さてさて、シーズンも大詰め。
今まで取り上げていない選手についても書いておこうか。

その第一弾は今日から復帰したクルーズ。
ここまでの成績は、７３試合　打率２５２　１１本　３６打点
・・・うん。まあ、こんなもんだよな。試合数が少なすぎるのは問題だけど、過去２年ロッテで築いてきた成績そのまんまのライン。何を求めてあんな高額な年俸を出したのか知らんけど、まあクルーズの打撃成績なんてこんなもんだよな。

だけど、やっぱり期待感はある。
それが今日のスタメンを見て感じた率直な感想。辻や山本、脇谷、寺内といったあたりはもとより、本当は併用するはずだった片岡と比べても存在感はある。
今日も非常によかったんでないかな？結果が出たのは第一打席の１安打のみだったけど、状態はかなりいいように見えた。

そして、クルーズという選手を象徴するのが守備。
上手い。だけど粗い。結果的に信頼していいんだか悪いんだかわからないのがクルーズの守備。
守備範囲は片岡より劣る。だけど、いわゆる「魅せる守備」をできるのがクルーズの武器。
先日、叩かれに叩かれた、前進守備なのにバックホームじゃなくゲッツーを狙いにいったプレーも、バックハンドトスなんていう器用な真似ができてしまうからこそ起きたこと。日本人の内野手じゃまずあのプレーは不可能。

奇跡的なトスをしてみたり、飛び込んで倒れたまま華麗にスローイングをしてみたり、鮮やかなプレーも頻繁に飛び出す。実に「画になる」選手。
だけど、なんでもない球をファンブルしてみたり、明らかに適当に捌いてやらかしたエラーも垣間見える。トータルで見ると７０点になる選手なんだろうなあと思う。

７０点の選手ってのは二通りあって、なんでもソツなくこなして、その代わり秀でるものがない７０点もいる。クルーズの場合はそれの真逆で、１００点もあれば５０点もあって、それが総じて７０点になるタイプ。だから非常に評価に困る。
守備範囲も「狭い中で上手い」って表現が一番妥当な気もするけど、クルーズがダイビングしてヒット性の打球をアウトにした記憶も一度や二度じゃない。「ムラっ気」ってことになるのかもしれないけど、褒めてもケチが付くし、けなしても反論があるタイプの選手。

だから、結論的には今の７番あたりで打たせて、期待してるようでしてないような起用がいいんだろうなと。来年も辻や山本と併用して、彼らの成長と上手くシンクロさせていくような役割になってくれればベストなんじゃなかろうか。違うかな？

　　／⌒ヽ　片岡をどうしよう(切実)・・・
　く/･〝　⌒ヽ
　 |　3　(∪￣]
　く､･〟 (∩￣]
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クルーズに

関しては本当に仰る通り、評価に困る選手ですね～。
すごいけど、粗い部分も目立つ。
でも管理人さんが言われているような形がベストなのだろうなと私も思います。

それにしても…菅野くんは一体どうしてしまったのでしょうか。
なんかずっとおかしい。
簡単に失点するパターンになっていて不安です。
こんなんでは2桁勝利どころかCSだってボコボコにされてしまいますよ…(T-T)。修正出来ないのかな…。

ただ、ギャレットの調子が上がって来ているようなのは嬉しいです。今日もありがとう。
守備とかありますが、どうしても応援したくなる選手なので…。

でもなんかもう近頃は、日ハム×ホークス戦の熱い頂上決戦を見ている方が楽しいです…。
来季はうちもあんな風に戦いたいですけどね…。

あにーす☆ 2016/09/22(Thu)16:32:47 編集

>>あにーす☆さん

春先の智之は、力感のあまり無いキレイなフォームからズンッと強い球が飛び出してくる感じでした。
今G＋で再放送見てますが、序盤は投げた後に身体がぶわっと広がったり、「フンッ！」と息使いが聞こえてくるように力んでたりです。
中盤になると、今度は球を置きにいく姿が見られるようになりました。荒木に打たれたのなんかまさにそれ。
そして、ホントに身体が重そう。シーズン通して投げてきたんで仕方ないですが、身体が思うように動かないから力で抑えにかかったり、小手先でコントロールを付けようとしてるように見えます。

SSA管理人 2016/09/23(Fri)00:28:30 編集

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