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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。おい琥珀、5月のコメント今気づいたぞごめんなw     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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ちょっと古い話題になるけれど、今年の各賞が発表。
MVPは菅野くん。ベストナインには菅野と阿部。ゴールデングラブは阿部と村田。

・・・しょうがないっちゃあしょうがないけど、優勝した割には寂しいよなぁ。
「個の弱さ」を「集団の強さ」が上回って勝った年だからまあ納得なんだけど、それにしたってなんだか苦笑いをしてしまうような寂しい結果。坂本や長野は掠りもしてないしな。

そして、その菅野、阿部に対しても物言いは付く。
菅野くんは「優勝チームを牽引したエース」よりは「相対的比較においてのMVP」の方がしっくりくる。阿部も他球団にそれ以上の捕手なんかいないことを百も知りながら、例年と比べるとベストナインの中で場違い感がすさまじい。唯一手放しで納得できるのは村田のGGくらいか。

これはやっぱり、求められていることに対する達成度の低さが原因。タイトルを獲ってようが、同ポジションの比較で頭抜けてようが、彼ら本来の実力からすれば物足りなく思われる。
簡単に言えば、同じ10勝10敗でも大竹だったら評価されるし、菅野や内海だったら叩かれる。澤村が10勝10敗で叩かれまくってきたのも、もっとやれる、もっと勝てると期待を持って見られてるから。脇役もいれば主役もいるし、前菜もあればメインディッシュもあるって話。

その役割という意味においては、今年のジャイアンツで評価されるべきはごくごく僅か。
井端、小林、大竹、青木、香月あたりは期待通り、予想通りの仕事をした。それが活躍とか貢献とか表現されるかはまた別の話。求められていることをしっかり遂行した人たちだと言っていい。
期待、予想を超えられたのは、小山、江柄子、アンダーソン、尚広、亀井、橋本、大田、それと隠善。「隠善?」という声に答えるならば、それが活躍とか貢献とか表現されるかはまた別の話、と繰り返しておく。

ランク付けみたいでシビアな話になるけれど、ある程度の年齢に達した選手はこう見られても仕方ない。それがFA加入で来た選手なら尚更。管理人の中では相川に求めるものも金城に求めるものもしっかり出来上がってる。
若手は、というか若手と呼ばれるうちに、このランクを自力で引き上げるのがプロ野球選手の仕事。橋本も小山も来年は違う物差しで測られる。

そう考えてジャイアンツを見ると、もうMVPはダントツで尚広なんだよな。
本来は本当に地味な役割のはずなのに、今じゃ勝敗を大きく左右するキラーカードになった。求められる役割の期待値を大幅に超えたどころか、主役級がそろってだらしないもんだから脇役が完全に主役を食ったような状態になった。

記録に残る部分としては代走40回で本塁生還22回の驚異的生還率くらいで、盗塁数も成功率も実は過去数年よりも良くない。数年後に記録だけを振り返ったら何の印象も残らない成績。
だから、今年一年しっかり尚広を見ることができて幸せだと思うし、2014年の鈴木尚広のすごさを記憶に留めておくこと、機会があれば人に語り継ぐことはファンの使命だとさえ思う。
賞賛の言葉くらいしかあげられないけれど、管理人にとっての2014年MVPは本物のスピードスター鈴木尚広だ。


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   /|:: ┌──────┐ ::|
  /.  |:: |松坂3年12億| ::|
  |.... |:: |         | ::|
  |.... |:: |中島3年12億| ::|
  |.... |:: └──────┘ ::|
  \_|    ┌────┐   .|     ∧∧ 気が狂っとる
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     (  _)
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_,   )
            /             \  `
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好きな作家の一人。それどころか、かなり上位に位置するのが宮部みゆき大先生。
大先生はかなり作風に幅があって、時代ものやファンタジーものは管理人の管轄外なのだけど、この人が書くミステリーは別格。国内屈指の書き手に間違いない。

その大先生が10年かけて書き上げた超大作「ソロモンの偽証」。見ての通り文庫にして6冊の大ボリューム。模倣犯も相当な大作だったけどそれ以上。

読了。
・・・うーん、なんとも言えない。いや、決してつまらなくはない。ちょっと現実離れした設定に入っていけるかどうかが最初の鍵だけれど、管理人はむしろこの設定の中で何を書きたいのか楽しみになったくらいで、特別無理のあるシチュエーションではない。
さすがに登場人物は見事なまでに息吹いてる。一人二人じゃなく、主要キャラのほとんどがその人間性、性格、その奥にある日常まで透けて見えそうなほど丹念に書かれてる。この辺は大先生の真骨頂で、本作もそれは健在。
いつもの通り、犯人探しに力点は置かれていない。宮部みゆきの作品は「推理小説」ではないから。鮮やかな構成で、登場人物ごとの視点をクロスオーバーさせてくるのも大先生の得意技。話はうねるように展開されていくし、伏線の回収、たたみ掛けるようなまとめ方も巧い。

でも、なんだろな。本を読むスピードは速い管理人がなかなか読み進められなかったし、続きが気になって仕方ないとか、寝食を忘れて没頭するとか、そういう感覚にはなれなかった。入っていけなかったと表現するのがいいかもしれない。
「つまらない」なんて言う気はない。大先生へのリスペクトを抜きにしても、絶対につまらないと評されるべきではない。でもなんだろう、この釈然としない思いは。
春に映画化されるそうだから、それを見て考えてみるか。模倣犯みたいな邦画史上に残る駄作にならなければいいけれど・・・。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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相川獲得がピンズドの補強であったことを認めながらも、やっぱりこう人的補償というのは気になるし、釈然としない思いにさせられてしまう。
観測気球のような記事、牽制、挑発のような報道も含めていろいろと言われているけど、実際のところはどうなんだろか。ファンがこんななんだから、プロテクトの当落線上にいると言われている選手の心境たるや察するに余りある。補償になる選手にまったく非がない上、本人の資質に因る話ですらないとこにこの制度の理不尽さがあるよな。

さて、ポジションごとに考えてみる。
ピッチャーは、久保、福田、青木、香月あたりはプロテクトされない。でも、プロテクトしなくても獲られない。後述のメンツと比べて、この「実績はあるけど伸びしろが無い選手」を獲る理由がない。
宮國はきっとプロテクト(管理人は不満ですがw)、今村もきっとプロテクト対象。松竜以下、上で何の実績も無い選手は対象外だけど、あえて獲られるに値する選手もいない。
となると、やっぱり江柄子、田原あたりが本命に感じるけど、正直この辺りの選手ならチーム事情的にはそんなに痛くない。二人には大変失礼だけど、そんなに影響ないかもな、という気はする。土田も外れそうで、これもこれで本命の一人。

キャッチャーはない。相川の抜けた分って考え方もあるだろうけど、わざわざこの宝の山から加藤だ河野だは選ばない。
内野はヤクルトさんのチーム事情的に無い。プロテクト漏れする中で目玉は藤村だろうけど、セカンドに山田がいてサードに川端がいるチームが、あえて藤村を狙うことはないと思う。
井端はプロテクト外だけど年齢的に先が見えてる。寺内はプロテクト。大どんでん返しがあるとしたら、将来性に懸けて坂口、大塁あたりかね?

外野。まず残すメンツを考える。長野、亀井、由伸、橋本、尚広、大田。
ホントはここに中井も松本も加えたいけれど、外国人の分も考えると外野で6人囲ってるだけで十分なんだよな。中井は内野で考えてプロテクトしてくれるものと信じて、それでも残るのは松本、横川、隠善、矢野。これはやっぱり「大本命松本」って言われるのも無理ないよな。管理人は松本が大好きだから、できることならプロテクトしてほしい。レギュラーじゃないにせよ、守備に難のある選手が多い中で、試合終盤の守備固めとしては欠かせない。それに、松本の守備は相手にダメージを与えられる攻撃的守備。代わりになる選手がいないほどの驚異的守備力。残してくれないかなぁ。松本が抜けたら管理人は寝込んでしまいそうだ。

まとめると、◎松本 ○土田、江柄子、田原 △阿南、公文 ●坂口  って感じかね。
たぶん12月半ばくらいの発表だろうけど、それまでは100%悪い意味でのドキドキが続くなあ・・・。



    セペダもってけセペダ
  E|
  ||  ∧_∧
  ノ_ヽ (*´Д`)_
 ∥日| /   |¢、←錯乱
_∥本|/ /    ̄ヽ)
\∥酒|L二⊃ ̄ ̄\
∥\ー′ (<二:彡)\
∥\∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥
  ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥

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昨夜、深夜番組に阿部が出ていた。フジの「グラジオラスの轍」という番組らしいのだけど、一年間ずっと阿部に密着し、その時々のインタビュー、試合映像とごく最近撮ったと思われるインタビューをクロスさせて、今年一年苦しんだ阿部の心情にスポットを当てる内容だった。

正直、番組の出来はお粗末。阿部がいかに苦しんでいたか、忸怩たる思いでいたかは伝わったけれど、結局阿部の劇的な復活もなく、日本一奪回を目指したチームもその前段階で力尽きたのだからサマにならない。
それならそれで、結果はもう1ヶ月以上も前にわかっていた訳だから、それに応じた編集というか番組の方向付けをすればいいのに、ただ淡々と繋げてるから平面的な番組になる。午前2時過ぎまで見た番組としてはいささか味気なかった。

