忍者ブログ
忍者ブログ [PR]
白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
[1934]  [1933]  [1932]  [1931]  [1930]  [1929]  [1928]  [1927]  [1926]  [1925]  [1924
プロフィール
HN:
故きを温ねて新しきを知る
性別:
男性
自己紹介:

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
2 5
7 8 10 11 13
14 15 17 18 20
21 22 24 26 27
28 29 30
アーカイブ
最新CM
[04/26 あにーす☆]
[04/25 SSA管理人]
[04/25 SSA管理人]
[04/25 くせもの2号]
[04/25 あにーす☆]
[04/20 あにーす☆]
[04/18 SSA管理人]
[04/18 SSA管理人]
[04/18 よしぞー]
[04/17 あにーす☆]
ブログ内検索
バーコード
フリーエリア
フリーエリア
ショート・セカンドで守備の名手として鳴らした選手が、動きが悪くなってきたのに合わせサードにコンバートされる。
ホットコーナーサードを守り続けた中心選手が年齢を重ね、守備の負担を減らすためファーストに回る。
広大な守備範囲を誇ったセンター、強肩で知られたライトが、ひっそりとそのポジションをレフトに移す。
・・・そう、野手には引退までの花道がある。

打撃に注目しても然り。
クリーンアップを長年務めた主力が、6番打者7番打者になりついにはベンチウォーマーになる。
だけど、そこにあるのはマイナスの意味だけじゃない。野球において「代打の切り札」というポジションのなんと魅力的なことか。
事実、近年代打の切り札として他球団から恐れられた選手は、ほとんど全員が元クリーンアップの主力だった選手。立浪、前田、桧山、ジャイアンツ絡みでも現監督、ガッツさん。大道や石井ちゃん、関本だって僅かな期間ながらもクリーンアップを打ってきた選手。完全に例外なのは矢野ぐらいだろうか。

だけど、悲しいかなピッチャーにこの花道は用意されていない。
あるのは静かに去りゆく退路のみだ。
エースとして鳴らした先発ピッチャーが、衰えた後に中継ぎへ転向することはまずない。調整法からルーティーンのサイクルから全てが異なるし、それをクリアできたとしても、さすがに元エースを敗戦処理枠には使えない。先発ピッチャーがセットアッパーになった安藤や福原なんかは非常に上手くやったイレギュラーな例。
エースだったピッチャーは、最後の最後まで真っ新なマウンドに上がり、先発として勝負するのが宿命。ローテーションを守れなくなった後も、山本昌や西口がそうだったように、今ベイスターズの二軍でその出番を待つ番長のように、あくまでも先発ピッチャーとして戦い続ける。

この関係性は相撲の世界に通ずるように思う。横綱とそれ以下の力士ではその引き際に大きな差がある。
横綱は横綱のままユニフォームを脱がなきゃいけない。大関に落ちても関脇に落ちても現役に固執する訳にはいかない、それがエースの矜持。どうでもいいピッチャーなら敗戦処理でもなんでもやればいいけど、一時代を築いたチームのエースにそんな真似はさせられない。管理人が知る限り、エースが晩年に堂々と敗戦処理をしていたのは小宮山だけだ。

ジャイアンツでいうこのポジションは、言うまでもなく内海と杉内。この二人だけは晩節を汚す訳にも、そのプライドを不必要に傷付ける訳にもいかない特別な選手。
期せずして内海に出番が来た訳だけど、「二軍でも調子の上がらない内海を投げさせなきゃいけない緊急事態」と当たり前のように言われている。
周囲の目、本人の置かれた状況、現実的な勝算、そのどれもが非常に厳しい中での元エース開幕戦。阿部と二人、投打の柱として原政権の片腕を担ってきた男に容赦なく吹き付けてきた季節外れの秋風。
明後日5月11日、背番号26から目を離すことなかれ。

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村 スピードスターにあこがれて - にほんブログ村
PR
   ・   ・   ・  
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
なんとか
してくれるはず!とは思いにくい状態なのがせつないですが、それでもここで内海くんが意地を見せてくれたなら、チームやファンももうちょっと活気づけるんでしょうけどね…。

気がつけば広島、ヤクルト、中日さんなども先発投手陣が崩壊、ネットなどではうちの方がもっとひどいとか張り合っているのを見て、ああうちだけじゃないんだ…と一瞬安心しそうになります。
が、他チームはそれでもリリーフ陣や打線はしっかりしているので、やはりうちがぶっちぎりで一番暗黒なのだと気づく(笑)。
連日の投壊をリアルタイムで見ていると、甲子園では空から腐った魚が落ちてきたりして楽しそうだな…とか思考も逃避します。
悲壮感漂うギャレットはセペダさんに見えてくるし。
どんな隙間にもねじ込まれる田原くんがホント心配。

唯一の光は下で、岡本くんが好調な事。
村田さんが良い状態だと上がれるチャンスはないのかな…?
というか、良い時に上げてもう1軍で慣れさせた方がいいというのと、まだまだ焦らず下で守備含めたくさん経験積ませる方がいいのと両方の意見に分かれていますが、どちらの方が彼のためになるんでしょうね…難しい。
個人的には、まだまだ力不足かもしれませんが、上で彼の打席を見ていきたいです…。



とりあえずはまず田口くん、負担かかるけどなんとか頑張って欲しいです。


あにーす☆ 2016/05/10(Tue)12:35:32 編集
>>あにーす☆さん
うーん、運命の悪戯か中止で先送りになっちゃいましたね。
次回予定が東京ドームなのはプラスでしょうけど、相手が阪神よりも打線の強いヤクルトになるのはマイナスな気がします。フラットな条件下じゃなく、イレギュラーなことが起こりやすい雨の中だとひょっとしてチャンスかななんて思ってたんですが。

魚さんはですね、もう少しずれて阪神ファンのど真ん中にでも落ちりゃよかったんですよ。死ねだくたばれだ相手に対する敬意も、野球に対するリスペクトも微塵もない人種の方々ですから、これでも食らえとばかりにライトスタンドに落下してくれりゃあよかったのにと少し残念ですw
SSA管理人 2016/05/10(Tue)23:12:35 編集


<< 不可解 G★collision ruleHOMEとりあえず田原 G☆37 >>