いいよ、笑いたきゃ笑えばいい。
管理人だって、ネットの速報で1回表の5失点を見たときには爆笑したもの。
5連敗中のチームの全責任を負った先発マウンドに上がる身で、狙ったように5失点するとかこれはもういったいどういう冗談なんだ大竹よ。もう、一周回って爆笑したぞ。
こんなクソみたいな試合で、全ての巨人ファンが死にたくなるような試合で、それでも管理人が記事を上げようと思ったのには訳がある。
5回表、代わったばかりの田原のピッチング。
実況の「シュート回転して・・・」に対し、解説をしていた原の「シュート回転したんじゃなくシュートさせたの!」の切り替えし。
・・・なんかね、とてつもない愛を感じて泣けたよ。
BSだろうがCSだろうが見ている人は数十万人いや数百万人いて、それだけいる人の中には実況の言葉を真に受ける人もいる訳で、そこに上司として部下を守ってやる大きな愛をしっかりと感じた。
俺の部下はこういう意図でこういう狙いでしっかりと仕事をしてて、それを間違うことなく理解してやってくれっていう原の親心が見えた。
今の監督にこういう気概があろうか?
部下を守ってやり、矢面に立って戦う気骨がどこにあろうか?
チームを離れても尚それでもジャイアンツ愛に溢れ、共に戦った選手を立場は違えど守ってやろうとする原さんのジャイアンツ愛に涙が出たよ。
それとは逆に、今の監督は1ミリたりともジャイアンツに興味はあるのだろうか?
人は愛されたいし愛したい。これが世の中の真理。
それを体現してくれた背番号88が恋しいし、彼がベンチにいてくれたら、この暗黒の連敗地獄も糧と感じて前向きに思える。・・・ねえ原さん、あなたがジャイアンツに残してくれたものは、プラスの面だけじゃなく、こうして管理人みたいにいつまでもあなたの幻影を追い続ける亡霊をも生んだんです。
そして、あなたならこの局面に正面から対峙し、愛を持って難局を乗り越えてくれるものと思います。
原さん、願わくば来年1年戦う体力作りをしていてください。管理人はずっとずっとその夢を見ています。
まあ、落ち着きましょうや。冷静になりましょうや。
オープン戦で優勝なんてしたもんだから外野は妙に盛り上がってたし、解説者陣の順位予想でも意外にもジャイアンツ優勝が多かったもんで、なんだかのぼせ上がって夢見てた。2月くらいまでは今年もダメだろうって空気が支配的だったのに、なんだかあれよあれよと世論に釣られていけるような気になってた。
・・・そんなジャイアンツファン多いでしょ?
そこに冷や水をぶっ掛けるような開幕戦。エースはらしくないピッチングで燃え上がり、打線は去年のデジャヴのような貧打祭り。
まざまざと現実を見せられ、夢も酔いも醒め叩き付けられる2018年のリアル。
でも、管理人はこれでよかったと思ってる。
いずれ剥げるメッキなら早いとこ剥げりゃいい。
20勝を目指す菅野でもこうなることもある。昨日今日出てきた若手がそう簡単に打てるはずもない。これを踏まえて、自分の立ち位置を見つめてチャレンジャーとして戦っていってこそ2018年ジャイアンツ。王者でも球界の盟主でもなく、ジャイアンツは一球団にしてチャレンジャー。それを理解するいい試合になったと思う。
そう、ジャイアンツは挑む立場。驕ることなく上を目指し、胸を借りる立場。
そして、今年もこの季節が来た。
勝った負けたどころか、打った抑えたに一喜一憂し、まるで自分のことのようにジャイアンツのことを捉え、チームと共に笑い共に泣き一緒に歩く季節が来た。
東京は例年よりも早い桜で既にもう散り始めているけれど、今こうしてしみじみと思う。あぁ、今年も春が来た。
さてさて、まだ2月4日ではありますが、本ブログ読者の自称「亀井ギャル」こと俗称「宮崎のおばちゃん」もぐさんから届いた宮崎キャンプレポート。
おばちゃ・・いや亀井ギャルは仕事が変則的なシフトになってしまい記事を書き上げる余裕がないとのことで、今年はいただいた写真の羅列になりまする。
亀井ギャルはその名の通り亀井ファン。
今年の亀井さんは二軍スタートとあって、当然のごとく二軍キャンプ地を訪れたもぐさんなのでした。
まあ、二軍といっても亀井さんの他にも内海、澤村、大竹、宮國、山口、脇谷、中井、石川、立岡なんかがいる訳で、見ようによっては一軍よりも豪華なメンツ。これだけタレントがいると退屈しないわな。
そして愛のこもったベストショット。打つ瞬間の亀井さん。
せっかくだから二軍だけじゃなく一軍も見に行けやー、と管理人にせっつかれて一軍キャンプに移動してくれたもぐさん(なんでも一軍キャンプ地と二軍キャンプ地は徒歩15分程度なんだそうだ)。
おばちゃ・・、いやもぐさん今年もありがとうございました。
第2弾第3弾も余裕があればお願いします。今年は文章書かなくていいので見に行く機会があればまた写真送ってくださいな。
無事、日本の完勝、完全優勝で幕を閉じた稲葉ジャパンの初陣。
最後の最後に好投した田口がジャイアンツファンの溜飲を下げたものの、野手で唯一選ばれた宇佐見は左手首のケガでせっかくの機会を辞退した。
宇佐見の手首・・・。
多くのジャイアンツファンはざわっと過ぎった胸騒ぎを、あえて見て見ぬフリをして過ごしてる。
時は春に遡る。
当時はまったく無名の若手だったから誰も気に留めなかったものの、宇佐見は4月に右手首有鉤骨骨折で手術を受けている。
右左の違いはあれど、また同じ手首を痛めての離脱。ざわわっとイヤな予感が胸を過ぎる。
宇佐見のようにグリップの低いバッターのバッティングは、それすなわち手首の強さを活かした打法。ボールに最短距離でバットをぶつけ、上下動の無さをリストの押し返しの強さでカバーするバッティング。
そういう打者が手首を痛めたことは、普通に考えてもちょっと重い。
そして、ジャイアンツファンであるならば、「有鉤骨骨折」というキーワードにピンとこないはずがない。
原ファンである管理人はこの映像は涙なくして見れないし、何度見ても号泣してしまうのだけれど、ここで抑えてほしいのは打者にとって手首を折るということの重要さ。
悪い予感しかしないし、言葉を選ばず言えば2013年に膝を痛めて中井が離脱して、復帰後まるで別人になっていたことが重なって仕方ない。
杞憂に終われ・・・、杞憂に終われ・・・。