ただ、そんな中でもはっきりと伝わってきたのは、打者阿部の復活に賭ける思いの強さ。
そして、昨日こんなニュースも出た。

【巨人】坂本、新主将最有力!阿部「今年で終わり」

「扇の要」だけでなく「キャプテン」の座も退く訳だ。
8年もの間キャプテンを務めてきた訳だからちょっと寂しい気持ちにもなるけれど、やっぱりここに見えるのは並々ならぬ阿部の決意。「キャッチャーだから」「キャッチャーとしては」「キャプテンだから」、それらのエクスキューズを全て捨てて臨む2015年。どこにも逃げ道が無い状態になったし、その退路を断った戦いのサイは既に投げられた。
昨日、本人も口にしていたけれど3割30本がノルマ。仮にそれをクリアしても、ゴメスやエルドレッドと比べられて「物足りない」なんて声も上がるかもしれない。来年開幕直前に36歳になる男が挑む修羅の道。

来年はもう誰のファンとか関係なく、全ての巨人ファンは阿部の一打席一打席を真剣に見るべし。ぶっちゃけた話、来年も今年みたいな成績なら阿部は現役に固執しないんじゃないかと思う。
14年間で346本塁打1,037打点を挙げた大打者が挑む崖っぷちの戦い。そこにどんなドラマが待っているか、首を長くして春を待つべし。

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【巨人】豊田投手コーチを澤村リリーフ転向の教育係に指令

いつか取り上げたかったことがちょうどニュースになってた。

先発とリリーフってのは、求められるものが違う。
先発はある程度球種の数が必要だし、自分でペース配分して長いイニングを投げられるようにする技術も求められる。
一方、リリーフはほぼ全球全力投球。球種の豊富さよりは、速いストレートと何か一つ空振りの取れるウイニングショットがあることの方が大事。ストレートとフォーク、ストレートとスライダーみたいにほぼ2種類の球だけでやってるピッチャーも少なくない。

必要な要素が異なることがはっきりしてるから、この件についても、澤村はリリーフ適正があるとか、西村は先発もこなせるだろうとか、外から見た部分だけでジャッジメントしてしまいがち。かく言う管理人もこの前そう書いたし、何年も前から似たようなことを書いてきた。

・・・でも、これぞゲーム脳ってヤツなんだよ。
ゲームなら適正数値で表現されるような話なんだろうけど、あいにくこれは生身の人間がやるプロスポーツだ。ストレートが150キロ出るから抑えができるとか、スライダーの変化数値が高いからリリーフ向きだとか、そういう話じゃない。

先発なら投げるのは週に一度。登板日も前もって知らされてるし、「投げた○日後は完全オフ」とか各球団で決まってるから調整もしやすい。
でも、リリーフだと毎日ベンチに入って、毎日ブルペンで肩を作らなきゃいけない。試合展開に応じて6回あたりで投げる日もあれば、延長に入ってから投げる日もある。そのほとんどが僅差の展開で、先発の勝ち星を消しちゃいけないプレッシャーと戦いながらのマウンド。
先発の頃はあり得なかった3連投なんかも出てきて、疲れの取り方、肩の休め方も大きなポイント。そして、なによりも自分が打たれて負けた次の日だろうが、出番が来れば投げなきゃいけないメンタル面の調整が大事。これらはやらせてみるまで本人にもわからん。性格とかの部分も多大にあるもの。

で、何が言いたいかというと、リリーフを指導できるのはリリーフ経験者だけだってことなんですよ。これ当たり前なんだけど、意外に浸透してないよな。
投手コーチって、まあ当たり前だけど現役時代にエース級だった人が多い。ほとんど先発しかやってこなかった人が、いったいリリーフの何を指導し何を矯正するのか、これはホントに不思議で仕方ない。斎藤や川口がリリーフに何を教えられるというんだか?(川口の晩年は「リリーフ」じゃないからな。あれは紛れもなく敗戦処理だ)

だから、豊田さんが澤村に付いてくれることで安心した。豊田さんは現役時代クローザーとセットアッパーを務め、157セーブ81ホールドの金字塔を残した人。越智と山口から師匠と慕われ、進んで後輩の指導をしてきた人間性の良さも折り紙つき。最上級に適任だと思う。
豊田さん頼むで。澤村という選手がここまでで潰れるか、それとも素材の良さ通りにようやく才能開花するかはあんたにかかってる。澤村には何の思い入れもない管理人だけど、後ろにあんたがいると思えば来年からは見る目も変わる。期待してるぞ。

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巨人・西村が先発転向

なるほど。先に発表されていた澤村のリリーフ転向と合わせて入れ替わった訳だ。
西村は一年だけだけど先発やってたことがあるし、フォーク、スライダー、シュートと一通り変化球を投げられるので先発向きっちゃあ先発向き。
逆に澤村は持ち球が少ない。その上、全イニング全球に全力投球してしまうタイプなので、こっちはむしろリリーフ向き。

それに、澤村のなかなか勝ち星に結び付かない「持ってなさ」とか、西村が今年完全にメンタルを破壊されたことを考慮しても、心機一転の配置転換は悪くない。大きなプラスになることはないだろうけど、逆に大コケもしないであろうコンバート。これ自体は全然いいと思う。

ただ、引っ掛かるのは、原がしばらく前に公言してた先発5人制の継続。
澤村をリリーフにするって記事の方が先に出たこともあって、管理人はてっきりこの5人制に合わせての話だと思ってた。
でも、西村が先発に回るとなると、菅野、内海、杉内、大竹の後、最後の席を争うことになる訳か。ラスト1の候補は今年躍進した小山くんが筆頭に違いないし、今日外国人投手獲得のニュースもあった(思いっきり地雷のような気がするけれど)。これじゃ宮國とか今村とかは、誰かが怪我するまで出番ないわな。有事に備えて経験を積ませる為に試してみたいんだけど、どうにもこうにも試す機会が無くて、いざ有事になったとき誰もいない状態になるのが目に見えてる。今年の9~10月もまさにこれだからな。

・・・だからさぁ、普通に6人制に戻せばいいと思うんだよ。
この前書いたように、来年は交流戦も過密日程で週6試合になるんだから、それに合わせた数だけ先発がいる方が自然だよ。投げる側の負担も大きいから、今年春から秋まで持ちこたえたの杉内一人だったんだもん。来年更に一つ加齢してることも踏まえると、どう考えてもキビシイと思うんだよなあ。

んで、これは割にファン目線でも想像しやすいこと。
例えば、今、週に1回日曜日だけが休みだとする。それを7日間に1回から8日間に1回に変えると考える。
当然に身体は疲れる。加えて、何曜日に休むというリズムも崩れるから、なんだかペースがずれて調整が難しくなる。これと同じようなもんだよ。
それでも初めの1ヵ月2ヵ月はもつ。新しいことを始めると人間ってのは緊張するし、その緊張感が全てを隠すから。・・・でも、3月末から10月初めまで半年以上ももつと思いますか?
原はなんで5人制に固執してんだろな?来年また内海も菅野も壊れたらシャレにならんで。
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日米野球の陰に隠れがちだけど、契約更改なりFA交渉なりオフの話題も現在進行中。
相川と金城はそれぞれ記事にしたので、今回はそれ以外について。

DeNA、ブランコ退団が決定的 代役に巨人退団濃厚ロペス

「濃厚」って書いてんだから決定ではないんだろうけど、辞めた後のことまでが取りざたされるってことは、そりゃもう水面下ではロペス退団は既成事実なんだろな。
しょうがないかなぁ・・・の気持ちもあるけど、完全に納得できるためには来季ファースト用に外国人の補強をしないことが条件。それならまあ文句はない。阿部をしっかりファーストで固定して、他の選択肢はなにも考えないならまあ納得する。
ロペスはなんとも微妙な選手だったなぁ。アウトコース低めに明確な穴があって、確実性が見込めないバッターだった。クリーンアップで使うよりは、下位において率は低くても長打を期待、みたいな選手。去年はその通りに使えたから輝いた。
そういう選手なんだけど、ジャイアンツにとっては久々の当たり自前外国人だったし、人間性も申し分なかった。外国人が活躍できるかどうかは、実力だけでなく日本にチームに溶け込めるかがカギ。その点でも非の打ちどころのない選手だった。
・・・日本特有の鳴り物応援を気に入って、汎用応援歌から自分だけの個人応援歌に変わったとき大喜びしてたんだよな。さみしいなあ。ホントにベイスに入るならちょっと気は紛れるけどさ。
で、ベイスさん。なんでブランコを切るんだ?それに、ロペスじゃブラの代わりにはならんと思うぞ。

【巨人】堂上一発合格!125メートル弾に原監督「いい目ん玉」

ほう、ドニキ来るのか。まだ若いのに、中日ではほとんど代打ばっかりだった印象。
巨人に来ても、当面は金城と並んで代打起用かな。でも、ナゴドよりは東京ドームの方が守りやすいだろうから、バックアッパー的な面でも期待するよ。本人も中日を見返してやりたい、って気持ちはあるだろうし、一度死んだ男の意地を見せてほしいね。
最後、もう一人中日から

【悲報】巨人・吉川、入団会見でチャックが開いてたことを指摘される

(;^ω^)・・・。
素行が悪い的な話は前から聞いてたけど、素行が悪いんじゃなくて根本的にアホなんではなかろうか。
足はあるみたいだし、二遊間を守れるのも魅力だけど、PLからドラ2で入って、こともあろうに立浪のあとの3番をもらっておきながら22歳でクビな訳だろ?大丈夫なんかね?
で、ジャイアンツは他所よりもキビシイぞ。素行がうんぬんみたいな話が出てきたら、もう容赦なく切り捨てられるぞ。環境が変わることで化けてくれたら儲けものだけど、2年後くらいにひっそりといなくなってるような気もしないでもない・・・。




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日米野球ですよ。侍ジャパンがどう、メジャーがどうの前に、やっぱり野球は楽しいよなあ。CSの悪夢からほぼ一ヶ月ぶりのドームだったけど、野球を観に行く行為そのものがワクワクすんだよな。



