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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。中国さん!日本への渡航自粛じゃなくどうぞ渡航禁止にしてください!今いる中国人も全てそちらへお返しします!   ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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2023年、ジャイアンツのスタメンに丸の名前が無いことが特別ではなくなってきた。

怪我をしているのかしていないのか。怪我とまで呼べないにせよ体調に問題があってのことなのか、ただ単に不調不振の結果なのか。
ベテラン選手とはこうして徐々に立ち位置を変えていくものだけど、やっぱりまだちょっとそういうセンチメンタルモードになるには早い。いや、正確に言えば早いと思いたい。

そして、今日スタメンを外れたのは怪我とか体調うんぬんじゃない。
昨日チームが大勝する中での6打数ノーヒット。これが明確な原因。
頭を冷やせなのか、少し身体を休めろなのか。いや、それならまだいいけれど、原がよく言うチームが勝つための最善策として丸よりも他の選手を選んだのならそれは少し悲しい。

球場で8番ユニを着ることも多い管理人としては、今日ようやく胸のすく思いになれた。
どうだい?丸ってすごいんだよと、まるで自分のことのように誇らしく語れる夜がきた。

丸ってなんというかアオレンジャー的で一歩引いた感じに見えることがある。チームの中心アカレンジャーは坂本や岡本で、相撲でいうと横綱じゃなく大関みたいな二番手感がある。そしてその印象はカープにいた頃から変わらない。

でもね、丸って一流じゃなく超一流なんですよ。
ヒットメイカーっぽいのに打率は280くらいだったり、ホームランも実に中距離砲の25本が平均値だったり、数字だけ見るとちょっと凄さがわかりにくいけど、この選手は間違いなく特別なスペシャルワン。
丸とは、打率、出塁率、ホームラン、打点、守備、(そして一昔前は盗塁も)オールジャンルで銀メダルを獲れる選手。金じゃなくても5個も6個も銀を獲れるなら、それはもう選手として金なんだ。

そして、自分の株がどんどん下がり続けたところで、ドカーンと劇的にストップ高の活躍ができるのも超一流の証拠。
うん、今日はうれしいな。お酒の美味しいいい夜だ。






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外国人選手ってのは、すごく活躍したとて何が保証される訳じゃない。
その翌年に少し調子を落としただけで出番は減らされるし、前年の活躍はどこへやらその年の成績だけをもって簡単にクビを切られる。
近年のジャイアンツでもビエイラ、ウィーラーなんかは、活躍した翌年に成績が奮わずあっさりといなくなってしまった。ビエイラブームもウィーラーブームも間違いなくあったけど、その僅か1年後に驚くほどドライに処理された感がある。

これは外国人選手について回るシビアな問題。
日本人選手ならもう少し長い目で見てもらえるところを、傭兵の悲しいところで一年一年が明日なき勝負になる。日本人選手と外国人選手との間には、見えない壁がしっかりと高くそびえ立っているように思う。


さて本題。
今年のジャイアンツ野手陣において、存在感がもの足りない選手が何人かいる。
陸や中島はまだ一軍で出場していないから仕方ない。彼らはこれからに期待。
ウォーカーは一軍にはいて、代打で出て活躍することも何度かあったけど、なんというか去年の存在感を10としたら今年ここまではいいとこ4か5だった。「あぁ、ウォーカーねえ・・・」みたいな扱いで、外野の布陣を考える際にも後回しだし、翔さんが怪我したこともあって交流戦のDHを考えたときにも決してその筆頭じゃなかった。

なので、今日は一つのターニングポイント。
よし!ここでウォーカーが来たかとニマニマしてしまう。外国人ならではのフェードアウト曲線に乗りかけていた男が、劇的に蘇り「ここにウォーカーあり」を内外にアピールできた。

ブリンソンが全く冴えず、この大勝劇の中ひっそりと2打席のみで交代させられたことも相まって、一気にウォーカー株が急上昇した感がある。
そうそう、ブリンソンがあまりにおかしい目立ち方をするから薄れてたけど、去年の春ズンドコ守備で話題を搔っ攫っていったのは紛れもなくウォーカーだった。
去年良くも悪くも目立ったウォーカーが、今年は良くも悪くも目立たなくなっていた中、ググッと上がってきた感あり。

この先、ウォーカーのバットに懸かるのはチーム上昇の鍵と、そして自身の来年以降の去就。
今年あと何度「ここにウォーカーあり」を示せるか。期待してるぜぃ。





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いくら管理人でも、負けた試合の映像を見返すことはそうそうない。
土日は基本仕事でなかなか試合が見られない管理人。大敗したことを知りながら、それでも今日は19時からのG+再放送を見るに至った。

なぜなら、リアルタイムで速報を追い掛けながら、なんだか今日という日が鍬原がジャイアンツで投げる最後の日になるような気がしたから。
こういう勘って割と当たる。もちろん外れたこともあるし、むしろ外れてくれた方がいいのだけれど、不幸にして的中したことが何度もある。

もしかしたらドラフト1位投手のラストダンスかな、と思いながら映像を見た。

球威がない

今日についてはそれに尽きる。
コントロールも褒められたもんじゃないけれど、とにかく球に力が無く、ハッキリ言えば棒球を投げてた。高めに外れるボールってのはギューンとコースを逸れるならまだいい。でも、今日ことごとく高めに外れた球は驚くほど弱かった。だから、少しでも打てそうなゾーンに寄るとあっさりと弾き返された。

深刻なのは、一応は二軍で仕上がったと判断されて上に上がってきたばかり、今日が久々の一軍マウンドだった事実。連投の疲れとか言い訳の効かないシチュエーションだったということ。
客観的に見ても、ラストダンスになってしまう可能性は否定できない。

