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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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今更ながら言うのもなんだけども、2年前2019年の原ジャイアンツには一つの発明があった。
それは「右のワンポイント」。
今の大江、高梨のように古今東西左のワンポイントは枚挙に暇がないけれど、右打者への必殺ワンポイントはなかなか見ない。

そのエポックメイキングの立役者は誰あろう大竹その人。
右打者への徹底したシュート、シュート、シュート。詰まらせてショートゴロ、サードゴロを打たせんとする鬼のようなシュート攻めは見ていて痛快だった。

本来、大竹は総合力に秀でる器用なピッチャー。
シュートだけじゃなく、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと一通りの変化球を投げ分けられる。先発の頃はその豊富な武器を巧みに駆使してイニングをこなすタイプだった。

中継ぎに転身してからは、とにかくシュート、シュート、シュート。時にシュートと逆の起動になるスライダー。
現代野球においてシュートピッチャーがあまりいないこともあって、とにかくこの異質さは際立って見えた。
結果、2019年は4勝8ホールド。去年も1勝16ホールドで共に防御率は2点台。右の中継ぎエースとして獅子奮迅の大活躍だった。

選手を取ってくるスカウトも、プロ選手として育て上げるコーチも、この大竹の教訓を忘れずに活かしてほしい。
シュートを投げる右ピッチャーは効く。これはもう必ずチームの武器になる。良くて5勝止まりみたいなどうでもいい先発ピッチャーを作るなら、一点特化でシュートの鬼を育てた方が絶対にいい。これは本当に声高に言いたい。

大竹に話を戻すと、その温和なキャラからか軽く見られがちな選手だったけど、二桁勝利は実に4度、あと一歩及ばなかった9勝のシーズンも(ジャイアンツ時代も含め)3度。通算で102勝、これは胸を張っていい一流選手の記録。

大竹さん、お疲れ様でした。
由伸監督時代はこのまま潰れて、ひっそりと引退していくんだろうなと思っていましたが、中継ぎに転身、いや変身して以降の活躍であなたの評価は大きく変わりました。
願わくば、その無形文化財のようなあなたのシュートを後輩たちに伝授する側に回ってください。本当にお疲れ様でした。好きなラーメンを思い切り楽しんでください。



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管理人は亀井さんファンなので、このブログでも何度も何度も亀井さんを取り上げてきた。
今更言うのもなんだけども、この選手の魅力とはなんだったのだろう。

亀井さんといえば、まず思い出されるのが2009年。
しかしながら、管理人としてはこの年の活躍と、翌2010年の悲惨極まりなかった醜態はワンセット。
知らない人のために言うと、今の中田のような状態が春から秋まで続いたと思えばいい。それでも前年の幻影に夢を見てここぞの場面で使われ続けて、見事なまでに打てなかったシーズンだった。

その苦しむ姿、足掻き続ける姿にこそ人間味があり、だからこそ感情移入して自分を重ねられた。
亀井さんは阿部や坂本のようなスター選手じゃない。日の当たる道と泥だらけの畦道の両方を歩いてきた、いわば天国も地獄も知っている男。

誰もがナンバー1になれる訳じゃない。ナンバー1を横目で見ながら、いつか俺だってと腹の中で思い唇を噛む人の方が圧倒的に多い。亀井さんはそういう人たちの象徴であり、夢を託せる存在だった。

この分野じゃ負けない。今日は俺の勝ちだ。今月は俺が一番だ。
学生だろうが営業マンだろうが、常にトップじゃなくとも時々はいいところを見せられる。特別じゃない一般市民にとって等身大のスターが亀井さんだったように思う。

やたらとサヨナラホームランが多かったり、京セラドームだと気が狂ったように打ちまくったり、一番じゃなくてもトップじゃなくても、とてもとても存在感があった亀井さん。
足の速さはさほどでもなくても、相手の隙を見てスタートを切る走塁技術があり、肩の強さだけじゃなく守備の動きにもとにかくセンスがあった。なぜだかセンターを守れなかったことだけが惜しいところだけど、ファーストも守りサードの練習をした時期もあり、原野球に欠かせないユーティリティの先駆けになったのも亀井さんだと思う。

怪我に苦しみ、必ずと言っていいほどシーズン途中で離脱を繰り返し、ずっとそのキャリアにおいて「たられば」が付いて回った亀井さん。
そんな亀井さんが一皮剥けたのは晩年も晩年、37歳になる2019年のことだった。
この年1番バッターに定着し見せた最後の輝きにしびれた。特にホークスとの日本シリーズ第4戦、このシリーズ唯一といっていいジャイアンツプライドが亀井さんの2打席連続ホームラン。あれに救われた巨人ファンは管理人だけじゃないはずだ。

それと、今年もそうだったし、前述の2010年においても言われ続けた亀井さんの蔑称が「原の愛人」。
ただ、これこそ最高の誉め言葉であって、1,000安打、100本塁打に並ぶ亀井さんの勲章の一つ。
だって考えてみればいい。自分が監督だとして、こんなに使い勝手のいい選手がどこにいる?寵愛されて当たり前だし、なぜかこの観点で語られることはないようだけど、原の育てた最高傑作は紛れもなく亀井さんである。坂本は他の監督でも見出せただろうけど、早い段階から亀井さんのポテンシャルに気付いたのは原の慧眼以外の何物でもない。


ユニフォーム姿が似合う選手だった。ヘルメットを被ると画になり、打席の中でのカッコよさは由伸以上だったと思う。
管理人は元々清水のファンだったのだけど、その背番号9を引き継ぐに相応しい男だったし、前任者以上に「9」がサマになった。

