゃないほど満身創痍で長期に渡り戦線を離れた。

これだけ入り口から失敗したらちょっと腐っても仕方ない。だって人間だもの。
FAで来た高給取りが育成選手にまで落ちて、もう全てがイヤになるような気持ちになったとていったい誰が責められようか。

しかも梶谷の場合、翔さんみたいなホームランバッターじゃない。
劇的なホームラン、ハイライトで何度も流されるような大アーチを打てる訳じゃない。
翔さんはホームランで批判を封じ豪快な一打で外野の声を黙らせたけど、どうなれば梶谷隆幸は復活したと言えるのか。いや周囲から言ってもらえるのか。
今日も梶谷のヒットはハイライトには映らなかった。いきなり岡本の打席になり「ランナーを一人置いて」とだけ触れられた。

その「一人置く」ために戦っている男を、地に落ちたプライドを取り戻すために戦っている男を応援したい。

誇り高き戦士よ 
雄々しく戦い抜け
覚悟示し己の道を
信じ突き進め

うん、境遇が応援歌の通りになってきたね。
あまり注目されない日陰の戦いだけど、管理人はしっかり見てるぞ。そして、その戦いがチームの勝利に大いに関わっているのをもう一度声を大にして言いたい。



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2023年、ジャイアンツのスタメンに丸の名前が無いことが特別ではなくなってきた。

怪我をしているのかしていないのか。怪我とまで呼べないにせよ体調に問題があってのことなのか、ただ単に不調不振の結果なのか。
ベテラン選手とはこうして徐々に立ち位置を変えていくものだけど、やっぱりまだちょっとそういうセンチメンタルモードになるには早い。いや、正確に言えば早いと思いたい。

そして、今日スタメンを外れたのは怪我とか体調うんぬんじゃない。
昨日チームが大勝する中での6打数ノーヒット。これが明確な原因。
頭を冷やせなのか、少し身体を休めろなのか。いや、それならまだいいけれど、原がよく言うチームが勝つための最善策として丸よりも他の選手を選んだのならそれは少し悲しい。

球場で8番ユニを着ることも多い管理人としては、今日ようやく胸のすく思いになれた。
どうだい?丸ってすごいんだよと、まるで自分のことのように誇らしく語れる夜がきた。

丸ってなんというかアオレンジャー的で一歩引いた感じに見えることがある。チームの中心アカレンジャーは坂本や岡本で、相撲でいうと横綱じゃなく大関みたいな二番手感がある。そしてその印象はカープにいた頃から変わらない。

でもね、丸って一流じゃなく超一流なんですよ。
ヒットメイカーっぽいのに打率は280くらいだったり、ホームランも実に中距離砲の25本が平均値だったり、数字だけ見るとちょっと凄さがわかりにくいけど、この選手は間違いなく特別なスペシャルワン。
丸とは、打率、出塁率、ホームラン、打点、守備、(そして一昔前は盗塁も)オールジャンルで銀メダルを獲れる選手。金じゃなくても5個も6個も銀を獲れるなら、それはもう選手として金なんだ。

そして、自分の株がどんどん下がり続けたところで、ドカーンと劇的にストップ高の活躍ができるのも超一流の証拠。
うん、今日はうれしいな。お酒の美味しいいい夜だ。






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外国人選手ってのは、すごく活躍したとて何が保証される訳じゃない。
その翌年に少し調子を落としただけで出番は減らされるし、前年の活躍はどこへやらその年の成績だけをもって簡単にクビを切られる。
近年のジャイアンツでもビエイラ、ウィーラーなんかは、活躍した翌年に成績が奮わずあっさりといなくなってしまった。ビエイラブームもウィーラーブームも間違いなくあったけど、その僅か1年後に驚くほどドライに処理された感がある。

これは外国人選手について回るシビアな問題。
日本人選手ならもう少し長い目で見てもらえるところを、傭兵の悲しいところで一年一年が明日なき勝負になる。日本人選手と外国人選手との間には、見えない壁がしっかりと高くそびえ立っているように思う。


