球場に行くとわかることだけど、その実績や知名度と比較して異様なまでに人気の高い選手がいる。
近年のジャイアンツにおいてそのポジションは石川。
若い女性ファンが石川グッズを持っている姿をドームでよく見かける。非常によく見かける。
今年背番号が変わった石川だけど、49番のユニだったり36番のTシャツだったり、とにかく若い女子が石川グッズを持っている。若さ、独身であること、ズムサタで見せる個性。女子人気が高いことは頭では理解できるけど、本人が一軍にいない時期まで女子高生と思しき女子たちが石川グッズを身に纏って観戦してるとなると、こりゃもうオッサンである管理人としてはなんだか驚いてしまう。だって、石川って成績としては取るに足らない選手だからな。
石川を石川たらしめてるというか、レギュラーを獲れない中途半端な選手にしてしまっている要因は守備力。
まあズンドコ。まるでセンスが無い。これに関しては先日のナゴヤドームでもその見本みたいなひどいプレーがあったし、野球をちゃんと見られる人には説明不要だと思う。
足も特筆すべき点なし。となると、この選手が生き残るにはもう打って打って打ちまくるしかないってことになる。
去年まで比較対象だった中井と見比べたって、中井はセカンド、サード、ファースト、レフトができた。いや、例え下手であったとはしても。
今年右の代打枠で比較されるなかじませんしゅでも、全盛期はショートをこなした選手で、内野のポジション全てを守ってきたキャリアがある。それと石川を比べるとやっぱり守備力の低さは否めない。
そういう一芸特化みたいな選手になると、その打席にかかるプレッシャーは倍増する。そりゃそうだ。打てなきゃゼロみたいな常に崖っぷちの状況なんだもの。
そんな選手がこのところ凡退続き。いったいなんでコイツは一軍にいるのかと、周囲の見る目がどんどん冷ややかになってくる中での起死回生サヨナラホームラン。
おめでとう慎吾。
これで来年もジャイアンツにいられるな。ホントにおめでとう。そして、あのせんしゅが一軍に上がるのを阻止してくれてありがとう。
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