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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。リチャードの存在は、あのフランシスコに匹敵するものがあったな。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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丸の打率がいつの間にかすっかりそれっぽい数値になった。

これはしっかりフォアボールを獲れているからこそ。
ヒットか凡打かの二択じゃなく、しっかりフォアボールを選べているから打率が下がらない。そして打てば上がる。
そんなに打ってる印象がなくとも、気付けば(規定到達だなんだは抜きにして)チーム内で上にいるのがもう泉口くらいになった。

こうしてフォアボールで出塁できる能力というのはとてもとても貴重。管理人が1番丸を支持してるのもそれが理由だ。
カープ時代に1シーズン100四球も二度経験してるし、実は打率は総じて270-280程度なのに「打ってる感」がある選手なのも、しっかりフォアボールを獲って出塁してきた選球眼の賜物だ。

今日も4つも獲って、通算のフォアボールは実に1,080個になった。
これを通算四球ランキングの中で試合数、打席数も含め比較すると丸の異常さがよくわかる。

順位   氏名     四球    打席数    試合数
 9   山本浩二   1168   9409  2284
10   谷繁元信   1133  10336  3021
11   立浪和義   1086  10033  2586
12   丸佳浩     1080   7904  1895

機会数の割にいかにフォアボールが多いか。上2人と比べると、打席数が約2000も違って、それでいて獲ったフォアボールがほぼ同じ。

ジャイアンツファンがイメージしやすい坂本と比べるとこうなる。

32   坂本勇人    899   9546  2237

やっぱり丸は飛び抜けてる。

打撃の調子が悪いときでもフォアボールで逃げられる。
それは自分の打率どうこうだけじゃなく、チームにとっても四球で出てくれれば結果的には単打と同じ価値がある。

だから管理人は丸の打率がどうであれ声高にこう主張する、


1番は丸


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明日と明後日は試合が無い。
つまり、いつもと違って惜しみなくリリーフピッチャーをつぎ込める日だ。

先発の西舘くんは、金曜からのローテ再編の割を食って、中6のところが中5で間隔を詰めての登板になった。
この観点でも今日は継投を前提に考えなきゃいけない。

そして、当の西舘くんが最初からフルスロットル。
投げたボールの半分以上が変化球だったと思う。先発ピッチャーがよくやる「1打席目でフォークを見せたから2打席目はスライダーで勝負」とかの計算を一切せず、初回から持ってる武器を全て出し惜しみなく披露した全力ピッチング。

・・・そんな背景でその西舘くんが5回でピンチを迎えたら、代えない理由は一つもないと思うんですよ。球数も100球間近で、むしろここまでよく投げたくらいだよ。
西川にフォアボールを出したところ、池田に勝ち越し打を許したところ、代えるタイミングは2度あった。なんで代えないのか全く理解できなかったな。

意味のない続投で案の定傷口が広がって、結果それが勝敗を分けた。
これの何が気に入らないって、結局代えて出てきたのが勝ちパターンのバッサーだったところ。
後手に回って、ピンチでバッサーじゃなく3点ビハインドでバッサーっちゅうとても間抜けな起用になった。
ブルペンで準備してたのがバッサーだけなんだったらもっと早く出せよって話だし、3点ビハインドになったら石川とかケラーとかそういう想定してたか?


阿部さん、今日は継投デーだってわかってました??


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今日の試合でポイントは2つ。

1つはもちろん與座を代えてくれたこと。
まあ打てなかった。見事なもんだった。アンダースロー対策で岸田以外全員左を並べたにも関わらず、悲しくなるほど打てない打線。

なんであんな遅い球を打てないの?と思うことなかれ。遅すぎるから打てないんですよ。

普段やってる相手と30キロも40キロも球速が違う。フォームは変則でタイミングは取りにくいし、遅さに耐えきれず力んで引っ張ると内野ゴロになる。で、今日は與座も球がキレてた。
ピッチャーってのは球が速ければいいってもんじゃない。160キロを目指すだけじゃなくこういう道もあるってなもんで、まあ敵ながら天晴でしたよ與座さんは。

2つ目は、その與座が降りて1アウト1塁2塁で岡田に回ってきた打席。ここで代打を出さなかったこと。

2本
8本
1本

これは2022年から去年まで岡田が打ったヒットの数。打率も1割前後。
岡田という選手がチームから何を求められているのかは知る由もないけど、代走とか守備要員じゃなく普通にレギュラー外野手として育てたいなら、大卒入団の選手としてはもう崖っぷちも崖っぷちだ。

スタンドも「え?代えないの?」って空気だった。他ならぬ管理人がそう思ってた。
だってアンダースロー対策で出した左が、打てないままピッチャーが代わってチャンスで回ってきたならそりゃもう代打だろと。
それを跳ね返して、何度目かのラストチャンスを今日はしっかりものにした。
ヒロインで少しおちゃらけてたけど目は全然笑ってなかったし、どういう気持ちで今日を迎えて、今日のこのヒットが自分にとってどんな意味があるか、岡田の真剣な表情にいろんなことが表れてた。
この先、陸で勝つ日はまだいくつもあるだろうけど、岡田で勝ったと言える日があるかはわからない。だから今日は岡田を褒めて、土俵際で踏み止まったことを称えてやりたい。


そして今日はエクストラ。
時々コメントをいただくよしぞーさんと観戦のタイミングが合い、初めてお会いしてご挨拶することに。

・・・こういうときって恥ずかしいしこそばゆいし、なんだか照れくさいんですよ。
とてもうれしい気持ちもありながら、なんとも言えない申し訳なさというか、期待して来ていただいたのになんだかすいませんみたいな、そんな感じになっちゃいます。

試合前にご挨拶し、試合後にごはんをご一緒に。ドームに来てたくせもの2号さんにも同席いただき、3人でエンドレスなジャイアンツ談議。たぶん18時くらいから始まったんだと思うけど、締めたらなんと22時でした。デーゲーム観に行ったのにナイターより帰り遅いよこれじゃw

