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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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まあ、自慢できるようなレベルではないにせよ、昔からそこそこの読書家なのです。小説だったり漫画だったりが圧倒的多数で、人に語って聞かせるような新書はほとんど読みませんが。

ちなみに、我が家の本棚はこんな感じ。

CA3F0035.JPG

捨てたり売ったりしたのもかなりあるので、全盛期(w)はこの倍くらいはあったかも。でも、それは別に特筆すべきほどのもんじゃない。本読むのが好きな人からしたら普通のこと。本も漫画も読まない人は、確実に人生において損をしてる。

で、あれこれ小説を読むようになると、好きな作家というものができる一方、新鮮な感動、衝撃というものには縁遠くなる。まあ、そりゃそうだよね。学生の頃、文字通り「寝食を忘れて」読書に没頭できたのは、その作品単体のパワーだけでなく、面白い小説というものに初めて出会ったパワーもあるんだもん。何百冊も読んでりゃ、ある程度「見る目」ができてきて当然。

それがねぇ、久々にガツーンとくる作品に出会ったのですよ。読みながら、何度か声を上げてしまうくらいに素晴らしかったw 

CA3F0036.JPG

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

主人公が突然、事件に巻き込まれるストーリーも、過去と現在を交互にクロスオーバーさせる構成も、同じ事象を複数の人物の視点から語る手法も、サスペンスの陰に隠れた人間ドラマこそが主題、の見せ方も、どれもとっくの昔に使い古されているにも関わらず、圧倒的な勢いで作品に引き込まれた。もう、青柳と森田の車中シーンなんて、映像が見えるどころかBGMまで聞こえてきたw 正直、後半に失速した感はあるのだけれど、思わぬ伏線に驚かされたり、表現力に感心させられたり、飽きることなく一気に読めた。サスペンスとかミステリーなんて枠に収めちゃいけない、極上の「エンターテイメント」だった。

一冊目で一気にファンになって、「この人の全作品を読んでみたい!」と思ったのなんて何年ぶりだろ?奥田英朗以来かな。いやー、よかったよかった。また一つ生きる楽しみを見つけた感じだわw
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