中継で触れたのかどうか知らんけど、始球式は超豪華。いや、ホントに豪華絢爛。
ケネディ駐日アメリカ大使と世界の王さんがツインで投げ、受けるはMLB殿堂入りのウィンフィールドと青木。青木だけは「おめーは着替えて試合出ろよ」と思ったけど、これはホントにすごいセレモニーだった。



試合は快勝。終始こっちのペースで清々しい快勝。岩隈といい和田といい日本人ピッチャーが打たれてるのはなんだか複雑だけど、ギータこと柳田が大暴れしてくれて気持ちよく勝てた。

正直、明日も明後日も5戦すべてボッコボコにして、メジャーリーガーが恥ずかしくて国に帰れないくらいに完膚無きまでに叩きのめしてほしいんだよな。今回、打者はそこそこのメンツが来てるけど、ピッチャーはとてもとてもMLB代表なんて言えないレベルの選手ばっかりだし、この程度の相手を上に見るのは間違ってる。

それに、WBCを始めとした国際大会ができて日米野球の存続意義も問われる中、このレベルのメンツに負けてたらそれこそやる意味が無いよ。今回ボッコボコにして大恥かかせて、次回大会でMLBの意地とプライドを賭けたすごいメンバーを連れてくるようにしてやらなきゃ。二線級が行っても勝てるなら、それはもう日米野球イコール日本観光旅行になっちまう。そうじゃなくても(実名挙げて申し訳ないけど)、西岡とか中島のせいで日本野球が舐められるような状況になっちゃってんだもん。今回はひと泡吹かせてやらんと。
だから、明日も明後日も今日みたいにボコッてやりましょうや。



・・・「きくちー! きくちー!」のスクワット応援やったけど、えらい楽しいねwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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どさくさに紛れて「読売倒せ!」とか「KO!KO!ジャイアンツ!」とか聞こえてきた気もしたけれど、それも空耳でなく確実に聞こえてきた気がしたけれど、まあこの異色タッグでの試合なんて、もうこの先あるかどうかもわからんくらいだから良しとしようかw

「なんでこの組み合わせやねん」とお互いのファンが思った阪神・巨人連合軍。犬と猿をくっつけていったいどうなることかと思ってたけど、意外に意外にいい雰囲気だったように見えたね。
試合展開も、中盤まではため息しか出なかったけど、終盤のあの猛攻はテンションが上がった。

で、見事にいろんな意味で美味しいところを持っていった大田w こういう注目度の高い試合で長打をかっ飛ばせるところも、あの状況であれだけ大きいリード(誰がどう見ても無駄なリード)を取って刺される野球脳の低さも実に大田ワールド。阪神さん、すまんね。あそこで刺されてなかったら、ひょっとしたら勝てた試合かもしらんよなw
まあ、いろんな意味で規格外の大物選手だから、期待も他の選手より大きくなるんだよな。なかなかいないタイプの選手には違いない。

それと、メジャーに疎い管理人は、アルトゥーベという選手を今日初めて知ったのだけど、なんと魅力的で管理人好みなことか。168センチで首位打者&盗塁王ってだけでも十分にキャラ立ってるのに、あの体格にも関わらず普通にブンブン振ってくるなんてもうたまらんね。金曜日観に行くけど、カノ以外にもお目当ての選手ができたよ。


   ___       
  / || ̄ ̄||  ∧∧    東野、よかったな
  |  ||__|| (´・ω・`)    おめでとさん
  | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
  |    | ( ./     /

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来季の試合日程というのは毎年この時期に発表される。
例年は「あー、こんなとこで試合やるんだあ」と地方開催を気にする程度なんだけど、今年はちょっと違った。



これが5月6月の日程なんだけど、見た瞬間「うっ!」と驚いてしまった。
・・・スカスカ日程だった交流戦がピッチピチじゃないか。

2試合ホームビジター方式をやめて、3試合隔年方式にして全18戦にすることは知ってた。知ってたけど、これについても驚くほど何の議論もなく、はっきり言えば秘密裏に決められた感は強いのだけど。
でも、ここまでやりますか。確かにスカスカ日程は問題点の一つだったけど、まるで8月の日程みたいに週6戦でやりますか。20日間で18試合もやりますか。札幌で試合した翌日に千葉で試合とかもあるし結構ハードだぞこれ。

こうなると、今まで見たいに「先発の枚数を減らして少数精鋭で臨む交流戦」じゃなくなる。谷間は普通に谷間のままだし、今までより休みが減ることになる中継ぎも大幅に負担が増える。戦い方、特に投手起用の面は考え方をガラッと変えないといけない。今年までとはだいぶだいぶ様相が異なるよ。

で、根本的な話になっちゃうけど、この形はファンが求める姿なのかね?ファン不在のまま、それも「交流戦を減らしたい」というセ球団主導で決まった話だけど、この隔年で有利不利が生じるやり方で、それでも毎年優勝チームを決める矛盾した方式でいいのかね?
それに、管理人は個人的に交流戦大好き。やっぱりのんびり中継を見てるよりも、巨人の対戦相手として緊張感を持ってパのチームを見ると違うし、西武ドームを始めパ球場に行くいい機会でもあった。非常に残念だし大いに不満。うーむ。
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球界初!巨人「アンダーアーマー」と来季ユニ契約へ


なるほど。なんとなく予想はしてた。なぜなら、つい先日から公式のウェブショップでアディダス関連が全て50%オフになってたし、サイドバーの項目選択からも「adidas」の選択肢が消えてたから。

06年からだから実に9年間か。よくやってくれたとは思う。時代の流れに重なったことが大きいけれど、黒ユニ、オレンジユニ等それまでのジャイアンツではあり得なかった企画もたくさんあった。あまりに目立たないのでファンでも知らない人が多いくらいだけど、アディダス独自のサイトもあって、なかなかセンスのいい壁紙から2年前にドーム内でやった謎の映画まで、とにかくいろいろとやってくれたとは思う。

・・・でもなぁ、やっぱりアディダスのレプリカは高かった。
管理人みたいに外野席によくいるような人種は、ユニフォームTシャツなんてちゃちなものは着たくないし、ましてペラッペラの配布ユニなんて尚更イヤだ。
そういうどうしてもレプリカユニがほしい層にとって、一着13,500円はちょっと高すぎた。他球団ならその半値くらいで買えるとこも珍しくないし、プロモデルでもないあくまでレプリカでこの値段はさすがに高い。中日なんかネーム背番号ありでも税込み6,480円だぞ。
これだとそう何着も買えないから、逆説的に量販される種類が減る。実際、常時レプリカがあった選手は毎年5~8人程度。あとのサブメンバー、若手選手なんかは、無地レプリカを買ってドーム横のアディダスショップでネーム入れを別注しなきゃいけない。それも出来上がりまで数ヶ月かかるし、そもそも少なからずのファンはこの方法を知らない。もうちょっと手軽にいろんな選手のユニを着られるようにならんもんかと、常々気になってた次第。

振り返ると、黒小笠原、ホーム清水、ホーム小笠原、08-09白黒ビジター高橋、ホーム原、オレンジ杉内、ホーム山口、青片岡と9年間で8着も買った管理人w 上客とは言えないまでも固定客ではあったわな。
グッバイアディダス&ウェルカムアンダーアーマー。当然デザインも変わるんだろうから楽しみだし、アディダス時代に負けないくらいいろんなことやってほしいね。
それと、アンダーアーマーさん。ぜひぜひレプリカは8,000円程度に抑えて、その分種類多めでお願いします。
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金城、引退勧告受けていた・・・横浜に愛着も悩み抜いてFA行使決断


あぁ、そこまでの話だったのか。「飛ばし」だと思ってた相川と金城の件に、俄然信憑性が出てきた。この前与太記事呼ばわりしたことを謝らんといかんな。

・・・よそのことはあんまりあれだけど、ベイスってのはこういうのホントにヘタクソだなぁ。石井琢、佐伯に続いて、またチームを支え続けた功労者の流出だよ。
しかも、こういう出て行き方になると、当然球団と選手の関係はこじれる。引退後は指導者としてのポストがあっただろうに戻ってきてくれなくなる。今、石井琢は広島のコーチ、佐伯に至っては中日の二軍監督。「きてくれなかった」逸失利益じゃなくて、同リーグのライバルチーム強化に尽力してる実害が出てるんだよな。

こういう実績豊富な選手の引き際ってのは難しい。非常に難しい。上の二人を例に挙げれば、石井琢は広島に移籍した後も4年間現役を続けたし、2年目には控え要員ながら3割をクリア。守備面での貢献、今コーチを務めてることが示すように若手への指導面でも功績は小さくない。立派に「もうひと花咲かせた」例。一方、佐伯はそううまくはいかなかった。中日移籍後、ほんの僅かな期間だけ存在感を示したものの、結局一年でクビ。その後も現役に固執してなんと42歳にして浪人。自由契約から一年以上経ってからの引退表明で、結局それらしいセレモニーもなにも無し。石井琢が古巣相手の引退試合で、両チームのファンから惜しまれながらユニフォームを脱いだのとは対照的。
ことジャイアンツに目を向けたって事例はある。最後の一年カープで勝ちパターンセットアッパーだった豊田、今年中日で打率3割出塁率4割を超えた小笠原。二人ともジャイアンツでの晩年は不当に二軍で干されてた。日本人だけじゃなく、ラミレスだってそういう例だよな。