まあよしぞーさん、管理人なんか比じゃないほどのガチファンもガチファンでしたね。
いただくコメントで観戦数が尋常じゃないのは存じてましたが、いざいろいろと伺ってみると本当にすごいなと。ご自身が全球場制覇どころか全球場勝利を経験されていること、ご子女がよしぞーさんの英才教育のおかげで立派な巨人ファンに育たれたこと、人に歴史ありじゃないですけど普段管理人のジャイアンツ愛を読んでいただいてる分、よしぞーさんのジャイアンツ遍歴を聞かせてもらいました。またタイミングが合えばぜひ。
そういうよしぞーさんに、おもしろいと思ってもらえるように管理人もブログ頑張ります。





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交流戦捕手別成績
・岸田 8試合 4勝3敗1分け
・甲斐 6試合 0勝6敗

リードがどうとか捕手ごとの失点率がどうとかは、半分は事実で半分はオカルトみたいなもんなんだけど、こういうチーム状況なんだからオカルトに頼ってもいいんじゃない?

春先みたいに甲斐が打ちまくってるならまだしも、今の打席内容じゃほとんど期待できないもの。
自慢のキャノンもすっかり錆びついて今じゃ盗塁も走られ放題だ。今日も2盗塁決められて、阻止率はそろそろ2割切るんじゃないか?

だから、しばらく岸田を使えばいいじゃん。今の甲斐が岸田より優れてる点はこれといって思い浮かばないぞ。

そして、今日危うく23年ぶりの屈辱を味わうところだったチームを救った大城。
昨日代打で出てきてドームが沸き、バントを決めて大歓声だった小林。
他に打つ手がないんじゃなく、こんなにベンチに選択肢があるのに思考停止で甲斐甲斐甲斐だから不平も不満も出るんだよ。

管理人も別に甲斐なんか使うなって言いたい訳じゃなく、実績豊富なキャッチャーが4人もいるんだから少し上手く使おうよ。甲斐だって移籍で環境が変わって心身共に疲れてるんだから、しばらく休ませたらまた状態が上がってくることもあるよ。

強いチームなら意地を張ってもいいけどさ、この通りの状態なんだから柔軟にいこうよ。
交流戦最下位のチームがいったい何を意固地になってんの?結果が出てないんだからそこは頑なになるところじゃないだろよ。





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野球ファン全員が内心疑問に思っていること。


なんで新庄はいつまでもマスクしてるの?


なんなの?いつまでコロナなの?死ぬの?バカなの?
カッコつけてる暇があるなら「フロントライン」見てこいよバーカ。

ハッキリ言うけど、新庄はチームのことよりカメラ映りの方が大事。
100人くらいいるであろうセフレに対して自分がどう見えてるか、どうアピールできてるかしか頭にないよこの男は。

だからね、今6月の段階で断言しておくけど、1位通過だろうが3位通過だろうが日本シリーズにはハムさんが出てきてもらいたいです。こちらとしてはすんごく与し易いもの。
遊びでやってる監督のチームだから勢いがあるときはいいだろうけど、いざ真剣に組み合ったら絶対に負けないと思うんだよね。言っちゃ悪いけど、こんなバカの下で野球やりたくないってバンクに出て行った近藤が正解なんだよ。

たぶん、新庄は退任までマスクを取らない。
なぜなら自分がどう見えてるか、カメラ映りがどうかが彼のモストプライオリティだから。
もし100万分の1以下の確率で取ることがあったら、ちょっと見直すし上記の暴言も謝るけど、まあその日は絶対に来ない。この男は勝ち負けよりもカッコつけが一番にくる人種だもの。

・・・その観点でさ、今日の西舘は必死だったよ。
死に物狂いで自分の力量が及んでないことを認めた上で、それでもなんとかしようと我武者羅に攻めて攻めて攻めて投げてたよ。よくやったよホントに。

死ぬ気で一生懸命やってるヤツが、カメラに自分の顔がどう映ってるかばっかりを気にしてるヤツのチームなんかに負ける訳ないよ。文句あんならまた整形して出直してこいや、おん?

西舘、オーケー。
前回も今日も及第点。誰も文句が言えない感じで自分の居場所を作れたんだから、次回以降なんとしてでもその立場を守れ。マスクも整形もしなくていいから、泥臭くてもカッコ悪くてもとにかく必死で食らいつけ。









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何にでも噛みついてくるバカはいるんだけど、ちょっとレトロを意識したジャイアンツのキャッチコピー「父のキゲンは巨人が決めている」が炎上してるんだとさ。いや、正確には炎上なんかしてない。炎上していることにして騒ぎ立てたいアホがいるって話だね。

そんなバカとかアホをまともに相手してもしょうがないんだけど、問題があるとするならばそれはキャッチじゃなくておまえの父親と家庭環境の方だよ。
それに、こんなくだらないことに難癖付けてくるアホは、もとから巨人が嫌いで巨人に1円たりとも恩恵をもたらさない人種。そもそも敵だよ。敵が圏外からワーワー言うたところで失笑もんですよ。

・・・さて、交流戦最下位という現実をまざまざと見せられた試合だった。
なんというかしっかり弱いね。もはやキゲンも悪くならないくらい負けるべくして負けてるね。

そういうチーム状態のときにさ、明らかに実力不足の三塚くんを使って遊んでる場合じゃないんだよな。
幸か不幸かこの前のオリ戦も含め彼の打席を全て見ることになったけど、まだ全然一軍レベルじゃない。ストレートにたまたま合えばヒットが出るかもしらんけど、変化球を空振りしたときのバットからボールまでがむちゃくちゃ離れてんだよね。まるでボールを追えてないし、全部ストレートのスイングで振ってるからまあ当たらないよ。