こんなにユニフォームの似合う男を逃がす訳にはいかない。
しかも、この入れ替わりの激しいチームにおいて入団から退団までを勤め上げたフランチャイズプレーヤー。挙句の果てに、打撃でも作戦でも守備でも走塁でも、どの分野でも後輩に教えられるノウハウがある。絶対に他には行かせないし、仕えるのが原であれ阿部であれその財産をジャイアンツのために使ってもらう。必ずコーチとしてベンチにいてもらう。覚悟しておけ。

亀井さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
亀井さんの場合、ハイライトになるシーンが多すぎます。そんな中、ひねくれ者の管理人が、誰も挙げないであろう思い出の試合を挙げるならこれです。この試合は尚広の負傷交代で出て、それでいて存在感を示すあなたの原点があったように思います。
「9」とは9人目の野手のこと。セリーグにおいては野手は8人。9人目の野手とはレギュラーのようであり、そうでないようでもあり。スタメンと控えを行き来するあなたにピッタリの番号でした。
数えきれない素敵な思い出をありがとうございました。



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中井の引退試合で立岡が目立ったのははたして偶然だろうか。
2017年、1番2番として由伸ジャイアンツの象徴のようだった二人が、今日の隠れた主役だったと思う。

立岡が10球粘って選んだフォアボール。あの打席を見ていろんなことを思った。
今の立岡は4打席を与えてもらえる立場じゃない。いつ出番が回ってくるかもわからない代打を待ち1打席に賭ける、いわば1球1球が勝負になる崖っぷちのところにいる選手。

その少ないチャンスをものにするために、普段何を考えて練習しているか。
打席の中で状況を判断し、次の配球を読む。待ち球と違ったらカットで逃げる。1球ごとに変わる局面を読み、自分の打てる球をじっとじっと待つ。
これができるのは、練習から意識を高く持ってる賜物なんじゃないかと思う。気持ちよくバットを振るのがバッティング練習じゃない。スイングとか飛距離にばかり意識がいくけど、カットの技術を磨くのも、見逃せばボールになる変化球をしっかり見極めるのも練習。相手が嫌がる間でタイムをかけて打席を外したのも含め(これが一番上手いのは亀井さん)、練習の成果とベテランの小技がふんだんに詰まった打席だった。
続く松原があまりにもくだらない内容の打席でゲッツーをぶっ放し、懲罰交代で下げられたことも合わせて、余計に立岡の良さが際立って見えた。管理人の中じゃ重信や八百板くんよりはまだまだ立岡の方に分があるなあ。

それと、中井にお疲れ様だな。
野球選手に「たられば」は禁句だけど、あの2013年の中井には大きな大きな夢を見た。あの怪我が無ければ、山田や浅村みたいな中軸を打てるセカンドに大成していた可能性もあった気がしてならない。本当にお疲れさま。かわいい子中井にたくさん家族サービスして、第二の人生頑張って。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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一部で囁かれていたような無気力ではなかった。
あぁ、勝ちたいんだな。これはまずいと焦ってるんだな、と選手も必死なのは伝わった。8点ビハインドから7点も返して、鉄壁のクローザー栗林くんまで攻略して意地もプライドも見えた。


だからこそ、勝てなかったことが重く重く響く。
打線が奮起したときに限って投手陣が壊滅する。昨日の髙橋は万死に値するひどい内容だったけど、それも元を正せば中5日で投げさせている弊害。何もかもが上手くいかない負のスパイラルに陥っている。

思い出すのは2017年の歴史的13連敗。
心情的にはあのときよりもしんどい。鉛を飲み込んだように胃の辺りがズシーンと重い。
あのときは由伸の未熟さを理由にできた。指導者経験がないまま監督になり2年目を迎えた青年指揮官の経験不足をその理由にできた。
今は違う。ベテランもベテラン、15年目を迎える原巨人でこうなったことが深刻さを増す。
当時、「原が監督だったらこんなことにはならない」と思った気持ちも打ち砕かれ、原信者である管理人はこの1ヶ月ほどなんだか悪い夢を見ているような気さえしている。

2017年は交流戦の時期に長い長いトンネルに嵌った。
優勝が厳しくなったことは感じながらも、まだシーズンは半分以上残っていて、夏以降のチーム再建に希望を持つことができた。
今年はそういう意味でも最悪だ。このまま、この地を這うような最悪の状況のまま一年が終わる可能性がある。それも少なからずある。
この歴史的大失速のままストーブリーグになったら、原が続けようが辞めようが暗く沈んだ気持ちのまま2021年が終わる。オセロの最後の最後に黒を置かれてそれまでの白が全てひっくり返ったようなもんで、今年あったいいことも何もかも全て忘れ去られて無になる。

残り4試合。これは消化試合ではない。
プロとして巨人軍としての尊厳がかかる大事な大事な試合。信じて吉報を待つ。


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岸田が普段ほとんど試合に出ていない脆さ。そして、なぜほとんど試合に出られないのかという理由が詰まった1イニングだった。

確かにビエイラという投手を操るのは簡単じゃない。

荒れ狂うスピードボール。日によって当たり外れが露骨に出るコントロール。熱くなる外国人特有の性格。そういう相手を使いこなしてリードするのは簡単なことじゃない。

でも、さすがに1イニングに2度もマウンドに向かうのは恥ずかしい。
傍目にも息が合ってないサマを全国中継されるのはプロとして許されないレベル。ビエイラにも慣れてない。僅差の9回みたいなタイトな局面にも慣れてない。岸田が浮足立って焦ってるのが手に取るようにわかった。

