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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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さすがにちょっとしんどい展開だったな。
序盤、テレビで巨人戦、スマホでマリンの山本由伸佐々木朗希が投げ合う試合を二元中継で見てたけど、途中何度かテレビとスマホを入れ替えたもの。

昨日はヒットは出るのに点が取れない。今日はヒットすら出ないでもちろん点も入らない。どっちがいいかねこれ?・・・いや、いいじゃなくてどっちがマシかって話だな。

中日さんもだいぶチーム状態が悪くて、醜聞を含めいろんな話が飛び交ってた。共に調子が上がらない同士の直接対決で完敗してちゃ救いようがない。いやはやホントに情けない。

そんな中、唯一管理人が感心したのは7回の小林のバント。
「2点ビハインドの終盤で送りバントしてどうする?」という批判は、今この状態においては違う。だって点が取れてないんだから。

野球の攻撃とは、極論すると「1イニングに2本のヒットでいかにして1点取るか」だと思う。
3本以上ヒットが出るなら、そんな相手からは点を取るのに苦労はしない。
シングルヒット2本じゃほとんど得点にはならないんだから、その隙間をどう埋めるか?
長打に期待?違う違う。長打はそうだったらラッキーくらいで考えるもんだ。
正解は言うまでもなく、フォアボールであり、盗塁エンドランの足であり、進塁打であり、バントだよね。
打「点」から打「線」にするのはそういう繋ぎの攻撃。ジャイアンツはただ打つだけで無策が目に付くチームなので、まあ結果はどうあれ意図というか工夫は見えたよ。

でね、本来そういう繋ぎ、潤滑油の役割をすべき尚輝が不振なのがかなり効いてると思うんだ。
打てなくても坂本や丸みたいに目立たないし叩かれないけど、今日も正直ひどかったし、そもそも尚輝の立場でスタメンを何度も外されてる時点でダメだよ。尚輝が2番7番あたりで点と点を繋ぐようにならないと。

まあ、今が底。下がったら後は上がるだけ。まだたった13試合。頑張れ頑張れ。











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まあ、おもしろい試合だったと思う。

テレビ中継ならまだしも、外野席、それも最上段の席から見て打者が合ってないと感じることなんてそうはない。
阪神の村上くんがいかなるピッチャーなのかはこれから映像を見て調べるけど、いずれ明らかにジャイアンツ打者が合ってなかった。一人二人じゃなく、一巡した段階で誰一人合ってなかった。
バットとボールがだいぶ離れた空振り。スイングと打球がまるで一致しない凡打。「いいようにしてやられた」とはこのことで、村上くんは敵ながら実に見事なピッチングだった。

ワンサイドになってもおかしくない内容なのに、メンデスがしっかり踏ん張って試合が壊れない。ヒットもほとんど打たれてないし点差はわずか1点だけ。こういうときって何かが起こる。

村上くんが降りた代わり端、その初球を捉えてたった1球で追い付いた。
これが野球の怖さでありおもしろさ。あそこで初球をいける岡本もたいしたもんだ。

にも関わらずこういう結果になったのは、やっぱりセットアッパーというか、勝ち試合で投げられるリリーフの不在。
大勢くんがさすがのピッチングを見せて、その後に出てきたのが田中豊樹じゃさあ・・・。
役不足だなあ、と感じなかった方が少数派だし、なにより田中本人が自信を持って投げられてない。だから先頭にフォアボールなんてリリーフがもっともやっちゃいけないことをやるんだし、その相手が大山や佐藤ならまだしも木浪にそれじゃ守ってる方も見てる方もしらける。ハッキリ言うけど、おまえなんざお呼びじゃないよ。

そして高梨もひどい。今年は何一つ期待できないし、勝ちパターンどころかこの分だと一軍と二軍を行ったり来たりする未来が容易に想像できる。
うん、デラロサがいなくなって中川も計算できなくて、だからこそその穴埋めにロペスを獲ったらハズレを引いた。その穴が露骨に空いてるよ。埋まってないし穴がどでかいから何度も落ちる。まだまだ落ちるよこれ。結局、今日もこういう結論だ。

最後に、ようやく応援できるようになって管理人は喉が枯れるまで頑張ってきたけど、レフト巨人応援席の雰囲気は昔とは変わってしまっていた。
このコロナ禍であった大きな変化は、自由席、要は外野の立ち見が廃止されたこと。毎試合来て大騒ぎしてる人たちは例外なく立ち見エリアにいて、彼らは誰一人戻ってきていなかった。指定席と自由席じゃチケットの買い方も違うから仕方ないけど、こうして応援できるようになってもあの頃のようにはいかなかった。
そして、彼らがいないと外野席は盛り上がりに欠ける。4月12日にして早くもライトもレフトも空席が目立ったし、この先もGWとか夏休みとか外的な要因以外で解決することはないように思う。悲しい現実だなあ。ドームとしても自由席の売り上げが丸々失われた訳だから誰が得したんだこれ?

うーん、ジャイアンツも東京ドームもだいぶ先行き不安。










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きっと、夏を超えて秋になりシーズンが終わるころ、

今日みたいにオコエがチームの中心にいてスポットライトを浴びている可能性よりは、

「あぁ、そういえばいたねオコエ。どこ行ったんだろ?」と言われている可能性の方が高い。

一瞬だけ輝いて消えていく選手は、どこのチームでも毎年のようにいる。ごまんといる。誤解を恐れずに言えば、今日の対戦相手のチームなんかはそれが特に多い。

今のオコエは言ってみれば転職したばかりの状況。違う環境で同じ仕事をやるシチュエーションで、緊張感、集中力、実力以上のものが出ていると思う。もう少し言えば、まだどのセ球団も真剣にオコエを分析していない。今データを集めてこれから攻め方をチーム方針として組み立てる段階。ここから先が正念場。

管理人は何度も何度も転職してきたから、少なからず状況も心理状態も想像がつく。「おぉ!さすがだ!すごいヤツが入ってきた!」の雰囲気も、その周囲の期待と興奮が徐々にフェードアウトしていく空気も実体験として知っている。
オコエが楽天で燻ってきた期間は実に7年間。もし今の姿が真のオコエなら、これだけの期間があればもう少し数字が残っていたはずなんだから。

でも、仮にそうなるとしても期待しよう。応援しよう。
今日のバッティングはいろいろと感心した。特に2打席目の右打ちは目を見張る思いで見た。
反対に5打席目の1球目2球目、試合の大勢が決した後だったにせよ、心は既にレフトスタンドみたいなスイングはやめた方がいい。

ヒーローインタビューで見せたように、謙虚に奢らず常に崖っぷちの心境でやれたら、夏になっても秋になってもドームに背番号50がいるかもな。本人の言葉を借りれば慢心しないように、それだけじゃなく安心しないようにして。ドームで打席に立ち大声援を受けることが当たり前になっても、開幕から今日に至るまでの気持ちを忘れずに。何度も何度も慢心して安心して失敗してきた管理人が言うんだから間違いないよ。頑張れオコエ。




