今はどうだか知りません
と前置きしておいた上での話で。
内定取り消し、ってのは大きな問題。当事者にしてみれば、昨日と今日で状況が激変する大変な話。
アタクシが就活してた頃、不動産業界の中でも、分譲ディベロッパー、売買仲介、賃貸仲介、管理、ありとあらゆる会社の説明会に行き、多くの会社を受けました。
先日倒産してしまったモリモトさんも、内定取り消しで100万円支給が話題の日本綜合地所さんも、受けはしませんでしたが会社説明会に参加した会社です。
今はどうだか知りません。あくまでアタクシが就活してた頃の話です。
業界の中でも、とりわけディベロッパーさんは高待遇の代わりに仕事がハードな世界。休日返上、深夜残業が当たり前。上司からの暴力も珍しくない。それで結果が伴えば、1年目から月給50万も可能。20代にして1,000万プレイヤーもザラ。
結果が出せなくて、もしくはそういう社風が自分に合わなくて、短期で退職する人も多数。大量採用して、始めの1ヶ月で1割が辞める。1年経ったら半分以下、3年後に残ってるのは1割前後、なんて会社も珍しくありませんでした。
いや、繰り返しますが、今はどうだか知りません。あくまで昔話。労働を取り巻く環境も変わってきてますから、今はきっとそんなことはないでしょう。ただ、「噂話」でなく「昔話」。実際そういう会社にいた複数の人から聞いた話、説明会で実際に言われた話。
だから、内定取り消し者に100万も支払う会社さんなんて、ある意味とても良心的。書類1枚、電話1本で済ませる会社も多い中、誠意は感じられます。
で、何が言いたいかというと、「100万じゃ足りない」だの、団体交渉だのしてる子たちの中に、きっと給与総額が100万に満たないうちに辞める子もいると思うんだ。そういうハードな世界を「上等!」と思える子たちは、100万元手にさっさと次の仕事探すくらいのバイタリティーあると思うんですよね。違うかしら?
そういえば、新卒で入った会社は朝5時まで残業、とかやってる部署あったなぁ・・・。もちろん翌朝8時から始業ねw すごい会社だったなあ。
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