さて本題。
今年のジャイアンツ野手陣において、存在感がもの足りない選手が何人かいる。
陸や中島はまだ一軍で出場していないから仕方ない。彼らはこれからに期待。
ウォーカーは一軍にはいて、代打で出て活躍することも何度かあったけど、なんというか去年の存在感を10としたら今年ここまではいいとこ4か5だった。「あぁ、ウォーカーねえ・・・」みたいな扱いで、外野の布陣を考える際にも後回しだし、翔さんが怪我したこともあって交流戦のDHを考えたときにも決してその筆頭じゃなかった。

なので、今日は一つのターニングポイント。
よし!ここでウォーカーが来たかとニマニマしてしまう。外国人ならではのフェードアウト曲線に乗りかけていた男が、劇的に蘇り「ここにウォーカーあり」を内外にアピールできた。

ブリンソンが全く冴えず、この大勝劇の中ひっそりと2打席のみで交代させられたことも相まって、一気にウォーカー株が急上昇した感がある。
そうそう、ブリンソンがあまりにおかしい目立ち方をするから薄れてたけど、去年の春ズンドコ守備で話題を搔っ攫っていったのは紛れもなくウォーカーだった。
去年良くも悪くも目立ったウォーカーが、今年は良くも悪くも目立たなくなっていた中、ググッと上がってきた感あり。

この先、ウォーカーのバットに懸かるのはチーム上昇の鍵と、そして自身の来年以降の去就。
今年あと何度「ここにウォーカーあり」を示せるか。期待してるぜぃ。





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いくら管理人でも、負けた試合の映像を見返すことはそうそうない。
土日は基本仕事でなかなか試合が見られない管理人。大敗したことを知りながら、それでも今日は19時からのG+再放送を見るに至った。

なぜなら、リアルタイムで速報を追い掛けながら、なんだか今日という日が鍬原がジャイアンツで投げる最後の日になるような気がしたから。
こういう勘って割と当たる。もちろん外れたこともあるし、むしろ外れてくれた方がいいのだけれど、不幸にして的中したことが何度もある。

もしかしたらドラフト1位投手のラストダンスかな、と思いながら映像を見た。

球威がない

今日についてはそれに尽きる。
コントロールも褒められたもんじゃないけれど、とにかく球に力が無く、ハッキリ言えば棒球を投げてた。高めに外れるボールってのはギューンとコースを逸れるならまだいい。でも、今日ことごとく高めに外れた球は驚くほど弱かった。だから、少しでも打てそうなゾーンに寄るとあっさりと弾き返された。

深刻なのは、一応は二軍で仕上がったと判断されて上に上がってきたばかり、今日が久々の一軍マウンドだった事実。連投の疲れとか言い訳の効かないシチュエーションだったということ。
客観的に見ても、ラストダンスになってしまう可能性は否定できない。

鍬原という男は、まだ6年目のシーズンなのに、背番号は29→46→029→46→029→46と二度の育成落ちを含めて実に5度も変わった。
巨人のドラフト1位という重い十字架を背負って、怪我に苦しみながら歩いてきた道。ドラ1だからこの成績でも残してもらえてる反面、ドラ1だからもがき苦しんだことも想像に難くない。
だって外れ1位だろうがなんだろうが、ドラフト1位って1年に12人しかいないトッププロスペクトなんだもの。背負ったものが重い分、当人にしかわからない苦しみがあるよ。

結論が出ていないものに勝手に結論をつけるのは違うから、どうにもまとまりのない文章になってしまうけどただ一つだけ。

一度だけの人生、一瞬だけのプロ野球選手生命、悔いのないように。




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今日は半分番外編。

ドラフトでロッテに指名されて、かつあまりロッテが意中の球団ではなかった選手が判で押したように言うこと

「応援がすごい」

この「応援がすごい」は、その人がどれだけプロ野球知識があるかでいろんな意味を持つ。
ロッテファンの皆さんに言っておくと、管理人はガチの外野民。弱いと球場に行かなくなる浅いファンや、外野席でも座って観てる緩いファンが多いジャイアンツファンにおいて、割と誰にも負けないくらいうるさい外野民。なので他所の事情も少なからず知ってるつもり。

一般の人にとっての「応援がすごい」は、それそのまま声が大きいとかそういうこと。
管理人みたいな人が言うそれは、自分のところと比較して①おそろしいほど統制が取れていることと、②応援歌が独創的であること、この2つだった。

さて、本題だけれども、

なんであんなにコールばっかりになっちゃったの??

