もはや独走態勢に入りつつあるジャイアンツ。
概ね好調な打線において、重要なキーマンになっているのが坂本です。
彼が去年一年間レギュラーとして試合に出続け、少なからざる活躍を見せたのは事実です。
しかしながら、それと同時に凡打の内容の悪さも目に付きました。力なく打ち上げた打球が、ショートフライ、もしくは浅いレフトフライになる光景を、去年いったい何度見たことでしょう。パワー不足が露呈し、頼りない印象を残してしまったことも隠しようの無い事実でした。
そんな坂本が変わりました。見事に変わりました。
重心が後ろに残り、クルッとキレイに回転するバッティングフォームになり、強い打球が飛ぶようになりました。泳がされてフォームを崩される、非力な坂本の姿はもうどこにもありません。
今日も4の3で、打率は驚異の368。堂々のチーム内首位打者。セリーグ全体でも3位の数字です。
そして、
その坂本が8番に座る巨人打線。そりゃあ、強くて当然。
選手層の厚さには定評のある巨人ですが、実はショートを任せられるのはほぼ坂本一人だけの状態です。(後は古城と寺内?脇谷?)
坂本が「恐怖の8番打者」として君臨してくれれば、自ずと優勝は見えてくるはずです。
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