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①オコエ→梶谷→長野→中山→長野→オコエ
②吉川→吉川→吉川→ブリ→オコエ→坂本
③丸→丸→丸→丸→丸→梶谷
④岡本→岡本→岡本→岡本→岡本→岡本
⑤中田→中田→中田→中田→中田→中田
⑥坂本→大城→ブリ→梶谷→坂本→大城
⑦大城→ブリ→坂本→大城→吉川→ブリ
⑧ブリ→門脇→大城→吉川→大城→門脇



さすがにちょっと動かし過ぎだよな。
いろいろ試すのは構わないけど、こうも毎日動かすとやってる方も落ち着かない。
せめて3連戦は固定とか、昨日と今日で変えるにせよ先発の左右に合わせた変え方にするとか、芯の通った指針がほしいわな。

梶谷なんか1番打って下位打って今日はクリーンアップじゃ全部役割違うし、大城にしたって6番から8番まで毎日変わるんじゃリズム作りもなんもないよこれじゃ。

オリックスみたいにこういう戦い方が機能するチームもあるけど、ジャイアンツはそうじゃない。絶対にそうじゃない。まだ開幕3カード目だからあれこれやるのはいいけど、結果が出るのをもう少し気長に待とうよ原さん。ね?

ただ、一つ好意的に捉えるならば、坂本も丸もスタメンを外すってことは、もう聖域なんかないってことだ。去年は岡本の四番も降ろしたし、誰も何も保証されてない。それはこの先において意味を持つような気がしてる。

まあ、次はドームに戻って阪神戦。慌てず落ち着いていきましょうや。




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昨日も今日も要約すると同じような試合だったと思う。

先発がなんとか(今日に関してはフラフラしながらも)試合を作り、僅差のビハインドで中継ぎに繋いだ。その中継ぎが堪えきれず、いわゆる「次の1点」を許してズルズル負ける。

大江とかバッサーとか極端に個性のある選手は、対左特化、対右特化で万能に使えるタイプのピッチャーじゃない。
逃げていく変化球がウイニングショットになれど、利き腕と逆の打者には球の出どころが見やすく、自分の決め球も使いにくくなる。これはもう、何かを得るために何かを失ったようなもので致し方ないこと。

つまり、こういうピッチャーは1イニングを任せるセットアッパーよりは、ワンポイントに近い使い方をしてこそ光るんだよな。
左右関係なくいけるセットアッパーが他にいることありきで、そこにこういう変則派を散りばめてこそ有効になる。逆に能力に偏りのある変則派が常時セットアップするのはちょっとキビシイよね。
そして、その左右関係なくいける役割を期待されていたロペスは二軍へ行った。うーん。

ただ誤解してほしくないのは、今年の大江はあの独特の軌道が戻ってきたし、バッサーもさすがオールドルーキーで十分プロの一軍でいける球を投げてる。使い方さえ間違えなければ間違いなく武器になる。それはちゃんと褒めておかないと。

うん、結論的にはデラロサとか中川とか、その辺が務めてた役割を誰かができないと、大江やバッサーも共倒れになって、チームとしても計算が成り立たないんじゃないかなあ。



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あぁ、続投なんだ。

6回表の打席に立った横川を見て思わず声が出た。
初回から飛ばしに飛ばして中盤まできて、それでも5回裏に与えてしまった先制点。
普通に考えたら降板。ここまでよくやった、よく試合を作ったと代打を送り次の回から交代させる場面。

それでも続投させたのは、今日の試合だけじゃなく、今年一年を戦う中で横川を使える駒だと見込んだから。
使い捨てじゃなく、ここで一皮むけてローテの一角をしっかり己の手で掴めと期待したから。

実際、今日の横川は本当にいい球を投げ込んでいた。
力のあるクロスファイヤーが決まり変化球にもキレがあった。どうせ序盤でKOされると思っていた(失礼!)管理人の目論見は外れ、堂々たるマウンド捌きだった。

そして、結果もオーライだったけど、仮に6回裏に追加点を許していたとしてもそれはそれでいいんだよ。だってまだ開幕6試合目なんだから。
勝ちに拘るよりももっと大事なものがある時期。今いろいろ試さなかったらいつ試すんだって話だしさ。

横川くん、それだけ投げられれば一軍でも十分通用するよ。
課題だったストレートも変化球もこれでいいんだと自信を持っていい。次こそは念願のプロ初勝利、期待してるよ。




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なるほどねえ。こうも見事に蚊帳の外になるんだねえ。

ここまで同じくノーヒットできたブリンソンは5安打6打点の大暴れ。今日のブリンソンは、もう何をやっても上手くいく一生にそう何度もないバカヅキの日。今日もし宝くじでも買ってたら高額当選間違いなしだよこれ。
ブリンソンだけでなく、不振の主軸として共に並べられていた丸にもタイムリーが出た。

もう気が付いたら坂本だけが悪目立ちして、ただ一人チームの輪の中に入れていない状態。
目の前で二度も繰り返された申告敬遠。・・・考えられないよね。今までならむしろ坂本が敬遠される側だったんだから。
ファンも悔しいし悲しいけど、本人が誰よりもそう思ってますよ。めちゃくちゃ気の強い男だから、今の境遇を誰よりも不甲斐なく思って全てわかってますよ。

管理人は週末はあまり試合を見られない。だから金曜と今日の印象になるけど、今までみたいに振って、今までみたいに打って、結果だけが今までと違う。そんな風に見える。
金曜2回裏のサードライナーはそれまでならレフト前に抜け、同日8回と今日の4回のレフトフライはイメージの中ではスタンドインだったんじゃないかな。
こう振ったらこう当たるはずだ。こう打ったらこういう打球になるはずだ。ここまで積み上げてきたものと目の前の現実が一致しない。戸惑うし凡退が続くと焦りも出るからおかしな初球打ちも目立つし、あからさまに打席内で余裕がない。

坂本は高卒2年目からずっとレギュラーだから、偉大な先輩たちが今の自分のようになった経緯を何度も何度も見てきてる。
ガッツさん、ラミちゃん、阿部さん、村田さん、由伸。彼らが衰えスタメンを外され、レギュラーを剥奪されてきたサマをしっかりと側で見てきてる。そういう思いが頭を過っていない訳がないし、まだその流れには乗らねえぞって腹の中でメラメラと闘志を燃やしてるはずですよ。

だから我々ファンは坂本を信じて応援すべき。去年のスキャンダルもまだ尾を引いてて、なんだか全てが悪い流れの中にあるように感じられてしまうけど、球団史に残る偉大な大功労者を信じて応援すべき。誰よりも現状をわかってて誰よりも苦しんでいるのは坂本本人だから。

それに、彼はとてもとても器用なバッター。
若い頃は内野へのポップフライを量産してポップスターと揶揄されたけど、そこから何度も何度もバッティングスタイルを変えて今に至ってる。意識して広角に打とうとした頃、長打を捨てて確実性を求めた時期、反対にホームランを意図的に狙っていたような年。
毎年のようにスタイルを変え進化してきた打者だから、きっとこの肉体的な変化にも対応して克服できるはず。大きいのは岡本や翔さんに任せて、また違うアベレージ型の坂本を見せてほしい。