その三塚くんのところに終盤2度もチャンスで回った。
どう考えても代打だよ。100%代打だよ。若手の育成なんか他の機会にナンボでもできるんだからさ。

結果もちろん2度とも三振で、悪いけど敗因の一つになって悪目立ちしてしまった。これじゃ三塚くんは余計にダメージ受けるよね。これは勝ちにいった采配か?絶対違うと思うぞ。

元気なハムに対して地力で負けてるのに、そこにこんなおもしろ采配してる場合じゃないだろよ。
ようやく1番を丸にしたりとか正しいこともやってんだからさ、この悲惨な現状から目を逸らさずに勝ちを一番に考えてくれよ。今週ハムと西武だぞ。普通にいっても負け越し濃厚なときに遊んでる場合じゃないぞ。




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初めて小栗旬をいいと思った。

オールスターキャストのこの映画だけど、終わってみてもっとも印象に残るのは小栗くん。
彼が回して彼が引っ張った作品で、グッと引き込まれたまま2時間あっという間だった。

窪塚もさすがの一言。
独特の存在感というか、ダークヒーロー感を漂わせながら表側の人間を演じることができるのは彼くらいなもんだろう。
松坂桃李は、また「冷静で頭脳明晰。感情も表に出さない。でも時々暴走する熱いものを秘める男」だった。
これ、VIVANTでも御上先生でも見たな。こういうのがハマリ役には違いないんだけど、パブリックイメージが固まりつつある感じがしてちょっと気の毒。

豪華絢爛な役者陣が魅せた、全日本人が知っている事件の誰も知らない裏側。
これは見に行ってよかった。そして彼らが演じた命がけでコロナと戦った医療関係者の皆さんに敬意を表し、今のこのマスクなしで暮らせる平和な生活に感謝を。




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守備交代で今シーズン初めて試合に出た小林にスタンドが沸いた。

そりゃそうだ。別に小林を正捕手で使えなんてことは誰も言わないけど、キャッチャーとしての能力は間違いないんだからもっともっと使うべきなんだよな。それはもちろん岸田にも大城にも言えることだけど。

そして打席が回ってきた小林に

こーばやしー!こーばやしー!

の大応援。
実況も解説も驚くほどのこばやしこばやしの大合唱。

日本人てのは浪花節が好きだし、判官びいきも相まってビジター球場なのにえらいことになってた。小林本人もうれしかったろうし、9球粘ってフォアボールをもぎ取ったこととあの大応援は無関係じゃない。

さて、これは関西独特のノリか?

そうでないなら、東京ドームで小林が出ても同じようにスタンドが沸くなら、これは試合の流れを変えたいとき、向こうの勢いを止めたいときに使えるんじゃないか?

もう小林も36歳。引退がそう遠くない巨人一筋12年のフランチャイズプレーヤー。感謝と惜別に加えて、阿部の偏った選手起用への批判、同情も込みでスタンドが沸くなら、これを利用しない手はないんじゃないか?





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交流戦って年に3試合しかないもんだから、「古巣に恩返し」とか「因縁の対決」とかそういうアングルをやりたがる。
野球って他のスポーツに比べて選手交代もしやすいし、個々の見せ場も作りやすいから、昔からみんなこういうマンガ的な演出が好きだ。

向こうも秋広をスタメンで出してきた。いや相変わらず外野守備ひでえなとは思ったけど、ヒットも打ってたし元気そうで何より。大江もやっぱり出てきた。

そういう演出過多みたいな浪花節に付き合わず、阿部采配は今日甲斐じゃなくて岸田にマスクを被らせた。
これが今日の勝因ですよ。

甲斐が楽天戦を体調不良で休んで、その間に岸田がしっかり仕事をした。
満塁ホームランは出来すぎだったけど明らかに状態がよく、これを甲斐が戻ったからとてまた控えに回して出番を奪うのはもったいなく感じた。
なんなら小林も大城もベンチにいるんだからDH岸田でもいいじゃん、と管理人は本気で思ってた。

その岸田をスタメンで出して、かつ昨日9番だった甲斐と入れ替えじゃなく5番を任せた。そうしたら4安打3打点。繰り返しますけどこれが勝因ですよハイ。

プロレスに付き合わず、しっかり選手の状態を見て起用した阿部。
従来通りの演出をした小久保。勝ちにいった方と、魅せにいった方みたいなもんだね。
でも、その阿部さんもプロレスに乗っかってしまったのが他でもない代打大型扇風機な訳でさ、これは明日もあるのかなあ。いよいよ打率100なんだけど、いい加減もういいんじゃねえかなあ・・・。

・・・そして、今日はマイフレンド宮崎のおばちゃんこともぐさんがヤフドで観戦。
いただいたフォトを最後に。





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今日はさ、ジリッジリッと削られて負けたんですよ。
一見互角の争いに見えても、こっちばかりがどんどん選手を消費して、言ってみればベンチの在庫が減っていって最後の最後にそれが出た。

それはもちろん井上がアクシデントで降板したせいで(山田くんの思わぬ好投で試合は盛り上がったけど)、リレーがどんどん前倒しになる苦しい展開になったから。井上は出来も良くなかったけど、さすがにこれは事故みたいなもんだから責めても始まらない。

だから今日は、久々に復帰戦で暴れてくれた坂本を褒めるだけでいいよ。
タイムリー2ベースを含むマルチ安打で、守備でもファインプレーがあった。

坂本ほどの名前と実績のある選手が不振に苦しんで、長らくの二軍暮らしから戻ってきた。これって周りからすればホントに腫れ物だし、扱いにくくて持て余しても仕方ない。

そういう難しい立ち位置になりかけてたレジェンドが、かつての特殊能力「復帰戦◎」を思い出したかのように活躍できた。注目の集まる中、揚げ足を取ってやろうとするヤツがゴマンといる中、スッとチームの中に入れた。これは今後に向けても大きいよ。