数年前から噂には聞いてた。でもコロナ禍だから単純に比較するのもなんなので話半分で聞いてた。
いざこの2023年、実際どうなのかとこの3連戦の裏テーマとして注目してたけど、やっぱコールばっかりで非常につまらなくなってた。相変わらず統制は取れてて、手拍子なり突き上げなりはピッタリ揃ってたけど、それでコールばっかりじゃなんかもう訓練じゃん?楽しいのかあれ?

ロッテさんのすごいとこって、ゲーム音楽とか洋楽とかを絶妙に取り入れて異常なほど耳に残る応援歌を作り上げて、それを全員同じユニを着て統制の取れた集団が大声で歌うことだったよ。

管理人は巨人ファンだけど、歌えるロッテ応援歌が山ほどある。サブローと福浦は新旧両バージョン歌えるし、荻野の応援歌は今も昔もNPB応援の最高傑作だと思ってる。
他にもベニー、神戸、ランビン、井口、今江。とにかく一昔前のロッテ応援歌はとっかかりが強くて耳に残りまくる名曲だらけだった。
管理人が生まれて初めてマリンに行った13年前、2階席で前方の席にいた若い女子二人組が手拍子しながら楽しそうに西岡の応援歌を歌っていた光景をハッキリ覚えてる(つーよしっ!にしおかー!)。

あんなに優れた独自の文化を作り上げたのに、なんで自分たちでそれを滅ぼそうとしてるのか。
角中の応援歌だけ声が大きくなったり、たまにかかるチャンテが異様に盛り上がってたのは決して気のせいじゃないと思うよ。
あんな軍隊の訓練みたいなコールじゃなく、せっかくの現地なんだから楽しく盛り上がって応援したいってみんな思ってるんじゃないの?オッサンはまだしも、若い女子はコールなんか何にも楽しくないと思うぞ。

数々の名曲を作って、かつプロ並みというかプロ奏者だったジントシオさんがいなくなって、今のロッテ応援団がいかなる人たちなのか知らないけど、このままだとなんぼチームが首位でも、佐々木くんブームに沸こうとマリンが空席だらけになっちゃうと思うよ。
それと、一時期はしっかり鳴りを潜めてた悪名高い牽制ブーイングは復活したのねw 今の応援団が指示して復活させたなら、なんかもうホントにセンスないなあ。そいつら野球の応援向いてないんじゃない?

なんかもったいないなあ。
上に見てた同業のリーディングカンパニーがみるみる失速して冴えなくなっていく。そんな感じに見えちゃいました。









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毎年この時期同じことを書いてる気がするけど、交流戦ってのは基本ピッチャー有利。
それは初見の対決だと圧倒的にピッチャーが有利だから。真っ直ぐの速さ、変化球の軌道、実際自分の目で見ないとわからないことが多いから。
昨日も高梨に対して、安田くんとか平沢がまるで腰が引けた空振りをしてた。あれはセリーグだとなかなか見ない無様なスイングで、ああやっぱり慣れてないと相当に打ちにくいんだなと思わされた。

さて、今日のロッテ先発メルセデス、いやベンツ。
よーく知ってるよ。
投球テンポがとんでもなく速く、それでいてコントロールもいい。
だけど速い球は無いし、コントロールがいい分ゾーンで勝負してくるから目付けがしやすい。決め球にしてくるのはスライダーが多い。
そして、何よりも典型的100球肩。序盤どんなに良くても必ず中盤で失速する。
だから、翔さんがゆったり構えたり打席に入り直したりしてリズムを崩そうとしてたのも効いてたし、球数を稼がせてどんどん100球に近づけていけばいいんだから焦ることなくこっちのペースでやれた。そして坂本のホームランは完全にスライダー狙い打ち。「勝手知りたる」ってこのことだよ。

そして澤村。
よーく知ってるよ。
まず2日3日続けていい内容のことがあまりない。昨日あんなに良かったのに今日はさっぱり、が普通にある。つまり、昨日良かったんだから確率的にはチャンスがある状況だった。
澤村の長所と短所は同じ。それはフォークが速すぎること。ストレートみたいな球速で来るフォークは落ちれば大きな武器だけど、バッターの取るタイミングとしては同じ。緩急差はまるでない。
そして、澤村のフォークは見逃せばほとんどがボールになる。球種関係なく細かいコントロールもない。
だから当然狙い球は真ん中付近のストレートになる。後は振り遅れるか速さに負けず弾き返せるかの問題。それを理想通りの形にしたのが岡本で、落ちなかったフォークが真ん中付近に来て、それをストレートのタイミングで振っても対応できたのが翔さん。