話を金城に戻すと、まだ本人が現役に固執して、ミスターベイスターズと呼ばれた男がチームを出てまで頑張ろうとしてるんだから、それはチャンスを与える価値は十分にあるよ。しかも噂ではCランク。獲りにいくことに何のリスクもない。形が違うから困惑するけれど、これは大道や木村拓、そして井端を獲ったときと同じ話。
チーム事情からしても、(由伸不在だった事情はあれど)CSの勝負どころで左の代打にセペダを使わざるを得ないような状況だった訳だし、(ここまであえて名前を出さずにいたけれど)今年引退した石井ちゃんの穴は十分に埋められると思う。守備も衰えたとはいえ、まだ今年もセンター守ってたくらいだから十分いけるだろ。ジャイアンツはレフト専みたいな外野手が多いし、センターできるのも尚広まで含めても5人しか思い浮かばん。代打だけじゃなく、金城ができる役割は意外に多いと思うよ。

ただ、それが吉と出るか凶と出るかは誰にもわからない。
来年の今頃、金城が相川と共に人生初のビールかけを満喫しているかもしれないし、また自由契約になり、「引き際を間違った」と陰口を叩かれながらひっそりとユニフォームを脱ぐことになっているかもしれない。ベテランの移籍ってのはそれだけシビアなものだし、それがFAなら尚更。人的補償の件でナーバスになってる巨人ファンだって、来年「相川がいてくれてよかったあ」と思うことになるかもしれない。
そう、これがプロ野球。明日無き世界で戦い続け、チームの顔と呼ばれるだけの実績を残しながらも、リスクを背負ってジャイアンツに来ることを選ぼうとしている38歳のオッサン二人。そのオッサンたちと同世代の管理人は、暖かく迎えてやりたいと思うんだなあ。
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巨人、FAの燕・相川を調査!正捕手候補として白羽の矢

まあ、まずはスポーツ新聞の記者ってのは大変だなと。相川だけじゃなく金城なんて記事も出てたけど、なんでミスターベイスターズがFAする前提になってんだろな?
「今年はFA市場がすごい」と去年から言われてた割にみんな残留っぽいから、仕方なく巨人を絡めて記事書きましたってとこだろか。金子だったら話題にもなるけど、成瀬じゃ華が無いもんなあ。

そういう二束三文の与太記事だ、って但し書きは付くけれど、実はこれはジャイアンツにとってピンズド。ピンポイントでズドーンだよ。
傍から見てれば「小林を使えばいい」ってなるだろうけど、ペナントレースってのは長い。長いようで短いなんて言われ方もするけど、やる側からすれば長い長い持久戦。144、・・・来年からは1試合減って143試合になるんだっけか。143試合×9イニングを守るってことは相当なハードワーク。そこに2年目の選手一人じゃ心許ない。誰かキッチリとサポートのできるサブが必要だし、それは経験豊富なベテランがベスト。實松や加藤じゃその辺が不足してる。

これで(結局、宣言しないみたいだけど)嶋なんかを獲ったら、今度は小林の出番が無くなる。球界屈指のキャッチャーを獲っておいて、若手と併用なんて選択肢はあり得ないもの。
若い小林を育てながらも、チームは一戦必勝でV4を目指さなきゃいけないんだから、「小林が打ってれば」「小林のとこに代打由伸だったら」の負けはそう何度も許されない。
そういう観点で、「まだ一年通しては難しい若手」と「体力的に一年通しては難しいベテラン」の併用はベスト。ホントにピンズドだよ。

「だったら阿部の方がいいだろう」という指摘はごもっとも。
ただ、来年のジャイアンツにとって最優先項目は「打者阿部の復活」なんだよ。そのためにキャッチャー阿部を犠牲にしてでも、頼れるキャプテンには甦ってもらわないと困る。阿部が今年の阿部のままなのか、それとも去年までの阿部に戻れるかは何よりも大きなキーポイント。阿部が250、20本程度で沈んでいくのか、もうひと花咲かせて300、30本の強打者に戻るかは何よりも大事。「ファースト専念」報道は、FA市場に対しての観測気球でもあるけどそれは二番目の趣旨。一番は「余計なことは考えず、打ってチームを引っ張れ」の発破であり、阿部に対する鼓舞。

だから、これは与太記事でありながらも意外にいいところを突いてる。・・・まあ、相川も宣言しないと思うけどねw
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巨人・阿部、捕手から一塁へ 負担軽減へ来季コンバート

そうかぁ・・・。ここまでスッパリと劇的にやるとは思わなかった。
捕手でなくファーストで出る機会が徐々に増え、緩やかな流れの中でそうなるもんだとばかり思ってた。

実際、攻めのバリエーションという面ではマイナス。こうも大きく打ち出すと、阿部がキャッチャーの練習をすることはなくなるんだろうし、緊急事態でもない限り試合でマスクを被ることはなくなる。
今年、阿部がスタメンファーストで出て、試合終盤の代打や投手交代のタイミングで7回、8回あたりからキャッチャーに代わる試合が何度かあった。こういうユーティリティさがジャイアンツの大きな武器だし、実際かなり使い勝手のいい交代に見えたから残念。

で、これはちょっと覚悟しなきゃいけない。来季、チーム力は間違いなく落ちる。
仮に阿部が数年前の輝きを取り戻したとしても、確実に全体の攻撃力はマイナスになる。

野球のポジションの中で、キャッチャー、セカンド、ショート、センターのいわゆるセンターラインは守備重視のポジション。多少打てなくても目を瞑ってもらえ、打つよりも守備での貢献が求められる役割。
近年のジャイアンツの強さは、そのセンターラインに阿部、坂本、長野と打でも主軸になるような選手がいたからに他ならない。ピンとこない人は、テレビを付けて日本シリーズを見ればいい。ソフバンと阪神のセンターライン見てどう思う?

その中でもキャッチャーは特に守備重視。阿部が今年セの規定打席到達者の中で打率ワーストだったことで、まるでそれそのまま「もっとも打てないキャッチャー」だと思ったら大間違い。そもそも、阿部の他に規定打席に到達したキャッチャーが何人いると思う?正解はセどころかパまで含めてもゼロだよ。嶋や炭谷ですら規定に乗ってない。
どこのチームも捕手を固定できず3~4人で回してるし、その3~4人の中で軸になってる選手でさえも、250どころか230打てれば御の字。會澤みたいに打力のある選手は、逆に捕手としての能力に疑問符が付いてる。

他がそんな状況の中、四番を張り、300だ30本だを当たり前に打ち続けてきた阿部のいかに異常なことか。8番に置いて230しか打てなくても許されるポジションで、打の中軸まで担ってきた阿部がいかにすごいか。仮に今の今引退しても十分にレジェンド扱いの選手。

話を戻すと、小林、實松、加藤がどれだけ頑張ってくれても、全盛期阿部の半分も打てないと思う。たまに活躍することはあっても、一年通して見たら「よくいるキャッチャー」の枠に収まる成績になる。「意外性」というわかるようでわからない言葉で表される打者になる。来年は「8番、9番で2アウトか・・・」と思いながら試合を見ることになる。

阿部は並々ならぬ決意でいるだろうし、まだ年齢的にも老けこむには早過ぎる。来年はやってくれるだろうと信じてるし、そのための一大決心だと受け止める。
でも「頼れる四番打者」が帰ってくることはあっても、「扇の要」が戻ることはない。今日、2001年から実に14年も続いた時代が終わった。ジャイアンツ80年の歴史の中でも間違いなく最強の捕手、阿部が創り上げてきた時代が終わった。

ジャイアンツファンは、阿部がキャッチャーでいることに慣れ過ぎた。全試合出て当たり前、打って当たり前で、他ファンから見たら涎が出るほど羨ましい状況なのに、それに気付くことなく慣れきってしまった。
来年チームは本当に大きな変革を求められる。過渡期どころの話じゃなく、激変の年になる。阿部の存在はそれだけ特別だった。

ファンからすると悲しいニュースだし、センチメンタルな気持ちにもなるけど、でもこの決断によって「打者 阿部」の寿命は延びた。それは間違いない。来年からは「今までありがとうな!」の気持ちも込めて応援してやる。
キャッチャー阿部、本当に本当にお疲れさま。
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という訳で、昨日に続いて戦力外の話題について。

・・・ドラ1で指名された岡本くんの先輩なんだよ。いや、誰のことかってもちろん加治前ね。後輩が入ってきて、それに押し出されるように戦力外通告を受ける心境ってのもつらいよな。

加治前は、鮮烈な「プロ初打席サヨナラホームラン」ばかり取り上げられるけど、彼がもっとも輝いたのは2012年。
この年は春から好調で代打の切り札的に大活躍。こともあろうに、当時不振を極めていた小笠原の代打で登場なんてこともあった。夏場に調子を落として二軍に落ち、昨日触れた石井ちゃんに代打の切り札ポジションを奪われ、シーズン終わる頃にはあまり記憶に残ってなかったけど、調べたらこの年は勝利打点4つも挙げてる。十分に戦力だったんだよな。

ジャイアンツの外野陣はいつの時代も超激戦区。実績十分のスター選手、期待の外国人選手にまじって、彼みたいな下位入団の選手がやっていくには非常に厳しい環境。足の尚広、守備の松本、代打の矢野、強肩の橋本みたいに、一芸に秀でるじゃないけど売りになる武器がないと出番すら回ってこない。隠善は今年ラストチャンスをものにして生き残ったけど、加治前は切られちゃったか。まだ29歳だし本人は現役続行を希望してるみたいだから、なんとかどっか獲ってやってほしいなあ。


で、あちこちで言われてるけど、星野はなんでなんだ?
こうなったことが疑問なんじゃなくて、今年これだけ下で結果を出してたのに一度も上に呼ばれなかったことが疑問だよ。一軍の中継ぎが磐石だったならまだしも、みんなみんな不安定で投げる機会はなんぼでもあったはずなのに。それが「チームの構想外」ってことなんだろうけども、傍から見てる分にはまったく理解不能だ。
彼も育成上がりの苦労人。ジャイアンツファンならこの試合のヒーローインタビューで言った「野球っていいな」を覚えてるはず。なんでこういうことになっちゃうかなあ。非常に残念だし不可解。