そういう状況でビエイラばかりに気を取られ、バッターへの観察が疎かになった。
糸原がスライダー2球にピクリとも反応しなかった時点で、ああこれはもうストレート待ちだという判断ができていたのかどうか。
しかも、過去の対戦成績でも糸原はビエイラを得意にしてる。ストレート攻略を抜きにしてビエイラを得意にするなんてことはあり得ない。それを理解して、速い球には合わせてこれるんだろうとわかった上で配球できていたのかどうか。
管理人としては、5球目のストレートをストライクゾーンに投げたことが非常に腹立たしかった。ストレートを投げることはいい。でも、なんでわざわざ待ってる球をゾーンに投げるのか。待ってる球なら振る可能性が高いんだからボールで釣れよ。結果糸原は打ち取ったけど、この時点で非常に非常に不安になった。

次の板山は逆。合ってる球はストレートじゃなく変化球。岸田にそれが見えていたのかどうか。
オーバーアクションで明らかにスライダーを投げさせる構えを見てイヤな予感がしたのだけど、これはもう予感とかなんとかじゃなくて打たれるべくして打たれてるよな。

ビエイラみたいにフォアボールの多いピッチャーは、常にストライク先行で投げたがる。意図的にボールを投げることは嫌がる。それを操るのがリードだし、それを見ながらバッターが何を待っているかも見ないと。
ビエイラだけしか見えてないから投げさせた糸原へのストレートと板山へのスライダー。そう感じてしまったなあ。リードに正解はないけど不正解はある。今日のは小林なら選択しなかった配球じゃないのかなあ。

これで8連敗?
今年中に1つでも勝てるのかね?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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全てのジャイアンツファンを代表して言わせてもらうと、今の巨人戦は見るに耐えない。見るのが苦痛である。

連日、覇気のない試合を繰り返し、同じようなパターンで同じようにズルズルと負ける。やる気が感じられるのは松原だけだ。
挙句の果てに、この惨状の中においても中5日中4日の愚策を止めない。それが機能してるならまだしも、序盤でKOされ4回5回からリリーフが投げることもしばしばある。これはいったい何のためにやってるんだ。原と桑田以外全員が疑問に思い不満を感じてる。

先週は遂に6連敗。これじゃ球場に来てるファンにもテレビで見てるファンにも失礼だ。
ヤクルトに負けたことは仕方ない。向こうは優勝目指してまっしぐらで実力以上のものが出ている状態。こういうタイミングでこういう相手に負けるのは致し方ない。それは理解する。
だけど、カープに3連敗を食らうのはちょっとあんまりだ。ジャイアンツ以上にモチベーションが無い状態の相手にこうも無抵抗で負けられるのはひどい。
先月の28日~30日、名古屋で中日に3つ負けたときも相当に腹が立ったのだけど、こんな無様な試合をするなら初めから放棄した方がいい。それくらいにひどい。

二軍にいる若手投手を使え。こういう機会を無駄にするな。
最多勝のかかる髙橋は一つでも勝てるように投げさせていいけれど、この期に及んで他の先発陣を潰すような真似はやめろ。野手だって、若手ピッチャーのプロ初勝利がかかってたりしたらモチベーションが上がるんだから。

松原だけが一人気を吐いてるように、こういう時に活きるのは若手だよ。少ないチャンスの中でアピールしよう。一軍に残れるように結果を出そう。来年もジャイアンツの一員でいられるように目立とう。消化試合なんて無い立場の選手がチームに力をもたらす。凝り固まったベテランを並べても何も生まれない。

やる気を見せろ。
プロとして恥ずかしくない試合をしろ。
残り9試合、本当の意味でプライドを見せろ。

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これが今のジャイアンツである。
管理人が「明日から消化試合」と断言した翌日から、箍が外れたようにズルズルと負け続け歯止めが効かない。


今日は毎度おなじみでやらかした若林を取り上げたくなるところだけど、もうそういう問題じゃない。見てた人みんながわかると思う。
今日のヤクルトみたいなこういう勝ち方をするときってのはもう間違いなく優勝する。例年ならジャイアンツがこういう勝ち方をする側だった。今年はもう見事に引き立て役にして咬ませ犬。主演のヤクルトさんを盛り上げ、よく見せて退場していく役回り。情けないったりゃありゃしない。

選手が完全にモチベーションを失っているのが手に取るようにわかるし、阿部が禅譲を控えてか一軍ベンチに入ったことで、もう気持ちはCSを飛び越えオフの人事に向いてるんじゃないだろうか。

この辺が常勝チームの弱さ。淡白さと言い換えてもいいかもしれない。
二連覇中のチャンピオンチームとしたら、こうなったときに必死さは出にくい。ヤクルトや阪神みたいに、今年を逃したら次はいつになるかと千載一遇のチャンスに賭ける思いの強さには負ける。

残り12試合をこのまま無駄に消化して、本当の消化試合にしてしまうか。それとも来季に向けて若手を起用するなり、CS用に打線や継投を見直すなり有意義なものにできるか。特に打順は今この時期になっても何がベストか全く見えてないんじゃないかなあ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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このところの戦いぶりを見て、どうしても気になることがある。
一つはこの前書いた中5日ローテーションの件。

そしてもう一つ、それと同じくらい気になるのが小林の先発起用だ。これはもう小林ギャルズ以外の全ての巨人ファンが思っていることだろうけども。

この局面にきての小林重用はいったいなんなんだろう。
大城が調子を落としていたりどこか故障しているならまだしも、ファーストで起用され、試合途中からマスクを被るくらいだからその線はない。ならばいったいなんなんだ?何の意味があるのか全く理解できない。

意義を見出しにくい不自然な重用の中、己の状況を理解できているのかいないのか、まあ驚くほど打たない小林。
先発で出るようになった9月29日以降、16打数ぶっ続けでノーヒット。フォアボールも一つもないもんだから打率だけでなく出塁率も000。つまり小林が打席に立てば100%アウトである。おまけに三振8て舐めてんのかおまえは。これなら育成選手の方がまだ打つぞ。どうせ0なら案山子を立たせといても同じじゃないか。おまえみたいに爽やかな男前でも、へのへのもへじでも結果は全く同じだぞこの野郎。

