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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。観戦時はだいたいレフ巨の上の方にいます。    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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このところの戦いぶりを見て、どうしても気になることがある。
一つはこの前書いた中5日ローテーションの件。

そしてもう一つ、それと同じくらい気になるのが小林の先発起用だ。これはもう小林ギャルズ以外の全ての巨人ファンが思っていることだろうけども。

この局面にきての小林重用はいったいなんなんだろう。
大城が調子を落としていたりどこか故障しているならまだしも、ファーストで起用され、試合途中からマスクを被るくらいだからその線はない。ならばいったいなんなんだ?何の意味があるのか全く理解できない。

意義を見出しにくい不自然な重用の中、己の状況を理解できているのかいないのか、まあ驚くほど打たない小林。
先発で出るようになった9月29日以降、16打数ぶっ続けでノーヒット。フォアボールも一つもないもんだから打率だけでなく出塁率も000。つまり小林が打席に立てば100%アウトである。おまけに三振8て舐めてんのかおまえは。これなら育成選手の方がまだ打つぞ。どうせ0なら案山子を立たせといても同じじゃないか。おまえみたいに爽やかな男前でも、へのへのもへじでも結果は全く同じだぞこの野郎。

・・・失敬。もともと小林のバッティングが弱いのはセリーグファンなら周知の事実。

だけど、いくらなんでもひどすぎる。管理人の知る小林はもう少しマシだった。
レギュラーとして試合に出ていた2016年~2018年は、打率が2割を切りそうになるとネットが盛り上がり、少し盛り返して2割前後を行き来して、結局シーズンが終わるとかろうじて2割を少し超えるくらいだった。数字にすると順に204、206、219。
この頃でさえも体感的にはだいぶひどかったし、前任の阿部との比較も相まって余計に印象は悪かった。

ところが、今はその半分である。
2割の壁じゃなく1割の壁と激戦を続けていて、今日の時点で70打数7安打打率はピッタリ1割。次の打席で打てなかったら夢の0割台に突入である。
この打数でこれは本当に笑えない。まさかまさか1割に壁があろうとは管理人はこの年まで知らなかった。

若手なら目を瞑って経験を積ませても、小林は既に32歳。もう中堅どころか立派なベテランの部類だ。即戦力にならなきゃベテランを使う意味なんかない。
負けることよりも、意味のわからないことをやり続けてることにフラストレーションが溜まる。
もうそろそろ勘弁して。小林は戦力ではあることは認めてるし、時々使う分には一向に構わないけど、今の状態で毎日毎日使うのは本当に勘弁して。
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ハイネマンが体調不良のため帰国へ

なんだったのかなあ。
こんなに短期間で帰られた日にゃ、スカウトの責任問題不可避だと思うんだけども。

先日ドームで観戦した際、彼の守備を生で見る機会があった。
管理人のいたレフト側からだと、ライトを守るその動きはしっかり見られた。

・・・上手い。

誇張でなくそう思った。確か打ったのは宮崎と佐野だったと思うけど、それぞれ火の出るような弾丸ライナーで、打たれた瞬間は「あー、終わった」と天を仰ぎたくなるような打球。
それを最短距離で追い見事なファインプレー×2。何よりもフェンスとの距離感の取り方が上手かった。ほぼ初めての球場であろうに、フェンスにぶつかる際も上手い身体の入れ方をしていて、これは守備の上手な人の追い方捕り方だと確信した。

打つ方はストレートに差し込まれる姿ばかりが目立ったけど、これだけ守れるならウィーラーの守備固めみたいな起用も含め、何かしら使い道はあるかと思った。バントエンドランの時に見た足も速かったし。

同じことを、例えば陽がやったとしても周囲の目は冷ややか。でも、注目の集まる新外国人がやれば話題にもなるしベンチもファンも盛り上がる。期待されてない打撃でも活躍しようもんなら、その盛り上がりは2倍3倍になる。新戦力の効果ってそういうとこなんだよな。それを称して「起爆剤」というし、起爆して求めるのはチームの活性化。9月になってから海の物とも山の物とも知れない新外国人を入れたのはそういう狙い。


それがこうなる。
起爆剤は爆発せず湿気って不発弾化し、活性化どころかチームの士気を著しく落とすシーズン途中帰国。
中田にも同じことが言えるのだけど、起爆剤の役割を期待してチームに入れた選手が機能せず、それと心中するかのように結果チームもズルズルと沈んだ感あり。

「だからといって、こんなに早くケツまくって逃げるんじゃねーよ」と言いたい気持ちはあるのだけど、まあこの辺が外国人選手。マシソンみたいなのが例外中の例外で、あまり多くを求めてもいかんね。
そして、外国人選手で失敗するときはペナントを逃す負の象徴になる。原が前回退任した2015年はセペダ、ゴリラフランシスコ、カスティヤーノスというネタ外人3連発。今年は間違いなく「帰国三銃士」として後世に語り継がれるテームズ、スモーク、ハイネマン。うん、お後がよろしいようで。



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今日でペナントレースは終了である。
少しだけあった可能性は完全に消滅し、ここから先は消化試合。CSには出られるだろうけどひとまず今日でひと区切り。

本来、ジャイアンツは秋のこの競り合いに強いチームのはずだった。
監督も選手もそのほとんどが優勝争い経験が豊富だし、他が息切れする中そのアドバンテージで上回れるチームのはずだった。

それがこうなってしまった大きな原因はローテの再編。理由の90%くらいがこれに集約される。
なぜ、中6日で上手く回っていたものを中5日、ときには中4日に詰めて組み直す必要があったのか。ファンも誰一人納得していないし、戦っている野手も内心疑問に感じているんじゃないだろうか。