知ってるよ。よーく知ってるよ。
なんならロッテファンの人より管理人の方が彼らに関しちゃ詳しいよ。
で、巨人のバッターも彼らに詳しいんだよ。読まなくても取説を完全に熟知してるからしっかり対策できたんだよ。

昨日は澤村にやられたし今日は今日でポランコに打たれたけど、古巣に対して恩返しみたいなフォーマットのアングルで仕掛けようとすると当然こうなることもあるって話ですよ。





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原の采配、選手起用がどうとか、相も変わらずひどい中継ぎ陣がどうとか、それは二の次三の次。

この甲子園3連戦、しっかりと内容に向き合ったときに出てくる言葉は一つ。

「力負け」

どんな展開であろうと、どう組み合おうと、結局は寄り切られて負ける。
これは現段階の実力差。勢いもあるにはあるけど、どちらかといえばしっかりとやり合ってしっかりと負けた感が強い。

唯一、先発投手だけは3人とも通用したけど、それは向こうも同じ。
この交流戦直前の今の状態においては、阪神の方が一枚も二枚も上だった。

ただ、まだまだ先は長い。残り100試合近くもある。
プロ野球ファンってのは毎年記憶喪失になる人が多いようで、春からもうダメだもう決まったと大騒ぎするのだけど、山あり谷ありですんなり行くことなんかないのがペナントレース。
阪神がこのまま走り続けることなんかないし、ヤクルトだって必ず上がってくる。まだまだこれからですよ。

そして、小休止というか気持ちの切り替えにはちょうどいい交流戦がやってきた。
ここで加速するか失速するか維持するか。ジャイアンツだってチーム状態関係なく、福岡でやるホークス戦は超が付く鬼門。

交流戦が終わる頃、7月に入る頃までにある程度チームを固める。
打順、守備位置。門脇の守備はすごいけど、あれだけ打てない選手をスタメン、それもサードに置いておいていいのか。翔さんと岡本と秋広くんのポジションも流動的だし、外野に至ってはどれがベストの布陣なんだか巨人ファンでもわからない。交流戦だとDHも使えて打者のチャンスは増えるからそれも有効に使って、見極めて判断しなきゃいけないことは多い。

ローテーション。管理人激押しのグリフィン、戸郷、伊織、それと横川と松井くん。
不満はあるかもしれないけど、これは他球団から見たら贅沢な悩み。そこそこの充実ぶりだし、まだ智之がいて井上くんがいて、みんな忘れてるけどメンデスもいる。これはもうこのままであまりいじることなく完成と思っていいんじゃないかな。

そして他球団から笑いものにされてる中継ぎも勝ちパターンを作らないと。お前さん達とか言われてる場合じゃない。トレードでも先発からの配置転換でもなんでもいいんだから。
上で名前を挙げた先発候補で既に8人いるんだから何人かは後ろに回せるし、ビーディーとか髙橋とか今村とか何の役にも立ってないヤツらは中継ぎで鬼連投させるべき。ロペス?いや、アレはいいや。

いずれまだまだですよ。今は阪神どうこうよりも、やるべきことをやって体制を整える方が大事。
ねずっちよろしく「整いました!」って言えるようになったとき、この3連戦のお返しをしっかりしてやろう。ね?






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通算猛打賞ランキング

1 張本 251
2 川上 194
3 長嶋 186
4 野村 180
4 坂本 180 ←
6 福本 178

ヤバいね。ホントにすごい並びの中によく知ってる選手が混じっててなんだか現実感がない。
川上さんは言うに及ばず、ハリーやミスターの現役時代だって見たことのある人はほとんどいない。言ってみれば白黒の映像で見る過去の偉人扱いの人たち。その中にデビュー時からずっと見てきた選手がいる。ホントにヤバいね。

しかも、そう時間を要せずにミスターまでは超えそうだし、今年中とは言わんけど数年後には川上さんを超えることもあり得る。
・・・これとんでもないことだよ。長期間に渡って濃い活躍を続けられないと残らない数字だし、それを運動量が多いショートでやってきたんだから頭が下がる。
もうベテランの域になったとはいえまだ34歳。あと5年はできると思ったらなんだかちょっと感動するやら怖さを感じるやら。