・・・失敬。もともと小林のバッティングが弱いのはセリーグファンなら周知の事実。

だけど、いくらなんでもひどすぎる。管理人の知る小林はもう少しマシだった。
レギュラーとして試合に出ていた2016年~2018年は、打率が2割を切りそうになるとネットが盛り上がり、少し盛り返して2割前後を行き来して、結局シーズンが終わるとかろうじて2割を少し超えるくらいだった。数字にすると順に204、206、219。
この頃でさえも体感的にはだいぶひどかったし、前任の阿部との比較も相まって余計に印象は悪かった。

ところが、今はその半分である。
2割の壁じゃなく1割の壁と激戦を続けていて、今日の時点で70打数7安打打率はピッタリ1割。次の打席で打てなかったら夢の0割台に突入である。
この打数でこれは本当に笑えない。まさかまさか1割に壁があろうとは管理人はこの年まで知らなかった。

若手なら目を瞑って経験を積ませても、小林は既に32歳。もう中堅どころか立派なベテランの部類だ。即戦力にならなきゃベテランを使う意味なんかない。
負けることよりも、意味のわからないことをやり続けてることにフラストレーションが溜まる。
もうそろそろ勘弁して。小林は戦力ではあることは認めてるし、時々使う分には一向に構わないけど、今の状態で毎日毎日使うのは本当に勘弁して。
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ハイネマンが体調不良のため帰国へ

なんだったのかなあ。
こんなに短期間で帰られた日にゃ、スカウトの責任問題不可避だと思うんだけども。

先日ドームで観戦した際、彼の守備を生で見る機会があった。
管理人のいたレフト側からだと、ライトを守るその動きはしっかり見られた。

・・・上手い。

誇張でなくそう思った。確か打ったのは宮崎と佐野だったと思うけど、それぞれ火の出るような弾丸ライナーで、打たれた瞬間は「あー、終わった」と天を仰ぎたくなるような打球。
それを最短距離で追い見事なファインプレー×2。何よりもフェンスとの距離感の取り方が上手かった。ほぼ初めての球場であろうに、フェンスにぶつかる際も上手い身体の入れ方をしていて、これは守備の上手な人の追い方捕り方だと確信した。

打つ方はストレートに差し込まれる姿ばかりが目立ったけど、これだけ守れるならウィーラーの守備固めみたいな起用も含め、何かしら使い道はあるかと思った。バントエンドランの時に見た足も速かったし。

同じことを、例えば陽がやったとしても周囲の目は冷ややか。でも、注目の集まる新外国人がやれば話題にもなるしベンチもファンも盛り上がる。期待されてない打撃でも活躍しようもんなら、その盛り上がりは2倍3倍になる。新戦力の効果ってそういうとこなんだよな。それを称して「起爆剤」というし、起爆して求めるのはチームの活性化。9月になってから海の物とも山の物とも知れない新外国人を入れたのはそういう狙い。


それがこうなる。
起爆剤は爆発せず湿気って不発弾化し、活性化どころかチームの士気を著しく落とすシーズン途中帰国。
中田にも同じことが言えるのだけど、起爆剤の役割を期待してチームに入れた選手が機能せず、それと心中するかのように結果チームもズルズルと沈んだ感あり。

「だからといって、こんなに早くケツまくって逃げるんじゃねーよ」と言いたい気持ちはあるのだけど、まあこの辺が外国人選手。マシソンみたいなのが例外中の例外で、あまり多くを求めてもいかんね。
そして、外国人選手で失敗するときはペナントを逃す負の象徴になる。原が前回退任した2015年はセペダ、ゴリラフランシスコ、カスティヤーノスというネタ外人3連発。今年は間違いなく「帰国三銃士」として後世に語り継がれるテームズ、スモーク、ハイネマン。うん、お後がよろしいようで。



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今日でペナントレースは終了である。
少しだけあった可能性は完全に消滅し、ここから先は消化試合。CSには出られるだろうけどひとまず今日でひと区切り。

本来、ジャイアンツは秋のこの競り合いに強いチームのはずだった。
監督も選手もそのほとんどが優勝争い経験が豊富だし、他が息切れする中そのアドバンテージで上回れるチームのはずだった。

それがこうなってしまった大きな原因はローテの再編。理由の90%くらいがこれに集約される。
なぜ、中6日で上手く回っていたものを中5日、ときには中4日に詰めて組み直す必要があったのか。ファンも誰一人納得していないし、戦っている野手も内心疑問に感じているんじゃないだろうか。

ソフトバンクに手も足も出なかった教訓を元に、強い選手を作りたい、個の力を引き上げたい狙いがあったんだと想像するけれど、それに順応できたピッチャーは皆無だった。
全員が中6日の頃よりも調子を落とし、3回とか4回の序盤でKOされることもしばしば。もう最近じゃ、原は失敗に気が付いているのにムキになって今更変えられないんであろうことまで透けて見えてる。これは原の意向であり桑田の意向でもあるらしいけど、完全に愚策で100%失敗。これをやらなかったら展開はだいぶだいぶ違っていた。

桑田や斉藤みたいに中5日、中4日で投げられて、しかも長いイニングいけるなんてことはもう今の時代においては馬鹿げた幻想。智之や山口くらいはそれに対応してほしかったけど、今年の二人じゃそれも叶わぬ夢だった。他の連中は論外。若いヤツこそ順応してほしいところだったけど、あからさまに調子を落とす姿にはひ弱さしか見えてこない。

じゃあ先発から降ろした連中が他の役割で機能しているかと言えばそれも違う。ただただ選手が疲弊して、勝てる星を無駄に落としてチームが失速しただけだった。いったい何がしたかったのだろう。
ラストスパートで間隔を詰めるのは当然の策だけど、三つ巴の状態で9月頭からやるような作戦だったのだろうか。これは結果論じゃなく、原と桑田以外の全員が感じている疑問。