ソフトバンクに手も足も出なかった教訓を元に、強い選手を作りたい、個の力を引き上げたい狙いがあったんだと想像するけれど、それに順応できたピッチャーは皆無だった。
全員が中6日の頃よりも調子を落とし、3回とか4回の序盤でKOされることもしばしば。もう最近じゃ、原は失敗に気が付いているのにムキになって今更変えられないんであろうことまで透けて見えてる。これは原の意向であり桑田の意向でもあるらしいけど、完全に愚策で100%失敗。これをやらなかったら展開はだいぶだいぶ違っていた。

桑田や斉藤みたいに中5日、中4日で投げられて、しかも長いイニングいけるなんてことはもう今の時代においては馬鹿げた幻想。智之や山口くらいはそれに対応してほしかったけど、今年の二人じゃそれも叶わぬ夢だった。他の連中は論外。若いヤツこそ順応してほしいところだったけど、あからさまに調子を落とす姿にはひ弱さしか見えてこない。

じゃあ先発から降ろした連中が他の役割で機能しているかと言えばそれも違う。ただただ選手が疲弊して、勝てる星を無駄に落としてチームが失速しただけだった。いったい何がしたかったのだろう。
ラストスパートで間隔を詰めるのは当然の策だけど、三つ巴の状態で9月頭からやるような作戦だったのだろうか。これは結果論じゃなく、原と桑田以外の全員が感じている疑問。

明日からの勝ち負けにはさほどの意味はない。ジャイアンツにとっては2位も6位も同じ。銀メダルは参加賞と同じだもの。
残念。原が今年で辞めるのかもう1年やるのかはさておき、明らかなベンチの失政でこうなったことが非常に悔やまれる。とにかく残念。
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地上で巨人と虎が死闘を繰り広げる中、燕が秋の空を高く高く飛んで行く-

そんな様相を呈してきたセリーグペナントレース。


やっぱりあと一歩なんだろな。
劇的にホームランが出て、その他の打席も内容が良かった丸にあの大詰めの局面で打席が回ってきた。あそこで打ってれば「いろいろあったけど丸の日」で終わるんだよね。そのパズルが完成するまで本当にあと1ピースだったんだけども。

阪神に強烈にやられた感もあるけど、実は逆に助けられた感もある。
サンズは中継プレーが乱れてるのを見逃すボーンヘッドをやらかしてるし、あれで三塁まで行かれてたらたぶんそのまま負けてた。坂本の2ベースだって、あれは近本捕れたよね。
どっちも執念を見せながら、強いところを見せながらも、勝ち切れない弱さも物足りなさも見えた感じ。燕は地上からどんどん離れていくなあ。

だから、今日一つ拾うとしたらビエイラ。
さすがにぶっつけ本番は無茶だった。今年の夏を駆け抜けた守護神は何処へ、去年よく見たノーコンゴリラに戻ってた。こうなることは全然あり得たから、点差に余裕があったマツダで試運転しとくべきだったわな。それは間違いなくベンチが反省すべき点だ。
で、ビエイラ本人も今日の状態からどこまで戻してこれるだろか。あれだけ派手に燃えておいて、何の喜びなんだかドラミングしてる場合じゃないぞ。


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今日、中田が豪快にぶっ飛ばした一発は、ジャイアンツの追撃開始を告げるファンファーレ。
さあ、これから行くぞ。ここからが本番だと戦いの開始を周囲に知らしめる花火であり銅鑼の音であり。

これだよ、これが見たかったんだよ。
管理人は仕事で試合を見られなかったけど、スポナビの速報を見て危うく叫ぶところだった。ホントにうれしいときって、もう反射的にガッツポーズが出るね。いかに中田の一発を待ち侘びていたか自分でよくわかったよ。

チームを鼓舞する起爆剤になるには、やっぱりこういう打った瞬間に叫ぶような豪快なホームランなんだよな。ハイネマンや梶谷がタイムリーを打ってもこうはならない。中田か丸のどちらかがアーチを架けて、その一発でその試合をものにする。それを待ってたし今日は100点満点でそれができた。

待望の展開が出て、弾みを付けてドームに戻れる。いい勢いで阪神戦に臨める。
ここから先は1日ごと、一つの勝ち負けで状況が大きく変わる。高々と鳴り響いたファンファーレに乗り進め巨人軍。

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今日の智之は決して褒められたもんじゃない。それは見ていた人が感じた通り。

それでいながら、2回以降流れを一度も向こうに与えなかったのは、いいタイミングで3度(だよね?)飛び出した自身のナイスフィールディング。
あわや強襲ヒットになるような強い当たりのピッチャーゴロ、ピッチャーライナーを華麗に捌いてきっちりアウトにした。これ大きなポイントだったと思う。

ねじ伏せた三振も1アウト。
強烈なピッチャーライナーを捕っても1アウト。

いいピッチャーはピッチング以外にも武器を持ってることが多い。
牽制球が上手かったり、フィールディングが上手かったり、はたまたバッティングが得意だったり。自分を助ける術が本業のピッチング以外にもあることが多い。智之も御多分に漏れず芸達者なピッチャー。

今日、紙一重で打球がセンターに抜けたり、もしかすると智之の身体に当たってたりしたら、球場の雰囲気も相まってどうなっていたことか。KOされたとは思わないけど、7回まであんなにスイスイ行けたかはわからない。
今日は4度のゴールデングラブ賞を誇る己の芸で助けられたんじゃないかな?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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途中まで管理人は死んでいた。
もう絶対に優勝はない。今年はもうCS狙いに切り替える。そういう記事を書く気でいた。

