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皆様、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
管理人はうさぎ年なので年男です。
今年こそいい一年になるようにと思いながらも、宗教が大嫌いなので初詣にすら行かず、実家にも帰省せずただただ家で飲みながら過ごす正月です。
今年こそジャイアンツは覇権を奪回できるのでしょうか。
ジャイアンツにとって「真の勝ち」とは、リーグ優勝なんかじゃなく日本一のことです。
リーグ優勝ならほんの3年前の話ですが、いざ日本一となると2012年、実に11年も遡ります。
チームが弱くなると必然的に露出も減り、去年一昨年あたりは話題性ですら他チームの後塵を拝したジャイアンツ。これじゃあまりにも寂しい。
ヒーローじゃなくとも、ヒールであったとしても球界の真ん中にいるべきなのがジャイアンツです。勝つことだけじゃなく今年はその立ち位置を奪回したい。管理人はそう願います。
そして、今年はそれよりも先に奪回すべきものが。
『日本の野球が世界一』
それありきで、その真ん中にジャイアンツ。
うん、楽しい一年になりそうだな。
12球団しかないのに4球団も監督が代わるなんてすごい世界だよなあ。
そして、ミスター重婚こと尚広はしれっと戻ってくるのか。あんまり叩かれてないのが意外だけど、言ってみれば2019年のCS前に逃げるように出て行って、今更どのツラ下げて帰ってくるんだって話だ。あれか?あらかじめ決まってた3年間の謹慎みたいなもんか?
そんな賑やかな中で本題だけども、遂に桜井が切られた。
驚きや憤りという思いよりは、まあ仕方ないかと感じてしまう。ドラフト1位入団だから我慢してここまで置いてもらえたって感じに近いよな。
16年 1試合 8.31
17年 19試合 5.67
18年 登板なし
19年 29試合 4.32
20年 24試合 4.95
21年 29試合 5.40
22年 8試合 14.04
上記は言わずもがな、年別の登板数と防御率。
ある意味安定しているというか、先発の一角を担った19年でさえこんなもんだし、役割が先発だろうが中継ぎだろうが敗戦処理だろうが押しなべて同じラインでまとまってる。アベレージで防御率5点前後のピッチャーなんだから、クビになったとてそりゃあやっぱり同情はできない。
桜井を語るときに避けて通れないのが「真ん中」。
ここぞの勝負どころでまさかのど真ん中に投げ込み、それを痛打される場面をいったい何度見たことか。
それは取りも直さず、彼のコントロールが悪いことに起因する。制球が安定せずボール先行の苦しいピッチングになることが多く、ストライクを取りに行くとそれが真ん中に集まる。それもストレートじゃなく変化球が吸い寄せられるように真ん中に行く。クソボールか真ん中みたいな粗削りにもほどがあるピッチャーで、最後までそれは改善されなかったように思う。
さすが曲がりなりにもドラ1だけあって、時折ものすごく輝く日もあった。
150キロに迫るストレートを殺し屋みたいな顔つきで投げる上、いわゆる投げっぷりの良さもあって「準セットアッパー」みたいな扱いになり、短期間でホールドを稼いだ時期もあったはず。
でもそれが続かなかった。
今の平内にも通じるものがあるけど、いい目が出るか悪い目が出るか本当にガチャみたいな状態で、ハズレを引くと上記の通り被弾して帰ってくるもんだから使うのに勇気が要る選手だった。
7年の在籍期間なのに、繰り返すけどドラ1入団なのに、背番号も21→36→35と3つも変わった。ドラ1だから7年間いられた反面、不遇な目にも遭い屈辱的な経験もしてきたことは想像に難くない。
桜井、元気で。
2019年、楽天戦で見せてくれた雄姿は忘れない。あれは本当に感動したし、あまりに鮮烈で管理人はいつまでもあのときの幻影を見ていたのかもしれない。
決して成功した選手じゃないけど、ジャイアンツで1シーズンに8勝したことは十分に胸を張っていい。あの年のリーグ優勝には少なからず貢献してくれたし、あの頃は「ジャイアンツのドラフト1位」に恥じない姿も何度か見せてもらえた。ありがとう。そしてお疲れ様でした。
悔しいね。
強がってもしょうがないから素直に言うけど悔しいね。
ジャイアンツファンはプレーオフの無い秋に慣れてないし、管理人としても来週末久々にハマスタへ行く用意もあったから尚更に。
でも、まあこれでいいのかなとも思う。
CSに出ると3位であることだけがクローズアップされて、借金生活であること、優勝には遠く及ばなかったことがぼやける。事実、去年がそうだった。
負けたことをしっかりと受け止めるにはこの方がいい。
4位、Bクラス、クライマックスに出られない秋。ハッキリと「敗北」の烙印を押された方が来年に向けてプラスになるよ。
ゲームセット後、ベンチで苦虫を嚙み潰したような顔をしてた坂本と中田。なかなか立ち上がろうとしなかった選手たち。この画が見られたから、なんとなく管理人の中では納得できた。そう、その気持ちを忘れるな。うれしいことより悔しいことの方が自分を奮い立たせる力になるんだから。
それにさ、最後のイニングで投げたのが高梨と大勢くん。打席に立ったのが坂本、丸、中田、岡本。
今年のジャイアンツを代表するリリーバーが投げて、THE・主軸OFジャイアンツが打って負けた。何かを象徴するようでストーンと腑に落ちるものがあったし、これを出し尽くして負けたんだからしょうがないよ。
この屈辱をスルーしない。
都合よく過ぎたこととして見て見ぬフリをしない。
負けたんだ、Bクラスなんだ、借金なんだ、それを逃げずに正面から受け止める。
特に岡本。ゲームセットになったのが岡本のダブルプレーだったのはきっと偶然じゃない。野球の神様っているんだよ。今年のことを忘れるんじゃなく、しっかりとしっかりと脳裏に刻め。逃げるんじゃなく修羅の道を歩め。おまえは大山なんかじゃなく村上くんと比べられるべき存在なんだから。
そして、今年もお付き合いいただいた読者の皆さんもお疲れ様でした。
特にあにーす☆さん、いつもいつもありがとうございます。
管理人が意図するブログは、「数年後に読み返しても堪え得るもの」。試合の中身だけにフューチャーして「あぁ、今のスイングよかった」とか「いやここはスライダーでいくべきだった」とかツイッターで呟いても、数年後どころか翌日であっても見るに堪えないものになります。
ある程度にコラム色を入れ、試合の中身と選手の個性を混ぜ合わせて読み物として仕上げたい。そう思って管理人は記事を書いてます。
できたぞ、どんなもんだと自画自賛できる日もあり、数日後に記事ごと削除したくなることもあり、これからも日々精進です。
ストーブリーグがどこよりも熱いチームなのでこれからも移籍だ引退だの度に記事は書きますが、今年の戦いについては今日で一区切りになります。皆さん、今年一年大変お疲れ様でした。そしてご愛顧ありがとうございました。