明日からの勝ち負けにはさほどの意味はない。ジャイアンツにとっては2位も6位も同じ。銀メダルは参加賞と同じだもの。
残念。原が今年で辞めるのかもう1年やるのかはさておき、明らかなベンチの失政でこうなったことが非常に悔やまれる。とにかく残念。
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地上で巨人と虎が死闘を繰り広げる中、燕が秋の空を高く高く飛んで行く-

そんな様相を呈してきたセリーグペナントレース。


やっぱりあと一歩なんだろな。
劇的にホームランが出て、その他の打席も内容が良かった丸にあの大詰めの局面で打席が回ってきた。あそこで打ってれば「いろいろあったけど丸の日」で終わるんだよね。そのパズルが完成するまで本当にあと1ピースだったんだけども。

阪神に強烈にやられた感もあるけど、実は逆に助けられた感もある。
サンズは中継プレーが乱れてるのを見逃すボーンヘッドをやらかしてるし、あれで三塁まで行かれてたらたぶんそのまま負けてた。坂本の2ベースだって、あれは近本捕れたよね。
どっちも執念を見せながら、強いところを見せながらも、勝ち切れない弱さも物足りなさも見えた感じ。燕は地上からどんどん離れていくなあ。

だから、今日一つ拾うとしたらビエイラ。
さすがにぶっつけ本番は無茶だった。今年の夏を駆け抜けた守護神は何処へ、去年よく見たノーコンゴリラに戻ってた。こうなることは全然あり得たから、点差に余裕があったマツダで試運転しとくべきだったわな。それは間違いなくベンチが反省すべき点だ。
で、ビエイラ本人も今日の状態からどこまで戻してこれるだろか。あれだけ派手に燃えておいて、何の喜びなんだかドラミングしてる場合じゃないぞ。


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今日、中田が豪快にぶっ飛ばした一発は、ジャイアンツの追撃開始を告げるファンファーレ。
さあ、これから行くぞ。ここからが本番だと戦いの開始を周囲に知らしめる花火であり銅鑼の音であり。

これだよ、これが見たかったんだよ。
管理人は仕事で試合を見られなかったけど、スポナビの速報を見て危うく叫ぶところだった。ホントにうれしいときって、もう反射的にガッツポーズが出るね。いかに中田の一発を待ち侘びていたか自分でよくわかったよ。

チームを鼓舞する起爆剤になるには、やっぱりこういう打った瞬間に叫ぶような豪快なホームランなんだよな。ハイネマンや梶谷がタイムリーを打ってもこうはならない。中田か丸のどちらかがアーチを架けて、その一発でその試合をものにする。それを待ってたし今日は100点満点でそれができた。

待望の展開が出て、弾みを付けてドームに戻れる。いい勢いで阪神戦に臨める。
ここから先は1日ごと、一つの勝ち負けで状況が大きく変わる。高々と鳴り響いたファンファーレに乗り進め巨人軍。

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今日の智之は決して褒められたもんじゃない。それは見ていた人が感じた通り。

それでいながら、2回以降流れを一度も向こうに与えなかったのは、いいタイミングで3度(だよね?)飛び出した自身のナイスフィールディング。
あわや強襲ヒットになるような強い当たりのピッチャーゴロ、ピッチャーライナーを華麗に捌いてきっちりアウトにした。これ大きなポイントだったと思う。

ねじ伏せた三振も1アウト。
強烈なピッチャーライナーを捕っても1アウト。

いいピッチャーはピッチング以外にも武器を持ってることが多い。
牽制球が上手かったり、フィールディングが上手かったり、はたまたバッティングが得意だったり。自分を助ける術が本業のピッチング以外にもあることが多い。智之も御多分に漏れず芸達者なピッチャー。

今日、紙一重で打球がセンターに抜けたり、もしかすると智之の身体に当たってたりしたら、球場の雰囲気も相まってどうなっていたことか。KOされたとは思わないけど、7回まであんなにスイスイ行けたかはわからない。
今日は4度のゴールデングラブ賞を誇る己の芸で助けられたんじゃないかな?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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途中まで管理人は死んでいた。
もう絶対に優勝はない。今年はもうCS狙いに切り替える。そういう記事を書く気でいた。

でも、まだ死んでないんだな。うれしいよ。
坂本を始めとして、殴られてボロボロになりながらもまだ殴り返す魂があるんだな。その気骨が見られた。
ヘチマみたいなブサイクにサイクルヒットなんて不愉快な真似をされながら、それでもシュンとしないで胸倉掴んで殴り返せるんだな。ホントにうれしいよ。

首の皮一枚なんだと思う。
依然として状況は厳しいし、昨日の髙橋みたいな無様な小僧といい、今日のベンツといい先発はゴミしかいない。リリーフだって、1イニングを0にするのに生きるか死ぬかの大勝負をするレベルのカスしかいない。
でも、このゴミどもを率いて戦わなきゃいけないんだよ。他に選択肢なんかない。

まだかろうじて生きてるからさ、管理人もまだ信じるよ。
北村のホームランもうれしかったけど、何よりもキャプテンが闘志を剥き出しにして戦ってくれた。不愉快な気持ちを隠そうともせず、その思いをそのまま敵にぶつけてくれた。キャプテンがその気持ちなら管理人は何があろうと付いていくよ。

本当に試練の時だと思う。崖っぷちどころかもう底に落ちる寸前。
でもさ、今日のキャプテンの顔見たら管理人はまだ信じるよ。一蓮托生、信じて付いていくよ。

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今日は試合がないので特別編。
今年から東京ドームに新しいジャイアンツショップがオープンした。
コロナ禍でしばらくドームに行けていないジャイアンツファンの皆さんも多いかと思うので、今日はそちらのご紹介。