鍬原という男は、まだ6年目のシーズンなのに、背番号は29→46→029→46→029→46と二度の育成落ちを含めて実に5度も変わった。
巨人のドラフト1位という重い十字架を背負って、怪我に苦しみながら歩いてきた道。ドラ1だからこの成績でも残してもらえてる反面、ドラ1だからもがき苦しんだことも想像に難くない。
だって外れ1位だろうがなんだろうが、ドラフト1位って1年に12人しかいないトッププロスペクトなんだもの。背負ったものが重い分、当人にしかわからない苦しみがあるよ。

結論が出ていないものに勝手に結論をつけるのは違うから、どうにもまとまりのない文章になってしまうけどただ一つだけ。

一度だけの人生、一瞬だけのプロ野球選手生命、悔いのないように。




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今日は半分番外編。

ドラフトでロッテに指名されて、かつあまりロッテが意中の球団ではなかった選手が判で押したように言うこと

「応援がすごい」

この「応援がすごい」は、その人がどれだけプロ野球知識があるかでいろんな意味を持つ。
ロッテファンの皆さんに言っておくと、管理人はガチの外野民。弱いと球場に行かなくなる浅いファンや、外野席でも座って観てる緩いファンが多いジャイアンツファンにおいて、割と誰にも負けないくらいうるさい外野民。なので他所の事情も少なからず知ってるつもり。

一般の人にとっての「応援がすごい」は、それそのまま声が大きいとかそういうこと。
管理人みたいな人が言うそれは、自分のところと比較して①おそろしいほど統制が取れていることと、②応援歌が独創的であること、この2つだった。

さて、本題だけれども、

なんであんなにコールばっかりになっちゃったの??

数年前から噂には聞いてた。でもコロナ禍だから単純に比較するのもなんなので話半分で聞いてた。
いざこの2023年、実際どうなのかとこの3連戦の裏テーマとして注目してたけど、やっぱコールばっかりで非常につまらなくなってた。相変わらず統制は取れてて、手拍子なり突き上げなりはピッタリ揃ってたけど、それでコールばっかりじゃなんかもう訓練じゃん?楽しいのかあれ?

ロッテさんのすごいとこって、ゲーム音楽とか洋楽とかを絶妙に取り入れて異常なほど耳に残る応援歌を作り上げて、それを全員同じユニを着て統制の取れた集団が大声で歌うことだったよ。

管理人は巨人ファンだけど、歌えるロッテ応援歌が山ほどある。サブローと福浦は新旧両バージョン歌えるし、荻野の応援歌は今も昔もNPB応援の最高傑作だと思ってる。
他にもベニー、神戸、ランビン、井口、今江。とにかく一昔前のロッテ応援歌はとっかかりが強くて耳に残りまくる名曲だらけだった。
管理人が生まれて初めてマリンに行った13年前、2階席で前方の席にいた若い女子二人組が手拍子しながら楽しそうに西岡の応援歌を歌っていた光景をハッキリ覚えてる(つーよしっ!にしおかー!)。

あんなに優れた独自の文化を作り上げたのに、なんで自分たちでそれを滅ぼそうとしてるのか。
角中の応援歌だけ声が大きくなったり、たまにかかるチャンテが異様に盛り上がってたのは決して気のせいじゃないと思うよ。
あんな軍隊の訓練みたいなコールじゃなく、せっかくの現地なんだから楽しく盛り上がって応援したいってみんな思ってるんじゃないの?オッサンはまだしも、若い女子はコールなんか何にも楽しくないと思うぞ。

数々の名曲を作って、かつプロ並みというかプロ奏者だったジントシオさんがいなくなって、今のロッテ応援団がいかなる人たちなのか知らないけど、このままだとなんぼチームが首位でも、佐々木くんブームに沸こうとマリンが空席だらけになっちゃうと思うよ。
それと、一時期はしっかり鳴りを潜めてた悪名高い牽制ブーイングは復活したのねw 今の応援団が指示して復活させたなら、なんかもうホントにセンスないなあ。そいつら野球の応援向いてないんじゃない?

なんかもったいないなあ。
上に見てた同業のリーディングカンパニーがみるみる失速して冴えなくなっていく。そんな感じに見えちゃいました。









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毎年この時期同じことを書いてる気がするけど、交流戦ってのは基本ピッチャー有利。
それは初見の対決だと圧倒的にピッチャーが有利だから。真っ直ぐの速さ、変化球の軌道、実際自分の目で見ないとわからないことが多いから。
昨日も高梨に対して、安田くんとか平沢がまるで腰が引けた空振りをしてた。あれはセリーグだとなかなか見ない無様なスイングで、ああやっぱり慣れてないと相当に打ちにくいんだなと思わされた。

さて、今日のロッテ先発メルセデス、いやベンツ。
よーく知ってるよ。
投球テンポがとんでもなく速く、それでいてコントロールもいい。
だけど速い球は無いし、コントロールがいい分ゾーンで勝負してくるから目付けがしやすい。決め球にしてくるのはスライダーが多い。
そして、何よりも典型的100球肩。序盤どんなに良くても必ず中盤で失速する。
だから、翔さんがゆったり構えたり打席に入り直したりしてリズムを崩そうとしてたのも効いてたし、球数を稼がせてどんどん100球に近づけていけばいいんだから焦ることなくこっちのペースでやれた。そして坂本のホームランは完全にスライダー狙い打ち。「勝手知りたる」ってこのことだよ。

