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あぁ、やっぱりもう壊れてんだなぁ・・・


西武―オリックス戦で、またも火だるまになってる平野を見てそう思った。

あまりそう認識されていないように思うのだけど、平野というピッチャーは実はかなりかなり酷使されてきている。2010年から去年まで5年連続の60試合以上登板。2011年と2012年は70試合以上投げてる。これほど使うとやっぱり壊れちゃったかと切ない気持ちになる。

1イニングとか2イニングが限度で、時には打者一人二人だけのワンポイントもある。そんな中継ぎ投手がいったい一年にどれだけ投げられるのか?

実はこれは今現在の球界が時間をかけて答えを探している問題。
そりゃそうだ。大昔に毎試合のように先発して壊れた投手が多数いたことを経て今の完全分業制がある訳だし、その間にスポーツ医学も多大な進歩を遂げた。
つまり、今のこの143試合制で、1イニング程度を投げる中継ぎ・抑えの役割で、疲労回復とかケアを最大限にやったらどうなるのか?こんなサンプルは過去にはない。

多くの犠牲者を生みながら、中継ぎ・抑えに求めていい最大限の数値を手探りで探してきた。それがここ15年くらいのプロ野球界じゃないかと思う。

最大の犠牲者は久保田と浅尾。久保田はもうその経歴を見れば説明不要だし、浅尾もあのルックスがあるから今でも黄色い声援が上がる選手だけど、野球をちゃんと理解してる中日ファンなら僅差で出てくると悲鳴を上げたくなるようなピッチャーになってしまった。

ピッチャーなんて、コーチや監督から「いけるか?」って言われたら必ず「ハイッ!」って言う。そういう生き物だ。
使う側もどこまで投げさせたら壊れるのか、どこまでなら大丈夫なのか、その指針が無かったし、勝ちたいチーム事情もあるから限度を超えて無理させ続けた。これを読んでいただいているあなたの贔屓チームにも必ず前例があるはずだし、ジャイアンツも久保はその犠牲者だと思う。球界全体で見たら、短期間で消えていった中継ぎ投手がいったい何人いることだろうか。

そして、悪く言えばそのサンプルを集めるような時期に、特殊な例が二人も出てきたことが事態を悪化させた。誰のことかといえばもちろん岩瀬と山口。「この二人が大丈夫なんだから大丈夫だろ」と安易に考えた首脳陣がいなかったとは思えない。いや、そう考えなかった首脳陣の方が少ないんじゃないだろうか。

岩瀬が1試合も投げられず、山口も輝きを取り戻せないまま秋を迎えた2015年。中継ぎ・抑えの使い方ってものを再考する機会になればいいなあ。
だってさあ、毎年60試合も70試合も投げて3~5年で潰れるのと、40~50試合だけど10年もつのじゃ後者の方がいいに決まってるじゃない?管理人は先発よりも中継ぎ・抑えのピッチャーの方が好きだから心からそう思うよ。



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