中川がどうとかエイトがどうとかはあるけど、今日はひとまずそれでいいじゃん?
管理人はそう思うよ。




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相変わらず不人気作品は容赦なく打ち切られる週刊少年ジャンプ。
来週から4週連続で新連載が始まり、おそらく最終回を(強制的に)迎える作品も4週連続で出てくることかと思われる(既に1つ出た)。

毎度おなじみのこの「血の入れ替え」において、新連載4作品中3作がスポーツマンガであることが話題になっている。
近年当たったスポーツマンガといえば、バレーの「ハイキュー!!」と多角的にメディアミックスして本編も長期連載中の自転車マンガ「弱虫ペダル」。管理人は2作品とも大好きなのだが、この2つには分かりやすい共通点があると思ってる。

まず主人公のキャラを立てる。
競技のプレースタイルだけでなく、生い立ち、バックボーン、性格、趣味に至るまでしっかりキャラを立てる。

次に同学年のチームメイト、仲間でもありライバルでもある同級生を何人か描く。
その次に先輩を描く。自分が高1のときに2年上の3年生がどれだけ大きく強く見えたか、読者のほとんどが経験してきたことを下地に上級生を魅力的に描く。
そこまでできたらほぼ勝ち確で、次は対戦相手のライバル校の生徒を描く。メインライバルになる学校は何人もキャラを立て、1試合程度で通り過ぎる学校はエースかキャプテンの一人二人を描く。

こうして上手くレールに乗ると、3巻5巻の早い段階で自然と自分の推しキャラができる。
自分に似たタイプのヤツ、感情移入しやすいヤツ、女子なら単純に見た目がイケメンのヤツなんてのもあると思う。
それと並行して、主人公を初心者もしくは我流でここまでやってきた設定にして、その競技のルール、専門知識、その界隈では常識でも外部の人は知らないようなことを織り交ぜる。読者は自ずと主人公と一緒に成長してきた感覚になり、その世界にどっぷりと浸かることになる。
両方とも主人公は高1でスタートしてるので、進級して先輩たちがいなくなった後は後輩を描くことで更に世界が広がっていく寸法だ。

これを週刊少年ジャンプのスピード感でテンポよくやったのが「ハイキュー!!」。
マイナー誌掲載の強みを活かし、長すぎるくらい長々とやってるのが「弱虫ペダル」。
管理人は2作品とも大好きなのだけど、ハイキュー!!は本当にテンポよく話が進む。大事な1戦に数話かけることはあっても決して間延びしないし、何よりも試合と試合の間がとてもスピーディー。

一方ペダルは驚くほど長い。昔のアニメドラゴンボールかキャプ翼かってくらい、やれどもやれども話が進まない。いや進んではいるのだけど、密度が濃すぎて時間の流れがおかしくなってるように錯覚する。なんたって35巻から始まった高2のインターハイが終わったのはなんとなんと63巻のことである。5年も6年もかけて高2の大会3日間を描くなんて、やっぱりちょっと違う時間軸を見せられている気になる。
ちなみにペダルはだいたいどこのブックオフでも100円売り150円売りしているので、管理人はネカフェで読むより経済的かと思い買い込んで家に40冊くらいあるw


さて、これからジャンプで始まるスポーツマンガ3作はこの偉大な2作品のようになれるか。
そろそろジャンプも次世代を担うヒット作が出てこないとね。期待してますよー。
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飲んだなあ・・・。

この前知り合いになった人からなぜか一杯いただいてしまい、いつもより一杯分多いなあなんて思ってたら、終盤に知り合いの知り合いから更にもう一杯いただいてしまった。
都合5杯だけど自分では3杯しか買ってない。年に10回も20回も観戦してるとたまにこんな日があるねw ごちそうさまでした。

今日のフックになったのはハワードの打席。

第1打席 1アウト1塁 → バント失敗

第2打席 1アウト1塁3塁 → 三振

第3打席 1アウト2塁3塁 → ファールアウト

やっぱり普段打席に立ってないパリーグのピッチャーじゃキツイよなあ。これがDH制なら全然違う展開だったかもなあ、なんて巨人ファン全員が思った展開。

こういう試合て、このいわば地の利を活かして勝たなきゃいけないんですよ。
やっぱりピッチャーを打席に立たせるのはどうのこうの言って、これを試合のポイントにして勝たなきゃおかしいんですよ。
立ってるフラグを見逃して、みすみす勝ち筋から逸れて負けた気がするなあ。

打線がさっぱりで何の見どころもなかったけど、よくある貧打負けの試合だけに留まらない何かがあった。楽天さんが隙を見せてくれてるのに、チャンスを与えてくれてるのに活かせなかったね。


そして、そのイライラを晴らす訳じゃないけど、大型扇風機が三振したとき

ふざけんなおまえ!三軍に行けええええええーーー!!

って周りが引くくらい怒鳴ってしまった。
これ、あと何回見るんだろなあ。
当たらないんだよ、ナンバーズだろうがロト6だろうが当たるとしても年1回なんだからもうそれは消費したんだよ。ここまでダメだと、仮にこの先ホームランの1本でも打ったところでここまでの100も1000もあるマイナスを帳消しにはできないんだよ。わかってるか?このクソウナギイヌ監督よ。








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大勢くんって子はとても強い。

新人の頃から一番ヒリヒリするクローザーを任され、並みの選手じゃ絶対に超えられない修羅場をいくつもいくつも潜り抜けてきた。

それだけの結果を残しながらなぜか格上のクローザーが補強され、自分に何の落ち度もないままセットアッパーにされた。これは言ってみれば降格だ。

大勢くんが飄々としてるし、ふてぶてしさすら感じる佇まいだから、まるでそれが当たり前のように受け入れられているけど、これを自分の身に置き換えたら穏やかじゃない。管理人だったら「なんか俺ばっかり負担多いし、やって当たり前 耐えて当たり前みたいに思われてるよなあ」とグチの一つも言いたくなる。

その大勢くんが、前の登板で今年初めて打ち込まれた。
チーム全体としての姿を考えるなら、今日は周りが支えて守ってやりたかったよなあ。ファインプレーの一つでもして、バックが盛り立てられるのが理想だった。

結果はその真逆。丸がやらかして陸が力及ばずで、あれよあれよという間に大ピンチ。
でもさ、今日は球はよかったよ。
いきなりピンチで、仕方なく満塁策にしてギリギリの中で投げてる球は、管理人のよく知る大勢くんの球だった。だから心配ないよ。明日も投げさせるべし。一度ゼロに抑えれば何もなかったように立ち直るよ。

まあ、大勢くんが5勝もしてるってのは、彼が投げてるときに打線が仕事して、勝ち越すなり逆転するなりしてきた証拠。その揺り戻しと思えばまあ。ね?