そして澤村。
よーく知ってるよ。
まず2日3日続けていい内容のことがあまりない。昨日あんなに良かったのに今日はさっぱり、が普通にある。つまり、昨日良かったんだから確率的にはチャンスがある状況だった。
澤村の長所と短所は同じ。それはフォークが速すぎること。ストレートみたいな球速で来るフォークは落ちれば大きな武器だけど、バッターの取るタイミングとしては同じ。緩急差はまるでない。
そして、澤村のフォークは見逃せばほとんどがボールになる。球種関係なく細かいコントロールもない。
だから当然狙い球は真ん中付近のストレートになる。後は振り遅れるか速さに負けず弾き返せるかの問題。それを理想通りの形にしたのが岡本で、落ちなかったフォークが真ん中付近に来て、それをストレートのタイミングで振っても対応できたのが翔さん。

知ってるよ。よーく知ってるよ。
なんならロッテファンの人より管理人の方が彼らに関しちゃ詳しいよ。
で、巨人のバッターも彼らに詳しいんだよ。読まなくても取説を完全に熟知してるからしっかり対策できたんだよ。

昨日は澤村にやられたし今日は今日でポランコに打たれたけど、古巣に対して恩返しみたいなフォーマットのアングルで仕掛けようとすると当然こうなることもあるって話ですよ。





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原の采配、選手起用がどうとか、相も変わらずひどい中継ぎ陣がどうとか、それは二の次三の次。

この甲子園3連戦、しっかりと内容に向き合ったときに出てくる言葉は一つ。

「力負け」

どんな展開であろうと、どう組み合おうと、結局は寄り切られて負ける。
これは現段階の実力差。勢いもあるにはあるけど、どちらかといえばしっかりとやり合ってしっかりと負けた感が強い。

唯一、先発投手だけは3人とも通用したけど、それは向こうも同じ。
この交流戦直前の今の状態においては、阪神の方が一枚も二枚も上だった。

ただ、まだまだ先は長い。残り100試合近くもある。
プロ野球ファンってのは毎年記憶喪失になる人が多いようで、春からもうダメだもう決まったと大騒ぎするのだけど、山あり谷ありですんなり行くことなんかないのがペナントレース。
阪神がこのまま走り続けることなんかないし、ヤクルトだって必ず上がってくる。まだまだこれからですよ。

そして、小休止というか気持ちの切り替えにはちょうどいい交流戦がやってきた。
ここで加速するか失速するか維持するか。ジャイアンツだってチーム状態関係なく、福岡でやるホークス戦は超が付く鬼門。

交流戦が終わる頃、7月に入る頃までにある程度チームを固める。
打順、守備位置。門脇の守備はすごいけど、あれだけ打てない選手をスタメン、それもサードに置いておいていいのか。翔さんと岡本と秋広くんのポジションも流動的だし、外野に至ってはどれがベストの布陣なんだか巨人ファンでもわからない。交流戦だとDHも使えて打者のチャンスは増えるからそれも有効に使って、見極めて判断しなきゃいけないことは多い。

ローテーション。管理人激押しのグリフィン、戸郷、伊織、それと横川と松井くん。
不満はあるかもしれないけど、これは他球団から見たら贅沢な悩み。そこそこの充実ぶりだし、まだ智之がいて井上くんがいて、みんな忘れてるけどメンデスもいる。これはもうこのままであまりいじることなく完成と思っていいんじゃないかな。

そして他球団から笑いものにされてる中継ぎも勝ちパターンを作らないと。お前さん達とか言われてる場合じゃない。トレードでも先発からの配置転換でもなんでもいいんだから。
上で名前を挙げた先発候補で既に8人いるんだから何人かは後ろに回せるし、ビーディーとか髙橋とか今村とか何の役にも立ってないヤツらは中継ぎで鬼連投させるべき。ロペス?いや、アレはいいや。

いずれまだまだですよ。今は阪神どうこうよりも、やるべきことをやって体制を整える方が大事。
ねずっちよろしく「整いました!」って言えるようになったとき、この3連戦のお返しをしっかりしてやろう。ね?






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通算猛打賞ランキング

1 張本 251
2 川上 194
3 長嶋 186
4 野村 180
4 坂本 180 ←
6 福本 178

ヤバいね。ホントにすごい並びの中によく知ってる選手が混じっててなんだか現実感がない。
川上さんは言うに及ばず、ハリーやミスターの現役時代だって見たことのある人はほとんどいない。言ってみれば白黒の映像で見る過去の偉人扱いの人たち。その中にデビュー時からずっと見てきた選手がいる。ホントにヤバいね。

しかも、そう時間を要せずにミスターまでは超えそうだし、今年中とは言わんけど数年後には川上さんを超えることもあり得る。
・・・これとんでもないことだよ。長期間に渡って濃い活躍を続けられないと残らない数字だし、それを運動量が多いショートでやってきたんだから頭が下がる。
もうベテランの域になったとはいえまだ34歳。あと5年はできると思ったらなんだかちょっと感動するやら怖さを感じるやら。

今日の固め打ちで5月月間打率は69-22で319。もうすっかり坂本だ。守備も相変わらず華麗だし、春先のネガティブな空気は微塵もなくなった。
まだ今年もジャイアンツのショートストップには背番号6がいる。まだこの先もレジェンドと共に生きられる幸せを噛みしめよう。






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こういう試合を、こういう形で勝つことは、チームにとってじゃなく戸郷にとって意味がある。

そう、今年の戸郷はこうでないといけなかった。
戸郷が今駆け上がりしは巨人のエースという修羅の道。つまらないところで躓くんじゃなく、打たれても、KOされても凄さを周囲に示すくらいの存在感が求められてた。

紆余曲折を経てだけども、「巨人のエースだから」という重い重い主語を背負うのは、徐々に徐々に智之から戸郷に移ってきた。今日の9回だって、戸郷以外のピッチャーなら迷わず大勢くんに交代だもの。

戸郷のこういう姿が見たかった。また一段階段を昇ってくれたし、あと数段昇ったその先には巨人のエースだけじゃなく日本のエースという栄光が待ってる。うん、今日は文句ないな。




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管理人は土日仕事でしっかり試合を見られない。
なのでダイジェストではあるが、話題の颯くんを見た感想。

良い!