今日の固め打ちで5月月間打率は69-22で319。もうすっかり坂本だ。守備も相変わらず華麗だし、春先のネガティブな空気は微塵もなくなった。
まだ今年もジャイアンツのショートストップには背番号6がいる。まだこの先もレジェンドと共に生きられる幸せを噛みしめよう。






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こういう試合を、こういう形で勝つことは、チームにとってじゃなく戸郷にとって意味がある。

そう、今年の戸郷はこうでないといけなかった。
戸郷が今駆け上がりしは巨人のエースという修羅の道。つまらないところで躓くんじゃなく、打たれても、KOされても凄さを周囲に示すくらいの存在感が求められてた。

紆余曲折を経てだけども、「巨人のエースだから」という重い重い主語を背負うのは、徐々に徐々に智之から戸郷に移ってきた。今日の9回だって、戸郷以外のピッチャーなら迷わず大勢くんに交代だもの。

戸郷のこういう姿が見たかった。また一段階段を昇ってくれたし、あと数段昇ったその先には巨人のエースだけじゃなく日本のエースという栄光が待ってる。うん、今日は文句ないな。




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管理人は土日仕事でしっかり試合を見られない。
なのでダイジェストではあるが、話題の颯くんを見た感想。

良い!

良いというか、とても特徴のあるピッチャーだと思う。
まずストレートが強い。球速どうこうじゃなく、減速しないでバッターの手元までグーンとくる。
これがいわゆる球の「伸び」。初速が速くても、打者の手元に来るまでに予想通りに減速してくればそれはたいした脅威じゃない。逆に初速は平凡な球速でも、そのままの速さでくれば打者は差し込まれる。

球が加速することも減速しないことも現実にはあり得ないけれど、この「伸び」の差がバッティングにおいては大きな大きな差になる。
この映像の中でも打者があり得ない高めのクソボールを空振りしてるのが二度映っているけど、これは球の勢いに釣られてる証拠。球が来ていることを意識したが故にバットが止まらなくなった構図。

そしてスライダーもおもしろい。
感覚的な話になるけれど、ヒョコッと浮いてクイッと逃げるように見える(いや、もちろん浮くことなんてあり得な(ry。
曲がり幅が大きくても、軌道が読めればバットコントロールで追いかけられる。
でもこういう変化だと、一度打者の目線が浮いて切れるし、予測で対応しにくい曲がり方に見える。
更にすごいのは、そのスライダーがピタッピタッと右打者のアウトコース低めに集まってた。

シンカーはもう少しじっくり見てからにしたいけど、これだけ引き出しが豊富なのも高評価。

このストレートもスライダーも狙ってやってる訳じゃない。颯くんが持って生まれた天性のもの。こういうプラスアルファの特徴を持っているかいないかがプロになれるかどうか、プロで成功するかどうかの分かれ目。なんでこんな子が育成まで残ってたんだろ?

うん、これは期待していいんじゃないかな。





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ジャイアンツ近年のお家芸、怪我した選手を育成選手にすることには賛否両論ある。
・・・いや、ほとんど「否」の意見しかないな。管理人自身もこれはハッキリ言って制度の悪用だと思ってる。人的補償対策だと言われても仕方ないし、ジャイアンツを嫌いな人たちはこういうところがイヤなんだろうなあというのも理解できてしまう。
メジャーでいうところのIL制度創設というか、長期で故障した選手の扱いはNPB全体で考えなきゃいけない課題の一つ。


話が逸れた。
で、育成から支配下へ戻ってきた選手のうち、平内と中川について。
なんというかまあ、少しでいいから試運転をさせて、本人たちに心の準備的な配慮をしてほしかった。二人ともセットアッパーとして期待されていることに異論はないけど、いきなり復帰即最前線じゃさすがに気の毒だ。

中川に至っては551日ぶりの一軍。
それまでの中川は、まるで山口鉄の再来のような活躍ぶりだったのはよく知ってるけど、少し一軍のルーティーンに慣れさせる時間を与えろよ。しかも、551日前ってコロナ禍でスタンドはガラガラ拍手パラパラの環境下な訳で、それをいきなり8回に行ってこーいじゃかわいそうだよ。

