エリーがチームの危機に現れてスッと溶け込んで受け入れられたのとは逆に、なんだかタイミングを逃してその実力とは関係なく少し浮いたままになってしまう外国人というのがいる。

去年のグリフィンはまさにそう。
数字として残っている結果は、２０先発して６勝５敗。
だけど、防御率２．７５、WHIP１．０７が示すように内容は１０勝していても不思議ないものだった。

ああ、なんか上手く嚙み合ってないなあ。
何が悪いんじゃなく、実力は万人が認めるレベルなのに、去年はチームにハマるチャンスを逃したままシーズンが終わってしまったように見えた。

そして今年は開幕から出遅れた。
うん、これはまさしく消えていく外国人選手にありがちな負の曲線に乗ってるよ。
初年度はよかったのに２年目はさっぱり、これもこれでよく見てきた事例だもの。グリフィンは素晴らしいピッチャーなのに、この才能がこのまま消えていくかなんて覚悟もしてた。

前置きが長くなったけど、今日マウンドにいたのは今年春に冴えないピッチングを繰り返したグリフィンじゃなく、多彩な球種を思うがままに投げ分けるイケメンレフティ、左のエースグリフィンだった。
ストレートは角度よくズバッと入り、スライダーもフォークもキレッキレで狙ったところに決まる。これぞ去年よく見たグリフィンのピッチング。

この内容で投げてもなかなか援護がないし、完封まであと一歩のところまできながら最後のふざけた誤審で完投まで逃すところがまさにグリフィンなのだけど、それでも去年と違って結果は吉と出た。

断言するけど、グリフィンはその辺のピッチャーとはモノが違う。今日見られた姿こそが真のグリフィン。
この左のエースが週に１回先発できるようになると、そりゃあもう大きいなんてもんじゃない。
うん、欠けてた大事なピースが一つ帰ってきてくれたかな。

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めちゃめちゃ

共感しなが拝読していました。
実力はあるのになんだかいつも不運な感じで気の毒で、ものすごく応援している投手で。
いつもクールフェイスだけどホントは優しいグリフィンの笑顔が見たすぎて。

最後の最後まで気が抜けなくてハラハラしましたが、（泉口くんが最後ベンチでグリにめっちゃ謝ってたからほっこりしたけど、誤審には憤慨していました）勝ててやっと報われて本当によかったです。
援護なかったらぶちギレてましたわ…。
グリフィンの良さを出せたようでホントよかった。
相性もあると思うので、相方はずっと岸田くんにして欲しいなぁ。
ここからは、昨日みたいな力強い投球をたくさん見せてもらいたいですね。
マイコ路線に乗って欲しい～。

菅野くんも続いて、良い形で締められるといいですね。

あにーす☆ 2024/06/16(Sun)10:30:53 編集

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