さあ、明日は久々の観戦記。
ドームに戻るし切り替えていこう。









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ミスター、長い長い闘病生活本当にお疲れ様でした。

「言語明瞭 意味不明」の代表格みたいな貴方が病で上手く話せなくなってしまい、それによって球界が失ったものはとても多いと思っています。
ミスターは球界と球界に興味のない人を繋ぐ存在でした。お元気でおられたら、この20年野球関連のバラエティ番組はもっと多く、各所でプロ野球、ジャイアンツを取り上げる機会はもっともっと多かったのではないでしょうか。

お近くで拝見したのはただ一度。
2017年ジャイアンツ球場に来られていて、グラウンドに出てこられたお姿に客席から大きな歓声が上がったのを覚えています。

偉大なるミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球、ゆっくりお休みください。
貴方が愛したジャイアンツが永久に不滅であるように、栄光の背番号3も永久に不滅です。




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リチャードを獲りたがってたっていうのは、てっきり「俺なら矯正できる」の意だと思ってた。

矯正どころか獲った次の試合から使い続けてるんだから、そりゃもう考えるまでもなくこうなるよね。たまに山はあるかもしれないけど、ある程度の期間で均してみたらクソみたいな成績に落ち着く。そらそうよって話だ。

見ての通り、とにかくバットに当たらない。
追い込まれたら弱いとかじゃなく、コンタクト率がとんでもなく悪くて空振りを延々と繰り返してる。

フォームの矯正、配球の勉強、長打を狙わない意識の改革。
この扇風機を一人前にするにはかなりの時間が必要だけど、ハッキリ言ってしまえばやるだけ無駄だと思う。
なぜなら、このリチャードという選手は、ツボにハマったときにとんでもなく大きなホームランを打ててしまうから。

ホームランというのは打者にとって最高の快感。一度知ってしまったら脳に焼き付き忘れられなくなる蜜の味。ファームで毎年ホームラン王になり、実際どんなスラッガーにも負けない強い当たりを打ててしまうのだから、そりゃもうこの快楽から脱け出せる訳がない。
長打を捨ててミートを意識したスイングに矯正したとて、自分が打てるゾーンに打てる球がきたら本能的に以前の打ち方が出てきてしまう。直りませんよこういう選手は。

もしかして、今のままじゃダメだってことをリチャード本人にも周囲にも理解させてから二軍に行かせて、それから矯正するプランだったのかもしらんけど(それなら策士だなあと阿部を少しだけ見直す)、そもそもこの大型扇風機が当てにいくバッティングをし出しても何も怖くないし何の魅力もないんだよな。秋広がコツコツつまらない打ち方するようになって埋没していったのと同じ轍を踏むことになる。

リチャードにとって運がなかったなと思うのは、縁のあったチームがソフトバンクと巨人だったこと。
今年最下位だから言う訳じゃないけど、ロッテなんてファンも選手も優勝するとは思ってないはずなんだよね。CSに出てワンチャンはあるけど、ペナント優勝なんて本心では考えてないと思うんだ。楽天も然り。
そういうチームにいたら辛抱強く使ってもらえて、たまに打つホームランばかりを取り上げてもらえて、若き大砲、ロマンの塊みたいに扱ってもらえた世界線もあったと思う。今日の対戦相手中日だって、石川に夢を託して育てるならリチャードに託したってたいして変わらんと思うけど。いやさすがに変わるか、うん変わるな石川ごめん。
でもな、ソフバンさんもジャイアンツもそういうチームじゃないんだよ。特にジャイアンツは常に注目されて、負ければ騒がれて叩かれてのチームだからロマンを追ってる暇なんかないんだよ。

いつまで我慢するのかなあ。
期待してるのは阿部だけで、ファンも他の選手ももう呆れてる状況だと思うんだけど。
交流戦前のこのタイミングで落とさなかったら、次のヤマは古巣と当たるソフバン戦なのかな。それまで何回三振するかなあ。







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えっ?10,519人なの?!

公式発表を見てそう思った。
スタンドはオレンジ色と赤でキレイに染められ空席は見当たらなかったし、報道ステーションのスポーツコーナーでも満員と言ってた気がするんだけど。

そうか、満員でも1万人ちょいなのか。それじゃなかなかプロ野球は呼べないよな。石川で4年ぶりの公式戦になったのもよく理解できる。
選手、スタッフ、職員の大所帯が新幹線や飛行機で移動する。ホテルもそりゃ当然そこそこの部屋を取る。その費用をかけて東京ドームの4分の1しか集客がないならそれはもう割に合わない。
ジャイアンツの場合、東京ドームに毎試合1,750万も支払ってるからまた少し違うのだけど、阪神や西武、横浜みたいに球場が自前の球団や、借り物だけどヤクルトみたいに安く借りられている球団ならちょっと尻込みしてしまう。それはよくわかる。

でも、地方で試合をするべきなんですよ。
巨人や阪神みたいな人気球団ならある意味義務なんですよ。
地方の子供たちに生で野球を見せる。150キロのストレート、星空に舞い上がるホームラン、真似できないような動きのファインプレー。それを眼前で見せて野球ってすごいな、野球って楽しいな、こんなに多くの人を夢中にさせられるプロ野球選手になりたいな、って思ってもらわないと。