それと同じレベルで解せないのが、須永が生き残ったこと。覚えてるかい?今年の交流戦で「打者5人に被安打3与四球1」で1アウトしか取れずにノックアウトされたことを。このピッチャーを残して星野を切るってのは、ちょっと理解に苦しむ。


 (´・ω・`) そして今年も生き残る野間口
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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巨人 石井、加治前ら4選手に戦力外通告


やっぱりか。予想はしてたけど、寂しい気持ちは拭えない。

ネットスラングというものの中には、たまに呼び方の無いものをズバッと的確に言い表してるものがある。その一つが「アヘ単」。アヘアヘ単打マンというひどい言葉の略なのだけど、「ヒットを打つのは上手い、でもホームランはない、足が遅い、守備が下手クソ」で結果シングルヒットしか期待できない選手を上手く表現してる。

そう、石井ちゃんはまさにアヘ単。天才的な打撃を誇りながらも、長打はなく、足も遅く、守備もひどい。もともとはセカンドだったのだけど、西武時代の晩年からはほぼファースト専門。ファーストは日本人の大砲や外国人選手が守ることの多いポジション。アヘ単でレギュラーになるのは相当に難しい。
そうなると当然に代打での起用が多くなる。代打で出て出塁しても代走を送られ、仮にそのまま塁にいたとしても守備には就かず交代。つまり、石井ちゃんを出すことでもう一人控えの選手が必要になる。言葉を選ばずに言えば、かなり使いにくい選手なんだよな。
でも、ジャイアンツの場合、代走のスペシャリスト尚広がいたし、一人で複数ポジションを守れるユーティリティも多いから、2012年はそこに代打職人の役割がスポッとはまった。


この年は石井ちゃん無くしてジャイアンツは語れない。代打で37打数15安打の打率405、得点圏打率は実に444の暴れぶりで「代打の神様」襲名。ここぞという場面で出てきて石井ちゃんが決める→その後に代走尚広、は一つの勝ちパターンだった。トライアウト経由で入ってきた選手としては破格の活躍だったし、一度クビになった男がこれだけ輝いたことは、全てのプロ野球選手の勇気になったと思う。
ハイライトはあのCSファイナル第5戦。互いに死力を尽くしたような試合を決めたのも石井ちゃんだった。当たりはどん詰まりだったけど、「ったぁ!落ちろ!落ちろ!」と叫びながら見たことは一生忘れない。
 
16年ものプロ生活の中で、規定打席に達したことが僅か一度なのは特筆に値するし、実はそれこそが逆説的に石井ちゃんの打撃センスが天才的であることを裏付けてる。使い勝手は悪いんだけど、ベンチにはいてほしい。レギュラーとしては難しいけど、打力が高く評価されていたからこその16年間。通算打率は実に290。十分「一流」の数字だよな。

石井ちゃん、ホントにありがとう。何回でも言う、本当に本当にありがとう。それだけ2012年の活躍はインパクトも貢献度も大きかった。「燃える闘志込めて 放て!決めろ!石井!」のやたらとかっこいい応援歌が歌えなくなるのも残念だな。


・・・長くなったから加治前と星野については明日にしよう。


     _____________
   /|:: ┌──────┐ ::|
  /.  |:: |          | ::|
  |.... |:: |日本シリーズ| ::|
  |.... |:: |         | ::|
  |.... |:: └──────┘ ::|
  \_|    ┌────┐   .|     ∧∧
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     (  _) 外人しか活躍してねーな
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_,   )
            /             \  `
           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|、_)
             ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄

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https://twitter.com/sawamura_h/status/524176483409854464


バカwwwww


なんでこの流れで一発目のツイートがこれなんだw 
そりゃ、稲葉と金子の胴上げなんて野球ファンならみんな感動するいいシーンだったけど、おまえは何か他に言うことあるだろよw

あちこち見たけど、ちゃんとシーズンを終えた挨拶したのマシソンだけじゃないか?
https://twitter.com/mathieson_scott/status/523491343255887873

別に「ファンに感謝しろ」とか「ふがいなさを謝れ」とか言うつもりはないんだけど、何事もなかったかのように一ファン目線で稲葉に感動された日にゃ、そりゃツイッター民も叩きまくるわな。それならしばらくの間だんまり決め込んでもらった方がよっぽどいいわ。

おまえはまず、危険球の後に帽子を取らなかったとか、クラブ通いしてたとか、嘘もホントも含めて叩かれてんだから、それを鎮める意味でも一言謝るなり、釈明するなりしてから始めなきゃいけなかったわな。一発目が「すいませんでした」で、二発目がこれだったら誰も何にも言わないよ。


で、管理人は常々思ってるんですが、プロ野球選手がブログとかツイッターとかやるメリットはあるのかね?
ブログは必ずコメント検閲が入ってファンの本当の意見は届かないし、ツイッターは逆にダイレクトに届き過ぎて選手の幼稚さが露呈したり、ファンと選手がケンカしたりしてる。ダルみたいにそれを楽しめるメンタルのある人はまだしも、普通の選手にとってはただイライラしたり、疑心暗鬼になるだけなんじゃないのかね?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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完敗でしたな。完璧にしてやられた4連敗だった。


死者に鞭打つようなことはしたくないけど、小山くんには荷が重かったってことなのかね。ベンチで泣いてたらしいけど、この悔しさ、屈辱をしっかり胸に刻んで成長してほしいな。
ジャイアンツの選手は、こういう試合で戦うことを前提にやらなきゃいけない。シーズンじゃなかなか経験できない、心臓がバクバクするような試合、負けたら終わりの重い重い試合で躍動してこそジャイアンツの選手。シーズンで5勝しようが10勝しようが、こういう大舞台で力を出せないと、いつまで経っても一流とは認めてもらえない。到にもまったく同じことを言いたいけれど。

シリーズ全般を通して、阪神の勢いも感じたし、しっかり力で負けた感も強い。
ポイントは初戦初回の3失点と、同じ試合のキューバの死宝。阪神打線を必要以上に恐れる流れができてしまったし、死宝のゲッツーはこのシリーズのターニングポイントになった。今日、死宝のホームラン観たけど、あれがホントのサヨナラホームランだな。
阪神さんおめでとう。このシリーズは完敗だった。鳥谷以外なにもかも外国人頼りのチームだから来年はわからんけど、今日くらいは美酒に酔え。

まあ、ここまでやられたんだから、来年はゼロから再構築だよ。
ペナントレースはなんとか勝てた。原のやりくりの巧さと、春の段階から144試合を見据えた戦いぶりで、まるで動かない駒を操って勝てた。
でも、いざこういう短期決戦になってみて、その動かない駒の頼りなさばかりが目立った。先発は試合を作れない、数も(菅野、大竹がいない事情はあれど)足りてない、打者は打てない、打線がつながらない、安心して送り出せるリリーフもいない。優勝したことで隠れた「個の弱さ」がしっかり浮き彫りになった。

来年はどこにも聖域を設けないで、本当にフラットなところからやり直せばいい。誰が四番とか、誰がエースとか、誰がサードとか、クローザーは誰とか、代打の切り札は誰とか、なにもかもリセットして仕切り直しだよ。そして、そのリスタートにおいて、現役時代は自動アウト扱いだったのになぜかバッティングコーチをしてる村田とか、菅野くんの怪我を見抜けず彼を壊すとこだった川口とかは要らない。選手だってコーチが替わってこその部分もあるんだから、さっさと配置転換なり退団なり進めてくれ。

この状況は07年を思い出す。
あの年は中日、阪神との三つ巴。目下のライバル中日と五分、阪神には負け越しながらも、取れる星を積み重ねてペナントを制した。でも、中日とのCSはスイープで敗退。今年に匹敵する完敗だった。
歴史は繰り返すじゃないけれど、7年経って同じ状況に戻った。原が言った「勝ち続けるチームというのは衰退する」の意味がよくわかったし、その言葉が重くのしかかってきた。

だから、ここからまたリスタート。ゼロからチームを作り直して、また強いジャイアンツ、常勝軍団を作るきっかけになった日だと思えばいい。これで下手に去年くらいの惜しいところまで進んでたら、その実績が邪魔をしてゼロからにはなり得ない。でも、ここまで負けたら、もうプライドも過去の名前も気にしちゃいられない。本当の作り直しができるよ。

来年もまたこの時期にここで野球がやれるように。そのときには自信をもって胸を張って相手を迎え撃つジャイアンツであるように。黄色い喧騒をよそに、2015年のGIANTS PRIDEが始まるんだね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ろっこーおーろーしにー さあーそおーとー

この3日間、いったい何回六甲おろしを聞いたことだろか。まさかの水道橋エリアヘビーローテーションだわな。
六甲おろしと闘魂こめては、実は同じ人が作曲した楽曲。野球ファンでもあまり知らないマメ知識。

と、どうでもいいことから書き始めたくなる3連敗。・・・痛いねえ。3つ続けて負けたことよりも、なんというかちゃんと試合してちゃんと負けたのが痛い。このシリーズで初めて、ちゃんと四つに組み合って試合したけど、最終的に寄り切られた。

リズムは悪くなかったし、随所にいいところも出た。
杉はえらく久々にらしいストレートを投げてた。130キロ台だけどいわゆる伸びがあって、阪神の打者がみんな差し込まれてた。6回に捕まりかけたところでの交代には賛否あるけど、初回から飛ばして投げてたからまあ間違いじゃない。
亀井はホームランの直前にかけたタイムが秀逸。メッセが自分のリズムでスイスイ投げてるところにいい間を作れた。フルカウントだったから「あぁ、これでフォア取れれば試合が動くかも」って思ってたら、ものの見事にホームラン。こういう数字に一切表れてこないセンスが亀井の武器なんだよな。
長野は打つ方は全然ボールが見えてないみたいだけど、守備で大ファインプレーがあった。阿部にもタイムリーが出た。
西村は顔つきが違ってた。出てきてすぐに打たれはしたけど、動揺することなく冷静な顔でマウンドにいた。こういう西村は久しぶりに見た。

