巨人の二岡智宏内野手(32)、林昌範投手(25)と、日本ハムのマイケル中村投手(32)、工藤隆人外野手(27)の2対2の交換トレードが合意に達したことが10日、明らかになった。
http://www.sanspo.com/baseball/news/081111/bsj0811110504000-n1.htm
サンケイスポーツ抜粋
確かにね、アレが起きた時はすんごく腹が立ちました。
別に事の中身をどうこう言う気は全くありません。グラウンドの外で何してようが、犯罪さえ起こさない限り自由です。
ただ、チームが二岡の帰りを待ってる時に、ファンもナインも「二岡がいれば」、「もうすぐ二岡が帰ってくる」と思いながら戦ってるときに、それはないだろうと。さすがに非常識すぎるだろうと。
ただ、こうして現実のものとなると複雑ですわ。特別、彼のファンではなかったけれど、ここ10年のジャイアンツを語るときに、二岡は間違いなく避けて通れない存在でした。
入団1年目から即レギュラー。上原と同期でなければ、確実に新人王だったに違いない、川相の後を継ぐ大型ショートの誕生でした。その後も、ほぼ毎年打率280前後、ホームラン20本前後の安定した成績。近年、守備面での衰えが見えてきてましたが、それでも今年のアレまでは「きっと二岡はやってくれる」、「坂本からショートの座を取り返すに違いない」と信じてるファンが大勢いました。
ドームでも背番号7グッズは売れ筋商品。今でも7番ユニを着たファンはかなりいます。
ライトに打つホームランは、もはや芸術の域。練習して、というよりか、あの右打ちはきっと天性のもの。清原とはまた違った、「右打者の右打ち」の一つの完成形でした。
第71代 読売ジャイアンツ4番打者
第15代 読売ジャイアンツ選手会長
一度の過ちにしては、その代償が大きすぎたなぁ・・・。環境を変えてあげた方が、二岡にとってもいいのかもしれないけど。そうとでも思わなきゃやりきれない気分だわ。
札幌ドームじゃ右打ちしてもスタンドインしないだろうし、代わりに来るマイケルもなんだかイマイチ・・・。数試合しか見てないけど、あんまりいい印象無いなあ。工藤に至っては、鈴木×0.6くらいの選手で、巨人に来ても守備交代要員にしかならないよ。巨人のファンも、日本ハムのファンも両方憤ってて、両方不満に思ってる世紀の大型トレード。これ誰も得してないんじゃない?
「こうなるだろう」とは思ってましたが、「こうならないでくれ」の気持ちもあって、加えて、「まさか今年じゃないだろ」もあって、なんだか言葉にしにくい心境です。
ただ、頑張ってくれ。これで終わるような選手じゃないはずだ。もう一花咲かせてくれ。そして、交流戦でドームに帰ってきたら、俺たちが日ハムファンよりも遥かに大きい拍手と歓声で出迎えてやる。二岡、頑張れ。
(もう「ゴーゴー におっか!」もやれないのか・・・)
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