でも、まだ死んでないんだな。うれしいよ。
坂本を始めとして、殴られてボロボロになりながらもまだ殴り返す魂があるんだな。その気骨が見られた。
ヘチマみたいなブサイクにサイクルヒットなんて不愉快な真似をされながら、それでもシュンとしないで胸倉掴んで殴り返せるんだな。ホントにうれしいよ。

首の皮一枚なんだと思う。
依然として状況は厳しいし、昨日の髙橋みたいな無様な小僧といい、今日のベンツといい先発はゴミしかいない。リリーフだって、1イニングを0にするのに生きるか死ぬかの大勝負をするレベルのカスしかいない。
でも、このゴミどもを率いて戦わなきゃいけないんだよ。他に選択肢なんかない。

まだかろうじて生きてるからさ、管理人もまだ信じるよ。
北村のホームランもうれしかったけど、何よりもキャプテンが闘志を剥き出しにして戦ってくれた。不愉快な気持ちを隠そうともせず、その思いをそのまま敵にぶつけてくれた。キャプテンがその気持ちなら管理人は何があろうと付いていくよ。

本当に試練の時だと思う。崖っぷちどころかもう底に落ちる寸前。
でもさ、今日のキャプテンの顔見たら管理人はまだ信じるよ。一蓮托生、信じて付いていくよ。

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今日は試合がないので特別編。
今年から東京ドームに新しいジャイアンツショップがオープンした。
コロナ禍でしばらくドームに行けていないジャイアンツファンの皆さんも多いかと思うので、今日はそちらのご紹介。



また、この場所が実にクセモノなのである。
赤く印を付けた22番ゲートと23番ゲートの間(前はお寿司屋さんがあったとこ)なのだが、これがもうジャイアンツファンの動線からは外れ切ったとこなのだ。
ライトスタンド、レフト巨人応援席は25番ゲート。一塁側内野席は20~22番、4階は40番で、22番から向こう側はビジターファンの行くエリア。つまり、普通にしてたら気が付かないような場所である。

何を隠そう、管理人が全く気付かずに見落としたw
昨日で今年4回目のドームだったけど、21番ゲートの横にある「BALL PARK STORE(ドームの物販といえばここ)」からジャイアンツグッズが減り逆に他球団のグッズが増えた印象を受け、これは何かあるんじゃないかと思い当たり調べて知った次第。いやはや情けない。



中はジャイアンツグッズしかなく、他球団ファンが入りにくいことこの上ない状態。
とはいえ、昨日「梶くんのタオルの隣に翔ちゃんのタオルがあるよー」とか言ってるベイスファンがいましたが(どうぞ、その翔ちゃんこと翔一さんをよみうりランドから引き取ってください)。

これからドームに行くジャイアンツファンの皆さん、ここもしっかりお見逃しなく。

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途中までキャプテンはキレながら試合に出ていたんではなかろうか。

・自分が2本もホームランを打っても追い付けない試合展開。
・神業みたいなファインプレーをしてやった直後にホームランを打たれる戸郷。
・1イニングすら0に抑えられない畠とデラロサ。
・下位打線がチャンスを作っても自分に打席を回せない尚輝松原の1、2番。

負けが続いている時のイヤな流れそのものの試合で、坂本一人が孤軍奮闘しているように見えた。


それがこうなる。
本当に本当によかった。
こういう時って、いざ最終回の逆転劇には坂本本人が関われないパターンも多かったりするのだけど、しっかり鮮やかな同点タイムリーを決めてくれた。あの一本で本人も気が晴れたんではなかろうか。

三嶋に助けられたと言えばそれまでで、反省材料は山のようにある。
だけど、今日に関しては過程より結果。そこに理由とか原因とかはいらない。この悪い流れの中で勝ったことが何よりも大きい。2勝3勝くらいの価値はある勝利だった。

9回表まではイライラしまくりだったけど、何もかも吹っ飛んでいきスッキリしたサヨナラ勝ち。そこそこの回数があるはずの管理人観戦試合でも歴代屈指の好試合になった。うれしくて少し泣けてきたよw

これを弾みに、今日を契機に。
坂本が頼れる背中を見せてくれてるんだ。キャプテンに続け。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ゲーム差がどうとか順位がどうとか、そんなことを言える状況じゃない。
いや、言える資格がないと言った方がいい。


普通に考えたら、今日は勝って連敗脱出のフラグが立っていた。
前日、3点ビハインドを追い付いた。それも9回2アウトから引き分けに持ち込んで、しかもそれは丸の涙のタイムリー。どう考えても流れが変わる節目になるはずだった。

なんだろうかこの状況は。
いきなり3点取られていい流れを全てぶっ壊した高橋もそうだし、チャンスらしいチャンスもなく淡々と負けていく打線にもうんざりする。
戸根はもうどうでもいいけど、明らかに不調なのを見て見ぬフリをしてた大江も盛大に燃えた。もう隠しようがないくらいに燃えた。

救いはなんだろう。
丸は見られるスイングしてたなあ。だいぶ戻ってきた気はするから明日に期待はできる。

キビシイなあ。
毎年毎年野球を見てるから、今が底でこれがいつまでも続く訳じゃないことなんかわかってる。
だけど、今日の試合は見るに堪えなくて本当に苦痛だった。野球観戦が苦行のようだった。
3ゲーム差で3位か。うん、ここが正念場。思わぬ形でやってきた正念場。うん、頑張れ、いや頑張ろう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほんの一週間前、ジャイアンツファンはエース菅野の劇的な復活に沸いた。
欠けていたピースが揃った。これで優勝街道まっしぐらと、前途洋々とした未来の夢を描き、だいぶ楽観的に見通しを立てていたはず。


それがこうなる。
その夜を最後に一週間勝ちなし。全てが負けじゃないのは救いだけど、チーム状態は非常に非常に悪い。打てない、抑えられないにエラーや采配ミスが合わせ技で降り掛かり、なんだかもうやる前から負けている感がある。