ジャイアンツの誇るプリンス。ショートで首位打者を獲り、シーズン本塁打40本も記録した不世出のスーパースター。このプロ入り最大の試練を乗り越えて、あぁ、やっぱりおまえはすごいってもう一度思わせてくれ。




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ハイネマン。
・・・ネット裏3列目でハイネマンタオルを掲げていたヤツ、なんだおまえはw
管理人は冗談抜きで鼻水出たし、コアな巨人ファンほど反応してネットは騒然としてた。ある意味そいつの思うツボで悔しいけども、どうにもこうにも面白かった。
通算で10試合しか出場していないハイネマンのタオルを持ってるヤツは世の中にいったい何人いることか。いやぁ、たまの地上波放送がある日に、予想してない角度から一本取られたなこりゃ。

さて、試合は今年の懸念材料がしっかり表れた。
先発もリリーフもとにかくピッチャーがいない。それが今年のジャイアンツ。他所から言われなくたって、何十年も毎年見てるんだからわかるよそりゃ。

智之が怪我して戸郷もまだ調整に時間がいる。そこで開幕投手としていわば3番手として出てくるのがこいつか。ビーディを見てなんだか安穏たる気持ちになった。
チェンジアップはいい。とてもいい。腕が振れてるから打者が打ちにくるし、しっかりブレーキが効いて、おまけになんだかゆらゆら揺れて落ちるようにも見えてとてもとてもいい。これがウイニングショットのピッチャーなんだろうなあというのは見て取れた。
でもこれが3番手にくるのはキツイかなあ。そのチェンジアップもストレートにもう少し力があればより活きるんだろうけど、初見でこれだけボコられる時点でいろいろ察する。

ブルペンも薄いなあ。
このメンツでベストの勝ちパターンはどういうリレーになるんだか。大勢くんに繋ぐまでにだいぶ紆余曲折しそうだなあなんて思ってたら、その唯一のキラーカードを使えなくて見事に詰んだ。

うーん。今年はこういう試合が続きます。断言します。
どう見たってピッチャーの枚数が足りてないもの。
打つ方に目が行かないくらいの感じで投手陣に苦しめられるシーズンになりますよ。これはもう間違いない。

・・・でも、まあそれもまた良し。
満員の東京ドームに大声援が戻ってきた。この3年間を思えばそれだけで感慨深い。
さあ、今年も春が来た。




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皆様、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

管理人はうさぎ年なので年男です。
今年こそいい一年になるようにと思いながらも、宗教が大嫌いなので初詣にすら行かず、実家にも帰省せずただただ家で飲みながら過ごす正月です。

今年こそジャイアンツは覇権を奪回できるのでしょうか。
ジャイアンツにとって「真の勝ち」とは、リーグ優勝なんかじゃなく日本一のことです。
リーグ優勝ならほんの3年前の話ですが、いざ日本一となると2012年、実に11年も遡ります。

チームが弱くなると必然的に露出も減り、去年一昨年あたりは話題性ですら他チームの後塵を拝したジャイアンツ。これじゃあまりにも寂しい。
ヒーローじゃなくとも、ヒールであったとしても球界の真ん中にいるべきなのがジャイアンツです。勝つことだけじゃなく今年はその立ち位置を奪回したい。管理人はそう願います。

そして、今年はそれよりも先に奪回すべきものが。



『日本の野球が世界一』
それありきで、その真ん中にジャイアンツ。
うん、楽しい一年になりそうだな。





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ピッチャーなら誰だって160キロの剛速球を投げたい。
必ず空振りを獲れるようなキレのいい変化球を投げたい。
そう願って当たり前。


じゃあ、それが投げられなかったらどうしよう。

戸根という選手の真髄はそこに答えがあると思う。
どうやら自分にプロの世界で一芸と呼べるような武器は無い。無いなら無いでどうするか。生き残るために創意工夫をして、投球術を磨いてきたのが戸根という男。

ボールを長く持って相手を焦らしたり、はたまたランナーもいないのにクイックで投げてタイミングを崩す。戸根は投げるボールだけでなく、マウンドでの立ち居振る舞いすべてで勝負しているように見えた。
こういうのは十年選手のベテランがやるような小業だけど、管理人が覚えている限り戸根は新人の頃からこれができてた。新人にして老獪。そういう意味だとあまりジャイアンツっぽくない選手だったのかもしれない。


その真骨頂が思わぬ形で表れたのが二刀流転向。
どうやら自分は先発要員ではないし、リリーフでもクローザー セットアップからは一段落ちる役回り。
一軍と二軍を行ったり来たりで自分の居場所が覚束ないと悟ったときに、この男は奇想天外な方法で己の存在価値をアピールしてきた。


志半ばで断念したのが非常に悔やまれるけれど、事実戸根のバッティングは明らかに投手のそれじゃない。スイングの速さもバットコントロールの良さもその辺の野手顔負けだ。ジャイアンツでも戸根より打てない野手が何人いることか。

仰々しく二刀流を前に出すんじゃなく、「投げた後の攻撃で打席が回ればそのまま打たせる」とか、逆に「代打に出してその次のイニングを投げさせる」とか、スタメンの期待値じゃなく代打の期待値ならこなせる気がするんだけども。
大谷くんみたいなレベルを求めるんじゃなく、「打つこともできる中継ぎ」ならこんな重宝する駒もないよ。一つのエポックメイキングになり得ただけにちょっともったいなかった。カープさん、その辺よろしくお願いできませんかね。

さらば戸根。ジャイアンツにいるよりはカープさんの方がチャンスありそうだし、食べ過ぎに注意しながら頑張って。





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ここ数年、ジャイアンツファンの間で「ベンツ」といったらメルセデスのこと。
1年きりでいなくなる外国人も珍しくない中、5年に渡ってローテの一角を務めてきたのがこのベンツ。
さすがにベンツは残すだろうと思っていた管理人の読みは外れ、まさかの退団になってしまった。

ベンツの武器はテンポの良さ。
キャッチャーのサインに首を振ることがほぼ無かったし、ポンポン投げ込みそれがまた意外にコントロール良くミットに収まる。野手が後ろで守っていて気持ちいいリズムのピッチャーだった。

逆に初年度から今年に至るまで、ずっと課題だったのがスタミナ面。
いわゆる100球肩で、序盤はスイスイいってもお約束のように5回6回で掴まる。打たれ始めるだけでなく露骨にパフォーマンスも落ちる。
1年目2年目から散々言われ続けたことだったけど、残念ながら改善することなく(巨人ファンならわかるだろうけど)今年に至っては80球程度でへばってた。

それをもって見切りを付け放出に至ったんだろうけど、個人的には残してもよかったんじゃないかと思う。仕方がないという思いよりもったいないと惜しむ気持ちが強い。
言ってみれば「10勝10敗ピッチャー」のジェネリック版で「5勝5敗ピッチャー」なんだけど、それすらままならないヤツがいったいどれほどいることか。

・毎年20試合程度投げて
・5回6回までは試合を作り
・5勝5敗程度の結果を残す

簡単なようで簡単じゃない。そして、これこそがローテーションの一角という役割そのものな気がする。ベンツはこれを過不足なく立派に務めてたと思うんだがなあ。

5年間で83試合、その全てを先発としてマウンドに上がり、投げたイニング466回と2/3。1試合平均にしてみると5.6いくつでまさに6回途中で降板のイメージ通り。
5年で29勝28敗。これもシーズン平均にすると5~6勝して5~6敗で、なんだかニヤッとしてしまうほど実にベンツらしい成績。