良いというか、とても特徴のあるピッチャーだと思う。
まずストレートが強い。球速どうこうじゃなく、減速しないでバッターの手元までグーンとくる。
これがいわゆる球の「伸び」。初速が速くても、打者の手元に来るまでに予想通りに減速してくればそれはたいした脅威じゃない。逆に初速は平凡な球速でも、そのままの速さでくれば打者は差し込まれる。

球が加速することも減速しないことも現実にはあり得ないけれど、この「伸び」の差がバッティングにおいては大きな大きな差になる。
この映像の中でも打者があり得ない高めのクソボールを空振りしてるのが二度映っているけど、これは球の勢いに釣られてる証拠。球が来ていることを意識したが故にバットが止まらなくなった構図。

そしてスライダーもおもしろい。
感覚的な話になるけれど、ヒョコッと浮いてクイッと逃げるように見える(いや、もちろん浮くことなんてあり得な(ry。
曲がり幅が大きくても、軌道が読めればバットコントロールで追いかけられる。
でもこういう変化だと、一度打者の目線が浮いて切れるし、予測で対応しにくい曲がり方に見える。
更にすごいのは、そのスライダーがピタッピタッと右打者のアウトコース低めに集まってた。

シンカーはもう少しじっくり見てからにしたいけど、これだけ引き出しが豊富なのも高評価。

このストレートもスライダーも狙ってやってる訳じゃない。颯くんが持って生まれた天性のもの。こういうプラスアルファの特徴を持っているかいないかがプロになれるかどうか、プロで成功するかどうかの分かれ目。なんでこんな子が育成まで残ってたんだろ?

うん、これは期待していいんじゃないかな。





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ジャイアンツ近年のお家芸、怪我した選手を育成選手にすることには賛否両論ある。
・・・いや、ほとんど「否」の意見しかないな。管理人自身もこれはハッキリ言って制度の悪用だと思ってる。人的補償対策だと言われても仕方ないし、ジャイアンツを嫌いな人たちはこういうところがイヤなんだろうなあというのも理解できてしまう。
メジャーでいうところのIL制度創設というか、長期で故障した選手の扱いはNPB全体で考えなきゃいけない課題の一つ。


話が逸れた。
で、育成から支配下へ戻ってきた選手のうち、平内と中川について。
なんというかまあ、少しでいいから試運転をさせて、本人たちに心の準備的な配慮をしてほしかった。二人ともセットアッパーとして期待されていることに異論はないけど、いきなり復帰即最前線じゃさすがに気の毒だ。

中川に至っては551日ぶりの一軍。
それまでの中川は、まるで山口鉄の再来のような活躍ぶりだったのはよく知ってるけど、少し一軍のルーティーンに慣れさせる時間を与えろよ。しかも、551日前ってコロナ禍でスタンドはガラガラ拍手パラパラの環境下な訳で、それをいきなり8回に行ってこーいじゃかわいそうだよ。

で、その中川はストレートはきてたな。球速も出てたし見るからに力のある球を投げられてた。
スライダーのキレはまだまだだったからその辺が課題。それこそ何回か投げていく中で改善しそうなもんだけども。

平内も復帰からの2試合イマイチだし、こうして打たれたり内容が悪いと本人たちも精神的に良くないよなあ。自信なくすだろうし、後ろで守ってる野手目線でもファン目線でも誰も得してない。
特に中川はみんなが待ち望んだセットアッパーの復帰なんだからさ、レールに乗るまでもうちょっと大事にいこうよ。




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菅野が報知の記者を怒鳴ったらしい。

もちろん事の真偽はわからない。

ただわかっているのは、このタイミングを狙ってリークされた話であること。

記事を見た巨人にあまり詳しくない人からすれば、なんだかよく知らないが菅野は今年働いてないらしい。記者に怒鳴ったり態度も悪いらしい、となる。
そして、その日の夜に戸郷が投げていいピッチングをしたとなれば、自ずと「巨人のエースは戸郷」という構図ができる。

繰り返すけど、菅野が記者に怒鳴ったかはわからない。
ハッキリしているのは、菅野を降ろしたい意図と戸郷を上げたい意図がどこかに存在することだけだ。
日本のマスコミなんてそんなもの。事実かどうかよりも、自分の描いたストーリーにハマるかどうかが大事で、残念だけど真面目に取り合うレベルにない。

そして、今日の本題はこの新潮の与太記事じゃなく、本人が意図するところではなかったにせよ、そうまでしてお膳立てしてもらった戸郷が不甲斐ないところ。

今年の戸郷は、こういう中盤でガタガタガタッと崩れるサマをよく見る。
前半スイスイいっても三巡目辺りで捕まり、ランナーを出すと途端に動揺しておかしくなる。
これじゃまだ「巨人のエース」の称号はやれない。江川、斎藤、桑田、上原、内海、そして菅野。歴代の名投手と並べて語るには値しない。

3月のローンデポパーク、あのWBC決勝で2イニングを無失点に抑えた経験値はどこに行ったのだろうか。あれで一皮もふた皮も剥けて、エース街道をひた走ると信じたのは管理人だけじゃなかったはずだ。

巨人のエースってのは、相対的な一番じゃない。仮にローテ投手の中で一番だとしても、誰が見ても納得する絶対的な力量があって初めて成り上がれる高み。それを山に例えるなら、今年の戸郷は去年よりも低いところにいるよ。
で、怒鳴ってても怒鳴ってなくてもどうでもいいから、菅野早よ帰ってこい。