今日の試合一つ取っても、初回から不要な盗塁失敗で流れを失い、あれよあれよという間にその裏に先制を許す。作ったチャンスもバント失敗ゲッツーで潰し、実りかけたチャンスもホームクロスプレーで失う。気落ちしたところにエラーが重なり中盤にして試合終了。なんというか、ずっと押されてたよね。


たった一週間でまさかのどん底だけどこれがプロ野球。これが半年かけてやるペナントレース。野球にあまり興味のない人からしたら、「あれ?この前まで巨人すごく調子いいって聞いたよ?」ってなるのよ。あっという間に天国と地獄が入れ替わる。

だから、逆に言えばこのまま終わりゃしないよ。
必ずまだひとヤマふたヤマあるし、ここから先がラストスパート勝負だよ。丸がひどいスイングしてるのがとてもとても気になるけど、チーム浮上のカギを握るのも丸か坂本しかいないよ。岡本は状態悪くないから、丸か坂本どっちかが劇的に活躍したところがきっかけになると思うよ。

ただ、それに関して一つ。
梶谷の為に空けておく席はあっても、新外人を試してる余裕なんかもう無いだろよ。
中田みたいに周囲が納得するくらいの時間をかけてるヒマなんかないし、そうこうしてるうちにペナントが終わってまう。今から連れてきてどうするつもりなの?にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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やってしまった。
これはもう誰の目にも明らかで、今日の試合の分岐点として100人が100人同じポイントを挙げる。

なぜ坂本を下げたか。
しかも、坂本はバッティングの内容が悪くなかった。にも関わらずなぜ下げた?

ただ、原も素直に己のミスを認めてるからこれ以上言うまい。
ここまでやらかしたら、そりゃもう間違いなく誰よりも後悔して今夜は眠れない夜を過ごしてるはずだからな。

そして、それと同じくらい腹が立つのが、坂本の足元にも及んでないその他大勢以下の人たち。
まあ、若林にも廣岡にも期待すべきじゃないんだよな。この程度の連中にショートなんて任せるべきじゃないし、廣岡にチャンスをやるなら北村を育てた方がよっぽどいいよ。若林はもう尚輝と比べる対象じゃなくなったし、キムタクでも寺内でもなくこれじゃ古城の後釜くらいになれれば御の字だ。古城と違ってミスが笑えないから性質が悪いんだけど。

まあ、ここから建て直そう。まだまだチャンスはあるから。
残り10試合とか20試合じゃなく、38試合ある状態で底が来たから良しとしよう。落ちたら後は上がるだけ。最低の3試合だったけど、2週間後のドームでやり返そう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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こういう夜は、いつもより身体をキレイにしてゆっくりゆっくり寝よう。

歯磨きも念入りに。

ハミガキをたっぷり付けて、奥歯も歯の裏側も普段あまり磨かない舌までゴシゴシやろう。ハイ、ゴシゴシゴシゴシ。

シャンプーもボディシャンプーもいつもよりたくさん使おう。
泡だらけになって、いい香りに包まれて、熱めのシャワーを浴びながらいろんなものを洗い流そう。

いつもは朝に剃るヒゲを、夜のうちにキレイにするのもいいかもしれない。
気分転換にツルッとした顔でベッドに入ったら、いつもより気持ちよく眠りにつけるかもしれない。

寝酒も多めに。
今日の気持ちを明日に持ち越さないように、一度寝たら朝まで寝続けるように。

だって、やることはやったんだから。
四の五のくだらない分析はいらない。やることをやって、打つべき手を打って、上回るところは上回って凌ぐとこは凌いでそれでも負けた。
・・・なら、しょうがないじゃんw
今日は負ける日だったってことだ。それ以上でもそれ以下でもない。
「クソして寝ろ」ってこういう時のためにある言葉で、いつまでもグジュグジュしてるならさっさと寝ろ。坂本みたいに強いヤツは間違いなくそう割り切ってるぞ。

明日だ明日。
まだやり返すチャンスは39試合もあるよ。
思ってたよりも阪神は簡単じゃないなあ(阪神のくせにw)って分かったのが昨日と今日の収穫。その方が後々おもしろいからええよ。
まだまだ先は長いから、イライラしてたりグジュグジュしてるくらいなら、歯磨きして頭と身体を洗って酒飲んで寝るべし。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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これはもう確実に見覚えのあるパターンである。
並のピッチャーならとっくに代える局面でも、ここを乗り切って一皮剥けろとばかりに戸郷を引っ張る。
引っ張ったんだけど、その期待に応えられずに試合がぶっ壊れる。
何度か見たどころか、割とよく見ると言いたくなるくらいのテンプレートである。

原の気持ちはわかる。
「いや、わからない」と言う人もそこはわかってほしい。今日の序盤~中盤を見ての通り、戸郷の能力は非常に高い。ポテンシャルがなんとかとかいう曖昧な表現でなく、実際の試合であれだけの内容でスイスイ投げられる。コントロールはピタッとくるし、球のキレも非常にいい。やっぱりその他大勢のピッチャーとはモノが違う。
その若きエース候補を、なんとかもう一段階段を上らせようとピンチでもあえて代えない。それは非常によく理解できる。客観的に見ても、戸郷という投手が目の前の勝ち星一つと引き換えにしてでも、託して投資してみたい素材であることは間違いないと思う。

でも、もう今年はやめよう。もうその時期じゃない。
戸郷の未来と引き換えに捨てられる星はもう無い。
ランナーを出すとガラッと変わってしまうピッチングに、見ているこっちもちょっと滅入る。コントロールはぐっちゃぐちゃになるし、露骨にメンタルが乱れて、それまで積み上げてきたものを自分で壊すようなザマを見せられるとなんだか悲しくなる。

