いよいよ明日から日本シリーズ開幕です。
巨人―西武の日本シリーズといえば、80年代プロ野球を代表する名勝負の一つ。子供の頃から巨人ファンの私にとって、西武は目の上のたんこぶであり、本当に憎たらしい存在でしたw
ただ、それも94年の初勝利、02年原政権初年度の完全スウィープで払拭済み。「クロマティの緩慢な返球を突いて、辻が激走ホームイン」なんてのはもう隔世の感ありです。
今年の交流戦は、西武の3勝1敗。ただ交流戦4年間の通算成績は巨人の11勝9敗。長打力のあるチーム同士、戦力は拮抗してます。西武は投打共に若手が主力のチームだけに、一度勢いづかせてしまうと非常にやっかい。それこそが短期決戦の怖いところです。
先発してくる投手陣は、巨人は間違いなく上原、グラシン、内海、高橋尚。西武はたぶん涌井、岸、帆足、石井一。
東京ドームで2戦したあと、一日置いて西武ドームに移動の日程ですから、右投手と左投手をそれぞれ散らしてローテーションを組むものと思われます。
ですから、きっと
巨人 上原→内海(高橋)→グラシン→高橋(内海)
西武 涌井→帆足(石井)→岸→石井(帆足)
ではないかなと。
(ちなみに、石井は巨人キラーと言われてますが、巨人戦の通算成績は21勝21敗です。別に苦手じゃないっす)
西武打線でイヤなのは、なんといっても1、2、3番の上位打線。中でも特に栗山です。片岡は非常にいいリードオフマンですが、強いチームはどこでも彼のような1番打者を抱えてます。その片岡を、実体以上に大きく見せているのが栗山の存在。(2番で打点72ってなんだよこれw )この2人に引っかき回されると、足が地に付かないうちに中島に回り、気が付いたら大量失点のパターンに陥ります。ここをどう封じられるかが大きなカギです。
一週間も間隔が空いた上に、その間WBC監督問題なんかもあったりして、なんだか緊張感も途絶えがち。
ただ、メークレジェンドも、因縁のCS制覇も、すべてはこの時のために。
ここで勝ってこその
「奪回」。
悲願成就まであと4勝。
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