だから追い付かれたにせよ、その後のピンチは抑えるだろうなと安心して見られたし、向こうはここに代打を全て注ぎ込んできた。大和の敬遠は、新井がどうこうでなくてあれはメッセを降板させるための勝負手。福留、関本、新井みんな使い切ったらもう打の采配は手詰まりだし、安藤が出てきたのもワンテンポ早い。
だから、6回終わって同点なら、終盤になればなるほど有利になるはずだったんだよな。
阪神は上位、中軸が好調だけど下位はさっぱりだから、1番から始まる7回に一番信用できる山口を当てたのも正解。采配的にはどこにもミスは無い。しばらく前に「本当に大事な試合でスコット鉄太朗の誰かがやらかしてしまいそうな気がする」って書いたけど、それが今日だったってことだ。まあ、ある意味今年を象徴してるよ。
その山口が打たれた時に、マウンドに集まった坂本の顔つきも違ってたんだよ。全然諦めてないし、気合いが入ってるのが顔に出てた。それ見てちょっと期待したんだけどね。

昨日、一昨日よりは全然中身があったし、いい材料、明るい点も多くありながら負けた。ちょっと堪えるね。
で、阪神打線は怖いな。1番から6番までは非常に脅威だし、見てて打たれる気がしてしまう。これってやっぱ西岡がいるかいないかの違いだよな。1番上本2番大和だとどっちかで1アウトは取れそうな気がするのに対して、西岡上本の並びだとイヤな感じが倍になる。

ま、あれこれ考えてもしゃあない。一気に追い込まれたけど、開き直ってやるしかないわな。徳俵に足がかかってから四の五の言っても始まらん。で、ここで何を見せられるかが2014年の集大成、総決算になるし、この状態で求められるものこそがジャイアンツプライドだよ。1つ勝てば勝ち星一つ以上の重さで押し返せるのは間違いないから、ホントに開き直ってやるしかないよ。小山くん、頼むで。
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みなさんこんばんは。昨晩、記事投稿した後にガールズバーに飲みに行き、明け方まで飲んでたところ会計がとんでもないことになった管理人です。
おまけに、ウイスキーが祟ってえらい二日酔いでやんの。
さて、必勝祈願で澤村弁当を食べたのが運の尽き。やっちまったなぁ、な試合でござんした。



もう、とにもかくにも危険球。チーム全体で年に一度あるかないかのことが、よりによってこの試合で出るかというスーパーアクシデント。澤村の大馬鹿者にはかける言葉もないし、上本には本当に申し訳ない。なぜかその後も試合に出続けてたけど、どう考えても病院行った方がいいぞ。試合中は興奮状態だから自分でもわからんのだろうけど、今晩寝る頃になってから頭痛がしたりすることもあり得る。頭を殴られたのと同じようなもんだから、脳出血とかしてたらシャレにならんよ。



打つ方は、いつの間にか開催されてた「読売 秋のゲッツー祭り」。スーパーアクシデントがあった試合だからもうなるようにしかならんのだけど、来かけた流れはゲッツー祭りでスパッと切られた。長野と阿部のは当たりは良かったし、ランナーが1塁にいてゴメスがベースカバーに着いてたからこそで不運っちゃあ不運なんだけど、どうにもこうにも「届かないだろう」感がずっとある試合だったな。

で、見ていて気になるのが先発ピッチャーの固さ。昨日の内海も今日の澤村も、「先制点を与えちゃいけない」と意識し過ぎていつものピッチングができてない。一方、藤浪や岩田はいい悪いは別として、普通に投げてるように見える。こっちが気負ってどうするよ。

負け試合になったポイントとしては、危険球でもゲッツー祭りでもなく、3回に澤村がピッチャーの岩田に与えたフォアボールと、その裏先頭の井端がヒットで出た後の小林のなにもできなかった三球三振。明日はそろそろ地に足を着けて野球してほしいもんだ。



ちょっと脱線。イニングの合間に客席を映すカメラが、坂本のモノマネでおなじみ(?)のさかともを捉える。客席から歓声。実はさかともくんを映したというよりか、彼の斜め後方の集団を映してたんだけど、自分が映ってることを自覚したさかともくん、立ち上がって坂本のマネを披露w で、その後ご覧の通りの人だかりw 彼がもっとも人気者になれるのは、間違いなくここドームの巨人戦だろうな。

さて、本題に戻ると、今日の負けは痛い。非常に痛い。振れてる振れてないは別として、上位打線には当たりが出てない。下村や村田は好調だから、ちょっと組み替えた方がいいかもな。長野、坂本、到あたりが起きるの待ってたらシリーズが終わってまう。
明日はメッセと杉内。明日こそ「先制点を取られちゃいけない」と杉が固くなるに違いない試合。状況的には不利だ。明日も先制されたら雰囲気はえらいことになる。

だからこそ、もう開き直るしかないんだよ。ジャイアンツはこっから強いんだ。12年のCSも追い詰められてからひっくり返した。去年の日本シリーズも、最終的には負けたけど圧倒的不利の下馬評を跳ね返してマーくんに黒星を付けた。こっからだこっから。



不利なことを認めても、その状況を楽しめ。阪神だって勝ち抜けるにはまだあと2勝必要なんだ。なんにも終わってないし決まってないぞ。試合見てればわかるだろうけど、ランナーが出るだけで球場の雰囲気は変わる。シーズン中じゃなかなかないような空気になってるから、阪神のピッチャーも明らかに動揺してる。何が起こるかわからんから、ゲームセットまで諦めるな。


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クライマックスな訳ですよ。雨の東京ドーム、ほぼ毎年恒例になってるとはいえ、やっぱりペナントとは緊張感が違うし、現地に来ると血が滾る。



キレイに二分されたレフトスタンド。いつも阪神戦はレフト全部が阪神エリアだからちょっと違和感。ただ、見たところ、レフト巨人で応援してるような阪神ファンはいなかった模様。よかったよかった。



さて、ご承知のように負けた訳ですよ。
まさかの内海大炎上、たった5分で3点取られた初回の悪夢。あれよあれよで落ち着く間もなく、自分の調子がいいんだか悪いんだかも掴めないままやられてもうた。

で、こうなった時にはいろいろ考えなきゃいけない。
今日の試合のことを最優先で考えながらも、このシリーズ全体のことを考えなきゃいけない。5戦目に誰が先発するのか未確定の状況で、今日の内海を100球超えるまで引っ張る意味はあったか?エースの名に恥じぬようしっかり投げてほしかったけど、こうなってしまう可能性はゼロじゃない。ある意味仕方ない。で、こうなったらこうなったで、今日は早目に降ろして、5戦目に自分で責任取れと、再調整させる手は無かったもんかね?

後ろを投げるピッチャーについてもそう。CSファイナルなんてのは緊張して当たり前。いつもシーズンで投げてるようにはいかない。初戦のうちにこの雰囲気を経験させて、いざ本当の出番の時にラクな気持ちで投げられるようにさせてもよかったんじゃないかね?
もちろん、山口や西村を出すと阪神打者の目が慣れるデメリットはある。でも、シーズン中に何度も何度も対戦してるんだよ。そのデメリットよりは、この異様な空気に慣れさせるメリットの方が大きいように思えて仕方ない。

打つ方は、もう「キューバの死宝」に尽きる。チームを死のどん底に突き落とす素晴らしい死宝ぶりだった。
今日管理人はD席だったけど、シーズン中と違ってD席でも声出して応援してる客多数。阿部ムランに始まり、下村、村田、亀井の3連打のときは総立ちですごい雰囲気だった。これぞクライマックス、これぞ頂上決戦の熱い空気だった。
で、死宝様がホームゲッツーを打った途端、一気に静まり返ったスタンドw 管理人はこういうときこそ俺の出番と、後続の井端にも同じテンションで応援したけれど、ごく普通の方々にはたいそう堪えるゲッツーだったようだw
で、この場面はなんで片岡を代えたかね?次のピッチャーのとこに出てきたならまだ納得だけど、片岡を下げた意味はよくわからん。

普段あんまり原の采配には文句を言わない管理人だけど、今日はどうも「???」な試合だった。地の利もあるし、阪神に比べればよっぽどこういう試合に慣れてるはずなんだけど、今日はちょっと消化不良。

まあ、切り替えてまた明日。そんなに気にするこたあない。
だって、CSファイナルの初戦ってのはまあほぼほぼ負けるんだもん。去年勝ったのが初めてで、それまで5連敗だったんだもの。
明日から明日から。07年屈辱を味わって、絶対に負けられない状態で臨んだ08年も初戦は負けたし、12年は初戦どころか3連敗して土俵際ギリギリまで追い詰められた。それに比べりゃ取るに足らない。明日、明日。打線はみんな結構振れてるから心配ないよ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さて、個人成績編も今日でラスト。

・26 内海
22試合 144回2/3 7勝9敗 3.17
苦難の年になったエース。勝てなかった春先、「無事是名馬」を地で行くような男が長期離脱した夏場。思い出したくもない一年だったに違いない。菅野の台頭でエースの座も奪われかけてたけれど、野球の神様は最後の最後に晴れ舞台を用意した。CSファイナルの初戦、日本シリーズの初戦は「エース内海ここにあり」を世に示す絶好のチャンス。とても声に出して言うことはできないけれど、これは内海にとって幸運なアクシデント。8月9月はかなり内容よかったんだから、最後もビシッと頼むで。