ボール一つでできるサッカーと違って、野球はとにかくお金がかかる。そのせいもあって、これだけ大谷くんが毎日ニュースになる中でも子供たちの野球離れが叫ばれている。
プロ野球チームがある街に生まれた子たちだけじゃなく、地方の子も野球に興味を持って野球を始めてもらわないと、人口がどんどん減っていく中この野球大国は維持できない。

儲けを度外視してでも地方で試合をする。
ジャイアンツは12球団イチ地方開催に積極的だけど、他の球団も年1、2回でいいからプロ野球のない県で試合をしてほしい。中長期的に見たらそれは絶対ムダなことではないから。
地方の子供たちにも夢を。プロ野球の無い街で育った管理人の切なる願いです。





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9回浅野の打席。
ネクストには今シーズン初の打席になろうかという丸。
丸に気付いてザワザワし出すスタンド。

1アウト1塁だから、ゲッツーでも打とうものなら丸に回らずにゲームセットになる。ここで浅野がやったこと。
・・・できもしないセーフティー。

それがファールになって迎えた2球目、ボテボテのサードゴロを打って1塁への全力疾走。

出てきた丸が、しぶとくレフト前へ運んだときの3塁への激走ヘッドスライディング。

見えたのは、丸さんのために、丸さんに打席を回さなきゃ、丸さんを男にしなきゃ、丸さんが丸さんが、という必死な思い。

その辺の選手ならそれでいいし、それが美談にもなるけれど、


浅野、おまえは丸にならなきゃいけないんだよ。


丸さんを引き立ててる場合じゃないんだよ。

セーフティーでなんとか丸さんに打席を、とかやってるなら、自分が2ランでも打って「丸さん終わらせちゃいましたw すいません」くらいでいいんだよ。岡本ならしれっとこういうことやるし言うと思うよ。
おまえはこの丸や岡本の立ち位置にならなきゃいけないんだよ。


主役。
映画やドラマでいうところのトップクレジットで扱われる選手って、そう何人もいる訳じゃない。

ドラ1の威光を今使わないでいつ使う?堀田や平内みたいになってからじゃ遅いんだぞ。

よくできた脇役より冴えない主役であれ。
結果のいい悪いはともかく、ファンが「ああ、今日は浅野を見た」と思える男になれ。




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東京ドームにピッチャー田中瑛斗がコールされたとき、これまでと比べて明らかに声援が大きかった。
大勢くんや雷丸が出てくるときのように、「いよっ!待ってました!」と言わんばかりの歓声が上がった。
これはもちろん、甲子園でのシュート無双を受けて期待値が1ランク上がっての凱旋登板だからこそ。

だけど結果はこうなる。

そう、世の中そんなにうまくはいかないしプロの世界は甘くない。

あまりシュートを投げさせなかった岸田のリードに責任を押し付けたくもなるけど、今日は瑛斗も投げ切れてなかったし、なによりも左打者を当てるという攻略法まで見えてしまった。いや、それはあまりに初歩的な攻略法ではあるけれども。

瑛斗にとっては悔しい日になってしまったけど、ある意味これでいいのだ。
慢心しちゃいけないし相手を舐めちゃいけない。こっちもプロだけど相手もプロなんだもの。
瑛斗は現役ドラフトで獲れた選手。そう易々と成り上がれるほどNPBは甘くない。

そして瑛斗がここから這い上がって、「おおお!瑛斗すげえ!」をもう一度やれたらその評価は倍になる。それが世論というもんだ。
だって「すげえ!」より「やっぱりすげえ!」の方が、感情も思い入れも強くなるものだから。


いいなあ瑛斗。
これ、考えようによってはこの前スター選手への切符をもらって、今日逆説的な手法で後押しされたようなもんだ。こんな美味しいチャンスはないぞ。
頑張れ頑張れ瑛斗。管理人がシュートピッチャーが好きなだけでなく、瑛斗みたいな経歴の選手が一流スター選手にまでなれたらそれこそジャパニーズドリームだ。頑張れ頑張れ瑛斗。



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関西地区の地上波と有料CS放送しか中継が無い日だったのが惜しい。

今日は伝説を見た。

田中瑛斗が投げた9球は今後も語り継がれる。
江夏の52グラム・・・いや失礼江夏の21球、森福の11球のように歴史的な好リリーフになり得るすごいピッチングだった。

徹底してシュートを要求し続けた甲斐もすごいし、1球のコントロールミスもなくガンガンに攻めて投げ続けた瑛斗はとんでもなくすごい。
見逃してもストライクになるところへズバズバくるから森下も大山も打ちにいかざるを得ないし、状況的には大ピンチなのに終始こっちが押してるように見えた。いやぁ、ちょっとしびれたな。

森下の打席3球目、メシャッとへし折れたバット。
あの折れ方ってバッターが一番嫌うヤツだ。感触が気持ち悪く手に残り、ストレスMAXになる折られ方だ。
あれが伏線になって身体を開いてシュートを捌かなきゃと呪縛に捕らわれ、結果普段は絶対当たらないようなところに自打球を当てた。もうこの時点で森下のメンタルもフィジカルもボロボロだよ。
結果も向こうにとって最悪のホームゲッツーになって、自打球の影響で試合からも退いた。
・・・これはねえ、ここまで森下にやられ続けてきた借りを全て返ししたくらいの強烈なダメージになったはずだよ。溜飲を下げるとはこのことでした。

大山の打席はギャンブル。
森下への鬼のようなシュート攻めはベンチで見ていたはずだし、佐藤を敬遠して自分と勝負することの意味も考えなくてもわかるはず。
全球シュートが予想される中で、カウントが進むとシュートの対応を考えながらももう一つ考えなきゃいけないことが出てくる。ずっとシュートが続くのか、裏をかいてスライダーが外に来るのか、来るなら何球目に来るのか。2ストライクになった時点で勝負ありで、甲斐が手玉に取ってるのがしっかり分かった。
結果、ここしかないという絶妙のタイミングで外にスライダーを投げ、腰が引けたスイングで見事に三振。

