まあ確かにこれは思い切ったオーダーだ。
ファースト大城を解禁しただけでも一つのトピックなのだけど、それをかき消すかのように2番甲斐が目立つし、そのおかげで1番泉口とか佐々木スタメンとかはまるで霞んで頭に入ってこない。
坂本とキャベツが二軍に行った緊急事態で、なりふり構わずこういうオーダーで臨んで、それでも結果は1点しか取れない辛勝になる。これがプロのキビシイところ。
でもね、管理人はこれが2025のジャイアンツだと思う。
得点力は低い。でもその僅かな点を盤石のリレーで守るのが今年のジャイアンツ野球だと思ってる。
その観点において8回をバッサリぶった切った大勢くんは見事だったし、その大勢くんを前座にして出てくる雷丸もさすがの一言だった。うん、今年の勝ち方はこれが基本形なんだよ。
そして、そこに至る道筋を作れたのは、紛れもなく井上の好投のおかげ。
左のエースの座にまた一歩近づいたかな。
まず、初回に招いたノーアウト2塁のピンチをゼロで凌いだ時点でちょっと驚いた。その後も「なんとか抑えた」でなく、「しっかり封じた」ピッチングでの7イニング無失点。
そして、今日だけでなく井上はこれで3試合連続で安定してる。
ヒーローインタビューを見ると相変わらず「えへへ・・・」とでも言いそうな佇まいだったけど、確実に左のエースへの階段を上ってる。頼もしくなってきたなあ。なんかうれしいぞ。
管理人も久々にレフ巨の知り合いたちに会え、最初から最後までフルスロットルで応援してお疲れ気味。でも勝つと疲れもなにも関係ないね。
そして明日も観戦記。
伊織、バウアーなんかぶっ潰しちまえ。