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初めてである。
数十年の長きに渡り、延べ数千試合は巨人戦を見てる管理人が試合を見終わって持った感想

白髪が増えた気する

いや、ホントである。今年、年男で48になる管理人、幸い全くハゲてはいないものの、側頭部にはだいぶ白いものが増えてきた。
月に数回白髪染めで若作りに励んでいるものの、こんな試合を見せられた日にはなんならもう総白髪になる。それくらい疲弊するひどい試合だった。

ただただ疲れた。
1点を争う好ゲームで、フォアボール→バント→暴投→フォアボールと、相手の出来不出来がまるで関係ない独り相撲を演じる直江。
汗だくになった33球でたったのアウト2つしか取れない菊地。
なんかもう死んでもらった方がいろいろプラスになる気がしてきたロペス。
すごいよ。ここまで寄ってたかって試合を壊してくれるともう言うことないよ。

もう原でも球団幹部でもいいから明日ハローワークに行け。
【7回以降の同点、リード時】の労働条件で、【アウト一つにつき100万】の待遇で求人を出せ。
まるで漫画「ワンナウツ」の世界だけど、ホントにひどすぎるもの。だってまだ5月で残り100試合以上もあるんだよ、こんなブルペンでどうやって戦うの?

いやぁ、しんどい。はぁ・・・。







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前回、山崎が横浜相手に投げたのは4月19日のこと。
さすがに1ヵ月も経ってないスパンで再戦したら、その時の記憶は鮮やかに、球の残像は鮮明に残ってる。

前回は徹底したシュート攻撃。
インコースを突きに突いて右打者がおかしな形でスイングし、あまり普段お目にかかれないようなところに当たる自打球が二度もあった試合。

そして、それこそが今日の伏線。
そのイメージを十分に活かし、いつシュートが来るか、いつインコースに投げてくるかの心理を逆手に取ったアウトコース攻め。これは山崎よりもリードした大城の作戦勝ち。

また今日の山崎はそれがハマった。ストライクギリギリのゾーンに糸を引くようなストレートが決まり、スライダーはアウトローにスッと曲がって逃げた。
踏み込んで外の球を打ちにいきたいのに、シュートが頭にあるから思い切れない。ストライクゾーンを左右に目いっぱい広く使い、ときに相手をバカにしたようなスローカーブまで混ぜて序盤中盤はとても楽しく投げているように見えた。

繰り返すけれど、これは山崎よりも大城の狡猾さ。
真骨頂は6回裏のソト。徹底したアウトコース低めへのスライダー攻め。また同じ球か、いつインコースに来るんだ、の駆け引きが見事だった。

大城はこのところ打撃好調。好調すぎるくらいの好調。
その状態の良さがリードにも反映してると見るのは安易すぎるかな。
・・・でも、人間意外とそんなもんだったりもするよね。



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セカンドには誰を使おうか?

ショートには誰を使おうか?

誰もかれも頼りなく見え、ろくなヤツがいないと思えてしまう時もあるけど、今は誰を使おうかと駒が豊富すぎて迷ってしまう。これぞ贅沢な悩み。

坂本がしっかり復調してきたし、言うまでもなく守備は安定してる。
中山も少ないチャンスをものにしようと躍起になってるし、廣岡にも存在感が出てきた。

そこに加えて、このところ少し出番が少なかった門脇が今日猛打賞4打点の大暴れ。
尚輝は打つ方は物足りないけど、これぞ名手吉川尚輝というファインプレーが二度も出た。やっぱり守備力では頭一つ二つ抜けてる。

さあ、じゃあこの駒をどう使おうか。
守備位置だけじゃなく打順も含めて考えだすと実に悩ましい。
今日みたいに門脇をサードで使う手もあるにはあるけど、そうすると今度は岡本がファーストに回り、ジャイアンツファン希望の星秋広くんのポジションがなくなる。中田不在の今だからこそ秋広をファーストで使うチャンスであることは事実。
そうなるとやっぱりセカンドショートの2つしか席はないし、体調に不安がないなら坂本の打力は外せない。結局、残されたセカンドの座を尚輝、門脇、中山、廣岡で争う構図になる。そりゃあ、門脇が外野守備の練習始めたのも頷けるわな。

こうして一つ一つの駒が強くなって、それをどう配置しようか悩むようになるとチームに重量感が出る。絶対的レギュラーが岡本(と中田)だけで後は競争。チャンスがある代わりにライバルに代えられるのも早い。

うん、いいねいいね。
そして、ちょっとライバルに差を付けられたように感じても、山あり谷ありで半年かけてやるのがペナントレース。必ず自分が主役になる日も来るからみんな奢らず腐らず頑張れ頑張れ。



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翔さんが離脱してしまった今、ベストの打順を考えるならば
3坂本 4岡本 5丸 6ブリかウォーカー
となる。

ところがスタメンに坂本の名前が無い。
あれあれ?と思ってたら、途中出場の途中交代にも関わらずしっかりマルチ安打を記録して去っていった。気付けばもう打率は247か。さすがはジャイアンツのプリンス。

じゃあ坂本の代わりに出た中山はどうだったかといえば、こちらもしっかり2安打。
状態がいいのが見て取れたし、これならスタメンで使ったベンチの意図もよくわかる。うん、これぞ高い次元でのポジション争いだよ。