さらばベンツ。サヨナラするのは残念だけど他でいいご縁に恵まれますように。
そして他球団の皆さん、これは獲っておいて損はない選手だよ。



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予想通りポランコが去ることになった。
彼が付けていた背番号23の後釜は早くも松田に決まった。
ゆく年くる年ならぬゆく人くる人。もう2023年のシーズンはスタートしてる。

この人事を一言で評するならばチーム事情。
個々の能力がどうこうよりも、その個を必要とする状況かそうでないかの問題なんだと思う。

管理人はあまり外国人に多くを求めないので、今年のポランコくらい打ってくれれば及第点ではある。240しか打てない打者がクリーンアップにいられたら邪魔だけど、24本打てる打者が下位にいると思えば十分脅威になる。そういう意味ではある種理想的な働きぶりだったのかもしれない。

でも、今のジャイアンツには和製大砲が山ほどいる。
翔さん、岡本、丸。坂本だって本来は軽く20本以上打てる選手。そこに加えてウォーカーも大きいのが打てるとなれば、あえて確実性が低く年俸も高いプルヒッターを置いておく理由がない。
これが貧打に喘ぎ長打力がほしくてしょうがないチーム状態なら違ったろうけど、今の野手陣だとどうしても彼の優先順位は落ちる。

もう一つの理由は守備力。
ウォーカーの陰に隠れた感はあるけど、巨体を持て余すかのようなズンドコ守備に今年何度泣かされたことか。そしてみるみる成長したウォーカーと違い、春から秋までズンドコだったのがポランコ。まあキャリアを考えればそれが当たり前ではあるけども。
レフトも下手ライトも下手じゃセンター丸の負担が大きいし、丸も来年には34歳になる。丸をライトに回してセンターには守備範囲の広い若い子を、と考えるならば当然にポランコの居場所はなくなる。そうそう、浅野くんだって試合に出さなきゃいけないんだし。

状況によってはほしいけど、状況によってはあぶれてしまう。これこそがチーム事情ってヤツだ。

その観点で新23番を見ると、求められること期待できることは明確。
ベンチのムードメーカーとなり、常勝軍団ホークスで培ってきた「勝ち方」をチームに伝授する。これだよね。
プロの世界じゃ、力が五分なら勝った経験をしてきた方が強い。ジャイアンツを何度も痛い目に遭わせ、ペナントでも短期決戦でも無類の強さを発揮してきたホークスのど真ん中にいた選手だから必ずプラスになるものはあるよ。

それ以外は二の次三の次。打つ方にはあまり期待していない。長野やナカジと立ち位置が被り過ぎるのも気になる。
名前が大きい選手だから、それこそ巨人一年目のナカジみたいにダメでも使い続けなきゃいけない状況になるのも全然あり得る。若手の手本になることを期待しながらも、若手の蓋をしないようにと心配する思いもあるのが正直なところ。

「勝利のDNA」を持った男としては大歓迎だけど、長野が戻ってきたことで一選手としての価値はすこしぼやけた感があるかな。まあ始まってみなきゃわからないけどね。春・長野はダメなの有名だし。

ひとまず今日のところはグッバイポランコ。
ひとり言だけど、DHのあるパリーグでポランコがフィットするチーム事情のとこがありそうな気がするんだけどなあ・・・。ピンストライプも似合いそうだし。





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なんだか感情的になって泣いてしまいそうだから手短に。

おかえりなさい。



そして、「いらない」とか「もう打てない」とか言ってるヤツ。
長野さんがいてくれることで、全てを背負いこみそうになってた坂本がラクになるんだよ。

改めておかえりなさい。
今日は美味しいお酒をたくさん飲めそうだよ。





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12球団しかないのに4球団も監督が代わるなんてすごい世界だよなあ。
そして、ミスター重婚こと尚広はしれっと戻ってくるのか。あんまり叩かれてないのが意外だけど、言ってみれば2019年のCS前に逃げるように出て行って、今更どのツラ下げて帰ってくるんだって話だ。あれか?あらかじめ決まってた3年間の謹慎みたいなもんか?

そんな賑やかな中で本題だけども、遂に桜井が切られた。
驚きや憤りという思いよりは、まあ仕方ないかと感じてしまう。ドラフト1位入団だから我慢してここまで置いてもらえたって感じに近いよな。

16年  1試合  8.31
17年 19試合  5.67
18年  登板なし
19年 29試合  4.32
20年 24試合  4.95
21年 29試合  5.40
22年  8試合 14.04

上記は言わずもがな、年別の登板数と防御率。
ある意味安定しているというか、先発の一角を担った19年でさえこんなもんだし、役割が先発だろうが中継ぎだろうが敗戦処理だろうが押しなべて同じラインでまとまってる。アベレージで防御率5点前後のピッチャーなんだから、クビになったとてそりゃあやっぱり同情はできない。

桜井を語るときに避けて通れないのが「真ん中」。
ここぞの勝負どころでまさかのど真ん中に投げ込み、それを痛打される場面をいったい何度見たことか。
それは取りも直さず、彼のコントロールが悪いことに起因する。制球が安定せずボール先行の苦しいピッチングになることが多く、ストライクを取りに行くとそれが真ん中に集まる。それもストレートじゃなく変化球が吸い寄せられるように真ん中に行く。クソボールか真ん中みたいな粗削りにもほどがあるピッチャーで、最後までそれは改善されなかったように思う。

さすが曲がりなりにもドラ1だけあって、時折ものすごく輝く日もあった。
150キロに迫るストレートを殺し屋みたいな顔つきで投げる上、いわゆる投げっぷりの良さもあって「準セットアッパー」みたいな扱いになり、短期間でホールドを稼いだ時期もあったはず。

でもそれが続かなかった。
今の平内にも通じるものがあるけど、いい目が出るか悪い目が出るか本当にガチャみたいな状態で、ハズレを引くと上記の通り被弾して帰ってくるもんだから使うのに勇気が要る選手だった。

7年の在籍期間なのに、繰り返すけどドラ1入団なのに、背番号も21→36→35と3つも変わった。ドラ1だから7年間いられた反面、不遇な目にも遭い屈辱的な経験もしてきたことは想像に難くない。

桜井、元気で。
2019年、楽天戦で見せてくれた雄姿は忘れない。あれは本当に感動したし、あまりに鮮烈で管理人はいつまでもあのときの幻影を見ていたのかもしれない。
決して成功した選手じゃないけど、ジャイアンツで1シーズンに8勝したことは十分に胸を張っていい。あの年のリーグ優勝には少なからず貢献してくれたし、あの頃は「ジャイアンツのドラフト1位」に恥じない姿も何度か見せてもらえた。ありがとう。そしてお疲れ様でした。

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悔しいね。
強がってもしょうがないから素直に言うけど悔しいね。
ジャイアンツファンはプレーオフの無い秋に慣れてないし、管理人としても来週末久々にハマスタへ行く用意もあったから尚更に。