そもそも、6回7回に決まってこうなるってことはスタミナ不足も大きいんじゃないのかな。それはもう、キャンプの身体作りからじゃないと対応できないだろ。

まだまだ道半ば。
期待の若手一番手なのは間違いないけど、生え抜きエースの座へはまだまだ遠い。煉獄さんの言葉を借りれば、第1歩を踏み出したばかりでエースまではまだ1万歩あるよ。
引っ張らずに崩れ始めた段階でスパッと代えれば戦力にはなるから、戸郷に投資するのは来年以降にしよう。管理人も戸郷を嫌いになりたくないから頼むわ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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3回表くらいから管理人はずっと涙目だった。
あぁ、智之だ。これは智之の球だとなんだか込み上げるものがあった。

正直、ストレートの威力には不満が残る。
再三、赤星に指摘されていたように引っ掛かって制球できていなかったし、管理人の知る智之のストレートはもっともっと力強い。

今日、出色だったのはスライダーとカッター。
前回書いたけど、智之のスライダーは途中までストレートに見えて途中でクッと曲がる。
カットボールはいわば小さいスライダー。ストレートとスライダーの中間にある球だから、打者も騙されて翻弄されるし外の出し入れも更に活きる。
今日は初回から1球も見逃すことなく見られたけど、スライダーとカッターの軌道が管理人の知るそれだった。

うん、行ける!
そう思ったのは管理人だけじゃない。誰よりも智之を知る相棒小林がしっかりそれを察知して理解してくれた。
菅野智之の取扱説明書を誰よりも読み込み、徹底的に理解しているからこその今日のリード。ツーシームやフォークは見せ球捨て球にして、だからこそまだまだ長いイニングいけるぞと相手に懐の奥深さを見せつけるかのようだった。前回、無駄にカーブを多投させた大城とは雲泥の差があったね。

常時100点じゃなくても、その日の一番いい球を見付けて、それを軸に組み立てなおして軌道修正していけるのが智之だった。今日はそれが見られた。
そして、間違いなくこれは小林の功績。やっぱり智之には小林。いわゆる「スガコバ」でこの先もいけばいい。急造のコンビもどきより長年相親しんだ相方だよ。

大エース様がこれだけ投げられるなら、三つ巴のセリーグ勢力図が一気に変わる。
中途半端な好投じゃなく、これだけ圧巻の内容で戻ってきてくれたことで大きく局面が動いた気がする。大きな声じゃ言えないけれど、管理人は今日9月1日が大きな大きなターニングポイントになると思うよ。

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ヤクルトの左ピッチャーが出てきた。
代打で陽の出番もあるかなあ、なんて思ってた。

・・・あれ?代走で陽が出てきた。
・・・・・・守備にも就かず下がったw

この辺が原だよなあ。こんなの誰にもできないよ。矢野になんか死んでも無理だ。
陽が今置かれている立場は推して知るべし。ネットでもいろいろネタになってるから、巨人ファンじゃなくても彼の首元に秋風が吹いているのは知ってる。

そんな中、ついこの前一軍に久々に上がってきた陽。

普通なら何打席かチャンスがあって、そこで打てなければその結果をもってして周囲を納得させる。それがまあ普通のやり方。

ところが、この前の試合も途中から守備で試合に入って、チャンスで打席が回って代打を出された。そして今日の代走要員的起用。

・・・これ、打席を与えられて打てないよりよっぽど堪えるよ。
おまえの序列はもう一番後ろなんだと、当たり前に打席があると思うなよと、否が応でも己の立場を思い知らされる残酷な起用。管理人が陽なら、こんな雑な起用ならむしろ使ってくれるなとさえ思うねw それこそが原の狙いでもあるんだろうけど。

まあ実に原だなあというか、二軍で干すんじゃなく、それよりもキツイやり方で自分の立場をわからせるすごい采配。プライドをガッツリへし折って、そこから這い上がってこいと谷底に叩き落しているかのように見える。うん、思えば2009年2010年くらいの李承ヨプもこんな起用をされてたよw

陽よ、この屈辱を糧にして甦れ。これで終わりじゃなく、ここを経て原は必ずまたチャンスをくれるはずだから、そこで意地を見せてくれ。
このまま退団するか、もうひと花咲かせてここに陽ありと示せるか。
試合の内容には直接関係ない場面であれ、管理人はしっかり見てるぞ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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まずは奪還である。
こっちのチーム状態が良くないこともあって手放しでバンザイという訳にもいかないけれど、やっぱり定位置に戻ってこられたのはうれしい。

3チームが一進一退みたいな状況で、抜け出すきっかけになるとすれば直接対決。誰しも薄々そう感じ始めてきた中、いよいよ直接対決6連戦が始まる。なんとまあよくできたストーリーだ。
火曜からヤクルト阪神の順番で当たるけど、ヤクルトの2戦目3戦目は京セラドーム開催。阪神3連戦は甲子園。そう、これはまさしく夏の終わりにやってきた大坂夏の陣。

管理人の本音としては、この6連戦で首位に上がれればと目論んでいた。予定より少し早くサイクルが回った。これはジャイアンツがどうこうより、タイガースが落ちてきたって表現が相応しい。
ジャイアンツ、タイガース、スワローズ。それぞれにアップダウンがあって、怪我だ不振だも含めて大人数で半年以上かけてやる人生の縮図のようなペナントレース。毎年毎年同じことを書いてる気がするけど、ペナントって長いのよ。夏にもならないうちから「優勝や!」って大騒ぎして特番やったりするのがいかに愚行かって話ですよ。

楽しいね。まだまだここからひとヤマふたヤマあるけど楽しみ楽しみ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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解説やってた川相、「よくなってきてますね」とか軽々しく言うな。何を見てんだおまえは?