また、この場所が実にクセモノなのである。
赤く印を付けた22番ゲートと23番ゲートの間(前はお寿司屋さんがあったとこ)なのだが、これがもうジャイアンツファンの動線からは外れ切ったとこなのだ。
ライトスタンド、レフト巨人応援席は25番ゲート。一塁側内野席は20~22番、4階は40番で、22番から向こう側はビジターファンの行くエリア。つまり、普通にしてたら気が付かないような場所である。

何を隠そう、管理人が全く気付かずに見落としたw
昨日で今年4回目のドームだったけど、21番ゲートの横にある「BALL PARK STORE(ドームの物販といえばここ)」からジャイアンツグッズが減り逆に他球団のグッズが増えた印象を受け、これは何かあるんじゃないかと思い当たり調べて知った次第。いやはや情けない。



中はジャイアンツグッズしかなく、他球団ファンが入りにくいことこの上ない状態。
とはいえ、昨日「梶くんのタオルの隣に翔ちゃんのタオルがあるよー」とか言ってるベイスファンがいましたが(どうぞ、その翔ちゃんこと翔一さんをよみうりランドから引き取ってください)。

これからドームに行くジャイアンツファンの皆さん、ここもしっかりお見逃しなく。

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途中までキャプテンはキレながら試合に出ていたんではなかろうか。

・自分が2本もホームランを打っても追い付けない試合展開。
・神業みたいなファインプレーをしてやった直後にホームランを打たれる戸郷。
・1イニングすら0に抑えられない畠とデラロサ。
・下位打線がチャンスを作っても自分に打席を回せない尚輝松原の1、2番。

負けが続いている時のイヤな流れそのものの試合で、坂本一人が孤軍奮闘しているように見えた。


それがこうなる。
本当に本当によかった。
こういう時って、いざ最終回の逆転劇には坂本本人が関われないパターンも多かったりするのだけど、しっかり鮮やかな同点タイムリーを決めてくれた。あの一本で本人も気が晴れたんではなかろうか。

三嶋に助けられたと言えばそれまでで、反省材料は山のようにある。
だけど、今日に関しては過程より結果。そこに理由とか原因とかはいらない。この悪い流れの中で勝ったことが何よりも大きい。2勝3勝くらいの価値はある勝利だった。

9回表まではイライラしまくりだったけど、何もかも吹っ飛んでいきスッキリしたサヨナラ勝ち。そこそこの回数があるはずの管理人観戦試合でも歴代屈指の好試合になった。うれしくて少し泣けてきたよw

これを弾みに、今日を契機に。
坂本が頼れる背中を見せてくれてるんだ。キャプテンに続け。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ゲーム差がどうとか順位がどうとか、そんなことを言える状況じゃない。
いや、言える資格がないと言った方がいい。


普通に考えたら、今日は勝って連敗脱出のフラグが立っていた。
前日、3点ビハインドを追い付いた。それも9回2アウトから引き分けに持ち込んで、しかもそれは丸の涙のタイムリー。どう考えても流れが変わる節目になるはずだった。

なんだろうかこの状況は。
いきなり3点取られていい流れを全てぶっ壊した高橋もそうだし、チャンスらしいチャンスもなく淡々と負けていく打線にもうんざりする。
戸根はもうどうでもいいけど、明らかに不調なのを見て見ぬフリをしてた大江も盛大に燃えた。もう隠しようがないくらいに燃えた。

救いはなんだろう。
丸は見られるスイングしてたなあ。だいぶ戻ってきた気はするから明日に期待はできる。

キビシイなあ。
毎年毎年野球を見てるから、今が底でこれがいつまでも続く訳じゃないことなんかわかってる。
だけど、今日の試合は見るに堪えなくて本当に苦痛だった。野球観戦が苦行のようだった。
3ゲーム差で3位か。うん、ここが正念場。思わぬ形でやってきた正念場。うん、頑張れ、いや頑張ろう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほんの一週間前、ジャイアンツファンはエース菅野の劇的な復活に沸いた。
欠けていたピースが揃った。これで優勝街道まっしぐらと、前途洋々とした未来の夢を描き、だいぶ楽観的に見通しを立てていたはず。


それがこうなる。
その夜を最後に一週間勝ちなし。全てが負けじゃないのは救いだけど、チーム状態は非常に非常に悪い。打てない、抑えられないにエラーや采配ミスが合わせ技で降り掛かり、なんだかもうやる前から負けている感がある。

今日の試合一つ取っても、初回から不要な盗塁失敗で流れを失い、あれよあれよという間にその裏に先制を許す。作ったチャンスもバント失敗ゲッツーで潰し、実りかけたチャンスもホームクロスプレーで失う。気落ちしたところにエラーが重なり中盤にして試合終了。なんというか、ずっと押されてたよね。


たった一週間でまさかのどん底だけどこれがプロ野球。これが半年かけてやるペナントレース。野球にあまり興味のない人からしたら、「あれ?この前まで巨人すごく調子いいって聞いたよ?」ってなるのよ。あっという間に天国と地獄が入れ替わる。

だから、逆に言えばこのまま終わりゃしないよ。
必ずまだひとヤマふたヤマあるし、ここから先がラストスパート勝負だよ。丸がひどいスイングしてるのがとてもとても気になるけど、チーム浮上のカギを握るのも丸か坂本しかいないよ。岡本は状態悪くないから、丸か坂本どっちかが劇的に活躍したところがきっかけになると思うよ。

ただ、それに関して一つ。
梶谷の為に空けておく席はあっても、新外人を試してる余裕なんかもう無いだろよ。
中田みたいに周囲が納得するくらいの時間をかけてるヒマなんかないし、そうこうしてるうちにペナントが終わってまう。今から連れてきてどうするつもりなの?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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やってしまった。
これはもう誰の目にも明らかで、今日の試合の分岐点として100人が100人同じポイントを挙げる。

なぜ坂本を下げたか。
しかも、坂本はバッティングの内容が悪くなかった。にも関わらずなぜ下げた?