バカほど内容を見ないで「若手を使え」とか言うけど、そんな単純な話じゃないんだよな。
ベテランもいて中堅もいて、去年今年入ってきた若手もいるのがチーム組織。こうして適材適所で使い分けるのが監督の仕事だよ。一年長いんだから。
そういう意味では、翔さんの代わりで上がってきたばかりの梶谷にもファインプレーが出たし、打席の内容もよかった。廣岡を1番で起用することには賛否あるけど、1試合かそこらで宗旨替えせず、ある程度時間を与えてるのもいいよ。今日こうして結果も出たから、いずれまた控えになるとて次に廣岡を出すときにその意味も重さも変わる。
だから、まあ野手はいいと思う。一言で言えば上手く「回ってる」。

そういう流れの中だけど、今度はピッチャー、それも中継ぎがしんどくなってきた。1~2週間前、一瞬だけ上手く回ってたけど、直江も田中くんも絶対的に経験が足りない。勢いだけじゃ通用しなくなって、打たれたことで恐怖感も出て、相手からも研究分析されてきた。おまけに連戦での調整も初めてのことで、上手く状態をキープできているのかいないのか。

責める気にもならないくらい、このセットアッパー見習いの二人は若く青い。たくさん経験して修羅場をくぐって成長してほしいけど、そのために何試合も捨てられるほどチームに余裕はない。
去年の大勢くんで感覚がマヒするけど、あれは特例も特例だ。みんながみんなあれだけマウンド度胸もあって、悪い時でも投げる中でアジャストできる力があるなら苦労しない。あんなルーキーは10年に一人のレベル。


じゃあ、誰が若手をカバーできるか。
・・・いないんだよなあ。
言うまでもなく鍵谷や高梨がその立場だけど、見てりゃわかるけどちょっとしんどい。むしろその二人にセットアップが務まらないから今こういう起用になってる訳で。


二人なんて贅沢言わないから、経験豊富なキャリアがあって、7回8回の1イニングをビシッと締めてホールドを稼げるピッチャーが一人ほしい。直江と田中くんを配置換えしろって話じゃなく、セットアップなんか何人いたっていんだからさ。いわゆるブルペンリーダーがいて、背中でも成績でも若い二人を引っ張って、引っ張り上げてくれるようにならないかなあ。




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冗談みたいな試合だった。


6点ビハインドの序盤で、ブリンソンが明らかにアウトカウントを間違えたボーンヘッド。
反撃ムードがシュンとしただけでなく、なんというかこの外国人はアホなんじゃないかという空気まで蔓延してた。いや、外野スタンドで誰よりもデカい声で「アホォー!!」と叫んだのは管理人なんだけども。

ブリンソンのプレイを見ていて、身体能力の高さは窺えるけども、いわゆる野球脳を感じない。今日も守備でお見合いがあったけど、なんというかNPBのレベルだとあまり見ることの無いやらかしが散見される。

これはどう考えても負けだよなあ。ゴールデンウィークだからお客さんも帰らないけど、試合としてはもう髙橋と堀岡のバカ二人がぶっ壊した時点で終わったよなあ。なんてスタンドの巨人ファン9割が思ってた。

それがこうなる。
やらかした分を取り返して余りある4安打2ホームラン5打点。例のハマスタといい「固め打ち」スキルに◎が付いてんだなこの選手は。
特に2本目のホームランは、もうまるでマンガの世界。管理人のいた席からちょうど弾道がキレイに見えたけど、「おー!行った?行った!?・・・ワハハ、入ったよおい」で、喜びよりも笑いが先に来てしまった。

結局、派手というか大味な試合になって、大量失点をホームラン3本でひっくり返した。そういえば第二次原政権の頃ってこういう試合多かったよな。特に東京ドームだと。
それに負けず劣らずブリンソンのプレーぶりも派手。ぎっこんばったん、長所と短所が顕著に出るようなエンターテイナーぶりで、今日はヤツ一人に全て持っていかれた。

安定感には乏しく評価に困るような選手だけど、このブリンソンのいいところは仮にも数百試合メジャーで出た実績があるのに8番打者で使っても腐らないところ。そういう意味ではジャイアンツ向きでもある。
何をしでかすかわからないファンタジスタに明日も期待。


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そこに至るまで、今日はあれを書こうとか頭に留め置いたことがいくつかあったけど全部吹っ飛んだ。
状況が変わったから書かないでおこうじゃなく、何を書こうとしていたかキレイサッパリ消し飛んだ。
翔さんの応援歌のように、放物線が全てを乗せて持って行った。

だって、9回2アウトからである。
だって、打った瞬間ネット裏総立ちの強烈なバズーカ砲である。
これにしびれなかった巨人ファンはいない。

ゴールデンウィーク初日、久々にドームの動員は4万人を超え地上波放送もあった日に、これ以上ない形での逆転サヨナラ勝ち。最大のインパクトでジャイアンツが浮上する狼煙が上がった。


さあ、一気に勝ち上がる本当のゴールデンウィークにしよう。
Let’s GO GIANTS!




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例のスキャンダル以降、なんとなく堂々と坂本を応援しにくい空気ができた。
これまで何度となく浮き名を流してきたジャイアンツのプリンス坂本だけど、今回のそれは少し趣きが違った。醜聞は簡単には風化していかず、澱のようなしこりが誰の胸にも残ってた。

その最悪のタイミングで、開幕から深刻なまでの不振に陥った。
ただでも注目を集めるスター選手が、このまずいリズムで深みに嵌ったもんだから、それ今だとばかりにマスコミとアンチの餌食になった。
年齢も35歳。限界だに始まり、コンバートだトレードだ、普段ろくに野球を見ていないド素人記者の皆さんがここぞとばかりに何の根拠もない嘘記事を書き飛ばし、なんJでも格好のネタにされた。

こうなるとジャイアンツファンとしては逆にメラメラと燃えてくる。
この15年間ジャイアンツのショートを守り続け、若手から主力へ、下位や1番から主軸へ成長し、チームを牽引し続けてきたスーパースターを応援しないでどうすると半官びいきのような思いが芽生える。