でも、まあこれでいいのかなとも思う。
CSに出ると3位であることだけがクローズアップされて、借金生活であること、優勝には遠く及ばなかったことがぼやける。事実、去年がそうだった。
負けたことをしっかりと受け止めるにはこの方がいい。
4位、Bクラス、クライマックスに出られない秋。ハッキリと「敗北」の烙印を押された方が来年に向けてプラスになるよ。


ゲームセット後、ベンチで苦虫を嚙み潰したような顔をしてた坂本と中田。なかなか立ち上がろうとしなかった選手たち。この画が見られたから、なんとなく管理人の中では納得できた。そう、その気持ちを忘れるな。うれしいことより悔しいことの方が自分を奮い立たせる力になるんだから。

それにさ、最後のイニングで投げたのが高梨と大勢くん。打席に立ったのが坂本、丸、中田、岡本。
今年のジャイアンツを代表するリリーバーが投げて、THE・主軸OFジャイアンツが打って負けた。何かを象徴するようでストーンと腑に落ちるものがあったし、これを出し尽くして負けたんだからしょうがないよ。

この屈辱をスルーしない。
都合よく過ぎたこととして見て見ぬフリをしない。
負けたんだ、Bクラスなんだ、借金なんだ、それを逃げずに正面から受け止める。
特に岡本。ゲームセットになったのが岡本のダブルプレーだったのはきっと偶然じゃない。野球の神様っているんだよ。今年のことを忘れるんじゃなく、しっかりとしっかりと脳裏に刻め。逃げるんじゃなく修羅の道を歩め。おまえは大山なんかじゃなく村上くんと比べられるべき存在なんだから。

そして、今年もお付き合いいただいた読者の皆さんもお疲れ様でした。
特にあにーす☆さん、いつもいつもありがとうございます。
管理人が意図するブログは、「数年後に読み返しても堪え得るもの」。試合の中身だけにフューチャーして「あぁ、今のスイングよかった」とか「いやここはスライダーでいくべきだった」とかツイッターで呟いても、数年後どころか翌日であっても見るに堪えないものになります。

ある程度にコラム色を入れ、試合の中身と選手の個性を混ぜ合わせて読み物として仕上げたい。そう思って管理人は記事を書いてます。
できたぞ、どんなもんだと自画自賛できる日もあり、数日後に記事ごと削除したくなることもあり、これからも日々精進です。

ストーブリーグがどこよりも熱いチームなのでこれからも移籍だ引退だの度に記事は書きますが、今年の戦いについては今日で一区切りになります。皆さん、今年一年大変お疲れ様でした。そしてご愛顧ありがとうございました。



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ジャイアンツは一周して原に戻った。

そしてこのオフ、どうやら阪神も一周どころか四周して岡田に戻るらしい。

これを時計の針が戻ったと後ろ向きに解釈するもよし。
はたまた、高齢化社会の波が球界にも押し寄せてきたと見るもよし。
15年という時の重さをしみじみ思うもよし。なんとこのブログはその頃から記事が残ってるんだぞどうだすごいだろ(忍者ブログさんありがとうございます)。

この報に触れ、管理人は持論に更に自信を持つに至った。

やっぱり、巨人の監督と阪神の監督はまともな人間には務まらないんだよ

なかなか表立っては言いにくいことだけど、根本的な話としてそこに目を瞑っちゃいけない。
ジャイアンツだと堀内が2年、由伸が3年。阪神は真弓3年、和田4年、金本3年、そして矢野4年。
これくらいの期間が限界で、チームとして結果が出なかったこともそうだけど、監督本人が潰れてしまうんだと思うんだよな。
ジャイアンツはマスコミとOBのプレッシャー、阪神は関西という特殊な地域性と暴徒のようなファン。これに耐えながら、常に批判の矢面に立ってチームを指揮するのがいかにキツイ仕事か。まともな人だと3年程度が上限で、ミスターや原みたいに突き抜けた人か、どんでんみたいにそれが好きで好きで望んでやりたがる人にしかできないんだよ。

去年今年と原に対して辞めろ辞めろの大合唱だけど、叩いてるのが巨人ファンならそれを次期監督の候補者も見てることに気付け。あぁ、自分もこうなるんだ、こんなにひどいことを言われるんだ、勝てないとこんな目に遭うんだって見てるんだよ。
阪神だともっと顕著で、このコロナ禍でも怒号が容赦なく飛んでくる。毎日毎日死ねだ辞めろだ言われる身にもなってみればいいよ。近年、SNSで芸能人への誹謗中傷に対する風向きが変わってきたけど、阪神ファンと甲子園球場だけはいつまでも治外法権で笑ってしまう。

まるでこの2チームの監督業がおいしい仕事のようにミスリードして、原がそこにしがみついて居座ってるかのような論調に騙されちゃいけない。いや騙されてるのが巨人ファンじゃないのは百も承知だけども。
巨人の監督と阪神の監督とは、大企業の社長や総理大臣と比較されるような激烈なプレッシャーがある仕事。弱いチーム不人気チームの監督ならいいよ。BIG BOSSなんて政治家でいえば小泉バカ息子みたいな気楽なポジションだもん。でも、この2チームの監督は重すぎてあまりに報われない。

それでもやる、もう一度やると決めたどんでんはたいしたもんだし、敵チームのファンではあるけれど心からエールと拍手を送りたい。
来年は阪神と久々に楽しく遊べるな。そらそうよ、そらもうアレよ、って不機嫌そうな声で通訳が必要なほど代名詞だらけのコメントするの楽しみにしてるぞ。






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プロ初先発の雄姿を生で観た選手なんてのは、強く記憶に残ってその後も気になる。

井上くんは今日で4度目の先発だったけれど、やっぱり他のサウスポーと比べると異質に見える。
彼の武器は150キロに迫ろうかというストレート。
ジャイアンツのサウスポーは、内海、杉内、尚成、今いるメンツでも髙橋、今村とみんな軟投派だった。速いストレートを誇ったのは中継ぎ投手ばかりで、速球でガンガン攻められる左の先発はとんと記憶にない。

井上くんのストレートは速いだけじゃなく、左投手特有のいい角度が付いてる。痩身なせいでそう見えるのか投げ降ろしてるようにも感じられ、175センチしか上背がないのが信じられないくらいだ。

それと比べると変化球は一段落ちる。
まだウイニングショットにできる球種はないし、スライダーも曲がり幅の割に打者に捉えられやすいように見える。それはつまり曲がりが早いってことだと思うけども。

ただ、ここで行く道を間違って変に小さくまとまってほしくない。
変化球を磨こうとするがあまり、ストレートに威力があることを忘れてほしくない。速い真っ直ぐを投げられるのは天性の才能。変化球は後天的にでも身に付けど、球速はプロに入る年齢以降じゃもうなかなか上がるもんじゃない。
他の人にない自分の武器がなんなのかを見失っちゃ本末転倒。内海だって杉内だって、150キロの真っ直ぐを投げられるなら投げたかったに違いないもの。

プロ初登板が1歩目とするなら、初先発が2歩目。そして今日の初勝利が3歩目でホップステップジャンプ。傍目にはだいぶ順調に見える。実際、21歳の選手としたら上出来も上出来の部類だと思う。