で、その中川はストレートはきてたな。球速も出てたし見るからに力のある球を投げられてた。
スライダーのキレはまだまだだったからその辺が課題。それこそ何回か投げていく中で改善しそうなもんだけども。

平内も復帰からの2試合イマイチだし、こうして打たれたり内容が悪いと本人たちも精神的に良くないよなあ。自信なくすだろうし、後ろで守ってる野手目線でもファン目線でも誰も得してない。
特に中川はみんなが待ち望んだセットアッパーの復帰なんだからさ、レールに乗るまでもうちょっと大事にいこうよ。




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菅野が報知の記者を怒鳴ったらしい。

もちろん事の真偽はわからない。

ただわかっているのは、このタイミングを狙ってリークされた話であること。

記事を見た巨人にあまり詳しくない人からすれば、なんだかよく知らないが菅野は今年働いてないらしい。記者に怒鳴ったり態度も悪いらしい、となる。
そして、その日の夜に戸郷が投げていいピッチングをしたとなれば、自ずと「巨人のエースは戸郷」という構図ができる。

繰り返すけど、菅野が記者に怒鳴ったかはわからない。
ハッキリしているのは、菅野を降ろしたい意図と戸郷を上げたい意図がどこかに存在することだけだ。
日本のマスコミなんてそんなもの。事実かどうかよりも、自分の描いたストーリーにハマるかどうかが大事で、残念だけど真面目に取り合うレベルにない。

そして、今日の本題はこの新潮の与太記事じゃなく、本人が意図するところではなかったにせよ、そうまでしてお膳立てしてもらった戸郷が不甲斐ないところ。

今年の戸郷は、こういう中盤でガタガタガタッと崩れるサマをよく見る。
前半スイスイいっても三巡目辺りで捕まり、ランナーを出すと途端に動揺しておかしくなる。
これじゃまだ「巨人のエース」の称号はやれない。江川、斎藤、桑田、上原、内海、そして菅野。歴代の名投手と並べて語るには値しない。

3月のローンデポパーク、あのWBC決勝で2イニングを無失点に抑えた経験値はどこに行ったのだろうか。あれで一皮もふた皮も剥けて、エース街道をひた走ると信じたのは管理人だけじゃなかったはずだ。

巨人のエースってのは、相対的な一番じゃない。仮にローテ投手の中で一番だとしても、誰が見ても納得する絶対的な力量があって初めて成り上がれる高み。それを山に例えるなら、今年の戸郷は去年よりも低いところにいるよ。
で、怒鳴ってても怒鳴ってなくてもどうでもいいから、菅野早よ帰ってこい。




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初めてである。
数十年の長きに渡り、延べ数千試合は巨人戦を見てる管理人が試合を見終わって持った感想

白髪が増えた気する

いや、ホントである。今年、年男で48になる管理人、幸い全くハゲてはいないものの、側頭部にはだいぶ白いものが増えてきた。
月に数回白髪染めで若作りに励んでいるものの、こんな試合を見せられた日にはなんならもう総白髪になる。それくらい疲弊するひどい試合だった。

ただただ疲れた。
1点を争う好ゲームで、フォアボール→バント→暴投→フォアボールと、相手の出来不出来がまるで関係ない独り相撲を演じる直江。
汗だくになった33球でたったのアウト2つしか取れない菊地。
なんかもう死んでもらった方がいろいろプラスになる気がしてきたロペス。
すごいよ。ここまで寄ってたかって試合を壊してくれるともう言うことないよ。

もう原でも球団幹部でもいいから明日ハローワークに行け。
【7回以降の同点、リード時】の労働条件で、【アウト一つにつき100万】の待遇で求人を出せ。
まるで漫画「ワンナウツ」の世界だけど、ホントにひどすぎるもの。だってまだ5月で残り100試合以上もあるんだよ、こんなブルペンでどうやって戦うの?

