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山ほどマンガを読んでるけど鳥山明ほど魅力的で上手い絵を描く人っていないんですよ。合掌。     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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今日、管理人はプライベートで大きなトラブルに見舞われ、電話をかけに携帯を持って会社を抜け出した。携帯で話しながら、側でジージージージー鳴き続けるセミの声が不快だった。
ったく、電話もろくに聞こえないくらいうるさいったらありゃあしない。イライラしかけたけど、セミって夏が終われば死んじゃうんだよなあ、なんて思い直して気持ちが治まった。

さて、今日の長い長い試合の中で、一つ掛け違えたボタンがあったと思う。
答えは言うまでもなく西村の登板。同点の場面で出てきた時点でイヤな予感がしたし、これが無ければもっとラクに勝てた試合だったと思う。
もちろん智之の故障降板という予期せぬアクシデントがあったとはいえ、ベンチにいるメンバーから逆算すると仕方ないリレーだったとはいえ、やっぱりここは流れの中で余分なフックを作ってしまったと思う。

なんで西村なんか出すんだよ?
・・・と思って気が付いた。ほんの3年前まで西村はリリーフエースだったよなあ。2012年32セーブ、翌2013年は42セーブで最多セーブ王。絶対的とまでは言えなかったけど、拍手と歓声に押され9回のマウンドに上がる守護神には違いなかった。
それがたった3年で、同点の場面で出すことにすら疑問符が付く存在になる。プロの厳しさを感じずにはいられないし、残酷すぎる現実に切なくなる。

・・・衰えた?さすがにまだ31歳の投手にその表現は使いたくない。
セミは死んだんだよ。西村というセミの夏は終わったんだよ。緩やかに衰えるんじゃなく、早熟な便利屋ピッチャーはパタッと息絶えてしまった。
技術的なこともそうだけど(ルナに打たれたタイムリーは、あれシュートに見えるけどシュート回転してるストレートだからな)、まず本人の気持ちがやられてる。自信喪失とかなんとかで済ませられるレベルじゃなく、もう本人もピンチを作ってしまったら必ず失点するような負のイメージで心が固まっちゃってると思う。負け癖というか、マイナスの思いでマウンドにいるように見えて仕方ない。

中継ぎ・抑え業は本当にハードワーク。心と身体を擦り減らして毎日戦う仕事。先発の勝ちを消しちゃいけないプレッシャーと戦いながら、ここを抑えれば勝ちがグッと近付く重い場面を自覚しながら連日投げる仕事。
投げ過ぎて生き急いで死んだセミもたくさんいるけど、西村は心が死んだ例だと思う。ベンチでうつろな目をしてる西村が、飛べなくなって、樹に止まって鳴けなくなって、アスファルトにじっとしているセミのように力なく見えた。

なんで勝った試合でこの記事だ?と我ながら思うけど、ハマの守護神が連日燃えて死にかけてる姿や、澤村がスリル満点の大エンターテイメントをやりきった姿を見てついついね。
見てる方が思ってるより、セミの命はずっとずっと短いんだよ。中継ぎ・抑えがマウンド上で吼える姿も、派手なガッツポーズも、ゲームセットで見せる笑顔も、ほんの僅かな期間しか見られない一瞬の輝き。
マシソン、澤村。明日もジージーミンミン鳴きまくってくれ。
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