菅野智之のストレートとは、まるで二段ロケットのようなストレート。球速はそれほどでなくとも減速が少ないから伸びを感じるし、なんというか質感が重い。
スライダーにせよフォークにせよ、変化球だって軌道が違う。途中までストレートに見えた球がくッと変化するから空振りが獲れる。

今日そんな球が1球でもあったか?
3失点した初回と比べての話なのは理解するけれど、それは菅野に対して使う文法じゃない。その物差しはそれこそ桜井や戸根に使え。

ガンの数字が速かろうが遅かろうが、特に見るべきところのない普通のストレート。投げた瞬間に変化球だと判断できて、真ん中付近に吸い込まれていくスライダー。
そして球の質もさることながら、智之の一番の武器だった精密なコントロールはどこにいった。

今日マウンドにいた18番は智之じゃない。よく似た別人だ。
騙し騙し上手くかわして投げてるようには見えたけど、この程度の球しか投げられないなら相手がどこであれ通用しない。

もしかして、これで終わってしまうのだろうか。それほどまでに絶望感がある。今年の前半、ノックアウトされた試合でもいくつか見るべきものはあった。でも今日は何もない。違う人が違うピッチングスタイルで投げて打たれてた。ただそれだけだ。
管理人も現実を理解し、少し頭と気持ちを整理する時間が要る。これは深刻である。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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いつものことではあるんだけれど、今日も岡本がホームランをぶっ放したとき、ベンチの前で飛び跳ねて喜んでんるんだよな。
ポーズとかパフォーマンスとかじゃなく、ウィーラーが本当にチームの勝利を願い、自分もその一員として戦っている証拠。外国人選手にこれをやられるとなんかジーンとくるね。

このところのウィーラーは下降気味。さすがにさすがに疲れもあってかバットに冴えが無い。
それが、ホームランでしか点が入らないと揶揄されていたチームに久々のタイムリーをもたらし、守ってはガッツ溢れるファインプレー。重信のバカプレーと菊地のファインプレーで流れがカープに向く中、それをグッと引き戻すようなガッツポーズにしびれた。

いつもいつも打てればいいけどそうはいかない。バッターは良くて3割の世界。
打てないときに何を見せるか。どう振る舞うか。ウィーラーの背中には全ての人が見習うべきものがある。
「くるりんぱ」はつば九郎じゃなくウィーラー。明日もハッスルパワフルワンダフルで頼むで。


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まあ正直なところ、叩いてる人たちの気持ちはわかる。
管理人もこれが他球団で起きたことなら、おもしろおかしくいじるし徹底的に非難すると思うw
どこにも肩入れしないフラットな視点で見ても、巨人に来てから会見するんじゃなく、ハムの問題はハムで片付けてから来いとは思う。それは間違いない。

ただ、中田を叩くことで、まるでいいことした気になってる正義のボクちゃんたちが理解しなきゃいけないのは、これは体育会系の仲間内で起きた話だってこと。監督、コーチ、先輩から殴られ怒鳴られが、決して特別じゃない特殊な世界で起きた話だってこと。
それが世に出たのは、殴られた方が中田と決別する強い決意があったか、世間知らずで温室育ちのボクちゃんだったかのどっちかだよ。この件を一般社会に置き換えて、会社内や学校内と同列に並べて語るのはアホもアホ、悪いけど愚の骨頂。見えないところで上から殴られたことのない選手の方が珍しいと思うよ。なんか賭けてもいい。

ただ、なんと言ったところで批判は止まないんだろうから、アンチの皆さんにはむしろ徹底的にいつまでもいつまでも叩き続けてほしい。
ほら、高木京介を叩くのはどうしたの?最近聞かないけど。山口俊を叩くのを忘れてないかい?アイツがやらかしたのは、中田よりずっとずっと悪質な暴力事件だったよな。一時の流行り廃りみたいなことじゃなく、叩くと決めたならいつまでもやれよ。煽ってるんじゃなく、それに関しちゃアンチさんの言ってることの方が圧倒的に正しいんだからさ、もっともっと声高でいいんじゃないの?
出所した前科者を許す人もいて許さない人もいる。結局そういう話だもの。

そして、実はこの件で管理人が一番思ってるのは、実にいじり甲斐のある男が来てくれてよかったということ。
管理人は優等生が多いジャイアンツの中で、どうにも浮いてしまうようなどうしようもない跳ねっ返りが大好きだ。澤村がいなくなってからその辺がちょっと寂しかったw
うん、ジャイアンツってこれでいいのよ。雑多で賑やかで、「大正義」と「必要悪」の二大看板を同等に掲げられるようなくらいでちょうどいい。ツッコミどころがなくなったらアンチの皆さんだって寂しいんだから。ね?
そして、なんであれ最後に勝って笑うのは大正義巨人軍ですよ。



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心を入れ替える とか、

生まれ変わったつもりでやり直す とか、


イチから考え方を改める とか、


そんな戯言を管理人は一切信用しない。


そんなものは嘘である。
嘘が言い過ぎならば、人間にそんな能力は備わってないと言い換えてもいい。一週間とは言わないけれど、どんなに真剣に誓った思いでも一ヵ月、半年もあればキレイさっぱり消えてなくなるよ。なんたって管理人がそうだもの。


