内海ベンチで泣いてたなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
WBCは、出た選手に決して浅くない傷を残しました。
胃潰瘍になるほどボロボロになるまで戦ったイチローだけでなく、メジャーでは松坂も城島もDL入り。岩村も決して本調子じゃありません。
NPB組も、2軍に落ちた小松のみならず、青木の打率もまだ2割台、中島もまだ本塁打無し、杉内も川崎も好調とは言えない状態です。
通常より1ヵ月早く状態を仕上げるというのはそういうこと。村田のような故障を含め、シーズンに本調子で入っていけないリスクを背負うことな訳です。
だからこそ、その中で胸に日の丸を付け、文字通り命がけで戦ってきてくれた選手たちは男前で、逃げ出した中日はブザマな訳ですよ。
前置きが長くなりましたが、好調なジャイアンツにおいて、そのWBC後遺症に苦しんでいたのが内海です。
先発ローテーション投手の中で唯一勝ち星無し、防御率は5点台。調整不足の感は否めませんでした。
監督にも「ニセ侍」とハッパをかけられ、本人も「今日ダメならローテーションを外れる覚悟」で臨んだマウンド。
結果は6回0/3で2失点。被安打4、与四球1の内容でした。
決して悪くない内容ですが、2、4、5、6回に先頭打者の出塁を許し、7回の先頭打者にヒットを許したところで降板。「良かった」とも言えません。
本人も、今日の登板には期するものがあったんでしょう。ベンチに戻り、タオルで顔を隠しながら泣いてました。自分の不甲斐なさに出た涙なんでしょう。
内海という投手の問題点は、攻める気持ちと投球内容の攻めの部分が合致しないことです。試合の中のヤマ、ここを抑えれば勝てるというポイントで気負い過ぎて、力が入りすぎて自滅するのが彼のパターンです。しかも、打たれるのでなくフォアボールで文字通りの自滅。
「ビッグマウス」で知られ、決して気持ちの弱い選手ではないんですが、攻める気持ち、戦う気持ちを投球の中でコントロールできていません。
ただ、今日の闘志、今日の涙は、監督にもファンにもしっかり伝わりました。次こそ「左のエース」のピッチングを見せてくれることでしょう。内海の復活なくして日本一奪回なんてあり得ません。期待しています。
(仁志、まだ引退なんか考えるなよ!)
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