ただ、原も素直に己のミスを認めてるからこれ以上言うまい。
ここまでやらかしたら、そりゃもう間違いなく誰よりも後悔して今夜は眠れない夜を過ごしてるはずだからな。

そして、それと同じくらい腹が立つのが、坂本の足元にも及んでないその他大勢以下の人たち。
まあ、若林にも廣岡にも期待すべきじゃないんだよな。この程度の連中にショートなんて任せるべきじゃないし、廣岡にチャンスをやるなら北村を育てた方がよっぽどいいよ。若林はもう尚輝と比べる対象じゃなくなったし、キムタクでも寺内でもなくこれじゃ古城の後釜くらいになれれば御の字だ。古城と違ってミスが笑えないから性質が悪いんだけど。

まあ、ここから建て直そう。まだまだチャンスはあるから。
残り10試合とか20試合じゃなく、38試合ある状態で底が来たから良しとしよう。落ちたら後は上がるだけ。最低の3試合だったけど、2週間後のドームでやり返そう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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こういう夜は、いつもより身体をキレイにしてゆっくりゆっくり寝よう。

歯磨きも念入りに。

ハミガキをたっぷり付けて、奥歯も歯の裏側も普段あまり磨かない舌までゴシゴシやろう。ハイ、ゴシゴシゴシゴシ。

シャンプーもボディシャンプーもいつもよりたくさん使おう。
泡だらけになって、いい香りに包まれて、熱めのシャワーを浴びながらいろんなものを洗い流そう。

いつもは朝に剃るヒゲを、夜のうちにキレイにするのもいいかもしれない。
気分転換にツルッとした顔でベッドに入ったら、いつもより気持ちよく眠りにつけるかもしれない。

寝酒も多めに。
今日の気持ちを明日に持ち越さないように、一度寝たら朝まで寝続けるように。

だって、やることはやったんだから。
四の五のくだらない分析はいらない。やることをやって、打つべき手を打って、上回るところは上回って凌ぐとこは凌いでそれでも負けた。
・・・なら、しょうがないじゃんw
今日は負ける日だったってことだ。それ以上でもそれ以下でもない。
「クソして寝ろ」ってこういう時のためにある言葉で、いつまでもグジュグジュしてるならさっさと寝ろ。坂本みたいに強いヤツは間違いなくそう割り切ってるぞ。

明日だ明日。
まだやり返すチャンスは39試合もあるよ。
思ってたよりも阪神は簡単じゃないなあ(阪神のくせにw)って分かったのが昨日と今日の収穫。その方が後々おもしろいからええよ。
まだまだ先は長いから、イライラしてたりグジュグジュしてるくらいなら、歯磨きして頭と身体を洗って酒飲んで寝るべし。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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これはもう確実に見覚えのあるパターンである。
並のピッチャーならとっくに代える局面でも、ここを乗り切って一皮剥けろとばかりに戸郷を引っ張る。
引っ張ったんだけど、その期待に応えられずに試合がぶっ壊れる。
何度か見たどころか、割とよく見ると言いたくなるくらいのテンプレートである。

原の気持ちはわかる。
「いや、わからない」と言う人もそこはわかってほしい。今日の序盤~中盤を見ての通り、戸郷の能力は非常に高い。ポテンシャルがなんとかとかいう曖昧な表現でなく、実際の試合であれだけの内容でスイスイ投げられる。コントロールはピタッとくるし、球のキレも非常にいい。やっぱりその他大勢のピッチャーとはモノが違う。
その若きエース候補を、なんとかもう一段階段を上らせようとピンチでもあえて代えない。それは非常によく理解できる。客観的に見ても、戸郷という投手が目の前の勝ち星一つと引き換えにしてでも、託して投資してみたい素材であることは間違いないと思う。

でも、もう今年はやめよう。もうその時期じゃない。
戸郷の未来と引き換えに捨てられる星はもう無い。
ランナーを出すとガラッと変わってしまうピッチングに、見ているこっちもちょっと滅入る。コントロールはぐっちゃぐちゃになるし、露骨にメンタルが乱れて、それまで積み上げてきたものを自分で壊すようなザマを見せられるとなんだか悲しくなる。

そもそも、6回7回に決まってこうなるってことはスタミナ不足も大きいんじゃないのかな。それはもう、キャンプの身体作りからじゃないと対応できないだろ。

まだまだ道半ば。
期待の若手一番手なのは間違いないけど、生え抜きエースの座へはまだまだ遠い。煉獄さんの言葉を借りれば、第1歩を踏み出したばかりでエースまではまだ1万歩あるよ。
引っ張らずに崩れ始めた段階でスパッと代えれば戦力にはなるから、戸郷に投資するのは来年以降にしよう。管理人も戸郷を嫌いになりたくないから頼むわ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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3回表くらいから管理人はずっと涙目だった。
あぁ、智之だ。これは智之の球だとなんだか込み上げるものがあった。

正直、ストレートの威力には不満が残る。
再三、赤星に指摘されていたように引っ掛かって制球できていなかったし、管理人の知る智之のストレートはもっともっと力強い。

今日、出色だったのはスライダーとカッター。
前回書いたけど、智之のスライダーは途中までストレートに見えて途中でクッと曲がる。
カットボールはいわば小さいスライダー。ストレートとスライダーの中間にある球だから、打者も騙されて翻弄されるし外の出し入れも更に活きる。
今日は初回から1球も見逃すことなく見られたけど、スライダーとカッターの軌道が管理人の知るそれだった。