じゃあ、中田みたいなやんちゃなヤツを矯正するにはどうするか?
答えは簡単。もっと強いヤツを上に据えればいい。その点においては原も阿部も満点だよ。言うことない。逆らえないような絶対的強者が上にいたら、そりゃあ人間自ずとおとなしくなるよ。
そういう重石が無いから人は増長するの。極めて原始的な理屈だけど、実際これ以上でもこれ以下でもないんだよ。管理人だって、今でもしょっちゅう揉め事を起こしてるけど、自分より強いヤツやめんどくさいヤツの前では剣は抜かないからな。


だから、管理人の思考は至ってシンプル。
中田の人間性がどうであれ、上に原がいれば静かになるよ。原はそれだけの圧倒的な存在だもの。その辺のボンクラ監督と一緒にしちゃいけない。
そして、そうまでして守る価値がある選手かと問われれば、管理人の答えはイエス。100%イエス。打者としてはまだ十分に魅力的だよ。中村ノリさんがあちこちで揉めて、すわクビか引退かと追い込まれながら育成選手になってまで延命したように、こんなところでこんなことで辞めちゃいけない選手。


中田、よく来た。
理屈はいいから、御託もいいから、豪快なアーチをレフトスタンドにぶっ放して周囲を黙らせてみせろ。
ただし、大型契約で来たFA選手だろうが、元メジャーリーガーの外国人選手だろうが、使えないと判断すれば簡単に干して二軍に幽閉できる12球団唯一のチームだし、主力だろうがなんだろうが勝つためには送りバントもしてもらう環境なのでそのつもりで。
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いろんな評価はあるだろうけど、管理人はしびれました。
これはなんというか小林のファインプレーにして、何かを吹っ切ったかのような開き直った神リード。

で、これくらい極端にやっていいと思うんですよ。
一芸特化というかなんというか難しいところだけど、リリーフキャッチャーという概念を定着させるならこれくらい派手にやっていい。だって見てた人がこれなら「キャッチャー代えてよかった!」って思うもの。

一応、あの場面を振り返るならば、今日のビエイラはかなり怪しかった。雨で集中力を欠いてるのか、ぬかるんだ足元にいつもの投げ方ができないのか、今日はまずいぞと管理人の顔色も変わった。
それを察知して、状況も理解して、腹を括ったスライダースライダー&スライダー。これはなかなかできないよ。サインに首振ったり云々で少しぼやけるところがあるけど、結果は小林がスライダーを求め、ビエイラがスライダーを投げ切ったということ。そして小林の活きる道はこれだよね。

こういう極端なプレーは、ジャイアンツみたいな注目度の高いチームだとなかなか見られない。うん、今日はいいもの見ました。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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まあ、こういう試合だといろんなところを拾って叩きたくなる。

あれだけエラーが出たらそりゃ負けるし、いい流れをぶった切ったのは間違いなく亀井さんだ。

その辺を敗因としてああだこうだ言いたくなるのはよくわかる。

ただ、管理人は今日一番気になったのは今村で、もっと言えば彼の起用法がとてもとても気になる。
今村をリリーフで使う意味はなんなのだろう。
ついこの前15日の中日戦は割によかった。今日は一番やっちゃいけないところで不用意に一発を食らった。これってもう、サイコロ振って半か丁かって博打の世界で、計算してマウンドに送り出すのとはとてもとても程遠い。

この辺の頼りなさと、なんというか軽く見られてしまうところがなんとも今村なんだけど、この状態なら先発に戻した方が結果も出やすいと思う。先発が余ってるならまだしも、智之はまだまだ時間がかかりそうだし、明日は直江くんが投げるような状況なんだから。第二先発といえば聞こえはいいけど、いわゆるロングリリーフ要員が今ベンチに畠、今村、桜井と3人もいる。こんなにいらんだろマジで。

なんか、春先には今日先発したヤツと2人で左腕ダブルエースとか、内海と杉内の再来とか言われてた気もするのだけどあれは気のせいだったかなあ。今村っていう駒の能力を最大限に引き出せるのは中継ぎじゃなく先発な気がするんだけどなあ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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7月某日。管理人は会社のPCの前で悪戦苦闘していた。
この日から管理人の住む区のワクチン集団接種が受け付け開始。幸か不幸か行きつけの病院など無い管理人としては、大規模な会場で行われる集団接種で受けようと目論んでいた。


会場は区内に7つだか8つだかある。家から近い会場にしようか、それとも会社から行きやすいところにしようか、始まる前はそれなりにプランを描いていた。

朝9時、受け付けスタート。会場別、15分単位(確か)の時間別で区切られた予約枠が次々に埋まっていく。
おいおい、これじゃ場所がどうとか時間がどうとかの前に、まず取れるか取れないかじゃないか。事情を察知し顔色が変わった管理人。とにかくどこでもいいからいつでもいいから予約せねばとPCに向かう。

・・・おぉ、取れたよ。
同じ区内でも割と家から遠めの会場ではあるけれどなんとか取れた。
1回目がこの日になるってことは、2回目はいつになるんだ?・・・ん?

初めから感じていた違和感の正体に気づいた。1回目を予約できたら自動的に2回目の日取りを決めてくれればいいのに、1回目は1回目、2回目は2回目とまるっきり別物として予約しなきゃいけないんだ。なんだよこれ。自動的に3週間後とかに設定して、どうしても都合の悪い人だけ変更するシステムにすればいいのになんでこんなめんどくさいことを・・・。

では気を取り直して2回目を・・・、取れない。
取れない、うん取れないね。見事に全部埋まってる。チケットでいえば全席ソールドアウトだね。
これは後からわかったことなのだけど、当たり前といえば当たり前。予約開始となった7月上旬の段階で、日程的に予約が可能だったのは当日から8月末までの期間。つまり、1回目を取る期間は7月上旬~8月末までの幅があれど、1回目から3週間を経過していないと取れない2回目のそれは7月下旬~8月末までの期間になる訳だ。こりゃあ1回目だけ取れて2回目が取れないのも起きて当然の事態。

