ヤクルトさん、おたくらに投手の記録は似合わんよ。
打線はものすごいし、今日のオーダーにバレとミレッジが加わるかと思うと頭痛もするけれど、間違っても投手力のチームじゃない。また飛ばなくなったボールも多分に影響したんだろうけど、それにしたってここまでがちょっと出来過ぎだよな。その幻想を粉々に破壊するような試合、それもこっちが打ち崩したんじゃなくヤクルトさん自ら粉砕するような試合だったけど、変な記録が止まって逆にホッと安心してるのがヤクルトファンだよな。違うかい?
さてさて、なんか問題児二人は延命した感じだよな。
村田は今日久々のマルチ安打だったし、村田ばっかり言われる中、気が付いたら坂本も長野も村田とどっこいどっこいの成績になってた。管理人は正直火曜日以降スタメンを外すだろうと踏んでたけど、昨日今日でちょっと状況変化。打順は下位だろうけどまだスタメンは続くかな。一応、強い当たりも出てきたんだけど、身体が開いた状態で打ってるから上体の力だけの強さで、ヤツ本来の打球が出てくるにはまだかかりそうな気がしてるけどね。
あとセペダも今日のフォアボールは貢献度大。なんだかんだで21打席立って5つフォアボール取ってんだよな。阿部がその3倍近い58打席で同じフォア5つだから、やっぱり選球眼はあるってことなんだよな。あんまりピンと来ないのも本音だけどw
ただセペダの場合はあくまで期限付き。アンちゃんが戻るのが早いか新外国人が来るのかが早いかわからんけど、周りの状況に左右される立場なことに変わりは無い。回の先頭で代打に出してフォア選んでくれて代走尚広みたいな使い方ができれば活きるだろうけど。
で、その問題児二人を抱えて4連敗も3連敗も味わった序盤だったけど、一回りしてみたら7勝8敗の借金1。数字よりも実態はもっと悪かったと思ってるし、マスコミの煽りもあってもっと負けた気もしてたからまあなんとか御の字。よく凌いだって感じかな。この僅か15試合の中で阿部キャッチャー復帰の衝撃的ニュースに始まりいろいろあったけど、高木、戸根、田口といったニューヒーローも期待以上に頭角を表してきた。ネガティブな要素ばかりじゃないさ。
それにな、この一回りってのは各球団と全て当たったって他にもう一つ意味がある。全143試合において一回りの15試合は約1割。まだ全体の10%が終わっただけってことなんだ。「もう1割」よりか「まだ1割」の方がしっくり来るだろ?マラソンでいえばまだ5キロ地点。この段階で優勝争いがなんのと言いだすこと自体がナンセンス。ベイスさんと中日さんは騒げる時に騒いでおけばいい。今しか騒げないんだから。タイミングまでは断言できないけど、いずれ虎も鯉も上がってくるよ。オリックスくらい大怪我すれば話は別だけど、まだ2チームとも怪我したうちにも入らない。
まだまだこれから。じっくりゆっくり楽しむペナントレース。お楽しみはこれからですよ。
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