もうこの先は特別扱いはされない。一人前のプロ野球選手として見られ、菅野や戸郷と同じ土俵に乗せられる。

頑張れ井上くん。管理人はキミのストレートに夢を見た。明日のジャイアンツの光を見た。キミの登場曲の通り、誰のマネもしなくていいの。キミだけの花よ咲け。






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早いなあ。
あっという間にドーム最終戦。半年前に開幕戦を見たのが「昨日のことのように」とまでは言わないけど、2ヵ月3ヵ月前くらいに感じる。体感速度が2倍3倍で時が流れてるってことかなあ。そりゃ管理人も歳を取る訳だ。

その開幕戦で鮮烈に覚えているのが、レフトウォーカーとライトポランコの守備のヤバさ。
これはまずいだろ、このまま秋までいける訳ないし、こんなのが左右にいたら丸が死んでしまうと思ったのを強烈に覚えてる。

迎えた136試合目の今日、期せずして目立ったのはポランコのズンドコ守備。
この半年で格段に守備力が向上したウォーカーに対し、そのまんまだったポランコ。
ただ、それはもうある意味当たり前。メジャーで96本もホームランを打ってきた実績ある選手が、日本に来たくらいでそのプレースタイルが変わる訳がない。ポランコとは守備が下手なことを十分に理解して、それからもたらされるマイナス面を覚悟した上で使わなきゃいけない選手。


先制点に繋がった初回のバタバタした守備もひどかったけど、もっと呆れたのは一つのボール一つのアウトが重い空気になっていた8回の落球。あれが3ベース扱いで高梨に自責点が付くのはちょっとひどい。高梨ファンの管理人はかなりおかんむりである。

かと思うと、打つ方では今日も豪快にホームランをぶっ放す。
ほとんど一日一本しか打たないんだけど、その一本がホームランになるから与えるインパクトが大きい。打ってるようで打ってないから9月も月間打率はたったの211なんだけど、これがクリーンアップじゃなく6番にいるんだから価値はある。2014年、巨人2年目のロペスみたいなもんだよ。

さて、この一長一短がハッキリしている選手を来年どうするか。そろそろそんな話題も方々で耳にする。
去年がテームズ、スモーク、ハイネマンと散々だったことを考えると、今年このウォーカーとポランコがしっかりスタメンを張ってくれていることが夢みたいに思える。実際、他球団の外国人と比べてもかなり成績いいんだよね。

けど、残さない気がするなあ。個人的には残してほしいけども。
こういう「一人で1点取れるけど一人で1点失う」選手は、ラミレスくらいのレベルで打ってくれないと割に合わない。残してほしいとこだけども、ジャイアンツは往々にしてこういうとき残留じゃなく新たにガチャを回す方を選んできた。2019年のゲレーロがまさにそうだよ。いや、そして獲ってきたのがパーラなのが大笑いなんだけども。

ただ、まだ結論は出ていないはずだし、実に微妙な当落選上にいることも事実。
残りの7試合と、今日いよいよ現実味が増してきたプレーオフでどう輝けるか。そこに命運がかかってると言っても過言じゃない。そう、ボウカーがそうだったように。

頑張れポランコ。
球団はどうあれ、ファンはガチャを引き直すよりおまえを残した方が賢いことに気付いてる。ウォーカーとわちゃわちゃしながら「パワー!」とやる姿を来年も見たいと思ってる。
必死にやってくれれば自ずと結果も良くなるだろうから、ラストスパート期待してるぞ。


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2022年のジャイアンツにおいて、もっとも「期待以上に」もしくは「予想に反して」活躍したのは誰か。

この「期待以上に」「予想に反して」が肝で、例えば今日先発の戸郷くんや丸なんかは、やってくれるだろうという期待通り予想通りに結果を残してくれた人。
そうではなく、あまり従前の期待値は高くなかったけれど、それを軽々と超え2022年のジャイアンツを背負ってくれたのは誰か。

1位は大勢くん。これはもう文句なし。ルーキーがここまでやってくれるだなんてさすがに誰も思わなかったし、大きなスランプも長期の離脱もなく一年を駆け抜けてくれたことも素晴らしい。
3位は今日も破壊力満点のバズーカを叩き込んだ翔さん。ほんの一年前、ああいった経緯で北海道を追われジャイアンツに来た翔さんはまるで打棒も奮わなかった。期待値と現実の落差がひどく、この選手はこのまま終わってしまうんじゃないかと本気で心配した。
それをここまで戻してきたことに敬服するし、今年岡本が冴えない中でもし翔さんがいなかったらと思うとゾッとする。

そして、2位は高梨だと思う。
今日もそうだったけど、最近はイニング跨ぎも普通にこなす八面六臂の大活躍。先発から大勢くんへと繋げるまともな中継ぎが全然いない中、文字通り孤軍奮闘しているように見える。

今日でリーグ3位の54試合目の登板になり、挙げたホールドは23。
去年は一昨年と比べるとガクンと成績が落ち、安定感に欠ける登板が続いていたことを思うとこれはもう大復活と言っていい。
球団もいつの間にかフットワークが軽くなったようで、黒ユニのメインビジュアル選手にも抜擢されてたし、ついこの前には人気選手の証パペットシリーズも発売された。もう押しも押されぬ2022年ジャイアンツの顔である。

ピッチングにおいて、今年目立つようになったのはシュート、ツーシームの多投。左打者の胸元へガンガン投げ込む強気の攻めが強く印象に残る。「高梨イコール外へのスライダー」のイメージを逆手に取るかのような配球を見るようになったし、ゾーンを広く使って出し入れも器用にできてる。変則フォームなんだけど攻めは正統派というか、リリーフのサウスポーはかくあるべきというような広角ピッチングをしてる。

中川がいない。大江もいない。今村はいるけど頼りない。クロールは来るのが遅かった。ろくな中継ぎサウスポーがいない中、これだけやってくれた高梨には頭が上がらない。
相当に疲労も溜まっているだろうけど、もうホントのラストスパート。あとひと踏ん張り、頑張れ高梨。




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今日はそこに触れなきゃ嘘だからまず村上くんについて。
ヤクルトファンさん、彼はバケモノですか?彼だけこっそり金属バット使ってますか?
もう訳がわからない猛打爆発ぶり。55号だってそんなに甘い球じゃないぞあれ。打たれたのはしょうがないとしても、逆方向の中段に軽々と飛ばされて確信歩きされるとかもう意味不明だよ。

こっちだって4本もホームランが出て、それも打つべき人が打ってるのに、終わってみたら全部村上くんに持っていかれて焼け野原のようになった。もうなんか彼だけ違う競技やってる気さえするよ。
村上くん、他の選手は全員キミの引き立て役か?・・・とは言え、日本記録保持者がバレンティンよりはキミの方がいい気がするから(巨人戦以外で)頑張って。陰ながら応援してますw


