素直に気持ちよくバンザイじゃない。
それは見ていた人がよくわかるはず。

イライラしてジリジリして、ヒリヒリしてムズムズする。
チャンスを迎えるたび居ても立ってもいられなくて家の中をウロウロして、ピンチになるたびここで１点取られても次の回こっちはクリーンアップからだからとか訳の分からない言い訳を考えてみたり。

管理人も久々にハラハラドキドキした。
こういう感覚で試合を見るのが本当に久しぶりだった。
今年は早くから独走態勢になって、それはつまり一つの勝ち負けの重みが薄れることだった。仮にその試合で負けても首位は安泰。３連戦で２連勝してるから1つ負けたところで想定内。夏以降、こんな緩い空気の中で野球を見てきた気がする。

この数日、特に今日思い出した。
1つのストライク、1つのアウトがずっしり重い。大事な試合ってこういうもんだった。
打てない気しかしないし、打たれる気しかしない。１球ごとに目まぐるしく自分の気持ちもグルグル巡る。イライラジリジリしながらも面白くて仕方なかった。

それでも、今日プレイボールから１時間くらいの時間、そこには緩い空気があった。
さすがに今日は勝つだろう。何が何でも今日で優勝だろう。弛緩した雰囲気が間違いなくあった。
日本シリーズにおいて、それは微塵もなくなる。
今日ヒリヒリしながら見た空気が初めから最後まで続く。ヒリヒリの緊張感が無くなるときは、それそのまま勝ちを諦めたとき。去年がまさにそうだった。

この数日で露呈した弱さ、チームとしての脆弱さを残り1ヵ月でどう補うか。
ただ、まずは今日のところは一年の労をねぎらおう。とんでもなくイレギュラーなシーズンにおいて、これだけ独走できたのは間違いなく原の力。早い段階からシーズン全体を見て、流されることなく己の思うようにタクトを振り続けた結果。まあ格の違いとはこのことだ。
ジャイアンツの皆さん、おめでとうございます。

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とりあえず、よかったですね…。

管理人さんが、どんな風に最近の試合を観ておられたのかがよく伝わりました。

自分はというと、しばらくひどい試合が続いていたのでその間ずっとイライラしていて、情けなさやがっかり感が半端なく…。
とにかく負けて優勝、になるのだけは絶対嫌で、それを何より恐れていました…。
だから、とりあえず負けなかっただけ本当によかったなと(笑)。
ホームでの優勝にもなれたし。

ただ管理人さんも仰るように、終盤になるまでは割と順調で独走していた事でどうしても緩い感じになっていたため、日本一へ向けては、勝って決められなかったこの悔しさが逆にモチベになるのかもしれないなと、思ってみたり。
疲れや見えない重圧などもあったのでしょうが、悪い部分が全部出てましたもんね…。
ここからどうするか、ですよね。

引き分け優勝で、最初はだいぶモヤモヤしてブーブー言っていた私でしたが(笑)、それでも選手達の笑顔を見たり、振り返ってみればこの大変な年でも野球が見られて、観客も少しずつ増えて、大好きなチームの優勝まで見られたのは、本当に幸せな事だなとじんわり思えています。

原監督もどんなにか大変でしたでしょうね…
コーチ陣や裏方さんと共に選手管理やいろんな面において力を尽くして導いて下さって、感謝の気持ちでいっぱいです。
大変な時でも指揮官は常にどっしり前向きで、

道は険しくとも笑って歩こう

というような言葉をナインに贈ったり光を照らしてくれるから、信じてついて行きたくなるんですよね☆

あとはもう、勇人くんの達成と岡本くんのタイトル争いがすごく楽しみです。

あにーす☆ 2020/10/31(Sat)13:02:57 編集

>>あにーす☆さん

とにかく日本シリーズです。
管理人は８月どころか７月くらいから日本シリーズのことを考えてた気がします。
東京ドームでやれないのが残念ですが、ロッテや西武じゃなく必ずバンクと戦って勝つ。本番までに今いない戦力の中で誰が戻ってこられるか、それを気にして消化試合を見ることにします。

SSA管理人 2020/11/02(Mon)17:50:26 編集

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