ええ、負けましたよ。ええ、悔しいですよ。
ただ、すごくいい試合でしたよ。素直にそう感じます。
巨人も必死、中日も必死。1点がすごく重い、1イニングがすごく長い一進一退の好ゲームでした。
びっくりしたのは試合前。両チームのベンチ入り選手してる選手が一人一人読み上げられ(スタメンじゃないですよ、ベンチ入りしてる全選手です)、ファールライン上に整列。知らないおばちゃんが君が代斉唱。なんというか、「やっぱり今日はすごいな、特別な日だな感」大有り。その厳かな空気を和ませたのは、始球式に出てきたポニョを歌ってる大橋のぞみちゃん。しかも意外にナイスピッチングでしたw
まあ、すごい試合でしたよ。
巨人側も、ハイライトは何度かありました。和田に押し出しを与えてまた勝ち越された後、2番手でマウンドに上がった西村。前半戦の大功労者も夏場以降は2軍暮らし。随分と久々の登板でしたが、見事に中村をホームゲッツーに仕留めました。実に立派。
8回1アウト満塁のチャンスを作り、代打高橋由伸。「24」がベンチから出てきた時点で騒然とするスタンド、1塁側は総立ちで大歓声。一番の見せ場でしたが、あえなくゲッツー。
でも、しゃあない。あれは井端がすごい。すご過ぎる。スポーツニュースで改めて見てたまげました。あそこで自分でベースに入る判断、その判断をするスピード、2塁から反転して1塁に投げる速さ、あれはすごいわw あれで負けたようなもんなんで、まあ納得。
悔しいけど明日がんばろ。阿部に続いて鈴木まで負傷して、かなり状況は厳しいんだけれど、がんばろ。今日だって紙一重の差。気持ちで負けないように頑張ろう。
・・・と締めようと思ったら吉報が!!!!
「星野WBC監督固辞」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000030-maiall-base
あらら、やっぱり正義は勝つんだねw
これはもう、ノムさんとイチローの完全勝利。出来レースを見事にひっくり返した稀有な例。
本人はやる気満々で、ナベツネや政財界に根回し万端。ただ「選ばれてなった」という既成事実が欲しいから、辞退するフリをしてみたり、明言を避けてみたりいろいろと安い小芝居を繰り返してました。で、出来レースが出来上がりかけたとこで、ノムさん&イチローの見事な正義の鉄槌。
これは非常にわかりやすい政治の世界。本人は世論を見て、時流を見て勝ち目は無いと判断し、泣く泣く辞退。出る気満々でいたくせに「前から出ないと言っていただろう」と言い訳できる状況まで揃ってます。家族の話を持ち出してくる薄っぺらさが実にこの人らしいとこですが、本音は違うところに、しかも本人の発言の中に表れてます。
「現在のこうした否定的な世論やメディアのなかでたとえやったとしても決して盛りあがることはないだろうし、またそうした支持がなかったら成功なんかするわけもない」
ね?ギリギリまで出る気でいたのに、どうやら自分に勝ち目が無さそうだから諦めた、っちゅうことを自白しちゃってるでしょ?
(さあ「原JAPAN」が現実味を帯びてきたぞ)
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