さて、そんな試合において取り上げるジャイアンツの選手は湯浅。
終盤からの途中出場にも関わらず、走攻守全てで良くも悪くも大いに目立った。

今日の走塁は文句なくすごかった。二盗して即三盗の流れだけでもしびれるけど、左バッターの打席で三盗という更に加点されるおまけ付き。しかもあれキャッチャー軽くウエストしてたからな。
試合の流れにおいても、ホームランだらけでいわばプロレスの大技が連発していたような中で、スッと足払いが決まったような空気の転換があった。ああジャイアンツはこんな攻めもできるのか、と相手にダメージというかショックを与えるとても価値あるプレーだった。

よし、今日は湯浅の日か。普段は試合に出ることもままならない脇役が、大味な試合の中でキラッと持ち味を発揮した日か。
・・・って思ってたらこうなる。
ラクに立てた打席だったと思うけど、1アウト満塁で予想通りの凡打をかまし、守備では結果として村上くんの55号を招いたイージーミスみたいなエラー炸裂。
2盗塁はすっかり霞んで、むしろ全体の評価じゃマイナスになった。そもそも8回表からしか出てないのになんでこんなに目立ってんだおまえは。

無理に誰かの型を押し付ける必要なんかないんだけど、この湯浅がジャイアンツで生き残っていくにはどこを目指すべきなのか。
現状の使い道は守備固めが筆頭で、増田を出すまでじゃないところでの代走が二番目。守備から試合に入れて打席が回ればまあ打っていいよ的な感じなんだろうけど、やっぱりどれもまだまだ足りてない。

ヤクルトからリクエストが出て結果セーフになった山田の内野安打も、坂本だったらわざと1バウンド2バウンドで送球していたと思う。寺内やキムタクみたいに内野守備なら手放しで任せれるレベルにならないと一軍ベンチに自分の居場所は確保されない。いつになっても上と下を行ったり来たりする一軍半のままだ。

そして、バッティングは少し考え方とか取り組み方とか根本的に換える時期なんじゃなかろうか。明らかに速球に振り遅れてるもの。今の湯浅を打ち取るのには変化球もコースも配球もいらなくて、ただ速い球を投げれば凡退する状態。
だったら、昔の大道くらい短くバットを持って、カット上等でゴロを転がすことだけを意識して振った方がいろいろと結果は良くなる気がする。だって出塁すればあれだけやれるんだから。

管理人が思うに、湯浅の目指すべきところは「寺内くらい守れて藤村くらい走れるスーパーサブ」。
その理想はあまりにも高く遠いけど、0番、00番を背負うってことはそういうことだよ。誰も言葉にはしなくても、決して見当違いな願いではないはず。
現状は背番号00の先輩、吉川大にも及んでない。まだ若い選手だけど、若いからこそオフに猛練習して自分の底上げをしてほしいな。ちょっと今日は寂しかったですハイ。





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まあ、ひと通り文春さんの記事は読んだ。
立場によって思うことは違うだろうけど、管理人が思ったことはただ一つ。

A子さんと自称A子の親友は、親友でもなんでもないなってこと。

交際中から、「イケメンでお金持ちのスター選手をつかまえてずるい!」って妬んでて、関係がこじれたときに「これって上手くやったらお金になるじゃん!」って画を描いてた打算がハッキリ見える。
こういう大ネタを売れば数十万から百万程度報酬をもらえるはずだから、友達(かもあやしいけども)を売り渡して自分だけ美味しい思いをしようとしたんだろうなあ。こういう女は、そういう真っ当な指摘をされれば「A子がかわいそうだったの!あたしたち友達なんだもん!」とか叫び散らかして、腹の中で舌出して笑ってるよ。

あとはさあ、紳助について書いたときにも言ったけど、人生で一度も会うことのない対象に勝手に幻想を抱くな。そしてその幻想が壊れたからって幻滅するな。これだけだよ。
特にイメージ商売の芸能人じゃなくスポーツ選手なら尚更。管理人からすれば、今年坂本のホームラン数が激減してる方がよっぽど大問題だわ。

ただ、何を言ってもピーチクパーチクわめくヤツはいる。特に今の時代はそういうアホと子供の方が正しいとされる訳だし、ここぞとばかりに乗っかってきたアンチ巨人の皆さんもいて、そいつらは黙る訳がないし。
だからもっともっと叩け。ネットの中でわめいてるだけじゃなく、コロナ禍でアレだけど球場でヤジるなり、球団にクレームを入れて本人に届くようにやれ。この件で騒いでるヤツほど普段野球を見てないだろうと思うけども。

そして、これだけ世間を騒がさせて大炎上どころじゃない状況なのに、しっかり野球で結果を出せるのが坂本。巨人ファンならこれは何度も何度も見てきたデジャヴ。
記事にされて叩かれれば叩かれるほど燃える鋼メンタルの男なんだから、もっともっとバッシングしてやってほしい。叩く方もいいことした気になって気が晴れて、叩かれた方も燃えて調子が上がるんだからこれはこれでWin-Winだもの。ジャイアンツのプリンスは心は鋼で身体はダイヤモンド。どれだけ攻撃されても傷つくようなタマじゃない。炎上が鎮火せずにいてくれたら、坂本はシーズン終了まで打ちまくってくれる気がする。いやと割と本気で思う。

唯一マイナスなこととして思うのは、さすがに女子ファン人気は下がるかもな。
二十歳からレギュラーでずっと一番人気の選手だったと思うけど、今年3度も登録抹消になって不在がちだったことも合わせて、もしかしたらチームトップの座から陥落するかもな。そうすると一番人気は翔さんになったりして。実際ドームで翔さんグッズむちゃくちゃ売れてるから、まんざら冗談でもない。

まあ、悪いヤツほどモテる、クズほどモテるの見本みたいな話だけど、さすがに坂本もちょっと遊び方を考えるんじゃないかな。いや考えろ。
あまりにも特別な選手だから今回も守ってもらえたけど、さすがに今回がラストチャンスな気がするなあ。






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大勢くんが桑原を三振に獲った瞬間、

続く最後の大田を三振に獲った瞬間、

よっしゃあああああーーーーっ!!

って声が出ただろう。いや出なかったなんて言わせない。

なんというか、ものすごく熱量のある試合だった。
ペナント終了へのカウントダウンが進む中、しっかりGIANTS PRIDEを感じられる試合を見せてくれて管理人は感無量である。勝ち負けもそうだけど、これだけ集中して戦ってくれたらもうそれだけで満足感あるよ。

大勢くんもそれ相当の思いを持って臨んだマウンド。

顔に出ないのが彼の強みの一つだけど、心中は決して穏やかではなかったと思う(そして小林のアレはなんなんだよホントに)。
そういう中で、かわすんじゃなく真っ向勝負で抑える若きクローザーにしびれたね。球の強さと重さが画面越しでも伝わってきたし、それ以上にビンビン感じ取れたのは同じ相手に続けて打たれてなるものかという彼の意地。これこそがGIANTS PRIDEですよ。

今日はとても満足した。
9月はだいぶ上向きだし、この勝負所でチーム状態が上がってきたことがうれしい。
ラスト15試合。このまま行こうぜい!