門脇や中山の成長を願いながらも、それでもやっぱりジャイアンツの真ん中には坂本勇人がいてほしい。ベンチじゃなくグラウンドに背番号6がいてほしい。
そう声高に言いたい思いが喉元まできてうずうずしてた。管理人だけじゃなく、そんな巨人ファンは多かったんじゃないかと思う。

今日の打球を見るとまだ完全復調とは言えない。でも、結果が何よりの良薬になるのも事実。
ジャイアンツのプリンス坂本は、179回も猛打賞を記録し、269本のアーチをかけてきた超一流打者。このままフェードアウトしていくようなタマじゃない。おもしろおかしく叩いてたバカ共に目に物を見せてやるのはこれからだ。

うん、本人の言った意味合いとは少し異なるけど過去は過去。その通りだよ。


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♪行ーくぞ チャーンス しょーぶを 決めーろ
♪気迫の一撃でー 読売たーおせー(オー!)

阪神応援団がこれを歌うときって、「ここで決めろ!」のチャンスじゃなくて、ある程度点差に余裕ができて優位に立ったときなんだよな。
もうこれを3回裏の時点で歌われた時点で屈辱だし、もう中盤以降は何を目的に試合を見ようかと、自分を納得させる理由を探す必要があった。実に情けない。

でもまあ、1点差でサヨナラ負けでも、10点差で負けても1敗は1敗。
プロ野球は得失点差とか何も関係ないから、今日は捨て試合と割り切ればいい。山瀬も長いイニング使えたし。

・・・そう思ってたところで今村ですよ。
敗戦処理くらいサッと切り上げてほしいところで、2/3イニング6失点の大炎上。これがプロ12年目のやることか?
伊織とか代木はまだ若いから今日のとこは叩かないようにするけど、今村はそうはいかんぞ。あの流れで滅多打ちで6点取られて、交代完了すらできず降りるとかもはや万死に値する。
四面楚歌そのものの甲子園のレフトスタンドで応援してた巨人ファンに謝れ。金払ってこんな醜態を長々と見せられるとか何の罰ゲームだよ。

明日からカードも球場も変わる。これだけ負けると逆にスパッと切り替えやすいけど、今村は文京区じゃなく川崎に行け。ちょっと今日は腹が立つのを通り越して呆れちゃったぞ。








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5回裏、あれよあれよという間に5連打を食らい4点を取られた戸郷はちょっと情けなかった。
顔が上気しリズムが単調になるサマは、どう見ても甲子園の魔物に飲まれてた。
それもそのはず、戸郷が頭角を現した2020年は既にコロナ禍。声を出しての応援は禁止の環境下。
わっしょいわっしょい!読売倒せ!って、ほぼ360度からやられる異常な状況に初めて直面して、冷静を装いながらも動揺してるのがアリアリだった。

反対に冷静沈着、余裕綽々だったのは長野さん。
岩貞がサインに首を振って投げた4球目。スライダーを読み切っての一振りにベテランの味があった。これが何度も何度も修羅場をくぐり、プロの世界で実績を残し38歳まで生き残ってきた男の実力。
しびれたし、なんだかもう管理人は泣いてしまいそうだった。
長野さんをここ一番の代打で使うことにいろんな意見があるのは知っているけど、開幕3戦目のタイムリーに続き、長野さんで勝った試合がこれで2つ目だ。率は低くとも、代打として十分に機能し貢献してると言っていいよ。

ただ、この場面のベンチワークに注文が一つ。
長野さんのホームランで3点も入ったけど、状況的には1点入ればもう決定的になるような場面。
1アウト1塁3塁なら、1塁ランナーを走らせてゲッツーの無い状況を作っておくべきだった。1塁ランナーが走って、キャッチャーが投げられないもしくはピッチャーカットになるように、3塁ランナーを増田にしておくべきだった。
ゲッツーの無い状況なら長野さんも心理的にラクだし、仮に内野ゴロを打ったとしても増田の足なら得点になる可能性もかなりある。隙の無い野球ってこういうところが大事だと思うよ。

まあ、今日は長野さんに乾杯。
願わくば、今年こんな夜があと5回でも10回でも訪れますように。







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土日はなかなか試合を見られない管理人。
今季初の土曜ナイターだったので、昨日グリフィンのピッチングを初めて見た。

・・・いいね。これは当たりだね。
カットの切れ味が話題になってたのは知ってたけど、ストレートも球速表示の割には威力がある。投げ始めとバッター付近を比べてもあまり減速しないというか。

その2つの球種は、元からいい角度が付いていて左右どちらの打者でも嫌がるだろうし、途中までは同じ軌道に見えるので見分けにくいと思う。
他の引き出しを見てもチェンジアップで緩急も付けられるし、あまり投げないけど大きいカーブもある。
そして何よりいいのはコントロールが良くてフォアボールが少ない。もう少しイニングが食えればありがたいけどそう贅沢も言えないわな。トミージョン明けらしいし。

でも、間違いなくこれはいいピッチャーだ。偶然とか相手が不慣れとかじゃなく、実力でしっかり抑えてる。
チーム状態に左右されるから断言はしにくいけど、最低10勝、打線の援護があれば更に3つでも5つでも上積みできると思う。
まだ27歳だしなかなかの男前だし、勝ちを重ねていければマシソンやマイコラスみたいに人気選手になるポテンシャルもある。

うん、ええの獲ったで!
って言っていいんじゃないかな。






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試合についても言いたいことはいろいろあるよ。
これだけダブルプレー連発の「読売 春のゲッツー祭り」じゃ勝てる訳ないし、勝ってても負けてても同じ中継ぎが出てくるのもとてもとても気に入らない。