うん、行ける!
そう思ったのは管理人だけじゃない。誰よりも智之を知る相棒小林がしっかりそれを察知して理解してくれた。
菅野智之の取扱説明書を誰よりも読み込み、徹底的に理解しているからこその今日のリード。ツーシームやフォークは見せ球捨て球にして、だからこそまだまだ長いイニングいけるぞと相手に懐の奥深さを見せつけるかのようだった。前回、無駄にカーブを多投させた大城とは雲泥の差があったね。

常時100点じゃなくても、その日の一番いい球を見付けて、それを軸に組み立てなおして軌道修正していけるのが智之だった。今日はそれが見られた。
そして、間違いなくこれは小林の功績。やっぱり智之には小林。いわゆる「スガコバ」でこの先もいけばいい。急造のコンビもどきより長年相親しんだ相方だよ。

大エース様がこれだけ投げられるなら、三つ巴のセリーグ勢力図が一気に変わる。
中途半端な好投じゃなく、これだけ圧巻の内容で戻ってきてくれたことで大きく局面が動いた気がする。大きな声じゃ言えないけれど、管理人は今日9月1日が大きな大きなターニングポイントになると思うよ。

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ヤクルトの左ピッチャーが出てきた。
代打で陽の出番もあるかなあ、なんて思ってた。

・・・あれ?代走で陽が出てきた。
・・・・・・守備にも就かず下がったw

この辺が原だよなあ。こんなの誰にもできないよ。矢野になんか死んでも無理だ。
陽が今置かれている立場は推して知るべし。ネットでもいろいろネタになってるから、巨人ファンじゃなくても彼の首元に秋風が吹いているのは知ってる。

そんな中、ついこの前一軍に久々に上がってきた陽。

普通なら何打席かチャンスがあって、そこで打てなければその結果をもってして周囲を納得させる。それがまあ普通のやり方。

ところが、この前の試合も途中から守備で試合に入って、チャンスで打席が回って代打を出された。そして今日の代走要員的起用。

・・・これ、打席を与えられて打てないよりよっぽど堪えるよ。
おまえの序列はもう一番後ろなんだと、当たり前に打席があると思うなよと、否が応でも己の立場を思い知らされる残酷な起用。管理人が陽なら、こんな雑な起用ならむしろ使ってくれるなとさえ思うねw それこそが原の狙いでもあるんだろうけど。

まあ実に原だなあというか、二軍で干すんじゃなく、それよりもキツイやり方で自分の立場をわからせるすごい采配。プライドをガッツリへし折って、そこから這い上がってこいと谷底に叩き落しているかのように見える。うん、思えば2009年2010年くらいの李承ヨプもこんな起用をされてたよw

陽よ、この屈辱を糧にして甦れ。これで終わりじゃなく、ここを経て原は必ずまたチャンスをくれるはずだから、そこで意地を見せてくれ。
このまま退団するか、もうひと花咲かせてここに陽ありと示せるか。
試合の内容には直接関係ない場面であれ、管理人はしっかり見てるぞ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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まずは奪還である。
こっちのチーム状態が良くないこともあって手放しでバンザイという訳にもいかないけれど、やっぱり定位置に戻ってこられたのはうれしい。

3チームが一進一退みたいな状況で、抜け出すきっかけになるとすれば直接対決。誰しも薄々そう感じ始めてきた中、いよいよ直接対決6連戦が始まる。なんとまあよくできたストーリーだ。
火曜からヤクルト阪神の順番で当たるけど、ヤクルトの2戦目3戦目は京セラドーム開催。阪神3連戦は甲子園。そう、これはまさしく夏の終わりにやってきた大坂夏の陣。

管理人の本音としては、この6連戦で首位に上がれればと目論んでいた。予定より少し早くサイクルが回った。これはジャイアンツがどうこうより、タイガースが落ちてきたって表現が相応しい。
ジャイアンツ、タイガース、スワローズ。それぞれにアップダウンがあって、怪我だ不振だも含めて大人数で半年以上かけてやる人生の縮図のようなペナントレース。毎年毎年同じことを書いてる気がするけど、ペナントって長いのよ。夏にもならないうちから「優勝や!」って大騒ぎして特番やったりするのがいかに愚行かって話ですよ。

楽しいね。まだまだここからひとヤマふたヤマあるけど楽しみ楽しみ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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解説やってた川相、「よくなってきてますね」とか軽々しく言うな。何を見てんだおまえは?

菅野智之のストレートとは、まるで二段ロケットのようなストレート。球速はそれほどでなくとも減速が少ないから伸びを感じるし、なんというか質感が重い。
スライダーにせよフォークにせよ、変化球だって軌道が違う。途中までストレートに見えた球がくッと変化するから空振りが獲れる。

今日そんな球が1球でもあったか?
3失点した初回と比べての話なのは理解するけれど、それは菅野に対して使う文法じゃない。その物差しはそれこそ桜井や戸根に使え。

ガンの数字が速かろうが遅かろうが、特に見るべきところのない普通のストレート。投げた瞬間に変化球だと判断できて、真ん中付近に吸い込まれていくスライダー。
そして球の質もさることながら、智之の一番の武器だった精密なコントロールはどこにいった。

今日マウンドにいた18番は智之じゃない。よく似た別人だ。
騙し騙し上手くかわして投げてるようには見えたけど、この程度の球しか投げられないなら相手がどこであれ通用しない。

もしかして、これで終わってしまうのだろうか。それほどまでに絶望感がある。今年の前半、ノックアウトされた試合でもいくつか見るべきものはあった。でも今日は何もない。違う人が違うピッチングスタイルで投げて打たれてた。ただそれだけだ。
管理人も現実を理解し、少し頭と気持ちを整理する時間が要る。これは深刻である。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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