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とてもとても久々に見た光景だった。
東京ドームの外野席入口25ゲート前に、幾重にも折り重なった大行列ができていた。
あいにくの雨にも関わらず、前の方に陣取る中には地面にレジャーシートを敷いて座り込んでいる人たちまでいる。
これはその昔、まだ外野席に自由席があって、早い者勝ちでいい席を取れた頃に見られた光景。その頃は誇張でもなんでもなく、試合が終わった直後から翌日の試合のために場所取りをするのが当たり前だった。

話が逸れた。
この大行列は言うまでもなく黒ユニフォーム配布のためのもの。
来場者全員配布じゃなく各日先着15,000人にしか配らないから、なんとかゲットしようと早くから来た人たちの列。
かくいう管理人も14時50分頃ドームに行ったのだが、歩く隙間もないほどの行列に度肝を抜かれた。その時点での列の最後尾となったのがなんと20ゲートの真ん前。いったい前方に何人がいるのか、これは既に並んだところで無駄なんじゃないか。そんな気持ちになりながら、降りしきる雨の中並ぶ。1時間以上も並ぶことなんていつ以来だろう。しかもその1時間は動くことなくその場でじっと待つ1時間。話し相手もおらず、傘で片手が塞がりスマホも触りにくく、何もすることがないがゆえ自分を見つめ直すいい時間になった。



16時開場になった後は、意外にスイスイ進み入場。無事ユニももらえた。こういう時、日本人のマナーの良さというか民度の高さを思う。特に誘導する係員がいる訳じゃないのに、前に倣って列を乱さず、割り込んで揉めたりすることもない。中国人や韓国人じゃ絶対こうはいかないね。

正直な感想としては、よくドームに来て慣れているファンが早くから並んでゲットして、何かもらえるらしいくらいで来た一般客には全く行き渡らなかった感じ。つまり、常連が早く来ただけのことでこれじゃあんまり意味ないよね。昨日の動員は34,441人だけど、全員配布にしてたら確実にあと5,000人くらいは増えたと思うよ。




さて試合だ。
管理人はこれでいてオーバーキルのワンサイドゲームが好きじゃない。1イニングに9点取ったところを一区切りとして、昨日はドーム散策ツアーに切り替えた。そのせいで翔さんの18号を見逃してしまった(・д・)チッ。



この辺のエリアは歩いていて楽しい。大画面の選手を背景に写真を撮っているファンも多数。
グッズもあれこれ買おうかと思ったのだけど、なんだか意欲がわかない。

経済的な問題ももちろんあるけれど、管理人ももうアラフィフ。物欲がなくなってきたのかしら。



球場グルメは「尚輝のデミポテベーコンドッグ」。
ホットドッグの上にマッシュポテトとベーコンが乗り、味付けは濃いめのデミソース。
・・・うん、美味いんだけどね食べにくいっす。もうどうやっても手と口周りが汚れる。
このホットドッグアレンジグルメは、数年前に坂本プロデュースの物を食べて、その時も本当に悪戦苦闘した覚えがある。豪華にすればするほど食べにくくなるジレンマというか、家で一人ならいいけど人前で食べるにはちょっとしんどい。

相手のピッチャーがどうしようもなかったこともあってみんな打ちまくった試合だったけど、一番目を引いたのはウォーカーのスイング。確実に不振を抜けて甦ったのがわかる。守備でもいいプレーが出て気持ちも乗ってるだろうし、このラストスパートに大きな弾みになるね。







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毎年恒例のオレンジユニ「以外」で考えたら、本当に久しぶりの特殊ユニデーにしてその配布デー。
更にイレギュラーなのは、来場者全員配布じゃなく各日先着15,000人のみの配布ということ。そのせいで今日は15時台から入場の大行列ができてたらしい。

中継を見ていても、黒ユニを着てるのはびっしり埋まった外野席のお客さんばかり。ネット裏や内野席の人は、おそらく間に合わなくてもらえなかったんだろうなあ。こんな風になっちゃうなら3日間くらい全員に配ればよかったのに。この辺もチケットの売り方が下手だぞジャイアンツ球団。

で、古くからの巨人ファンである管理人としては、どうしても2005年~2009年あたりの黒ビジターユニを思い出す。
あれはあれでカッコよかったし、管理人も2番ガッツさんのレプユニを持っていたのだけど、「黒イコール黒星」で負けを連想させるとかで選手たちの意向で廃止になったんだよな。はぇー、さすが勝負の世界に生きてると考えることが違うんだなあ、なんて感銘を受けたのを覚えてるよ。

さて、今日勝負の世界に生きていたのは、誰あろうジャイアンツの大エース菅野智之。
魂と意地の135球9回1失点。投げ合う相手の今永に負けまいとする気骨であり、打たれるものかと相手を見下ろすプライドであり、今日満点の男気を持ってマウンドにいたのは紛れもなく背番号18の巨人のエース。

逆に勝負手を見誤ったのは原。
10回裏の1アウト満塁、一打サヨナラの場面で打者北村。
・・・ここで代打ポランコだったよね。
これが結果論じゃないのは、ベンチに増田大、湯浅とセカンドを守れる選手がまだ二人もいたから。なんならポランコをライトに入れて、若林をライトからセカンドに回したってよかったんだし。

こういうパズルみたいな選手起用が原の真骨頂なのに、どうも遠慮した感というか、畳みかける勝負所のタイミングを間違えた感が強かった、特にポランコに問題があった訳じゃなく次の回普通に出てきたことも含めて。
もちろんポランコが打てなくて負けた世界線もあるんだけど、やることをやりきった感じじゃなく、少し後ろ髪を引かれ続けたまま進んでしまって、その残尿感みたいな感じが大勢くんにも災いした感さえある。

明日はどうかなあ。
何が見られるか、いや観られるか。誰のGIANTS PRIDEが観られるか。
そう、明日はおそらく今年最後の観戦記。早めに並んで行ってくるぜぃ。






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今日を終えて残り18試合。
この大詰めの段階で原の投手起用が明らかに変わった。

昨日、4回途中でベンツをスパッと見切った交代。
今日の8回、出し惜しみすることなく鍵谷をワンポイントにして高梨に繋いだリレー。
あぁ、原が変わった。第4コーナーを回って最後の直線に入ったと悟り、鞭の入れ方を変えてきたとハッキリとわかった。

3位までは僅か2ゲーム差。
ここから先、モノを言うのは経験値。上にいるのは秋に弱いことに定評のある阪神。1位2位はもう決まりで面白味がないけど、3位争いはここからが本番だよ。

そして、今日試合を見ていて思ったけど、9回までリードして大勢くんに繋いで、そこで負けたらもう仕方がないんだよな。春からこの9月まで守護神の座を守り抜いて戦い続けてくれたんだから、もう彼が打たれて負けたならある意味本望。何の悔いもない。
だから、8回までをリードすることに傾注すればいいんだし、事実今日のリレーはその逆算の賜物。何人使おうが8回までを凌いで、リードした形で大勢くんにバトンを渡す執念を感じた。

これこそが大勢くんの「信頼」。
実績を積み重ねて、仲間からもファンからも勝ち得た無形の財産。この高みに1年目のピッチャーが上り詰めたのは驚きだよ。

その大勢くんに繋ぐまで原がタクトをどう振るか。
この9月、見どころはそこですよ。乞うご期待。




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