ホールドが付くような場面とビハインドじゃ、人間だからなかなか同じ心理状態じゃいけないし、何よりブルペンでいつどう準備していいんだかわからんよ。立場が人を育てるような面もあるんだから、中継ぎ陣の起用法を少し考えるべきだと思うんだけども。


でも、それより何より坂本だなあ。
スタメンに坂本の名前が無いことが特別じゃなくなってきたけど、それでもやっぱり今日の使われ方は寂しかった。季節外れの秋風が吹いてたよ。

中盤でイニングの先頭、ピッチャーのところに代打で出てそのまま守備に入らず交代。
ハッキリ言うとどうでもいい扱いだ。今までなら二軍から上がってきたばかりの若手が使われてたような役割だ。

坂本としてもこれじゃ状態の上げようがない。出たり出なかったり、出ても1打席のみじゃなかなか何かを掴むには至らないよ。
こういう起用なら一度下に落としてじっくり調整させた方がいい。打席に立たないと復調も何もないんだから、下で毎日3打席4打席打たせた方がいいよ。

なんだかんだ言っても坂本はジャイアンツの宝。絶対に必要な選手。
そして、今なんだかんだ言ってるのは巨人ファンじゃない。アンチがおもしろがってるだけだ。
この先、必ず坂本が必要になるときがくる。ペナントレースは長いもの。毎年見てればわかるけど思っているよりもずっと長い。門脇だろうが中山だろうが若手だけじゃ絶対にもたない。

若い力がへばってきたときに、そこで取って代われるベテランであるように。ここまで負けたら目先の1勝に拘る必要もないんだから、一回下に落としていいんじゃないかな。




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早く帰ってこないかなあ

と、巨人ファンが首を長くして待ち焦がれているピッチャーが二人。
一人は言うまでもなく菅野智之。そしてもう一人が今日先発の伊織。
ようやくようやく欠けていたピースが一つ戻ってきた。

いったいどうして伊織が開幕から出遅れたのかはよく知らないけど、やっぱりこのピッチャーはその辺の若手とはレベルが違う。
シュートという強力なウイニングショットがあるから、それをどこで使うか、どう見せるかきっちり理詰めで配球が組める。こと右打者相手だけに限れば、菅野や戸郷よりも優秀なピッチャーだとさえ思う。
今日、ベイスの右打者であまり見ない箇所に当たる自打球が二度もあったけど、あれこそがシュートピッチャーの真骨頂。胸元にグイと食い込んでくる球を打っても自分の体に当たるだけ。それを意識したら今度は外に逃げるスライダーが遠く見えて腰が引ける。今日の伊織の出来ならリードした大城は楽しかったと思うよ。

今こういうチーム状態だからさ、伊織もこれを積み重ねていったらローテの一番手、つまり巨人のエースになるのも夢じゃない。
もっと現実的なのはセットアッパーの座で、今日投げた田中千にせよ直江にせよ、チャンスが目の前に転がってるんだよ。ちょっと頑張れば風神雷神にもスコット鉄太朗にもなれるんだよ。
頑張っても頑張ってもアピールする場がなかったり、強大な先輩がデーンと座って蓋してる状況じゃない。若手はこの状況をラッキーと思うくらいでないと。

そして、戸郷がいて伊織がいて智之が戻ってきたら、週6人の先発のうち最低半分は形になる。
言っちゃ悪いけど、海のものとも山のものとも知れない新外国人が3人もローテにいたことが異常なんだよ。
まだまだこれから。ね?






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さすがにちょっとしんどい展開だったな。
序盤、テレビで巨人戦、スマホでマリンの山本由伸佐々木朗希が投げ合う試合を二元中継で見てたけど、途中何度かテレビとスマホを入れ替えたもの。

昨日はヒットは出るのに点が取れない。今日はヒットすら出ないでもちろん点も入らない。どっちがいいかねこれ?・・・いや、いいじゃなくてどっちがマシかって話だな。

中日さんもだいぶチーム状態が悪くて、醜聞を含めいろんな話が飛び交ってた。共に調子が上がらない同士の直接対決で完敗してちゃ救いようがない。いやはやホントに情けない。

そんな中、唯一管理人が感心したのは7回の小林のバント。
「2点ビハインドの終盤で送りバントしてどうする?」という批判は、今この状態においては違う。だって点が取れてないんだから。

野球の攻撃とは、極論すると「1イニングに2本のヒットでいかにして1点取るか」だと思う。
3本以上ヒットが出るなら、そんな相手からは点を取るのに苦労はしない。
シングルヒット2本じゃほとんど得点にはならないんだから、その隙間をどう埋めるか?
長打に期待?違う違う。長打はそうだったらラッキーくらいで考えるもんだ。
正解は言うまでもなく、フォアボールであり、盗塁エンドランの足であり、進塁打であり、バントだよね。
打「点」から打「線」にするのはそういう繋ぎの攻撃。ジャイアンツはただ打つだけで無策が目に付くチームなので、まあ結果はどうあれ意図というか工夫は見えたよ。

でね、本来そういう繋ぎ、潤滑油の役割をすべき尚輝が不振なのがかなり効いてると思うんだ。
打てなくても坂本や丸みたいに目立たないし叩かれないけど、今日も正直ひどかったし、そもそも尚輝の立場でスタメンを何度も外されてる時点でダメだよ。尚輝が2番7番あたりで点と点を繋ぐようにならないと。

まあ、今が底。下がったら後は上がるだけ。まだたった13試合。頑張れ頑張れ。











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3日間だけ東京ドームで展示されていたWBC優勝トロフィー。

これは日本人メジャーリーガー、セパ12球団全てが力を合わせて勝ち取った日本野球の誇り。







日本の野球が世界一。天晴れ!



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