この9球はエグかった。
ノーアウト満塁でこれだけゴリゴリに攻められるピッチャーなんかそうはいない。今日はすごいものを見せていただきました。
いやぁ、敬意を表して次ドームに行ったら瑛斗のタオルでも買おうかしら。

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こういう大雨の中での試合は、5回までいけるかどうかが最大のポイント。
勝っている展開なら一刻も早くイニングを消費したいし、負けているならノーゲーム狙いで時間稼ぎの一つもしたくなる。

それはチームの勝ち負けだけじゃなく、個人の成績も同じこと。
ホームランを連発してようが、大ファインプレーを決めていようが、試合がノーゲームになれば記録に残らず全てが文字通り泡と消える。

1番陸、2番門脇の珍しいオーダーで臨んだ今日、

①陸ヒット、門脇送りバント → 1アウト2塁でクリーンアップ

②陸ライナーアウト、門脇ヒット → 1アウト1塁でクリーンアップ

③陸ヒット、門脇ヒット → 1アウト満塁でクリーンアップ

- ここで試合成立 -

1、2番の仕事をチャンスメイクとするならば、今日は完璧にできてたんだよ。3回打席が回ってくる中で、二人とも予想を大きく上回ってくる結果を出してくれた。

この働きを、雨でノーゲームにしてなかったことにしてしまうのはあまりに惜しかった。特に門脇はようやく打撃でいい貢献ができた今年初の試合なんだから、これが水泡に帰したらショックも倍増になるところだったんじゃないだろうか。
二人とも慣れないポジションでしっかり結果を出して、それが無駄にならずに本当によかった。

ドーム球場が本拠地だとこういう感覚って忘れがちになってしまうのだけど、これもまた間違いなく野球の側面の一つ。
今日はいい方に転んでくれて本当によかった。




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昨日、予告先発が発表されたとき「・・・あ、戸郷なんだ」と思ってしまった。
まだ戸郷に頼るんだ。いや、まだ戸郷に試練を与えるんだと思ってしまった。

毎日ジャイアンツ戦を見て、HPなんかもマメにチェックしているのだから、よくよく見れば戸郷が抹消されていないことも分かるし、今日こうして投げることも予想できたことなのだろう。
だけど、なんというか心が拒絶して戸郷の情報が入ってこなかった。
残酷なものを見たくない、あえて悲しいシーンのある映画を見たくない、そんな心境なのか頭が戸郷のことをシャットアウトしていたようで、昨日の予告先発発表に驚いた次第だった。

そしてこうなる。
悪い予感は実際のものとなる。
内海や智之と違って、戸郷にはまだこの試練を超えられる胆力がないのがわかるし、そもそも今の状態で超えられるかどうかすら怪しい。そんな状態で、それでもマウンド上に立ち、痛々しく晒される25歳を見て居たたまれない気持ちになる。

うん、これじゃいけないよ。同情されたらそれはもうプロじゃないんだ。今の戸郷はファンから哀れみの目で見られてる。これがどういうことか阿部と杉内はよーく考えるべきだよ。

戸郷が投げて燃える。
そうするとなんだか試合がおかしなことになる。
今の回はゼロに抑えられた、このボールは悪くなかった、と戸郷の出来が主題になって、勝ち負けが度外視されて放置される。今年こういうの何回目だ?4回目?5回目?もう見飽きたぞ。

これを優勝争いの最大のライバル、しかも今年ここまでけちょんけちょんにやられてる相手にやっちゃいけないよ。今日はどう考えても捨てていい試合じゃないだろよ。

うーん、ラクにしないと。戸郷もチームも。
これを来週も繰り返したら、また戸郷は思い詰めて、チームはカード頭から負けてでただただ時間だけが流れたことになる。
来週は週5試合でローテ再編のチャンス。少し考えようぜ。

戸郷をここで傷つけに傷つけて、誰がいったい何の得をする?







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選手同士の関係性において、マスコミが勝手に話を大きくしたり、時にはゼロから創作で作り上げることがある。

古くは桑田と清原。高橋由伸と川上憲伸なんてのもあったし、今いるメンツでも坂本とマーくんなんかはまさにそうだ。
当人同士はさほど意識してないし、悪く言えばあまり思い入れもないのだけど、マスコミが書きやすいように盛り上げやすいように、盟友だライバルだと勝手に話を膨らませる。いわゆるプロレスでいうところのアングルだ。

・・・中山と高橋宏斗もその程度の話かと思ってたけど違ったねw
中山がバチバチに意識して、打席で異常なまでに集中してるのが見て取れた。
コイツからは絶対に打つ。なにがなんでも打つって思いが顔にしっかり出てた。

こういうアングルは、両方の選手が一流として活躍していないと盛り上がらない。
上に挙げた3つの例も、6人が6人とも超一流の実績を残したからアングルとして成立した。
例えば、松坂大輔と横浜高校で一緒にやった選手でプロ入りしたのが実は4人も5人もいる。だけど誰も大成しなかったから、その角度のアングルで取り上げられることはついぞ無かった。同期で投げ合ったPLのエース上重アナとの話は飽きるほど耳にしたけれど。つまり、有名にならないと話にすらならないんだよ。

だから中山頑張れ。頑張ってとにかく巨人のレギュラー選手として名を売れ。
向こうはひとまず中日のエース格にはなってるし、日の丸を背負って戦った実績まである。現時点じゃだいぶだいぶ向こうが先に行ってる。

巨人のレギュラーが中日のエースをカモにしていてこそアングルは成り立つ。いるかいないかわからない一軍半の選手じゃ、それはもうたまたま得意にしてるんだくらいで取り上げてすらもらえない。バチバチの闘志を多くの人に見てもらいたかったら、今ここでこの時を必死で頑張れよ。


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あまりにもすごいことが起きると、それまでの価値観とか常識は吹っ飛ぶ。

