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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。おい琥珀、5月のコメント今気づいたぞごめんなw     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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先週末、仕事で埼玉の上福岡へ行った。
個人的に初めて降りる駅、そしてジャイアンツファンにとっては特別な意味のある街。

このブログへ定期的に来ていただいてる常連さんなら、上福岡と聞いただけでピンと来てるはず。
そう、ここへ初めて行ってきた。

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條辺という選手がマウンドで輝いたのは、もう10年も前のことになる。
知らない人の為に書くと、今で言うセットアッパー、勝ち試合の7回、8回に決まって登場するピッチャーだった。
まだホールドのシステムが無い、中継ぎ投手を正当に評価する指標の無い時代。それでも彼の印象は鮮烈に残ってる。
今の選手で言うならば、越智をイメージしてもらうと分かりやすい。ストレートとフォークが軸のピッチングスタイル、投げる頻度等、似ている点は多々ある。
2001年に46試合、翌2002年に47試合、勝ち試合で使われ続けた若き右腕は、その酷使が祟ったのか肩を痛め、2005年に24歳の若さでユニフォームを脱いだ。

その彼が開いたうどん屋に初めて行ってきた。
・・・うん、美味しかった。お世辞でなく美味しいうどんだった。
コシのある麺、出汁、天ぷら、揚げ、どれも満足できた。
残念ながら彼は店にいなかったのだけれど、いろんな思いに浸れたとてもいい食事だった。昼食時は外した時間帯だったにも関わらず、店は引っ切り無しにお客さんが来てた。しかも、管理人のような物見遊山の巨人ファンでなく、地元の常連さんと見られる方々がたくさん。
あぁ、ちゃんとこの地に根付いて商売できてるんだなぁ、と感慨深かった。実際、彼の知名度に関係なく、味と値段で勝負できる商品だったもの。

店に行く前まで、管理人にとって「條辺」という響きは複雑な意味を持っていた。
懐かしい気持ち、一時代を築いたG戦士に対する感謝、尊敬の気持ち、でもそれだけでなく、若くして絶たれた才能を惜しむ気持ち、酷使されたことへの複雑な思い、転じて今の山口、久保らを心配する気持ちにもなってみたり・・・。いろんな気持ちが複雑に交差する響きだった。
そして、一部のアンチ巨人に、彼を揶揄する向きがあるのも知っていた。
うどん屋というどこかコミカルに聞こえる業種のせいか、酷使で潰れた代名詞のように扱われ、決していい意味でなく「うどん屋」という表現をされていることは知っていた。

でも、違うんだな。実際、店に行って食べてやっとわかった。
彼が若くして自分の店を持つにあたり、彼の現役時代の知名度が役に立ったことは間違いない。ジャイアンツの選手だったから、まだ地上波放送の視聴率がいい時代だったから、珍しい名前だったから、短期間とはいえ一際強く輝いたから、同年代の一般人よりかはいい境遇だったんだろう。
でも、オープンから3年以上経つ今、彼の現役時代を知らない巨人ファンも増えている今、こうして店を続けていられるのは彼の実力以外の何物でもない。ここは「芸能人のお店」じゃない。真摯に修行した腕のいい職人がいるうどん屋だ。
そして、一般人だからこそ取り上げられる機会は無いんだけれど、引退後、悲惨な境遇の元プロ野球選手なんざ腐るほどいる。目立つから彼が取り上げられるだけで、目立たない方にこそ厳しい現実はある。

・・・條辺、また上福岡に行く時は寄るからね。店にいてもサインも写メも頼まないで、ただ美味しいプロのうどんを味わいに行くわ。
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