などと冷静に分析してる場合じゃなく、1回目だけ受けて2回目を受けないってのは大丈夫なのか?根本的にまずそこだよな。
ネットで調べた限りだけどどうやらダメらしい。2ヵ月以上間隔が空くと効果が弱くなって、また1回目から受けないといけないとかなんとか(※事実かどうかは責任持ちません)。いやいやいや、そんなバカな話があるか。

困ったなあと思いながらPCに向かい直し、なんとか2回目を取れないものかと諦め悪くいろいろ見てみる。
・・・ん?PCの「F5」キー、いわゆる「最新の情報に更新」を連打してると、一瞬だけ画面表示が変わることがあるよ。会場ごとの表示で全部「空き無し」を示す「×」になってるのがタイミングによっては「〇」になる。オンラインだから、誰かがキャンセルをするとその枠が空いて、そこだけまた予約できるようになるって訳だ。きっとそうだ、そうに違いない。


そこからはもう怒涛の「F5」連打(※会社です)。
実際、管理人の読み通りで1時間に数回は「〇」表示に変わる瞬間がある。もう会場も時間も一切関係なく、それに飛び付きなんとか抑えようとするものの、管理人みたいなヤツが区内に多数いるのか一瞬のタッチの差で予約できない。そう、これはもうホントにチケット買うときと同じだよ。CSとか日本シリーズとかのチケット買うときまさにこんな感じだものw
1回目の日程から計算して3週間後以降の日取りでないと予約できないようになっていて、「よし!空き出た!・・・あー、この日だと予約できない」も何度も何度もあった。

そんなこんなで仕事そっちのけでF5を連打しまくり、気付けば15時過ぎ(仕事しろ)。
さすがに諦めた。ホントに日本シリーズのチケットが買えるならまだしも、こんな思いをして得られるのがワクチン注射ってなんだよそれ。ちょっとやってらんないよ。

一旦すべてをリセットし、他のルートで受けることを模索。幸いにして代理店になっている保険会社の職域接種で受けられることになり、区の方は1回目の予約もキャンセルした次第。
しかしまあ、このなんだかあさましくさえ感じてしまうワクチン争奪戦はなんなのだろうか。老人たちが接種し始めた頃はワクチンが余っているような報道さえ出てた気もするのだけど、あれはいったいどこに行ってしまったんだ。

そして、つい一昨日、2回目の接種を終えた管理人。
2回目については副反応を心配し、解熱剤と冷えピタをしっかり用意しておいたのだけど、拍子抜けしてしまうほど何にもなかった。歳の近い同僚は39度まで熱が出たなんて話もあったのに、驚くほどいつも通りの36度2分。体が老化してるせいかもしらんけど、まあ苦しい思いをしなくて済んだのはよかった。
ただ、打った箇所にあたる左肩は痛いね。1回目のときも4日間痛かったけど、2回目の方が更に痛いね。痛くて寝返り打つにも支障があるよ。これから接種する人は覚えておいて損なし。

なんか若年層にはこのワクチン接種自体しないのも少なからずいるみたいだし、噂じゃ来年には3回目の接種イベントがあるなんて話もある。
不満も疑問もいろいろあるけれど、打つことで重症化するリスクが減るならそれはそれでいいじゃない。管理人はいつまでもマスクをしていなきゃいけない世の中も、大声出して応援できない野球観戦にももうウンザリだから、一刻も早くワクチンが普及することを願うよ。受けない自由は認めるけれど、受けなかったヤツが受けたヤツと同じ自由は求めるな。ワクチンを打ったヤツだけ球場に入場できるみたいな状況になったとしてもそれに文句を言うな。自由ってそういうことだと思うよ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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MVP
誰かひとりMVPを挙げるとすれば甲斐だなあ。

山田、栗林、そして管理人の「誰だおまえ?」評を一変させた伊藤くん(ごめんなさい)、そしてもちろん坂本。目立った選手は何人かいたけれど、やっぱり一番は甲斐だな。
山田や坂本がある意味打って当たり前の立場なのに対し、甲斐に期待されていたのはリード面。そのリードをこなした上で、バットでも打って送っての大活躍。もう申し訳ないけど梅野はいなくていいなと思うくらいの存在感だった。

(予想外にと言ったらアレだけど)非常に盛り上がって結果も最高のものになった野球。
こうなった一番の要因は、初戦ドミニカ戦の9回裏奇跡の大逆転。あそこでなんとか勝てたことで波に乗れた。あれを落としていたら、いくら敗者復活的なチャンスの多いシステムでもこう上手くはいかなかったと思う。

もちろん直接的な関係はないのだけど、あの逆転劇は他国開催じゃ起きなかったような気がしてる。北京のときはそういう実力に加えるプラスアルファのような部分が何もないまま負けていったし、逆に今回は「地の利」のようなホーム感が常にある試合運びができた。無観客であろうとも、やっぱりこの空気感というか自国でやるメリットは多分にあった気がする。


とにかくおめでとう。
上で名前を出した活躍した選手もいるし、そうでないヤツも、いたんだかいなかったんだかわからないようなヤツもいる。でもみんなおめでとう。
北京のときがそうだったけど、世界にはまるで通用しない現実を見せられたらペナントレースに戻ってもなんだかしらけムードで応援する気になれないよね。きっと隣国の人たちはこれからその思いに苦しむことだろうけどw
日本の野球が世界一。いろいろツッコミどころはあれど、ひとまずそう言える状況に侍たちがしてくれた。それでこそ、その世界一の舞台で雌雄を決するペナントレースが映えるってもんだ。
おめでとう、そしてありがとう。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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