坂本がいない。
大事件だ。もっとも恐れていたことが起きたと言っても過言じゃない。ずっといてくれて当たり前で、打撃でも守備でもチームの要のキャプテン坂本。他球団ファンからもその存在を羨ましがられる数少ないジャイアンツ選手の一人で、チームを家とするならばその一番太い柱が折れてしまった感がある。

そして、気が付けばいつの間にか先発スタッフは様変わりした。
ヤングマンとメルセデスがローテーション入りし、内海も投げる度にその存在感を増している。
逆に開幕ローテに名を連ねた吉川、野上は中継ぎに立場を変え、大竹と田口は一軍から姿を消した。
プロ野球とはこういうものだし、チームとはこういう生き物のようなものだけれど、３月４月と比べると投手陣スタッフは激変を遂げた。

甲子園では目立たなかったけれど、時間が経てば経つほど坂本の穴も痛感するようになる。断言しておいて間違いない。
坂本がいないジャイアンツ。この１１年間、見て見ぬフリをしてきた悪夢の仮定「坂本のいないジャイアンツ」。それが現実のものとなり、ベンチもファンも経験したことのない坂本ロスの夏を迎える。坂本がいなくても夏休みのチビッ子ファンはドームに来てくれるかな、そんな不要な心配までしたくなる。

でも、これが現実。
理想通りにはいかないのがペナントレース。だって半年もかけてやるんだもの。
構想は崩れたとしても、それでも先発ローテーションがなんとか機能しているように、坂本がいない野手陣も今いる戦力でやりくりしていくしかない。尚輝と俊太じゃ打撃が頼りないし、そこに代打を使おうもんなら交代で出てくるのは吉川大と中井だ。これから「坂本がいれば」は何度でも何度でも思うことになる。でも、この現実を受け止めて前に進むしかない。
実は管理人も理想と現実のギャップをイヤというほど味わっている。今年ようやく巨人ファンの彼女を作る夢を叶え、一緒に何度も観戦した夢も束の間、気が付けばまた一人に戻り大ダメージを受け足掻いている。胸を掻き毟るような思いで自分の至らなさを責める日々だ。

でも、繰り返すけどこれが現実。
坂本のいないジャイアンツ、彼女のいない管理人。並列したら怒られそうだけど、受け止めて前に進まなきゃいけないのは一緒。なすがままにあるがままに現実を受け止めて、そこで踏ん張って蹴り返せたらまた前に進めるかな。
管理人は坂本の代わりを務める選手、リードオフマンの長野でありショートを守る尚輝でありを見て自分の励みにする。
この夏、彼らが輝いてくれたら管理人もまた息を吹き返せるかな、なんて夢を見る熱帯夜。

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ホントに

坂本くんロスを痛感しまくる夏になりそうですね…。

戦力として痛いのは勿論、単純にものすごく淋しいです…。
それでも、「勇人の穴はみんなで埋める」という陽くんの言葉を信じようと思ってはいます…。

それにしても、途中まで拝見していて、
「あっ管理人さん、巨人ファンの彼女さんが出来たなんて素敵すぎる！お幸せになられてよかった～☆☆☆」と思っていましたのに、すでに過去形になられていたとは…。
お気持ちお察しします…。
無理はなさらず、傷が癒えるまでご自分を大事にしてあげて下さい。責めるのではなく。
そしてゆっくり前を向けたらいいですね、焦らずに…。

そういう私も、ちょっといろいろありすぎて大ピンチで。
かなり追い込まれている現在、苦しみまくっていたので管理人さんの記事が人一倍染みました…。
大好きな野球を見て、あーじゃこーじゃブーブー言える幸せを思い知っている今です。

でも長いスパンで見れば、その悲しみや苦しみも後の幸せに繋がっているかもしれませんしね。
今は到底思えなくても。
今はまだ…。

私の場合は、宇佐見くんが打撃でも活躍出来たり、戦力として必要だと思われる存在になってくれたら…元気出るかなぁ(笑)。

あにーす☆ 2018/07/19(Thu)22:54:27 編集

>>あにーす★さん

コメント返しできるほど余裕がありません。
あにーす☆さんもご自愛ください。
管理人の心配じゃなくジャイアンツの心配をしてください。今日の負けは１０敗分の重さです。

SSA管理人 2018/07/20(Fri)23:06:14 編集

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