「おまえの金儲けにはもう10年前からウンザリしてる!」
「おまえ「紳助」って呼ばれて「ナンボ?」って返事したことあったやろ」
ビールを吹き出した人が数万人いたであろう、さんま師匠の神ツッコミ。
しかし、さんちゃんの華はハンパない。出てきた瞬間から画の雰囲気が変わる。
以前
ここで書いたように紳助も大好きな私ですが、さすがに最近のヘキサゴンゴリ押しには食傷気味。昨日の26時間テレビも見るに堪えない退屈な出来でした。
さんちゃんは、その淀んだ空気、弛んだ空気を登場するだけで一変させました。やっぱすごいよこの人。
さんま「紳助、おまえも誰か好きな女優さんとかアイドルとかおらんの?例えば、やれ浜崎あゆみだ、大塚愛だ、こうだ(チラッと中居を見て)・・・晋とか」
中居「なんで今ボクの方見たんですか」
さんま「(女優やアイドルと)仕事一緒にならへんもん。会う機会が無い」
紳助「自分の番組に呼んだらええやん」
さんま「おまえそんなことばっかしてんの?」
普段、意図的に距離を置いてるお笑い2大巨頭の絡みとあって、かなり楽しみにしてましたが、期待を裏切らない出来でした。
3時間もの長丁場でしたが、まったくトーンダウンしない抱腹絶倒のマシンガントーク。しっかり全部見たんでえらい寝不足ですw
さんちゃんに力負けした感がありありの紳助ですが、そもそもさんちゃんとあれだけやり合える人が他にいません。昨日のさんちゃんは、「普通の人」でなく「普通の芸人」が付いていけないレベル。そして、さんちゃんをそうさせたのも、きっと相手が紳助だったからこそ。(たぶん紳助にしてみれば、まず自分がいじられること自体えらく久々だったんではないでしょうか?彼の番組は子分と手下だらけで、彼と対等に絡める人材は皆無です)
で、すごく思いましたが、同期で互いを認め合ってる同士だからこそ開けられる引き出しってのがありますね。二人ともえらく楽しそうでした。54と53のオッサン二人が、深夜2時過ぎに「チ○コは花粉症になるか」で激論できるのは素敵ですw
この「竜虎決戦」のさなか、なぜか今年も出てきた殿に敬服。殿、さんちゃん大好きなんだなw
さんちゃんは自由自在に殿をいじれる唯一の人。一方、紳助は見ての通り、顔が引き攣ってます。「どう接していいか分からない」ってのが本音でしょう。ひょうきん族時代、主役と端役だった訳ですし。それに、政治評論と映画監督は、たけしが成功して紳助が失敗した分野。ホントにどの角度から接していいのか分からないんでしょう。この辺にもさんちゃんと紳助の差が表れてるように思いますが。
で、火薬田ドンさん、来年もぜひw
(人を指さすなっ!)
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