・30 宮國
3試合 14回 1勝1敗 6.43
まあ最終戦はそれなりによかった。でも、「100点満点で0点」のピッチングを二度も見せられたら(うち一度は生で観て呆れた)、そう簡単に信頼は取り戻せないよな。CSで先発するんじゃないかなんて話も出てるけど、宮國が出てこないような展開にしないといかん。本人も年々劣化の一途を辿っているだけに、そろそろ来年あたり結果出さないとな。

・35 西村
49試合 51回1/3 4勝4敗6S16H 2.98
こうして数字で見ると意外に悪くない。防御率もマシソンや山口よりもいい数字になった。ただ、印象は極めて悪いし、一年通してずっと調子が上がってこなかった感が強い。ランナーが出ると露骨に動揺してるのが見て取れるし、クローザーをやってた頃の落ち着きはすっかり影を潜めた。原も容赦なく敗戦処理にも使い、そこで結果を出すどころか、どうでもいい試合のどうでもいい場面でボロボロになる始末。去年の日本シリーズでズタボロになって、そこからずっと下降線のように感じてしまうし、技術どうこうよりもメンタル面でないのかなあと思ってしまう。

・43 青木
38試合 33回 2勝2敗9H 2.45
他球団では当たり前に見るのに、ジャイアンツではあまりやってないこと。それは左のワンポイント。その役割ができるのは青木以外にいないと思うんだけど、どうも今年も敗戦処理枠のままだった。投球間隔が長いせいか、青木が1イニング投げてる姿見ると、なんかえらい大変そうに見えるんだよなw で、青木も対左の被打率が250じゃちょっと物足りない。丸とか鳥谷とかにワンポイントで青木を当てられるようになれば、ジャイアンツの戦い方の幅は広がると思うんだけどね。

・47 山口
60試合 56回1/3 4勝3敗2S35H 3.04
技術的な部分での原因は無いと思う。いいときは普通に良くて、「あぁ山口だ」と安心して見られた試合も少なくないし。ただ、去年までは異常に少なかった「ダメな日」の割合が増えた。これはもう、毎年毎年60試合も投げ続けてきた蓄積疲労と勤続疲労。実働8年で500試合登板をクリアするハイペースで投げ続けてきた反動。山口だけは誰にも代わりができないピッチャーだから、彼のいないブルペンは想像できない。もう決して若くない訳だから、ちょっとだけ今までとは使い方を変えた方がいいのかもね。

・59 小山
16試合 93回1/3 6勝2敗 2.41
化けたなあ。今年一番の成長株だし、小山がここまで頑張ってくれたから優勝できた。7月頃、「試合の勝ち負けだけ見れば小山を降板させるべきだった。でも続投した経験を活かして伸びてくれたら、CSの第4戦あたりで先発できるようになるかも」みたいなことを書いたけど、そのまんま実現しそうだもんな。ストレートとフォークのコンビネーションで勝負する本格派になってくれたし、東京ドームで9戦5勝0敗1.54は頼もしい限り。2年前の宮國を彷彿とさせる成績だけど、宮國みたいにならないように来年も頼むで。


さて、明日はオリックスを応援して、いよいよ明後日からですな。阪神戦は盛り上がるから楽しみだよ。
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いやぁ、まさにクライマックスの激戦だった。
いや、甲子園でやってたつまらない凡戦のことじゃない。オリ―ハム戦は球史に残るレベルの試合。7回からのイニング6つは見どころがあり過ぎて書き切れない。比嘉、馬原の満塁封じ、ヘルマン同点タイムリー、稲葉勝ち越しタイムリー、伝説になろうかというT-岡田逆転3ラン。ホントにすごかった。で、オリックスの意地を見たよな。満員のホームで無様に連敗なんてしたくない、このままシーズンを終える訳にはいかない、って気迫の勝利だよ。
これでこそアウト1つの重み、1点の重みがまるでペナントとは違うクライマックス。これからファイナルステージ、日本シリーズとこんな激闘がまだ見られるかと思うとうれしいね。


さて、個人成績投手編。

・11 久保
48試合 59回 4勝4敗11H 4.73
2年ぶりに戻ってきた万能リリーバー。ただ、いい時と悪い時に差があり、不安定な印象が残るシーズンになった。でも、年単位でブランクを空けるってことはこういうことなんだよな。怪我前そのまんまの状態で復帰できるんじゃなく、加齢の衰え、怪我の期間練習してなかったことのツケが乗った上で戻ってくる。久保ちゃんももう34歳、そろそろモデルチェンジと言うか大きな工夫が必要かもな。

・13 香月
41試合 36回1/3 3勝0敗2S6H 4.21
よく投げたよな。いい内容を続けて勝ちパターンに入りかけたり、打ち込まれて敗戦処理枠に戻って、いつの間にか二軍に落ちてたりを繰り返したシーズン。目立つことは少ないし、報われることも多くない役回りだけど、彼みたいなピッチャーがいるからチームは回る。

・15 澤村
12試合 72回2/3 5勝3敗 3.72
8月以降の活躍が印象に強く、前半戦の不在がそれでどうにか許された感ありw 特に8月28日と9月11日の阪神戦は、自身だけでなくチームにとっても大きな勝利になった。7月は相変わらずの勝ち運の無さが出たけど、シーズンを勝ち越して終われたことでそれも払拭できればいいやね。桑田の例を挙げるまでもなく、「こうすればもっと勝てる」とか「○○すればもっとラクに投げられる」の『たられば』で語りたくなるピッチャーだけど、澤村はもうこのまんまでもいいのかなと思う。むしろ無骨なパワーピッチャーのまんまでいてほしいや。

・17 大竹
22試合 129回 9勝6敗 3.98
8月下旬に離脱してしまったこと以外は、まるっきり予想通り期待通り、求められていたものはしっかりこなしたんじゃないかと思う。対中日7試合で6勝1敗のドラゴンキラーぶりは期待以上だし、離脱までの期間しっかりローテを守ったことも大きい。だからこそこのポストシーズンの不在が痛いし、本人もこういうところで投げるためにFAしたんだろうと思うと残念。

・18 杉内
26試合 159回1/3 10勝6敗 3.16
求められてるところからすれば物足りない。でも、チームで唯一春から秋までローテを守り、二桁勝ったことはさすが。杉がいなかったら、勝ち負けの前にローテが回ってなかった気がする。対阪神戦7試合2勝2敗3.11、メッセンジャーと実に6回も投げ合った訳だから、これがもう少しまともな日程編成ならあと2つ3つは勝てたかな。でも、「相手がメッセだから」とかでなく、なんであろうとどうであろうと結果を残してほしいピッチャー。CSは期待してるぞ。

・19 菅野
23試合 158回2/3 12勝5敗 2.33
頂点もどん底も見た次世代エース。安定感は内海や杉内と比べても段違い。鮮やかな快投でスイスイと投げ抜く姿には風格すら感じる。去年はカットやワンシームが多かった印象だけど、今年はストレートとスライダーが軸になって、より本格派になった。8月の離脱は痛いことを言い出せず、コーチも見抜けず、だいぶ長いこと我慢しちゃったみたいだから、今はもう無理しなくていい。間違ってもポストシーズンには出て来るな。来年以降チームを背負ってもらうことの方がよっぽど大事だもの。

・20 マシソン
64試合 65回1/3 6勝6敗30S8H 3.58
安定感はなくなったんだけど、じゃあそれは何が原因なのかと考えるとよくわからん。で、確かによく燃えたし、マシソンで負けた試合も結構あるんだけどそんなに責める気にならないんだよな。だって、今のメンツでクローザーをできるのはマシソンだけだもの。ただ、一昨年1本去年2本だった被ホームランが、今年は実に8本。こういう事実を踏まえて配球を考えなきゃいかんよな。
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・12 鈴木 

69試合 350 0本 1打点 11盗塁

これほどまでに脚光を浴びる一年になろうとは、誰も予想していなかったんじゃなかろうか。代走で試合に出れば、実に5割以上の確率でホームに戻ってくる鬼畜ぶりで、神の手あり甲子園での圧巻の走塁ありで、3度(4度?)もお立ち台に立った陰のMVP。36歳にしてこの活躍も驚異だけれど、ここまで尚広が目立つと各球団の代走に対する意識にも変化が出てきそうに思う。尚広までになるには難しいにせよ、勝負どころで必ず出てきて足で一点をもぎ取る戦い方というのは今後のプロ野球を変える可能性あり。

 

・22 小林

63試合 255 2本 14打点

まあこんなもんかなと。阿部の不振で想定された以上の出番が回ってきたけど、打撃、守備双方においていいところも悪いところも満遍なく出た。捕球に不安があるのはキャンプで猛練習してほしいし、各投手の持ち味を引き出せるようになるのもこれから考えればいい。即戦力とは言っても、キャッチャーは時間がかかって当たり前。来年以降の伸びに期待。あと肘出すな!