尚輝の打球がライトスタンドに吸い込まれたとき、対角にあるレフト巨人応援席も本当に爆発的な騒ぎになり、もう隣の声さえ聞こえないすごい状況になった。
そこに至るまでの展開が巨人ファンとしてはとても歯痒い内容だったことも加味し、なんだかもうちょっと記憶にないくらいのすごいお祭り騒ぎになった。

管理人のところにも何人かの人がハイタッチ、グータッチをしに来てくれた。管理人も立ち見エリアを自ら回り喜びを分かち合った。誰彼構わず抱き合い、喜びを共有して感極まってもう少しで泣くところだった。
管理人はとてもとても人見知りで、かつ他人を受け付けないオーラが出てると言われる人種なのだけど、こういうとんでもない試合展開になるとそんなオーラなんぞ超えて来てくれる人がいるし、こちらとしてもガードが下がるどころか三顧の礼で迎え入れたくなる。
都合、今日一日で次に会ったときに挨拶をするレフ巨民が5人も10人も増えた。

つまり、それだけ今日はとんでもない試合だった。
マツダでのフラストレーション、頼みの大勢くんが打たれたイライラ、その全てを払拭する強烈な尚輝の一発で、長くそれなりに歴史のある管理人の観戦歴に間違いなく「特A」として刻まれる日になった。

そして、ヒロインで言葉に詰まった尚輝を見て思った。
今のこの状況は、尚輝にとって初の試練なんだよな。坂本さんがいない、丸さんも長野さんもいない。頼れる後輩岡本もいなくなってしまって、気付けば矢面に立つ第一人者が自分になっていた。
もう誰かの陰に隠れることはできないし、自分の名前で自分の結果で責任を取らなきゃいけない。
それを自覚して理解していたから、今日の一打がうれしかったんだよな。わかるぜ尚輝。

今日の勝ちは1勝ではないと思う。
こういう大袈裟な物言いは好きじゃないし5勝10勝なんて言う気もないのだけど、この1勝は死にかけてたチームを蘇生させるのに十分で、2勝いや3勝くらいの価値はあったんじゃないかな。

5月の観戦は実は今日のみ。

だけど6月は観戦強化月間。6日楽天戦、18日ハム戦、21日西武戦、ドームでやる交流戦全カード行くぜぃ!

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さあ、底が来た。
思っていたよりも早くやってきた。

この61イニング連続タイムリーヒットなしの事態は、どうしても岡本の不在と合わせて語られるけど実はそうじゃない。
開幕からゴールデンウィークまで打線が軒並み3割打者ばかりで上振れしていた反動が来てる。
泉口、甲斐、キャベツ、ガクトみんな3割を割り込み、今日でついに尚輝も3割を切った。ここまでが出来すぎ打ちすぎだったことのリバウンドがきたところに、どーんと四番に据えてた岡本もいなくなった。61イニングはちょっと極端だけど、そりゃあ点も入らなくなるよね。

打線がこういう状況だと、投げる方も余計なプレッシャーがかかる。
昨日の井上も今日の伊織も全然悪くなかったのだけど、自軍の得点力が低いことを理解してるから、もう先制されただけで少しピンチを迎えただけでおかしな空気になる。

こういうときはジタバタしない。開き直って悠然としてりゃいい。
岡本がいなくなってから日替わり四番になっちゃってるけど、1試合2試合の結果でテコ入れしてたら、それは柔軟なんじゃなくて堪え性が無くて焦ってるようにしか見えない。やってる選手にもそういう地に足がついてない感じは伝わるもんだよ。
1番泉口、3番尚輝、4番キャベツは固定でいいし、今の状態なら5番は陸以外にいないだろ。
そして、ガクトが万全じゃないみたいだから今日みたいにエリーを使わざるを得ない日もあるんだろうけど、坂本長野よりも調子の悪い選手を2番で使うなや。

さあ16日は今月唯一の観戦デー。
ここで踏ん張れよー。





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裏の事情とか、プレー面、成績の部分以外のことが見え隠れする状況ってのはよろしくない。

選手も監督も人間だから、好き嫌い合う合わないがあるのは仕方がないけど、それがあんまり見えてしまうとちょっと引く。

秋広という選手は、原が監督のままの世界線にいたら今頃ジャイアンツのレギュラーだったかもしれない。
中田に師事してその中田がチームを追われた。監督が自分を嫌う阿部に代わり、いよいよ追い込まれての放出になったのがしっかり見て取れてしまう。
約20年前、チームから清原を追い出し、合わせてその一派を一掃したときと重なって見える。


もちろん秋広にも至らない点はある。
同じ球を3球続けられて3球連続で空振りしたのはgifが作られてもはやネタになってるし、非常に成長が見えにくいタイプであったのは事実。
よく言えば物怖じしないタイプなのだろうが、素行が悪いというよりは態度がでかいことが度々報じられ、おかしなイメージが着々と付いていってしまった感もある。

でも、開幕から丸が不在で、エリーも打てない守れないのクソ外人と化してる中、更には岡本までがいなくなったチームにおいてそれでも起用されず、遂にはこうして放出されてしまったのはプレー面、成績面以外のことが原因に感じられてしまう。秋広が丸の代わりになる未来も、岡本の穴を埋める未来も決して夢物語ではなかったと思う。

2023年 121試合 273 10本 41打点

当時二十歳の若者としては、十分すぎるほどのロマンがあった。
この素材を活かせなかったのはジャイアンツにとって損失だし、「原だったら」「阿部じゃなかったら」のたらればはしばらく付いて回る。

さらば秋広、元気でな。
今のソフバンの方がもらえるチャンスは増えるよ。だって阿部が監督じゃないんだから。
そして阿部。ここまで勝手をしたからには必ず結果を出せよ。秋広がソフバンでクリーンアップになりました。代わりにもらったリチャードはただの扇風機でしたじゃシャレにならないぞ。



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