いやぁ、しんどい。はぁ・・・。







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前回、山崎が横浜相手に投げたのは4月19日のこと。
さすがに1ヵ月も経ってないスパンで再戦したら、その時の記憶は鮮やかに、球の残像は鮮明に残ってる。

前回は徹底したシュート攻撃。
インコースを突きに突いて右打者がおかしな形でスイングし、あまり普段お目にかかれないようなところに当たる自打球が二度もあった試合。

そして、それこそが今日の伏線。
そのイメージを十分に活かし、いつシュートが来るか、いつインコースに投げてくるかの心理を逆手に取ったアウトコース攻め。これは山崎よりもリードした大城の作戦勝ち。

また今日の山崎はそれがハマった。ストライクギリギリのゾーンに糸を引くようなストレートが決まり、スライダーはアウトローにスッと曲がって逃げた。
踏み込んで外の球を打ちにいきたいのに、シュートが頭にあるから思い切れない。ストライクゾーンを左右に目いっぱい広く使い、ときに相手をバカにしたようなスローカーブまで混ぜて序盤中盤はとても楽しく投げているように見えた。

繰り返すけれど、これは山崎よりも大城の狡猾さ。
真骨頂は6回裏のソト。徹底したアウトコース低めへのスライダー攻め。また同じ球か、いつインコースに来るんだ、の駆け引きが見事だった。

大城はこのところ打撃好調。好調すぎるくらいの好調。
その状態の良さがリードにも反映してると見るのは安易すぎるかな。
・・・でも、人間意外とそんなもんだったりもするよね。



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セカンドには誰を使おうか?

ショートには誰を使おうか?

誰もかれも頼りなく見え、ろくなヤツがいないと思えてしまう時もあるけど、今は誰を使おうかと駒が豊富すぎて迷ってしまう。これぞ贅沢な悩み。

坂本がしっかり復調してきたし、言うまでもなく守備は安定してる。
中山も少ないチャンスをものにしようと躍起になってるし、廣岡にも存在感が出てきた。

そこに加えて、このところ少し出番が少なかった門脇が今日猛打賞4打点の大暴れ。
尚輝は打つ方は物足りないけど、これぞ名手吉川尚輝というファインプレーが二度も出た。やっぱり守備力では頭一つ二つ抜けてる。

さあ、じゃあこの駒をどう使おうか。
守備位置だけじゃなく打順も含めて考えだすと実に悩ましい。
今日みたいに門脇をサードで使う手もあるにはあるけど、そうすると今度は岡本がファーストに回り、ジャイアンツファン希望の星秋広くんのポジションがなくなる。中田不在の今だからこそ秋広をファーストで使うチャンスであることは事実。
そうなるとやっぱりセカンドショートの2つしか席はないし、体調に不安がないなら坂本の打力は外せない。結局、残されたセカンドの座を尚輝、門脇、中山、廣岡で争う構図になる。そりゃあ、門脇が外野守備の練習始めたのも頷けるわな。

こうして一つ一つの駒が強くなって、それをどう配置しようか悩むようになるとチームに重量感が出る。絶対的レギュラーが岡本(と中田)だけで後は競争。チャンスがある代わりにライバルに代えられるのも早い。

うん、いいねいいね。
そして、ちょっとライバルに差を付けられたように感じても、山あり谷ありで半年かけてやるのがペナントレース。必ず自分が主役になる日も来るからみんな奢らず腐らず頑張れ頑張れ。



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翔さんが離脱してしまった今、ベストの打順を考えるならば
3坂本 4岡本 5丸 6ブリかウォーカー
となる。

ところがスタメンに坂本の名前が無い。
あれあれ?と思ってたら、途中出場の途中交代にも関わらずしっかりマルチ安打を記録して去っていった。気付けばもう打率は247か。さすがはジャイアンツのプリンス。

じゃあ坂本の代わりに出た中山はどうだったかといえば、こちらもしっかり2安打。
状態がいいのが見て取れたし、これならスタメンで使ったベンチの意図もよくわかる。うん、これぞ高い次元でのポジション争いだよ。

バカほど内容を見ないで「若手を使え」とか言うけど、そんな単純な話じゃないんだよな。
ベテランもいて中堅もいて、去年今年入ってきた若手もいるのがチーム組織。こうして適材適所で使い分けるのが監督の仕事だよ。一年長いんだから。
そういう意味では、翔さんの代わりで上がってきたばかりの梶谷にもファインプレーが出たし、打席の内容もよかった。廣岡を1番で起用することには賛否あるけど、1試合かそこらで宗旨替えせず、ある程度時間を与えてるのもいいよ。今日こうして結果も出たから、いずれまた控えになるとて次に廣岡を出すときにその意味も重さも変わる。
だから、まあ野手はいいと思う。一言で言えば上手く「回ってる」。