 

・23 セペダ

52試合 194 6本 18打点

突如現れて四番に座ったキューバの至宝。驚きのスイングスピードでバットを軽々と振り抜き、日本人には打てない飛距離の打球を放つ姿はまさに至宝。しかしながら、確実性と選球眼には大いに疑問符が付いた。右打席の打撃は特筆するに値しないし、左でもインコースをくの字になって避ける姿には溜め息が出た。108打数で38三振もちょっとあんまりだ。守備もNPBでは通用しないレベル。日本が冬の期間に自国リーグを戦い、ほとんど休みなしで出稼ぎにきたことは同情するけれど、事前の期待が非常に大きかっただけに見る目は厳しくならざるを得ない。左の代打としてポストシーズンの出番はあるだろうけど、それが日本で彼を見る最後の機会になると思われる。

 

・24 高橋

72試合 286 6本 29打点

「終わった」「もうダメだ、引退だ」と言われ続けた春先。それらの雑音を完全に封じ込めた夏場。7月月間429、8月も340でしっかり復調し、代打とスタメンをいいバランスでこなしてた中での離脱。お父さんを亡くした直後、ホームランのベースラン中に天を見上げた姿が今期の見納めになってもうた。CS以降も無理みたいだし、この頼れるチームリーダーの不在は痛い。

 

・25 村田

143試合 256 21本 68打点

実は言うほど「死体蹴り」じゃない。もっとそれが顕著な選手はいる。ただ、やっぱりそういう印象になる一年だった。得点圏は得点圏でも、3点以上勝ってると24打数12安打、逆に3点以上負けてると11打数2安打。ここでなんとかしてほしい1点ビハインドの得点圏19打数4安打は、やっぱりちょっと褒められない。下位打者前提の選手ならそれでもいいけど、四番として期待されてた村田が去年の輝きをすっかり失ったことが今期苦戦した要因の一つ。一時期プロ野球記録に迫ろうかという勢いで量産していたゲッツーは結局22個に留まったけど、それでもやっぱり堂々のリーグワースト。チャンスで凡打し、オーロラビジョンに映る自分のリプレーを振り返りながらベンチに戻る姿は、今シーズンもう見飽きるくらい何度も見た。守備は言うことないけれど、村田が居座るサードの座を脅かす若手が出てくるかどうかが、次世代ジャイアンツの大きなキーポイント。

 

・32 橋本

103試合 256 4本 35打点 11盗塁

恐怖の8番打者としてこの上なく好調な開幕スタート。怪我で離脱して戻ってきたら神通力は消えていたけど、しっかり外野の一角に定着。もう到がスタメンにいて当たり前、「期待の若手」じゃなくてトップ選手の一人に仲間入り。チャンスでの勝負強さは目立ったけど、規定未到達の351打数で78三振は多過ぎる。2番を始め上位を打つなら尚更。トップ選手だからこそ、並みの成績じゃなくもっと上を目指してほしい。

 

・42 アンダーソン

87試合 319 15本 50打点

見る度に違うメチャクチャなフォームでシュアな打撃を誇り、お立ち台では「サイコーデス!」を連呼する謎の外国人w 去年のロペスに続きまさかの自前当たり外国人。人工芝が苦手だという噂が気になるけれど、これだけ柔軟性が高いと他チームに研究されようが来年も高い数字を残せるように思う。・・・ところで、易々とは取り上げにくい問題だからあまり言われないけれど、同じキューバ人でもセペダと違ってアンちゃんは亡命者。命からがらなのか、大金を払って悠々とやった亡命なのかは知らんけど、アンちゃんが帰国する先はキューバでなくメキシコ。あの明るさの陰には壮絶な過去があるんだよな。

 

・44 大田 

44試合 246 2本 12打点

ネタ要員から「近未来の四番」へ大いに飛躍した一年。もう期待しているファンもいなくなりかけた矢先の進化は、うれしい誤算であり未来への架け橋。今までと違い、ボールの見極め、変化球への対応にハッキリと成長が見える。来年大ブレイクがあるかもな。


・48 矢野

54試合 179 0本 3打点

代打の神様だった去年から一転、今年は厳しいシーズンになった。スタメンで出る機会も多い一年だったけど、今年の矢野に「正義と愛の為に命を賭けて戦う気合の戦士」の面影は無かった。それでも、この先のポストシーズンに矢野の出番はあるはず。僅差のビハインドの終盤、先頭打者のピッチャーのところに代打矢野、みたいな重い場面で見せ場はきっと訪れる。そこで結果を出せずにダメな一年のままで終わるか、チームと自身を救う気合の一打が生まれるか。矢野、楽しみにしてるぞ。



次回から投手編。

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   /|:: ┌──────┐ ::|
  /.  |:: |          | ::|
  |.... |:: |楽天豚監督?| ::|
  |.... |:: |         | ::|
  |.... |:: └──────┘ ::|
  \_|    ┌────┐   .|     ∧∧ それなら本物の豚の方が
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     (  _)  まだマシだわな
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_,   )       
            /             \  `
           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|、_)
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・00 寺内
40試合 200 0本 0打点 4盗塁
延長12回にならない限り、「野手を使い切った」なんてことは采配ミスなんだよな。有事に備えて、ベンチには必ず何人か野手を残しておかなきゃいけない。それは当然ユーティリティな選手になるし、必然的にその選手の出場機会は減る。今年のテラはまさにそれ。怪我で出遅れて、戻ってきたら残っていたのはその役回り。こういう選手は数字の成績だけで評価しちゃいけないよな。

・0 藤村
21試合 185 0本 1打点 3盗塁
いたのかどうか不安になるほど影の薄い一年になってもうた。春はよかったけどいつの間にか降格。夏に上に上がってきたと思ったら、すぐに肉離れで離脱。同情はするけど、客観的に見て立場はかなりキビシイなあ。

・2 井端
87試合 256 3本 16打点
上記二人の居場所を見事にかっさらっていった大ベテラン。数字は物足りなく見えるかもしれないけど、求められていた役割は完璧にこなしたんじゃなかろうか。徹底した右打ちに代表されるケースバッティング、流れを変えるカット&カットの粘り。内野全ポジションをこなし、毎試合どころかイニングごとに変わる自分の役目をきっちりこなしてくれた。テラや藤村からすれば自身の完成型とも言えるいい見本がいる訳だし、坂本や片岡からすればうかうかしてると自分の居場所を取られるライバルであり大先輩。ホントに井端の存在は大きいと思うよ。

・5 ロペス
134試合 243 22本 57打点
もっと休んでたかと思いきや、こんなに試合出てたのねw ホームラン、打点は去年並みで、打率だけ大幅に下降。ゆったりした大回りのドアスイングで、ボールをバットに乗せて引っ張る技術は一線級だけど、そのスイングのせいで縦変化には非常に弱い。出塁率285も困ったもんだし、ゲッツー15も多過ぎる。でも、チームと日本を愛し、控え起用にも腐らず阿部に守備指導してくれる外国人なんてそうはいない。来年もファーストは阿部や下村なんかと併用になるんだろうから、ロペスに残ってもらうのが最善の策。来年もいてね。

・6 坂本
144試合 279 16本 61打点 23盗塁
微妙に少しずつ物足りない、非常に惜しい成績なんだけど、管理人的にはよくやってくれたと思う。守備が格段に安定したし、盗塁も目立って、打撃以外での貢献も大きくなった一年。勝利打点14はセリーグ最多だし、対阪神316、対広島323で直接のライバル相手によく打った。1,000試合出場、1,000安打、100本塁打、100盗塁と今年は記録達成イヤーだったから、ぜひポストシーズンで大暴れして締めくくってほしいね。

・7 長野
130試合 297 13本 62打点 8盗塁
夏場にいなくなって痛感した存在の大きさ。やっぱり長野がスタメンにいるってことは、それだけで意味があるし安心感が違う。5月に大スランプに陥ったものの、終わってみれば球団別で見ても球場別で見ても、ほとんど偏りなく平均した好成績。今年も結局1番で落ち着いたけど、年齢とか今年足を傷めたこととかも含めて、そろそろ3番か5番に居座ってほしいと個人的には思う。得点圏358、勝利打点11の勝負強さは、リードオフよりもクラッチヒッター向きだと思うんだよなあ。

・8 片岡
126試合 252 6本 32打点 24盗塁
春先は活躍が目立った。得点圏打率も333、優勝を決めた試合でも片岡が打ったから勝てた。でも、規定打席到達27人中25位の打率はいただけないぞ。それに、足が売りの選手がゲッツー14なのもいただけない。実際はどうなのか知る由もないけれど、ケースバッティングよりも「俺が決めたろう」と思って打席にいるように見えるし、決めてくれたのと同じだけ、チャンスで浅い外野フライに倒れた姿も記憶にある。あと、もっと走っていいよな。もっともっと足を活かして、相手投手にプレッシャーをかけられる選手なんだから、好きに走らせていいと思う。となると、打席にクリーンアップがいることになる2番よりも、出塁したら9番1番が打席にいることになる8番に置いた方がいいのかもね。

・9 亀井
69試合 296 8本 26打点
WBCで世界を経験した2009年の5番打者「世界の亀井」が、なんと4年の行方不明を経てまさかの復帰。と冗談から書き始めたくなるくらい、劇的に甦ったし、今年亀がいなかったらと考えると怖い。交流戦MVPの勲章もさることながら、とにかくここ数年守備固め要員に甘んじてた選手が、しっかり輝きを取り戻してくれたことがうれしい。しかも「戻った」んでなく、フルモデルチェンジしての復活。得点圏357、打数が少ないのに勝利打点8も見事だし、亀を何番に置くかがジャイアンツの一つのポイントだと思う。

・10 阿部
131試合 248 19本 57打点
もうあちこちで語り尽くされてるし、分析もされてるからここでは言うまい。打率は規定打席到達者の中で最下位。その割に出塁率は340だったのはさすがだけど、ゲッツー16、甲子園での打率159、マツダでの打率171の惨状はただただ悲しい。どこに何を投げても打たれるであろうことが画面越しにも伝わり、ピッチャーがびびってフォアボールで逃げるようになるハイパーうなぎモードにも、遂に今年は一度もならなかったように思う。唯一、8月にそれに近付いた時期が数週間あったけど、一年の全般を通してずっと沈んだままで、打者としても捕手としても不本意極まりないシーズン。でも、こういう年だったから、最後の最後でやってくれるんじゃないかと内心期待してる。捕手としてはまだしも、打者としてまで衰えだなんだ言われるには早過ぎる。阿部がパカーンと打って、笑って終われるシーズンにしてくれ。


去年サボった分、今年は例年よりも多めの選手を取り上げる個人成績編。次回は打者編2。
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