そういう流れの中だけど、今度はピッチャー、それも中継ぎがしんどくなってきた。1~2週間前、一瞬だけ上手く回ってたけど、直江も田中くんも絶対的に経験が足りない。勢いだけじゃ通用しなくなって、打たれたことで恐怖感も出て、相手からも研究分析されてきた。おまけに連戦での調整も初めてのことで、上手く状態をキープできているのかいないのか。

責める気にもならないくらい、このセットアッパー見習いの二人は若く青い。たくさん経験して修羅場をくぐって成長してほしいけど、そのために何試合も捨てられるほどチームに余裕はない。
去年の大勢くんで感覚がマヒするけど、あれは特例も特例だ。みんながみんなあれだけマウンド度胸もあって、悪い時でも投げる中でアジャストできる力があるなら苦労しない。あんなルーキーは10年に一人のレベル。


じゃあ、誰が若手をカバーできるか。
・・・いないんだよなあ。
言うまでもなく鍵谷や高梨がその立場だけど、見てりゃわかるけどちょっとしんどい。むしろその二人にセットアップが務まらないから今こういう起用になってる訳で。


二人なんて贅沢言わないから、経験豊富なキャリアがあって、7回8回の1イニングをビシッと締めてホールドを稼げるピッチャーが一人ほしい。直江と田中くんを配置換えしろって話じゃなく、セットアップなんか何人いたっていんだからさ。いわゆるブルペンリーダーがいて、背中でも成績でも若い二人を引っ張って、引っ張り上げてくれるようにならないかなあ。




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冗談みたいな試合だった。


6点ビハインドの序盤で、ブリンソンが明らかにアウトカウントを間違えたボーンヘッド。
反撃ムードがシュンとしただけでなく、なんというかこの外国人はアホなんじゃないかという空気まで蔓延してた。いや、外野スタンドで誰よりもデカい声で「アホォー!!」と叫んだのは管理人なんだけども。

ブリンソンのプレイを見ていて、身体能力の高さは窺えるけども、いわゆる野球脳を感じない。今日も守備でお見合いがあったけど、なんというかNPBのレベルだとあまり見ることの無いやらかしが散見される。

これはどう考えても負けだよなあ。ゴールデンウィークだからお客さんも帰らないけど、試合としてはもう髙橋と堀岡のバカ二人がぶっ壊した時点で終わったよなあ。なんてスタンドの巨人ファン9割が思ってた。

それがこうなる。
やらかした分を取り返して余りある4安打2ホームラン5打点。例のハマスタといい「固め打ち」スキルに◎が付いてんだなこの選手は。
特に2本目のホームランは、もうまるでマンガの世界。管理人のいた席からちょうど弾道がキレイに見えたけど、「おー!行った?行った!?・・・ワハハ、入ったよおい」で、喜びよりも笑いが先に来てしまった。

結局、派手というか大味な試合になって、大量失点をホームラン3本でひっくり返した。そういえば第二次原政権の頃ってこういう試合多かったよな。特に東京ドームだと。
それに負けず劣らずブリンソンのプレーぶりも派手。ぎっこんばったん、長所と短所が顕著に出るようなエンターテイナーぶりで、今日はヤツ一人に全て持っていかれた。

安定感には乏しく評価に困るような選手だけど、このブリンソンのいいところは仮にも数百試合メジャーで出た実績があるのに8番打者で使っても腐らないところ。そういう意味ではジャイアンツ向きでもある。
何をしでかすかわからないファンタジスタに明日も期待。


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そこに至るまで、今日はあれを書こうとか頭に留め置いたことがいくつかあったけど全部吹っ飛んだ。
状況が変わったから書かないでおこうじゃなく、何を書こうとしていたかキレイサッパリ消し飛んだ。
翔さんの応援歌のように、放物線が全てを乗せて持って行った。

だって、9回2アウトからである。
だって、打った瞬間ネット裏総立ちの強烈なバズーカ砲である。
これにしびれなかった巨人ファンはいない。

ゴールデンウィーク初日、久々にドームの動員は4万人を超え地上波放送もあった日に、これ以上ない形での逆転サヨナラ勝ち。最大のインパクトでジャイアンツが浮上する狼煙が上がった。


さあ、一気に勝ち上がる本当のゴールデンウィークにしよう。
Let’s GO GIANTS!




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